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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第75章YouTube動画>3本 ニコニコ動画>1本


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1 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 22:49:32.51 ID:1qcNaxg0
ハイテク兵器 vs 剣と魔法。
内容はガイドラインを参照。

・sage厳守。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は50レスに1回。
・嵐、煽り、気に食わないコテは徹底放置。自然現象として脳内あぼーんしましょう。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。
・気に食わないレスを、気に食わないコテハンまたは気に食わない人間のものと根拠無く認定するなかれ。
 ループ禁止。対策としての『萌え』などには書き手も読み手も極端な反応をしないこと。
 そんなことより海産物の話でもしよーぜ。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁( ・∀・)つ=■彡☆))`Д´)されます。

前スレ
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第74章
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1351193900/l50


保存庫
http://www26.atwiki.jp/jfsdf/
http://pixus.iinaa.net/jfs.htm

分家
http://jbbs.livedoor.jp/movie/4152/fjieitai.html


2 :創る名無しに見る名無し:2012/08/14(火) 11:26:03.07 ID:4RcBXbQ4
新暫定ガイドライン
0. 現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。住人が不快に思う事は避ける。
1. 投下してくれる作者は神。批評はいいが節度を持ってやること。
2. 「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であること。
3. 自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
  核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
  現代科学と作中の設定で説明できる場合にはこの限りではない。
4. 軍事力の背景となる社会構造、政治・戦略・作戦・戦術・戦闘に関してはある程度しっかり設定しておくのが好ましい。
作中の設定で説明できないものは避けること。
5. F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来るが、「超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。
  基本的には自衛隊・近代兵器マンセーの方が好まれる。
  また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。
6. ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。
  自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
7. 萌えだけ、エロだけ、グロだけを目的とした作品は、このスレ以外のしかるべき板やスレに書き込むこと。
8. スレ外の該当作品にかんする批評などの雑談は、ほどほどに。
9. 次スレは>>980か480KBを踏んだ方が立ててください。

2 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 22:50:15.43 ID:1qcNaxg0
■今までこのスレで討議された議題

・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・F世界での日本経済再生と交易について
・ドラゴン…契約方法と空軍戦力としての有効性を考える
・自衛隊的ダンジョン攻略法
・対人地雷と魔法の罠。
・F世界における神の影響力について。
・F世界的陣地攻略法
・熊に見るモンスターの手強さ
・巨大昆虫対策〜界面活性剤から核弾頭まで
・決闘における非致死性制圧法(殺さずにいたぶる百の方法)
・F世界の街道、交通路における運搬手段が道に与える負担うんぬん
・銃弾を受け付けない素材を武具の材料に用いれるか
・マクロ経済を考慮すべきか
・後世の倫理や常識/後知恵で過去を断罪しても赦されるか

3 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 22:50:57.62 ID:1qcNaxg0
■さんざんガイシュツの話題
・シーレーン確保における脅威の排除(海賊、海の怪物対策)
・日本が傭兵を雇用することは可能か?
・萌えは是か否か。
・議論は是か否か。
・魔法・怪物の設定(最終的には作者に一存という結論)
・補給が断たれた場合、弾薬を何とか確保可能か?不可能な場合はどうなるか?
・球形以外の世界。
・食糧対策・餓死者の局限−魔物を喰らうモノ−
・在日外国人・異世界住人対策。政治思想の殴り合いは勘弁
・資源・エネルギー問題。
・外交方針について。
・人間と亜人の共生について。

ガイシュツだが、再考察とかは特に禁止されてない
SFは禁止だと言うことです

4 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 22:51:56.62 ID:1qcNaxg0
関連サイト
「帝國召喚」(作:くろべえ/分家皇軍スレ)
http://www.geocities.jp/wrb429kmf065/index.html

「輸送戦記」(作:Call50/本家)
http://homepage2.nifty.com/Call50/

分家まとめサイト
http://www.geocities.jp/wimsigma/

SSの書き方
http://www6.plala.or.jp/Action/taidan01.html
http://www6.plala.or.jp/Action/taidan02.html

5 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 22:52:38.77 ID:1qcNaxg0
過去スレ
創作発表板
74 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1351193900/
72 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1344911105/
72 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1337702041/
71 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1326519134/
70 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1318261509/
69 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1280728791/
68 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1261921219/
67 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1254132077/
66 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1247917732/
65 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1242886494/
64 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1235983300/
63 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/
軍事板
63 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1220300122/
62 http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1214912385/
61 http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1210853200/
60 http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1206945872/
59 http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1200068856/
58 http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1187502563/
57 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1181167154/
56 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1177836560/
55 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1173715591/
54 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1171625885/
53 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1170750554/
52 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1166436294/
51 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1163066160/
50 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1161084208/
49 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1160188326/
48 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1157263954/
47 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1153579549/
46 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/
45 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1145708454/
44 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1141803533/
43 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1138537013/

42以前は保存庫参照

6 :創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 23:08:05.79 ID:6Cy0ddYa
>>1スレ立て乙
ワシも膝に矢が刺さらなかったらホスト規制なんぞに(ry

7 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 15:10:46.92 ID:5ZVpo9mQ
>>1
ワシも対空砲火で足が吹き飛ばなければソ連なんぞに(ry

8 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 16:08:52.04 ID:Wq3wLU3n
>>1
ワシも佐藤が独断で退却しなければ英軍なんぞに(ry

9 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 18:08:56.68 ID:9k7tmInv
>>1
スレ立て乙です。
すみません。ネタに続けません。

代わりに九時には投下したいと思います。

10 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 21:30:41.11 ID:YTxv+2jE
へっ、その作品を待ってるヤツらがいるんだろ?
ここは俺に任せて先に行きな!

11 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 21:35:28.67 ID:P5VmvRQx
増援部隊の先頭は後三キロ地点まで到達している。
何としてもあと30分持ち堪えてくれ。

12 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:14:51.72 ID:fsPk6Jps
漸く、書き上がりました。投下します。

13 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:17:16.02 ID:AGkKPvqL
 眼前で繰り広げられた惨劇に対し、『はやぶさ』艇長の対応は素早かった。
 呆然とする周囲をよそに、彼は情報を集め、脅威評価を下していた。
 対空目標。サイズと速度はヘリ程度。我に友好的では無い可能性が高い。火力は本艇に脅威足り得る。
 彼は命令を下した。

「対空戦闘用意」
 
 隣では、商人然とした異世界の男が、腰を抜かしそうになっている。指輪を通した彼の言葉は「まさか、こんな所まで……」「一体どうしたら」という呟きであった。〈魔法〉とやらは、男の茫然自失な様子まで正確に伝えていた。
 男の狼狽ぶりは、信じられない事態に遭遇した常人の反応としては、概ね平均的なものであった。
 
 だが、命令を受けた自衛官達は、弾かれたかの様に行動を開始していた。警報が鳴らされ、LM500-G07ガスタービンエンジンが全速力に備え唸りを上げる。レーダー員が探知目標に番号を付与する。数十秒後、艇は戦闘態勢を整えた。
 訓練でできないことは、実戦では絶対にできない。訓練は実戦の如く。実戦は訓練の如くだ。
 部下の動きを見ながら、艇長は昔仕えた艦長の言葉を思い出した。今のところ、自分が鍛えた『はやぶさ』は満足すべき練度を発揮している。
 
「ガレー船、さらに一隻被弾! 炎上中!」
 行き足を止めていたものから叩かれている様だった。足を折られたミズスマシの様な、無残な有り様を晒している。無事な船は五隻まで減少し、必死に回避運動を続けていた。打ち上げられる矢の勢いは、乗員の動揺を表すかのように貧弱で、何の効果も無い。

「目標機数3。更に後方に1機、旋回中」

 レーダー員の報告を聞きながら、鮮やかな青空に目を凝らす。双眼鏡では視界が狭まり追いきれないためだ。艇長の目には、目標は航空機でもヘリでも無い様に見えた。それは、奇怪な生物に見えた。

「……蛇? 火を吐く蛇がいるのか?」
「あれは、有翼蛇です。マルノーヴ各地に生息する魔獣。しかし、ああまで見事に使役されたところを、わたくしは見たことがありません」
 リューリが、真っ青な顔色ながら気丈にも、艇長に説明した。

「使役? 操られていると?」
 艇長が訊ねた。リューリが、天井を見上げながら答えた。
「有翼蛇は、人に馴れません。ですが、『魔獣遣い』は術によって使役すると聞きます。帝國軍はあの様な魔獣を軍に用いているのです」
 重い口調で語った彼は、艇長の目を見つめ、切り出した。 船長殿。願わくばわたくしとカサード殿にボートをお貸しくださいませんか?」
 傍らには、憤怒と焦燥に髪を逆立てたアイディン・カサードが拳を握りしめ立っていた。眦はつり上がり、苦戦する配下達を見つめている。

「……あなた方は本艇の大切な客人だ。お貸ししたとして、どうされるお積もりか?」

 艇長の言葉に、カサードは態度で答えた。炎上するガレー船を指差し、反対の手で目の前の壁を力一杯殴打した。金属を叩く硬い音がブリッジに響く。乗員達が驚いた表情を見せた。艇長とレーダー員だけは顔色を変えなかった。
 リューリが、カサードの代わりに言った。
「海将カサードは、部下と共に在ることを望んでいます。しかし、異国の方である貴船に参戦の名分はありません。ボートをお貸し頂ければ、我等は配下の軍船に漕ぎ寄せ、指揮を執る所存です」
「リルッカさんは、使節団の団長でしょう? あなたまで行く必要が?」
 艇長はリューリを気遣った。指揮官が戻ったとして、ガレー船が自在に空を駆ける有翼蛇に勝てるとは思えなかった。
 リューリはにこりと笑った。

「わたくしは南暝同盟会議に連なる者。敵たる帝國軍により味方が窮地に在りし時にただ黙って見ている様では、わたくしの幹も根も腐ってしまいます。拙い精霊魔法でも何かの役に立ちましょう」

 大した口上だった。だが艇長は、リューリの足が震えているのを見逃さなかった。カサードが今にも海に飛び込んでしまいそうな様子であることにも、共感を覚えた。彼は部下を案じている。
 艇長は、その身の内で血が沸く音を、はっきりと聴いた。

「お二方の御覚悟、了解しました。暫し待たれたい──通信!」
 そう言って艇長は、通信員の手から無線の送話器をひったくった。だが、同時にスピーカーから声が聞こえた。

14 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 22:17:58.12 ID:+tmyRuQA
石動よ、別に投下を待っていても構わんのだろう?

15 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:18:43.91 ID:AGkKPvqL
『群司令より、各艇長。意見はあるか?』
 艇長は機先を制された形になった。群司令の問い掛けに、無線からは各艇長の返答が次々と聞こえてきた。

『「わかたか」艇長、戦闘行為を制止すべきと考える』

 血の気の多さで知られる『わかたか』艇長が、戦闘への介入を進言した。きっと狭いブリッジの中を熊の様にウロウロしているだろう。

『こちら「くまたか」。現状は、武器使用要件を満たさない。戦闘停止を呼びかけつつ、部隊の保全に努めるべきと考えます』
 
 『くまたか』艇長の冷静な声が聞こえた。治安出動下令前に行う情報収集として派遣された彼らは、武器使用に制限があった。改正自衛隊法第92条の5は、対象を「自己又は自己の管理の下に入った者」に広げたものの、危害要件を『正当防衛』『緊急避難』に限っている。

『「うみたか」艇長。被攻撃船の乗員は、「日本人」の可能性がある。救援を進言する』

 奇妙な事だが、『門』を越えたこの世界は、法律上日本国内らしい土地として扱われていた。政府は『南暝同盟会議』を主権国家であると確認するまでの間、あくまで国内における活動として自衛隊を運用するつもりであった。
 そのため、眼前で戦うガレー船の乗員は、『未発見の』日本人の可能性がある。『うみたか』艇長はそう言っていた。

「こちら『はやぶさ』艇長。ガレー船乗員は、『南暝同盟会議』所属との情報を得た。本艇これより近接し、難船者救助を実施したい」
 無線のやり取りに唖然とするリューリ達を尻目に、『はやぶさ』艇長は進言した。内心、無茶かなと思っている。救助のために近付けばまず攻撃を受ける。それは、様々な問題をクリアするが、更に多くの問題を生み出すだろう。
 日本国として、それを許容出来るのか? その判断を現場がしても良いのか?

 無線は約十秒、沈黙した。

『群司令了解。「はやぶさ」は、ガレー船に近接し、難船者の救助に当たれ。「うみたか」は「はやぶさ」を援護せよ。「くまたか」「わかたか」は「門」を確保せよ』

 群司令の声はやけに明るかった。ミサイル艇を指揮する指揮官達は、その兵器特性からか即断即決を重視する傾向があると思われている。群司令もその例に当てはまるようだ。

『「はやぶさ」了解』

 艇長は、自分の声も明るくなっている事に気付き、内心で苦笑いした。だが、手には既にじっとりと汗をかいている。今からは、命のやりとりになる。そう思うと、膝が笑いそうだった。
 
「船長殿! 早く我らを降ろしてください!」
 じれた様子でリューリが言った。艇長は、彼に答えた。
「リルッカさん、カサードさん。ボートはお貸しできません。本艇これより貴船団の救助に向かいます」
「無茶です! 危険すぎます! 船では火球を回避できません。いくら鉄船と言えども……」
「──我、強要! 降りる!」

 この船では不可能だと言い募る異世界の住人に対し、艇長は胸を張った。

「リルッカさん、本艇の名前を覚えていますか?」
「……『はやぶさ』です」
「そう、『隼』です。今から、我ら四艇が猛禽の名を名乗るその理由を、御覧にいれましょう」

 艇長は爽やかに笑いながら、リューリの細い身体をレカロ社製シートに押し込んだ。手早くベルトを締める。そうしてから正面を向く。彼は大きく息を吸い、命令を発した。

「本艇は只今から救助活動のため、ガレー船に近接する! 第二戦速!」

 タービンが一段甲高い音で、ブリッジの空気を震わせる。艇尾が激しく泡立ち、『はやぶさ』は満載240トンの船体を力強く前進させ始めた。

16 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:19:40.10 ID:AGkKPvqL
 太陽が中天に昇る頃、南暝同盟会議水軍初の対空戦闘は、早くも破局を迎えようとしていた。
 快速を誇った旗艦『バンガコルマ』号だが、既に至近に二発の火球を食らい、漕ぎ手に被害が出ていた。
 いくら漕ぎ手に屈強な漢達(その中には人族以外の者を含んでいる)を揃えているとはいえ、四半刻余りも全力で漕ぎ続けていては、疲労の色が隠せない。
「頭ァ、もういけませんや。次は避けられそうにありやせん」
 掌漕手長がふさふさした耳を情けなく垂れ下げ、泣き言を漏らした。彼は配下の二割を失っている。
「莫迦野郎、簡単に諦めるな。帝國の蜥蜴どもに笑われるぞ!」
「ですが……」


 艦長は船首楼に仁王立ちになり、汗にまみれた赤黒い顔を左右に巡らせた。彼の視界の中で、艦隊の陣形はとうに崩され、各艦がてんでバラバラに海上をのたうっていた。
 八隻のガレーの内三隻が炎上し、『バンガコルマ』号を含め三隻が損害を受けている。海上には、砕かれた櫂や焼け焦げた船材、そして黒い塊──先程まで人間だったものが無数に漂っている。艦長は唇を噛んだ。無様な有り様だった。
 有翼蛇は鏃の様な編隊を組み、一旦空高く昇り始めていた。矢は気を逸らす事すら出来ていない。
 畜生、太陽を背にしやがった。艦長は目を細めたが、蛇は直に見えなくなった。
 彼らの戦備えは、空を駆ける敵に対して全くの無力を晒している。敵船への斬り込みに無類の威力を発揮した曲刀も銛も、炮烙や弩ですら役に立たない。
 まるで、鮫に蹴散らされる小魚の群れの様であった。有翼蛇があとどれだけ火球を吐くことが出来るのか分からないが、少なくとも先に力尽きるのは此方である。
 艦長は決して諦めてはいなかったが、切ることの出来る手札は尽きようとしていた。
 その時、船尾楼から声が上がった。

「灰色船、動き出した──何だぁ!?」
「頭ァ! 見てくだせぇ。信じられねぇ……」

 配下の狼狽した報告を受けて、艦長は戦闘開始後初めて灰色船の存在を思い出した。それまでは、無力な存在だと半ば無視していたのだ。
 あの得体の知れない船にはカサード提督が乗船している。我等が此処で敗れたとしても、提督だけは無事逃がさねば。しかし、見張り共は何を見てそんなに慌てているんだ。彼は灰色船を見た。
 次の瞬間、彼は自分の見たものに対し、配下と全く同じ態度を示す事になった。

「……何をどうやったら、あんな速さで走れるんだ?」

17 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:20:26.43 ID:AGkKPvqL
 船は海上を滑るように進む。鉄の船体は小刻みな揺れをリューリに伝えていた。それは彼の知らない揺れだった。
 彼の知る船というものは、風が強く吹けば煽られ、弱ければ行き脚を失い、潮とうねりの前に力無く押し戻される様な、真にか弱い存在だった。船長たる者は常に風と波を見極め、逆らわず利用する事に心を砕いた。
 それを巧みに為す者が、練達の船乗りとされた。

 でも、異界の船は違う。
 彼等は海をねじ伏せ、自らの力で迅く走る。風もうねりも切り裂いて真っ直ぐに進む。
 リューリはすっぽりと身体を包むような心地の、不思議な椅子に身体を預けながら、その速さに心を奪われていた。
 左右の景色が飛ぶように流れ、ガレーがあっという間に大きくなった。

「船長殿! はやい! はやいです! 何なのですかこの船は!」

 本当に船なのだろうか? リューリは興奮して叫んだ。

「海上自衛隊ミサイル艇『はやぶさ』、我が国で一番の韋駄天です。お気に召した様ですな」
 リューリの興奮を露わにした態度に、艇長も満更では無い様子だ。
「真艦首のガレー船まで2000ヤード」
「取舵。140度宜候」
「とぉーりかぁーじ」
 艇長の指示で、『はやぶさ』は左へと舵をとった。艇体が僅かに右に傾く。
「戻せ、舵中央」
 左に針路を向けた『はやぶさ』は、ガレー船を右舷に見つつ、前を横切ろうとしていた。
「もどーせー、舵中央。宜候140度」
「目標、180度5000ヤード。ガレー船に突っ込んでくる」
 南から太陽を背に、有翼蛇が再突入を図っている。レーダー員が、刻々と報告する。艇長は、やや固い声色で命令した。

「ガレー船と蛇の間に割り込む。こっちに引き付けるぞ!」

 『はやぶさ』は、翡翠色の海原に弓の様にしなる白い曲線を描きつつ、21ノット(時速約39km/h)の速力でガレー船の南側に出た。
 キレの良い挙動でそのまま横腹を有翼蛇の飛来方向に向ける。76ミリ速射砲は正面に向けたままだ。
 日本近海に合わせ塗粧された灰色の船体は、強烈な陽光を受けギラギラと光を放っている。それは、翡翠色の海に良く栄えた。空からはその姿がはっきりと視認できた。


 一旦高度を稼ぎ、南へ離隔した有翼蛇の編隊は、『魔獣遣い』の思念波に導かれた。
 『魔獣遣い』は、高速で走る新たな船を警戒すべき対象と認識した。先程まで行われていた低高度からの襲撃の代わりに、更に難度が高く、強力な攻撃法を選択する。
 蛇は、急角度で右に捻り込むと、太陽を背に急降下を開始した。十分な位置エネルギーを速度に変換しつつ、蛇は『はやぶさ』に向けて約65度 の角度で突撃した。
 
 風を斬って有翼蛇が降下する。知性の感じられない両の目は、『はやぶさ』を捉えている。その情景は『魔獣遣い』の脳裏に映像となって伝えられた。
 有翼蛇による急降下火球突撃。操獣士を乗せない事で、桁違いの機動性と速度を獲得したこの攻撃を破る事が出来るものは、アラム・マルノーヴ広しといえど存在するはずがない。
 それは、全くの真実であった。
 『魔獣遣い』の思念に混じる勝利への確信を感じたか、有翼蛇が甲高い鳴き声を上げた。禍々しい音色が辺りに響く。

 降下する有翼蛇の姿を目撃した『バンガコルマ』号の乗員達は、炎上する哀れな異界の灰色船を幻視し、悲痛な呻き声を漏らした。
 敬愛するカサード提督は、あの船と共にやられちまうに違いない。
 誰もがそう思った。

18 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:22:47.66 ID:RvKz5USn
 『はやぶさ』のブリッジでは、艇長が慎重にタイミングを測っていた。レーダー員が距離を刻々と読み上げる。
「目標まで1000」
 敵の注意を惹き付ける事には成功したようだ。有翼蛇が目標を『はやぶさ』に定めた事は、レーダーの輝点の動きから見て取れた。畜生、先に撃てりゃあ苦労は無いんだが──艇長は、射撃号令の代わりに言った。
「記録始め」
「了解」
 ブリッジの中は戦闘配置の乗員であふれていた。88式鉄帽に救命胴衣を装着した航海科員が、固唾をのんで天井を見上げる。
「飛行生物3、左80度500。真っ直ぐ突っ込んでくる」
「目標まで300」
「了解。……カサードさんはどうした?」
「左見張りと一緒です!」
 舷窓の向こうに、見張りの横で仁王立ちし、空を睨む威丈夫の姿が見えた。艇長は一瞬だけ迷った。退避を。いや、間に合わん。艇長は左舷見張りに指示を出した。

「目標が降下を始めたら叫べ!」

「目標直上! 急降下ァ!」
「蛇! 来るぞ!」

 艇長の言葉尻に見張りの叫び声がかふさった。カサードの発した警告が同時に響く。


「取舵一杯! 最大戦速! 見張り退避急げ」
「総員衝撃に備えェ!」
 
 三匹の有翼蛇が流星の様な勢いで降下する。海面から見上げたその姿は、殆ど垂直に落ちてくる様に見えた。甲高い鳴き声が、まるでサイレンの様だ。
 対する『はやぶさ』の三基のウォータージェットノズルが駆動する。左舷側に猛烈な勢いで吐き出された水流が、艇首を蹴飛ばすような勢いで左に向けた。
 椅子に縛り付けられたリューリの身体が、右に振り回される。乗員達は手慣れたもので、立っている者は皆何かに捕まり、その任を全うしていた。
 『はやぶさ』は、海面を白く濁らせながら、左急速回頭を行う。


 有翼蛇の眼を通して敵船を捉えていた『魔獣遣い』の視界から、かき消える様に敵船が消えた。
 いや、有り得ない速度で舳先を振っている。敵船は此方の顎から逃れようとしていた。
「……海魔め」
「どうした?」
 操獣士の問い掛けを無視した『魔獣遣い』は、思念波を放った。今ならまだ──
 思念波を受けて、有翼蛇は喉を震わせると、その顎から火球を放った。高温の火球が尾を引いて敵船に向かう。粘性の高い分泌物を燃料とした焔は、命中すれば船材も人も等しく焼き尽くすだろう。
 火球を放ち終えた三匹の有翼蛇は、疲労した体躯を無理矢理引き起こし、急降下の勢いを殺す。二匹がそれに成功した。海面を這うように離脱する。だが、残りの一匹は哀れな悲鳴を残し、大きな水柱を立てた。
 引き起こしに失敗した一匹は、海面に激突したのだった。蛇はそのまま、もがく事すらせず、海中に消えた。
 一方、轟音と水蒸気が『はやぶさ』左舷を包み込んだ。
 

「ああ、やられちまった……」
「糞ったれェ! 」
「駄目だ、次は俺達だ。皆殺しだぁ!」
 濛々と立ち昇る水蒸気の雲を見て、南暝同盟会議の船乗り達は、口々に嘆き罵った。
 だが次の瞬間、煙るような水蒸気の中から、『はやぶさ』が姿を現した。泡立つ海面を真一文字に切り裂いて、凄まじい速度で飛び出す。
 最大戦速──44ノット。
 アラム・マルノーヴの船乗り達にとって、それは有り得ない光景であった。

19 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:23:47.11 ID:RvKz5USn
「左舷至近に着弾!」
「船体に異状無し! 各システム全力発揮可能」
「左見張りは、生きとるか?」
「だ、大丈夫でーす」
 左舷の舷窓には、微かに炎が舐めた名残が、黒い煤となって付いているだけだった。どうやら敵の攻撃は破片を撒き散らす類の物では無いらしい。
 艇長は、『はやぶさ』が戦闘能力を維持している事を確認した。激しいピッチングが連続して身体を揺さぶる。 当然だ。蛇風情にやられてたまるか。  
 艇長は、重要な事項を確認する事にした。
「記録は撮れたな?」
「動画、ボイスレコーダーその他完璧です」
「よし。本艇は、国籍不明の武装勢力から無警告攻撃を受けた。武器等防護の為、隊法第95条に基づく武器使用を行う──通信、群司令に報告!」
「目標を敵機に指定。280度、1000ヤード。左旋回!」
 離脱した二匹は、態勢の立て直しの為体躯を左に捻った。思念波が再度の突入を命じる。哀しげな鳴き声があがった。信じられない程の速度で走る灰色船に向け、二匹の有翼蛇は襲撃機動をとった。

「右対空戦闘」
 攻撃をかわし南へ走る『はやぶさ』は舵を右にとりつつ、西から迫る有翼蛇に右舷を向ける。主砲の76ミリ速射砲が、角張ったステルスシールドの砲塔を回転させた。
 FCS-2-31射撃管制レーダーが、有翼蛇の編隊を捕捉する。主砲の砲身が連動し生物の様に動き、狙いを定める。

 艇長は、艇長席のリューリを見た。
「リルッカさん。本艇はあの蛇を撃墜します」
「……良いのですか? 貴国は──」
 余りの速度に目を白黒させていたリューリは、艇長の瞳をじっと見つめた。彫りの浅い男の瞳には、断固たる意志が存在していた。
「あの蛇はどうやら我が国にとっても侵略者である様ですからな」
 リューリの視線を受け止めた艇長は、すぐに右舷から迫り来る有翼蛇に向き直った。
「距離800」
「主砲打ち方始めェ!」

 艇長の号令と同時に、前甲板の76ミリ速射砲が乾いた発砲音を響かせた。閃光。続いて砲煙。激しい金属音と共に砲身下から薬莢が転がり落ちる。
 発砲は二回。それで全てが決した。

20 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 22:24:35.04 ID:0PVOv1DK
C

21 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:24:45.19 ID:RvKz5USn
 低空を這うように突撃する有翼蛇の眼前に、黒い華が咲いた様に見えた。
 『はやぶさ』から発射された調整破片榴弾は、近接する有翼蛇の直前で信管を完璧に作動させた。黒煙と共に破片が哀れな蛇を包み込む。
 まともに飛び込んだ一匹は、全身をズタズタに切り裂かれ、悲鳴をあげる間もなく海面に叩きつけられた。
 二匹目は、更に劇的だった。目の前で仲間を叩き落とされた事に反応を見せる間もなく、76ミリ砲弾がほぼ直撃したのだ。強烈なカウンターを喰らったかの様に、有翼蛇は空中で消し飛んだ。顔面のパーツや薄い羽が、粉々になって落下する。


「グゥ、莫迦な!?」
 思念波の逆流に、こめかみを押さえた『魔獣遣い』が狼狽した声をあげた。無敵であったはずの魔獣が、瞬きする間に墜とされた光景に、彼は言葉を失った。
 攻撃魔法か? いや、あの様な威力の術を、俺は知らない。あの船は危険だ。
「おい、やられちまったぞ! どうする?」
 操獣士の声に、彼は我に返った。与えられた任務は、敵の攪乱と物見である。支配下の魔獣を失った今、己に出来ることはあの船の情報を持ち帰る事。
 冷静さを取り返した『魔獣遣い』は、操獣士に告げた。
「帰投する。あの船、将軍にお伝えせねばならん」
「心得た。彼奴はとんでもないな。有翼蛇が一撃とは」
 彼等は、為すべき事を見誤らなかった。操獣士は愛龍の手綱を引くと、小さな旋回径を描きつつ、離脱を開始した。
 南暝同盟会議の軍船に、あの様な型は無いはず。いや、我が帝國にも存在せぬ。南方征討領軍に、大きな障害となるやも知れぬ。あれを沈めるには──。

 だが、彼の思考はそこで絶たれた。視界の片隅で、灰色船の更に遠方約四浬先にあるもう一隻に、微かな光を見た。
 一息の後。
 『魔獣遣い』の身体は、衝撃と共に空中に放り出されていた。赤く染まる視界の中で、引き裂かれた翼龍と操獣士が、混じり合って墜ちていくのが見えた。
 彼は、自分も同じだと気付いたが、すぐに意識は闇に飲まれた。

22 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:25:36.46 ID:RvKz5USn
「『うみたか』、敵一機撃墜。全目標撃墜」
「打ち方止め。第一戦速。ガレー船の救援に向かう」
 艇長は、ようやく肩の力を抜いた。初の実戦に、無意識に緊張していたらしい。首を回す。椅子で惚けた表情を見せるリューリの姿が目に入った。
「敵は全て落としました。もう、大丈夫でしょう。これより、貴艦隊の救援に向かいます」
「……はい。──いや、いやいや! 艇長殿! この船は一体? 何というか、わたくしは御伽噺を見ているかの様な心地です」
 リューリの言葉に艇長は思わず噴き出した。おとぎ話の様なのは、そっちの方だろう。
「ご助力に感謝いたします。カサード提督も感──」
「おおッ勇者達よ! 儂からの礼を受け取ってくれ! 何たる凄まじき魔導よ! 古の王国にすらこの様な軍船は存在すまい! 見事だッ! 感服仕った!」
 とてつもない騒がしさで、カサードがブリッジに飛び込んできた。彼は、煤まみれの大柄な身体で、手当たり次第に乗員と抱擁し、褒め称え、笑った。彼は、艇長を見つけると、言った。
「お陰で、部下が生き残れた。感謝致す。先に手を出す訳にはいかなかったのであろう? 自らを危険に曝してまで──アイディン・カサードとその一党は、この恩決して忘れぬぞ」
「肝は冷えました。ですが、あれが『帝國軍』であるなら、遅かれ早かれ交戦は免れなかったでしょう」
「正直な男だな」
 艇長はふと思い出し、言った。
「ところで、カサード提督。この艇の本当の速さ、お分かりいただけたでしょうか?」
「ぐ……聞いていたのか。あれは撤回しよう。我が戦船が一番だと思っておったが、どうやら『ハヤブサ』の名に偽りは無いようだ。完敗だ」
 そう言って、カサードはまた笑った。

「ガレー船まで、500。単横陣を組んでいます」
「ウィングに出ましょう」
 艇長は、リューリとカサード、そして腰を抜かしていたロンゴ・ロンゴを連れて、ブリッジを出た。


 『バンガコルマ』号はお祭り騒ぎであった。つい先程まであらゆる手管を用いても倒せなかった帝國の有翼蛇が、いとも簡単に落とされたのだ。これで喜ばない者はいない。
 疲れ果て、汚れきった漢達だったが、各々が力の限り歓声をあげ、拳を突き上げていた。

「艦長! 提督の灰色船近付きやす!」
 見張りの報告に、全員が振り返った。平和な景色を取り戻した海原が、先程の戦闘など無かったかの様な態度を見せる。その中を、灰色に船体を塗粧した軍船が素晴らしい速度で近付いていた。
 もう、誰も侮る者はいなかった。鋭い湾曲剣を思わせるその船は、恐らく近隣で最強の存在である事を、全員が理解していた。
「艦長どの。ありゃ、何者なんでしょう」
「知らん。検討もつかん。海神の御使いだと言われても驚かん」
 艦長は、投げやりに答えた。ふさふさの耳を立てる元気を取り戻した掌漕手長は、感心した様に言った。
「少なくとも、連中が糞強くて、その糞強い連中が、糞ったれの帝國と喧嘩する気があるってのは、いい気分ですな」

 そこで艦長は、灰色船にカサード提督の姿を認めた。虚脱した気分を腹に力を込めて追い出し、声を張り上げた。

「野郎共、提督が見てらっしゃるぞ! だらしねぇ様晒してんじゃねぇ! あの船に敬意を表するぞ! 合図出せ」
「漕手台に付けェ!」
 満身創痍の漢達と五隻のガレーが、威儀を正す。灰色船上に立つカサード提督の顔がはっきり見える距離になった頃、艦長は五隻に命令を下した。

「異世界の勇士に──櫂立てェ!」



 その様子は『はやぶさ』からもよく見えた。朱色に塗られたガレー船の両舷で、左右に突き出されていた櫂が、一斉に起こされた。
 少なからぬ櫂が、折れ、焼け焦げていた。だが、傷付きながらも、全ての櫂を天に向けたガレー船団の姿は、紛れもない敬意を示していた。
 国どころか世界が違っても、船乗りの流儀は同じか。
 艇長は信号員長を呼ぶと、手空き総員を整列させた。潮風が、マストの艦旗をはためかせる。

「気ヲ付ケェ!!」

 答礼喇叭が異界の海に高らかな音色を響かせた。

23 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/17(日) 22:29:06.66 ID:RvKz5USn
以上です。お待たせしました。
コピペミス、その他あります。すみません。あと、文章が荒れている気がします。
さらに、今回は突っ込みが沢山来そうな予感です。

御意見御質問御感想お待ちしております。

>>14
それ、死亡フラグですよー!

24 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 23:07:09.16 ID:Ha+XygHr
投下乙

熱い展開だね。

25 :創る名無しに見る名無し:2013/02/17(日) 23:48:02.38 ID:YTxv+2jE
乙でした
速いぞー強いぞー

26 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 02:55:07.70 ID:rIelreCQ
乙でした。
そろそろまとめサイトに作品を掲載したいのですが、作品名思いつきましたでしょうか?
あと、序章で題名が抜けてる話数がいくつかあるので、併せて考えておいていただければと思います。

27 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 18:03:24.83 ID:2zaRqe4U
無理にタイトル決めてもらう必要なんてないだろ
物語は唐突に氏だってタイトル未定なんだし

28 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/18(月) 18:41:45.56 ID:lZ4gbS7a
>>24
ありがとうございます。ベタベタとのさじ加減が課題です。

>>25
はやぶさの速さは表現できていたでしょうか?

>>26
>>27
お気遣いありがとうございます。
作品名は、なかなか浮かばず難儀しております。
各章題名につきましては、実は途中携帯を変えた際にデータの移管に失敗しまして、把握していませんでした(;´Д`)

考えますが、遅れるかもしれません。

29 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 20:31:27.23 ID:WR/OPigk
まとめに載せたいなら正式なタイトルが決まるまで「タイトル未定(石動氏)」みたいな感じで区別すればいいんじゃね?
物語氏のもそうしてるしそこまできっちりしなくてもいいでしょ

30 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 20:54:17.96 ID:XImxNby7
ファンタジー版UAVとは、敵さんなかなか面白いことするなぁ…もっと遠くから操作できれば便利なのだけど。
ところで、以前こっちにきたときは、こういうの連れていたっけか?

31 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 21:18:52.50 ID:84f9E09C
>>30
西方諸侯(北近畿を襲った連中)は南方諸侯と違い妖魔を使うのを好まない。
ゴブリンやオークを亜人と称して、つまり名目上妖魔ではないということにして編成に組み込んでいた。

だから有翼蛇なんて明からさまな妖魔は使ってないんじゃないかな。
使ってるとしても、仕方なく・最小限って感じ。
だからこそ皇帝に役立たずと見なされてあんなことになってしまった。

32 :創る名無しに見る名無し:2013/02/18(月) 22:27:35.72 ID:XImxNby7
少なくともほとんど居なかったと。

>だからこそ皇帝に役立たずと見なされてあんなことになってしまった。
…皇帝の決定に何となく同意してしまうのは何でだろう。
いろんな国が兵器の自動化に金をつぎ込んでいるのを見ている所為だろうか?

33 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/21(木) 23:03:49.19 ID:HZqnygYF
この場をお借りして、拙作をまとめサイトに上げていただき、大変有り難く思います。

なるべく間を空けず、面白いと思っていただけるものを書きたいと思います。

34 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/21(木) 23:04:22.10 ID:HZqnygYF
この場をお借りして、御礼申し上げます。
拙作をまとめサイトに上げていただき、大変有り難く思います。

なるべく間を空けず、面白いと思っていただけるものを書きたいですね。

35 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/21(木) 23:04:50.98 ID:HZqnygYF
二重投稿すみません。

36 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:40:04.94 ID:Kq5e+21w
忘れた頃にやってくる。そんな存在になりたい。

「そらのいくさ」です。ちなみにリメイク版です。
まだ、第1章も完成しておりませんが、プロローグと第1章前編と称し、投下したいと思います。

37 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:41:09.61 ID:Kq5e+21w
  『そらのいくさ』

  プロローグ

 『――PR4(パンツァー・フォー)より各員、予定時間、ヒトマルニイマル。最終警告時間を突破。最後通牒は無視。戦闘を開始せよ(エンゲージ)』
『――こちらマイク1、全軍に通達。ニイタカヤマノボレ、ニイタマカヤノボレ、ニイタカヤマノボレ』
『――第2護衛隊群は予定位置に到着』
『――高射特化による各地の重要空港の守りは既に達成。高射特化各部隊はフェーズ3へと移行せよ』
『――RF-4撃墜を確認。RF-4の撃墜を確認。繰り返す偵察機ダウン。偵察機ダウン』
『――戦闘を開始、戦闘を開始(エンゲージ)』

ジョン・タイター。この20世紀インターネット上に現れた実在したかどうかも定かではない謎の人物に対する評価はさまざまだ。
世紀のペテン師から預言者等々。
けれども今やこの名前は世界中が知るところになっている。
それは、何故か。そしてなぜその名前が世界中が知っているのか。
……答えとして上げられるのはジョン・タイターが予言した未来世界に現代が近づいているから……であろう。
誰が――予測しただろうか? 世界金融危機とそれに続くアメリカ合衆国の内戦。それによる抑止力の破綻と世界経済の崩壊、そして第3次世界大戦の発生を――。

『――警告する。あなた方は日本国の領空を侵犯している。速やかに退避されたし。警告、速やかに退避されたし』
スクランブルのかけられた航空自衛隊のF-15制空戦闘機。傑作要撃機として世界中で運用されているこの機体を操る西宮二等空佐はお決まりの文句を敵機に対し、かなり離れた距離より打電していた。
軍隊ではない自衛隊という側面から大戦勃発後もその歪なROEは時折所々改変される程度で大きく改定される気配は今、現在ない。
と言うよりも我が国の国防をめぐる政治的混乱は空前の規模でありROEという細かな部分を軍事知識の基礎部分すら触れる気もなかった大多数の国民にとってどうでもいいことであった事が原因だ。
と言うか、今頃になって大学教育の場で地政学や安全保障が人気になっているらしい。ついこの間まで悪魔の学問扱いされていた地政学が日の目を見ることになったことに対し、日本国内の数少ない地政学の学者たちが涙を流しているそうだ。

西宮二佐ははっきり言えば歪なROEを運用する上での囮だ。さすがに歩兵を有する陸上自衛国軍を中心にROEの改善がわずかながら進んでいると言っても専守防衛の観点から、
戦争中であっても相手が国籍不明であればまず警告を――聞き入れなければまったく別の方向への威嚇射撃後再び警告を。
それでもだめなら今度は当てるつもりで威嚇射撃を。それを無視して初めて撃墜が可能。つまり相手が撃って来るまでの間何もできないのが空自だった。
だからこそ遠距離から囮が警告を。攻撃があれば囮は離脱し、隠れているF−35AJが攻撃を実行する。そういう段取りが自然とできてきた。
『――ッ! 攻撃を確認、攻撃を確認! 敵機だ!』
『――了解した。反撃を開始せよ』
チャフにフレアを射出し、いわゆるマニューバ機動――バレルロール――をすぐさま実行し、敵の長距離空対空ミサイルからの回避と離脱を目指す。
鳴り響くロックオン警報。
通常スクランブルは2機編成で行われるため同僚のもう1機は上昇しての離脱と回避に出たようだ。
西宮は追加の燃料タンクを切り離し、速度を上げる。

速度上昇――すなわち、アフターバーナー。

青い光と赤い光がエンジン後部の排気口より噴出、紫の輝きを見せ、慣性の法則はGと呼ばれるものになって西宮の体を縛る。
空力が突如増した為か、機体が持ち上がろうとする。
だが、バレルロールを中途半端にやめるわけにはいかない。
敵の誘導弾、いわゆるミサイルを回避する手段としてはチャフやフレア、そしてミサイルの燃料切れまで粘ると言うさまざまな方法が考案されている。
ミサイルは誘導ロケット弾だ。そして、それに搭載できる燃料は非常に限られている上に、誘導を見失えば無意味だ。故にバレルロールをはじめとする各種マニューバ機動は意味がある。
まるで銃身のライフリングのように――回れ――螺子の様に――回れ。
遠心力に振り回されるな。
そして、捻れ。限界点ギリギリで操縦桿を倒せ。倒して立て直せ。
体中がGに振り回される様な方向感の喪失とそれを無理やり押しとどめるベルトの圧迫感。どこまでも青い青空が迫ってくる。
真っ青な世界が視界一杯に迫ってくる。まるで壁のように――!

38 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:42:12.94 ID:Kq5e+21w
年齢は既に壮年に入る坂上一等空佐が発射ボタンを押したのと言葉を発したのはほぼ同時であった。
『――フォックス1』
中距離空対空ミサイルがF−35AJより放たれ一気に敵機へと空気を切り裂いて飛んでいく。
AAM−4という日本製の空対空誘導弾は確実に敵機を捕らえていた。

『――本日日本国政府は並み居る中国機を撃破し宮古海峡の強制的な封鎖を目論む中国東海艦隊を……』
メディアの第一報はそういうものだった。

西暦2020年。世界は正真正銘の第3次世界大戦になった。
ロシア軍は既に1発だけそれも自国領土内――ということになっているとある係争地――とはいえ核兵器を実戦に使用した。中国は台湾併合とマラッカ海峡を押さえることで石油ルートの確保に走るとともに海洋国家諸国の生命線を寸断する道と国家統一を選んだ。
アメリカの内戦では緒戦の打撃を受けていまだに政府軍は現状を立て直してはいない。もちろん基礎的な部分において政府軍は反乱軍を圧倒している為、損害から回復しシステムを整えなおせばワシントンを奪還し内戦の終結を宣言することはすぐに可能だろう。
だが、敵軍もまた高度な電子ネットワークインフラを自在に利用するアメリカ合衆国連邦軍の分波や州兵たちである。
そう簡単に建て直しはさせないための各種妨害策を行い内戦は泥沼化の一途をたどっていた。
なお、在日米軍は内戦直前のワシントンからの指示に従い現在、日本国政府の指揮下にある。

『――政府は、先のロシア製戦闘機、Su−30M密輸事件への回答として』
『――国土交通省は全国各地で建設が進む核シェルターの建設予定に大幅な遅れが出ていることを懸念しており』
『――かねてからとまっている「憲法中途改正問題」に対し衆院最大野党、明治会が政府に対し』
『――民意党党首は……』
かつて与党の立場に着いた野党民意党はその名前が指す民意が失われて今や空前の灯火であった。
『――また、自主党は』
正式名称、自由主義者党。旧社会党とともに冷戦期において日本で活躍した与党だ。
一時期徹底的に弱り、民意党に政権を奪われ、その間に世界金融危機が発生。
もし民意党ではなく自主党であればこれほど世界経済が破綻するような自体にはならなかったと言う意見が出る程度には民意党政権がひどかったと言えるかもしれない。
そんな民意党が7年近く政権を握っていた日本もまた異常におかしかったのかもしれない。

『――全国各地の神社仏閣で……オカルトじみた特殊な怪奇現象が数多く見られており、通報が相次いだため、警察並びに宮内庁が調査に乗り出して始めて……』

39 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:46:07.50 ID:Kq5e+21w
  『そらのいくさ』

  第1章『スタンド・オフ・ディスフェンサー ――2020.9』

  1.
 異世界の列島と日本列島が入れ替わった前代未聞の事件より2ヶ月の月日が過ぎた。
産業は旧列島開発で息を吹き返しつつあるとはいえ、燃料と食糧事情は悪い。アメリカの正統政府からは
USA『おう、日本、テメェとんずらこえてんじゃねーぞ! 異世界に領土が転移しましたぁ? 
そんでもってまだ、旧世界とつながっています。大規模な軍を派遣できる程度にはつながっています。
そんでもって日本列島と入れ替わった異世界の列島も日本国領土にしますねー? 
旧世界に土地があるから自衛隊を派遣するわ……だから大戦に参加できませーん……なんて通用すると思ってんのカァ! 本土が無事、おまけに入れ替わった旧列島を領土として接収! そして実は資源が一杯でしたーなんて認められるか!』
JAPAN『認めてね☆ お願いアメリカちゃーん』
USA『絶対に認めん』

さて、情報を整理しよう
『異世界』の『列島』  『旧世界』の日本列島
これが
『異世界』の『日本列島』  『旧世界』の『列島』
になって
『異世界』と『旧世界』はまだ、日本と呼ばれた国があった辺りで繋がっている。
つまり?
「彼の地は……旧世界の新規列島……暫定呼称『旧列島』はれっきとした我が国の領土であります」
総理大臣の答弁となるのだ。
「それで? 政府はこの異常事態をどうするおつもりか? 転移現象について政府は何も知らなかったというのですか? 
この大戦の真っ只中に本土が……それも中国本土より飛来したIRBMの群れの迎撃に失敗して核が我が国に着弾する直前に入れ替わると言う現象を知らぬと言えるのですか?」
タイミングがよすぎる。それが日本に対する不信感だ。
SDI理論はまだ完全には機能しない。技術的に問題点がある事を証明する羽目になった中国のIRBMによる数の暴力。
MDによって大部分が撃墜されはしたものの敵の空海連続攻撃により疲弊していた護衛艦隊にすべてを迎撃するミサイルは残っていなかった。
当たり前だが、陸自の対弾道弾迎撃能力ははっきり言って日本本土全土を守る事は出来ない。主要都市などを守るのが精いっぱいだし、それだって海自や米軍との共同で守りきるといった話だ。
そして――日本本土に着弾する直前、転移現象が発生した。
「何度も繰り返しますが、われわれの感知するような物理現象ではないと言うことです。
未だ転移のメカニズムは解明出来ていないのが実情でありまして、そのような事を言われましても答え切れません」
藤上総理大臣はそう答えた。
69歳、政治家になってより20年自主党と共に歩んできた大物政治家は一気に老け込んでいた。
ふさふさな黒髪が自慢であったはずだがどうやら69になってようやく色素が消えてきたようでおまけに毛根も弱り始めたようだ。
「あれじゃ、長く持たないな」
そんな非情なおしゃべりがマスメディア関係者から出てくる中、彼は一国の総理大臣として答弁を続けていた。
「そういえば、全国のお寺やら神社やらで頻発してた超常現象が起きなくなったそうだ」
「へぇ……そういえば転移直前に御神体が光ったとかそういう話が一時期はやったな。もっとも転移の混乱でみんな忘れてるけど」
「どこぞのカルト宗教ではこの話を持ち上げて、我が国は神の国だ。神が異界に転移させたのだ。なんて言ってるらしいぜ?」
「へぇー。ひょっとしたらあたってたりして。なんてな」
「神様仏様、ありがとうございますーってか?」
小さな声とはいえ「がはは」なんて声が出ての会話である気になる人はいる。
そんなおしゃべりを気にも留めず藤上総理大臣は答弁を続けていた。
「先の『憲法中途改正問題』に関しまして、総理にはいつ参院での審議に移るのかお聞きしたのですが?」
「現在、我が国はいわゆる非常時の真っ只中と言うこともあり、折を見てとしかいえません」
「では、何時行うのか! こうしている間も自衛隊は不安定な身分で戦いを行っているのですよ」

現在、陸上自衛隊は『陸上自衛国軍』と暫定的に名乗っている。
現在、海上自衛隊はそのまま海上自衛隊と名乗っている。
現在、航空自衛隊は『空軍』という名称を勝手に付けられマスメディアでも使われ始めている。

40 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:46:42.60 ID:Kq5e+21w
それもひとえに憲法中途改正問題に端を発している。世界が大戦争に向かうさなか、日本はさまざまな防護策をとったが最大のハードルたる憲法9条その改正がなされる直前に大戦が発生したのだ。
そのために憲法改正に向けて衆議院の3分の2の決議がとられたにもかかわらず参議院での3分の2の決議と国民投票が行われていない。
つまり、改正案の憲法は国会の途中で止まってしまった。
勇み足を踏んだのは自衛隊と本を書く人たちだろう。
もはや目前の憲法改正に向けて着々と準備をしていたのにこの事態である。転移によって憲法改正のめどはさらに遠くなりそうだ。
それが『憲法中途改正問題』だ。

41 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:47:37.94 ID:Kq5e+21w
  2.
 ウニヴェルスム神聖連合帝国。日本が転移した異世界の大陸の覇権国家にして、いわゆる剣と魔法のファンタジー世界観なゴンドワナ大陸において最大の文明レベルを誇っている超大国だ。
そんな連合帝国が大陸統一を唄って大戦争を起こすのはある意味、必然であったかもしれない。
旧世界における国際法の始まりを知ってる人は思い出してほしい。三十年戦争の講和条約として結ばれたウェストフェリア条約によって明確な国境線が引かれ、同時に国家間の商取引が生み出す利益の大きさによって戦争がビジネス化した事が国際法の始まりである。
そもそも、ウニヴェルスム神聖連合帝国の始まりは、『空の帝国(カウエル)』と言うかつての軍事超大国による大陸統一戦争に対抗するために4大国が結んだ軍事同盟に由来する。いまから150年前の事だが、今ではすっかり立場が逆転していた。
今や、かつての軍事超大国、カウエルこそが連合帝国の侵略を受けていた小国の数々にとっての希望の星だった。もっとも、そのカウエルも150年にわたるウニヴェルスム神聖連合帝国の圧力を前に、その国力を著しく疲弊させていたのが現実なのだが。
そんなカウエルの最大の懸念事項。それは食糧を大量に買い込みまくる謎の『国家』の存在であった。
「して、その国が要求した食糧はそれほどの物か?」
「我が国で1年に取れる食糧……その2倍を半年分と商人は語ったそうだ」
「それでも足りぬらしい。彼らの言う旧世界とやらからの輸入まで途絶えればどうなる事かだとか……」
「……で、何故そんなに食糧が無いのかね? 今年は特に不作とか? あるいは……」
「我ら魔道院が推測するに、おそらくは彼らは都市国家の連合体なのでしょう」
「自由都市同盟が国家を名乗っていると言った所かね?」
カウエルの皇城で、皇帝と宰相。そして元老院と魔道院、近衛騎士団と枢密院のトップはそんな会話をしていた。その他の閣僚も存在はするが、6人が主役となって会話している会議に口ははさめない。この国ではそういうものだった。
「魔道院長、そして枢密院長。仮にもしだが、彼らと敵対、あるいはそれに近い事態になったとして、我が国はどのような行動がとれるであろうか」
「まず、彼らの領土の大きさ、そして人口、政治的な権力は誰が握っているのか、と言った情報が足りませぬな、そのうえで枢密院としては――」
白髪に日本人がイメージする魔法使いが飛び出たような長い髭とローブを身にまとう枢密院のトップはそこでいったん口を止め、深呼吸の後に再び言葉を紡いだ。
「枢密院としては情報を得るためにも彼らをこの戦争に引っ張り込む必要があるかと」
「何?」
宰相の立場にある若い男は顔の向きを変えず、ただ目玉だけを動かして枢密院長を見る。まるで烏帽子を思い浮かべるような青い帽子をつけ、真っ白なローブに身を包んだ宰相はただ、低い声で小さく言葉を紡ぎだす。
「理由を申しましょう。間諜を送り込むのは現状、至難の業です。彼らの本国の場所が分からない事、そして何よりも我らと彼らでは人種が違う事。そして、最大の懸念事項。
我らと彼らではどうも価値観が違うようなのです。少なくともこのあたりのすり合わせが行われぬ限り、間諜を送り込むのは不可能に近い」
「魔道院としても枢密院の意見に同調いたします。彼らと我らの魔道技術の差異が分からない」
「近衛騎士団と致しても国軍の殆どが連合帝国との戦いで疲弊している現状、無理です。可能な限り敵対は回避願いたい」
情報と作戦を司る――枢密院
技術と外交を司る――魔道院
地方と軍事を司る――近衛騎士団
政治と貴族を司る――宰相府
そして、国家を司る――皇帝
カウエルはこの5つの組織と権能によって長きにわたって運営されてきた。

42 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:51:06.68 ID:Kq5e+21w
『戦争』を作戦と軍事と外交の3つの分野に分けることで、それぞれの組織がいらぬ派閥争いに興じぬ様と祖先が考えた仕組みは時々機能不全に陥る事はあったが、
少なくとも、今現在、機能不全は起きていない。
ひとえに宰相と皇帝の2人の有能さと連合帝国が引き起こした大戦争と言う異常事態によるものだった。
とは言え、その異常事態が長引くのは困る。カウエルがいかにかつて軍事超大国であったとしてもそれは150年前の事、徹底的にボロボロに敗退した後の今、連合帝国との戦争はもはや限界に達しようとしていた。
「だが、いかに連合帝国とかの国をぶつけるのかね?」
「――考えがあります」
枢密院長はそういい、何かを取りに退出していく。

  3.
 木箱が開かれる。
「あっ、腐ってる」
農水省の役人と税関の役人たちは箱の中の農作物を見てそういった。
「……ぼったくられたみたいですね」
「いや、腐りものの数はそう多くはない。たぶん、これがこの世界の……標準なんだろう。水につけるか塩漬けにするかしか保存法が無いんだろうな」
「すいません」
総合商社の岡部は冷や汗が噴き出る思いがした。
俺に恥をかかせやがって。
「岡部さん、これは?」
「あっ、その現地の商人たちが進めてきたんです、リンゴみたいな形をしているでしょ? サンプルと思いまして……」
「……岡部さん。精密検査しましょう。それからあなたを隔離します」
「えっ」
「不用意な接触は新世界衛生管理条項に違反します。
実際、2か月前、我々が新大陸に踏み込む際、宇宙人の様な防護服をつけ、装甲車にのり、完全武装で降り立ったのは同行していたあなたも分かっているはずでは?」
ちなみに現地の人にたいそう怖がられた。
ちなみに上陸第1歩目は自衛隊員と警察官の4人組でした。
幸い、上陸ポイント周辺に危険な動植物、そして細菌類がいないことが確認されたため、
重装な防護服は脱ぐことになっているが、それでも、船に乗り込む際、アルコール消毒として手を洗う事、作業着を脱ぐことが義務となっている。
日本に新種の病原体でも持ち込まれては困るからだ。
同時にそれはこの世界の人に対して日本側の病原体を持ち込まない為の措置でもある。
第1次新大陸調査の際、日本国が誇る各省庁の官僚たち――1府12省庁より、最低でも2名出された。
ところで、財務省の役人は百歩譲っていいとして、会計検査院の役人は何のために来たのだろう――
と自衛官、そして警察官と科学者、民間代表でいくつかの総合商社の人間が上陸した。
岡部はそのときからずーと、ここで日本に輸入する農作物を扱っている。
「そういわれましても、現地の人と話さないと状況というものはよくわからないでしょ? 特に市場の人間が一番そういうことには目ざといんですよ」
総合商社に勤める岡部にとって役人の頑なな態度は分からなくもないが商売する気を微塵にも感じられない非商売的かつ非合理的だった。
彼らは2×10の計算をわざわざ足し算で計算している。
それが岡部の官僚への評価だった。
(勿体無い……せっかくいいキャリアを持っていい能力があるのに)
優秀な人間は民間に行くべきである。行けないものが国に勤める。国は優秀な民間人出身者が率いるといった、ある意味アメリカ的な思考を岡部は持っていた。
だからこそ、異世界の新大陸上陸の切符を手に入れたのかもしれないが。
けれども行政機関と民間のそれも商売を基本とする商人とでは担当する分野の本質がまるで違うものという事を認識できていなかったという意味ではある意味「若い」商社マンなのかもしれない。
「分かりました、分かりました、隔離を受けますよ。けれど、これから商談の時間なんです。どうせ隔離されるならここでやらなきゃいけない仕事を全部果たしてからでいいですか?」
「それはいけません規定では――」
「ですが、お国に関わる事ですよ! どうせ、隔離されるなら、ここでやれる事全部やった後でいいのでは!」
「しかし、万が一の病気の際の責任は」
「そんなものはとっくに、国に責任を求めないって誓約書を書いて遺書まで提出しています。別にいいでしょ」
「……まぁ、いいでしょう。ですが、規定された時間には帰ってくださいね」
「はい、分かりました。では、行ってまいります」
岡部はやっと開放されたと思いつつも、またこれを切るのかと『規定』された消毒済み作業服を見る。

43 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 13:55:56.38 ID:Kq5e+21w
――自衛隊の高機動車は使い勝手がいい。
岡部が勝手にタクシーと評価している高機動車とそのドライバーは岡部の護衛だ。いや、厳密には車両の護衛か。
岡部には2人の警官の護衛が、その移動にはドライバーと護衛の自衛官が2名、計4名で移動することになっている。
ちなみに岡部以外にも岡部のサポートの名目で会社から派遣された長谷川という白髪交じりの優しそうな顔立ちをした中年男がいた。
「ってわけでして、別にええでしょうに」
「そういうわけにもいかんのだよ岡部君。君一人の問題ではない。ここにいる全員の問題だ。君の接触時は我々も何だかんだでいたのだ。つまり我々全員の責任であり問題だ」
「すいません……上官は問題ないと判断したようであちらのほうに報告は言っていなかったようで……岡部さんのお陰です」
ここにいる6人全員が仕事終了しだい隔離決定である。
が、自業自得であるという考えからなんだか空気が重いのだ。
「で……どうなんですか?」
護衛の警官、山口。
いかつい顔に似合わないほど優しい上に、山口の苗字からYAMAGUTIファミリーと同期にからかわている人物であったりする。
そんな山口が聞くこれからについて
「決まってるでしょ。領主様って奴がなんかでかい商会とやらに便宜を図ってくださる……こんなおいしい話、今逃したら商売は出来ないよ」

――領主様。その単語からやたら豪華なお城をイメージする人はいるかもしれない。もし、すべての領主様とやらに対しそう思っているのであれば、訂正するべきだろう。
――豪華絢爛の定義を大きく外れたボロ屋に城壁がくっついたような屋敷。
ちなみに領主様いわく、戦争の際における屋敷の防衛はとっくに放棄しているそうだ。
長崎湾を思い浮かべるような天然の良好。それがゴンドワナ大陸の小さな港町とその港町を領地とする国家、ペセルウゥ公国、バーミンガムの町。
とはいえ、内装は豪華である。もっと具体的にいえば家具だけは立派だ。
どれもこれも一級の芸術品に近い。
そんな一級品に囲まれ、高機動車の見張りの2名の自衛官は外で水筒の水、
残った岡部と長谷川、そして山口をはじめとする警官組み計4名は領主様の出すお湯割りのワイン
――水は貴重品の上に雑菌が混じっているため、消毒の意味でアルコールを混ぜる。
貴重品の水をいっぱい出すのも大変という事から中世ヨーロッパだと水よりもワインが飲まれたらしい――
片手に商談である。
仕方ないとはいえ
「格差社会だ」
自衛官の一人が思わずつぶやいた皮肉の一言が炎天下の中、仕事している自衛官のうんざりした気分を表していた。
さて、そんなこんなで商談である。

44 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 15:36:38.40 ID:XDCVocNS
乙です
核ミサイルの雨を食らうところだったのに日本はのんびりしてますねw
改訂前と似たひどい戦争に巻き込まれそうで、さらに第3次大戦の旧世界に未来人……
今後も楽しみです

45 :創る名無しに見る名無し:2013/02/22(金) 19:27:55.04 ID:2fnR+0xe
投下乙
カウエルが「空の帝国」と言う事は
『雲海』と呼ばれた連中は改訂版ではどうなったんでしょうか?>多くの竜王擁していた

46 :そらのいくさ:2013/02/22(金) 19:43:27.49 ID:vvO2WnNw
「なるほど――小麦の量が減っていますね」
「今は、何処もかしこも戦争でね。むしろお宅の国の常識はずれの注文の量に担当者が即答したほどでして……お聞きしますが、日本国なる国の人口は?」
「前も言ったはずですが、約1億2千万人です」
「いえ、ですからそのような誇張ではなく」
「ですから、誇張ではなく、うちの国は約1億2千万人の人口がいるんですよ」
「……聞きますが、それ、本当に自由民の数ですか? 奴隷とかは数えてませんよね?」
「我が国にそのようなくくりはありません。ありていに言えば国民は全員、市民権を有した立派な自由民だけで構成された国家です」
警官の一人、谷垣はそう怒ったように口を開く。
奴隷のあたりに反論したい気持ちが抑えられなかったのかそれとも純粋に怒っていたのか。
「……ではお聞きしますが、これだけの食料を要求とはどういうことでしょうか? はっきりいって何故自活できないのか……まるで理解が出来ません。それだけの人口があり、自由民? 御伽噺だ」
「あなた方のその懸念も分かります。ですが、人口の話は事実だ。実のところ、自活しようと思えば出来なくはないのです。
ただし、それでも1億2千万人全員を養うことは出来ない。かつて、うちのくには増え続ける人口を自活できる範囲に収めようと海外に人を捨ててきたことがあるくらいです」
「捨ててはいない、移民だ、岡部」
「はいはい。とにかくうちの国はそういう国で、今じゃ貿易することで手に入れた金銀財宝で各国の食料を買い捲るってやり方で1億2千万人を養っているんです。
というわけで、よほど足元を見た値段じゃない限り払いますから、何とかなりませんか?」
「……事情は一応分かりましたが、無理ですな。
そもそも、今は各国何処も戦争でして……むしろあなた方を無駄飯ぐらいとして批判なさる貴族様がたの所領から買い付けるのは……その大変な……手間を必要としまして」
岡部は頭を抱えたい気持ちになる。
(何で、俺ばかり頭を抱えねばならんのだ!)
「まぁ、まぁ、双方疲れたでしょうから、会食などいかがですかな?」
領主の声で商談は一時終了となった。

商談相手の商会の商人は日本側の備品に注目していた。
岡部がしきりに利用していたボールペンや鉛筆。そしてメモ帳。
どれもこれも非常に便利そうで、見たことがない。



終わりです。第1章やたらなげー
そして、リメイク前の無条件降伏演説につながる過程とかを第2章では予定したり……
なんだこの大長編。
最近、なろうとかそう言う場所に進出することを考えてたり……
規制とか…ありますから

そして、石動さんや前スレの新作など、楽しみにしてます。

47 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/25(月) 18:31:01.34 ID:JDxfURhf
>>46
投下乙です。リアルタイムで読むのは楽しいので、リメイクは嬉しいですね。
ワクテカして待ちます。

異世界との商取引や、衛生の話は魅せどころでもあり、また、突っ込まれどころでもありますね。
私は悩んでいます。
水よりワインが安いなんて、下戸の身には辛いですね(笑)。


ところで。
スマホで書いていると気付かないのですが、パソコンのブラウザで見たら、私の文章改行が少なくて、見づらいですね!

すみません!

48 :創る名無しに見る名無し:2013/02/25(月) 22:04:19.39 ID:y7nBOR0R
乙であります
横2560とか3840とかの液晶ユーザーも多いし、気にしない方が良い >改行
今のまま続けた方が「寧ろ読み易い」って人を切り捨てるだけで終わるよりマシ

49 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:07:22.37 ID:hq72LboP
ああやっと規制解除された。続きが書けたので投下させて頂きます。

>>23
乙です。お待ちしていました。海戦格好良いなあ。突っ込みどころが特に思いつかなかったです。
あと、私の環境だと読みづらい所はありませんでした。直接戦闘ではまず突き崩されない自衛隊ですが、
やはり今後は絡め手で苦しめられることになるのでしょうか。敵もそのうち学習するでしょうし。

>>46
乙です。前スレで2つの世界の戦いという書き込みを読んだ気がしましたが、やはりこういった
マネジメントの話は、規模の大きなストーリーには不可欠ですよね。凄い話になりそう。

50 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:08:57.97 ID:hq72LboP
「つまり負傷者は4名ということ?」
「現時点での戦闘を行えない者が4名です、深草三尉」
 深草美雪 三等陸尉は、MINIMIを肩にかけた一等陸曹に訂正された後、無言で頷いた。
自衛隊は今、烽火によって急行したアルトラムの軍と共に、王都へ至る街道を進んでいる。
10式戦車が巨大な魔獣を撃破した後にやってきた彼らは、騎士団長ガーレン・ベルドの
指示のもとに傷を負った騎士や自衛隊員の手当てを終えた。その後、半数が英雄の祭壇に
留まり、もう半分の兵士達が護衛として自分達の周囲を固めている次第だ。
「崩落した天井の下敷きになったのが2人、デカい蜘蛛が吐き出した液体が目に入ったり、
飲み込んじまったりしたのが2人です。治療術師って呼ばれてた魔法使いみたいなのは、
後遺症はないと言っていますが。どうなることやら」
「そう……弾薬の状況は?」
 口を開いた後、深草は顔をしかめる。天井の破片で左頬を切り、ひきつって痛んだのだ。
頬を伝い落ちた血が、戦闘服の襟を黒く染めている。黒のショートヘアは、鉄帽に
入り込んだ正体不明の液体で粘つき、半分固まっていた。
 深草に報告している黒部大助 一等陸曹も、似たような有様だ。石材の粉を被った彼の
戦闘服は白く汚れ、左袖が破れている。ドーム内から脱出した際、撃ち漏らしていた
大型犬サイズの蜘蛛に飛びかかられ、あやうく腕を引き裂かれるところだった。
「殆どの隊員がマガジンを2つ使ってます。王都とやらについた後で、細かい弾数を
確認した方が良いかもしれません」
 30代後半の黒部が口元を歪めて苦々しげに言うと、深草も似たような表情になった。
普通科の隊員は小銃のマガジンを6つ携帯することになっており、それは2018年の
総合火力演習でも同様だった。そしてあの祭壇に立っていた隊員の中で、背嚢を背負った
者は見かけていない。小声で言葉を交わした2人が、顔を見合わせる。
「どうしたものかしら」
「戦う限りはどうにもならんでしょう」
 黒部の言葉に溜息をついた深草が背後を振り返った。相変わらず後部の排気口から、
赤く光る粒子を撒き散らす10式戦車が、やかましいエンジン音を響かせ付いて来ている。
開かれたハッチから車長が顔を出し、無線機を背負う普通科の隊員に大声で呼びかけた。
それに対し、通信手が首を横に振った後で返事をする。車長がうんざりした表情で空を
仰ぎ見た後、車内に引っ込んだ。
 不意に10式戦車から苛立つような唸り声が上がり、無線を聞いていた隊員が手にした
レシーバーを耳から離して飛びのく。アルトラムの兵士達も騒ぎ立て、数人が戦車に槍を
向けた。
「無線も早く何とかしないと。延々怒鳴り合うわけにはいかないわ」
「周波数を変えてやれば済む話じゃないんですか?」
「その筈よ。上手くいかないみたいだけど……本当に、何もかも上手くいかない」

51 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:10:15.96 ID:hq72LboP
 精神的な疲労が苛立ちに変わり、深草は前を歩く巌にきつい視線を送った。無線にせよ
負傷者の手当てにせよ残弾にせよ、全てを急がせ出発したのはひとえに彼の指示だった。
空薬莢の回収まではやらないとしても、戦闘後の状況確認や今後の計画等について、
時間をもっと割いて取り組むべきという深草の主張は、『ここで何時間座りこもうと意味は
無い』という巌の一言で却下された。
 防衛大学校を出たてとはいえ、幹部自衛官として少なからぬ自負を抱いていた深草は、
指示に従いながらも不満を覚えていた。実際、巌が急がせた所為で部隊は様々な問題を
解決できないまま行軍を始め、こうして道中で話し合い、もしくは悪戦苦闘している。
 そして彼女に言わせるならば、巌は隊の都合ではなくアルトラム王国の人間、もっと
言えばヴァレリアン王子の都合を優先しているように見えた。馬に乗ったヴァレリアンに
話しかけられ、よどみなく受け答えする巌の背を睨む。
「もちろん、二佐には名案があるのでしょうね」

 蜘蛛に吐きかけられた液体は乾きつつあったが、纏わりつく刺激臭は消える気配がない。
巌誠一郎二等陸佐は不快感を押し殺し、努めて平静を装っていた。
「それにしても、自衛隊の戦いぶりは素晴らしかったぞ。お前達がいた世界では、軍隊は
全てああなのか」
「あれ以上です。今の我々には小銃と戦車があるばかりですが、他の兵器が加わればより
優れた戦闘能力を発揮できます」
「他の兵器というと、例えば?」
 騎乗しているヴァレリアンは20代半ばに見えるが、何とも屈託のない様子で、子供の
ように質問を浴びせてくる。だが、彼を年齢不相応の幼稚な男と断じるのは愚かであると、
巌は考えていた。彼は戦闘直前の、前に立つなという一言で自衛隊の戦い方を察し、
ろくに説明もしないまま臣下を従えたのだ。
「多数の兵士を高速で輸送する、装甲板で守られた車。それに、強力な武器を搭載して
空から地上を攻撃する乗物などです」
「速いというのと、飛ぶというのはよいな。自衛隊の攻撃は強く、速く飛ぶものだった。
いや、速いゆえに強いのかもしれぬ」
「ですから、殿下。自衛隊の真価を発揮する為、我々は一刻も早く日本へ帰らなければ
ならないのです。あの英雄の祭壇を再び作動させる方法を見つけなければ。今の我々は
30人もいないのです。国を援助するには、余りにも足りない」
 ヴァレリアンがその言葉に眉をひそめ、視線を正面に戻して目を細める。背後で声が
上がった。荷馬車に乗せられた、負傷した隊員の呻きだ。巌も顔をしかめ、僅かに俯く。
「何より彼らには展望が必要なのです。名も知らぬ遠い土地で……帰国する事もかなわず
……家族や恋人と引き離され、傷ついた彼らには」
 搾り出すような押し殺した声で告げ、巌はヴァレリアンを見上げた。王子も巌を見返す。

52 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:12:30.61 ID:hq72LboP
「二等陸佐……いや、巌。そなたの言う事は正しい。だが英雄の祭壇の仕組みは我らも
分かっていないのだ。動かし方も……まして、呼び出された者を送り返す方法などはな」
 眉根を下げ、声を落として語りかけるヴァレリアンの目はしかし、何の感情も映しては
いなかった。巌は彼から視線を外し、街道の先に見えてきた街へ向き直る。
 幹部自衛官として、召喚された自衛隊員中の最高階級者として、巌は何としても、何を
喋っても、隊員全てを日本に帰そうとしていた。たとえその『全て』に、自分が入って
いなかったとしてもだ。そして即時の帰還が叶わない以上、その方法が見つかるまで、
隊員達の待遇を確保しなければならないと考えていた。
 戦闘を繰り返せば、銃弾は早晩尽きてしまう。故障が直らない戦車の砲弾も、いずれは
無くなってしまう。野営の用意はない。食糧もない。被服も補充できない。衣食住さえ
覚束ない状態で王都へ向かうヴァレリアン達に同行することを決めたのは、万策尽きた
末に選択する最後の手段、つまり市街襲撃の前準備を整える為だ。最悪の手段であり、選択肢が
存在すると意識するだけでも嫌悪感が込み上げてくるやり方だが、背に腹は代えられない。
「ときに巌、英雄の祭壇について解き明かすのは一朝一夕にいかぬとして……そなたの
部下をどう養っていくか、見通しは立っているのか?」
「いえ、まだ計画と呼べる水準のものは何も」
 思い悩んでいた点について触れられ、巌は僅かに目を見開く。その答えに頷いた若き
王子が笑みを浮かべた。
「ならば提案をしよう。城で過ごすのはどうだろうか?」
 驚いた巌が足を止め、ヴァレリアンを再び見上げる。巌の後ろを進んでいた荷馬車が
急停止し、馬がいなないた。
「もしそれが叶うならば……しかし何故?どうやって?」
「単純な話なのだ。5年以上使われていない城内の兵舎を、取り壊すかどうするかを
陛下が思案していらっしゃる。王子と騎士団長、そして騎士と共に戦った、召喚されし
英雄達を泊めるという事であれば、よもや母上も……いや、陛下も拒むまい」
「しかし生活の費用が」
「無論、税から捻出するとも。アルトラムを救う輝かしき戦士達から宿代をせしめる筈が
ないではないか」
 快活に笑い飛ばしたヴァレリアン。つられて笑いそうになった巌だったが、ひとつの
フレーズが引っ掛かった。
「……救う?」
「勿論だ。これからも我が国に力を尽くしてくれるのだろう? 案ずるな。一兵卒として
軍に入り槍の突き方を勉強しろなどとは言わぬ。自衛隊の適性を考えた任務を用意する」
 呆気に取られた巌が、救いを求めるように騎士団長ガーレンの方を向いた。しかし、
大男は王子に抗議するどころか、巌を見下ろし小さく頷いてみせたのだ。
「で、殿下……ちょっと」

53 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:14:10.56 ID:hq72LboP
「ああ、当然ながらこれは一提案に過ぎぬ。そなたに良い考えがあれば、その心に従うが
よい。ところで、王都に着いたら直ぐ城へ行くぞ。陛下が自衛隊の労をねぎらうだろう
からな。兵舎もその時に見せよう」
「あの……」
「200年ぶりの英雄を我が国に迎えることが出来、誇りに思うぞ。王国にとって更なる飛躍、
更なる繁栄と秩序がもたらされることだろう」
「殿下。先程も申し上げた通り、現在の我々では真価を発揮することが!」
 言い募ろうとする巌を馬上のヴァレリアンが見つめる。いつの間にか手綱から離れて
いた左手がゆっくりと開かれた。その掌に乗っている暗い金色の筒は、5.56mm弾の
薬莢。薄い笑みを保ったまま、王子は表情を強張らせた巌にゆっくりと深く頷く。
「案ずるな、巌。すべてよい様にはからう」
 まるで安心できない巌もまた、ゆっくりと深く頷いた。薬莢を見せたヴァレリアンの
真意は読みかねたが、こちらの意表を突こうとしたという事は分かる。そして実際に
突かれた。銃など、しかも自動小銃など王子は先程まで見た事も無かったはずだった。
それが今では銃弾の存在を、深読みすれば限りある残弾の存在を示唆する薬莢を自分に
見せ、全て分かっていると言わんばかりの態度をとっている。つまり彼は注意深く
観察していたのだ。自衛隊員が発砲した時も、魔獣の群れが蹴散らされた時も、一方的な
戦いにではなく、召喚された自分達に意識を集中させていたのだ。
 未知の存在を、未知の存在としてありのままに受け入れ、分析する能力。そこに文明の
優劣は存在しない。
 ヴァレリアンと彼に従った人々によって、異世界に召喚された自衛隊は無用な戦闘を
回避出来た。だが同時に、彼らによって日本への帰還が困難になるという事を、巌は
直感した。彼らは、外見ほど『遅れた』人間ではなかったのだ。
「見よ、巌。森を抜けるぞ」
 蹄鉄を履いた馬の足音が、どこか遠くに聞こえた。

「なんだ、ありゃ」
 10式戦車の車長を務める、大野源 二等陸曹が呻くように言った。街道の右側、森を
抜けて直ぐの所に広がる平原に、竜巻が起きている。地面を削り、それを巻き込みながら
のたうつ灰色の渦だ。移動することも消滅することもなく、それが作り上げた渓谷の
中で、嵐と共に終わることも無く暴れ回っている。
「エルフ共の忌々しい実験……その残りカスだ」
 同じくその光景を見ていた騎士が、苛立ちと共に独りごちた後、見たくないとでも
言うように兜のフェイスプレートを下ろす。
「世界中にこんな物を残しておいて、我らには過ぎたる魔力を持つべからずなどと説教を
垂れる。いつまで支配者の気分でいるのだろうな、奴らは」
 嘲りと怒りが混じった言葉が、破砕音と暴風に掻き消された。

54 : ◆dqVzDvT5pM :2013/02/25(月) 22:15:30.49 ID:hq72LboP
今回は以上です。よろしくお願いします。

55 :創る名無しに見る名無し:2013/02/26(火) 10:05:32.94 ID:h8Wa28p6
小説家になろうに投稿したら
作家気取りで調子に乗ってる他の中二病作品を超える
好評か貰えると思うよ
頑張れ

56 :創る名無しに見る名無し:2013/02/26(火) 16:00:46.62 ID:9h6XM44F
未だに変な光と謎の音は止まらんのか。不便ねぇ。無線機まで使用不可なのは輪をかけてめんどくさい
強制脱衣犯罪集団に乗り回された先々代みたいに、不思議ななんとやらか。

57 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/02/26(火) 20:49:23.86 ID:hPjgF4EH
>>54
投下乙です。
ヴァレリアン王子はなかなかの出来物らしいですね。巌二佐はちと内幕を晒しすぎてしまった感があり、いかにも自衛官らしくて楽しいです。
細かな描写が人物の内面や感情を表しているようで、いいですね。場面が目に浮かびます。
そして、竜巻。何が行われたのか気になってたまりません。

どうしても、10式じゃなく、74式が目に浮かぶのは何故でしょうか。

次回も楽しみにしております。

58 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:27:51.71 ID:OoyoxGRd
こんばんは。

改行については、当面このままで行きます。

59 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:28:29.35 ID:OoyoxGRd
 交易都市『ブンガ・マス・リマ』
 アラム・マルノーヴ南部沿岸地方の経済・文化の中心地であり、中継地でもある。現在は『南瞑同盟会議』の本拠地として、会議本体が置かれていた。
 マルノーヴ大陸の南岸に突き出たメンカル半島は、無数の島々が浮かぶ広大な多島海に面している。この半島の先から海に流れ込むマワーレド川の河口に、最初の集落が作られた。
 すぐに誰かが、この集落の立地が周辺の市邑を繋ぐのに大変都合が良いことに気付いた。
 目端の効く商人達は迷わなかった。大陸からの交易品はマワーレド川を用いて運ばれ、島々に送り出された。逆に、島々で産出する様々な品は、『ブンガ・マス・リマ』を一大集積地に、大陸各地へもたらされて行った。
 街に交易品と情報が流れ込み、人が集まった。人が集まれば、物と金が動き情報が集まる。この地は、マルノーヴ大陸沿岸を東西に進む交易船が補給し、情報を得るのに絶好の場所となって行った。数百年繰り返すうちに、街は、河口域では収まらなくなった。
 無数の中洲上に市域は広がって行った。商取引をもって栄えた街は、自然と商人が権力を握る様になって行った。歴史上数度に渡り、周辺に勃興した王朝の支配を受けたが、最終的にこの地を握ったのは常に商人であった。
 そして現在、土砂の堆積を避ける為、河口から離れた地に大型交易船用の岸壁と港湾が整備され、広域都市・商業同盟『タジェル・ハラファ』の盟主となった『ブンガ・マス・リマ』は、人口凡そ二十万を抱える巨大都市に成長していた。

 その商都はいま、大騒ぎの真っ最中である。

「帝國の飛龍十騎を瞬く間に叩き落とした異界の水軍が入港するらしい」
「はぁー? あんた与太話もいい加減にせんね」
「いや、まことらしいぞ。その船は隼の如き速さで海を走り、光の飛礫が十哩離れた敵を落とすとか」
「あほらし。そないな事、古代王国の魔導軍でも無理やわ」
 通りのあちこちで、商談の途中で、洗い場で、市民達の口に噂がのぼった。訛りのキツい者が多いのは、既知世界の彼方此方から集っているからである。
 彼等の肌の色・目の色が千差万別なのは当たり前で、耳が長かったり、ふさふさしていたり、犬歯が鋭かったり、尻尾が有ったりしていた。
 だが、誰も気にしない。「目が三つだろうが、鱗が有ろうが『商い』が出来る相手なら細かい事はどうでも良いだろう?」
 彼等は徹頭徹尾そんな感じであった。

「魔人でもなけりゃ、そんな芸当出来っこないぞ」
「魔人?」
「そう言えば、知り合いの漁師がすげぇ速さで走る船と島ほどあるどでかい船を見たって!」
「そいつは豪気だな。見てみてぇもんだ」
「儂の聞いた話じゃと、異界の船乗りは一つ目の大男で、目から怪光線を放つんじゃと」
「眩しくないんかのう?」
「聞いたか!? 昼にカサード提督の水軍と例の異界船が、ラーイド港に入るらしいぜ!」
「あたし見たい!」
「行くか、面白そうだし」
「行くべぇ行くべぇ」
 交易都市の住民というものは、好奇心に溢れた人々である。
 結局、老若男女人獣精妖がこぞって「帝國の飛龍百騎を一瞬で全滅させた巨人の操る軍船」を見物すべく、商都の表玄関であるラーイド港区に押し寄せる事となった。

60 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:29:10.81 ID:OoyoxGRd
 たちまちのうちに石造りの岸壁は見物客で溢れ、それを当て込んだ物売りとスリと邏卒が入り乱れた。
 あちこちで普段から仲の悪い商会の丁稚や、交易船の漕ぎ手の間で喧嘩が起きる。巻き添えを喰らったドワーフの放浪鍛冶が海に突き落とされた。怒り狂った同輩が、騒ぎに飛び込む。
 その周囲では、すぐさまどちらが勝つかの賭が始まり、人混みに酔った森妖精が青い顔でひっくり返った。すかさず、彼女を介抱しようと、両手に余る数の男達が群がるが、彼等はたぎる下心と共に仲間の拳と魔法で纏めて吹き飛ばされた。笑い声が辺りに満ちていた。

 気がつけば、祭の様な景色である。

 その日のラーイド港区二番邏卒詰所邏卒長の日誌には、こう記されている。
『人々が集まり騒ぐこと甚だしく、非番を含め総員が此に当たる。この日、乱闘に及ぶ者百七十四名。落水者二十七名。摺りに遭う者、迷い子の数、数えきれず。
 異界の舟は噂よりよほど小さく、さほどの異形に非ず。ただ一つ、突然舟が上げた咆哮に肝を潰すもの多数。運荷船二艘が転覆。明日、水軍に抗議の予定』
『されど、民衆の笑い集う様、久方振りの事なり。水軍の勝利をもたらしたこの舟を、人々は好意をもって迎えた事を此処に記す』


『2012年12月16日 不明飛行物体との戦闘終結後、目的地「ブンガ・マス・リマ」へ向かう。当初旗艦「ぶんご」を伴う予定であったが、現地住民の船舶多数が港内外に遊弋しているとの情報あり。
 航行の安全を考慮し、本艇に政府代表を移乗後、第2ミサイル艇隊でラーイド港に入港する事とされた』
『ラーイド港にて、無数の人々の出迎えを受ける。港内の水面は、手漕ぎや帆走の小型船で埋まっていた。港の規模はかなりの物であった。機械の類は一切見えない。
 近い風景といえば、東南アジアだろうか? だが、東南アジアにはエルフもドワーフも存在しない』
『岸壁にエルフと騎士と魔法使いらしい集団を見つけた。盗賊と神官とドワーフの戦士は探しても見つからなかった。何だか期待外れな表情をしている現地人が多かったので、艇長に汽笛を鳴らし歓迎に応える事を進言した』
『現実感の無い景色に、浮かれてしまった事を反省する。だが、信じられないがこれは自分に本当に起きた出来事らしい。何てこった』
『はやぶさ』航海長の日誌より。

61 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:30:18.33 ID:OoyoxGRd
「日本国政府を代表し、盛大な歓迎に感謝致します」
 かつては商業同盟『タジェル・ハラファ』大商議堂として、現在は『南瞑同盟会議』の本拠として、その威容を衆目に示し続ける白亜の商館の中、その一室に人々は集っていた。
 細密な紋様を丁寧に織り込んだ極彩色の絨毯の上には、巨大な円卓が鎮座している。その席の片側には、『南瞑同盟会議』に連なる諸勢力の重鎮が座り、もう一方には異界から来た使者が、腰を下ろしていた。
 高価な調度品の置かれた部屋の天井は高く、採光窓からは柔らかな明かりが室内に注いでいる。部屋の空気は精霊の助けにより絶えず循環し、爽やかな温度に保たれていた。この事からも、この建物の主達が莫大な富を手中にしていることを窺わせた。
 同盟会議重鎮の、一様に威厳と財力を競うかの様な、装飾品と衣装の鮮やかさに比べ、異界の使者は驚くほど地味な服に身を包んでいた。
 僅かに装飾と言えるのは、首から下げた飾り布と、襟元に着けられた四角い青色のブローチのみである。些か肉の付きすぎた身体を分厚いクッションに預けたある都市の代表などは、あからさまに侮った表情を見せている。
 だが、目端の利く者は使者の履く靴を一瞥し、僅かに眉尻を上げた。素知らぬ顔で、気を引き締める。そもそも、勇猛さで鳴らすカサード提督が手放しで褒める相手である。さらに、ロンゴ総主計からは彼の国の驚くべき報告が上げられている。
 目の前の貧相にも思える男が、見かけ通りである筈もない。
「御礼を申し上げるべきは此方でしょう。我が水軍の危機、貴軍無しでは切り抜けられませんでした。百万の味方を得た思いです」
 同盟会議側が、礼を述べた。〈ニホン〉の使者は頭を下げたが、表情一つ変えない。
「我々は攻撃を受けた為、必要最小限の自衛措置をとったに過ぎません。全てはこれからの交渉次第です」
「慎み深い事ですな」

62 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:30:50.69 ID:OoyoxGRd
 〈ニホン〉執政府代表と名乗る男は、慎重に言葉を選びながら、次のような要求を示した。
・『帝國』に関する情報の提供
・『門』に関する情報の提供
・周辺海域及び地形調査の許可
・市内に出先機関の設置。郊外の土地の借り上げ
・〈通詞の指輪〉購入を始め、『南瞑同盟会議』との商取引の許可
 
 これに対し、『南瞑同盟会議』側は、
・対『帝國』戦への参戦
・魔導兵器の供与若しくは売却
を求めた。〈ニホン〉側の要求に対しては、 出先機関の設置や土地の借り上げについては応じ、商取引についても指定する商会を通すことを条件に許可した。
 周辺海域の調査については、水軍が彼等に大変な好意を示している事が大きく影響した。〈ニホン〉側は、ほぼ自由に調査活動を行うことを認めさせる事に成功した。
 逆に『門』に関する情報の提供は、「リユセ樹冠国の秘儀に当たる」として、『同盟』は〈ニホン〉に参戦の確約を求めた。『帝國』の情報についても、小出しにする態度を示している。 
 〈ニホン〉側も、「参戦の判断は、『帝國』が我が国民を害したかどうかを慎重に確認しなければ不可能である」とし、魔導兵器については「兵器売却を禁ずる国法有り」として突っぱねた。

 結局のところ、情報提供と参戦については次回以降の交渉に持ち越されることとなった。両者は一定の成果を得た事を確認した。
 交渉において〈ニホン〉代表は『南瞑同盟会議』の諸国家代表に対して、頑なに「住民代表の皆さん」と呼び掛けた。些か不遜な響きである。〈ニホン〉側の慎重な姿勢の中に見えた、僅かな違和感である。
 これに不快感を表する者は多く、一時会議は紛糾した。
 それとなく訂正を求めるロンゴ・ロンゴに対し、〈ニホン〉代表は不思議な笑いを浮かべ、申し訳無さそうに言った。
「私は、まだ皆さんが求める表現を用いる事を許されておりません。どうか、ご容赦頂きたい。大変難しい問題なのです」
「理解出来かねますな」
「ところで、この周辺において無人の島の扱いはどの様になされているのでしょうか?」
 何を言い出すのか、という表情でカサードが答えた。
「無人の島などそれこそ豆魚の数程在ろうよ。有益な島には人が住むが、それ以外は誰も知らぬ。漁師が風待ちに寄ることも有ろうが、魔獣のいる島も多くてな」
「では、無主の島々は数多存在すると?」
「応よ」
「それを聞き、安堵しました。遠からず良いお話が出来るかと、その様に期待しております」

 〈ニホン〉執政府代表はそう言って、今度は本当の笑顔を見せた。

 

63 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:31:40.89 ID:OoyoxGRd
「いくぞ、1、2、3!」
「そりゃ!」
 あちこちに錆が浮き、いささか古びた風情を見せる甲板上で乗員達が機械を操作する。ぎらつく陽光を受けながら、ブイが海面に投下された。ブイは海面に落ちると、派手な音と水柱を立てた。すぐに灯標が点灯する。
 海上保安庁の設標船『ほくと』は、急ピッチで航路の啓開を進めていた。付近では『明洋』が海底地形や海流、水深その他諸々の観測データを集め、精査し、海図の作成に取りかかっている。二隻に寄り添う様に巡視船『てしお』が遊弋していた。
 別の海域では『海洋』が、『おいらせ』を護衛に、ロランC局及び中波開設の適地を求めている筈であった。

 GPSも海図も無い、浅瀬を示すブイも無い。天測も出来ない。そんな海で戦う事など不可能である。自殺行為だ。
 至極真っ当な現場の意見を受け、日本国は先ずこの世界の有り様を調べ始めていた。

「左20度、ヘリコプター1機」
 見張りの報告に船長が空を見上げる。汗が目尻に流れ、染みた。滲んだ視界の中で日の丸を付けた海自のヘリが、ローター音を響かせ飛び去っていった。
「どこもかしこも、フル稼働だなぁ」
 あの機の他にも、聞くところによれば無人機が多数投入されているらしい。
 陸地に関しては海自の掃海母艦を基地に、国土地理院の測量チームや陸上自衛隊中央地理隊が測量を始めている。沿岸部では掃海艇が走り回り、EOD(水中処分隊)が揚陸適地を探し回っていた。

 異世界の理がどの様な物なのか、全く分かってはいない。それを解明するのは、本来学術研究者達である。
 だが、ここは民間人が立ち入るには危険過ぎた。
 日本にとっても異世界にとっても。
 
「ま、でかい仕事では有る、か」
 船長は、まだ手付かずの大海原を眺め、一人呟いた。

64 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:32:28.27 ID:OoyoxGRd
まだ、半分ありますが、連投規制に引っかかりそうです。

65 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:49:21.83 ID:xSAzvELK
 騎兵斥候が街道沿いを南下する軍勢を発見してから、七日が過ぎていた。
 触接を続ける斥候からの報告を受け、南瞑同盟会議の諸都市自警軍及び、傭兵団は集結を完了。兵権の一時委任の手続きを持って連合軍を編成し、根拠地を進発した。
 その数、自警軍歩兵六千、騎兵千余に傭兵団二千を加えた計九千の大軍であった。

 これに対し、帝國南方征討領軍は歩兵約三千、妖魔兵団二千の計五千余という兵力である。神出鬼没の戦い振りで同盟会議側を翻弄し続けた帝國軍は、ここに来て遂に捕捉されたのだった。

 ほぼ二倍の兵力を揃えた同盟会議は、これを決戦により戦況を挽回する好機と見た。罠を怪しむ声は、兵站を脅かされ、ゆっくりと、だが確実に衰退する諸都市の、決戦を望む声にかき消された。
 帝國軍の跳梁による商取引の停滞と、これに対抗する為に集結した兵備の維持費に諸都市は悲鳴を上げ始めていたのだった。
 一応の手当として、斥候に多くの兵が割かれた。伏兵を十分警戒しつつ、連合軍は軍を北上させた。
 両軍は『ブンガ・マス・リマ』より北方約100キロの平原で互いを捕捉、対峙した。


 丘に定められた本陣からは、戦場が一望出来る。
 両軍が南北に対峙する平原は、西をマワーレド川がゆるやかに流れ、東にはいくつかの森林が点在している。川と森に挟まれた平地部分に、両軍は陣を敷いていた。
 南に布陣する南瞑同盟会議連合軍は、自警軍五千を五つの隊に編成し、横陣を組んだ。その右翼には騎兵を配置し、予備隊として傭兵団を後方に置いた。
 兵力に勝る側ならではの、手堅い備えである。当然、右翼に点在する森林は斥候により確認し「軍が統制を維持しつつ踏破するのは不可能」という報告を受けている。
 隊列を組まない兵がどれほど伏せていたとしても、予備隊で容易く粉砕出来る。この世界の野戦において、陣形とはそれ程の意味を持っている。

 一方、帝國軍も同様に横陣を構えていた。予備隊は妖魔兵団と見積もられた。騎兵は見えなかった。

 両軍を一望し、南瞑同盟会議連合軍指揮官は、勝利を確信した。
 戦場はほぼ平坦。兵力差は二倍。日没までは半日あり、天気は晴れ。敵に騎兵は無く互いに横陣を組んで対峙している。
 平押しに攻めても、右翼から騎兵を旋回させても、勝てる。彼は己の信ずる神に感謝の祈りを捧げた。勝利は自分の人生に、栄光をもたらすだろう。富と名声という形で。

 戦闘は、両軍前衛部隊の弓射を皮切りに、開始された。互いに矢を射掛け合う。射撃戦は当然の如く連合軍が優位に立った。
 帝國軍の弓射は弱く、専門兵では無い事を示している。直ぐに、帝國軍の戦列が乱れ始めた。
 鐘が鳴らされる。
 射撃に耐えかねた帝國軍が、前進を開始したのだった。どこか投げやりな喚声が周囲に木霊する。地響きと共に、数千の兵が押し寄せるのを、連合軍は眼前に捉えた。

66 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:50:38.16 ID:aA5nhS/T
「何だ、あ奴ら?」
「まさか、カルブ自治市の旗か?」
「ソーバーン族の戦士もいるぞ!」
 各戦列を指揮する中下級指揮官達は、すぐにそれに気付いた。
 調整のとれていない様子で前進する敵勢が、少し前まで取引相手として、近隣の住民として、付き合ってきた者達である事に。

 降り注ぐ矢に討ち減らされながら前進する帝國軍の軍装は、貧弱な上に不揃いであった。普段着に革や綿入れ程度の鎧を着込み、木製の盾を構える者が居ると思えば、カラフルな民族衣装のみの者もいる。
 武器は手入れの悪い短槍や片手剣なら良い方で、農具を手にした者も少なくない。
 帝國軍は、兵士では無い男達で作り上げられていたのだった。

「降伏した諸都市や市邑の民か。哀れな……」
 一個隊を指揮する将が、顔をしかめた。だが、その口調とは裏腹に右手を掲げる。武将としての彼の思考は、勝利を確信し冷酷とも言える命令を下していた。
「横隊前へ! 蹴散らせ!」
 進軍の角笛が鳴らされると、帝國軍とは対照的に、戦列を維持した連合軍が前進を開始した。各隊は兵制も装備も異なる。しかし、訓練を受けた兵士達であった。

 両者は激突した。

 連合軍の穂先を揃えた槍が突き込まれ、鍬や鎌を振り上げた男達が、バタバタと倒れた。悲鳴があがる。血飛沫が、隣りで戦う兵の顔に飛び散る。がむしゃらに振り下ろされる帝國軍の攻撃は、盾の壁に容易く跳ね返された。
「押せやぁ!」騎士や兵長の胴間声が響く。勢いを増した連合軍兵の人波が、降兵からなる帝國軍歩兵に襲いかかった。
「市民兵諸君! 逃げよ! 敵は帝國ぞ!」
 連合軍指揮官の中には、寝返りを促す者もいた。
 だが──

「何故、崩れぬ?」
 帝國軍は、持ち堪えた。甚大な被害を出しながらも崩れない。泣きながら棍棒を振り回す若者がいる。喚きながら連合軍兵士に飛びかかる農民がいる。
 明らかに異常な戦意であった。

 一人の百人長が、気付いた。
「敵勢の後方に在るのは──まさか!?」
 カルブ自治市兵の後方には、中継都市ケルドの旗印。ソーバーン族の後には、ドフダー族が見える。何れも水源争いや、通行税問題等で仲の悪い勢力である。
「督戦させているのか!」
 前衛で血みどろになる部隊の後方には、必ず彼等と対立する勢力の軍勢がいた。しかも、督戦隊の役を担うのは普段劣勢に立っていた勢力ばかりである。
 斧で横凪に襲いかかる敵をかわし、たたらを踏んだ首筋に、剣を振り下ろす。百人長は、元は樵であろう敵兵が叫んだ言葉に、愕然とした。「ここで勝たにゃ、家族が!」樵はそう言って死んだ。
 対立する二つの勢力の扱いに差を付け、人質をとって戦わせる。人でなし共め。しかし所詮は浅知恵よ。いずれ、崩れるのは間違い無い。
 この時点において、百人長は勝利を疑っていなかった。


 帝國軍の戦意は異常な程高く、素人兵の集団に過ぎない彼等は、次々に倒れながらも連合軍の攻撃を良く受け止めた。
 右翼側で新たな喚声が上がったその時、連合軍指揮官は思わず地面を蹴っていた。

 帝國軍後方に控えていた妖魔兵団が右翼側に旋回し、連合軍側面を突いたのだった。味方の戦列が敵に拘束された事による隙を、帝國軍は見逃さなかった。
 突撃衝力の高いオークや俊敏なコボルトが、連合軍右翼を食い破り始めている。放置すれば、半包囲を受けてしまう。
 指揮官は即座に決断した。
「傭兵団を出せ。妖魔共の側背を突け!」

 命令を伝える伝令が、傭兵団に分け入る。すぐさま数十から数百名規模の傭兵達が、報酬を得るべく各々突撃に移っていった。
 地鳴りが大地を震わせる。迎え撃つ妖魔兵団と傭兵団が接触した瞬間、遠目にも鮮やかな血飛沫と、断ち切られた手足や頸が宙を舞った。
 戦は再度膠着した。だが、兵数で劣る敵に打開策は無い。このまま行けば、勝てるだろう。連合軍指揮官は、冷静さを取り戻し、その時を待った。

67 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 01:52:05.83 ID:aA5nhS/T
 四半刻の後、崩れたのはゴブリン共の集団であった。連合軍右翼に押しまくられた妖魔兵は、一隊が逃げ腰になると支えきれなくなった。
 ここで、決する。
 指揮官は切り札を投入した。

 虎の子の騎兵約八百騎が、一丸となって右翼に出来た間隙に突入を開始する。各都市からかき集められた彼等は、一撃で全てを破砕し得る打撃力である。
 泥を跳ね上げ土煙を引いて、騎兵が駆ける。南瞑同盟会議の騎兵は、機動力重視のいわゆる軽騎兵であったが、その威力は主に心理面で発揮された。
「よし、乗り入れるぞ! 馬蹄の錆びにしてくれる!」
 目を血走らせた八百の騎馬が突撃する様に、意志の薄弱な妖魔兵はあっという間に戦列を乱した。
 悲鳴を上げて逃げ惑うコボルトに、騎兵が槍を突き、馬蹄にかける。騎兵部隊に接触した部分から、帝國軍は溶ける様に崩れ始めた。
 
「勝ったな」
「御味方の勝利です。しかし、後味は悪いですな」
「うむ。傷ついたは我等の同朋ばかりよ。帝國め──」
 連合軍指揮官と軍監が勝利を確信したその時、味方騎兵の側面に新たな敵が現れた。それは、森に隠れていた敵の様であった。指揮官は鼻で笑った。
 伏兵か。だが散兵が少々あったとて、何ほどのものか。
 間もなく、騎兵と敵の伏兵が接触した。


 それは、突然の出来事だった。
 妖魔兵を蹴散らせつつ進撃する騎兵隊長の耳に、魂を凍らせる様な雄叫びが聞こえた。獰猛な捕食者のみが為し得る咆哮。
 少なからぬ騎馬が棒立ちになり、幾人かの騎兵が振り落とされた。騎兵隊長も、苦労して愛馬を落ち着かせる羽目になった。
「何事だ!?」
 その問いに、部下が答えた。
「右の森林より伏兵! 散兵百余!」
 右翼で、悲鳴と剣戟の音。そして、絶えぬ咆哮。何かがいる。
 放置すれば、危うい。即断した騎兵隊長は配下に命じた。
「我に続け! 伏兵を蹴散らし、再度敵の後方に回り込む!」

 だが、それは果たせなかった。
 悲鳴が大きくなる。気がつけば彼のすぐそばまで、戦闘が近付いていた。何者だ? 騎兵隊長は、短槍を脇に構え馬首を巡らせた。

68 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 03:18:46.26 ID:+DW12umq
投下乙です。
しばらくは外交での駆け引きと無人島調査ですね。見つかったものによっては・・・どうなることやら。

69 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 06:04:07.90 ID:4LOCs74d
「ば、化け物だぁ!」

 配下の悲鳴と共に、配下の乗る頑強な軍用馬の首が消し飛んだ。乗り手が巨大な影に飛びかかられ、地面に落ちる。
「信じられん……」
 呆然と呟く騎兵隊長の前には、巨大なヘルハウンドの姿があった。鋭い牙に騎兵だった物の一部を貼り付かせ、うなり声を上げている。
 ヘルハウンドの群れは、次々と騎兵を屠る。よく見れば、魔獣達の間に帝國兵の姿が見えた。ヘルハウンドは、兵の指図を受け、騎兵を襲っている。
 別の隊では巨大な獅子が荒れ狂っていた。騎兵隊の背後にはいつの間にか剣牙虎の群れが回り込んでいる。側背を突かれた騎兵隊は、細切れに切り刻まれつつあった。
 諦めず離脱し再編成を図った騎兵隊長であったが、指揮官の存在に目ざとく気付いた敵兵が使役する剣牙虎により、愛馬諸共肉片と化した。



「騎兵が!」
 眼下で、優位であった味方が敗走を始めていた。騎兵が敗れると、背後に敵を抱えた傭兵団もまた、敗走した。
 敵横陣の突破にてこずっていた味方の歩兵部隊は、包囲されマワーレド川に追い詰められた。落水し、溺れる者が続出している。
「莫迦な……」
「指揮官殿、どうされますか!?」
「こんな事が……莫迦な!」

 連合軍指揮官は完全に我を失っていた。それは、上空に現れた有翼蛇の編隊が放った火球によって、彼の身体が松明の様に燃え上がるまで、続いた。



 南瞑同盟会議野戦軍は敗北した。
 周囲に帝國軍に対抗可能な兵力は存在しない。再編成までの間、帝國軍を阻むものは無い。
 帝國南方征討領軍が、交易都市ブンガ・マス・リマに迫るのは時間の問題であった。

70 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 06:05:51.93 ID:4LOCs74d
青森県むつ市 大湊湾
2012年 12月25日 01時21分

 政府の避難勧告に従い、住民が避難したむつ市の街並みは、闇の中に沈んでいた。人気の絶えた街では、信号機の灯りが黄色く点滅している。
 一方で、海上自衛隊大湊地方総監部や大湊漁港の敷地では、深夜にも拘わらず多くの人々が動き回っていた。
 彼等は『門』の警戒に当たる警察官、自衛官を始め、凡そありとあらゆる省庁・機関から派遣された官僚、学者、技術者達であった。
 敷地にはエアーテントと天幕、応急のプレハブが立ち並び、昼夜を問わず車両が出入りする。電源車が唸りを上げる横で、クレーン車が資材を輸送艦に搭載している。小銃を構えた警備が辺りを睨む中、書類を抱えた研究員が右往左往し、ケーブルに躓く。
 基地内は、活気と混乱に満ちていた。長距離偵察用無人機から大豆粉栄養食品に至るまで、山積みの物資で埋まっている。
 敗戦から70年。戦火の絶えて久しいこの国に出現した、紛れもない前線基地の姿であった。

 冬の陰鬱な曇り空は月明かりを完全に遮り、大湊湾に闇をもたらしている。煌々と灯りの点る陸上施設に対し、湾内は空と海の境すら見通せない。強い北風に煽られた白波が、辛うじてそこが海である事を証明していた。
 そんな中、この夜で最も過酷な任務に就いている者は海上にあった。彼等は湾内に突如出現した『門』から祖国を護るべく、そして、『門』に近付こうとする全てを阻むべく、警戒監視を行っていた。
 彼等──海上保安官と海上自衛官の乗る巡視艇や警戒艇は、快速と機動性を重視し小型である為、酷く揺れている。
 陸自の沿岸監視隊が運用するレーダーは、波の影響で余計なエコーを拾ってしまっていた。操作員があらゆる手を尽くすが、完全には解消出来ない。
 それを補う為に、彼等は身を切る冷気と船酔いに耐えながら、闇夜に目を凝らし続けていた。

 投光器の光が海面を舐める。
 常に形を変える白波の中に、異物があった。それは、僅か数秒間海面にあったが、投光器の光に捉えられる前に、海中に没した。

「視界内、巡視艇が二隻だ。『門』も確認した」
「ソーナーからの情報と一致しています」
「上の連中は、真面目に仕事をしているようだな」
「気の毒な事です」
 潜望鏡のアイピースから顔を離した艦長は、非常灯の赤い光の下で、静かに笑ってみせた。
「両舷前進最微速。針路000度」
「宜候」
 艦は水面下を、静かに進んでいた。

「この辺りの水深を考えると、浮上航行で行きたいところです」副長が言った。
「そうもいかん。海保はもちろん、大湊警備隊にも見つかるわけにはいかんからな。連中、レーダーに加えて暗視装置も使っているはずだ」
 艦長が、キャップを被り直しながら言った。狭い発令所は、大きく左右に揺れている。海面ぎりぎりの現深度では、潜水艦も波の影響を大きく受ける。船酔いという訳では無いが、艦長は見かけほど楽な気分では無かった。
 油断すれば、海面に飛び出すか、海底に腹を擦るか、はたまた警戒艇に衝突するか。艦長には細心の操艦が求められていた。
「どうせこの波では、暗視装置など五分と覗けやしませんよ。隠密行動は潜水艦の宿命とはいえ……」
「まあ、そう言うな副長。何しろ封緘命令だ。何をさせられるのか俺も知らん。まぁ、積荷とお客さんを見れば、ある程度予想はつくがな。とにかく、こっそりと向こうに渡らなきゃならん」
「やれやれです。……『門』通過10分前、針路上クリア」
 副長は溜め息をつき、気持ちを切り替えた。艦長は、額に滲む汗を拭うと明るい声で言った。
「剣と魔法の異世界で極秘の任務。どうにもワクワクするじゃないか。なあ副長、折角だから楽しもう」
「私は艦長ほど気楽に生きられません。貴方が羨ましいですよ」
「この境地が分かるようになれば、一国一城の主まであと一息だぞ」

 十分後、艦は『門』を潜り異界へと消えた。『門』が微かな光を揺らめかせたが、それに気付いた者はいなかった。

71 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 06:07:16.51 ID:4LOCs74d
>>68
ご支援ありがとうございます。

今回は、準備その一といったところです。

御意見御質問御感想お待ちしております。

72 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/01(金) 07:17:43.86 ID:SqpfUfkJ
一件訂正。

中波→中波無線標識
です。複数箇所から発信された電波を受信、受信方位の交差する点で、船位を測るシステムです。

73 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 08:14:28.50 ID:lDsepKB4
乙です!
盛り上がって来ましたね、自衛隊の活躍が今から楽しみです

74 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 08:17:11.21 ID:SLwe2olm
乙でしたー。
武器は幾らでも抜け道(狩猟用とか)あるし、取り敢えず断りの理由に使ったって感じ?
潜水艦はやっぱ調査かな、行きなり奪還っていうのは無いだろうし。

75 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 09:18:44.62 ID:Gp+oUGMc
俺は改行を今のままで投稿してもらえて嬉しい
細かく改行してほしい人も多いとは思うんだけどね

76 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 11:18:38.33 ID:rOxP7PBo
乙でした
交易都市オワタ
助けて欲しかったらなんでもしないとね(ゲス顔)

77 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 12:25:38.94 ID:wPzS6o7u
何処の国の潜水艦だろう?

78 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 14:01:08.91 ID:BegmrQE/
敵がこういう下種な奴らだと自衛隊の兵器でオーバーキルしても全く同情できないから良いな

>>77 ひょっとしたら中国じゃね?・・・まあアメリカか日本だろうけど・・・・

79 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 20:51:32.62 ID:w/0AvUFS
自国の諸侯を異世界で粛清する国ですからね〜
ところで諸君、帝国は滅びるべきである
ですねw

80 :創る名無しに見る名無し:2013/03/01(金) 23:28:19.85 ID:pRoQuS/2
投下おつです
>>74
散弾銃なら割りと楽にいける気がする>武器輸出
銃身の半分までライフリングを刻んだガス圧動作式の散弾銃とスラッグ弾をセットで売れば、結構行けそうな気がするw

81 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 03:21:49.25 ID:VT7+mmkC
狩猟用戦車
狩猟用戦闘機
狩猟用駆逐艦

これで対中包囲網はばっちりだな

82 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 03:36:54.97 ID:sJv7wl1r
>>78
妖魔の方が、妖魔の運用をやっている分、見ていて面白いけどね。
あれはいいものだ。南の連中も見習うべきだ。

>>79
最低限、門はなんとかして塞がないと不味いなぁ…。

83 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 04:33:25.35 ID:sJv7wl1r
あ、間違えた。

帝国の方が、妖魔の運用をやっている分、見ていて面白いけどね。

って書くつもりだったのに。

84 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 12:44:05.71 ID:QX5VM2Wa
投下乙
西方諸侯軍とは違い帝国軍本体は
妖魔運用の的確さと露払いに占領下においた敗戦国および劣勢な対立組織を督戦隊に配置

この戦なれした国相手に日本国のハイテク技術によるアドバンテージは大きくないと覚悟しないとヤバイ
緒戦で帝国にわたった情報の範囲は不明だけど
南瞑連合にも異世界間意思疎通魔法あるわけだから
最悪の場合日本国の軍事力の余力の無さが相手側が把握してる事も想定しないと
「異世界で陸戦」を安易に選択するのはヤバヤバ

85 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 17:59:07.21 ID:sJv7wl1r
>>84
陸上自衛隊の(大規模な)派遣は控えたほうが良いかも知れんね。
こっちの民間人がどっさり帝国の手に落ちている以上、こっちのことは帝国にも結構知られていることだろうし、
そうなると直接対峙するのは面倒だ。

86 :創る名無しに見る名無し:2013/03/02(土) 20:18:53.57 ID:LqG41RWu
無人偵察機で偵察してからF15とかの航空攻撃でピンポイントに
指揮系統にミサイルぶち込んでからとか準備してから陸戦しないとヤバそうだな

87 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 00:57:01.37 ID:zl6k9zfY
銃の輸出とかすんのかね
日本製銃器は海外で評判良いみたいだけど
8ゲージ散弾銃とか再生産して欲しいわ

88 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 02:25:42.03 ID:RR3Vc1uU
そして向こうで魔力付与されるのか

89 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 03:19:40.64 ID:aOUNvcI4
マジカルホーワ・・・・

90 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 09:52:01.30 ID:zl6k9zfY
>>84-86
相手を大きく見過ぎだわ
余力という面では近代軍たる自衛隊が圧倒的
事件で警察・自衛隊の装備や人員も増強されてるだろうし

91 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 10:29:31.29 ID:ykEQKiFU
>>90
少なくとも、陸の上でゲリラの相手をするのはね…。
そういうのは南の連中にやってもらうべきだ。

92 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/03(日) 10:54:27.15 ID:aT7WZYE+
>>71
投下乙です。自衛隊の出現によるF世界側の混乱は見ていて楽しかったです。帝国軍はかなりの戦力ですが、
現代兵器を初戦で駆使して圧倒すれば、随分勢いを弱められそうな気もしますね。何を使われて攻撃されているのか
殆ど分からないまま死んでいくと思いますし。補給の問題も、拠点を築くことで解決しようとしているように
見えます。

ただ、自衛隊にとっての脅威は地球側からやってきそうな気もします。最後に出てきた潜水艦がどの国のものにせよ、
足並みを揃える気はなさそうです。

次回も楽しみしています。

93 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 11:02:07.07 ID:Jr1w9BgZ
妖魔を運用して督戦隊で捕虜を戦わせる帝国・・・ベルセルクのクシャーンみたいだ・・・

>>91 妖魔は使用者殺したら分家の星がはためく時のキメラみたく暴走して無力化できんじゃね?
登場人物の発言聞く限り、本来は人になつかないらしいし、だったらこっちに来た諸侯連中が妖魔運用に
消極的な理由もわかる。

94 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 13:24:49.78 ID:6xIZO9cH
>>86
F15は制空戦闘機
対地攻撃能力はF2支援戦闘機の半分も無い
ストライクイーグルはアメリカが技術提供して無い限り日本国だけで生産不可
WWIIのように基本設計に後付けでちょいちょいいじくった程度じゃ
パイロンや火器管制システムなどハード・ソフト両面で実用にたえられるかどうか

あと、無人偵察機もGPSの利用不可な状況じゃ運用制限もある
航空機による中継もありだがその場合戦闘機より高価な電子機の喪失リスクも高い
作品で言えば飛行蛇を指揮してた帝国軍の飛竜・操縦士&魔獣使いの撃墜

95 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 14:00:30.42 ID:Jr1w9BgZ
>>94 たしかにF15は近代軍相手なら不十分な対地攻撃力だけどファンタジー軍相手なら十分いけるんじゃね?
例えば後ろの督戦隊に機銃掃射するだけでもかなり効果ありそうな気が・・・

96 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 17:24:05.66 ID:6xIZO9cH
>>95
「餅は餅屋」で対人掃射なら攻撃ヘリ使うんじゃね?速度や高度的にも
ただ自衛隊員のメンタル的にきつそうであるが>人間標的

97 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 18:20:51.23 ID:Jr1w9BgZ
今思ったんだけど、帝国軍の航空兵力って空戦能力あるんだろうか?
現状の作中描写だと帝国は航空兵力を持った敵と遭遇してないみたいだか飛行蛇や飛竜は
現実世界のCOIN機やガンシップみたいに地上攻撃専用の可能性がある。

98 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 19:19:20.13 ID:kjSxmKg5
帝国に空戦能力があるというだけで結構な重圧を相手にかけれるよね
少なくとも日本側は戦闘中は常に戦闘機なりを出して制空権を取らないといけない
捻った使い方すればいい嫌がらせになりそう

99 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 19:26:17.38 ID:Jr1w9BgZ
とりあえずF15で事前に制空権確保してからの方がヘリとか出すのは安全そうだな・・・・
あと海自の護衛艦のトマホーク、陸自のMLRSなり榴弾砲、重砲で制圧射撃するの
は?これなら航空兵力も無力じゃ?(トマホークは撃墜される可能性ありそうだけど)

100 :創る名無しに見る名無し:2013/03/03(日) 22:09:37.49 ID:zl6k9zfY
>>98
戦闘機出さなくても中SAMと短SAMで詰む
陸自は空自のカバーなんぞ元から宛にしてないんだぜ

101 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 00:47:16.27 ID:1or9D1Nh
>>99
>F-15
飛行場が無い。

>トマホーク
トマホークなんぞ出てきたっけか?
出てきたとしても目標地点までのマップが…そのためには測量のための飛行機が…飛行場が…。

>>100
帝国軍が相手の場合、電波弾しか使えそうに無いね。

どこまで大掛かりな物を持ち込めるか、どれだけ時間をかけて良いのかわからない以上、
どこまで介入するつもりなのかは、何とも言いがたいところではあるか。
とりあえず、海路の確保や物資輸送の請負くらいなら、今やってる整備が終わればできる条件が揃いそうだけど。

102 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 02:35:27.37 ID:PaPpYjif
現状飛行機がない以上ミサイルか重砲が最大の火力か?

103 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 12:21:14.43 ID:A2W90soI
飛行機があっても下手に空爆とかするとさらわれた民間人を人間の盾にされそうだな

104 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 14:01:20.20 ID:PaPpYjif
其れなんて湾岸戦争時のイラク・・・・でも相手は人質に使えると理解してるんだろうか?
相手はそういや連れてかれた民間人の状況ってまだだよな?

105 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 15:23:51.21 ID:1or9D1Nh
>>104
南側が日本を引っ張り込もうとしているのがばれてからになるだろうけど、帝国軍もそのうち何か言ってきたりしないかな?

106 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 17:06:17.21 ID:PaPpYjif
そもそも帝国軍は日本のことちゃんと認識できてるんだろうか?
分家の某シホットみたいに「捕虜が嘘ついてるだけだろ?pgr」って
日本やこちら側の世界のこと過小評価してる可能性も・・・・

107 :創る名無しに見る名無し:2013/03/04(月) 20:51:22.88 ID:zsBLUKOK
言うこと聞かない諸侯を粛清するために送りつけてるし
その計画知ってた魔法使いも此方側がヤバイって知ってたっていってたし
調査もしてらしいから
ある程度は把握しているでしょう

捕虜になった人、心配です
胃腸の弱いオイラなんか砂混じりの井戸水を出されてたら
すぐ下痢と脱水症状で死ぬだろうな

108 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/05(火) 12:50:54.13 ID:RT+ok0Xp
沢山の感想をいただき、とても嬉しいです。お付き合い下さる皆様に感謝です。

異世界を紹介しつつ、戦争が烈しくなる様を書いていけたらなぁと思います。

自衛隊側には、様々な問題点がありますが、当然異世界軍にも強点と弱点があります。
互いに神ならぬ身。全く背景の異なる軍の激突を描写できたら幸いです。あとは、魅力的な人物……設定矛盾を避けて……エタラナイ……。

109 :創る名無しに見る名無し:2013/03/06(水) 23:39:31.61 ID:qcBiqrqc
>>106
まったく未知の場所にゲート開いても西方諸侯軍送り出すのに納得させる材料乏しいでしょ
事前に間者送り込んで軍隊送る場所くらいは調べているかと
都合のいい情報と悪い情報はえり分けて聞かせているんじゃね?

110 :創る名無しに見る名無し:2013/03/09(土) 21:11:44.91 ID:X2UakmCx
唐突にの人の作品読み返したけどやっぱり良いよな
連載再開してくれんかしら

111 :創る名無しに見る名無し:2013/03/10(日) 13:25:44.71 ID:Oju4NLgG
まあ、山田託狼君(17)の死=救いな最期には正直爆笑したしな。
後、逆上した草食動物の凶暴さにも似た日本の躊躇わなさ過ぎる所は素敵過ぎるから続き読みたいよな。

112 :創る名無しに見る名無し:2013/03/10(日) 21:14:46.90 ID:BXFmUapo
ぶっちゃけ、つまんねかった

113 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/10(日) 21:44:55.60 ID:O8OYl3pK
唐突にの人の話は自衛隊が戦っていくうちに、自分達が打ち倒していったF世界側の軍勢とどんどん
類似していってしまうというのが読んでいて面白かったですね。徹底した蹂躙、殲滅という。派手派手しい
暴力描写だけではない、何とも言えないダークな展開が好きでした。

そして明日あたり続きを投下させて頂きたく思います。

114 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 00:15:22.91 ID:/Ktwzrz+
エタる前には展開がマンネリ化してたし、そんな面白いとは思わんがなー。

115 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 01:34:48.74 ID:96uZr4L3
物語は唐突には凄く面白い。
早くグレザール帝国に核攻撃を希望!

ついでにコミック化も希望!!

116 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 02:45:25.03 ID:fT368TF0
私的には面白い詰まらない以前に、エタらないっつーのが最重要ではあるなぁ。

117 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 03:04:37.85 ID:hpdIO/vz
まぁ商業ですらエタるこの世の中ですから。

118 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 17:51:15.32 ID:4ps9HmXu
時間犯罪者DSですね、分かります。

119 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:39:55.47 ID:hRCuahPj
続きが書けたので投下します。

120 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 20:40:36.68 ID:hRCuahPj
「これが王都、なんだ。へえ」
 『王都』という言葉は自衛隊員達に様々なイメージを与えていた。果てなき広大な敷地、
人で溢れ返る美しい街並み、などなど。しかし城壁で囲まれたここは、都というよりは
町。緑色や暗い青色の尖った屋根が連なる建物の向こうに、第二の城壁で囲まれた王城
らしき砦のような建造物が見えていなければ、とても国家の中心地とは思えない。
 周囲を見渡せば、それこそ日本のテレビ番組で紹介される『中世の街並みを残した』の
中世そのものだった。自衛隊員達が歩いている舗装路は、形も大きさも合っていない石が
平たく削られ敷き詰められている。街路樹も計画的に配置されたものではなく、周囲の
石畳が地中の根に押し退けられて盛り上がっていた。城門で揺れている、剣と翼を描いた
旗以外は国のシンボルも殆ど見当たらない。
「ひょっとして、アルトラム王国ってすごい小さ……」
「しっ」
 列の後方で呟いた小宮一等陸士を隣にいた中川三等陸曹が黙らせる。二人は10式戦車の
操縦手と砲手を担当しているが、現在戦車は城壁内側の厩舎傍に停めてある。王都での
乗物使用は厳しく制限されていると聞かされた時は自衛隊員全員が耳を疑ったが、この
面積であればそれほどおかしい話でもない。
 戦車から離れる時は乗員3人とも難色を示したが、結局は巌の指示に従った。巌は
上官であると同時に、王子と直接交渉している人間でもあるからだ。武装の性能差で
圧倒している以上、もう少し強気に出られるのではと隊員の何人かは考えたが、多くは
火器の携行を許可されたことで納得していた。
 アルトラム側の人間が、自衛隊に対してまるで害意を見せず、負傷した隊員を騎士達と
分け隔てなく治療して馬車に乗せたという点も大きい。考え得る限り最も上手くいった
ファーストコンタクト。その成果を壊したくないという思いがあるのだ。
「どうも仰る意味が分かりませんな、大野二曹。あなた方の、なんですか、戦車でしたか?
それには一切魔導機を用いていないという。ですが、あれは明らかに魔力を、制御されて
いない不安定な魔力を放出し続けているではありませんか」
「ううむ、ありませんかと言われましても」
「これは失礼。そちらの世界では魔導機と呼ばれていないかもしれませんな。とにかく、
あれは危険な魔力を吐き出している。もしも魔術士を同行させていないならば、我々に
手助けをさせて頂けませんか」
「それは……即答できません」
 袖と裾から淡い光を放つローブ姿の男に、前を歩く車長の大野が詰め寄られている。
 魔導機とは魔力導出機器を意味しており、この世界では当たり前のように用いられる
装置である、というのがアルトラムの人間達の言うところである。動力源である魔力が
封じられた結晶を魔術回路に接続し、顕現器を通じて設定した効果を発揮させるという、
工程だけ見れば単純極まりない機械だ。

121 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:41:34.30 ID:hRCuahPj
 用途は暖房、運河の浄化から建造物の強化など生活基盤の補助から、剣の刃に高熱を
付与したり、鎧の内側から回復魔術をかけて着用者の傷を癒したり疲労を軽減したりと
いった軍事技術まで、非常に幅広い。結晶、回路、顕現器さえ揃えば用を為すという
その明快さと利便性は、科学でなく魔術を基礎とする文明をこの世界に築かせていた。
「何より獣の声というのが気になるのです。生物に由来する何かを、あの戦車に使って
いるのでは? たとえばそう、死霊術のような……」
「ですから魔術ではなくて」
「なんと。私を試しておられるのですか? エルフの魔導学院に留学して学位も取得した
この私が、魔力を誤って感知したとでも」
「ち、違います。あなたを侮ったわけじゃない。こちらが言いたいのはですね……!」
 ローブの襟元を指差しつつ言い募る男に、背を反らしながら説明する大野から視線を
外し、小宮は運河に目を向けた。石材で組まれた運河の両側と底に、帯状の魔導機が
設置されている。結晶を収納した円形の装置に接続された魔術回路は、森にあった英雄の
祭壇で使われていたものよりずっと書き込みが少なく、色もくすんだ灰色だった。両端の
スリットからは揺らめく光が流れる水に向かって放たれている。生活用水の筈なのに
運河は臭いも濁りもなく澄み切っており、底まではっきりと見えた。
「なんていうか」
 城壁の一角では、組まれた足場の上で石工と魔術士が補修を行っている。足場の根元で
石で出来た大きな人形が石材や魔導機の部品を運び上げ、石工が老朽化した場所を慎重に
取り除く傍ら、魔術士が魔導機から結晶を取り出し、杖の先を当てて白く輝かせていた。
「ほんと、異世界だよな」

「それで、殿下はこの大変な時期にまた一つ、新たな問題を持ち込んだというわけですね。
この王都に。しかも王城に。賢明な御判断と言えましょうか?」
 アルトラム王城、玉座の間。玉座の背後、両脇に王家の紋章を描いた太く長い布が
下がっている質素で堅牢な石造りの空間に、宰相セレン・エセリアスの声が響いた。
赤いレンズの填まった片眼鏡で左目を覆い、暗い赤色のローブを纏い黒と赤の大振りな
杖を持った彼女は、玉座から二段降りた所にいる得意げなヴァレリアンを睨んでいる。
「輝かしく歴史深きアルトラム王国に、大変でなかった時期などないだろう。宰相」
 その言葉に隣のガーレンが咳払いし、セレンがハーフエルフの尖った耳を震わせる。
王子の意図は明白だった。現在の王レギナ・アルトラムは四代目であり、建国王アレウス・
アルトラムは、元を正せばエルフに仕えていた奴隷頭だ。セレンが傍らに視線を移す。
玉座にかけるレギナ・アルトラム女王は沈黙したまま、皮肉じみた冗談を口にした息子を
見下ろしていた。
「それに私が持ち込んだのは問題ではない。解法だ。彼らは召喚されし者達なのだから」
「確かに召喚された者達なのでしょうが、そんなお伽話のようなものに国費を……」

122 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:42:41.15 ID:hRCuahPj
「いけないというのか? 人間はそのお伽話で魔術を授かり、200年前には奴隷の身分から
解放された。数千年の主従関係が、1年足らずで崩壊したのだ。祭壇より現れた一人の男が、
全ての種族を……帝国を快く思っていなかったエルフまで味方につけて。全て、お伽話だ」
 玉座の間中央に置かれた、円筒型の遠隔通信装置の前に立つヴァレリアンの言葉に、
セレンは言葉を発しようとしていた口を閉じた。200年前の第二紀エルフ帝国は自ら
滅びの道を突き進んでおり、後から見れば、反乱が起きずとも自壊したであろうという
のが歴史家達の見方だった。召喚された男だけでやったことではない、と。
 しかし『やれた』と『やった』が違うという事は、玉座にいる誰もが理解していた。
「確かに、エルフに取り込まれるよりは……野放しにしておくよりは……早急に排除して
しまおうとするよりは……賢明だったかもしれません。殿下の仰る通りの戦力であれば」
「それはこの私が保証する。彼らの持つ武器はその全てが強力無比だ。戦車という兵器に
至っては……罠で足を止められれば僥倖と言うべきか」
 ガーレンが唸り声と共に答える。自衛隊が召喚された直後、敵対的な行動を取らぬよう
ヴァレリアンに命じられなければ、自分と騎士達は穴だらけの死体か、鉄と肉の欠片に
なって森に散らばっていると理解した彼は、腹立たしいながらも認めざるを得ない。
よほどの準備と最良の奇襲を仕掛けない限り、自衛隊との交戦は論外である、と。
「まあ、彼らが無限に戦えるかどうかは分からん。敵に向けて高速で発射しているだろう
何かの物体をどう生み出すのかは不明であるし、もし生み出せないならば……」
「巌、というのは」
 ずっと黙りこくっていた人物の発言に、3人の視線が引き寄せられた。玉座に腰掛け、
両指を組んでいたレギナが、銀髪を揺らし吐息と共に言葉を紡ぐ。精緻な刺繍の入った
彼女の着衣には複数の魔導機が組み込まれており、有事の際はそれ自体が鎧と化すものだ。
「指揮官の巌誠一郎というのは、どういう人物なのです」
「お人好しですが慎重で、駆け引きの下手な男です、母上。……陛下」
 呼び直したヴァレリアンに頷いたレギナが、一拍置いて口を開く。
「巌の部下は、これに合意しているのですか?」
「部下、ですか? 巌が命令を下すのですから、彼さえ合意すれば……」
 息子の答えに、レギナは深い溜息をついた。セレンはガーレンを睨み、ガーレンは肩を
竦めた。ヴァレリアンの即断即決はこれが最初ではないし、そのアフターケアも同様だ。
「自衛隊は、単なる道具などではなく他国の兵士達でしょう。お前の配下とするので
あれば、彼らの心を把握しなければ……」
「彼らの心は決まっています。母国への帰還を求めているのだから、我らの要求に応える
はずだ。書庫への立ち入りを全面的に認め、衣食住も保証するのです。一体何の不満が」
「ヴァル」
 彼の名を縮めて呼んだ後、レギナは渋面を浮かべたヴァレリアンを見下ろした。
「良いから、条件を付け加えなさい。『離脱』の条件を」

123 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:43:55.17 ID:hRCuahPj
 この世界の文字が読めた事に、巌はまず安堵した。城にあるらしい書物の読解が非常に
やりやすくなる。こちらの書いた文字を相手が読めるなら、言う事無しだ。目の前にある
テーブルには、ヴァレリアンから言い渡された雇用契約書と深草三尉の作成した名簿が
ある。筆記用具と、質が低いとはいえ紙が直ぐ手に入ったのも幸運だった。
「つまり我々は……王子様の傭兵になるんですな」
 黒部一曹に無言で首肯した後、巌は目の前の自衛隊員達を見る。自分を含めた26人は
ヴァレリアン・アルトラム個人に雇われ、活動内容はヴァレリアンと巌の合意によって
決定される、と契約書には記載されている。
「合意によるとはあるが、これはあちら側が我々の能力を測りかねているのだろう」
「給金に関しても確認しました。一カ月300レーフというのは、兵士の月収として割高の
ようです。兵舎の状態も良好で、清潔さも問題ありません」
 席を立った深草の報告を聞いた後、巌は兵舎の壁やベッドを順繰りに見ていく。城内の
兵舎は彼女の言葉通りであり、長きに渡って寝泊まりする上での支障は、トイレと浴場が
遠い以外にはほぼない。
 風鳴りと、雨粒がガラスを叩く音が聞こえる。窓の外はいつのまにか曇天が広がって
おり、嵐を予想させた。
「う……っ」
「おい大丈夫か? 水持ってくるか?」
 魔獣から吐き出された粘液を飲み下してしまった隊員が、ベッドの中で身を屈め
激しく咳き込む。その隣に寝かされている別の負傷者が、苦しげに身を捩った。左目を
粘液で、右脚を落下した天井でそれぞれやられた彼は、片目で瞬きして嘆息する。
「……そして、離脱者まで容認しているわけだが」
 負傷した隊員の方を見つつ、巌は呟くような声で言った。先程、隊員全員で回し読み
した契約書を手に取る。アルトラムの為には働かないと心に決めた自衛官は、何者にも
拘束されることなく、それによって罪に問われることなく雇用関係を終了できる。
 全ての装備品を自衛隊に渡す、離脱者が5人を超えた際には契約そのものを見直す、
離脱者には開拓団への加入を紹介することが出来る、といった文が書き連ねられては
いるものの、少なくとも巌はこれに従い去るつもりはなかった。
「我々の目的が日本への帰還である以上、予想外の出来事は可能な限り小さく抑えたい。
そして書物を探すにしても、生活を安定させるにしても、王子お抱えの部隊を超える
高待遇はない筈だ。それに我々の戦闘継続能力を考えれば、この契約を受け入れるしか」
 言葉を切った巌は、深々と息を吐き出してテーブルに両手を突いた。弾薬の消耗を
抑えるには、戦いを減らすしかない。どこかの陣営に付くことで戦いを減らせるという
保証はないが、誰の利害も絡まない不毛の大地で中立を貫きつつ帰還の方法を探るのは
現実的でない。

124 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:45:31.54 ID:hRCuahPj
「まったく。なぜ我々を『召喚』なんてしたのだろうな、英雄の祭壇とやらは。門とか
トンネルとか、そういう気の利いたものを作ってくれれば……」
 愚痴を零していた巌は、不安げに自分を見てくる部下達へと向き直り、本日何度目かの
溜息をついた後で背筋を伸ばす。
「私は、この部隊の指揮官として雇用契約書の内容を承諾するつもりだ。回答期限は
明後日までだから、離脱を望む者はそれまでに、私かヴァレリアン王子に申し出るように。
何か報告すべき事は? ああ、大野二曹」
 手を上げた大野が立ち上がり、話す前に中川、小宮に一度頷いた。
「はい。不調が続いている10式戦車なのですが、魔術士の話によると中で危険な魔力が
荒れ狂っているらしいのです。巌二佐の許可さえ頂ければ、彼らと協力して不具合を
解決しようと考えております。我々だけでは原因究明さえ進まんので」
「許可する。可能な限り早期解決せよ。他は? ……では解散」
 隊員達が一斉に立ち上がり、巌に敬礼する。答礼した巌が名簿を手に兵舎の二階へ
上がっていくと、あちこちで会話が始まった。
「どうする?お前」
「俺は残ります。実際、これよりマシな話を自力で見つけるなんて無理ですよ。今自衛隊
から離れたら住所不定無職ってレベルじゃないし、開拓団だってやばいみたいじゃないですか」
 隊員の言葉を聞いて、3枚目の名簿を書き写していた深草が視線を落とす。兵舎に入る
直前、城勤めのメイド達が話している声が聞こえたのだ。開拓団に入っているという弟の
事だった。こちらの世界に飛ばされて早々出くわした魔獣や、王都入りする時に見た、
魔術由来の災害などで荒らされ切った土地に分け入って村や農地を作るのが開拓団であり、
死亡率、負傷率は非常に高いとの事だった。そこに銃無しで行くわけだから、バラ色の
未来には程遠い。
「弾があるうちに荒らし回るっていう方法も、無くはないだろうけど」
「嫌だよ。そうせずに済む方法が用意されてるんだし。俺は自衛官にはなりたかったが、
強盗をやりたかったわけじゃねえ。襲われたならともかく……仲間を治療して飯と寝床を
用意してくれる相手になんて」
「だよなぁ……やり返すんならまだ良いけど」
 確かに、と深草は思う。確かに現状であれば自衛隊はもっと良い条件を結べた可能性が
ある。乗物の制限など無視し、王城の中庭まで戦車を乗り入れさせ、堅牢と彼らが考えて
いる城壁に砲撃でもすれば、あるいはそれを仄めかせば、自分達の待遇は良くなったかも
しれない。
 だが巌はそうしなかったし、深草もそう願ったわけではない。それは自分達の取るべき
道ではないと考えたからだ。それに賛同してくれる者がいたと分かって、少し嬉しかった。

そして、そのささやかな喜びは夜中、隊員1人が装備と共に失踪した事で崩れ去った。

125 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/11(月) 20:46:18.93 ID:hRCuahPj
今回はここまでです。よろしくお願いします。

126 :創る名無しに見る名無し:2013/03/11(月) 21:47:39.51 ID:aFHRgODB
>「ひょっとして、アルトラム王国ってすごい小さ……」
ファーストコンタクト系では世界観の違いもスパイスの内
国の規模って同じ地域でも時代ごとに大差が出そうな…

127 :創る名無しに見る名無し:2013/03/12(火) 10:12:02.54 ID:x1pUDGpS
乙です
10式の中の石油が騒いでるのか
確かに濃縮混合生物汁ではあるけど、随分しぶとい怨念だw

128 :創る名無しに見る名無し:2013/03/12(火) 12:46:24.94 ID:LuhQAroo
>>124
投下乙です。
もう少し幸せなファーストコンタクトを果たした戦国自衛隊な雰囲気を感じました。
戦車は、エンジンの配管が偶然回路のような紋様を描いたのかな? 魔法の仕組みは面白いですね。色んな応用が利きそうです。

戦車の燃料が動物由来のため、という考察は面白いですね。

129 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/15(金) 19:47:30.99 ID:N86c0io0
レス有難うございます。今後ともよろしくお願いします。

>>126
ですよね。反対に、王国の人間が東京にやってきたらびっくりするんじゃないかと思います。
あるいは、日本ってとんでもない強国だったのかと思ったりして。

>>127
石油の起源に関しては生物由来説以外にもあるらしいのですが、とりあえずここでは生物(動物)由来を
採用しました。燃料についての説明を聞いた魔術士の反応を笑って頂ければと思います。

>>128
戦国自衛隊は名前しか知らなかったので調べてみたのですが、架空戦記というよりはタイムトラベル物のSFなんですね。
同時に、自衛隊を相手に大はしゃぎする武将を見て、結構描写が被りそうだなと思いましたw 魔術機械の仕組みについては、
科学であれ魔術であれ暮らしに根付いていれば何だかんだで便利になっていくのでは、と思って設定しました。

130 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 01:08:56.34 ID:yuZUJlib
>>128
>エンジンの配管が偶然回路のような紋様を

収斂進化みたいに同じ目的のブツと似通って結果的に…とか思ったり

131 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 03:09:02.28 ID:S9Z+uriU
メーカーのエンブレムやロゴが、たまたまその地の神や精霊・魔族の象徴と同じだったり
迷彩パターンがなぜだか妖精達に好かれたり

132 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 11:09:06.90 ID:5cyX5hCT
吸気・燃焼・排気のシステムを魔法の回路に「偶然」なってしまうのは苦しいんじゃね?
電気系統がある程度の複雑化を経るとそこに精霊宿るとしたほうが妥当
エンジン燃焼が生物の呼吸に相当する設定にすると
戦車の燃費から考えると餌やり遅れると「餓死」の問題が

133 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 13:42:56.37 ID:dMfi7d7/
LSIのパターンが偶然魔法陣になってる的な?
そういや、銃弾に長大な呪文をナノレベルで書き込んで魔法発動みたいな漫画があったような

134 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 17:02:38.16 ID:6h8VBohH
ナノレベルで書き込んでも発射の衝撃で変形と断絶で機能しないような・・・
予備系統が大量にあるということかな?

135 :創る名無しに見る名無し:2013/03/16(土) 19:07:07.19 ID:TqNVoe1v
戦国自衛隊の世界は実際の歴史とは無関係なパラレルワールドだから、
織田信奈の野望みたいな和風ファンタジーな世界に近いね。

信奈→主人公がサルと呼ばれ、秀吉ポジションに
戦自、続戦自→信長や島左近がいないので、主人公がそのポジションに

136 :創る名無しに見る名無し:2013/03/18(月) 23:30:57.87 ID:CAHZJ0Ko
銃弾に呪文>
メディアミックスの先駆け『サイレントメビウス』のグラビトンは、銃弾に刻まれた呪文によって疑似マイクロブラックホールの様な効果が出る銃があった気が。

137 :創る名無しに見る名無し:2013/03/20(水) 21:11:04.96 ID:ZHcJWrlF
砂の薔薇だと砲弾に螺旋を刻んでたよ。   とボケてみる。

138 :創る名無しに見る名無し:2013/03/21(木) 19:04:08.92 ID:ImSjpIGX
やる夫で学ぶ(考察する?)ファンタジー世界
http://blog.livedoor.jp/aamatome/archives/cat_50788.html

創作の参考にどうぞ

139 :創る名無しに見る名無し:2013/03/22(金) 22:47:49.80 ID:pmD3z6+3
>>136
射手も無事では済まない予感

140 :創る名無しに見る名無し:2013/03/23(土) 21:16:33.17 ID:BSqJ3S4F
投下がなくて死にそう

141 :創る名無しに見る名無し:2013/03/23(土) 23:56:56.02 ID:YlF0KhAd
燃料代わりに即興のプロローグ的な何かを投下させて頂きます。

ロシア連邦 極東連邦管区 ハバロフスク地方 ラザレフ

タタール海峡、樺太とユーラシア大陸との間にある海峡の名称であり、日本では間宮林蔵が海峡であることを確認し、
サハリン(樺太)が島であることを証明したことで知られる海峡であり、日本名の間宮海峡はシーボルトが海峡の最峡部を間宮林蔵の名前から間宮の瀬戸と名付けたことに由来していることも広く知られている。

ここラザレフは、そのタタール海峡に面する小さな集落である。
タタール海峡に面していることもあり、普段から樺太を水平線上に確認することが出来る。
また、海峡の中で最も狭い部分に面している為、冬季には樺太まで徒歩で移動することが可能となっている。
実際に、タタール海峡の横断に挑戦する人の中には、ここを通る人も多い。

アレクサンドル・シクロフスキーもその中の一人である。

彼は数名の仲間と共に、タタール海峡横断に挑戦する為に、ここラザレフを訪れていた。


「嘘だろ・・・」

出発の日である2月11日の朝、彼らはそう力なく呟いた。
何故なら、彼とその仲間がタタール海峡を横断すれば到達点として存在する筈のサハリン(樺太)は跡形も無く消え失せ、
かつてサハリンが存在していた場所に入れ替わるかの様に、凍結した広大な海が広がっていたからだ。

(これは本当に現実なのか?ひょっとして性質の悪い夢なんじゃないだろうな?)

そう思った彼は自分の頬を抓ってみたが、一向に夢から覚める気配は無い。
彼はガックリと地面に膝を着き、茫然と眼前の光景を眺めた。
その頭上を一匹のオオワシが、甲高い鳴き声を発しながら飛び去って行った。
オオワシの発する鳴き声は、どこか悲しげに聞こえた……

ひょっとしたら続き書くかも、その時はどうぞよろしく。
ではでは、お目汚し失礼しました。

142 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/24(日) 22:33:12.29 ID:P4ZuVIAd
ややご無沙汰しております。今週には続きを上げ…たいと思います。

>>141
投下乙です。あれ自衛隊は?と思いましたが、次の話で転移先の話が書かれるのでしょうか。
楽しみです。

143 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 14:37:18.80 ID:gv8g2skD
お久しぶりです。
前回で第二章が終わりまして、次の準備に苦戦しています。
予定の半分なら今日にでも投下出来るのですが、話の切れ目的には悩むところです。

>>141
投下乙です。新たな物語、ぜひ続きをお願いします。樺太の消失は、日本の転移を表しているのでしょうか?

>>138
参考にさせていただきます。やる夫って良いキャラクターですね。
参考といえば、以前紹介していただいた怪兵隊の「幻の戦士たち」を買いました。有り難うございます。

144 :創る名無しに見る名無し:2013/03/25(月) 18:50:13.96 ID:nGQZgQs9
気に負わずゆっくりやってくれー

145 :創る名無しに見る名無し:2013/03/25(月) 21:39:27.80 ID:ExK0Ynn4
自衛隊が狂ってる・狂っちゃった感じのssあったら教えてくれない?
物語氏の自衛隊見てたらそんなの見たくなってきた

146 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:07:39.51 ID:KT8IR0gz
>>144
有り難うございます。
見直した所三週間も空いており、纏まるのを待つと1ヶ月を越えそうなので、投下することにします。

147 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:08:32.93 ID:KT8IR0gz
第三章 『御盾』

交易都市『ブンガ・マス・リマ』沖
2012年 12月28日 13時20分

「……暑ぃ」
 海上自衛隊所属、輸送艦「ゆら(LSU4172)」の艦首部で、運用員の安芸英太三等海曹は、本日34回目のダレたぼやきを漏らした。
 安芸三曹は、入隊五年目の24歳。背丈は平均よりやや小柄ながら、防暑作業服に包まれた胸板の厚みや、肘まで捲った下から見えるよく鍛えられた腕からは、狩猟犬の様な俊敏さを持つ体躯が窺える。
 汗で色の変わった作業帽の下には、良く日に焼けた精悍な容貌があった。しっかりとした眉の下に、大きく黒目がちの瞳。鼻筋は通り、大ぶりの口元からは、並びの良い真っ白な歯が見える。
 彫りが深く細面のその顔は、なかなか整っている。ただ、その表情からはやる気の欠片も見えず、放っておけば口から舌を出しそうな勢いだ。
 今の彼からは、真夏に庭先で寝そべるウェルシュ・コーギーの様な空気が全力で発散されていた。
 安芸三曹は輸送艦「ゆら」の第一分隊所属の運用員である。出入港や投錨作業に始まり、搭載艇の運用や艦の整備作業まで、甲板上で艦の運用の一切を回す『運用員』は、正に船乗りその物であると言えるだろう。
 乗員が運用員長を呼ぶ時の旧い名前──『掌帆長』という呼び名が、彼等の有り様を如実に表していた。彼等は、未だ風を頼りに船を操った時代から連綿と受け継がれた役目を担う男達であった。
 その伝統ある職場の末席に連なる安芸三曹は、「ゆら」の艦首で運用員の伝統ある任務──見張りについていた。だが、お世辞にもその態度は職務に精励しているとは言い難い。
「あー、左右視界内いじょーなーし」
 安芸は艦首左右方向を確認した。空は馬鹿みたいな鮮やかさで晴れ渡り、名前も知らない海鳥が気持ち良さそうに飛んでいた。空の青さに一点のくすみも無い。
 照りつける陽光は、物理的な力さえ感じる程直接的だ。「ゆら」の甲板上に彼の額から落ちた汗が、短く音を立てて蒸発した。照り返しが全身を包み、身体中の汗腺がねっとりとした熱気で埋められていた。
 暑い。ひたすら暑い。
「……海面に変色なーし」
 辟易しながら視線を艦の前方の海面に向ける。異状は無い。この辺りの海域は、すでにリユセ樹冠国の妖精族達の案内の元、EODが確認済みであった。
 ブンガ・マス・リマ市域から東へ4キロメートル。浜辺際まで森が迫った、差し渡し2キロの砂浜は、適度に緩やかな海底傾斜と、肌理の細かい砂で作られた地形を持っていた。
 報告に戻った水中処分隊長の顔を思い出す。彼は真っ黒に日焼けした顔で「輸送艦が乗り上げるのに最高の場所です」と言い放った。余程楽しんだのだろう。顔中を皺だらけにした、とても良い笑顔だった。
 そりゃあ、楽しかっただろうなぁ。
 安芸は思った。視界の先にはタヒチやバリ島も顔色を失いそうな程、美しい砂浜が見える。人手が加わっていない天然の渚の白さが、背景に広がる木々の緑と絶妙のコントラストを描いていた。
 そして「ゆら」がディーゼルの音も喧しく、波をかき分けて進む海を覗き込めば、海中を海底まで綺麗に見通せた。翡翠色の海水の向こうに、白く輝く砂とカラフルな姿で泳ぐ魚の群れを見ることが出来る。
 豊かな森と島々を巡る海流が、この辺りの海に有らん限りの祝福を与えている。
 安芸は微妙な罪悪感さえ覚えた。「ゆら」が何かを垂れ流しているわけでは無いのだが、こんな楽園の様な海を、武骨な箱型の輸送艦が行き交う事に居心地の悪さを感じていた。
 ああ、こんな海には──。

148 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:09:39.90 ID:KT8IR0gz
 視界の片隅に、水面を進む影が映った。視線を向ける。そこには、一艘のカヌーがいた。片舷に浮子を備えたアウトリガーカヌーだ。地球では、南太平洋で良く見られる白く細長い船体は、真っ白な帆一杯に風を受け、「ゆら」と併走している。
 巧みに帆を操るカヌー乗りは、皆リユセの森の妖精族だ。自衛官達は彼等を、その風貌から『エルフ』と呼んでいた。
 また来てる。物好きな連中だよ。
 エルフ達は、その細くしなやかな身体を、僅かな布地で覆っただけである。一族の男達は、樹冠長の命を受け皆各地に散っているらしい。その結果、周囲でカヌーを操るのは妙齢(に見える)の女性ばかり。
 正直な所、目の毒であった。彼女達の見た目はほぼビキニ姿であり、揃いも揃って美形なのである。
 エルフといえば、森の民だろう? 何で海なんだよ? そうした日本人の先入観に、彼女達は「森の恵みは海の恵み。我等森の守護者が海をゆくのに、何の障りがあろうか」と、平然と答えたのだった。

 リユセの森の妖精族は、二つの族に分かれている。〈鎮守〉を司る東の一統は、調和と伝統を尊ぶ。世間一般のイメージするエルフはこちらであろう。彼等は洋上の〈門〉に関する秘儀を握っている。
 一方〈叡智〉を司る西の一統は、進取の気風に溢れた一族であり、航海技術に長けていた。彼等は、既知世界の各地に人間と共に旅立ち、知識と人脈を広げていった。今では、南瞑同盟会議の外交・諜報活動は彼等無しには成り立たない。
 この東西二族を両輪に、リユセ樹冠国は南瞑同盟会議の精神的・魔導的な中心として確固たる地位を築いていた。

 こんな海に似合うのは、あの娘達だよなぁ。ここは仕事で来る場所じゃないよ。

 伴走するエルフと目が合った。彼女はスレンダーな身体を躍動させ、カヌーを操りながら安芸ににっこりと笑いかけた。彼女達は「ゆら」に興味津々らしい。
 四角い艦首で波を掻き分けながら、海岸線を目指す「ゆら」の周囲では、エルフ達のアウトリガーカヌーが、頼まれもしないのに露払いを買って出ている。余程昨日のビーチングがお気に召した様だった。
 勢い良く砂浜に乗り上げた「ゆら」の姿に目を丸くし、バウランプが倒れる様子に船縁を握り締め、吐き出される車両や人員に黄色い歓声を上げる彼女達の姿を思い出し、安芸は自然ににやけ顔になった。
 手摺りにもたれ、だらしなく手を振る。
 可愛いなぁ。腕もふとももも真っ白だ。何で日焼けしないんだろう?

 ちなみに、エルフは日焼けしない。それは、世界の理である。

 突然、安芸三曹の顔色が曇った。
「……ちっ」
 彼は忌々しげに舌打ちすると、目を逸らした。猛スピードで走る灰色のボートの姿があった。ミサイル艇搭載の複合艇──RHIBだ。水飛沫をエルフ達のカヌーに浴びせつつ、跳ぶように「ゆら」の周囲を走っている。
 通常、臨検任務等に用いられるRHIBの上にはEOD隊員が乗艇し周囲の警戒に当たっている。ブーニーハットに迷彩服の軽装で、機関けん銃を構えていた。
 安芸は、そんな彼等の姿をどうしても見る事が出来なかった。彼等に含むところは無い。しかし、どうしても駄目だった。
「……畜生。辞めてえな」
 彼は、そう吐き捨てた。

149 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:11:02.28 ID:KT8IR0gz
 3ヶ月前、安芸三曹は広島県江田島市にある海上自衛隊第1術科学校の敷地内で、海自で最も過酷な教育を受けていた。
 その名を特別警備隊基礎課程と言う。
 海上自衛隊唯一の特殊部隊、特別警備隊の隊員育成がそこで行われていた。志願者はそこで徹底的に体力と精神力を鍛え上げられる。そこで行われる訓練は『育てる』より『篩(ふるい)にかける』という言葉が相応しい。
 彼等は、経験豊富な教官達により、将来自分の背中を預ける事が出来る人間であるかどうかを、厳密に試されるのだ。
 彼は、その試験を突破しようとしていた。基礎体力の錬成に始まり、武器・爆薬の取り扱い、徒手格闘、戦闘訓練。そして学生達をして、それらの訓練を「息が吸える分、楽だ」といわしめる程に過酷な潜水訓練。
 安芸はそれらを高い成績でクリアしていった。学生時代に水泳部だった事が幸いしたかも知れない。だが何より、彼はあらゆる困難を燃料に変え前に進むことが出来た。ガッツが有ったのだ。
 さらに、同期への態度も教官の期待以上の物を示した。彼は仲間を見捨てなかった。常に気遣い、鼓舞し、前進した。自分の限界を無視してでも、チームが目的を達成するために必要な行動をとった。
 献身と勇気。これは、彼等のような男達の中で、しばしば身体能力や戦闘技能より重要とされる。
 安芸は、訓練生につき物の様々なミスは犯したが、教官達が密かに持つ採点表ではほぼ完璧な成績を修めていた。
「あいつは、うちの小隊にもらうぞ」
「それはずるい。抜け駆けは無しでお願いします先輩」
「ヒヨッコ一人に随分な入れ込み様だな、お前等」
 
 だが、その日は訪れなかった。
 野戦訓練の最中、転倒したバディを助けようとした彼は絡み合うように谷へ滑落した。
 結果は、左アキレス腱損傷。大腿部骨折。半月板損傷。重傷だった。
 だが、入院した後も安芸は諦めなかった。医師が慌てる程の熱意で、リハビリに励んだ。驚く程短期間で退院の日が訪れた。

「おめでとう。よく頑張ったね。こんな患者は初めてだよ」
「有り難うございます。退院したら走ってもいいんですよね?」
「もちろんだよ。君ならあっという間にサッカーでもバスケでも出来る様になる。元の部隊にチームは無いのかね?」
「あったかも、知れません。でも、俺は早く治してもう一度課程に入り直すんです」
 安芸の言葉に、にこやかに笑っていた医師の顔に、微かな陰が差した。優しいが憐れむ様な表情。嫌な表情だ。
 病室のドアが開いた。複数の男達がドヤドヤと入ってくる。
「教官! それにお前等まで!」
「おぅ、すっかり回復したみたいだな」
「看護師のお姉さんが言ってたぞ。放っておくと何時までもリハビリ止めねえんだって」
「流石に少し太ったんじゃねえか?」
「うるせー」
 あっという間に、清潔で静謐だった病室が、暑苦しい運動部の部室の様な有り様になった。入ってきたのは、基礎課程の教官と同期達だ。皆真っ黒に日焼けしている。安芸は、羨ましく思った。自分はこんなにも白くなってしまった。

 彼は皆の後ろに隠れる様に立つバディの姿を見つけた。何だあいつ? 辛気臭い顔しやがって。
「よう! 久しぶりだな!」
「……お、おう。久しぶり」
「どうした? 元気ねえぞ。お前、もう復帰したんだろ?」
「ああ、何とかな」
 一緒に滑落したバディの伊藤三曹は、腕の骨折から回復し課程に復帰していた。彼は、その事を気にしているのだろうと、努めて明るく言った。
「もう一度バディを組むのは無理だけど、俺も次の期でまたやり直すからな! 部隊に行ったら頼むぜ先輩!」
 きっと、気持ちの良い返事が返ってくるだろう。伊藤も少しは気分が楽になるはずだ。気を遣いやがって。あいつらしいぜ。


 だが、誰も答えなかった。

150 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:11:48.98 ID:KT8IR0gz
 部屋に苦い沈黙が落ちた。同期達は曖昧に笑い、伊藤は下を向いた。医師が何かを言おうと息を吸った。
「先生、私が伝えます」
 教官が、静かに言った。安芸に真っ直ぐ向き直り、顔を見詰めた。普段は笑顔どころか仁王の様な表情を崩さない教官が、優しい表情をしていた。
「お前の身体は、任務に耐えられない。原隊復帰だ」
 教官の瞳はどこまでも優しかった。だが、同時に僅かな妥協も許さない鋼の冷たさを含んでいた。
「そんな!? 激しい運動も出来るって!」
「その通りだ。回復すればサッカーだって柔道だって出来る。だが、特警の任務は出来ない。そう判断された」
 安芸はひどく狼狽し、同期達を見回した。バディ以外の皆が、同じ目をしていた。全員が彼に同情し心から気遣っている。世の理不尽に怒る者も、同期の不運に悲しむ者もいた。だが、そこには不可視の崖が横たわる。


 お前は、もう俺達の仲間にはなれない。


 『特警』にあっては、情熱も根性も同期の絆も、厳然たるひとつの基準の前には、無意味であり無価値である。

 お前に能力は有るか? 命を預けるに足る者か?

 安芸は、その問いに対する答えを失ったのだった。


 原隊に戻された安芸は、荒れた。勤務態度は投げやりになり、周囲とのトラブルが激増した。艦を降ろされ、陸上配置になっても、収まらなかった。
 以前を知る上司がショック療法とばかりに、手を回した。「ああなっちまった奴は、余計な事を考えられない程忙しくしてしまうのが一番だ」安芸にとって迷惑極まりないこの配慮は、人手不足の現状と合わさって、彼をマルノーヴ大陸派遣調査団に押し込むことになった。


「帰りたいなぁ……」
 そんな経緯があり、現在、三等海曹安芸英太は『ゆら』の艦首で腐っていたのだった。

151 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:12:27.06 ID:KT8IR0gz
「やあ、暑いですねぇ」
 艦首でふて腐れていた安芸の背後から、のんびりとした声が聞こえた。振り返ると、ぼんやりとした印象の陸自幹部がにこにこと笑っていた。
「……鈴木二尉。どうもお疲れ様です」
「お疲れ様なのは、そちらですよ。どうですか? 水分とっていますか?」
「はぁ。大丈夫です」
 鈴木二尉は「ゆら」の荷物の一部だ。中肉中背、七三に分けた髪型の下には人の良さそうな笑みがある。目が細いことを除けば顔立ちは平凡だ。陸に降ろしてしまえば、「ゆら」の乗員のほとんどが彼の顔を忘れてしまうだろう。
「しかし、ここは楽園と言っても言い過ぎじゃないですね。エルフのお姉さん達も綺麗だし、海も綺麗だし。竿が有れば釣りたいなぁ」
「……暇なんですね」
「え? いやいやそんな訳は──はは、嘘はいけませんね。正直言うとね、暇です」
「荷造りは終わったみたいですね」
 安芸は車両甲板を横目で眺め、言った。そこには、浜辺に集積されるべき物資と車両の姿がある。鈴木二尉の高機動車も見えた。
「はい。荷解きはしていないので、楽なものです」
「ケースに入っているのは通信関係の装備でしたっけ? 随分厳重ですよね」
 高機動車の荷台には、黒色の耐衝撃水密ケースが積まれていた。それ以外にも、水や食料、燃料缶が見える。
「精密機器なので水や衝撃は御法度ですから」
「確か、広域通信設備の適地選定、ですか。通信教導隊ってそんなこともするんですね」
「ええ。通信の確保は重要なんですよ? ただ、私等だけで遠出するのはちょっと怖いかな──おっと、幹部がこんなことを言っちゃ駄目だな」
 鈴木は、照れたような笑いを浮かべ頭をかいた。その姿は、迷彩服よりよほど背広姿の方が似合いそうだ。安芸は密かに思った。日焼けしていなけりゃ中小企業のサラリーマンだな、この人。
 そこに、鈴木の部下が現れた。長く伸ばした髪が汗で額に張り付いていた。2人とも陸上自衛官というより、携帯会社の若手と言われた方がしっくりくる印象だ。
「やあ、田中三曹、佐藤三曹お疲れ様」
「あ、鈴木二尉、揚陸準備終わりました。マジ暑いっスね」
 革手袋を外しながら、佐藤三曹がぞんざいな口調で報告した。あまりにも気安い様子に、安芸は思わず鈴木二尉を見た。視線に気付いた鈴木二尉が苦笑いを浮かべた。
「気になりますか? うちの連中は普段から娑婆の方々とお付き合いが多いんで、あんまり自衛官っぽくないんですよ。かく言う私も迷彩服を着たのは久しぶりな程です」
「この髪型とかもね」
 田中三曹が前髪を引っ張りながら、悪戯っぽく笑う。色素の薄い虹彩が印象に残った。

152 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:13:26.75 ID:KT8IR0gz
「それより、その銃凄いな」
「俺も気になってた」
 田中と佐藤が口々に言う。その目は安芸の胸の前に下げられた短機関銃に向けられていた。やっぱり来たか。絶対こいつに食いつくんだよな、みんな。
「どんだけ物持ちが良いんだ、海自は」
「……まさか、M3が現役とはなぁ」
「うう」
「グリースガンだぜ。下手すっと爺ちゃん達と戦争したやつだぜ」
「何でも鑑○団に出せそうだな」
「うううう……」
 M3A1短機関銃。第二次世界大戦期、アメリカ合衆国で設計・製造された銃だ。軍の所要を満たすため生産性が優先され、鋼板のプレスと溶接のみで製造可能である。
 直線で構成された外見は、銃というよりは工具の趣を見せる。実際、グリースガンやケーキデコレーターの愛称を持っていて、美しい、という形容詞は似合わない代物だ。
 だが、この単純にして武骨な短機関銃は、奇異な外見とは裏腹に高い信頼性を示し、大戦期を通して兵士達に愛用された。

「だからって言ってもなぁ。限度があるんじゃね?」
「海自はどこも小火器不足なんです」
 生産ラインの限界と官僚的な意志決定が、現場にしわ寄せを押し付けていた。増産された89式小銃はまず弾火薬庫や総監部に優先配備され、その後、少ない在庫を護衛艦と警察が奪い合った。
 後回しにされた「ゆら」をはじめとする補助艦艇の小火器不足が明らかになったが、急な派遣に間に合う筈もなかった。
「それで、どっかの誰かが思い付いたらしいです。用廃間際の予備装備だったこいつを……」
「きっとドヤ顔だったんだろうね」
「おかげで派遣輸送隊の艦上は博物館状態。トンプソンM1A1に、コルトM1911、極めつけはBARですよ。コンバットかっつーの!」
「おぅ……でも、ちょっと撃ってみたいな」
「良かったらあげますから、代わりに89式小銃くださいよ! BARなんて重すぎてうちのおっさんが一人腰やっちゃったんですから」
 安芸は興奮して、左手を振り回した。銃把を握る右手の伸ばした人差し指が痙攣する。
 鈴木二尉が、もとから細い淡い色の瞳をさらに細め、楽しそうに言った。
「いや、安芸三曹なら使いこなせますよ。それに、.45ACPは逆に頼もしいかもねぇ」
「9oパラより良いかもな」
「このシンプルな排莢口、しびれるっス」
 陸自隊員達は、色褪せて灰色になったM3A1を口々に誉めた。
 腰道具ベルトにスパナやモンキーと一緒に刺した予備弾倉の重みが、増したような気がした。こいつら他人事だと思って好き勝手言いやがって。
 安芸は、手元の短機関銃がとてもみすぼらしく感じた。自分にはお似合いだ、そう思った。


「錨入れェ!」
 艦尾から、金属の擦れる音が響く。投錨したらしい。ビーチングした輸送艦は、着岸前に降ろした錨鎖を詰める事で離岸する。
 気がつけば、もう海岸がすぐそこに見えていた。甲板上が慌ただしい空気に包まれる。バラストが調整され、艦首が持ち上がった。
 鈴木二尉が、部下に言った。
「もう、着くようです。山田一曹達と準備にかかって下さい」
「了解しました」
 田中三曹と佐藤三曹が、意外な身軽さで車両に向かう。
「さて、安芸三曹。お世話になりましたね」
「いえ、鈴木二尉もお気をつけて」
 彼等は今から結構な奥地に入るらしい。通信員の彼等は、皆平凡な印象の隊員ばかりだった。この人達大丈夫だろうかと思う。顔を上げると、美しい異世界の砂浜と、そこに積み上がった物資の山を背に、鈴木二尉が微笑んでいた。
 明るい茶色の瞳が、安芸を見ている。何だ? どこかで、見たことがある気がする。一瞬そんな思いがよぎった。


 艦底から振動が伝わる。陸では陸自の施設科が宿営地を設営中だ。あちこちに物資がうず高く積み上がり、重機が走り回っている。
 轟音が聞こえた。視線を右に向けた安芸の視界に、海水を猛烈な勢いで水煙に変換し巻き上げながら陸岸へ向かうLCAC(エアクッション型揚陸艇)の、平たい船体が飛び込んできた。
 甲板上に角張った車体が見えた。あんなものまで持ち込むのか。安芸の目は暫く釘付けになった。


 気が付くと、揚陸準備に向かったのか、鈴木二尉は安芸の前から消えていた。

153 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/25(月) 23:18:01.60 ID:Igai+Rtp
以上です。
第三章の導入になります。話が動くまで前置きが長くなりすぎないよう気をつけたいものです。

12月17日派遣調査団先遣隊入港につづき、派遣輸送隊が数日前から輸送を開始しています。

分かりにくいところ等ありましたら、出来る範囲で補完します。本当は作中で全て明らかに出来れば良いのですが……。

御意見御質問御感想お待ちしております。

154 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 01:28:59.70 ID:p8aYuQAP
>>145
ルーントルーパーズの人の新たなる帝國とか狂ってるが、自衛隊かといえば微妙か
このスレのテンプレからは結構外れてる作品だし

155 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 01:33:41.18 ID:Fn9gAA2D
お疲れ様です。
うん、俺の頭じゃ突っ込むとこなんか全然見つかんないぜ。頑張ってください。

156 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 01:35:04.13 ID:p8aYuQAP
と、投下お疲れ様です。
いつも楽しみにしております。

157 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 01:38:37.26 ID:RGQXD1Zv
乙!

158 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 03:34:03.37 ID:BQmQ9qbo
乙です、次の投下を待ってます。
>>154
あれも一応自衛隊だっけかwかなり前に見たから忘れてた。
いくつもの修羅場を潜り抜け、某最後の大隊みたいになった自衛隊員、みたいなのを見たいんだ

159 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 03:43:37.72 ID:TK5XQonf
自販機がファンタジー世界に召喚されますたに見えたら自衛隊の間違いだった

160 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 03:56:52.09 ID:1uQkDXAT
投下乙です!ゆら型は最後の御奉公かなあ
今年退役だし

>>158
ネリュントスとか島戦争の外伝とかどうかな

161 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 12:27:28.86 ID:wO40ujDN
乙。

64は全隊員分調達されてるから、小火器不足っていうのは有り得ないと思う。
そして、陸自でもグリースガンは未だ現役。


それから銃みたいな単純な工業製品なら、半年有ればラインの増設も全力稼働もできる筈。
これはパソコンの組み立て工程だけど参考に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20121204_577068.html

162 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/26(火) 12:44:10.74 ID:TStApvJ0
>>161
御指摘有り難うございます。
陸自の保管分を移管すれば良いのを考えていませんでした。
みたい絵面から適当に考えると、良くないですね。参考になりました。

まぁ、取りあえずは作中では色々なしがらみが有ったということで、御勘弁下さい(笑)

しかし、陸自まだ使ってるんですね……。

163 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 12:54:38.37 ID:BQmQ9qbo
>>160
thx
ただ島戦争の外伝ってサイトにあったやつ?
サイト消えてるから見れないな

164 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 16:57:11.25 ID:o1nAIlcO
帳簿上はそうでも実際は埃被ってます、みたいに保管状態には差違があって良いんじゃないか?

倉庫入りしてるウン年前の装備を確認したら錆びてて、担当者顔面蒼白とかありえそう。

165 :141:2013/03/26(火) 17:17:49.92 ID:iFchHBhN
>>164

166 :141:2013/03/26(火) 17:23:35.03 ID:iFchHBhN
すいません。間違ってエンター押しちゃいました(汗)
>>142>>143
ありがとうございます。出来たら今月中には続きを投下したいなあ・・・
>>164
第11師団(当時)の閲兵行進や2010年の岩手駐屯地祭では一応、
肩からぶら下げているのを確認してますが今でも使用してるのかは疑問・・・

167 :創る名無しに見る名無し:2013/03/26(火) 17:26:53.05 ID:iFchHBhN
連投で申し訳ない2010年ではなく2011年でした。(滝汗)

168 :141:2013/03/26(火) 17:30:56.97 ID:iFchHBhN
あ、今度は上げてる・・・
本当に申し訳ないです・・・

169 :創る名無しに見る名無し:2013/03/27(水) 00:02:36.94 ID:5Vg6Awkp
>>163
ホントだ消えてる
すまん

170 :創る名無しに見る名無し:2013/03/27(水) 04:32:55.90 ID:JJfyr937
>>164
長期使用しない時はグリースでギットギトにするからそれはない。

171 :創る名無しに見る名無し:2013/03/27(水) 18:31:52.97 ID:6Uc3GRoF
>>170
そりゃそうだな忘れてた、ありがとう。
苔の生えまくった古参は意外と待ち望んでいたかもしれんね。BARやらM1ガーランドは当時の評判悪くなかったらしいし。

172 :創る名無しに見る名無し:2013/03/27(水) 22:50:04.96 ID:JzcAOM4J
お知らせ

市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました

生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています

期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください

173 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 17:58:29.12 ID:oKjx76OK
>>153
投下乙です。腐っちゃった元精鋭というのは物語の主軸に据えやすいと思うのですが、今後は安芸が
主役格になるんでしょうか。それともスケールが大きいから、誰が主役というのはないのかな。からっとして
爽やかな感じの異世界で、読んでて楽しいです。そろそろ交易都市危ういぽいけど。続きが気になります。

しかしほぼビキニ姿で日焼けしない、美形の南国風エルフとはね……

174 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 18:57:16.27 ID:oKjx76OK
あれ一行抜けて書きこんでしまっていた。ソッチ系の問題が起きそう、と書いたつもりだったのですが。

そして、続きが書けたので投下させて頂きます。

175 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 18:58:14.01 ID:oKjx76OK
 作成された名簿と点呼により、いなくなった自衛隊員は田口明夫 一等陸士であり、姿を
消したのは入浴後間もなくという事が判明した。城内で道に迷ったのではないかという
巌の淡い期待は、1人分の戦闘服、防弾チョッキ、鉄帽に加えて89式小銃2丁、小銃の
弾倉8つが紛失していた事で打ち砕かれた。
 しかも、戻ってくるつもりがないという事が需品係を務める兵士の証言で明らかに
された。自衛隊員が1人、巌の指示ということで背嚢と4日分の保存食を要請していた
のである。異世界から訪れた英雄の1人に求められ、彼は疑うことなく、巌に確認を取る
こともせず即座に応じてしまったのだ。
 単なる無許可離隊でなく脱走と確信した巌は、真夜中だったがすぐさまヴァレリアンの
私室を訪ね、事実をありのままに報告した。彼も即座に行動を起こし、ガーレンと城内の
兵士を全員叩き起こし、騎士団長と巌、そして深草を作戦室に呼び寄せたのだった。
 部屋の天井と壁には冷たい白色の光が間隔を開けて灯っており、蛍光灯を想起させる。
城から支給されたチュニックとホーズを身に着けた巌と深草の表情は硬い。縦長の窓から
時折入り込む白色の閃光は雷によるものであり、強風が窓枠を鳴らし、大粒の雨が板戸を
叩いている。
 田口の捜索は即刻、この嵐の中で開始されなければならなかった。
「殿下。この度は私の監督が行き届かず、大変なご迷惑を……」
「巌、その男は馬に乗れるか?」
「馬には……乗れない筈です」
 入室するなり深々と頭を下げようとした巌を遮ったヴァレリアンが訊ねる。左頬の
切った場所に薬をしみ込ませたガーゼを当て、貼り付けさせた深草が部屋の中心に
置かれたテーブルを見た。王都とその周辺の模型が乗っており、村落らしき場所には
旗が刺さっている。
「すると、やはり都内か南西部の森に逃げ込んだ可能性が高い」
「森の方はエルフの領域と接しております。彼らの縄張りに入るとは」
「自衛隊にその知識はあるまい」
「……そうでした」
 言葉を交わすヴァレリアンとガーレンに、深草が小首を傾げる。
「エルフ、ですか」
「おや知っているのか? ドワーフと違って口うるさく迷惑な連中だ。ああ、そちらの
世界でも厄介者というわけかな」
「いえ、そういうわけでは。失礼しました」
 後半の言葉は、半ば巌に向けられたものだった。彼女の視線に頷いた後、巌は一歩前に
進み出て一度深呼吸する。
「我々は周辺の地理には通じておりませんが、行方をくらました隊員の捜索には全面的に
協力します」

176 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 18:59:16.86 ID:oKjx76OK
「ああ。そなた達の攻撃は非常に強力だからな。こちらの兵士を向かわせても、半端な
数では全滅させられるだけだろう。ところで」
 両手を腰に当てたヴァレリアンが、一呼吸おいて口を開いた。
「既に分かっていると思うが……召喚されし者達というのは、我らの間で特別な存在と
見なされている。特別で、力強く、人間に好意的で……間違っても脱走兵ではない」
「はい……」
 巌は静かに返答した。田口は知ってか知らずか、特別視されている状況を最大限に
利用した。背嚢と糧食を手に入れ、戦車の状況を見てくると偽り容易く城を出られたのだ。
「よって、一般の兵士達に真実の全ては伝えておらぬ。盗賊が侵入し、事もあろうに
自衛隊の武具を盗んで逃げたという事にした。そして、私はその嘘をつき通したい。
脱走兵には死んで貰う」
 巌の顔が強張った。予想していたとはいえ衝撃は大きい。深草が慌てて口を挟んだ。
「殿下! 今は戦時下ではないはずです。アルトラム軍の軍法会議がどうなっているかは
分かりませんが、それは余りにも……!」
「私は法律や罪状について話しているのではない。目前の問題を、現実的な方法で
解決したいのだ。その者は生かしておけぬ。どうだ?巌」
 明日の天気について話すような、あくまで淡々とした口調のヴァレリアンに訊ねられた
巌は、顔を上げて腕を組んだ。
「彼の持っていった装備は、なんとしても確保したいと思っています。装備の回収さえ
出来れば、私は異存ありません」
「二佐!」
「どんなものでも持ち逃げされては困る。なので、まず彼の身柄をこちらで抑えたい。
生かして捕えたいのです。発見した時に全てを持ち歩いていない場合もあるでしょう。
尋問しなくてはいけない」
 腕組みを解いた巌は、テーブル越しに此方を見てくるヴァレリアンとガーレンを交互に
見た。二人が首肯したのを見て大きく頷く。
「御理解いただき有難うございます。それと、攻撃の開始はあなた方ではなく、此方に
任せて欲しい。偵察に専念し、発見次第直ぐに知らせて頂きたい」
「ふむ。騎士団長?」
「……まあ、我が兵をあの攻撃に曝さなくてよいと言うなら」
 軍事行動において主導権を握れないのはガーレンにとって面白くないものの、銃撃の
威力を目の当たりにしている以上、あくまで自分達が取り仕切るとは言えない。渋々と
いった様子で大男が頷いた。
「では、部隊を2つに分けて捜索を開始します。私か深草三尉、どちらかが……」
「森の捜索を志願します、二佐」
 言葉の途中で深草が割り込んだ。唇を引き結び、睨むように巌を見つめている。

177 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 19:01:03.14 ID:oKjx76OK
「……よろしい。部隊を率い、アルトラム兵と協力するように。それでは、殿下」
「うむ。吉報を待つ」
 巌と深草が敬礼し、作戦室を後にしていくのを見送ったヴァレリアンが、微笑と共に
ガーレンを振り返る。
「またも私の言った通りであったな。騎士団長」
「身内の不始末をこうも早くさらけ出すとは……」
 田口が城を出たのとほぼ同時期、ヴァレリアンとガーレンは需品係と門番から、その
不審な動きを聞き取っていた。すぐさま巌に確認を取らなかったのは、それぞれに思惑が
あったからだ。若き王子としては巌の人品を評価する格好の機会であり、騎士団長は
自衛隊の起こした不祥事を玉座の間で言い立て、あわよくば彼らの装備を騎士団で
管理するチャンスと考えたのである。
「巌誠一郎は理にかなった善人だ。部下が犯した過ちを見過ごせず、内密に解決できる
と考えるような愚か者でもない」
「かもしれませんな。……兵を集めます。脱走した者の処遇についてですが」
「分かっている」
 頷いたヴァレリアンが、笑みを深くした。
「何もかも自衛隊の思い通りにさせる必要はない。亡骸さえ上手く片付ければ、彼らの
武具を手に入れる機会もあろう」
 その言葉にガーレンが無言で背筋を伸ばし、握った右手を左胸に当てた。

 兵舎前に集められた迷彩服姿の自衛隊員達を雨風が襲う。油脂で撥水加工された褐色の
外套を与えられてはいたものの、暴風雨の中では心もとない。城門から見える街並みが、
あちこちに備え付けられた魔導機の発する光によって照らし出される。
「最悪のタイミングで逃げやがって。馬鹿野郎が……」
「この場合、何なんだろうな。やっぱり脱柵?それともただの窃盗か?」
「呼び方はともかく、私達は必ず田口を見つけ、武装を解除させて捕えるわ」
 遠くで稲妻が雲を裂く。雷光が輝き、隊員達の浮かない顔つきと肩にかけられた89式小銃を
浮かび上がらせた。
 都内でなく森の捜索に回された不満もあるが、彼らに何よりも大きく圧し掛かっている
のは実戦の予感だった。それも人間を、元仲間を相手取った戦闘である。
 鉄帽を伝って目の前に落ちた雨水に瞬きする深草は、出来るだけ表情を殺そうと努めて
いた。面白くも無いありふれた任務をこなす指揮者に見えるよう、息を吐き出し半眼に
なる。ふと、視線が隊員の端に映った。弓長 陸士長が、暗がりの中で表情もなく深草を
見つめている。彼女は顔をしかめた。
 先の魔獣を相手にした戦闘で、弓長は最初から最後まで冷静に、かつ命令に従って
行動した。瓦礫の下敷きになったり液体を吐きかけられた隊員達を引きずり、もしくは
助け起こして回って被害を軽減し、巨大な魔獣に対し効果のない銃撃を行わなかった。

178 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 19:02:31.57 ID:oKjx76OK
 現在最も多く予備弾を持っている弓長は、古い戦争映画で登場するような理想の兵士
だった。落ち着き、命令に従順で、戦友を見捨てることもない。だからこそ、深草には
薄気味悪く思える。彼の胸元には何の徽章もないので、レンジャーとも考えられない。
「質問かしら」
「予備の銃まで持っていった田口が、戦闘もせずに説得で投降するのでしょうか」
「応じない場合は手段を問わず無力化します。それともいきなり撃ちたい?」
 いけないと思いながらも、深草は返答に感情を乗せてしまった。弓長は気を悪くした
様子もなく、深草は勿論、その場の多くが抱く考えを代弁した。
「田口はもう、生きていても為にならない男です」
 深草は弓長から眼を逸らす。丁度その時、城内の鉄扉が開いて、弓と矢筒を背負い
腰に小ぶりの剣を差した兵士達が現れ、近付いてきた。
「深草 三等陸尉です。よろしく」
「斥候隊長のターレスと申します。自衛隊と共に行動でき、光栄です。……森の中では
くれぐれも、青緑色に光る縦長の物体に近付かないでください。一度エルフの領域に
足を踏み入れてしまえば、警告なしに攻撃を受けることが殆どです。また、先月から
害獣の出没が報告されております」
 兵舎の中で受けた報告を確認させられた深草は頷いた後、部下達を振り返る。そして、
アルトラムの兵士達に先導され城外へと歩を進めていった。

 仲間達は、みなおかしくなった。まともなのは俺だけだ。それが、田口明夫 一等陸士の
偽らざる本心だった。日本国の防衛組織である自衛隊が、他国の支配者の子供に雇用され、
その国の利益の為に働く―より正確に言えば、戦う―など、考えられない事だ。
「何で……くそっ、何で皆……!」
 暗く深い森を闇雲に進みながら、田口は血走った眼で周囲を見回す。もちろん、彼には
案があった。王族や騎士団長を悉く排除し、自衛隊がアルトラムを統治する案だ。しかし
彼がそれを口に出すよりも早く、最高階級を持つ巌以下、全ての自衛隊員達は逆に、
王国に取り込まれてしまったのだ。魔術を使われたのか、それとも自分の知らない所で
密約が交わされたのか、田口には知るよしもなかった。
 暗闇と暴風雨は視覚と聴覚を鈍らせ、視覚と聴覚の鈍化は意識を混濁させていた。今日、
城を逃げ出すのが良いアイデアではないことは理解していたが、自衛官としての宣誓さえ
忘れてしまったような狂人達に囲まれて眠るよりは、彼にとってはましだった。
 前方の青緑色の輝きへ、灯りを欲する田口は転がるように駆け寄っていく。背嚢の脇に
括りつけた89式小銃の銃身が突き出た木の枝に引っかかり、勢い良く倒れ込んだ。
 悪態をつく田口は、転んだまま銃を抱きかかえ、息を荒げて大木を見上げる。黒々と
した枝分かれする幹の一本が膨れ、人影を生み出した。彼は悲鳴を上げ、狙いもつけず
フルオートで89式小銃を真上に撃つ。木片が抉れて飛び散り、黒い人影が増えた。

179 : ◆dqVzDvT5pM :2013/03/28(木) 19:03:06.96 ID:oKjx76OK
以上です。よろしくお願いします。

180 :創る名無しに見る名無し:2013/03/29(金) 03:53:14.05 ID:QkfeOxLN

まあ当然だよね。
上官っていうのは、"法規を守ってる限りは"という注釈が付く物だから。
乗っ取りも駄目だけど

181 :創る名無しに見る名無し:2013/03/29(金) 16:59:22.73 ID:A75i8Gy7
投下乙
エルフとアルトラム軍の関係が良好と言えないのに脱走兵が面倒起こしましたね
自衛隊がエルフ討伐にいいように使われる駒となるか注視してます

182 :創る名無しに見る名無し:2013/03/29(金) 18:49:57.45 ID:FNBKtHWQ
おつおーつ

183 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/03/29(金) 19:34:14.82 ID:nr5L/8Du
>>179
投下乙です。

田口一士に死亡フラグまたは、もっとひどい何かが立ってしまいましたね。アルトラム側もちゃんと(というと変な表現ですが)一物抱えているようです。
次はエルフの出番ですかね。楽しみにしています。

私は登場人物の設定が苦手なので、群像というか、場面場面でキャラが出るスタイルで行こうと思います。主役位は出したいんですが。

184 :創る名無しに見る名無し:2013/04/03(水) 00:54:34.10 ID:zdwCTbF+
保管庫の石動さんの作品、電車の所がかぶっていて竜牙兵のところが無いよう
に見えるのは気のせいでしょうか。

185 :創る名無しに見る名無し:2013/04/03(水) 04:47:09.55 ID:6DoJl0gL
>>184
手元に過去ログあるから、何話の部分か教えてくれたら修正しておくよ。

186 :創る名無しに見る名無し:2013/04/03(水) 08:02:44.61 ID:zdwCTbF+
>>185
これはどうも。
まとめサイトで言えば第一話の四段目の冒頭がかぶっていますね。
あと、第十一話と第十二話の間、72章2番目(実質73章)の983〜987、74章の18〜24
が抜けているように見えます。

187 :創る名無しに見る名無し:2013/04/04(木) 14:27:14.50 ID:cuzlvgOw
>>178
前半の不服文は同意だが、
>彼には案があった。王族や騎士団長を悉く排除し、自衛隊がアルトラムを統治する案だ。
これは無理だろ 自衛隊全体なら可能でも補給もままならない一部隊で統治なんて・・・・

188 :創る名無しに見る名無し:2013/04/04(木) 15:08:57.73 ID:v75VKB6k
現地勢力のトップと治安の重要部分を根こそぎ…
統治する気あるんかと

189 :創る名無しに見る名無し:2013/04/04(木) 15:55:40.95 ID:Jx8FZnO9
>現地勢力のトップと治安の重要部分を根こそぎ…
>統治する気あるんかと
「物語を唐突に」(仮)を読んでいて、国王一家が従者ごと殺された時も思ったな
基本的にこの手の小説は自衛隊どころか米軍や赤軍でもやり方がぬるいので
きつい内容自体はいいんだけど

190 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/04(木) 17:10:24.19 ID:jEkYHY4G
レス有難うございます。色々事故は起これども、あくまで小規模かつぬるい感じでやっていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
今書いてる分が仕上がれば、明日にでも投下したいです……

田口の『案』は実行されませんので深くは考えませんでしたが、彼は『日本の国益を損なうか否か』『自衛隊としてどうあるべきか』以外には
まるで関心を払っておりませんので、統治が上手くいくかとか、長続きするかとか、そういう事は考えに入れていません。現代兵器による奇襲で
衝撃と恐怖を与え、従属させる以上のアイデアが彼に無かったので、ああいう記述にしました。

191 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 18:59:07.95 ID:+1xItyZo
続きが出来ましたので、投下させて頂きます。

192 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 19:00:37.01 ID:+1xItyZo
 『守人』クレイアは夜半に隠れ里を離れ、樹から樹へと飛び移りながら聖域東端を
目指していた。深緑色のフード付きマントが雨風に曝されはためき、闇夜を照らす雷に
金髪と金色がかった瞳が照らし出される。
「我ながら、馬鹿な事をした」
 直接顔を打つ横殴りの雨に閉口しつつ、クレイアはフードを持ち上げた。尖った一対の
耳が露になる。聖域東端に生える樹木の一つに施した侵入防止用の魔導機が、異常な
魔力を発していると分かったのは今日の夕刻だった。足を踏み入れる者の精神に干渉し、
恐怖感を与えて思い止まらせる装置だったが、里の同胞達はその修繕を明日やると
決めた。
 風向きと風の匂いによって程なく嵐が来ると分かっていたし、どの道かかるのは人間か
害獣だからというのがその理由だった。決定の際に重視されたのは前半部分だったが、
クレイアは後半部分に猛反発し、集会所で仲間達と怒鳴り合った挙句に単身で魔導機を
修繕する為に飛び出してしまったのである。
 多くのエルフはエルフ以外に対し優越感を持って接するが、クレイアはその最たるもの
だった。それゆえ、他種族をないがしろにする同胞の言動を看過できなかった。

 どうせ引っかかるのは人間だからとは何事だ。自分達は彼らに文明を与え、導いてきた
ではないか。魔術の扱い方を教授したではないか。上位種としての責任を投げ出すのか。
そもそも、そういう姿勢が彼らの反乱を引き起こして帝国の崩壊を招いたのではないか。

 最後の方は殆ど言いがかりというか、売り言葉に買い言葉で口走ってしまったのだが、
結局「そんなに人間が好きなら奴らの嫁になれ」という言葉に激怒して、話し合いを
打ち切ってしまったのである。
 結局の所、魔導機の修繕を先送りにした同胞の判断が正しかった。この暴風雨では、
木々に魔力を通わせ場所を把握しないと自分がどちらを向いているかも分からなくなってくる。
装置の修繕はおろか、聖域でなければ遭難してしまってもおかしくない。
「なんだ?」
 樹に身体を寄せていたクレイアは、嵐の中で聞こえた悲鳴と連続する甲高い破裂音に
顔を上げる。豆を炒るような音が再び聞こえ、正面の低い場所に雷とは違う光が瞬いた。
それが魔導機の置かれている場所であると理解した彼女は、樹から頬を離して枝を蹴る。
空中で背負っていた弓に手を伸ばし、次の枝に飛び移った。若葉が芽吹き花の蕾が付いた
木製の弓に矢を番え、地上に狙いをつける。そして目を見開いた。
「っ……そこから離れなさい!」
 闇夜の中で、緑色と茶色の斑模様をした奇妙な服装の男が叫び声を上げ、両手に構えた
黒く細長い物体を頭上に向けている。その先端が小さく光るごとに魔導機を埋め込んだ
樹の表面が弾け、傷ついていたのだ。

193 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 19:01:54.47 ID:+1xItyZo
「止めろ!止めろぉ! 俺に近付くな!!」
「離れなさい、人間! その樹に近付いてはいけません!」
 番えていた矢を外し、叫び続ける田口一等陸士に駆け寄ろうとしたクレイアは、猛烈な
吐き気とめまいを覚えて樹に寄りかかった。田口が撃った樹が、異常な魔力を発していた
樹が蠢動し、あちこちに裂け目が入ってどす黒い液体が噴き出す。樹全体に回路のような
光が走った。
「この、魔力は」
 朦朧とした状態から立ち直ったクレイアは、黒い液体を被った人間が細長い道具を
向けてくるのを見た。直感によってそれが武器だと判断した彼女は、外した矢を再び
構える。しかしそれよりも早く破裂音が連続し、自分が立っていた枝とその幹を何かが
穿ち、左肩を貫いた。衝撃と焼けつく激しい痛みに悲鳴を上げる。バランスを崩した
クレイアは枝から足を滑らせ、茂みに落下した。右足首に痛みが走る。
 魔術で傷を癒そうとしても、銃撃と落下、そして異常な魔力を感じてのショックで
集中できない。茂みで姿を隠したものの、人間の持っていた武器は得体が知れず、その上
強力だった。低い唸り声に視線を上げると、噴き出した自らの液体で黒く染まった樹が、
太い枝を触手のように揺らしている。
 生きた樹に魔術回路と顕現器を彫り込むというのは、帝国崩壊後にエルフが編み出した、
画期的な魔導機の製造法だった。生命力を魔力に転化する秘術によって、人間達の造る
拙い模造品の何倍もの効果を発揮することが出来た。命を道具として使う事の危険性を
人間の魔術士から指摘されていたが、クレイアを含め多くのエルフは問題にしなかった。
異常が起きれば、調整すれば良いだけの話だ、と。
「まったく、我ながら……馬鹿な、事を……」
 茂みの中を這いずり、樹から離れようとするクレイア。しかしその目の前に黒々とした
人影が現れ、彼女の顔面を蹴りつけようとした。転がってそれをかわしたが、今度は
足首を掴まれる。無数の手のような、手のような形になった虫のような何かが身体に
群がり、クレイアは再び悲鳴を上げて茂みから立ち上がった。人影も虫も、走り出した
時には消えてしまったのだが、混乱する彼女はそれが意味することに気付けなかった。
 背後から銃声が上がり、銃弾が耳を掠める。盛り上がった樹の根に足を取られ、
倒れ込んで川に落ち、彼女は意識を手放した。

「銃声を聞いた!? いつ!?どこで!?」
「じ、銃声っちゅうのは分からんですが、ええ、さっき仰ったような音は聞こえやした。
何年前だったかねえ、ドワーフの発明家が村の収穫祭に持ってきおったのと似て……」
「場所は!? 音の聞こえた場所!」
「ここから西にちょっくら行ったとこですわ。そう時間も経っとりません」

194 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 19:03:09.42 ID:+1xItyZo
 王都を出て2時間ほど歩いた森の中。そこに建つ猟師小屋で嵐をやり過ごしていた
老人の言葉に、深草はがっくりと肩を落とす。同行していたターレスも表情を曇らせた。
彼らのいる猟師小屋から少し西にいけば、そこはもうエルフの領域―エルフが言う所の
聖域である。
「分かりました。お爺さん、私達が出ていったら小屋の灯りを消して下さい。私達以外の
誰に呼ばれても、ここを開けないように」
「そんな……へ、兵隊さん! まさかエルフの縄張りに行くんじゃあるまいね? 止めと
きなせえ! 奴らの訳の分らん魔術ときたら!それに今日は風が良くねえんだ!」
「お気遣い有難う。さっき言った事を必ず守ってください」
 板戸どころか小屋全体を軋ませる暴風に顔をしかめた深草は、老人に一礼しターレスを
伴って小屋を後にする。
「嫌な匂いもしやがる! わしゃこの森と50年も付き合っておるから分かる!年寄りの
話は聞くもんですぞ!」
 小屋を出てもう一度頭を下げ、ドアを閉めた深草は陰鬱な表情で部下達を見た。弓長を
除いて、皆似たような表情で彼女を見返してくる。
「田口は西に行ったわ。エルフの領域に……そして、発砲した」
「バカが」
 誰かが毒づいた。深草は声のした方を睨んだが、彼女も気持ちは変わらない。そして、
落ち着き払っているように見える弓長の態度がますます気に入らない。彼はこうなる事が
始めから分かっていたかのように、無表情で深草の命令を待っている。彼女が、最初から
下すべきだった命令を。
「急ぎましょう。彼がこれ以上銃を撃つ前に。……何を撃つにしてもね」
 しかし深草はそれを口にしなかった。田口が誰かに傷を負わせたか、あるいは命を
奪ったという事がない限り、一線を越えるつもりはない。彼女は光の見えない空を
見上げて嘆息した。
 その様子を見ていたターレスが、部下の1人を呼んで耳打ちする。
「村まで戻り、急ぎ城と連絡を取れ。騎士団の出番かもしれん」

 周囲がうるさい。数人の誰かが自分の周りで騒いでいた。全身の感覚が希薄だが、
得も言われぬいい気分だ。耳元で女が叫び立てている。エルフの尖った耳は敏感で、
音をよく拾う。多分人間だと思い、クレイアは心の中で苦笑いした。人間を危険に
曝すまいと行動し、人間に傷つけられたというのは間の抜けた話だった。
 それだけではない。森の中で怯え、悲鳴を上げ走り、木の根に足を取られて転んで川に
落ちたのだ。エルフが。また笑おうとした彼女は――
「が……っ!ご、ぶっ……!!」
 全身の感覚が不意に戻る。左肩の激痛と右脚の疼き、そして身体を満たす水。

195 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 19:04:47.75 ID:+1xItyZo
 いつのまにか頭を後ろに反らさせられていたクレイアは身体を跳ねさせた後、大量の
水と、里を出る前に飲んだ薬湯を吐き出した。瞬きしている内に視力が回復し、彼女は
自分のみぞおち近くに両手を当てたまま深々と息を吐き出す女がいる事に気付いた。
自分を攻撃した男と同じ衣装を着ている。見回してみると、自分に背を向け片膝を突く
人々も同様だった。
「あなた達、さっきの……っ!」
「気が付いたんすか!? 良かったぁ!」
「おい、集中しろ」
 飛び起きようとしたクレイアは、痛みで直ぐに倒れ込んでしまった。右足首の捻挫は
ともかく、左肩の痛みは耐え難い。硬い布を当てた上から傷口を縛ってあるので治療を
試みたという事は彼女にも分かったが、これでは魔術で治癒する時に狙いを定められない。
「気が付いて早々、申し訳ありません。私達と同じ格好をした男を見ましたか?」
 周囲の警戒を部下に任せて人工呼吸を行っていた深草が訊ねるが、クレイアは即答
しない。慎重に身体を起こした後、左肩と右足首に視線をやって半眼になった。
「まず、この……心のこもった手当に礼を言いましょう。魔術由来の治療であれば、
もっと良かったと思いますが。けれども私を襲ったあなた達の、無知で未熟な同胞に
関して、しかるべき処罰が下されると考えてよろしいですね?」
「彼はどこにいたか、覚えていれば教えて下さい! あなた達の……エルフの方々の
安全にも関わることです!」
 深草の言葉に、クレイアは眦を決して深草を睨みつけた。尖った耳の角度が心持上がる。
「エルフが問うているというのに答えず、その上脅迫するとは何と無礼な人間でしょう!」
「どう裁くにせよ、全ては彼を捕えてからです! 時間がないんです!」
「であれば、さっさと探し始めてはいかがですか。私は助けて欲しいなどと言った覚えは
ありません。人間に襲われて傷を負い、更に恩まで着せられたくはありませんから」
 深草はクレイアを睨み返したが、沈黙した。田口が失踪したのは自分達の責任だからだ。
「面倒臭えお姉ちゃんだなぁ」
「俺、アリだと思います」
「お前ら、集中しろ」
 蚊帳の外の男性陣の背中を睨みつけた後、クレイアは深草に視線を戻して頬を赤らめる。
突然襲われ、エルフとして最も恥ずかしい流れで気を失った彼女は、何とか威厳を保とう
としていたのだ。加えて、エルフの防衛装置が異常を起こした事を口にしたくなかった。
「……無礼は私の方でしたね。色々と混乱していたのです。あなた達の同胞は不幸にも、
我々の魔導機の影響下に置かれてしまいました。心配せずとも、朝になって嵐が止めば
問題無く……」
 クレイアの言葉は、森の奥から響き渡るサイレンのような音で掻き消される。黒々と
した木々の合間に息づく闇が濃度を増し、幹の一つが膨らんで人影と化した。

196 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/05(金) 19:06:10.85 ID:+1xItyZo
もうちょっと話のテンポを早められればと思いつつ……以上です。よろしくお願いします。

197 :創る名無しに見る名無し:2013/04/10(水) 10:10:52.85 ID:wwR16SRT
投下乙

魔導機は魔導樹トレントに進化した

198 :創る名無しに見る名無し:2013/04/10(水) 21:50:09.41 ID:TWnzzHRd
クレイアは責任者ではなく無責任者

199 :創る名無しに見る名無し:2013/04/10(水) 23:35:25.37 ID:lv6lU838
>>163に朗報

スタジオゆにっとはうす なろう支店
2013/04/10 お知らせ
4/27:The Islands War外伝「ブラックホーク・アライヴ」掲載

200 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 11:12:47.66 ID:LopGlUtS
>>199
ありがとうありがとうありがとう

201 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 11:28:54.35 ID:vjC51q2B
おお…島戦争続編出るのか…

202 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 12:14:23.49 ID:Xal66dNt
>>199
これって前のHPで公開された分ではなかったか?

203 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 12:17:31.80 ID:FIacfoN1
>>202

だね。何故かトップページにリンクが無かっただけで、公開はされていた。

204 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 13:10:12.52 ID:LopGlUtS
>>203
あれ?外伝としてリンクあったと思うけど。去年の話だから記憶があいまいだw

あと 5/4:The Islands WarV EpisodeT:「Ignition」(仮題) 連載開始
だそうだ。やっと第3章ktkr

205 :創る名無しに見る名無し:2013/04/12(金) 13:42:51.52 ID:Xal66dNt
>>204
自分としてはホットペッパーの方が始まって欲しいが
新作が始まるのはめでたいことだ

206 : ◆dqVzDvT5pM :2013/04/12(金) 21:00:19.25 ID:hegGhgPx
レス有難うございます。ちょっと、色々勉強し直します。

207 :創る名無しに見る名無し:2013/04/16(火) 20:13:46.13 ID:juUYQ9NZ
島戦争の続きと外伝待っていたらこんなニュースを見つけた。

現在連載中の「ルーントルーパーズ 〜自衛隊漂流戦記〜」につきまして、(株)アルファポリス様から出版することとなりました。
刊行は5月末頃を予定しております。

だおー氏…ついにやったか。

208 :創る名無しに見る名無し:2013/04/16(火) 20:55:12.58 ID:Vh5VwyWu
>>207

…本になったわけか。うん、おめでとう。

209 :創る名無しに見る名無し:2013/04/16(火) 22:37:57.62 ID:RYu+vgaQ
アルファで書籍化されるとWebから削除されるからなぁ

210 :創る名無しに見る名無し:2013/04/16(火) 23:55:47.44 ID:0l7F0pZ/
完全に数撃ちゃ当たる戦法に移行しちゃったなあ

211 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 02:00:30.51 ID:UGdKHdpR
ルーントルーパーズ書籍化か…

212 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 02:06:48.56 ID:4ZgOVfNX
物語は唐突にも書籍化してほしいなぁ……

213 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 16:28:56.04 ID:GjHwebwq
>>207
マジか…報われたなあの人も

214 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 17:32:14.72 ID:CL/6ez5n
物資不足だと思うが… >ルーントルーパーズ
素直にアメリカの大規模な基地を転移させれば済むんと違うか

215 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 21:16:47.84 ID:jq3jW9UV
>>214
ルーントルーパーズが先遣隊としてコネ構築と資源探しを終えたとこで日本が転移とかどうだ?

216 :創る名無しに見る名無し:2013/04/17(水) 22:06:02.42 ID:5+kL7IH+
今の最新話でそれに近い状況になりつつあるじゃないか

217 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 00:00:11.93 ID:SSCuJ6ET
そういや自衛隊が最初に転移して橋頭堡を作った後で日本転移みたいな作品ってあったっけ?

218 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 08:58:57.22 ID:Rwc7xhsi
>>215
自衛隊にそんな能力無いし、そんな程度で賄える需要じゃないがな

219 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 12:34:30.38 ID:a8vxkl0q
>>218
どこそこに資源がありそうとか、ある国の王族にすでに顔つなぎが済んでる、とかは結構重要
これだけで数ヶ月から数年は手間が短縮できる
需要に関しては、日本の鉱山系企業が全力でオートメーション化して掘るしかなかろ

220 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 17:38:17.87 ID:cMQlT8EZ
十年やそこらでは石油入手なんて不可能だ、たとえ自噴する原油の湖があっても無理
余力のすべてを振り絞って現代文明を放棄するしか国家維持の手段は残されてないだろう
資源大国の上に「化石燃料社会に入る時点で枯渇まで考えていた」としか思えないアメリカとは違う

221 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 18:56:26.46 ID:NRF7B9LV
>>207
かつて俺もこのスレにSS投下したことがあったけど、遂にやったのかあの人
とにかくおめでとうと言いたい

222 :創る名無しに見る名無し:2013/04/18(木) 21:52:29.43 ID:JoK1EvzN
>>220
質問。
絶対と言い切れるわけだから、石油入手を達成するのに必要な前提条件は把握してるんだよね。
大まかでいいから数値つきでその前提条件と日本の現状を教授してはいただけないか?
いいネタになるから。

223 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 08:53:06.88 ID:y7MX6roX
絶対とな

224 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 10:20:39.09 ID:8EOR6MSs
存在しない文字列が見えるヤツだ、どんだけ教授されたって無駄さね

まぁ海図ができるまで大きな船は使えん
現地やシーレーンの安全確保は絶対
船員も育成して揃えにゃ足りんだろう
港だってイチから作らないとな

ぶっちゃけ無理
石油が自噴する産油地域が至近にある安全な無人惑星へ転移しても無理
近代文明が維持できる期間中では無理

225 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 18:17:34.73 ID:f0ng+YwU
既に前例があるが「石油大量消費社会に突入済み。ただし各国とも20世紀半ばレベルまでの文明」な世界なら大丈夫
>>214以降で話題になった大元の舞台はルーントルーパーズ世界なので諦めるしかない

226 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 21:31:25.02 ID:TKauudMV
つまり、数字なんかで把握してるわけじゃないのな。

227 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 21:51:29.30 ID:WnjTRG3s
>>222はなんであんなに鼻息荒いんだw

228 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 22:02:36.90 ID:K1jSQryJ
いきなり「絶対」と捏造したり
数字を要求する側は持論の数字も根拠も示して無かったり

いつも通りの議論

229 :創る名無しに見る名無し:2013/04/19(金) 23:54:32.74 ID:A42ZSXDk
またその議論かよ もうさんざんやっただろ
石油どころか食物も無理なんだろ

極めて現実的に考えれば、あれも無理これも無理という風になるに決まってる罠
現実の社会が近代化・工業化・国際化した貿易の社会なんだから
それを前提として安全保障も組まれてる

「突然異世界に転移」という条件で何とかできるのは資源国兼農業国兼工業国のアメリカくらいしかない
(アメリカも内乱の可能性がでかいし資本財系の工業力は弱いから駄目かもしれん)

アメリカですらこの条件じゃ厳しいんだから
転移の前提条件を緩和するような話作りをしよう、という方向性に行くしかない
ところが、そうするとファンタジーというより産業革命後の近代物の話になったり
ゲートものの話になったり、技術革新でパワーアップした国を転移させたり……
となり、これをスレ違いとして嫌う奴もいる。

230 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 00:02:55.34 ID:Lk/dTB0r
ルーントルーパーズ読んだ後の適当な発想の相手なんかしなければ議論()は始まらなかった

231 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 01:10:01.62 ID:xftuHlTU
>>220
現代文明放棄と言っても
文明の衰退レベルに関しては戦前程度までで済むという考察も過去にこのスレで見たことあるぞ

232 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 01:44:15.24 ID:CFvZNpMV
製油所は日本の港にあるわけだから、

油田の場所が分かっている前提なら、
タンカーは日本近傍のがそのまま転移するだろうから、
油井、パイプライン、積出港が揃えば可能なわけで、
油井、パイプライン用のパイプは日本の製鉄所で作ってるし、
製造実績のあるプラント屋もいるだろうし、
港は土木屋がいっぱいいるから、

とりあえずで半年後からボツボツ
3年くらいで今と変わらず
は可能だが、

問題はそれまでの生活で、
マクロ的にはともかく、
消費者レベルでの買いだめは止まらないし、
大都市以外では、車が止まれば生活できない、
経済ストップになるわけで、

ガソリンの代わりのガス駆動バスが活躍するとか
そのへんのパニック克服シミュを書ききれれば、
それはそれで名作になるかも

233 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 06:23:34.17 ID:kFkIzGMi
最初からパニック克服シミュが主題の作品ならともかく、まぁぶっちゃけそういうのは枝葉末節だからな。
現実的であろうがなかろうが適当に済ませるのが良し。

234 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 12:20:54.59 ID:3+zc3X63
>>232
国力が現在並で維持を想定してるから3年かな?
つか満足に船も動かせないのに無茶ばかり言うな

235 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 14:38:08.90 ID:xftuHlTU
海底地形データが無いから船動かせない動かせないというけど
実際の所は不用意に陸地や島に近づかなければ別にそんな事は無いぞ?
大型船が寄航する港が少ない問題の方がまだ深刻(それとて皆無でも策が無い訳でもない)

236 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 19:07:17.79 ID:PwYUvMXS
転移先の世界は既に日本の需要を賄える規模で石油が流通している
産油国は石油が余っており、売れるだけ売りたい状態
シーレーンなりパイプラインなり、運搬経路や手段に一切の不安は無く即座に対応可能
正体不明の転移国家に優しい国ばかり、何故かいきなり穏便な外交を展開できる
通用した実績のない日本円が速やかに受け入れられる
日本が石油より優先度を低く置いてるモノでも問題なく各国が売りたいだけ買ってくれる

要は石油が (技術/カネ/製品など対価さえ払えば) 要るだけ安心して買える世界だな、コレなら三年で何とかなる

237 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 20:36:46.36 ID:QEgI3ua/
浜松春日
自分が昔建てたスレで「おめでとう」と言っている人がいて、
ルーントルーパーズを書いている時にあそこで事ある毎に貶されてきたのに、
今更おめでとうと言っている人がいて腸が煮えくりかえる思いをしました。
あいつは過去にチヤホヤされてたが今はこのスレのように
良作がたくさんあるからパッとしないと言っていた人さえいましたが、
それに賛同する意見ばかりだった人達が何が今更おめでとうなのかと。
いくらなんでも酷い。
2013年04月19日(金) 10:21:56

238 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:17:43.60 ID:PWUMKMgs
転移先はもともとは陸地のない海だけの世界でそこに様々な世界から様々な文明が転移してくるとかどうよ。
これなら輸出先を失った産油国とかもあるだろう。

239 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:19:13.31 ID:PWUMKMgs
>>237
あの人昔ここで叩かれてたん?

240 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:22:20.65 ID:bWbfko51
>>238
素直に帝国戦記の日本が侯爵領ごと転移で

241 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:22:57.32 ID:QEgI3ua/
>>239
軍板の方
叩かれてたっていうか、感想だと思うけどね
メイドとかの頃に自衛隊マンセーすぎとか言われてた気はするが

242 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:27:55.80 ID:PWUMKMgs
>>241
ああ、確かに氏の作品は自衛隊ageが強いね
てか今もこのスレ見てるのかw

243 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:41:00.46 ID:eW0G4/Dh
>>238
産油国の地面の下まで転移してくれなくて、油田まで失っていたりして。
日本なら地震が無くなる代わり、富士山が死火山になって、温泉地が全滅だな。

244 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:42:21.17 ID:ymLj3/sK
>>238
The Islands War はそういう設定でなかったか?

245 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 21:44:53.08 ID:VLGVhqSM
交差する世界も

246 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 23:02:09.96 ID:TOENpkFF
>>235
何年か経てば海底地形の探索装置付きの貨物船とかができそうではある。
でも3年どころか半年持たないってのが個々のスレでは定説だからな〜

247 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 23:05:53.13 ID:7/724uPE
不用意に近づかないってのは要するに動けないってコトだしな
測量船のクルーから育成しないとアウト
ギャンブルで航海しろってのか>>235

248 :創る名無しに見る名無し:2013/04/20(土) 23:32:01.37 ID:M1+oBQVI
>>231
意見? >>232>>235みたいなのは妄想
まだ神様が出てくる方が説得力あるで

249 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/21(日) 02:01:38.56 ID:LJhbIek8
>>237>>241
当時叩いてた連中と喧嘩した俺としては(俺も似たようなことは言われた身だし)
今喜んでいる人は「あの時叩かなかった人」であるというのは
知って欲しいとも思う
移転以来住人層がかなり入れ替わったのが今のF自スレなんだから

250 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 02:08:32.77 ID:cmT/jpyr
つーか批判意見も別におかしくなかったけどな
いちいちぐじぐじ言い過ぎなんだよ

251 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 02:10:02.75 ID:cmT/jpyr
あと、軍板は軍板住人なんだからぐんじ面で意見が出たのはふつうだろ
それを悪いように言うのはおかしいよ

252 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/21(日) 02:15:50.33 ID:LJhbIek8
あと、
>あいつは過去にチヤホヤされてたが今はこのスレのように
>良作がたくさんあるからパッとしないと言っていた人さえいましたが、
これに関しては明らかな作品アンチをこっちのスレ持ち込んでこっち巻き込んで攻撃する目的の人だし
そういうのはスルーが正解かと

253 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 02:18:17.76 ID:cmT/jpyr
割烹に書けば?
あの人からすればひとりの名無しが批判したらそれが全体の総意らしいし

254 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 07:21:41.95 ID:+xzJwfBm
とうの昔に本人も分かってる筈だし、ソっとしといたれや
感情の問題で終始してるんだし、いつか正気に戻るのを待て
アレだ、「言わずにはおれんかった」ってヤツだ

255 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 10:37:49.74 ID:NxcrUZ27
>>243
逆に農地が油田になって食糧生産アボンとか

256 :207:2013/04/21(日) 23:06:25.45 ID:VRPTbaBG
しばらくぶりに来てみれば、俺の書き込みが引き金になってとんでもないことになっていた。
新参者のこの私がまとめられている過去スレをしっかりと読んで、これまで
ここでどんなことがあったかをちゃんと把握していれば、軽率に書き込むこともなかったのにと
大いに後悔。
そして、今回の騒ぎで嫌な思いをしたあちこちの人たちへ一言。

よく考えもせずに軽率な行動をとってしまって申し訳ない、本当にすまなかった。

257 :創る名無しに見る名無し:2013/04/21(日) 23:21:33.98 ID:ouFWaU36
定期的なガス抜きとか膿を出すとかの類だから気にしな〜い

258 :創る名無しに見る名無し:2013/04/22(月) 01:17:56.33 ID:P3Ng7IyR
現実日本ではなく、異世界転移に耐えられる政体の日本が転移する作品はないのかな
憂鬱戦後や帝国戦記の日本なら割とイケる気がする
今の日本は内需こそ堅いけど最初の数年を乗り切るコンセンサスや備蓄に欠ける

259 :創る名無しに見る名無し:2013/04/22(月) 01:57:30.84 ID:a/4cljMv
近未来に対中戦でもして本土決戦で勝ったけどそれなりに酷いことになった…でいいんじゃね。あ、これあったな
政体はどうにでもなるけど国民が付いてくるかという方の話が自分は気になるな

260 :創る名無しに見る名無し:2013/04/22(月) 09:31:42.48 ID:/tuD7zMM
正直、モータリゼーション進めた時点で転移なんか無理だと思う

261 :創る名無しに見る名無し:2013/04/22(月) 10:59:20.39 ID:15JUPyAT
>>258
現代日本って括りじゃなければいっぱいあるだろ、帝國召喚とかレッドサン・ゼロ・メイジとか。
憂鬱もすでにあそこの掲示板で転移ネタやってるな。
でもそれじゃここには合わないからダメだろ。
近未来、増大する隣国の脅威に対応するために非常事態にも対処できる内閣が発足、とかでいいんじゃね?

262 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 00:36:37.14 ID:TTeK3dF5
スレのハードル上げすぎて作家さんが書けなくなるのは
嫌だな
あんまり荒唐無稽なものはともかく
多少のご都合主義はいいと思うよ

戦国自衛隊方式かゲート方式ばっかりじゃちょっとね

263 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 01:13:51.96 ID:RtnApsrL
謎の現象により国土と国民が異世界に転移した日本。
そこには地中海を支配する古代の大帝国や某ハーケンクロイツを思い起こさせる独裁国家、内乱に次ぐ内乱で疲弊した中華を自称する大陸なども共に転移してきた世界だった。
民主主義と自由と平和を愛する現代日本とそれを守護する自衛隊はこの混沌とした世界をどう生き残るのか!
みたいなのが見たいです先生!

264 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 01:24:54.65 ID:yZQIxJL2
書け

265 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 04:07:46.82 ID:opP6awpG
アメリカと日本と中東地域
それ以外全部異世界国に

266 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 10:31:58.32 ID:KtT+99pz
そもそも自衛隊が召喚されれば良いんだからゲートか戦国自衛隊方式でなんに問題もない

267 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 13:06:34.62 ID:qVIGuqrk
>>240
帝国戦記の設定じゃ、外交も内政もやることが無くなるんじゃないか?
どうやって文字数を稼ぐ?

268 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 21:29:05.98 ID:v9IDLbHX
>>267
普通は自前の資源を温存するだろ
純金に和地かな不純物を入れて24金ながら18金相当の堅さを与える技術があったろ?
事実上偽造不可能なkォレを基軸通貨と認めさせて資源国にジリ貧を強いるのが吉

269 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 21:53:04.62 ID:bEbUMBYL
>>268
まぁ、とりあえず落ち着いて書けw

270 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:01:25.29 ID:kd8eBwgW
つか、帝国戦記設定だったら移転し艦(2隻だっけ)だけでどこの世界でも資源ジゴロしているだろ。

しかし浜松はいつも余計なことを書くね。10年前ならいざ知らず、今は出版にこぎつけたぐらいじゃ
さほど珍しくもないだろうに。完結まで出版されてから天狗になれよ。

271 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:13:38.87 ID:yZQIxJL2
流石に今回のはドン引き

272 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:18:23.62 ID:7Q/l229e
今回って?

273 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:22:56.92 ID:yZQIxJL2
>>237

274 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:23:48.68 ID:tBgdU76O
作者の子供っぽさをああも露呈されると作品を読む際の心情にも影響するからやめてほしいな
そういうところにも気を使うのがプロの作者だと思う


自衛官の作品書くならその百分の一でも忍耐力を発揮しようぜ

275 :創る名無しに見る名無し:2013/04/23(火) 23:31:12.66 ID:kd8eBwgW
でも勇気は認める。アルファから出版じゃなにかにつけゲートと比較されるだろうし。
もう「おれのほうが先だ」は通用しないよ。つねに「ゲートの二番煎じ乙」といわれるだろうね。

276 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 00:26:52.47 ID:8Yx02I5m
>作者の子供っぽさをああも露呈されると作品を読む際の心情にも影響するからやめてほしい

あの手の感情の赴くままの文章は、せめて一晩置いてから公開するか否かの判断しないと大変危険だしな。

277 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 00:37:21.22 ID:dcfaw9TZ
(社交辞令ぐらい読み取れよ…作品のクオリティは自分が一番よく分かってんだろ…)

278 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 01:09:34.93 ID:SWCPOYNs
>>274
その自衛隊を一年経たずにやめてたな

279 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 02:12:30.76 ID:GHw/Jc03
>>275
ゲート以前からログのあるこのスレのパクリとゲートが言われた事が無いと思ってるのか?
さらに言えばこのスレ自体が戦国自衛隊の傍流だ

280 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 02:24:43.74 ID:7mkejoW7
>>279
いまいちなにが言いたいか伝わってこないが、ここにいる俺たちみたいのには「おれのほうが先だ」は通じるよ?
でも、一般書籍になったら経緯を知らない人もたくさん手に取るだろうと言っているのだが。
実際のスレにさえ「ここ向きの話じゃね?」って、ゲートを紹介してくる人がいるくらいだもの。

281 :280:2013/04/24(水) 02:28:43.51 ID:7mkejoW7
280=275ね。その前もあるけどID見れ。

282 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 02:29:00.13 ID:GHw/Jc03
だいたいにしてゲート方式だって、自衛隊の部隊単位や日本列島まるごと転移しても
物資が尽きるから議論の末に提案されたものの一つなんだ
ゲートの作者が過去にここのスレの参加者であるというのを明言してたはずだから大きく言われないにせよ
「2ちゃんねるのスレからアイディアを盗用して商業デビューした」と謗りを受けてバッシングされててもおかしくないんだぞ

何が二番煎じだ 馬鹿馬鹿しい
このスレはゲートの二番煎じか? 「Zガンダムは種のパクリ」ってコピペか?
ついでに分家も二番煎じ扱いしてみるか?
対立煽りなら失せろこの低能間抜けが

283 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 02:36:02.03 ID:GHw/Jc03
>>280
それを手前がここで言う意味はなんだ? 経緯を知ってる住人のつもりでの>>275の発言だっていうのか?
あの書きかたはなんだイヤミか? あてつけか? 嫌がらせか?
ルーンの方で叩きやネガキャンしたらブロックされるとびびってこっちに持ち込んでんのか?
分家にも持ち込むつもりか?
もし持ち込んだら管理人としてしっかり対処させてもらうからな
わかってんだろうな?

284 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 02:38:16.00 ID:7mkejoW7
フソウ戦記の人? まあどうでもいいけど浜松氏が以前割烹で「ゲートよりおれのほうが先なんだけど凹む」みたいなことを言っていたからなのだが。

285 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 02:43:30.38 ID:GHw/Jc03
わかってねーアホがまだいるかも知れんから書いておくが
「○○の二番煎じ乙」なんてのはこのスレや分家や個人サイトやなろう等投稿サイトやらで
同じような自衛隊の過去や異世界に転移する系統の作品書いてる奴らには重々承知の事なんだよ
でもってこのジャンルは「戦国自衛隊」や「地球から来た傭兵たち」や「ファイナル・カウントダウン」
といった先達が数多くあるんだ
ある上でみんなそんな感じのを書いてんだ
それが好きだから書いてんだ

>>275が言ったのはそれらジャンルを書いている全員に喧嘩売ったのと同じなんだよ
てめーは俺らをバカにしてんのか
てめえが言ったのは「ゲッターロボってマジンガーZの二番煎じですよね、ロボットが戦うし」と同じくらい間抜けなことだ
ふざけんなアホが

286 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 02:50:16.97 ID:7mkejoW7
>>285
喧嘩を売ったのは浜松のほうだよ。
2chにF自スレを作ったのはすごいと思うしおれも楽しませてもらっているが、
出版に当たってこのスレを軍板F自スレの後継として攻撃してきたじゃない。
ちなみに軍板のほうはもうないよ。

287 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 03:01:22.14 ID:GHw/Jc03
>>286
何が攻撃だアホかお前は

俺もその当時住人に攻撃された一人ですが?
経緯や確執を知らないとでも思ってんのか?
こちとら軍板初期時代からいる住人の一人だボケ

お前のような対立アンチにこのスレを付き合わせんなクソが

288 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 03:05:20.72 ID:7mkejoW7
あっそ。よかったね。分家には書き込むとはないから安心していいよ。
そもそも突っかかってこなければレスするともなかったし。
「勝利宣言w」とかご自由にどうぞ。

289 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 03:07:31.51 ID:GHw/Jc03
自分で喧嘩売ってきてなにが突っかかってくればとか喧嘩をうったのは1だおー氏の方だだ低能

290 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 03:10:16.38 ID:SWCPOYNs
つーかあの人もあの人だろ
反感持たれたって仕方ないわ

291 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 06:16:30.95 ID:BjnpRhjo
>>285
勝手に「俺ら」で纏めるな。近松浜松春日か貴様は
俺はヤツをたたいた覚えはないが、ヤツは>>237の通り
当スレは住人の入れ替えがなく一致団結してヤツの敵だったらしい、アホか

292 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 06:31:31.86 ID:+WAWn4Sc
(なんか面倒な人まで出ちゃったなあ)

293 :267:2013/04/24(水) 10:48:55.61 ID:41EQfVSo
>>268
お前は何を言いたいんだ?

>>270
それだけではないよ。
とにかくシム市長のごとく何でもありなんだもの。
あの設定でやった日には、あっという間に話が終わる。

元ネタの作者さんは、余計なことばかりやらせて文字数を稼ぐことにしているみたいだけど、
ここでやったら突っ込みの山が出来るわな。

294 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 12:17:14.74 ID:ReEzhgP3
なろうと並ぶ相変わらずの糞スレっぷり

295 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 18:13:14.39 ID:dcfaw9TZ
現代の軍隊召喚モノはファンタジーであり、SFであり、ミリタリーであり、
さらに経済シミュであり政治群像劇でもあり、出版枠としてはラノベでもある。
ややこしすぎて整合性を保ったまま作品に纏めるのは殆ど無理ゲー。
しかも当の日本自体が軍事独立していない、自分達だけでは国の形を決められない国だから
行動や思考がブレブレになって芯がない。だから芯のある話を書こうとしても書けない。
これは作者のせいでは無くて、このジャンル自体の構造的欠陥というか…。

その点アメリカ召喚とかソビエト召喚とかだと楽だ。
民主主義万歳!または共産革命万歳!で全てを押し通せるから。

296 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 18:15:12.14 ID:V18Pgyej
止めようぜ。 こんな雰囲気では書き手さんが居なくなってしまう。
創作上、蹴りをつけないとどうしても譲れない書き手さんなら構わないが。

297 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 20:54:32.71 ID:I0H7eRGB
分家の管理人(笑)とか言うならスパム削除くらいしてからにしろよ
使えねーなwww

298 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 21:42:43.17 ID:IqSgo0kp
ごめんなさい

299 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 21:43:04.25 ID:RTTeif+M
>>285
お前、気持ち悪いな。
>>275は普通のこと言ってるだけじゃん。
何が腹立つのかさっぱり分からん。

300 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 22:09:23.98 ID:SWCPOYNs
分家の管理人って荒らしの魔術師か
住人に攻撃されたのって自分が原因じゃねーか

301 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 22:35:38.78 ID:LXE/GJ8/
いい加減にしろよお前ら・・・

302 : ◆XdgIHnFrK. :2013/04/24(水) 23:05:50.15 ID:GHw/Jc03
>>291
>>299
普通の事? 俺らでまとめるな?
>>275はこのジャンル全体にケチつけてる行為になってるのがわかんないの?
しかも>>280とか、そんなことを言っていると全然伝わるような文章では>>275ではないし
完全にたんなる取り繕いじゃねーか


>>300
俺から喧嘩を売ったことは一度もありませんが?
小官はじめ延々何年も初期のミスで揚げ足取り続け粘着しやがった経緯も知らないで適当なことほざいてんなカス
何が「自分が原因」だ

303 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 23:06:04.51 ID:PE0/eT6r
これじゃ書く気失せるだろ?

304 :創る名無しに見る名無し:2013/04/24(水) 23:24:02.47 ID:00sc2tXR
>>302
どんだけ悔しがってんだよ

305 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 00:27:09.45 ID:Eg9/kJux
>>302
もういいよ不和を振り撒くしかできないなら分家に帰れよ

306 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 00:30:03.61 ID:S8SffU1O
焦土作戦はもう嫌だ

307 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 00:37:53.80 ID:Pf6rt0zN
>>302
当時ずっと見てたからな
小官もアレだったけど自分に非がないと思うんなら相当おかしいぞ

308 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 00:57:08.18 ID:B7tqtIaN
分家って、こんなのが管理人だったのか

309 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 00:58:37.36 ID:Pf6rt0zN
当時からこんなので荒らし認定されてたから

310 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 01:02:56.69 ID:letc9VMR
言ってることは同意できるとこもすごいあるんだけど、あんまりに言い方が・・・
もうちょっとちゃんと話なよ。みんな嫌な気分になるだけだって

311 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 01:30:32.42 ID:idlH5BOx
新参には何で火病ってるのかさっぱりわからない。
たいした人らしいけど一体どんだけ偉いんだ?

312 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 02:04:27.70 ID:P0RlJnsd
もうその話題はいいからやめろ
自分が焦土作戦をやってると気づけ

313 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 12:56:53.14 ID:tR2WvY2E
>>305
不和振りまく発端になってんのは誰だと思わなくも無い
>>275の言い方はかなりトゲが含まれている
そして浜松が向こうでしゃべったことをこっちに持ち込む>>286のいい分は意味がわからない上に
とっくに終わった話のはず

314 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 13:00:50.64 ID:tR2WvY2E
あと分家管理人を責める論法>>307借りるなら「喧嘩を買ったほうも悪い」だろう
このスレは「浜松の喧嘩を買うスレ」なのか?
違うだろ?

315 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 13:11:20.90 ID:Pf6rt0zN
そうだよ(適当)

316 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 20:55:30.09 ID:UDIs/ten
本人もいない場所で虚しい喧嘩だな

317 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 21:10:34.52 ID:M7ORNUDs
作者が投下出来ない空気だからこの話題はもう終了! という訳で強制的に話題変更。
もうすぐ島戦争三部が始まるみたいだけど、どんな内容になるんだろうな?

318 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 22:25:54.25 ID:Pf6rt0zN
>>317
三部ってHPに掲載されてたやつじゃねーの

319 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 22:31:45.49 ID:Ig6n795i
いや三部は新作だけど?
それは外伝の話じゃね?

320 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 22:33:38.29 ID:Pf6rt0zN
そうなのか
ならかなり久しぶりの新作になるのかな?

321 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 22:56:56.09 ID:sVcEMn5l
二部から何年後の話になるのかな

322 :創る名無しに見る名無し:2013/04/25(木) 23:56:47.38 ID:a8v7oUIa
島戦争といえば、今後の有料版の扱いはどうなるんだろうね
結構細々と加筆修正される人だし、有料が正式版でなろうは暫定扱いなのかな?

そもそも、かなり実力ある人だし出版社で捕まえといて欲しいんだけど
リニューアル後はそういった商業面含めどう展開していくつもりなんだろうか

323 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 08:00:13.17 ID:4jpUrS4H
コメントでは相手(と宗教)をぶっ叩けという意見が目立ったけど。
作者さんの志向からして「騎士道」で終わるんだろうな。

324 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 09:16:43.80 ID:WxPH7+Tf
まあとにかく出版待ちということで。

325 :名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM :2013/04/26(金) 12:47:00.70 ID:POWRec79
昼時に見るに相応しい香ばしさを持つスレ

326 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 12:54:00.93 ID:3cjbBHK1
くっさ

327 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 15:23:14.94 ID:78H91wwh
途中で自衛官が武士道とか言い始めたのは違和感感じたな
条約や法律の話とかした方が自然だったと思う

328 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 19:04:39.25 ID:IPwmyIBe
なんだかんだで社会人からの補正が入るだろ、書籍化すると

329 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 19:16:09.00 ID:EHPX9xv+
自衛隊のたが外す為に「無能な政治家粛清」と言うのは今の時勢だと洒落にならない稀ガス

330 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:17:37.85 ID:WxPH7+Tf
>>327
確かに。本のほうではどうなっていることやら。
ま、そのまま出したら出したで楽しみ様はあるが。

.>>329
島にそんな描写あったっけ?

331 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:39:49.00 ID:PdO3eeXZ
破綻国家でクーデターが起きるのは自然
しかしクーデターが起きた結果事態が好転するかどうかは場合による

332 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:47:15.25 ID:dwrz9hlp
あんだけぼろ負けしたんだからもう本格的な日ロリ戦争は起きないと思うがどんなストーリーにするのかね>三部
あ、でもローリダ国内の過激派や植民地権益持ってる連中がクーデター起こして日本に宣戦布告とかありえるかな?

333 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:52:33.02 ID:H9kDx8hK
>>332
植民地で反乱→日ロリ両軍が出動→偶発戦闘から全面戦争へっていう古典的流れとか?

334 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:54:44.99 ID:dwrz9hlp
>>333
ロリ軍はともかく何で自衛隊が出張るの?

335 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 20:59:02.08 ID:PdO3eeXZ
海軍の攻勢用戦力をすり潰したのだとすれば
海洋では防御に徹するのが精一杯で最低十年は行動不能だ
大陸がなくて島嶼ばかりなら陸軍を使って挽回するも難しい
やはり核戦争か

336 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 21:52:23.20 ID:e1Yrtqaa
通常戦力が正に殲滅されたロリとしては、核兵器は政治的カードとしてしか使い道ないと思うがどうだろうか。
重い・デカい・数が無いに加えて重爆でしか運べないんじゃ、
日本側勢力相手には兵器として使い物にならんのではないかいな。

337 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 22:16:58.52 ID:PdO3eeXZ
日本が持ってないなら当然強力なカードに成り得る
虐殺も意に介さないならば日本本土はともかく防空が完璧じゃない国は
首都がいきなり吹き飛ばされる可能性がある
植民地の引き締めとか日本との取引の中止を迫ることが出来るかも知れない

日本の方が全般的に技術が進んでいるのに日本が核を持てないと考えるのは不自然だけど
逆に言うと日本の配備が間に合わない数年以内しか優位性がないから、
すぐに核戦争を起こすというのも有り得なくはない
あと実戦使用したことのない兵器は使ってみたくなるのも人情

338 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 22:38:05.41 ID:3UehGNNl
核戦争か・・・
でも核戦争でどうやって盛り上げるんだ?

339 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 23:22:07.12 ID:1DoT2SRL
運用手段が問題だ…船で地上にコッソリ持ち込む程度か
けど破壊力は相当に制限されそうな気もする
確か大気のハンマー効果って地表じゃ禄に発揮されんから高空で爆発させるんだろ

340 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 23:25:11.18 ID:8ECGDVLo
新しい国とか出てくるかな
そこで代理戦争とか

341 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 23:32:49.45 ID:PdO3eeXZ
キューバ危機みたいな首相官邸でのギリギリの交渉とか
盛り上げようと思えば出来なくはないかもしれないけれど

戦闘機がビュンビュン飛んでミサイルをドカドカ撃つ小説が
第三章から打って変わって核危機政治物をやりだすとか
実現したら作者を尊敬する

342 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 23:53:11.27 ID:f9r7hqo+
首相<わたしは貝になりたい

343 :創る名無しに見る名無し:2013/04/26(金) 23:57:54.80 ID:ymsMzQSE
二部は戦記偏重だし、三部はその辺を修正してくるのではなかろうか
そうなると、俊二とタナの物語は一応決着したので、三部の主人公が焦点になりそう

344 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 00:12:10.50 ID:v5gBXVe8
誰か第三部の主人公の情報知らない?

345 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 00:24:19.29 ID:OI2rZcOs
今から外伝読んでくるからまた後でな…。

346 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 01:08:01.15 ID:d8NwugXG
ローリダはナードラが続投、日本側は御子柴と鷲津の特戦群が本命
悪役枠としては、ドクグラムとガーライルがほぼ確定ではなかろうか
そんでもって傍編2を回収していく流れを妄想してる
でも特殊部隊中心だと話が重暗いし、新主人公は出てくるだろうなと予想
というよりボーイミーツな話が場末の人の本領だと思うんだよね

347 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 01:14:24.85 ID:v5gBXVe8
二部の改訂もきっちりやってくれないかな
ところどころ防衛庁や5式戦車が出てきてるし

348 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 01:32:03.15 ID:d8NwugXG
読んできたわ、ネンネな高良二等兵はもういないんだな

349 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 02:13:31.81 ID:qyNhCQ2n
>>346
>新主人公は出てくるだろうなと予想

予想も何も宣言されていたと思うけど

350 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 02:57:10.26 ID:FVIHgZh3
>>349
今はない公式サイトのあとがきに載ってたよ

351 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 04:28:17.67 ID:j0jbmG8x
今読んでるけどやっぱ島戦争おもしれーわ
後、ふと思ったんだが外伝のおまけのプリピャチもどきの小説は再掲載されないのかな?
かなり重要な伏線が散りばめられてた気がするんだが

352 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 10:09:44.95 ID:QUthWmsS
最近分家の米軍スレが全く更新されないんだが・・・・・もしやエタった?

353 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 10:27:13.36 ID:g379sHSg
>島戦争
ノドコールが独立して(王政復古?)、カメシスが退陣した辺りかな?
政治経験は乏しいが、威勢のいい政治家が旧勢力に代わって支持を得るなんて珍しくないし
十数年分の打撃を受けたのなら、十数年後にまたやらかしそうだ

354 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 11:28:25.59 ID:v5gBXVe8
みんなに聞くけど島戦争の日本が核持つのに最短でどれくらいかかると思う?
国民の支持は得られていたし核武装推進派の政党も連立していたし3〜4年くらい?

355 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 11:43:47.20 ID:O7i2YtJQ
1945年にアメリカが原爆を実戦使用して
焦ったソ連は本気で核開発を推進する
米国からのスパイ情報とかドイツから奪った核技術資料とかを参考にしながら
4年後の1949年に核実験に成功してる
とすれば本気でやれば4年以内は行けるのでは

日本はプルトニウムを既に持ってるし
こうすれば作れるというのも分かっているので
製造設備を含めて2〜3年で核実験、4年目で実戦配備
5年目に水爆実験、10年目までにICBMと戦略原潜
こんなかんじでどうだろうか

356 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 11:48:16.46 ID:l7e+6MjT
>>355
急ぎ過ぎ、核実験までに用地取得まで含めて10年は欲しい
どうせ米国が現物を持ち込んでるだろうし、モノ自体は速やかに作れそうなんだが
案外アメ公が技術伝達済みでも驚かないが

357 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 13:29:44.26 ID:EXaey18a
そんなこと始めたのがばれたら
待ってましたとばかりに中米ロのいずれかに予防戦争されるだけだよ。
どう考えても国連憲章・敵国条項の適用対象だもの。
アメリカだってかばいようが無い。
ナチス空軍みたいに言ったその日にもう出来上がってないとだめ。

358 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 13:44:51.38 ID:v5gBXVe8
>>357
転移してからの話だよ?

359 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 14:29:57.58 ID:P9TGTZOL
>>357
島戦争の日本て書いてあるじゃんか
それにリアルでいえば核再処理反対が潰されてない辺り、各国も「ぼちぼち日本には普通の国に戻ってもらおう」と考えてるのかもよ?
外交儀礼で空砲を打たないって程は悪質じゃないけど、原爆つくるぞ宣言に等しいんだから秩序に対する挑発だよねアレ

360 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 18:39:14.01 ID:65akNvRa
>>352
作者自HPのAARの投稿に集中したいから、投稿が遅くなるんだって

361 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 19:34:09.64 ID:uvSIcEwv
>>354
ガンバレル型なら半年でできるよ。

362 :創る名無しに見る名無し:2013/04/27(土) 19:35:31.11 ID:v5gBXVe8
島戦争外伝なんか変わってた?
それとも前のコピペしただけ?

363 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 02:35:40.97 ID:NfHoF9Xf
>>362
今読み終わった
最後に少し追加が入ってる
まさか予備役から特殊作戦群に入るとは・・

364 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 02:38:01.78 ID:NfHoF9Xf
後、島戦争の続編
登場人物だけだが更新きてるよ

365 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 12:30:35.65 ID:UWH0EXLY
予備役から特選とか流石主人公www

366 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 13:20:06.74 ID:UWH0EXLY
主人公が自衛官じゃなくて女医師なんだな

367 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 14:35:40.27 ID:kvkRAlYg
3年後のローリダはフルボッコか
日・ロ開戦前にローリダを「武装勢力」扱いすることで日本に同調したのが13ヶ国
ノイテラーネが親日中立、文明レベルが低いとはいえ、スロリアは独立
ノドコール原住民は反ローリダって、四面楚歌だな

自業自得過ぎるけど

368 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 16:28:18.46 ID:gRZujKHI
フルボッコするにはコスパ悪すぎる、多分だが上品な村八分だと予想
つか、搾取できんだけで詰みそうなんだから真空パックで充分
自腹きってまで不良債権の面倒みようと思わんだろ誰も

369 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 16:54:55.40 ID:H0hTS9sf
フルボッコするならローリダ敗戦までの内に行動起こすだろうな
核技術を技術者ごと入手したい国なら進駐してでも確保したい筈
条件闘争が終わった後だとオコボレなんて知れたもんだろ

370 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 17:23:20.72 ID:kvkRAlYg
>>368
戦争で叩くのに限らず、無視も含めて単独では抗し得ない国やたいして関係
ない国までもが足下を見まくるだろうなというので言った>フルボッコ
一応、予告だと「列強」がローリダの本領土以外に侵攻しているけど

371 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 17:27:49.56 ID:kvkRAlYg
連投ごめん。侵攻じゃなくて侵犯だった。

372 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 19:20:58.34 ID:T8S4frL1
とりあえず転移世界ではローリダに代わって日本が覇権国化しそうだな
ぶっちゃけ、いいぞもっとやれと言いたくなるが

373 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 19:56:25.07 ID:z0vzGbvy
手を広げ過ぎて首が回らなくならなければいいがな
連立してた政党がパクスジャポニカ目指していたし

374 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 00:22:53.24 ID:KvcuOp0h
植民地経営は旨みが無いし
スロリア保護領、ノドコールと王室・皇室外交でwinwinぐらいが関の山か

375 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 01:29:17.85 ID:TBwnETXs
ごめん長く読んでないから背景設定忘れてしまったから教えてくれ
ノドコールは日本のすぐ西にあった大陸の西端の国でスロリアはその大陸の中央部の国だっけ?
後ノドコールやスロリアの政体はどうなってたっけ?

376 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 06:28:44.27 ID:QlTtBBMm
>>375
スロリアって大陸中央だっけ?
なんか勝手に半島国家と思い込んでたわ

377 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 07:27:56.31 ID:RHoBeNKP
スロリアは日本の西にあった
「島全体の総称(「スロリア亜大陸」)」

…だったとおもうけど?

378 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 09:31:58.76 ID:QlTtBBMm
>>377
亜大陸ってのがややこしいな
意味が場合によって異なってくるから

379 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 12:43:27.69 ID:KvcuOp0h
スロリア
精霊信仰。南洋の島国のような所で、村単位で生活している。家屋や神殿は木造。
文明はヨーロッパ人侵入前の南洋諸島レベル?
原始的農法があった所に、日本から環境を壊さない農法や上総掘りが導入・支援されている。

ノドコール
大地の神を主に信仰しており、首都郊外に神殿があったが、今は焼かれてキズラサ教会が建っ
ている。
やはり前近代的な農法。征服される前の文明は中世ヨーロッパレベル?
首都キビルには王城があったが、玉座は戦利品として持ち去られ、広場中央にあった初代国王
の像は撤去され、代わりにローリダの植民地提督の像が建てられた。
住民は所有していた土地を没収され、ローリダ人入植者(地主)の小作人に。
商品作物ばかり栽培させられて慢性的な飢餓状態にある。
王侯貴族は四散。元貴族の子女でも路上で物売りをしているような状態。

ノドコール、日本で言えば三種の神器持ち去られ、伊勢神宮焼かれて教会建てられ、征服者の
銅像を上野に建てられて、皇族行方不明みたいな状況か。

380 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 14:25:02.44 ID:TBwnETXs
もう一度サイトにあった地図掲載してくれないかな
できたらそれぞれの勢力圏とかも詳しく加筆したの

381 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 18:20:42.58 ID:v8GtALt2
>>380
今は電子書籍版(試読可)でしか見られないからねぇ。

382 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 20:20:11.04 ID:RHoBeNKP
そもそも新HPの話は一体どうなってんだよ?
俺その事アテにしてたから別段気にしてなかったのに…

データ加筆もな

383 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 23:08:13.88 ID:xZI9fISR
電子書籍ってどこで買えるの?

384 :創る名無しに見る名無し:2013/04/29(月) 23:16:52.11 ID:QlTtBBMm
>>382
一応、いつか復活予定らしいが・・・
作者自身があんまり情報を発信しないからな

>>383
The Islands War 電子書籍
で検索すれば出て来るとおもうよ

385 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 17:14:26.87 ID:ZLq/ZvUa
しかし、小説投稿スレなのに
他所のサイトの微妙にスレ違い(ファンタジーじゃねぇし)な作品の話題ばかりが延々と続くってどうよ
と言ってみる

386 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 17:52:31.27 ID:ci29wB3z
作品投稿の敷居が高いから仕方がない

387 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 17:57:23.82 ID:Jc2MmRzk
日系軍事組織なら相応に手広く扱えるんだろうけどね
自衛隊でも旧軍でも未来で復活日本軍でも可
もちろん平行世界でもOkとなるし

正直、宗教じみた反対組織が幅を利かす日本が前提となるであろう自衛隊縛りだけでキツいわ

388 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 18:58:15.37 ID:DkEm3sts
じゃあ何か話題があるのかって言うとないしなあ
投稿もずっと途切れてるし

389 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 20:04:55.85 ID:chsUWpyo
>>387
その理論で行けば、現代帝國やら超大国日本とかでも問題なさそうな気がするな
実際はどうなのか知らんが

390 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 21:38:00.42 ID:AD9OOn55
別に敷居を高くしたいわけじゃないんだけどあまりに未来すぎるとガイドラインに引っかかるし旧軍は分家行けって話になるしなあ
現実で憲法改正が進んでるし安倍さんががんばった結果の近未来日本国防軍とかならセーフか?

391 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 22:39:40.15 ID:chsUWpyo
>>390
自衛隊の完全な後継組織の日本国防軍は別に問題ないんじゃないか?

ぶっちゃけ平行世界が許されるんだったら楽なんだがな
某時間犯罪者の小説みたいに超大国化した日本が転移とかにすれば幾らか楽になる

ところで未来って具体的にどれ位までならセーフなんだろ?
2040年代はまずアウトだろうし、2030年代もちょっと厳しいし、2020年代までが妥当だろうか?

392 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 23:21:06.06 ID:Hd8ZUUlB
>>391
2040年とかなら核融合発電も希望的観測の中では実現可能な範囲に入ってくるかもな
それ+食糧問題が解決できればかなりマシになるとは思うけど
2030年だと地熱とメタンハイドレートのハイブリットかな。
2020年ってあと7年だぞ、7年で何かできるかねぇ
10年前から今現在、発達したのはパソコンとケータイばっかりって感じだよな。


ただ船っていまだに化石燃料系でしか動いてないんだよね。
ハイブリットカーや電気自動車ができても
船の電気化はバッテリーの容量からして厳しいんだろう。

393 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 23:21:33.64 ID:s53YnaOS
2025年の自衛隊は予算形態や大綱や政策評価から容易に想像できるけど、2035年は全く想像できないな
10年後くらいまでなら許されるのでは

394 :創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 23:24:23.39 ID:Hd8ZUUlB
>>393
逆に10年じゃ生活方面で日本が独りで生きていける技術なんて到底確立していない!
って言われそうなんだよな……。

395 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 00:22:53.05 ID:zTnEEFwM
戦闘能力はともかく生存能力はやたら高い日本人民共和国自衛隊で

396 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 00:29:03.10 ID:XRpCehZq
>>392
茨城に核融合発電所建設し始めてんだっけ?
案外、2030年代には本格的に実用化されてたりしてな

食糧問題が一番の課題なんだよな
野菜は野菜工場で27毛作すりゃあいいとして他がな・・・
食糧問題だけはご都合主義やむなしって感じだなぁ


2030〜40年代の自衛隊(国防軍?)の兵器形態はどうなってるだろう?
F-35が空自の主力になるのは確実、陸自では10式や機動戦闘車が本格配備、海自は三胴艦やズムウォルト級をタイプシップにした艦艇が就役
こんな感じか?

397 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 00:30:29.72 ID:XjhSF/YG
核融合でも放射線の怖さは相変わらずだな
転移先ではプレートのど真ん中にいて欲しい

食料は企業参入を進めれば今よりましになりそうだ

398 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 01:14:01.88 ID:baIMQkVE
>2030〜40年代の自衛隊
バブル期に大量導入した装備品を更新できず、どえらいことになってそうな気がw

399 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 03:29:00.26 ID:pS2mWIQX
2030〜40年代だと10式の後継新型戦車が開発されていそう

400 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 06:39:57.11 ID:mBJ27Rnp
>>397
核融合なら怖くないだろ。
燃料は大した量じゃないし、そもそも真空だから気密が破れても漏れない。

401 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 08:06:23.75 ID:siZ5NCTq
>>400
核融合発電 > 核融合 > 核 > 原水爆、東海村や福一の事故 > 何それ怖い
なんてイメージする一般人がわんさか居るからなぁ…。
プラズマ発電に名称変更したらパタッと反対運動が止まる気がするわ。

402 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 08:32:05.76 ID:X1OGu0zV
なんにしろ、広島も長崎も福島も、国内でエネルギー資源が手に入らないのが原因なのだ。

403 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 11:01:37.92 ID:D99xG5/A
まあ根本は確かにそこだがwww
いっそのこと日本の横に土の肥えた資源のある島ドン!でいいんじゃね

404 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 15:58:30.11 ID:BP0oAaxr
■◎◎ゴールデンウィーク超限定・緊急真特別企画会▲
〇■〇がんばろう!日本 ●復興支援〜トウキョウのチカラ〜
〇〇■中国××韓国〇大阪共同

〇〇●花王デモ大5時間SPin新大久保 

●〇〇ゲスト芸能人有名人多数 混雑予想 ●お土産付き

〇〇検索ワード  ジャニーズ▲SMAP▲浜崎あゆみ〇AKB

405 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 16:22:09.76 ID:XRpCehZq
>>401
言っちゃ悪いが福島の事故より、東海村の事故のが怖かった
安易に画像検索するもんじゃないな・・・

406 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 21:05:19.77 ID:baIMQkVE
>>398
自衛隊2030
 74式戦車、FH-70は完全に消え去るものの、後継装備の調達が毎年少数なので配備が追いつかず
なし崩し的に戦車400、大砲400体制になり、師団・旅団あたりの火力は下がる一方の陸上自衛隊
 護衛艦、潜水艦の定数は増えたものの、建艦ペースは伸び悩み、旧式艦の寿命延長でお茶を濁すことに
その為にいつまでたっても、あさぎり型を退役させられない海上自衛隊
 F-35の配備が進んだものの、F-4の更新で手一杯。近代化改修可能なMSIP仕様F-15はいいとしても、
しばらく使い続ける事になる近代化改修もままならないPre-MSIP仕様F-15の扱いに悩む航空自衛隊
 そしてファンタジー世界に召喚されて逆に安堵してしまう自衛隊首脳達

407 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 22:50:31.40 ID:g1mANhpx
ああ、ところで島戦争は連載時に『ひゅうが』は就役してたかな?

前は違う名前だったけど気がするんだが


この10日あまりで島戦争はえらい勢いで改稿されている
毎日ペースだ

408 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 23:03:47.02 ID:uDnFH/1/
>>407
確か別働隊上陸を支援してた

409 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 23:06:16.37 ID:uDnFH/1/
って連載時にひゅうがが現実で就役してたかって質問か
最初に島戦争が掲載されたのって2005年だっけ?

410 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 23:37:50.53 ID:CQKohN3c
05年だからひゅうがはまだ就役してない
あかぎ、かつらぎって名前だったけど、改稿でひゅうが、いせになってた
島戦争って近年の自衛隊に導入/改編された
CRF、中央即応連隊、あきづき型、そうりゅう型、22DDH、MCH-101あたりが一切出てこないよな
給油機もKC-747じゃなくて何故かKC-707だったし
これから導入されるであろう装備もどんどん出してくれると嬉しい(EF-15とか)

411 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 23:41:09.45 ID:baIMQkVE
自衛隊版J-STARSって母体になった機体はなんなんだろ
E-102EJなんて形式番号だけど

412 :創る名無しに見る名無し:2013/05/01(水) 23:42:52.02 ID:CQKohN3c
×KC-747
◯KC-767
だった

413 :創る名無しに見る名無し:2013/05/02(木) 00:11:50.22 ID:Ks6SBG6S
>島戦争
F35と10式戦車は出ていたな
ローリダの兵器は外観だけなら最近式で74式戦車、旧式戦闘機でMiG−15か19

414 :創る名無しに見る名無し:2013/05/02(木) 00:37:01.53 ID:fAlSCsG/
転移前後を省いてるから選択肢が広がるよな
AC-130とか出てきてたし改訂されたやつにはオスプレイも出てきてたな
第3部じゃ現実時間の関係で出てこれなかった兵器艦艇組織を出してほしいな
あと日本の情報組織も出してほしいな、活動圏が広がったから需要はあるだろうし

415 :創る名無しに見る名無し:2013/05/02(木) 07:08:23.17 ID:rqS9AVjn
>>413
スペック的には
ガルダーン  T54
レデロ-1   MiG-19
ゼラ-ラーガ  MiG-23

といった所かな
技術力の割にゼラ-ラーガのスペックが
チートっぽいが

416 :創る名無しに見る名無し:2013/05/02(木) 11:07:29.50 ID:k8+SwnY1
>>415
その分だけ量産性、整備性が最悪とかありそう

417 :創る名無しに見る名無し:2013/05/03(金) 07:57:20.90 ID:Co4scmko
>>399
そういえば90式は90年代ぐらいから配備されたんだっけか
その頃からすれば2010年代も近未来だったよな
当時のゲームとかじゃ今の時代にロボット兵器とかが配備されても違和感なかった時代だ

418 :創る名無しに見る名無し:2013/05/03(金) 10:47:16.22 ID:pCVV4Tjl
>そういえば90式は90年代ぐらいから配備されたんだっけか
90年に配備されたから90式、2010年に配備されたから10式
61年式や74年式も同様

419 :創る名無しに見る名無し:2013/05/03(金) 22:08:10.98 ID:13kvLkgl
同じ間隔なら次世代戦車は30式か

420 :創る名無しに見る名無し:2013/05/04(土) 01:19:43.65 ID:U6Dux8vM
島戦争更新ktkr
しかし1話で核積んでるかもしれない爆撃機が編隊組んで日本本土接近とか最初からクライマックスだなwww

421 :創る名無しに見る名無し:2013/05/04(土) 01:27:08.62 ID:uAYNbRJi
なろうスレで必死に宣伝してるけど誰も相手してねえからもうやめとけ・・・・

422 :創る名無しに見る名無し:2013/05/04(土) 02:03:23.01 ID:U6Dux8vM
いやなろうスレには書き込んでないんだが・・・あんまりここじゃ書かない方がよかったな、すまん

423 :創る名無しに見る名無し:2013/05/04(土) 11:28:09.11 ID:o+B0JgsF
何しろここへの投下がとんと無いからな
気持ちは分かる

424 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 02:58:14.43 ID:cmY3BUqw
落とせばいいじゃんもう

425 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 05:16:14.46 ID:YYWyxv5W
島戦争、日本の援助がなければ生まれてなかったサクラが子持ち
ローリダとの接触時にが転移後何年なのかイマイチ不明確だった
一応は十数年とか書いてはあったが、年表が欲しい

426 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 07:15:53.59 ID:074/NDBY
わざと西暦20××年と表記しておくことで
現実世界に対応できるようにしてると思うけど

427 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 08:53:01.74 ID:ghJjSWip
地図が出ないままなのも、出さない方が後々修正しやすいからだろうな

428 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 19:11:05.39 ID:mZDXQFhn
19XX年・・・・世界は核の炎に包まれ・・・なかった!

429 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 21:44:03.10 ID:H5C/ITgA
>>426
いや、xxが何年だろうと同じだろう
「西暦で何年」ではなく経過時間を訊いてるんだから
転移後って文字は読めてなかったろ?

430 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 22:57:52.63 ID:8erck6N6
破局の章のあらすじにも書いてある通り破局の章1章めで転移より10年目。
んで開戦が同年の12月8日、終戦(停戦)が12月30日の正午、諸々の条約締結が翌年の4月21日。
TIW UW開始の時点でそれより3年後、ただこの三年が終戦の10年目より3年後なのか条約締結の11年目より3年後なのかは現時点で不明。

431 :創る名無しに見る名無し:2013/05/05(日) 23:42:13.82 ID:ghJjSWip
しかし3年経っても核開発手付かずとは。次の衆院選で変化があるのかな
共和党という党名はどうかと思うが、天皇家の出番自体がなさそうだ
異世界物にしてはえらく君主制が少ない上に碌な役が無いし、作者自身共和派なのかね
あと連邦制も好きそう

432 :創る名無しに見る名無し:2013/05/06(月) 06:20:04.87 ID:s4Rm1DKO
>>430
「母ちゃん、ただいま!!」と息子が帰宅する描写があるんだよなサクラ
そして「私も薩摩芋が無ければ生まれてこられなかった」と言ってる
非武装の民間人を援助に派遣できたのが何年目で、一世代が何年だろうか?ドッグイヤー?

433 :創る名無しに見る名無し:2013/05/06(月) 10:51:49.85 ID:ZlWpKI2g
>>432
悪い、サクラってのはどこにでてる?

434 :創る名無しに見る名無し:2013/05/06(月) 10:58:21.28 ID:ZlWpKI2g
あ、自分で見つけたわ
破局の章の3章ね

435 :創る名無しに見る名無し:2013/05/06(月) 21:19:22.97 ID:B9D+lfAJ
途上国だから子を早く産むのが当たり前だったとして11か12くらいか?だとしても計算が合わない
異世界人だから成長速度が違うのかもしれないがそんなことは描写されてないし
無理に解釈するなら結婚はしていても産んだ子供はいなくて作中に出てくる子供は病気かなんかで死んだほかの夫婦から生まれた子供、つまり養子とか
まあ十中八九作者のミスだろうが

436 :創る名無しに見る名無し:2013/05/07(火) 22:23:03.83 ID:tyDvMtep
素直に「政治的制約で手を付けられなかっただけで前から油田炭田各種鉱床は見つかってました、数十年かけて国家再建しました」で良かろうに、各作品
前準備なしで転移しても耐えられん、日本は確かに世界有数の内需国家だけど自前で賄えぬモノが現状では致命的
島戦争レベルに転移前の国内情勢を維持出来たら日本の方が遥かにファンタジー国家

437 :創る名無しに見る名無し:2013/05/08(水) 10:11:03.65 ID:YklYqWzw
作中の時間を数十年経過させなければいけない時点で「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であることにならないと思うんだが。
十年、二十年ぐらい未来なのは許容範囲で良いとしても、それ以上は駄目だろ。

438 :創る名無しに見る名無し:2013/05/08(水) 10:16:25.81 ID:4ZDWlaek
結局は自衛隊縛りがキツいってパターン
部隊単位で島流しなら戦国自衛隊方式で済むんだが
国家ごと、だと内政集中可能な絶海の孤島で備蓄便りか?

439 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/09(木) 15:30:21.54 ID:cW7x5ldZ
すみません。
えたったわけではないんですが、仕事の都合で滞ります。
スレ内容も確認できていないのです。

440 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/09(木) 15:30:48.78 ID:cW7x5ldZ
投稿可能になったら投下します。

441 :創る名無しに見る名無し:2013/05/09(木) 20:00:16.46 ID:AmSQVonE
続きが出るとわかって ホッ
すぐには出ないと分かって ガク

442 :創る名無しに見る名無し:2013/05/09(木) 20:19:55.89 ID:W1lcMRe8
禿同

443 :創る名無しに見る名無し:2013/05/10(金) 00:47:54.20 ID:FWt8vZIa
全裸待k

いや、脱ぐ必要はないか

444 :創る名無しに見る名無し:2013/05/10(金) 01:03:36.59 ID:aDVCuOd7
既に全裸だから脱ぐ必要は無い、と。

445 :創る名無しに見る名無し:2013/05/10(金) 12:18:46.36 ID:ryewetYu
なるほど、真の英雄は裸(ら)で殺すか。

446 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 05:06:53.99 ID:LE4H8T92
転移だと貿易以外にも衛星が全滅するのが痛い
特にGPSが消えると民間人にも大迷惑
しばらく○uの携帯は動かなくなるし

447 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 05:19:13.71 ID:f1PlnMmk
ソ連転移作品で「実は単なる召喚ではなく中継地点多数の玉突き転移」ってネタが出てた
巻き添え/とばっちりで異世界に放り込まれた国々が復讐に走ったりして
原因究明中に転移時のデータ解析して召喚ノウハウを会得する世界が一つくらいあっても良さそう

448 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 12:37:38.84 ID:3lODmcSP
バルジニア戦記・エスパニア侵攻編はまだ1話、
異時空国家日本は対テロ戦へ、
ルンパは一気に時間が飛んでマリースアへ帰還+謎の敵キャラ登場、
島戦争はローリダの対日戦後のgdgdっぷりが書かれましたね。

どれもこれからが楽しみです。

449 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 13:07:01.66 ID:rfwBdBtH
島以外のカス作は要らないです

450 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 17:41:02.94 ID:WQCnp3S+
そういえば、なんか一本アニメ化するのがあったんじゃなかったかな


名前が出てこない

451 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 18:11:10.13 ID:qx1J2s2+
特定の作品以外をsageることによって特定の作品を叩かせようとするカスは要らないです

452 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 18:23:19.18 ID:rfwBdBtH
いいだろ別に島以外話題にならんし

453 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 18:53:15.48 ID:IyypxTx4
特定の叩くとかsageとか、そういう荒れそうな感じなのはもうお腹いっぱいだからやめようぜ

454 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 19:06:50.99 ID:rfwBdBtH
つーかこのスレでルンパ楽しみとか書いちゃう>>448が荒らしみたいなもん

455 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 19:42:25.75 ID:WQCnp3S+
そんな古参の軋轢など、知ったことでわない

456 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 20:17:37.48 ID:suWzUiU0
また荒れるのは勘弁なんで流れを変えるべく話題をふってみる
化石燃料(石炭、石油など)を活用しているF世界というのはアリなんでしょうか
そういう設定の世界なら資源の確保もやりやすいでしょうし、戦闘も自衛隊無双とは違った感じになって面白いとは思うのですが
(そんなF世界はもはやF世界ではない、と言われてしまいそうですが)

457 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 20:23:05.56 ID:DcDlCPCt
えたったってこのスレでよく見るけどあまりよくないです。
もちろん特別の意味がある用語で偶然の一致というのはわかるんですが
でも関西じゃほんとまずいのです。
石動さんはこの先世に出る可能性が大いにあると思うので
そこらへんちょっと気にかけてください。

458 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 20:28:28.50 ID:qx1J2s2+
スレの文脈を考えれば「エターなった」の意味で使ってるのは解るだろ。

わざわざ掘り返している方こそが差別をしたいのかと穿った見方をしてしまうけどな。

459 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 20:46:05.18 ID:DcDlCPCt
「エターなった」の省略だったのですか。
で肝心の「エターなった」の意味が謎だったので
ぐぐってようやく意味までわかりました。

となるとやっぱり問題ですよ。
初見の者には全く意味が推し量れない。
ついつい知ってるものに結びついてしまいます。
違うはずなのはわかるんですが。

460 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 20:52:06.77 ID:qx1J2s2+
作中で使っているのならともかく、こんな所にまで来てわざわざケチを付けるのは
「差別をネタにして権益を得ようとしている唾棄されるべき馬鹿」だから気にしなくておk

461 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:02:53.79 ID:DcDlCPCt
こんなところまで来てって言うけど
別に今いちゃもん付けに来たわけじゃなく
しばらくうpされる作品を楽しませてもらってましたよ。
ただ前にこの表現見た時もやっぱり同じように感じたし
今回は近かったのでやはり言うべきだと思っただけです。

最近の作家さんは編集などの他人の目が一度通るもの以外にも
人によりツイッターやブログ等書いたものがそのまま衆目に晒される
表現手段も持ち合わせる場合もあります。
書き癖になったら大変です。

余計な心配だとは重々思いますが。

462 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:08:15.80 ID:WQCnp3S+
むしろ『えたった』の方がどういう意味なのか
さっぱりわからん

463 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:12:24.96 ID:DcDlCPCt
意味は不明なれど安倍するとかの系統の
何らかの揶揄を含んだ表現に見えますね。
自分には違う「はず」という予断があったので
そうじゃないと判断しましたがね。

464 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:34:53.37 ID:WQCnp3S+
違う

『エタった』の意味はわかるので

おまえさんのいう関西方面の『えたった』が意味不明なのだ

465 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:41:08.54 ID:DcDlCPCt
>>464
もう答えてますよ。

>意味は不明なれど安倍するとかの系統の
>何らかの揶揄を含んだ表現に見えますね。

名詞+する。
いくらでも新語作れますね。
揶揄なのはわかるけどどんな意味まで込められてるのか
一見してわからないのが不気味なのです。

466 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:48:03.31 ID:DcDlCPCt
まあ自分が石動さんのデビュー後のことまで今から気にかけるのは
明らかに余計なお世話でしょうから
この件もう続けても意味がないので引き下がります。

467 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 21:51:17.84 ID:WQCnp3S+
俺の日本語は通じなかったらしい



『エターナルした』
『エタった』
なんて今さらすぎて、関西方面とやらの『えたった』の答えがでなかった

468 :創る名無しに見る名無し:2013/05/11(土) 22:38:30.26 ID:ZSqn7Uu1
てかこの界隈でエタったっていったらみんな絶対に作者が失踪したって意味で解釈するだろ
なのにいきなり難癖つけてそれは差別言葉なんだよって知りもしない意味教えて言葉狩りする方がおかしい

469 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 07:24:29.52 ID:BPRSyZA3
エタは差別用語だからエタのつく言葉は禁止か…
悟空と聞いて極右と大騒ぎしそうな人って本当にいるんだな

470 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 09:04:39.78 ID:I7J8oZZ8
エタった、えたった、エタッタとか、どーでもいい。
いやさかえかよ、くっだらねえ難癖付けてんじゃねーよ。

471 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 18:26:12.06 ID:XVhm420c
これほど統一された総スカンも珍しい

472 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 18:34:06.97 ID:CPm1rPBn
「気分はもう戦争」じゃないけど右も左も人の話きかねーwて感じ

473 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 20:11:06.51 ID:Hpz8IUvX
ちょっと荒れかかってた雰囲気を修正するためにID:DcDlCPCtが泥をかぶった可能性が微レ存・・・?

474 :創る名無しに見る名無し:2013/05/12(日) 21:54:59.44 ID:OZM6MxBq
ID:DcDlCPCtってもしかして真性? と思ったりしたが、全て計算尽くの行動だというのか……
ID:DcDlCPCt……恐ろしい子!

475 :創る名無しに見る名無し:2013/05/13(月) 10:05:04.06 ID:n85j6I1h
>>456
既得権が存在する資源は手を出し辛くなるだけ、と思う
資源地帯が判る程度に小規模利用してくれてたら御の字
戦略資源レベルに使われてたら大人しく買おう

476 :創る名無しに見る名無し:2013/05/14(火) 19:39:25.93 ID:SqOb8Shq
買えるならたぶん戦争したり、捜索・開発するより安くつくよな

477 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 01:58:36.31 ID:ZDomgCQa
過疎ってるなあ

478 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 09:28:55.47 ID:123VfkA6
>>446
衛星が全滅する描写はいくつものSSで読むが、何故そんな発想に至るのだろう
千q単位で転移するのに上下だけ十q単位とか不思議すぎて作者の考えがっ分からない
余裕で転移半径に入りそうな相対位置だし、地表って制約なら人間も置き去りの筈だし

479 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 09:45:34.05 ID:XgieOI4Z
>>478
周回軌道から外れて行方不明になったり墜落したりするし

480 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 09:59:06.13 ID:Wp1FPzNl
そもそも付いてきてないって作品が多いな

481 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 12:47:38.49 ID:nhvrcdkX
反発や市場原理など無視した自給率だけ考えると、海水からのウラン抽出+核燃料サイクルって何処まで化石資源を代替できるかな
まさか飛行機を電池や核エンジンで飛ばせないから液体燃料は必要だし、鉄の生産にもコークスは要るんだろうけど
たまに再生可能エネルギーを火力原子力波に実用化した脳内ファンタジーな小説もあるけど、不可能だろ

482 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 18:18:05.30 ID:tjvm7War
そもそも異世界に転移の時点でご都合主義なんだから、
資源がどうこうとか真面目に考えすぎても仕方がないと思うが

だって転移した時点で海の中に沈んで終了とか、
陸が上がりすぎて港が全部使えなくなるとか、
上手く合致しても気候が変わってメチャクチャになるとか、
大気の組成が変わってタバコの火が消えなくなるとか、
それらが良くても惑星の大きさが変わって1日24時間じゃなくなるとか、
重さが変わってしまうとか、考えるポイントは山ほど有る

それらを全てクリア=地球に転移してるだけ(パラレルワールド)
その時点で恐ろしくご都合主義なので、
資源だけリアルに考えてもしょうがないレベル

483 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/16(木) 22:08:11.65 ID:q0sTM0MN
ご無沙汰しています。
色々勉強になります。ありがとうございます。

昨晩ようやく第三章の途中まで書いたのですが、携帯を落としてしまいました。


中身がどうやら異世界に飛ばされてしまったようです。


大変申し訳ありません\(^o^)/

正確には携帯の画面が写らなくなったため、修理に出すことになりまして……データ消去の運命です。なんで、SDカードに記録しなかったのか……。


楽しみにしていただいている皆様には、もうしばらくお待ちいただくことになります。

すみません。トホホ。

484 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 22:55:42.72 ID:IEmPlphq
>>482
ファンタジー対現実って話じゃなくなるから、その言い訳はNG
ファンタジー対更なるファンタジーに堕す
定番の逃げ口上でしかないな

485 :創る名無しに見る名無し:2013/05/16(木) 23:56:26.50 ID:Jcg+8BHS
>>484
まあ確かにほかがご都合主義だから資源もねってやってたら際限なくなるしな
でも縛り過ぎたら詰むしやっぱりバランスが重要だわな
みんなに聞きたいんだが資源についてのご都合主義はどこまで許せるんだ?

486 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 00:25:25.56 ID:dL9zwpLH
転移した近くの無人島に資源山盛りが一番無難かな

487 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 03:12:34.56 ID:8cG1ZYs4
>>483
お名前見て、ビビクンと来たけど
そういうことですか。
あー、残念。

488 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 04:54:15.69 ID:a67Lh177
>>485
F世界側にファンタジーな解決手段があれば問題ない
日本以外は文明圏と交流不可能な絶海の孤島(資源てんこ盛)脇に出現が限界かね
帝國召喚方式な>>486だね、要するに

出来れば滅んだ別世界文明が商業的採掘一歩手前の開発&備蓄済みだとモアベター
単なる資源山盛りや備蓄拠点以上に資源が手に入る、それも容易かつ速やかに
国家崩壊しかねない初期の混乱を乗り切るには時間との争いになる

489 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 06:15:43.34 ID:T3bquKOk
そもそも資源さえあればどうにかなるほど現代社会は甘くないから
お前らが使ってるパソコンだって輸入品の塊だし、
まさに命に直結する医薬品も輸入品が非常に多い
そんなの全部考えてたら無理なんだから、
各分野ある程度の所でご都合主義を混ぜてバランスを取ろうって話だろ

490 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 06:31:56.47 ID:fq3NFSQM
作れないモノばかりじゃないしね、政治的制約で買ってる場合の方が多いし
だから日本側に限定する限り、ご都合主義は避けるに越したことはない
ただ「石油採掘だって技術者から増やさにゃ」とか、現状維持は厳しい条件なのは認める

491 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 20:08:12.17 ID:grmXHkG4
エルフのテロリストと中央即応連隊のスカイツリーの戦いか

492 :創る名無しに見る名無し:2013/05/17(金) 22:16:06.16 ID:EeheI7VA
>>478
転移後の惑星の密度サイズ一緒でもなきゃ軌道維持できるかどうかかなり怪しくね

>>482
全てご都合主義な小説なんて読んでて面白いか?
肉付けられるところは肉付けられるように材料用意しようぜって話

493 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 01:00:48.11 ID:eer0/iHg
逆に条件が成立してない世界では、転移ができないのか

転移した時点で日本が壊滅してるのだからお話が成立しない。


転移成功の時点で『条件』が成立するのは前提条件となるのではないか?

494 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 01:39:15.58 ID:YJQmDyBI
日本が転移しましたが気候やら地形やら空気やらは問題なく資源とかは別にして地球人は今まで通り生活できます←ここまでが日本転移モノの前提じゃない?みんなが見たいのはあくまで日本の政治外交や自衛隊の活躍苦戦であって日本版Falloutじゃないだろうし
でもこれだけじゃバットエンド一直線だからどの程度までならテコ入れしても読者から不満が出ないのかって話

495 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 02:27:59.89 ID:eer0/iHg
島戦争
『実在っぽい』人が初めて登場したな

496 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 02:28:54.35 ID:zzW/5zum
転移して地球と条件が完全に同じじゃなくて、
差異に対処して行く話ってのも面白そうだな
ゲートでも例えば石動さんの向こう側の確認を
詳しく書いてくとそれだけで話が出来そう
まあスレ違いだけど(ジャンル的には内政物か)

497 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 06:20:44.75 ID:9UOegzZ6
緯度が違うだけでも相当に気候が変わるな
転移先がパラレルワールドで地形が同じでさえ出現位置で大違いになる
実は時代ごとでも海進化海退や温度差が激しいけど

498 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 06:46:55.66 ID:eer0/iHg
緯度とか関係あるのかな?
あの手の世界はむしろ精霊の有無でどうにでもなりそう

499 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 09:05:19.74 ID:VMPt8O4O
話をつくるときのコツとして、ガンダムにおけるミノフスキー粒子みたいに
一つでっかいデタラメを出したら他はリアリティにこだわるってのを聞いたことがあるからなあ
最初に異世界転移というデタラメを使うからこそ細部はこだわるべきでは

500 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 14:16:12.90 ID:YJQmDyBI
>>499
じゃあこのスレに当てはめると魔法かな

501 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 14:18:05.45 ID:X0RWE+Mv
>>494
リアリティに拘るのはいいが、バッドエンドじゃあ読みたいとは思わんからな
なんやかんやしながらも日本が活躍していくのがある意味大前提でもあるし
なろうに投稿されてる某作品みたいに日本がボコボコとか論外(あの作品は冒険者がメインなんだろうが)

502 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 15:06:22.29 ID:1cgmI1dQ
>>499
SFや現代ファンタジーの話ならともかく、ファンタジー世界の世界観ってむしろ現実には存在しない要素を大量にぶち込んで作る方が主流だと思う。
ハイファンタジーと呼ばれるタイプの作品は特にそう。

503 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 18:22:30.44 ID:b5bFZoPU
>>501
あの作品って「そのままじゃあ勝てないのでFT世界のモンスターにチート与えますね」とかやってる奴じゃねーか

あそこまで逝くと冒険者メインと言うか現代社会・兵器ヘイトだな。

504 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 21:59:39.53 ID:1cgmI1dQ
あの作品そんなことになってたのか

505 :創る名無しに見る名無し:2013/05/18(土) 22:03:58.90 ID:Uu715ovI
まぁあの作品は冒険者がメインだから、その為の理由付けと考えれば(色々と言いたい事はあるが)納得出来る許容範囲

506 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 10:09:35.99 ID:JWmNzAjo
>>503
現代兵器・社会ヘイトってか日本ヘイトだわな
自分が日本贔屓なのは重々承知だが、自分の暮らしてる国をあそこまで下げれる神経が理解できん

507 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 10:30:26.34 ID:jly11MpM
もはや捏造ヘイターレベルだよな

508 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 14:02:04.45 ID:Z/2KYo9b
あの程度でヘイトは無いと思う。

そもそも人が生きてるからって、同一宇宙かも分からん描写の場所なんだし作者の自由でしょ。
ありとあらゆる現象は突き詰めれば人の科学では説明が付かない。

509 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 15:45:18.12 ID:/KW5BaDG
うん、朝日や毎日、民主など日本の価値を貶めることだけに存在意義がある集団に比べれば。

510 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 17:28:24.54 ID:2yORPJy3
あの作者前に活動報告でそのあたりについて書いてるぞ
見解なのか釈明なのか謝罪なのかよくわからんが

511 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 18:15:20.40 ID:3cng5JSZ
あれ作者が見せたいのは冒険者たちの活躍を主点に置いた話で日本や現代兵器は背景や脇役、舞台設定でしょ。
異世界の設定は作者の自由なんだしそれをチートだのなんだの言ってたら日本に資源上げてテコ入れしてる俺らもチートじゃねーか。
俺らはいつも自衛隊や日本側から見てるからすごくヘイトに感じるだけだろ。
なのに日本sageだヘイトだっていうのはおかしい。

512 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 19:06:02.16 ID:JlIzffNW
それだけならまだしも、合理的な行動さえさせないからだろ。
艦隊が纏まって行動したりな

513 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 22:51:09.29 ID:JWmNzAjo
>>511
それならありとあらゆるヘイト作品がヘイトではなくなるな

514 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 22:56:01.86 ID:dHrR42Mh
>>513
別にこの世にはヘイトはないって言いたいわけじゃない
ただ冒険者はヘイトじゃないだろうっていってるだけ

515 :創る名無しに見る名無し:2013/05/19(日) 23:07:16.51 ID:JWmNzAjo
>>514
まあ別に読まない人間からすればどうでもいいんだがな正直
自分が嫌いな作品はページを閉じて見なかったことにすりゃいいだけだし

516 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 00:38:30.70 ID:Rn9dRoQ9
>>515
それには俺も同意見
テレビはともかくネットなら嫌なら見るなも通用するしな

517 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 06:22:14.90 ID:LjQcfukU
せめて「資源が見つかれば生き残れる」ってファンタジーは許容されるべき
実際には見つけても利用できるまでに現代社会が崩壊するってのは理解してるけどね
謎生産力と謎輸送力と謎コンセンサスで何とか…

518 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 10:55:15.25 ID:qrDD+gnp
基本的にSSスレとしてはあれはだめこれはだめって流れはあまり好ましくないよね。

519 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 11:02:04.21 ID:LjQcfukU
異世界転移せんでも現実がすでに息苦しいもんな
手を出せる資源地帯は国外が多く、採掘も輸送も実務者の大半が外国人
急に国中が資源地帯になっても手が出せないレベル

520 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 12:29:53.76 ID:umH+/4Kr
メタンハイドレートにちょっとは期待の目があるが
まだ将来的な話しでしか無いからな

521 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 13:04:16.50 ID:uS3NfS8r
火力発電所や風力発電所は精霊魔法あればいいんじゃないかな?

522 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 13:32:44.66 ID:Corfxt6n
つか「ガープス・マジック」「 同 ・グリモア」の使える世界なら
問題無いな

《土を金属》《鉄材or銅材作成》《水を油》《水を燃料》
そしてそのものズバリ《燃料作成/TL》…

《金属作成》(これは鉄・銅以外のレアメタル系金属を作成する。
要、少量のサンプルor術者がその金属自体を理解している)

他にも疲労点使って機械を動かす呪文も有ったから《発電》使ったら
魔法のみでエネルギー問題全て解決だぞw

523 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 14:33:06.08 ID:cixHWAb/
>>521-522
ss的にエネルギー問題を魔法で片づけるのは好ましくないんじゃないか?
ある種の見せ場でもあるしな

ところでさ、歴史の一部を改変してその日本が転移って展開は許容されるんだろうか?
例:ソ連が崩壊せず第三次大戦が起こった世界の日本が転移など

524 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 18:26:53.33 ID:d6sv40J9
寧ろ変えないと確実に詰む、韓国に(名目上)共同管理の石油備蓄とか売国ナシで自国内に確保でも絶対に詰む
国内が資源地帯化しても製品化以前に資源として確保できんから現行の社会構造が先に崩壊する
自動車/航空機は事前に個人利用を実質禁止くらいは必要、本土の人口も各地に分散させんと

525 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 19:12:50.09 ID:Corfxt6n
>>522
書き忘れてた
《土を石》の上級版で《土を石炭》があった

526 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 19:25:19.15 ID:Rn9dRoQ9
国内スパイについては【日本人のみ】が転移でいいんじゃね?

527 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 19:32:32.71 ID:cixHWAb/
>>524
じゃあモータリゼーションはなかった事にして原発マンセーの日本を転移させるか
ついでに国内外での原発事故もなかった事にしとこう

528 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 20:32:12.34 ID:DQJ1eE2v
アトランティスの謎エネルギーを日本が手に入れることで
エネルギー問題はかなり緩くなりそう

その代償として「使いすぎると沈没」なら
エネルギーじゃぶじゃぶかつつましく生きるかの選択で悩める首脳とか描写できる

529 :創る名無しに見る名無し:2013/05/20(月) 20:57:54.91 ID:uS3NfS8r
『スターゲート、アトランティス』を思い出した

530 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 08:42:24.77 ID:ODI04q5M
いっそのこと反物質炉とかワームホール炉といったトンデモエネルギーが実用化されたことにして
そのエネルギーのせいで時空がゆがんで転移がおこったことにすればいいんじゃないかな

531 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 16:17:19.70 ID:VjNkKyMb
こちらに非が無くても玉突き召喚とか理不尽な原因で跳ばされたりして

532 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 17:37:00.85 ID:wB59r09g
>>522
おれ角川日本語版の文庫マジックしか持ってないんでわかんないんだけど
「コンピュータを動かす」とか「永久機関」的な魔化とかってある?
あと原子力関連の魔法とか

533 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 18:02:48.93 ID:SdhBFw/k
エネルギーや資源の確保に超科学が実用されてることにしたら自衛隊の兵器もあわせないとおかしくなるからなあ
名称が自衛隊なだけの未来軍隊が転移するよりは転移先で宝島拾わせてお茶濁しといたほうがマシではある

534 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 18:42:09.68 ID:xsZOyyVq
あんまりやり過ぎるとガイドライン第3項に引っかかるからなあ
俺も>>533でいいと思うけどね
資源島の問題点は生産流通までに日本が持つかだが

535 :創る名無しに見る名無し:2013/05/21(火) 20:01:26.85 ID:j52rDhNy
>>530
対消滅炉とかの部分だけなぜか成功しちゃってることにしても良いかもな。
旧版のそらのいくさみたいになぜかエネルギーの技術者に天啓が降りてきて、喜ばしいけど成立理由が不明で気味悪いみたいな。

536 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 00:59:46.69 ID:7WTlsvTV
真水のドルで地位向上した麻生日本の拡大発展維持バージョンで技術確立までは各国が黙認する日本が核融合や海水ウランOK、とか
カネは流れてナンボだし化石燃料くらいは外国から買わないと逆に問題があるだろうけどね、掘って終わりの資源は保全すべきだし
非常時に耐えきれる日本でなきゃ世界が困るし、不愉快な雑音ばかり垂れ流す特亜さえ無視できれば何とか

537 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 08:50:49.56 ID:3xYHQBw+
>>535
既にモータリゼーションが定着しちゃったから難しいな
裾野が広い、功罪でいえば功が大きい自動車産業だが大量消費社会前提だしなぁ
つか、何故現代文明の維持が前提なん?無理っしょJK

538 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 16:18:34.17 ID:9c8jNlIZ
ガーフスの技術・動力系呪文(上記のグリモア)の普及とか?
乗用車なら疲労点50〜100点で一日分何とか為るぞ?

539 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 18:26:41.67 ID:UQ8iPStl
転移前から使えるのか?

540 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 21:43:45.65 ID:zIDhVWzz
大体、現代兵器・科学マンセーをやる為に自衛隊を転移させてるんだから
自衛隊が本格的に魔法使い出したら本末転倒だろ・・・

541 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 21:57:26.41 ID:Yw4mnJeW
まぁ、否が応でも現地に適応せざるを得ないし魔法を取り入れる程度は仕方ないコト
つか、生産には直接に寄与しないのが軍事力だし社会維持にリソース優先するわな普通
周囲に脅威が少なければ真っ先に削られるんじゃないか、軍事予算

542 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 23:28:12.69 ID:P2bwZV+4
核融合実用化+高性能バッテリーによる電気自動車普及とかならそう非現実的でもないだろう、と思うのだが

543 :創る名無しに見る名無し:2013/05/22(水) 23:31:31.80 ID:5InXMObJ
そうするとレーザ砲、レールガン搭載の護衛艦や戦車も現実的だな

544 :創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:57:12.83 ID:YF0JtwVd
レーザーやレールガン搭載の戦車かぁ……今世紀中盤から後半ぐらいには実用化するかな?
数十年後、生きていれば見られるかも。

545 :創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 03:49:55.14 ID:k1K/gBTR
>>544
アメさんは2020年代中に艦載レールガンは実用化するつもりみたいだが・・・
戦車はまだまだきついだろうなあ

546 :創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 08:35:57.89 ID:GiDzXTXV
核融合は来世紀に期待するしか…
核燃料サイクル+海水ウランで充分だろ、日本中が原発だらけになりかねんが
実際は多額のドルで化石燃料を買うとして、備えるだけなら各国も赦す筈

547 :創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 12:10:22.88 ID:PN6khhU/
対消滅炉は反物質の確保をどうするかが問題だな。

更にトンデモの相転移炉でも持ってくるしかw

548 :創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 04:29:18.01 ID:BMtCC/Sw
それならモノポールの発見と生成でいい希ガス

549 :創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 09:00:51.28 ID:0DVha1vh
内需国家日本といえども原発以上の発電技術は必要ない筈
況して転移だと付き合いや化石燃料以外は案外低めの外需も木端微塵
ナニと闘うつもりだ、あんたたちゃ

550 :創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 13:33:48.67 ID:Zc1G9Whw
まあ、工場とかの操業停止も多くなるだろうから
電力に関してはあんまり心配はいらないかもしれない

551 :創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 17:35:15.83 ID:fiJWe8KN
先進国としては低いだけで、経済大国ならではの規模だからねぇ >外需
内需転換などの対策をせず放置すれば相応に景気が悪くなる
実際は植物工場製造など金属やコンクリの備蓄を食いつぶす勢いになるだろうが

552 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 00:20:03.83 ID:8polPTPk
>>551
転移なんかしちゃった段階で単純な経済法則が当てはまるのかという疑問もわく。
逆に日本国民総サバイバルみたいな雰囲気になってみんなが必要なものの生産をする
職業に就く……とういうかんじに社会構造が急激に異世界仕様に変化する可能性もあるが。

553 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 07:40:11.57 ID:CMmeH9yL
日本転移も色々無理があるけど、
召還や転生で現代知識チートよりはまだマシだと思う
ああいうのは時々ファンタジー世界で工業製品まで再現したりするのがあるけど、
はっきり言って現代知識は一人で再現できるほど甘くないし
鉄の棒を並べれば鉄道が出来るレベルでやってるのも多い
まあ読者も作者も中高生が多いだろうから仕方無いのかもしれんが

554 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 09:48:13.86 ID:szzfcpqr
そもそも、需要や価値観(宗教など)から受け入れられないと思う。
前近代に考案されても実施に至らなかった制度や技術は山とある訳で。

555 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 10:55:39.80 ID:ZOtCUh7g
実に御尤もだが、作品世界の神である作者は小さく纏まるよりハッチャケて欲しいとも思う
自衛隊の自の字もかすらないが、『空を翔る』って作品は凄かったぞ
支配的宗教に何の遠慮もなく架空の聖人をデッチあげたり好き勝手してた

556 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 11:32:31.61 ID:szzfcpqr
まあその辺は作者と読者によるわな。
軍事面や文化面の細かいことまで拘る作者と読者もいれば、中高生みたいな作者と
中高生の読者もいるわけだし、各々が楽しめばいい。
ただ、文化面に拘った作者はあまりいないな。
その世界のタブーを学習した上で、折り合いをつけながら生きる主役も見たいが。
軍事面で拘る作者でも、文化的な面では異世界人でも価値観が現代日本人だったり
と割となおざりだから。

557 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 11:45:32.08 ID:CIY0Y9NR
>>555 リアルでも聖人のでっち上げは行われてるからまだマシじゃね?

558 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 14:20:41.75 ID:szzfcpqr
こうして見ると中身も色々だな。設定が印象に残っているのって何かある?
以下エタって消えた奴
・世界中の国々(200近い)が、国単位で次々と別々の異世界に転移していく。
 転移前の日本は軍備を増強していたが、文句を言うはずの韓国は転移済みだった。
・鎌倉時代の日本に異世界軍が侵攻。
有名なので、ソ連転移の奴は「とうとう来たか」と思った。

日本だとまだ異世界の主要国になれるし、米ソなら覇者になれるけど。
欧州で英仏独伊以外が転移すると相当苦労するだろうな。
国土が狭くて外需頼り、その上中の人があれな韓国だと、韓国内も異世界もえらい目に遭いそう。
中国が転移したら、何かジャンルが変わりそうだ。戦記小説じゃなくてディストピア小説になる。

559 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 14:58:33.43 ID:6iDZqsDN
鎌倉時代の日本に異世界軍侵攻ってやつの詳細教えてくれ、気になる

560 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 15:11:40.98 ID:szzfcpqr
もう消えたしすぐエタったので記憶も定かでない。
ダイジェストで頼朝が武蔵で合戦して敗北し、日本が征服されて21世紀に。
その後改めて別の異世界に転移するとかいう話だった気が。
そもそも文章が自己完結していて、他者からは分かりにくいの典型だったし。
あくまで設定だけ。

561 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 17:23:13.55 ID:WQ21OuAa
>>557
そう思うだろ?あなたは確かに正しい
その宗教組織が自ら行う例は珍しくない

けどコレ、命知らずにも該当の組織に断わりもなく勝手に地球人を聖人としてるんだよ

562 :創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 21:19:02.23 ID:szzfcpqr
普通に考えれば地位どころじゃなく命も失うな。
中世より既存の権威が揺らいでいた近世の方が不味かったりするが、ゼロ魔世界は基本17世紀相当だし。
魔女狩り真っ盛り、聖人信仰もブームが去った時期にわざわざやっても害多く益は少ない。
作者が知識も考えもなしに「やってみたかった」んだろうし、それはそれで悪くないけど。

563 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 19:11:08.45 ID:1yE60Z3D
ご無沙汰しています。

消えた話の再作成については、あとからあとから粗が見えてきまして、なかなか難航しています。 

しかし、あまりお待たせするのも申し訳ありませんので、今晩触りだけでも投下予定です。
短いのでフラストレーションが溜まってしまったら、すみません。

564 :創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 20:27:06.58 ID:n9lILkh+
ありがとう
短くても禁断症状の解消にはなるでしょう
待ってます

565 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:14:15.09 ID:TgRe50rN
鎌倉に異世界軍侵攻は読んでみたいですわ。

投下します。

566 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:17:21.43 ID:TgRe50rN
揚陸から9日目
ブンガ・マス・リマ北東5q 前方監視哨
2013年 1月5日 13時04分

 地域最大の河川であるマワーレド川が、ゆったりと蛇行している。川幅500メートルに及ぶマワーレド川の流れは緩やかで、水量は豊富だ。川は南へ3キロ程下ったところで西に支流を分け、さらに毛細血管のように分岐しつつ海へ注ぐ。
 交易都市ブンガ・マス・リマは、このマワーレド川河口域の三角州地帯に、市街地を広げている。市は本流東側、本流と支流に囲まれた最も大きな中洲、支流の西側の3地域に分けられており、それぞれ「東市街」「中央商館街」「西市街」に分かれている。
 
 季節は乾季である。照りつける太陽が、灰色の水面に反射している。川の両側にはブンガ・マス・リマへと続く街道が整備され、流れに寄り添っていた。
 以前は鬱蒼とした熱帯林に覆われていたが、交易都市の営みにより周囲5q四方の森は切り開かれ、湿地と草原に姿を変えていた。

 乾季にもかかわらず充分な水量を湛えたマワーレド川の川辺では、背中に瘤を持つ水牛に似た生き物の親子がのんびりと水を飲んでいる。その背には色鮮やかな水鳥たちが、羽を休めていた。
 水面に水音が響く。大型の淡水魚が跳ねたのだろう。音に驚いた水牛が頭をもたげると、背に止まっていた水鳥が一斉に飛び立った。けたたましい鳴き声と共に、赤や紫の羽根が辺りに舞う。
 水牛は、自分には関係ないという風情で、また水を飲み始めた。

 のどかで平和な景色だ。

 だが、もしも地元の者がこの場に居たならば、すぐに違和感に気付くはずだ。

 川が静か過ぎるのだ。

 普段は街道を隊商がひっきりなしに往来し、川面には交易品を満載した船や、川魚を捕る小舟がひしめいていた。
 川縁には漁師や住民が生業の為に働き、舟を引く人足が賑やかな掛け声を上げていた。

 だが今は、全てが絶えていた。水面はたまに跳ねる川魚以外に揺らす者はなく、船も人も途絶えている。まるで、巨竜に例えられる事もあるマワーレド川が、息絶えたかのような静まり方であった。
 

567 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:18:55.05 ID:TgRe50rN
 もう一つ。もし、景色を眺めた者が熟練のスカウトか猟師であれば、違和感に気付けたかもしれない。
 マワーレド川の東側。川と街道を見下ろす小高い丘の上に小さな森がある。その貧弱な茂みの端に、自然には存在しない獣がその身を伏せていた。下生えの中に目を凝らすと、その付近に岩のような気配がある。
 マルノーヴ派遣調査団、陸自先遣隊偵察隊所属の90式戦車だ。
 複合装甲を纏った鋼の獣は、ラインメタル社製44口径120o滑腔砲を北方に向け、獲物を待つ肉食獣の様に身を隠していた。角張った砲塔側面、偽装網の隙間からは北海道と蠍の部隊章が見えている。

 偵察隊付戦車小隊長、柘植甚八一等陸尉は車長席から上半身を出し、タスコ社製軍用双眼鏡を構えた。彼は偵察隊長を兼ねており、指揮下には90式戦車4両と73式APC1両、二個小銃分隊及び各種車両を置いている。
 一個戦車小隊という戦力は、先遣隊が普通科中隊基幹であることを考えると、かなり張り込んだ感がある。実際の所、偵察隊という体裁をとってはいたが、その装甲と火力が当てにされていることは間違いなかった。
 陸自は過去に得た捕虜や、南瞑同盟会議からの情報を基に、異世界での戦闘において戦車の火力を必要とする場面を想定しているのだった。

(だからって、うちが出張るのは無理やり感があり過ぎるな)
 柘植は思った。彼本来の所属は第1戦車群第301戦車中隊であり、彼は戦車中隊長であった。ところが、マルノーヴ派遣調査団に合わせて陸自先遣隊が編成される際、第9戦車大隊を押しのけて、彼の中隊から一個小隊が派遣されることになったのだった。
 どうせ、どこかの戦車屋が90式を異世界で好きなだけ走らせてみたいなんて考えたに違いない。俺自身話を聞いた時は素晴らしい考えだと思った位なんだから、間違いない。

 ごり押しは、それなりに高いところから行われたのだろう。表面上はすんなりと収まった。だが、当然ながら基幹中隊を派遣する第9師団側は良い顔をするわけがなかった。結果しわ寄せは現場が被ることになった。

568 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:19:57.77 ID:TgRe50rN
 柘植は先遣隊長の神経質な顔を思い出した。細面がまるでカマキリのような雰囲気の一佐である。何かにつけて柘植の小隊を目の敵にしていた。
 柘植一尉、君の小隊はもう少し上品に食事が出来ないものかね? 我々は日本国を代表して来ていることを考えたまえ。
 ああ、思い出したら腹が立ってきた。柘植は顔をしかめると、前方に広がる景色に意識を戻した。雄大な大河と、緑豊かな草原。人工物のほとんど無い大自然の光景は素晴らしいものだったが、柘植はそう気楽な気分ではいられなかった。
 普段の彼は他人に穏やかな印象を与える男であり、その丸顔にはめったに厳しい表情を浮かべない。ともすれば頼り無げに見える程で、威厳で部下を統率するタイプの指揮官では無く、部下が自然に手助けをしたくなる類の男だった。
 だが、いま彼の表情は厳しい。
 そこには、彼に与えられた任務が影響している。

 彼の小隊はブンガ・マス・リマ北東5qの現地点に前方監視哨を設け、警戒監視任務に付いている。また、90式戦車の運用に関する地形偵察も行っている。併せて、北方に無人機及びオートバイ斥候を展開させ敵情の収集に努めていた。

 12日前、北方の平原において南瞑同盟会議野戦軍が敗北。帝國軍は同盟会議側の抵抗を排除しつつブンガ・マス・リマへと迫っていた。
 数日前から、偵察部隊と思われる敵騎兵の姿をオートバイ斥候が確認していた。近いうちに敵の主力が姿を現すことは間違いない。柘植はそう見積もっている。戦争が足音を立て近付いていた。気楽な気分になどなれるはずもない。
 さらに、頭痛の種はもう一つあった。

569 :文吉:2013/05/26(日) 21:20:15.48 ID:jL1Zh+Ar
>>565

http://novel.syosetu.org/1995/


転移国家ユリシーズ っす。

570 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:20:44.60 ID:TgRe50rN
「中隊長、連中です」
「──ん、了解。それから今の俺は小隊長だ」
 操縦手の村上三曹からの報告にぞんざいに答えた後で、柘植は眼下の良く整備された街道上に目を向けた。
 マワーレド川に沿って南北に街道が走っている。舗装はされていないものの、道幅は約10メートルあり、車両の走行も充分可能である。街道を南に進めばブンガ・マス・リマ東市街が存在している。

 その街道上を、幻想世界の住人が北へ進んでいた。数は50名程。騎乗士が数名確認できる。
 隊列を組む兵士たちの鱗鎧が陽光を反射している。彼らはその上に遠目にも色鮮やかな緑と白の縦縞模様の長衣を着ていた。さらに頭には水鳥の羽根で飾った帽子を被っていた。中でも騎乗士の帽子は一際派手に飾られている。
 彼らは全員が武装していた。腰には短めの曲刀を下げ、肩には長刀のようなポールウェポンを担いでいる。列の最前には軍旗が誇らしげに掲げられていた。明らかな軍、ただし現代のものでは無い。

 彼らは「パラン・カラヤ衛士団」と名乗る集団である。ブンガ・マス・リマ東市街の警備を担当する、商都に残された数少ない戦力だ。

571 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:22:04.74 ID:TgRe50rN
「相変わらず派手な連中ですね。まるでチンドン屋だ。虚仮威しにしかならないですよ、あんなの」
 砲手の根来二曹が、冷え切った口振りで言った。普段は物静かで冷静な性格なのだが、眼下の集団には明らかに好意的では無い。耳を傾ければ周囲からも悪し様に罵る声が聞こえた。
 声の主は戦車の周辺を固める普通科隊員たちだ。全身を偽装用の草木で覆い、タコツボに身を沈めている。
 本来ならばたしなめる立場の柘植であったが、とてもそんな気分にはなれなかった。彼にとって、目の前を巡察の為に行進している集団は、大きな頭痛の種であったのだ。
 

 気がつけば、衛士団の先頭を進んでいた騎乗士が、柘植たちが潜む森を見ていた。右手を頭の横に掲げ、隊列を停止させる。しばらくして騎乗士は従者を従え、こちらへと馬を進め始めた。こちらを見つけているようだ。
 柘植は顔をしかめた。偽装が不十分だったか? いや、履帯跡か。もっと丁寧に消さないと駄目だな。
 彼が偽装の手管についてあれこれと考えている間にも、騎乗士はどんどん近付いてくる。柘植は大きな溜め息をついた。放っておけばあの御仁は、周囲の普通科隊員たちと揉め事を起こすに違いない。柘植には確信があった。

「仕方ないか──各自そのまま待機」

 柘植は小隊長車から飛び降りると、普通科分隊に待機を命じ、自ら騎乗士を出迎えた。少しでも威厳を示そうと戦闘上衣の裾を引っ張って伸ばす。どうも、大した効果は無さそうだった。
 騎乗士は、柘植を認めるとゆっくりと近付いてきた。やはり、知った顔である。出来れば見たくない類の。だが、地元治安部隊の指揮官を無視する訳にも行かなかった。

572 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:22:55.06 ID:TgRe50rN
 柘植は努めて友好的に、騎乗したままでこちらを見下ろす男に声をかけた。『通詞の指輪』で話は通じるはずだ。
「こんにちは。ケーオワラート団長殿。巡察お疲れ様です」
 騎乗士──パラン・カラヤ衛士団団長ウドム・ケーオワラートは極めて尊大な態度でそれに答えた。派手な羽根飾りのついた円筒形の帽子の下には、褐色の肌をした中年男の顔がある。
 毛虫のような眉毛の下のぎょろりと大きな瞳が、柘植を見下ろしている。蔑むような目つきを隠そうともしていない。鷲鼻と豊かな口髭、その下に隠されたへの字に曲げられた口元、全てが頑固で偏屈な性格を表しているようだった。
 彼はにこりともせず、言った。
「これは、ツゲ殿。貴公らはよく飽きもせずそうしておるな。まあ、その隠蔽の腕だけは大したものだ。野盗どもに優るとも劣らん」
「ありがとうございます」
「皮肉もわからんか──まあ良い。此処はそのうち帝國軍が現れよう。その前に避難するがよかろう」
 ケーオワラートの口振りは、酷く手厳しいものだった。こちらに好意を持っていないことは明らかだ。
「いえ、我々にも任務がありますので」
 柘植の答えにケーオワラートは口元を歪め、低い笑いを漏らした。
「戦いもしないのに森に隠れることが御役目か。貴国の軍はずいぶん変わっておるな。……そういえば軍では無いのだったな」
 森の中に伏せている普通科隊員や、戦車乗員からの刺すような視線に気付いているのかいないのか、彼は辛辣な言葉を柘植に浴びせ続けた。
「その後ろのハリボテが道を荒らして困ると近場の民から申し立てがあった。気を付けることだ」
「善処します」
「それから──街に来る際はもう少し綺麗な格好で来ることだ。他の客が迷惑する」
 ケーオワラートは、柘植の戦闘服を一瞥し、揶揄するように言った。柘植は何も返さない。ケーオワラートはその様子に、鼻を鳴らすと馬首を巡らせ隊列へと戻っていった。

573 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 21:23:59.98 ID:TgRe50rN
「なんてムカつく野郎だ!」
「あいつらがだらしねえから、本拠地までヤバいんじゃねえかよ! それを棚に上げて好き放題言いやがって」
「あのクソ髭、引っこ抜いてやりてえな」
 尊大な衛士団長の背中に向けて、隊員たちから悪し様に罵る声が上がる。柘植も流石に怒りを覚えた。
 だがそこで、騎乗した主人の後ろを歩く小柄な人物が目に入った。柘植とは顔見知りの従者の少年だ。
 彼は柘植と目が合うと、その華奢なつくりの顔に心底申し訳ないという表情を浮かべ、頭をぺこりと下げた。そして、胸に槍を抱えてよたよたと主人を追いかけて行った。

 柘植は毒気を抜かれてしまい、気の抜けた口調で呟いた。

「最初は、こんなんじゃ無かったんだがな……」


 柘植小隊がマルノーヴ大陸ブンガ・マス・リマ市東方に揚陸されてから8日。帝國軍が北方約10q付近まで迫り、都市は危急存亡の情勢下にある。
 だがこの時、日本国陸上自衛隊マルノーヴ先遣隊と南瞑同盟会議ブンガ・マス・リマ市警備部隊、パラン・カラヤ衛士団との関係は、最悪の状態にあった。

574 :創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 21:52:03.50 ID:VT36DzK4
柘植甚八w

575 :創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 21:54:10.34 ID:HxzUKhTi
ん?終わり?終わりなら投下終了宣言してほしいな

576 :創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 22:58:22.98 ID:PCvhW+EQ
ひとまず乙です。
>どうせ、どこかの戦車屋が90式を異世界で好きなだけ走らせてみたいな
>んて考えたに違いない。俺自身話を聞いた時は素晴らしい考えだと思った
>位なんだから、間違いない。
なんて素晴らしい馬鹿たちだ。

兵を擬装するなんて、西欧だと百年戦争で傭兵隊長がやらせるまでなかったし、公に定着するのははるか後。
日本でも平安時代には猟師が草木の擬装をやっていたものの、戦術としてのゲリラの活躍は西欧と同時期。
そしてやはり認められるのは近代。「戦士」と「兵士」の壁は厚そうですね。
偽らず、自らの身を飾り立てる。郷愁を覚えますが、しかし郷愁は郷愁で現実向きではありませんからね。

577 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 23:00:56.96 ID:xg+hdVtk
以上です。
これだけでは何なので、メモに残しておいた現時点でのアラム・マルノーヴにおける日本国の戦力を貼ります。

すみません。何だか連投規制がかかってしまいました。
あと、投下できる文章量もいつもより少ない気がします。

578 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 23:02:03.77 ID:xg+hdVtk
派遣調査団
・政府特使及び随行員(外務省主導)
・合同調査団(各省庁合同チーム)
・警護班(警視庁警護課)

海上保安庁
マルノーヴ派遣船隊
 巡視船「てしお」「おいらせ」
 測量船「明洋」「海洋」
 設標船「ほくと」

海上自衛隊
マルノーヴ派遣
旗艦 掃海母艦「ぶんご」(群司令乗艦)
   海洋観測艦「すま」
・第1掃海隊
   掃海艇「いずしま」「あいしま」「みやじま」
・派遣ミサイル艇群
  第1ミサイル艇隊
   ミサイル艇「わかたか」「くまたか」
  第2ミサイル艇隊
   ミサイル艇「はやぶさ」「うみたか」


マルノーヴ派遣輸送隊群
・第1派遣輸送隊
 輸送艦「おおすみ」「ゆら」「LCAC1号」「LCAC2号」
 SH-60J×3機
・第2派遣輸送隊
 多用途支援艦「ひうち」「えんしゅう」
 曳船、特別機動船、交通艇他

陸上自衛隊
マルノーヴ先遣隊(増強普通科中隊基幹)
・先遣隊本部
  本部班
  通信小隊
  衛生小隊
  施設作業小隊
・普通科中隊
  中隊本部班
  小銃小隊×3個
  迫撃砲小隊×1個 
  対戦車小隊×1個
・偵察隊
  本部班(無人偵察機×1)
  戦車小隊(90式戦車×4)
  小銃班(73式装甲車×1、軽装甲機動車×2)
  オートバイ斥候班(オートバイ×8)
  戦車直接支援班
・後方支援隊
  本部班
  補給小隊
  整備小隊
  管理小隊
・施設隊

579 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/26(日) 23:05:00.15 ID:xg+hdVtk
配置等
ブンガ・マス・リマ沖
・第1掃海隊(海自) 航路啓開
・第1ミサイル艇隊(海自) 周辺哨戒
・マルノーヴ派遣輸送隊群(海自) 部隊・物資輸送
・マルノーヴ派遣船隊(海保) 測量、航路啓開

ブンガ・マス・リマ南方多島海域
・第2ミサイル艇隊(海自) 調査団護衛
・合同調査団 現地調査

ブンガ・マス・リマ中央商館街
・政府特使及び随行員 外交交渉
・警視庁警護課 特使護衛
・小銃小隊 市街警備

ブンガ・マス・リマ西市街
・マルノーヴ先遣隊本部(陸自) 全般指揮
・普通科中隊(二個小銃小隊欠)市街警備
・対戦車小隊 市街警備

ブンガ・マス・リマ東市街
・小銃小隊 市街警備
・迫撃砲小隊 市街警備

ブンガ・マス・リマ東方海岸
・後方支援隊 物資集積所設営
・施設隊 物資集積所設営
・戦車直接支援班 整備支援 

ブンガ・マス・リマ北東5q地点
・偵察隊 前哨警戒

話を読むのに助けになるとは思えませんが、一応。どこかで地図でも書ければ良いのですが。

新城カズマ先生の「物語工学論 キャラクターのつくり方」を買いました。勉強になります。

今度こそ以上です。

580 :創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 23:09:44.91 ID:PCvhW+EQ
改めて乙です。
謎の潜水艦は、はたして帝国にとって凶と出るか吉と出るか。
所在地の地理的環境は、メコン川流域のような場所でしょうか。

(一部から)服装で見下されたこともあり、前近代レベルなら贈答物もつきもの。
これは西陣織・京焼・京漆器でも贈った方がいいのでしょうか?
交易で得た見る目があるのなら、こちらの技術・文化レベルは分かるはず。

581 :創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 09:47:00.70 ID:5S9gpqOV
>>577
乙です

連投規制や文字数規制などの設定が変更されたのでしょうか。
これは今後の投稿内容にも影響を与えそうですね。

582 :創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 10:06:47.53 ID:EJmTrTUH
江戸切子硝子製品が良いような稀ガス>贈答品

583 :創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 18:59:59.61 ID:mOrlsB+A
なろうに移住

584 :創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 21:46:36.82 ID:z2Scuwzu
>>582
織物や焼き物だと「日本的」だから驚かせる一方で当面の実用に窮するかもしれないが
切子の場合は現代的デザインだけに「日本」を意識させず、受け入れられるかもね。

585 :創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 23:42:20.44 ID:3OtSoMDl
そんな物を贈らなくても凄さは十分わかってると思うけどな。
これはそういうんじゃなくて、職域を侵す異質で有力な勢力が、突然やってきたからじゃないかな?
警戒するな、敵意を持つなという方が無理だと思う。

586 :創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 01:17:11.19 ID:+9j8SJ+F
小説家になろうで朱き帝國が更新してました。

587 :創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 05:35:47.98 ID:3oNt3eNl
尊大って書いてあるから、力関係がわかってない頭の悪い土人の酋長がいきがってるだけじゃないの

588 :創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 08:35:59.87 ID:UQ9QaMdk
>>585
以前出て来た上役連中も
>異界の使者は驚くほど地味な服に身を包んでいた。
>ある都市の代表などは、あからさまに侮った表情を見せている。
>だが、目端の利く者は使者の履く靴を一瞥し、僅かに眉尻を上げた。
だっただろ。分かる奴は分かっているが、大半は単純な見た目で判断している。
とりあえず火力だけなら今後評価が変わる筈だけど、恐怖と尊敬は違うからな。

団長が馬鹿にしているのは、飾らない、泥にまみれるという行為だろう。
個々と階層を主張する「戦士」と、階級はあっても各自が尊重される「兵士」の違い。
同盟相手を刺激する行為は馬鹿だが、否定的に見ること自体は「常識的」反応の範疇。
無理もないし、作者さんはよく描けていると思う。

589 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/05/29(水) 23:45:30.25 ID:ZXX7jc7G
>>576
現代の戦場にロマンの入り込む余地は無いのかも知れませんね。
気候のイメージは概ね東南アジアで間違いありません。メコン川流域はモデルのひとつです。

>>583
なろうには……無理ですねぇ。メイトリクス大佐とか、ネタが書けなくなってしまいます(笑)
私のは所詮小説では無いのです。

>>584
薩摩切子なら見たことが有るのですが、あれは凄いですね。見事な品です。御値段もお見事でしたが。

ケーオワラート団長の態度の訳は次回以降に。
ネタはまだまだ湧き出るのですが、文章力がついてきません。あと、知識も足りません。
どなたかが仰られていましたが、私も大嘘一つついて、あとは細やかにというやり方を理想としております。しかし、それには色々ハードルがありますね。
皆様方が出来るだけ気持ち良く嘘にお付き合い頂けるよう精進したいとおもいます。

590 :創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 04:51:30.95 ID:S/ODDQ10
大嘘は良い事。枝葉末節よりも幹が大事。
設定に凝るあまり幹を疎かにして枝葉末節に拘った結果、木全体が崩壊するのは最悪の愚行である。

591 :創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 22:20:39.52 ID:CEbNfWC1
>>569
ちょっと見てみたけど、全く読者に感情移入する隙を与えない小説だな。

592 :創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 22:17:11.26 ID:/xSVYshX
全く読者に感情移入する隙を与えない小説というのがどんな代物なのか興味があり、少し読んでみた。
……うーん。アレだ。「新世界日本史」と同じような匂いとふいんき(何故か変換出来ない)がする。
最も、新世界日本史は悪い意味で淡々とした起伏の無いストーリーと、マウスをディスプレイに叩きつけたくなるクッソ読みにくい文章で
作者が自分で言う通りの駄文だったが(控えめな表現)、アレと比べるなら遥かにマシだな。

593 :創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 23:42:11.64 ID:r73MZBeo
あぁ無資源国家日本、か… >「新世界日本史」
各種の制約が面倒ながら実は結構な資源もあるが、使えないままの方がマシかも
あればあるだけ使うヲチが見える

594 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 01:03:44.62 ID:CYnsBc+Y
また朱き帝國の更新が来たな
味方ごと蜂の巣にしやがったw流石
ローリダは現代日本が来たこと自体を神に感謝すべき

595 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 06:41:18.36 ID:bYnhe9hv
>>594
ソ連軍なら実際にやりかねないというか、やるからなww
中国や米国でも別な意味で悲惨になりそうだがww

596 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 10:30:18.51 ID:sTWxvXaf
一度マジで見てみたい物

・ローリダvs史実WWUアメ公
・ローリダvs史実露助(赤髭公作戦直前
・ローリダvsナチドイツ(西方侵攻作戦直前
・ローリダvs現代現時点中華

597 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 10:52:18.02 ID:Qec4SHlq
ルーントルーパーの作者がエタり宣言しやがったぞ
書籍化した直後なのになんという暴挙
救いようの無いアホだろコイツ

598 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 11:12:00.02 ID:yRwtVHDA
ルーントルーパーズ、マリースア南海連合王国ですら小国の部類なのか
インドの陸地面積に匹敵する現代日本の国土面積より約3倍も大きいのに
しかも人口は700万人、群島の端まで国土に連絡が行き渡るのか不安になるな

599 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/01(土) 11:41:52.95 ID:HypElr9h
>>569
 紹介ありがとうございます。鎌倉はメインでは無かったのですね。
 例えば鎮西八郎対異世界軍を見てみたいのですが、その後の鎌倉幕府軍の元寇での戦いぶりを見ると、初撃を凌げば対応しそうな気がします。

 朱き帝國、攻防激しくて面白いですねぇ。

600 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 11:47:11.08 ID:Fea1urE8
まあ他の人も見てると書籍化してエタったり、
ネタが少ないまま書籍化してすぐストック切れたり、
結構上手く行かない人多いよね

601 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 12:39:13.73 ID:ds7f4Vn+
【政治】児童ポルノ改正案を提出=自民・公明・維新★9




http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1370011569/

602 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 12:46:51.49 ID:nd42y0C4
自衛隊は国防軍なのに外に攻めていくってことがどう考えても理屈に合わない
外国の戦争に介入して自衛隊の理念()もへったくれもあるか
自衛隊は現代日本の矛盾を一身に背負った存在だから、それをどうにかして料理しないと
頭を空っぽにして銃を撃つかエルフとイチャイチャする以上の話は書けないだろう

603 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 13:03:22.20 ID:yLHJ9MKz
つーか、外征能力自体が存在しないしな

604 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 13:16:35.85 ID:zBtJgD1w
まあ、暫くは第一巻の売り上げをみつつ
第二巻の加筆修正に奔走させられるじゃないかな?
月刊で、新刊出すわけにもいかないし、早くて3ヶ月に一冊となるとストックをなろうにだすより、本格的に新刊で新ネタだす方が効率よさそうだもん
新鮮度も含めて

605 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 13:17:32.98 ID:ds7f4Vn+
速報!早い者勝ち!いますぐアクセス
PHANTOM




ULTRA




BAD



606 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 14:44:59.70 ID:hP43/mEx
>596
さすがに戦前の国じゃローリダには勝てんだろ、空母がないから
地続きでない限り、少し領土割譲か不平等条約締結ぐらいで済むと思うが。
ローリダって1950年代後半のフランスぐらいだと自分は思ってます
アレッ?地続きならソ連ならあるいは・・・

中華は・・・カワイソウだろ、主に地球以外の皆が、多分、勝敗関係無く・・・

607 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 15:17:13.94 ID:LqBEDrMr
>>569
日本語でokと言う感想しかないな

608 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 15:22:19.56 ID:W7i8NcPW
>>604
いまの(ラノベ)出版業界ってエロゲーと同じで、発売1、2日の売り上げがすべてだろ、きっと
アルファなんて初版少なそうだし、発売直後の売れ行きで重版と続刊出すか判断しているんじゃないか
で、その結果のエタり宣言だろ。出版社側の反応がよければ、馬鹿でもあんなこと書かんわ

609 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 16:47:41.39 ID:utZDnkKx
>>608
逆にネットでの連載がエタって無いのに出版社から続巻が出ない場合、色々あるだろうしね。
第一巻を買ってしまった人は出せとうるさいだろうし、出しても儲けが見込めないのを出すのは出版社に取っては…。
エタった方が面倒がないのかも。

610 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 17:56:45.50 ID:nd42y0C4
最近はロングテール商法で商業レベルじゃない作品でもとにかく1巻分出せるなら出すというところまで来てる
なろうでそれなりに上位に居れば自動的に声が掛かる
出版業界は過当競争で末期的状態だな
アタリショックみたいな事にならなきゃいいんだけど

611 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 18:43:53.01 ID:teZuAzEB
正に使い捨て

612 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 19:02:09.56 ID:sTWxvXaf
>レ・バーセ級の同型艦数、及びロリ海軍総艦艇数

「スロリア戦役」勃発時点ではレ・バーセ級の同型艦数4隻。
同じく

『海軍の主力洋上艦の隻数は大小46隻+↑の4隻』と設定しております
(その他支援艦艇、快速攻撃艇、哨戒艇等は除く)。

編成としては一個につき11〜12隻から成る艦隊を四個編成しており、
二個を国外の植民地に展開(うち一個はスロリア)。
あとの二個艦隊は本国張り付けor近縁の海外領展開の状態で
「スロリア戦役」に臨んでおります。ちなみにこの時、共和国海軍の主力は
平時のローテーションに囚われることのない全力出動の状態で開戦を迎えております。
海軍当局の真意としては、ここで「戦力不足」を演出した上での、
戦後の予算獲得の名目作りなのですが……と言いたいところなのですが、
これを描いていた時分の作者はとにかく軍事音痴だったので、当時艦艇の
ローテーションという概念が無かっただけです……いや、今もか(泣)

戦役の結果としてスロリアで一個、日本近海で二個が丸々壊滅しているので、
艦隊として健在な勢力は他の植民地張り付けの一個のみになっていますね。
これに修理成った艦船や新造艦も加えれば戦闘用艦艇は多少は増えているでしょうけど、
三年で戦役前の戦力を回復するには少なからず無理がありますね、とだけ言っておきます。
まあ、結構苦しいヤリクリしている状態なのですよ。

ちなみに、ルーガ財閥の傘下には造船会社もあって、
そこで現在プライベートベンチャー風に「とある用途のフネ」を造っていたり……。

作者コメより

これだけは確実に言えるな
「普通のWWUのアメリカ様でも「圧殺」可能」w
現代シナとのガチは一遍見てみたいわw
誰か開戦からどうなるか考察してみてよ?w(とりあえず「原作同様地続きでは無い」で)

613 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 19:08:28.97 ID:W7i8NcPW
>>612
さすがに中国が圧勝だろ。へたすりゃ北朝鮮といい勝負なんじゃないか。

614 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 19:13:19.82 ID:tmHnXXAy
ちょい数が足りないような気がするよなぁ。
地球で言う50年代ぐらいの技術力だから、せめて100隻ぐらいはないと。
それとも快速攻撃艇とかが多いんだろうか。

615 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 20:16:35.89 ID:CYnsBc+Y
>>606
日本の場合は転移から開戦まで10年経過していたから、1950年代まで戦争
なしで発展していた米・ソ連・ナチならいい勝負をするかも。
原爆は開発済みだろうし、米には工業力が、ソ連には人海戦術が、ナチには
長距離ロケットがあるし。

ローリダ本国自体、「大陸」ではなく「群島」だし、人的資源も工業力もそ
こまでなさそうなんだよな。日本なしでも破綻していそうだ。

616 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 21:22:42.95 ID:bYnhe9hv
>>615
実際、日本との戦争なしで破綻しただろうな。
ナードラさんが頑張ってるけど、如何にもならんだろうな。
尤も、なって欲しくもないが・・・

ところで、あの世界の日本はTHAADミサイル配備してないのな・・・
ちょっと残念だわ

617 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 23:49:01.43 ID:SpNY7rG/
ローリダが現実世界に転移or現代アメリカかロシアが島世界に転移ってのも見てみたいなあ

618 :創る名無しに見る名無し:2013/06/01(土) 23:58:33.95 ID:pK9593ki
サムおじさん「あったまきた…(正義)」
連邦熊親父「悪い子はおしおきだどー(さらなるCIS拡大へ)」

普段通りですね…

619 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 00:54:15.55 ID:l2PGG4GW
ルーントルーパーズは話の展開からして浜松さん風呂敷を広げすぎた感があるなぁ・・・

3ヶ月って実質もう駄目なんじゃないのか

620 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 00:55:38.59 ID:Zj9vlHUm
いや、早速更新したばかりのようだが

621 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 01:04:13.54 ID:siziEd/U
なにがやりたいんだろうね。

622 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 01:57:01.69 ID:l2PGG4GW
>>620
あ、ホントだ
でも前の話のラ○ュタもどきはいろんな意味で危ない気がするな
周りの雲の名前もそのまんまだし

623 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 03:33:26.14 ID:cu6nyPAX
>>616
あのロリのロケットはスカッドクラスなんでPAC−3で十分と思うが

624 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 06:55:15.09 ID:/Efv9vAw
PAC-3はエリア狭すぎて無理でしょ
広範囲を守るならTHAADじゃないと

625 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 08:37:40.52 ID:G6uxSjBQ
現時点で配備or配備予定があるものしか出さないらしいので
話が出た2009年時点で配備決定していなかった現実の日本が悪い
あんなDQN国家と対峙していて核はおろか長距離ミサイルの開発すらしていない島世界の日本もどうかと思うが

626 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 12:44:58.19 ID:Zj9vlHUm
スカッド程度で、本土に届く距離だっけ?

627 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 14:16:41.28 ID:iWfvX4u1
最大射程が700kmだっけか?
日本側の監視網を抜けて肉薄せんといかんな

628 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 15:11:19.65 ID:StQoTfPi
作者が感想への返信で
日本側は日本は守れても、その友好国は守れないって言ってるから
たぶんローリダ側は日本の友好国に向けて発射するぞーとか言い出すんじゃない?
んで、また日本に灸を据えられると・・・

629 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 18:17:21.55 ID:Zj9vlHUm
2009年の時点で配備済みだから秋元才加がいるのか

630 :創る名無しに見る名無し:2013/06/02(日) 23:09:54.21 ID:iWfvX4u1
島戦争の日本は、空自がAC-130やF-15Eを配備しているという鬼火力だが、転移前の統一朝鮮と壮絶な殴り合いでもしたのか……

631 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 00:44:58.21 ID:0IwynBhU
むしろ在日米軍はどうなったのだ?

632 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 01:43:51.20 ID:GPxbeJ36
まったく触れられてない所から考えて転移しなかったと考えるのが妥当なんじゃない?
在日米軍の兵器も恐らく転移していないと思われ

633 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 01:44:59.95 ID:GGYISIug
撤退したんじゃね?AC-130やF-15Eは、置き土産かもしれん

634 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 02:04:32.91 ID:D8uy/kyV
感想だったかで、
日本に転移の兆候が見られた為、在日米軍は事前に撤退していると作者も言ってるしな。

635 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 06:41:14.14 ID:qat9RBAw
>>630
中国相手に東シナ海で紛争したらしいな
ローリダ本国(群島)の国土についての具体的な設定はこれかららしいが、どうなるんだろう
自分はカナリア諸島を200倍(日本の2倍弱)にしたぐらいでイメージしていたが

636 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 12:12:56.41 ID:LwzkpJpr
なろうでの異世界 自衛隊での検索結果:47作品
文字数の多い順で並べると
ルーントルーパーズが先頭に来るけど、軍版とかでも不評

他の作品は文字数のの多い順だとこのようになった
The Islands War  反撃の章/冒険者日本へゆく/赴任先は異世界!?/朱き帝國/新しき世界で〜日本の針路作者
ブラックホーク‐アライヴ/スルト/The Islands War  破局の章作者/箱庭のメイド達/異時空国家日本
残念な山田/ちび王様と自衛官な私/新たなる星のもとで/ガイアエルフ戦記3199/新しき世界へ〜日本の受難
The Islands War  Underwater Warfare/夢の場所は唐突に/最後の盾/桃源郷の暑い夏/陸上自衛隊 異世界戦闘記録
バルジニア戦役/助けた少女が異世界の邪神様だった/ドラゴントライアングル/異界のマークスマン/日章の桜旅
東京直上にゲートが出来たらそりゃ大騒ぎになるよね。/異世界で軍人やってます 《改訂版》/海上自衛隊異世界奮闘記(仮)
異星の日本国/異世界連合軍/戦国戦争自衛隊/海上自衛隊異世界奮闘記/新史 太平洋戦争 ~護衛艦隊異世界奮闘記

637 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 12:15:05.02 ID:LwzkpJpr
異世界ファンタジーの作品って多いと思っていたが
意外と自衛隊って限定すると作品数が少なく
日本軍とか国防軍に変えてるんだな

638 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 14:02:11.75 ID:ztt+s2Kb
板違い

639 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 16:30:06.01 ID:0IwynBhU
もっと肩の力抜けよ

640 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 20:34:50.90 ID:jk1OmFVy
>>634
転移の兆候ってなんなんだろうね
悠長に兆候を察知してから撤退できる時間があるなら
「日本沈没」みたいな事態になると思うが

641 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 20:45:15.53 ID:V0YH69S+
在日米軍もいっしょに転移する作品もあるが、彼らの補給はどうすんだ?
自衛隊(日本政府)から弾薬を買うの?

642 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 20:47:36.75 ID:XXCkVZHo
>>640
第一章 「国会の窓から東京を」の説明で駄目なら作者に直接聞くしかないな。

643 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 20:53:33.37 ID:erTOlNsm
補給もあるが"アメリカ人"をどうするのかという問題もあるな
もう祖国に帰れないとしたら絶対に荒れるし完全武装した犯罪者の集団と化したら・・・

644 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 21:03:58.60 ID:V0YH69S+
>>643
日本がグルになって異世界の領土を侵略。そこを在日米軍および在日外国人の新国家として提供。
というのは?「フロンティアスピリッツを思い出せ!」って刺激して。
アメリカ人以外の在日外国人も一緒にすれば、厄介払いになる。

645 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 21:07:53.39 ID:XXCkVZHo
物語氏の話しでは弾薬等を使わせて日本に依存するように仕向けていたよね。
亡霊氏の話しでは現実を受け入れて積極的に共存の道を歩んでいた記憶がある。
日本から独立または自治は、現実が見えていないと思うね。
国家基盤の最たるものといえる男女の比率をどうするつもりなんだろう。
日本や他の国から掻っ攫うつもりなのかね。作者に聞いてみたいわ。

646 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 21:38:46.85 ID:qat9RBAw
『日本以外全部沈没』公開時、「現実的には」日本は在日米軍に占領されると力説していた奴がいたが
人口比からいって、一時的に占領しても飲み込まれるから意味がないと思ったわ

亡霊氏の話では、日本の東に新アメリカ合衆国を建てていたんだったか
ニューワシントンにホワイトハウスやワシントン記念塔や国会議事堂を建設、日本からは桜が贈られる
と考えると某文明ゲームみたいで燃えるな

647 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 21:48:17.95 ID:V0YH69S+
>>645
言われてみればそうですね。新しく国家を一から立ち上げる労力より、多少譲歩してもインフラの整った日本に依存する方が良いか。
でも在日米軍や、あるいは各国大使とかはそういった冷静な判断をできるだろうけど、故郷を無くした一般の外国人は一悶着起こしそう。

648 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 22:28:41.66 ID:qat9RBAw
某北海道転移でも在日外国人が策動していたが、他国内でもコミュニティを
維持する民族なんているし、あの状況でロシア人まで動くのは不自然だな
そもそも外と交流して何がしたいのか

649 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 22:32:46.61 ID:E7KiGap7
自衛隊に兵器開発や戦術能力向上とかで協力する各国の駐在武官とかいないのかな?

流石に無理かね

650 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 23:40:07.29 ID:XXCkVZHo
>>649
駐在武官は馬鹿と言いたいわけじゃないけど、そんな能力がある人が赴任しているのは稀だと思うぞ。
それに日本の優先度なんか10位以内に入っていればいいほうだろう。優秀なのは他の国に行っているさ。

651 :創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 23:56:50.48 ID:qKUmcktH
現代兵器の開発は一人の助言でどうにかなるものでもないし
在日米軍の兵器が現物で手に入れば別だけど
ていうか転移すると米国から輸入してる兵器は使えなくなるよね
ESSMとか…あと今度買うF35も

652 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 00:20:22.65 ID:aQD3MqZt
ESSMは似たの作れば良いけど、
F-35は国産化するには相当な力を入れないと無理だな
まあ日本がチート状態でF-35クラスが必須じゃなければ、
F-2くらいのならすぐ出来るだろうけど

653 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 00:25:45.28 ID:ikuBp/o6
使えなくなるといっても技術的に無理なのか、政治的に無理なのかで違ってくると思うけどな。
特許や外交を考えなければ日本に作れないものの方が少ないんじゃないか。
ブラックボックスにしたって開けたらペナルティ食らうぐらいで、爆発したりコードが消えるわけじゃなかろう。

654 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 00:30:25.59 ID:TQsLJQuP
戦車なら民間の自動車産業とかマテリアル産業がトップクラスだから10式も作れるけど、
戦闘機は民間のベース産業が弱いので相当大変だよ

その辺の違いを理解せずに10式みたいのを作れるんだから、
国産最新鋭戦闘機もはよ作れとか言ってる人も居るけど

655 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 01:27:01.00 ID:Y8hsA5Rw
そこら辺は「苦労したけど何とか国産出来ました」で軽く済ませた方がいいと思う。話の都合的に。
多少の矛盾やご都合主義は積極的に受け入れられるべき。転移国家ユリシーズの特殊教育で犯罪0だの無限財産とかはやり過ぎだけど。

656 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 01:43:28.97 ID:CGepyb/c
ハーメルンのあれは駄作過ぎるw
しょせん二次止まりだな

657 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 01:46:06.53 ID:CGepyb/c
記入もれ
あとオリジナルと言って公開する根性に驚いた

658 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 01:49:40.28 ID:0dqFi5hR
それじゃ資源も苦労したけど頑張ってメタンハイドレード採算ラインに載せました、
レアアース泥で十分確保できましたで終わりやん…

659 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 05:00:50.50 ID:5KN+yUEE
>>656-657
プロローグしか読んでないけどあれって二次なの?

660 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 08:55:39.70 ID:JahFxSrM
>>658
そこをどの様にするかが作者の腕かな。何でもかんでも大丈夫でしたじゃ話が
つまらなくなるし、かといってこんな無資源国で全部現実的にしたら数か月で
文明は滅びる。転移して直後の話を重視したいとか島戦争みたいに何年か後の
話を書きたいとかでもいろいろ変わるし。
一番重要なのはどれぐらい上手く「嘘」を話に組み込めるかという事だと思う。

661 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 09:30:21.80 ID:CGepyb/c
>>659

「合衆国の使い魔」ってゼロ魔丸パクリの作者で
元々はなろうで掲載していた「チート国家、異世界へ」
当然、本作もあれやこれや元ネタがw

ま、ハーメルンは検証するだけ無駄だよ
被弾のアリアなんて本分丸写しの作品があるのに
通報されないと動かないようだし運営の姿勢も素人の範疇を出ない

662 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 12:28:18.53 ID:xygZwJrq
>>660
異世界で国中が資源地帯になっても自立なんて無理、技能者が足らない
現状は助け合いが国際関係の基本だから日本は豊かな暮らしを送れる
息苦しいだの資源さえ握ればだのアホな主張する連中はボッチ

663 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 15:15:12.24 ID:8kx7aVMq
流れを変えて申し訳ないが、質問です。
陸自の155mm榴弾砲や203mm榴弾砲で、幅10mほどの城壁(石積み)や、50mくらいの怪獣(恐竜型)の身体を貫ける?

664 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 15:53:22.29 ID:XkqLviD8
貫けるかどうかは、演出の都合次第。

665 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 16:55:58.50 ID:5KN+yUEE
>>662
そういうこと言って作者さんのハードル上げんのやめろ

>>663
榴弾砲は貫くもんじゃないしなあ・・・
破壊可能かと聞かれれば両方ともyesだ

666 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 17:51:54.42 ID:8kx7aVMq
>榴弾砲は貫くもんじゃないしなあ・・・
>破壊可能かと聞かれれば両方ともyesだ
やっぱり“貫く”としたら、各種対艦誘導弾や対戦車兵器じゃないと難しいですかね。
怪獣に関してはゴジラみたいな規格外はおいといて、ジュラシックパークよろしく恐竜の範疇内なら普通に殺れるかな。
でもそうすると、『何でこんなデカい生き物がシャカシャカ動いたり、ビュンビュン飛べるんだ』ってことに・・・
ファンタジーの生き物だから、でいいか。

667 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 18:02:07.65 ID:jmVNtp+I
>>663
似た様な質問です
陸自の155mm榴弾砲や203mm榴弾砲で、
「HE(榴弾)で着弾したら半径何メーとるが爆発範囲(殺傷危険範囲でしょうか?

668 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 18:36:14.75 ID:8kx7aVMq
>>667
それらの榴弾って炸薬量が10kg前後らしいから、一撃で人間が死ぬのは数メートル程度、10メートルも離れていれば安全なのでは?

669 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 18:50:42.92 ID:5KN+yUEE
>>667
155o榴弾砲の加害範囲はM107榴弾を用いた場合で長径45m、短径30m楕円形範囲
03式多目的弾を用いた場合、同等の性能を有すると思われるM482A1の数値を引用すると100×100mの加害半径を有する

670 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:27:38.30 ID:CGepyb/c
100×100って部隊の規模にもよるな
81ミリの迫撃砲でそれぐらいだから
昔の105ミリ榴弾砲でもそれ以上ある
当然、FH−70はそれ以上ある

671 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:33:07.87 ID:8kx7aVMq
>>669
そんなにあるんですか!?

672 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:37:58.09 ID:5KN+yUEE
連投で悪い
上記の数値はあくまで参考値であって多少(もしくは大幅に)前後するので要注意な

あと203o榴弾砲の加害範囲は75×30m、威力半径51mで155o榴弾砲の威力半径は39mだそうだ

673 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:38:30.20 ID:jnjGWrX2
日露戦争の頃には28cm榴弾砲が攻城砲として投入されたけど
分厚い城壁を破壊するのは今日では航空攻撃の仕事だろう
20cmクラスは要塞攻撃には威力不足とされたけどWW1の時の話なので
中世風の城壁なら十分かもしれない

674 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:43:19.89 ID:ovyK0ck1
70mmFFARのHE弾頭で危害半径50mとか言うし
「武器と爆薬」にイラスト付で色々書いてあるからオヌヌメ。

675 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:46:51.19 ID:jnjGWrX2
危害半径は定義をちゃんと読んどかないとな
負傷・死亡する確率が何々%の距離を危害半径としてあるはず
それは50%かも知れないし5%かも知れない
たぶん危害半径内に居る人間が全員死ぬわけではないから

676 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:52:10.02 ID:5KN+yUEE
>>674
想定状況で全然違うからなあ・・・
>>669>>672のデータの想定状況は以下

1.榴弾を適当な地上高さに設置する。
2.榴弾を中心に5m間隔で厚さ30mmの松板を直立させる。
3.榴弾を炸裂させ、松板をいくつの破片が貫通したかを調査。
4.3の結果から、1[m^2]の面積に破片が1個以上貫通している距離を求め、これを威力半径とする。
なお、単位面積あたりの貫通破片数を貫通破片密度と呼び、威力半径以内では、貫通破片密度は1以上。

カタログデータじゃM107榴弾の弾殻直径は154.89m、弾帯直径なら157.98mになるそうだ

677 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 19:56:40.94 ID:CGepyb/c
最近の一般書籍って凄いなw
まさか火力指数や精度まで載ってないよな?

678 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 20:08:53.37 ID:5KN+yUEE
>>677
俺の資料にゃそこまでは載ってねーな
最近は探せば有りそうな気がするが・・・無いよね?

679 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 20:35:08.73 ID:3GORCbgy
資料詳しく

680 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 21:29:33.92 ID:3+h9Kw1m
>>678
いや、さっき挙げただけでもすごく濃い情報だと思うそれ以上は流石に専門書かな?

681 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 21:33:44.98 ID:CGepyb/c
元自:教範、会報、訓練資料 これは入手困難に近い
一般:公刊文章、書籍、映像、元自にきく
 古本で教範や冊子が手に入るなら買うべき

682 :創る名無しに見る名無し:2013/06/04(火) 21:36:48.92 ID:CGepyb/c
ネットで独自研究や体験談とか公開されている類もあるけど
部隊や時代によって違うとかもあるので注意

683 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 01:35:52.16 ID:I5qGdZe1
せいぜい厚さ数ミリの薄い甲冑身に着けてるていどじゃ、弾片被害はいくらも減らないんだろうな

684 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 02:00:03.28 ID:wUzA6i5Q
指揮官だけチート素材かもよ

ミスリル(アルミ合金)、オリハルコン(真鍮)、アマダンタイト(超硬合金)

まあ個別に攻撃すればいいがw

685 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 02:05:17.25 ID:nhY769oJ
>>662
そういえばどっかの経済学者が書いた本で、現代ではグローバル化が進んでるとかいうけど
GDPに対する輸出入の比率って意外に小さいよねみたいな話があったな。

686 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 06:14:09.31 ID:8dxfkRPN
>>684
それも面白いし、狙撃兵が無双して「卑怯な!」とか言われるのも見てみたい。
百年戦争ではフランスの騎士の鎧はほとんどイングランドの長弓の矢を跳ね返したが、馬や従者がやられて負けた。
指揮官だけ残っても、軍としては負けるだろうな。

687 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 10:44:56.29 ID:0JloaORG
日本国内に侵攻してきた敵と戦うならともかく
敵国領内に日本国の陸上戦力投入と言うのは「勝利条件」がはっきり立てない限り
派遣するのは兵士が可哀相だろ

停戦条件交渉で馬鹿な外交官が「貴国の無条件降伏」と言って徹底抗戦になったら悪夢

688 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 15:28:51.75 ID:Z3ur5Mwj
異世界に転移しても、自衛隊が地道に(他国では対応困難な)自然災害救助やったり、モンスター駆除やって友好を深めるのが良いですかね。
でも他国の軍隊を受け入れさせるまでの信頼関係構築自体が、とっても難しいかな。

689 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 15:35:24.74 ID:VSX7tyzX
元の日本へ戻れたり弾や燃料無制限ってチートは無い方が良い

690 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 15:46:03.74 ID:5ccxMMev
災害派遣メインの話とかも面白そうだけど、
書くのも大変だし、需要も微妙かな…

691 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 16:13:12.25 ID:VSX7tyzX
災害救助は微妙すぎる

692 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 16:17:36.81 ID:3m/no2CZ
メインがドンパチである事を忘れてはいけない(戒め)

693 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 16:43:23.85 ID:Z3ur5Mwj
>>692
ドンパチの主な相手はモンスター(害獣)で、人間の軍隊に対してはまあ適当に……というのはどうですかね。

694 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 17:07:28.32 ID:VSX7tyzX
適当はダメですよ
テンプレでも
背景となる社会構造、政治・戦略・作戦・戦術・戦闘に関してはある程度しっかり設定しておくのが好ましい
ってありますし

695 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 20:46:48.58 ID:8dxfkRPN
>停戦条件交渉で馬鹿な外交官が「貴国の無条件降伏」と言って徹底抗戦になったら悪夢
徴兵制も国民国家もなく、将校(というか騎乗資格者)相当が一定以上の階層出身者のみで
ゲリラ戦すら名誉の問題で嫌うような「中世的」国家だと、マンパワーがもたないと思う。
それ以前に、国家の主体たる王家等の徹底抗戦に忠義立てする「国民」がいない。
王自身も身分が保証されれば下ったというのも、よく見られた現象だし。

全土・全構成員が徹底抗戦した国家って、地球の歴史上でもそうそうないと思う。
勿論、あえてそういう国(ローマやカルタゴ的な)を出すのも一つの手だけど。
中世欧州風の国を出されるより、古代ローマ風な国を出された方がよほど手ごわい。

696 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 20:49:34.66 ID:8dxfkRPN
そもそも、現代日本の一外交官が独断で「貴国の無条件降伏」なんて言い出すのは
ある意味魔法以上にファンタジーな光景だと思う。

697 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 21:06:07.84 ID:VSX7tyzX
官僚主義、杓子定規なお役所だし

698 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:14:21.89 ID:VYH/qZtk
こんばんは。
なかなか濃い話が出ているようですね。
資料は調べれば調べるほど手に負えない感が強まって困ります。
自衛隊で言えば、言い回しや用語については海自はジパングや亡国のイージスがかなり有り難いところです。しかし、陸自が……光人社NF文庫辺りを最近読んでいます。榴弾砲の危害半径興味深いです。

少しずつですが、今日も投下致します。

699 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:16:43.72 ID:VYH/qZtk
揚陸から3日目
ブンガ・マス・リマ旧市街
2012年12月30日 12時34分


「うひゃあ、賑やかだなぁ」
「おい村上、迷子になるんじゃないぞ」
「いや、中隊長。ガキじゃないんすから、それは無いですよ」
「いや、村上なら有り得ると思うな」
「根来さんまで、そりゃないっすよ」

 雑踏の中を三人の自衛官が歩いている。アメリカ合衆国以上に人種の坩堝である(何しろ元の世界では恐らく百パーセントだった「人間」が、こちらでは『最大勢力』という扱いなのだ)交易都市にあっても、彼らの出で立ちはなかなかの注目を浴びている。
 彼ら三人がいるのは、ブンガ・マス・リマで『旧市街』と呼ばれる地域である。まだ都市が町であった頃、ここは交易の中心だった。商品を山のように抱えた隊商と交易船が行き交い、荷揚げ場は活況を呈していた。
 町には市が立ち、様々な取引が行われ、船乗りが旅の垢を落とした。各地から集まる彼らを当てにして、ありとあらゆる店が軒を連ねた。

 町が大きくなるにつれて、交易の中心は別の場所に移ったが、市民の為の比較的小規模な商いは残った。そして、商人たちの胃袋を満たすべく集まった店もまた、そのままであった。
 今では、市街有数の飲食店街として市民の憩いの場を提供している。
「美味いメシの気配がする」柘植が鼻をひくつかせて言った。
「出た出た、中隊長の美食センサー」
 以前は鮮やかな紋様が描かれていたのだろう。いまは色褪せた石畳の道が、川沿いに延びている。道の川面側には船着き場があり、小さな交易船が荷揚げを行っていた。荷揚げ場は、商人たちが少しでも儲けを出そうとするやり取りの喧騒に満ちている。
 道を挟んだ反対側は商店がひしめき、生活雑貨や衣料品が簡単な天幕の下に並んでいた。行き交う人々の波は途切れることがない。三人は人並みを縫うように街路を歩いた。

700 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:18:14.16 ID:VYH/qZtk
「本当に賑やかなところですね。まるで、シンガポールのボート・キーだ」
「ずいぶんと洒落た感想だな。俺はアメ横を思い出したよ」
「しかし、思ったよりずいぶんときれいな都市です。驚きました」
 露天商の売る針や籠を冷やかしながら、根来二曹が感心したように言った。根来二曹は柘植小隊長車の砲手である。和歌山出身、長身痩躯で落ち着いた態度の男だ。何時も淡々と的を射抜く腕の良い砲手である。
 大学時代バックパッカーとして放浪した経験から、根来は都市の衛生環境を地球の都市と比較し、予想より良いことに驚いたようだった。
「それ、俺も思いました。同期には『頭の上からうんこが降ってくるから気を付けろよ』なんて言われてたんで……」
 操縦手の村上三曹が辺りをキョロキョロと見回しながら同意した。体格の良い村上の子供じみた仕草を見て、すれ違った使用人風の少女がくすくすと笑う。
「うんこってなぁ、お前……まあ、いいか。確かにこの異世界の大都市は驚くほど清潔だ。捕虜の聞き取りから得られた『中世ヨーロッパ』程度の文明とは思えない」
 確かにその通りだった。人口二十万の大都市は、清潔さを保つ努力に余念が無く、それはある程度の成功──地球で言えば発展途上国の首都レベル──を収めていた。
「厚労省の担当官やうちの医官も驚いていたよ。ここの住人は公衆衛生の概念を体験的に理解している」
「はあ」村上が適当な相づちを打つ。
「つまりだ。煮沸消毒や紫外線消毒。上下水の分離に廃棄物処理、伝染病患者への対応まできちんとやるんだよ。どうも細菌の存在にも気付いているらしい」
「それは、大したものですね。でも、何故そんなに進んでいるんでしょう?」
 根来が質問した。柘植は二人の目を順に見つめ、ニヤリと笑って言った。

「神さまのいうとおり、だよ」
 
 柘植の言葉に根来と村上はぽかんとした顔になった。柘植は自分もこの話を聞いたときはこんな風だったなと思った。

701 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:19:18.28 ID:VYH/qZtk
「ある神官が、衛生員の持つ医療キットの中身を見て言ったそうだ。『これらは聖別されたものですね』とな。その神官は消毒液から抗生物質まで、たいていの薬効を言い当てた」
「どうやって? 俺たちでも見分けなんかつかないのに」
「こっちの神官は『本物』なんだよ。ちゃんと神さまのお告げを聞けて、信者に手をかざせば奇跡が起こせる。だから、いくつかある教団の神官や司祭は、修行を積んだ魔法使いなんだ──この表現が正しいかどうかは知らんがな」
「良いものと悪いものが分かるんですね」
「そうだよ。だから、抗生物質が『悪しきもの』をやっつける効果があると分かったし、信者たちには清潔な環境を維持するよう指導する」
 柘植は、微妙な笑顔を浮かべてその後を続けた。
「こっちの世界の村人は、怪我をしたらきちんと患部を清潔にして、薬効のある薬草を当てる。それでも駄目なら神の奇跡で治してもらうんだ。
 俺たちの御先祖さまはどうだ? 馬糞汁を飲んだり、水銀を塗ったり、悪い血を抜いてみたり。しまいには先祖の行いが悪かったとか言い出す始末だ。泣けてくるね」
「熱が出たら尻にネギを入れるなんてのも、俺やられたっす」村上が尻をさすりながら言った。
「効いた?」
「あんまり」
 村上の言葉に、根来がやや引き気味に応じる。柘植は、両手を広げなるべく胡散臭い顔を作ると、二人の部下に結論を告げた。

「この世界には、迷信なんて無いんだよ」

「……ファンタジーだ」
 根来が、呆れたようにぽつりと呟いた。

702 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:20:26.07 ID:VYH/qZtk
「だからこそ、俺たちが街に出られるんだ。良いことだよ。ほら、いい匂いがしてきたぞ」
 柘植たちが街をぶらついているのは、れっきとした職務である。一般隊員の現地民との接触は未だ制限されていたが、偵察隊や衛生員に対しては、情報収集目的での行動が認められていたのだった。
 戦いにおいて、その場所を『知らない』というのは、とてつもなく不利なことである。検疫は彼らの行動を許す程度には完了している。柘植は民情把握と市街地の地形偵察を兼ねて、街に繰り出していた。
 とはいうものの、柘植一尉の『偵察』はその対象の選定において、著しい偏りを見せていた。
「中隊長、あそこなんか美味そうじゃないですか?」村上が、前のめりになって言った。
 視線の先では、上半身裸の屈強な男たちが、大きな木の椀を抱えて何かをかき込んでいた。濃厚な肉と乳の匂いが辺りに漂う。
「どれどれ?──荷揚人足かな? あれは……粥か」
 堅太りの親父が大きな鍋で麦粥を煮込んでいる。乳とチーズで煮込まれた粥には、ゴロゴロとした大きな肉が浮いていた。親父は大汗をかきながら鍋をかき混ぜる。味付けは粗塩だろうか。男たちはたっぷりとした粥を、ガツガツと胃に流し込んでいる。
「確かに美味そうだが、多分味付け濃いぞ。肉体労働者の昼飯だ」

703 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:21:58.03 ID:VYH/qZtk
 辺りを見回せば、食料品店が立ち並んでいる。
 魚屋には、裏手で荷揚げされたばかりの魚が並べられていた。どれも目は澄んでいて新鮮だ。ただ、やはりどの魚も見たことが無い種類だった。七色に輝くウロコを持つナマズがいる。一体どんな味なのか検討もつかない。
 店の親父が「どうだい兄さん、痺れる旨さだぜ!」と薦めてきたが、さすがに生魚には手を出せなかった。

 肉屋の軒先では籠に入れられた鶏がやかましい。頭上には羽根を毟られた仲間が、ぶらりと吊り下げられている。寡黙な店主が、手際よく肉をさばいては客に手渡していた。
 鶏、豚、水牛、山羊(に似た生き物)の肉に加えて、加工品も扱っているようだ。肉厚のベーコンやハム、干し肉が艶めかしい色を放っていた。よく塩が効いていてとても美味そうだ。チーズもある。水牛のものだろうか? 
 変わったところではカエルやヘビの肉も売られていた。柘植もカエルは食べたことがあった。鶏に似たさっぱりとした味がなかなかいける。ただ、彼が食べたカエルの足は六本も無かったけれど。

 隣は青果店だ。色鮮やかな野菜の葉が、南国の恵みを現していた。やはり柘植たちが知る野菜や果物は無かったが、新鮮さだけはよく分かった。熟れすぎてはじけたマンゴーに似た果物の果肉から、濃厚な甘い香りが漂っている。
 青果店では、ジュースも売っているようだ。おかみさんが手早く搾った果汁が飛ぶように売れている。柘植は一際繁盛している店を見つけた。

704 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 22:22:51.63 ID:VYH/qZtk
「氷だ。一体どうやって?」
 その店では、氷でよく冷えたジュースを出していた。柘植が裏手を覗くと、灰色のローブを着込んだ貧乏そうな青年が桶に氷を生み出していた。
「おーい、氷足りねえぞ。まだかバイト!」店員が怒鳴った。
「はいはーい!……いま、やってますって。魔力も無尽蔵じゃないんだけどなぁ──あ、やべ」バイトと呼ばれた魔術士は、ブツブツと小さく何かを唱えながら手から氷を作り出していたが、不意にストンと腰を落とした。
「おかみさーん、打ち止めです」そのままへたり込む。
「えぇ? もうかい──仕方ないねえ。冷やし果汁、いまあるだけだよー!」おかみさんは、桶の氷をガリガリと砕きながら、声を張り上げた。

「魔法使いが製氷機か──貧乏学生ってところかな」
「MPが切れたんすかね」
「値段見たらよその三倍でしたよ。コスト的に割りに合うんだろうか?」

 三人は口々に感想を言う。正直なところ街の豊かさに舌を巻いていた。店には商品が溢れ、庶民の購買力もある。異世界の全貌は未だ明らかではないが、少なくとも未開の蛮族たちという認識は誤りであることは間違いなかった。

705 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 22:34:21.33 ID:GpNd2eCt
連続投稿は8回目で引っかかるようです。
支援願います。

706 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 22:39:17.63 ID:u+S7KbWc
続き乙です。
いつも楽しみにしてます。

707 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 22:49:39.49 ID:xDJNh+Yk
C.P. C.P. こちらアルファ26。火力を要求…

708 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 22:58:26.53 ID:662dcWsw
投下乙です!

菌「愛もなく、なぜ作った!」

抗生物質は善玉菌や細胞も殺しちゃうから
毒でもあるんだけどね
そこまでわかる神様万能ですね

709 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:16:09.53 ID:EKb1w86D
>>705
支援って、
連続投稿があったら
そのあと、別の人のレスが7個必要とか
何か規則があるの?

710 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:26:11.95 ID:GpNd2eCt
支援

711 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 23:26:49.37 ID:iHCYZ+ZE
 柘植はもう一度小鼻をひくつかせると、一軒の飯屋を指差した。
「あそこが美味そうだ。俺の魂が囁いている」
「えーっと……赤い、敷物──赤絨毯亭、ですか」
 根来二曹が先遣隊員に配布された『マルノーヴ語の手引き』と、看板の文字を見比べて言った。
「見ろ。客層が偏っていない。加えて近所の商人らしい連中もいる。ああいうところは、たいてい美味いぞ」
「何でもいいっす。はらへったー!」村上が叫んだ。
 三人は、天幕に下げられた日除けの布を潜り、店内に足を進めた。柘植が店主に声をかける。言葉は『通詞の指輪』で大丈夫なはずだ。
「こんちわ。親父さん空いてるかい?」
 その瞬間、椅子代わりの木箱に腰掛け食事をしていた客たちが、一斉に三人の自衛官の方を振り向いた。老若男女(とそれ以外)の遠慮ない視線に、柘植たちはたじろいだ。何だこいつら? 視線はそう言っている。
「適当に座ってくんな」店主がぶっきらぼうに言った。
「ち、中隊長。店、選択誤ってないっすか?」
「狼狽えるな。俺たちは異邦人だ。大抵こんなもんだよ」
 そうこうしていると、褐色の肌をした給仕の若い女が客をかき分けて近づいてきた。派手さは無いがエプロン姿がよく似合う。
「いらっしゃいませぇ。お客さん珍しいいでたちね。外国の方かしら?」
「そんなもんだよ。腹が減っているんだが、お薦めはあるかい? なまもの以外で頼む」
 柘植の問いかけに彼女は、小首を傾げた。くせ毛のショートヘアがさらりと揺れる。
「もちろん。看板メニューがあるわ」
「じゃあ、そいつを三つ頼もうか」
「何か飲む?」
「あいにくと仕事中でね。飲み物はいいよ」柘植が迷彩服の襟を引っ張りながら言った。
「それ、お仕事着なのねぇ。じゃ、お薦め三つ」
 彼女はそう言うとくるりと長いスカートの裾を翻し、寡黙な店主が鍋を振るう厨房へと戻っていった。

712 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:28:52.41 ID:I5qGdZe1
香辛料か毒か
腐敗物か発酵性食品か

神官は味の好みまで神様に合わせにゃならんのやな...

713 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 23:30:03.57 ID:iHCYZ+ZE
「いい店ですね、中隊長」
 村上が言った。その目は厨房へと戻る給仕の女の子の尻を追いかけている。柘植は、村上の背中を平手でどやしつけた。
「さっきと言っていることが違うじゃないか」
「痛ぇ! いや、いいお尻だなぁと」
「馬鹿。品位を保つ義務を忘れたか……いやまあ確かに見事な張りだが」
「でしょ?」
 確かに、給仕の女の子の尻は、スカート姿でも分かるほど豊満であった。柘植はもう一度村上の背中をひっぱたいた。

 それを見て、周囲の客がどっと笑った。
「どこでも、兵隊は同じじゃの」枯れ木のような禿頭の老人がニヤニヤ笑いながら言った。
「あんたら『ニホン』の兵隊じゃな?」
「はい、日本国自衛隊です。やはり、分かりますか?」柘植が答える。老人は笑いを大きくした。
「あんたらの格好はよう目立つからのう。それに、どこの国のもんでも兵隊は必ずアミィの尻を追っかけるでな。初めは話が通じるか分からんと思っとったが、そこの若いのを見て、ワシらと変わらんと思ったよ」
 老人の言葉に、また周囲の客が笑う。店内の雰囲気はいつの間にか和らいでいる。村上三曹の行動も、どうやら意外に役に立ったようだ。
「ご隠居だって毎日アミィの尻を眺めに来てるじゃねえか!」
「う、うるせぇ。年寄りを労れ」
 
 老人とのやりとりが、引き金になったのだろう。刺すような視線から逃れたと一安心した柘植たちは、今度は遠慮ない好奇の目と質問の集中砲火を浴びる羽目になった。
「あんたが隊長さんかい?」商人が言う。
「はい、柘植と言います。この二人は私の部下です」
「なら騎士さまだね。それにしちゃ、兵隊とおんなじ格好だねぇ」
「海の向こうから援軍として来てくれたんだろ? ありがとうね」おばちゃんが頭を下げた。
「東の浜にどでかいゴーレムがたくさん上がったらしいが、あんたらかい?」背の低い髭面の男が、鼻息荒く尋ねた。
「ゴーレム、といいますかまあ我々の装備です。あなたはもしかしてドワーフですか?」
「そうだ。今度あんたらのゴーレムを見せてくれんか? ところでその腕につけた飾りはなんだ?」
「時計ですが」
 途端にドワーフが立ち上がり、顔を真っ赤にして柘植の腕に顔を寄せた。ちょっと脂臭い。かれは、柘植の腕時計をまじまじと見つめ、しきりに首を振った。
「ありえん。こんな小さな盤の上を針が……これは刻時盤だな? どうやって動いとる? むむむむ、ちょっと分解していいか?」
「いや、それは困る」
 さらに、魔法使い風の青年が身を乗り出して言った。
「あの、あの鉄船に乗ってきたんですよね? 有翼蛇を墜とした魔法はライトニングですか? そもそもどうやって動いているんですか? 系統は? 魔晶石を使うのですか?」
「いや、その……」

714 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:33:47.45 ID:VSX7tyzX
スレだけに書き込んで
なろうとか投稿サイトには出さないの?

715 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:36:24.23 ID:GpNd2eCt
またひっかかりましたわー。7+2って言われちゃいました。後半分あるんですけどね


>>714
おそろしくてだせません。

716 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:37:01.99 ID:gPwHazmo
ルーントルーパーみたいな駄作に比べれば全然いいし人気出ると思うんだけどなぁ

717 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:38:33.29 ID:mZ6nHOys
支援

718 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:44:41.84 ID:FMF3cdV6
>>714
逆になろうの感想とかでこっちの事が話題になるのってほとんど無いかな?
ルーントルーパーズの人は前に活動報告でにこのスレについて言及してたけど

719 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/05(水) 23:45:58.13 ID:GpNd2eCt
すみません。ちょっとしばらくかけそうにないので、いったんとめます。
今回戦闘はありません。日常は苦手なのでどきどきしています。

御意見御質問御感想お待ちしております。

720 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:53:04.29 ID:VSX7tyzX
>>718
このスレには好感情もってないってらしい

721 :創る名無しに見る名無し:2013/06/05(水) 23:55:15.20 ID:VSX7tyzX
>>719
ある程度まとまったら投稿も検討に入れてください
スレより読みやすいので読者としての勝手なわがままですが
お願いします

722 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 00:01:51.37 ID:gkjUQn0d
異世界の衛生事情や食糧事情、さらには日本人や自衛隊に対する興味など
面白いところ盛りだくさんな内容でしたのにここで中断とは残念……続き待ってます

723 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 02:22:36.30 ID:cTEAi7Kf
>>721
まとめサイトにまとめればいいんじゃね?

724 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 07:16:21.41 ID:t/COvGxp
おはようございます。
そろそろほとぼりも冷めたかと思います。
書き込んでみます。

725 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 07:17:01.47 ID:t/COvGxp
「『ニホン』にはあたしらみたいなのはいるの?」猫のような耳と目を持つ女が村上に聞いた。
「えーっと、アキバになら……」
「おお! 獣人もいるのか『ニホン』には」
「冒険者ギルドはあるか? 未知の世界に行ってみたいぜ」革鎧を着た戦士風の男が言った。
「えーっと、派遣登録みたいな感じ? なら沢山あるかな。多分数万人規模で登録してると思う」村上が答える。
「す、数万人!? そんな大規模ギルドが存在するのか?」戦士風の男を始め、周囲は目を白黒させた。
「で、では信仰の対象は? どの神に祈っているのですか?」気の優しそうな中年男性が言った。
「神? アイドル? アイドルならこないだ東京ドームで──」
「ほう、『ニホン』の人々は、48柱の女神を信仰しておられるのですか……え、48柱どころじゃない? なんと!」
 微妙に間違った情報が流布されるのを聞きながら、柘植は質問の制圧射撃に頭すら上げられない状況である。
 それを救ったのは、両手に料理を乗せた、給仕のアミィだった。
「はいはい、どいてどいて。おまちどうさま」
 テーブル代わりの樽の上に赤い皿が並ぶ。片方は沢蟹だ。からりと素揚げされた蟹が朱く色付いている。もう片方の皿には、見事に茹で上がった海老が山盛りになっていた。車海老より一回り大きな海老の身は、ぷりぷりと弾力があり肉厚だ。
「うちのお薦めよ。海老はたれをつけて召し上が──」
「いただきます!!」
 彼女が言い終わる前に村上は料理にかぶりついていた。柘植と根来も苦笑しつつ手を伸ばす。
「ンムッ」
 沢蟹を口に放り込む。噛んだ瞬間、口の中に蟹肉の旨味が広がった。パリパリとした食感が心地よい。シンプルな塩味と油の風味、微かな蟹味噌の香りに、次々と手を伸ばしたくなる。
「ビールが飲みたいな」根来が言った。柘植も全く同感だった。
 次に海老を食べる。赤いたれをつけて口に入れた。茹でた海老の身が口の中でほぐれ、肉汁が溢れる。海老の甘味とたれの辛味が絶妙だ。魚醤、大蒜、赤茄子、唐辛子、辺りだろうか。地球と全く同じものでは無いだろうがとにかく──
「うまいな」
「うめぇ」
「おいしいなぁ」
 三人は揃って料理の味を褒め称えた。
「!!」
 その瞬間、周りで息をのんで見守っていた客たちが、大きくどよめいた。何だか嬉しそうだった。
「な? いけるだろ? ここはこの辺でも一番の店なんだ」
「看板娘はかわいいしな。オヤジは無愛想だけどよ」
「……」
「よその人にも味は分かってもらえるのね。嬉しいわ」
「なあ、『ニホン』の軍人さんよ。あんたらの国にはこんな旨いものあるかい?」
「そもそもどんな国なんだ? 教えてくれよ」
 給仕のアミィが腰に手を当て、胸を張っている。店主の親父も、さり気なくこちらを見ていた。彼は柘植たちの食べっぷりを確認すると、また黙々と鍋を振り始めた。
 わいわいと賑やかな客たちに囲まれて、柘植たちは飯を食った。店が愛されていることが分かり、柘植も嬉しくなった。

726 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 07:19:13.69 ID:t/COvGxp
 その時、店先で鉄の擦れる音が聞こえた。誰かが来たようだ。
「御免。おや、今日はいつもより賑やかであるな」
 重厚な印象の声が店内にかけられた。はっきりとした発音のそれは、喧騒の中でも不思議とよく響いた。給仕のアミィが声の主に返事をした。
「あら、団長さま。いらっしゃいませ!」
 団長、という単語を聞いた客たちが、さっとスペースを開いた。その空間を一人の威丈夫がゆったりと進む。
「おお、団長どの。御役目御苦労様ですな」老人が親しげに声をかけた。
「む、ご隠居。今日も生きておったな。重畳の至りである」
 声をかけられた男はそう言って笑った。周囲の客も笑う。柘植の目にも、その男が相当な敬意を払われていることが分かった。それでいて、みな親しみを持って接している。
 男はがっちりとした体格の身体をきらきらと光る鱗鎧で包み、その上から緑と白の縞模様が鮮やかな長衣を羽織っていた。背筋は真っ直ぐに伸び、鎧の重さを感じさせない。
 小脇に赤と青二色の羽根飾りがついた円筒形の帽子を抱えている。帽子の額には大きな赤い宝石が留められていた。
「この騒ぎの元は──貴殿であるな」
 漆黒の色を湛えた瞳は大きく、強い光を放っていた。鷲鼻と豊かな口髭が、父性を感じさせる。穏やかな態度であった。しかし、柘植はそこに風圧のようなものを感じ取った。
(ただ者じゃないな。軍人? いや武人、か)
 僅かに値踏みするような、言い換えれば人物を見られているような気配を感じ、柘植は箸を置き威儀を正した。二人の部下もそれに倣う。その様子を見て、男は腰に提げた曲刀の鞘に左手を当て、右拳を顔の横に掲げた。
「我が名はウドム・デールゥ・パラン・ケーオワラート。騎士にしてパラン・カラヤ衛士団団長。貴殿は?」
 ケーオワラートと名乗る男の時代掛かった口上に、柘植は陸上自衛官らしい生真面目な敬礼を返した。
「一等陸尉柘植甚八。日本国陸上自衛隊アラム・マルノーヴ先遣隊偵察隊長です」
 ケーオワラートは柘植の動作に、自分たちに通じるものを感じたようだった。彼は面白そうな表情をすると柘植の隣に腰掛けた。従者の少年が、素早く帽子を受け取る。
「ふむ。噂に聞く『ニホン』の騎士に相見えられたことを嬉しく思う。風変わりな出で立ちだが、なかなかの勇者揃いと聞いている。我はブンガ・マス・リマ参事会より兵権を預かり、東市街を鎮護している者だ」
 そう言うケーオワラートは、柘植の態度をじっと見ていた。警備部隊指揮官として、異邦から現れた軍を見極めようとしているようだ。柘植は努めて冷静に応じようとした。
「都市の警備に当たる責任者にお会いできたことは幸いです」
「貴殿──ツゲ殿で宜しいかな。斥候の長というが、どれほどの部下を率いておられる?」
「はい、約50名の部下がいます。それと車両がいくらか」
「ほう、なかなかの兵力である。イットウリクイというのはツゲ殿の軍における位階であるのか?」
「はい、その通りです。『通詞の指輪』にておおよその感覚は伝わっていると思いますが」

727 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 07:48:03.25 ID:Ifxzg2Y7
面白いのに・・・出勤の時間だorz

728 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 08:48:29.86 ID:5RAdG/dr
 ケーオワラートは大きく頷いた。
「百人隊長といったところであろう? 我が手勢は二百を数えるが、この広い市街を護るには手が足りぬ。『帝國』を名乗る蛮族どもが迫る昨今においては特にな。まあ、この界隈に戯けた悪党がおらぬ故、我が御役目もどうにかなっておる」
 ケーオワラートは周りで興味深そうにしている客たちを見回した。周囲の者はうんうんと頷いた。

 その後も、話は多岐に渡った。柘植の感触では警備部隊指揮官であるケーオワラートは、自衛隊に好意を抱いているようだった。おそらく海自ミサイル艇の奮戦が伝わっているからだろう。
 ケーオワラートは、陸自の編成や装備に興味を示し、様々な質問を投げかけてきた。
(警備上の情報収集が半分、個人的な興味が半分といったところか)
 加えて、彼の背後に控える従者の少年の態度がいかにもあからさまだった。年齢は13、4歳くらいだろう。手足のひょろ長い華奢な体躯は、まだ発展途上で凛々しさよりも可愛らしさが勝っている。数年後には立派な騎士に成長する要素はあるが、今はまだ子供でしかない。
 そんな彼は、柘植が話す自衛隊や日本の話に興味深々のようだった。いつの間にか直立不動の姿勢が、柘植の方向に20度ほど傾いている。
「我々の主力装備は戦車です」
「『戦車』とは如何なるものか? ゴーレムのようなものであるか?」
「ゴーレム、ですか。私はゴーレムを見たことが無いのでなんとも。90式戦車はこのお店にようやく一両入る程の大きさで──」
「ええっ!」
 ケーオワラートの背後で甲高い驚きの声が上がった。周囲の視線が集まる先には、顔を真っ赤にした従者の少年が両手で口を押さえている。
「カルフ! はしたないぞ」
「申し訳ありません!」
 カルフと呼ばれた従者の少年は、慌てて謝った。しかし、くりくりとした黒目がちの大きな瞳の奥には、隠しきれない好奇心が溢れていた。柘植は苦笑して言った。
「ケーオワラート団長殿。もし明日御時間が許すのであれば、我が隊の演習を御覧になりませんか? 参事会の許可を得て市街北東部で『戦車』の運用試験を行っているのです」
「誠ですか!?」
「カルフ!……失礼仕った。だが、大変興味深い。貴殿の申し出有り難くお受けしよう。この通り我が配下も噂に名高い異邦からの騎士団に興味が尽きぬようであるからな」
「では、お待ちしています」
 現地警備部隊指揮官と知己を得るのは、有意義であろう。柘植はそう考えた。同時に、ケーオワラートたちに対して純粋に好意を覚えた自分を感じていた。周囲の客たちも、両者のやりとりを誇らしげに見守っていた。

「では、間もなく巡察に出ねばならん。此にて失礼致す」
「はい、明日お会いしましょう」
「店主、邪魔をしたな。御免」
 そう挨拶すると、ケーオワラートは長衣を翻し大股で店を出て行った。

729 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 08:50:13.92 ID:5RAdG/dr
 ケーオワラートを見送ると、村上がしみじみと言った。
「いやぁ、雰囲気ありますね。渋い」
 すると、人足風の男が胸を張って言った。
「この街が平和にやっていられるのも、パラン・カラヤ衛士団のおかげさ。邏卒で手に負えない連中も、衛士団にかかればイチコロよ!」
「それでいて、こんなところまで気軽に足を向けて下さる。お優しい御方じゃよ」老婆が手を合わせた。
「あんたらも、何かあれば団長さまに話を持っていくといいよ」おばちゃんが言った。
(こいつは僥倖だったかな)
 柘植は周りの態度に大きな手応えを感じていた。少なくとも、現地住民との関係は良い滑り出しであると言えた。


「さてと、俺たちも行くか!」
 人垣の中から、溌剌とした声が上がった。柘植がそちらを見ると、革鎧を着た戦士とその仲間らしい集団が、荷物を抱え上げている。
「おい、オドネル。そんな装備を抱えてどこに出かけるんだ?」
 オドネルと呼ばれた戦士は、装備を確認しつつそれに答えた。
「義勇軍さ。帝國の奴らが迫っている。参事会がギルドを通して義勇軍を募っているんだ」
 後を受けて魔法使い風の青年が言った。
「私たちは冒険者ですが、戦の心得も有ります。街の危機に見て見ぬ振りは出来ません」
「その通りだレナーワ。俺たちみたいな冒険者は、精鋭として遊撃隊に編成される。見てな! この戦いで『碧の右腕』の名が高らかに響き渡るところを」
 オドネルはそう言って、腕輪を付けた右腕を高くかざした。腕輪には碧い水晶が飾られている。彼と彼のパーティーは揃いの腕輪をトレードマークにしているようだった。オドネルを含め8人の男女は、店主が作った携行食を受け取ると、意気揚々と店を出て行った。

 
「怪我しないといいけどねぇ」
 客の一人がぽつりと呟いた

730 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 08:52:26.36 ID:5RAdG/dr
以上です。
文字数制限はきつくなるは、連続投稿には厳しいわで、ちょっと投下のやり方を考えないといけませんね。

ただ、なろう等への投稿は現状ちょっと難しいところです。ご期待くださり有難いのですが。

御意見御質問御感想お待ちしております。

731 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 10:02:58.55 ID:VqyNH9vS
書き込み制限あるから、連続投稿は規制がかかる
投稿できるように、みんな気軽に書き込もう

732 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 10:17:53.77 ID:Zu69dL9y
投下お疲れさま。

隊長のゴーストが優秀なようで良かった。あー、旨そう。参考画像はまだですか?勿論、豊満な『アレ』もだ!

733 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 11:11:08.24 ID:VqyNH9vS
なにそれ?

734 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/06(木) 13:16:46.55 ID:5RAdG/dr
>>708
この世界の神々は何柱かおわしまして、それぞれ得手不得手がありますが、総じて現世への
介入は自分の教団の神官なり巫女なりを通して行っております。

>>732
参考画像は…ありません!

気がついたら第3章がえらく長くなりそうでまいりました。章立てをちょっと修正しないと
変になるのかなぁとも思うのですが、なかなか難しいところです。

735 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 21:16:35.92 ID:aDU+F7pX
乙です、派遣や神様の話あたり面白かったですw次も楽しみにしてます。
それと豊満なアレの参考画像は(ry

736 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 21:55:55.29 ID:WnxQ9zVq
投下乙です
派遣された皆さん(自衛隊員に限らず)、衛生環境よくてよかったね

>しまいには先祖の行いが悪かったとか言い出す始末だ。泣けてくるね
因果関係の模索という点では人類史上の試行錯誤の一環で、笑うのは後知恵な気が
とはいえ、こういう一個人の感想が出るのもよいですね
死なせたのは勿体ないキャラがいるし、石動さんはキャラ作りが上手い

737 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 22:22:37.58 ID:KMPwOF/D
投下乙!
やはり異世界の武器には興味津々ですね

神様がいる世界の上に結構人間に介入するみたいですね
過保護な神様によってはシャーマが支配する国もあるのかな?
通詞の指輪の翻訳ミスもあるしスリランカの遺跡事件
みたいに宗教的な非礼を起こさないといいのですが
日本人だからなぁ

738 :創る名無しに見る名無し:2013/06/06(木) 23:31:40.69 ID:DkBCak5i
投下乙でした


実在する神のお陰で衛生観念が広く知れ渡っていると言うのは興味深い設定だな

739 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/07(金) 11:42:27.65 ID:CK6VDF7r
沢山の感想ありがとうございます。

神様関係はそのうちエピソードを書いてみたいものです。宗教的な非礼や常識の
違いによるすれ違いなんかも面白そうですね。
神官は神の僕ですから、髪型から生活スタイルまで信仰対象の神様にあわせなければなりません。

ファンタジー世界が現実より清潔な理由を考えたところ、神様の教え以外に思いつきませんでした。

次もお待たせせずに投下したいですね。

740 :創る名無しに見る名無し:2013/06/07(金) 12:01:27.20 ID:VDcBUyRz
神様が話しかけてくれる
神様は美少女
そしてハーレム
……そんな展開に自衛隊を絡めるとカオスw

741 :創る名無しに見る名無し:2013/06/07(金) 13:08:50.22 ID:CPmeuofJ
冒険者日本にいく
が、どうしたって?

742 :創る名無しに見る名無し:2013/06/07(金) 14:36:49.86 ID:XRUAylBW
ギリシャ神々「よばれた気がしまして」

743 :創る名無しに見る名無し:2013/06/07(金) 20:04:58.20 ID:7de81YUp
日本の神様
まぁまぁ、ギリシャの神様方、遠いところからようこそ、先ずは一杯
ササッ、グイッと、酒はあるでな、

こうして、ヘベレケになるまで酔い潰されたギリシャの神様は、二日酔いに苦しんだという

744 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 00:17:20.67 ID:wPWFfejV
>>743
スサノオ乙

745 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 01:25:16.42 ID:aToVTErs
>宗教的な非礼や常識の違いによるすれ違いなんか
海外派遣慣れしている自衛隊が単純ミスというのも考えにくいですが、組織として
はともかく、個人にはもしやということがありますからね

地球では「迷信」があったからこそ試行錯誤の末に科学が発展した
異世界では「神」が最初から正解を用意してくれますが、「何故」それがよいのか
という論理の解明には繋がらないようで、文明の発展速度は遅いでしょうね

746 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 01:56:08.23 ID:clv2qwIL
コルベール先生が10人いれば世界は変わる

747 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 09:01:45.86 ID:yHpvk6lI
コルベール先生が
ガープス系魔法を使えるようになったら?

(つかコルベール先生をガープス(3版でキャラメイクしたらどんな風なんだろ?

748 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 09:40:07.36 ID:clv2qwIL
ガープスって角川文庫で凄い数あるあれか?

749 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 14:47:13.16 ID:bK5GIcad
ガープスマジックは便利すぎてあかんやろ。数多ある全サプリを引っ括めたら便利すぎるスペルがいくらでもある。
同人誌発を無くして各種『理解』の判断を厳しくしないとねぇ。

750 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 18:36:02.24 ID:703MIsnH
だってあれは汎用ルールだし。
どんな世界観でも再現可能と謳っているだけあって全部無節操に利用可能にしたらトンでもないチートキャラができるのはある意味当然。
ガープス使うときは世界観決めて使うサプリの範囲をかっちり決めないと・・・

751 :創る名無しに見る名無し:2013/06/08(土) 21:53:28.14 ID:bK5GIcad
>>750
汎用ルールだったな、自分勝手にだめとかいってすまん。
んじゃ日本国(自衛隊)が遭遇する相手として面白いのはどんなキャラシの奴だろう?

752 :創る名無しに見る名無し:2013/06/09(日) 19:35:07.10 ID:BY3rHeYC
味方で?、敵で?、味方なら「日本国が転移してくる以前に先に
この世界に神隠し?にあって途轍もない力を手に入れた魔法使い系青年
(実際は理想郷「ハーレムをつくろう」のアルバート・デュランと同じネタで
ひょんなことから凄すぎる力を得た…と言う設定詳しくはググってSSみれ)
で「全ての魔法をLv80〜100で使用可能、更にオリジナルで下の特殊呪文使用可能」

《固有結界》  特殊呪文
術者が自分の思い描く通りの絶対空間(結界)を作り出します。
固有結界内では、プレイヤーが望み、GMが許す限りのことが可能になります。

■持続:10秒◆準備:30秒
●消費:500★前提:素質3、完全障壁、
物体作成、大命(物理法則への解除命令)
▲魔化:不可
本人コメント「身体は剣で出来ていた」

753 :創る名無しに見る名無し:2013/06/09(日) 19:36:53.71 ID:BY3rHeYC
続き

《文珠》  特殊
この魔法では、直径2cm程の文珠を作り出します。
【文珠】はモンジュと読み、珠だけでは効果を為しません。
珠を作成する時に、文字を組み合わせることで【文珠】として機能します。
イメージ的には、少し大きめの透明なビー玉(色はお任せ)の中に漢字が1字だけ入っているイメージです。
作り出せる文珠は、術者がイメージできる内容の漢字(漢数字)に限られます。
(※ファンタジー世界では、古代語、または失われた魔法言語ということにしても良いでしょう)
文珠一個につき漢字1字までとなります(漢数字は例外となります。例:十一とか二十一とか)
漢字を1字作り出すのに、3点の体力消費が必要です。
漢数字に至っては、消費した体力分だけの文珠しかつくれません。
その代わり、20でも30でも消費した分だけ、ひとつの文珠に入れる事が出来ます。
(※つまり漢字だからといって3点消費で『百』を作ることは出来ないわけです!)
漢字と漢数字はいくつでも組み合わせて使うことが出来ます。
ただし、同じ文珠を同時に(または同じ人に)使うことは出来ません。
文珠は作っておいて、ストックが出来ます。
ストックできる数は術者の体力×1個となります。
それでは、いくつか良い例とダメな例を挙げておきましょう。

『十三』
体力を13点分込めた文珠です。しかし、これ単体では効果はありません。
投げつけても小石程度で、13点分のダメージは出ません(苦笑)
再充電出来ないパワーストーンとして使う事は出来ます。
『癒』
これ単体には、癒しの効果があります。ただし『癒』だけでは
長時間をかけての回復ですので、1日休んで回復する生命力が
+1されるといったところです。
『力』
一時間の間、体力を1点上げます。
『癒・十二』(文珠2つ同時使用)
「癒」に「十二」を組み合わせることで、12点分の生命力が即座に回復します。
『炎』
発動させると、一定時間燃え盛る炎が現れます。
木など燃える媒体が無いと、そのまま消えてしまいます。
《火炎》の呪文を参照して下さい。
『爆』
1Dダメージの小爆発を起こします。
『爆・炎』(文珠2つ同時使用)
1Dダメージはそのままですが、爆発と同時に周囲に燃え盛る炎を撒き散らします。
…ここからは使用禁止にするべき文珠例です!
(ゲームバランスを壊したくないなら、これ以外にも制限を設けるべきです!)
『時・間・跳・躍・百五十六・年・四・月・七・日・五・時・六・分』
(文珠14個同時使用)
指定された時間軸へタイムスリップします。
場所は文珠を使用した場所へです。
『絶・対・蘇・生』(文珠4つ同時使用)
100%の確率で死者が蘇ります。
■持続:1瞬・1分
●消費:3/∞(漢字/漢数字)
◆準備:1秒につき文珠1個(2個同時には作れない!)
★前提:GMとの応相談
投稿者【】さん
本人コメント「元ネタは横島w」

754 :創る名無しに見る名無し:2013/06/09(日) 20:49:50.68 ID:7lxOTbn1
>>752
こいつはもしかして、正義の味方に憧れたおっさんに命を助けられて、自分が正義の味方になってしまったエミヤシロ何とかさんじゃなかろうな?

755 :創る名無しに見る名無し:2013/06/10(月) 08:51:52.63 ID:NDvB8aXM
《固有結界》より《文珠》が使い勝手良すぎなのが怖すぎるわ

例として
『一・万・里・四・方・作・物・取・高・百(←千?、万?、億?w)・倍』で
作物食糧自給率恐ろしい事に…wとか
『原・油・作・成・○←任意の漢数字・頓』とか…(怖笑

《文珠》 の★前提は最低でも全ての系統から10以上取得だな

756 :創る名無しに見る名無し:2013/06/10(月) 20:37:44.93 ID:NDvB8aXM
>>749
>同人誌発を無くして〜
同人誌発のオリ呪文ってどんなのあったの?
ちょっと知りたい、どうか詳しく

757 :創る名無しに見る名無し:2013/06/10(月) 22:57:30.52 ID:zzLybRbz
日本語でok と言いそうなシロモノやね

758 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 02:50:04.50 ID:6Pm190MQ
>>700
>露天商の売る針や籠を冷やかしながら、

ここは針じゃなくて鉢じゃないですか?

759 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 10:38:15.87 ID:4wJYlcCq
昔、爪楊枝からスペースシャトルまでっていう台詞を読んだことがあるから違和感を感じなかったよ。

760 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 12:00:44.26 ID:SN7oxzqI
???「金さえ出せばクレムリンだって持ってきてやる。ところで胡椒はどこへしまった?」

761 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 17:32:37.78 ID:ykQRHk7A
>>760
軍艦まで引っ張ってくるじいさんはお帰りください。


あ、でも短編のネタにならねぇかな。転移先唯一の味方、なんでも産み出してくれる神様のご機嫌とりに悪戦苦闘する事務方自衛官。

762 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 18:19:24.88 ID:7l/Ib2ld
何のネタかわからん

763 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 18:35:23.46 ID:jfz3WjFz
鉛筆からミサイルまで

764 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 18:40:08.70 ID:7l/Ib2ld
特攻野郎AチームのOPか

765 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 19:57:52.00 ID:KLcNgyfP
毎日豆三昧・・・・

766 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 21:00:01.58 ID:vHeY3wC1
>>762
マッコイじいさんでクグレ

767 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 21:02:19.30 ID:7l/Ib2ld
検索した
エリア88はタイトルしか知らないんだ
ネタわからなくてすまない

768 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 21:39:39.79 ID:WXFN92Ec
>>767
一言で言うと、「超凄腕で良心的な武器商人の爺」>マッコイ爺さん
「金さえ出せば(当時冷戦下で入国すら難しかったソ連の)クレムリン宮殿ですら持ってきてやる」と豪語した人
実際、飛行機マニアでレアで微妙で部品すら少ない戦闘機に好んで乗った主人公や、F-14なんて当時の西側
最新鋭で機密の塊だった戦闘機がほしいと抜かした主人公の相棒や、やはり当時最新のA-10を所望した
かっこいいおっさん枠に、要望通りの機体を引っ張ってきて、売りさばいてみせた凄腕
たまに爆発しなかったり、飛ばなかったりするミサイルを格安で売るのはご愛嬌

769 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 21:42:56.71 ID:zZpQp1a1
>>758
消耗品だし軽いし、近代的な生産ラインがなく自宅での裁縫が当たり前の世界なら針でもおかしくない
秀吉が針売りをやったのも、軽いし需要があるし管理が簡単だしといい要素が揃っていたから

770 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 22:17:59.08 ID:vHeY3wC1
>>767
で、極め付けが
エンタープライズ級の原子力空母を乗組員付きで引っ張ってくると言う
荒芸を見せてくれるw

771 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 22:34:13.96 ID:7l/Ib2ld
凄い漫画だな
そんな商人がファンタジー世界に居たら自衛隊も助かるだろう

772 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 22:47:53.41 ID:L5dZTsoD
そんなにすごいのか・・・
ちょっと読みたくなってきたなエリア88
ファントム無頼なら読んだ事あるんだけど、確か同じ作者だったよね?

773 :創る名無しに見る名無し:2013/06/11(火) 23:21:45.53 ID:WXFN92Ec
>>772
ファントム無頼は史村翔原作で新谷かおる作画
エリア88は新谷かおる純正

774 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 00:06:37.02 ID:bmAohQy3
>>770
エンタープライズ級CVAN65'アルバトロスですね、分かります。

775 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 00:21:01.18 ID:kvCaffbT
結局は空母持ってこれたの?

776 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 06:24:27.49 ID:2Nbi50iJ
プラザ合意前あたりの話しだから1ドル=250円近いレートだろ。
真は800億ドル相続して米は絶賛不況中、アスランは産油国でということで出たウルトラCだものな。

>>775
持ってこれた。ただし接岸して地上基地扱い。のちに海に出るけどラウンデルの命を奪っただけだった。

777 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 09:03:22.87 ID:At31J2Up
>>774
「笑撃空母アルバトロス」かんべむさしだったかな80年代の図書館で読んだわ

778 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 12:06:11.95 ID:kvCaffbT
ファンタジー世界の自衛隊に空母を登場させてみよう
入手手段は商人からだ!

779 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 12:36:16.91 ID:BB6wJrBe
>>768
F−14を調達してきた方法に微妙なリアルさを感じたな当時…
実際にできるかどうかはともかくとして

780 :創る名無しに見る名無し:2013/06/12(水) 16:11:10.41 ID:OQoVLQC2
エリア88はSFCのシューティングゲームもわりと名作

781 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 02:51:26.17 ID:cw7aKHf7
エリア88
それは異世界のエリア

782 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 08:49:14.10 ID:564VPu6e
砂漠にも潜れる地上空母とかも出てきたし
ハリアーVSフォージャーとか誰得だw

783 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 10:05:18.83 ID:cw7aKHf7
なにそれ地上空母?
地上にあるなら空港だろ
まさかVガンダムの陸上戦艦っぽいやつみたいに
空母が陸を移動するとか?

784 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 11:44:02.56 ID:Ic3pwE20
最後は砂漠に「沈没」して、圧壊だったっけ。



いやまてその理屈か成り立つなら、エリア88はなぜ沈没しない。

785 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 11:47:50.86 ID:mPnMPdix
潜っている途中で爆撃されて、沈降装置が制御不能になったんじゃなかったっけ

786 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 17:01:24.97 ID:KX2deqIL
陸上潜水空母…?浪漫の塊みたいだな

787 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 18:45:19.38 ID:VOcuWR90
ドリルミサイルもあったぜよ

788 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 19:29:41.05 ID:q+0LuBWj
無人戦闘機(自爆装置付き)が艦載機というのもお忘れなく

789 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 19:34:33.59 ID:Aqsy5a8G
そこまでいろいろ開発した軍事企業が主導した紛争が女性の「愛は世界を救います」の主張で解決しましたとか
いま描いたら叩かれまくりだよな

790 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 21:48:07.41 ID:23h65qTb
空戦がリアルじゃないと突っ込まれて
一話だけ主人公が脂汗を垂らしながらディスプレイを眺め続けるミサイル戦を描いたんだっけ
作者の「ね、面白くないでしょ」に激しく納得した

791 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 21:54:43.50 ID:P5lexd/P
リアルっぽさ(リアルではない)は面白さという土台の上に立って意味がある物。
ただリアルなだけじゃあ「お話」として面白くないのは当たり前。

792 :創る名無しに見る名無し:2013/06/13(木) 23:37:02.07 ID:ONqxjVMp
いいから外泊証明書はよ書くんだ

793 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 08:32:49.44 ID:tttqZs/K
日本第三帝国が誕生してるな

794 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 11:06:17.53 ID:ojJ2rJKX
魔王の「日本新世界紀行」か
資産流出させる日本人と、日本人の運命共同体になる道を選んだ在日特亜人の対比を描写してるな

在日韓国人だと日本が受け入れを保証してなきゃ帰国できんかった筈だが、最近は本国人なみに扱って貰えるの?
同じ韓国人でもベトナム還りのノムヒョン大統領(当時)だと「ヤツら同朋じゃ無ぇよ」と嫌ってたっけ確か
国難に際し安全な国外で豊かに暮らす、作中の金持ち日本人そのままがリアル在日だから仕方ないけど

795 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 12:20:42.94 ID:rCzKBVIj
検索して読んできた
文章力を伴っていない設定垂れ流しは小説と言いません

796 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 15:11:43.41 ID:cmGUWesE
大化けする可能性が無い、とは言わんけどね
現状、日本sage特亜ageなチュンチョン代弁者だな
それも洗脳じみたプロパガンダ

797 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 15:52:47.60 ID:O/DOHIXj
>>大化けする可能性
思考が阻害してる分、サルがシェイクスピアをタイプする日の方が速そうだ

798 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 20:18:22.79 ID:Q0MKEDow
感想が妙に少ないな、日本新世界紀行
「悪い点」だけの感想を消してないから、嫌な感想は即削除って手合いでもなさそうなんだけど
みんな上品にスルーしちゃって批判意見にさえ不自由しちゃってるのか?

799 :創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 20:27:46.49 ID:rCzKBVIj
他に変な作品なら異時空国家日本、ガイアエルフ戦記3199
陸上自衛隊 異世界戦闘記録、最後の盾とか色々あるし
駄作は感想も付かずにスルーされるだけ

800 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 00:30:34.73 ID:LXlCe+wP
「日本新世界紀行」の作者は物語を書くのは初めてらしいから、そこら辺は大目にみるべき。
まぁ話を作るのは大変だからね。自分は作品なんて作ってないけど↓の話作り講座は色々と参考になった。

まゆげの話作り講座


801 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 00:35:30.79 ID:NDiy3K2t
話題がないからと駄作を紹介されてもな

802 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 00:54:27.60 ID:XlDA8gnS
そこまでひどくはないだろうと読み始めて1話中盤で挫折した
書きたい内容がでてくるのがもっと後なんだろうけどいくらなんでも最初から端折りすぎ
あれなら書きたい部分から書いて転移時の話は回想にして挟んだほうがマシ

803 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 01:03:37.53 ID:ucWGhKTQ
一話中盤は少し早すぎるが、二話読み終えた時点で勘弁しろやって思ったな
要するに「俺が恵まれないのは誰かが何処かで搾取してるからだ」ってか?
肝心の性根が不細工だからだと思うのだが、八つ当たりかのぉ

804 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 01:32:11.46 ID:4u9y4el8
下手な文章にありがちな、語尾を同じ字や文句で締めるのが目につくな。
阿川弘之が娘の文章を読んだら「〜だった。〜だった。」が続いていたので、
「ダッタダッタって、機関銃じゃないんだから」と言ったそうだが。

805 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 02:02:39.48 ID:RFBPoORj
>>800
問題は意欲やノウハウや才能ではなさそうな…ひたすら愚かって感じ、自覚症状もないだろうが
上下するレートそのものが無いのに円暴落だの、自分が書いてる以上は転移モノって設定くらい記憶しといて欲しい
つか、何建ての債務でも該当通貨が暴落すると返済が容易になるのに借金爆発…国債が返しきる性質のモンかってのは別としてアホだろ

考え事が苦手なんだから何も考えない方が良いと思うし、せめてチラ裏で済ませとけば恥も掻かないのに

806 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 02:30:38.93 ID:NDiy3K2t
話題に上がるほどの作品か?
何で紹介されたんだ
よくあるなろう作品なのに

807 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 02:37:41.36 ID:VwVATWKT
話題がないからだろうか
流石に第三帝国ってのはインパクトあった
確かに駄作だけど

808 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 08:17:48.28 ID:N+fLxt/V
一応は新作だからだろう


島戦争も更新来てるね

809 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 08:58:47.45 ID:4P10UwGB
>>790-791
作者に知識の土台が無いからつまんないんじゃないか?
例えば機動でレーダー探知を遅らせたり、敵の機動を見ながら完封出来るAAM射点の奪い合い、撃たれてからの回避機動。
描ける事は結構ある。
光点見て撃って終わりじゃない。

810 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 12:40:46.61 ID:DZNS5Bbx
>808
あの世界、獣人が居たのね
ファンタジー世界からも転移あったんだろうか
科学の産物かもしれんけど

811 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 12:41:47.91 ID:4SF4bwPk
攻殻の少佐とかCODのロシア語厳禁なテロ屋とか南瓜鋏の金魚鉢な火炎放射兵とか、妙にネタが多いな
>島戦争最新話

812 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 12:54:16.02 ID:MMiL4lqU
島戦争の獣人が自身の遺伝子も操作可能な高度文明で生み出されてたら…迫害するなんて以ての外だな、おれなら仲良くする
グインサーガやバスタードや幻魔ワールドみたくオカルトありな文明でも超科学文明でも、敵対だけは避けたい

813 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 13:30:59.09 ID:4u9y4el8
南瓜鋏は作者自身が考証お断りと言っていたトンデモ作品だから、あれが反映されるとアレだな。
今のところ、某エロゲ>執筆の作家と同じで、部分的なネタ止まりだけど。
獣人は中世(近世?)っぽい国と一緒に来た現地人じゃないのか。
作者はファンタジーは設定を考えられないので描かないらしいが、それっぽい要素はありと。

814 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 14:13:40.75 ID:d81/cvPl
ファンタジーなしで獣人って進化の妙かな、えらく不自然な気もするけど

815 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 14:22:50.61 ID:LXlCe+wP
犬や猫から人型に進化しました、って事でいいんじゃない?

816 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 14:40:10.04 ID:4u9y4el8
いわゆるファンタジー世界の獣人も自然に生まれたものだろうから、問題ないだろう。
しかし、島戦争世界の日本の世論はネット上も含めてえらく冷静だな。
核も大陸間弾道ミサイルも保有せず、覇権も求めない政府の方が叩かれそうだが。
後先まで有権者の大半が考えないのは、民主国家ではいつものことだし。

817 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 14:54:29.19 ID:4xMZZ4FP
あれ?
獣人(モーロック)は既出でそ?
外伝の「Into the Bush」読んでない?

818 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 14:56:20.90 ID:4u9y4el8
いや、起源の明らかなモーロックとは異なる、最新話の獣人夫妻の話で……。

819 :創る名無しに見る名無し:2013/06/15(土) 16:10:29.99 ID:RFBPoORj
異世界から意図的に召喚する場合、直に引っ張りこむ場合が多いよね
条件が良いから欲しいけど直接には召喚の力が及ばない位置にある対象はどうするのかな
ビリヤードみたいに玉突きで引き寄せ、巻き添えくらった無関係なボールは無視とか

820 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 00:18:28.48 ID:/Lfn9lTG
外人さんどころか、獣人さんが街中に溢れる大阪か

いよいよカオスっぷりに拍車がかかるな

821 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 00:30:19.99 ID:SbB33tjn
どの国も一旦は転移なんて経験してる世界なんだし、流通より備蓄を優先した国造りしてる筈だよな
交易は本来の姿に回帰して「お互いに余った分を融通しあう」程度のショボくれた規模に落ちる筈
これが日本だけ転移とか(グローバリズムが有利と判断してる状態の)アメリカとかだと違うだろうけど

822 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 03:21:27.90 ID:0A+O+0xF
黎明期の作品で
にしなさとるとの作品は低俗だが、あれもありかなと思う

823 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 06:40:37.47 ID:szIQFPV2
あの人は異世界人に親でも殺されたのかと思うが(それを言っていたら交差
する世界の作者もトリステイン貴族に親でも殺されたようだが)、あれはあ
れでありだと思う。

824 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 07:13:35.13 ID:deA+jGSS
交差する世界は仕方ない気もする
中央集権が完成してないのはトリステインくらいだった筈
ごく短期間で強引に片づけたかったんだろ

825 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 09:50:14.40 ID:mjkLO3kC
にしなさとる氏は他の作者に対してなんか上から?目線で単調気味で求じみたお願いを
各作品の作者さん達にするのはどうだろうとはよく思う

島戦争に関しては急にネタに走り出したように思えて心配に成り出したよ・・・

826 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 11:27:48.49 ID:0A+O+0xF
山口多聞は交差する世界以外にゼロ戦才人を書いていた
ゼロの使い魔の架空戦記風二次創作な

がろうでんのアンチ貴族なゼロ魔SSも
異世界に近代兵器登場させて蹂躙する作品で
日本転移させるタゴサクとか信者を生んで影響を与えた

827 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/16(日) 14:09:27.13 ID:/MrDmmyF
こんにちは。
物語のノリは人それぞれ千差万別ですね。だからこそ、面白いと思っています。

私も、人に面白く読んでもらえる物語を作りたいと日々思うのですが、なかなか。

投下します。

828 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/16(日) 14:10:50.06 ID:/MrDmmyF
揚陸から4日目
ブンガ・マス・リマ北東5q
2012年 12月31日 15時28分

「……これが『戦車』であるか?」
 ケーオワラートが怪訝な顔で言った。彼の後方に控える衛士団の部下たちも、一様に胡散臭い物を見るような目をしている。質の悪い武具を売りつけに来た商人の売り口上を聞く態度だ。
 市街地の北東約5q付近。マワーレド川を見下ろす小高い丘の上に集まった彼らの前には、4両の90式戦車がその巨体を並べている。濃緑色と茶色に迷彩塗装された全長9.8メートルの車体からは、無駄を排した戦闘車両の凄みが現れていた。
 現代人であれば、たとえ兵器から程遠い日々を過ごしている者であったとしても、その迫力に圧倒されただろう。「戦車」とは、本来ならとても『分かり易い』兵器なのだ。

 であるからこそ──
 
 異世界の戦士たちに、90式戦車の水冷2サイクルV型10気筒ディーゼルエンジンが叩き出す1500馬力の素晴しさを全身全霊をかけて力説していた村上三曹は、あまりの反応の鈍さに大きな不満を覚えていた。
 口ひげを生やした細身の衛士が言った。
「戦さ車というからには動くのであろうが、とてもそうは見えん。とてつもなく重いのだろう? ムラカミ殿」
「だから! こいつのエンジンは──」
「その『でぃーぜる』の魔術がよく分からん。巨大な『でぃーぜる』という魔獣に曳かせるのか?」
 再度説明しようとした村上三曹の言葉を遮って、衛士は見当外れのことを言った。
 堅太りの衛士が、ラインメタル社製44口径120o滑腔砲の砲身を見上げている。
「これは破城鎚か? 鋼のようだが先は尖っておらぬし、いささか細いように思えるのだが……」
 ボアサイトを済ませた砲手の根来二曹が、困った顔でそれに答えた。
「それは破城鎚ではなく大砲です。『戦車』はそこから弾を発射し、敵を撃つのです」
「その筒から火球を放つのか? では魔術士は何処に?」
「いえ、魔術士は──」
「それにしても、この臭いはたまらんな」
 ケーオワラートが顔をしかめた。視線はアイドリング中の機関部に向けられている。低音を響かせ振動する車体後面左右の排気孔からは、うっすらと黒い排気がたなびいていた。

「臭い、ですか?」
「うむ。こやつの吐く煙が堪らなく臭うぞ。何なのだこれは? 川向こうからでも分かるぞ」
「ケーオワラート団長。恐らくはこの『戦車』の中に飼われている『でぃーぜる』の吐息でありましょう」
 柘植より先に、ケーオワラートの配下が答えた。口ひげを生やした中年男だ(ちなみにケーオワラートの配下は殆どが口ひげを生やしている)。
「ほう」
「これだけの巨体。馬や牛では曳くことは出来ますまい。また、破城鎚であるからには矢弾を防げなければなりますまい。従って、この鋼箱の中に巨体な魔獣を収め、動かしているに相違在りませぬ!」
「面妖な」
「先ほどから臭うこの臭気。低いうなり声。中身はよほど醜悪で凶暴な獣でしょうな」
「なんと」
「しかし、いくら何でも大きすぎはせんか? とても動けるとは思えん」
 堅太りの衛士が装甲板を叩く。
「見ろ。響きもせん。よほどの厚みぞ。これを動かすとは如何なる獣か」
 それを聞いて、中年の衛士が陰気な口調で言った。
「おそらくは禁呪を用いて召喚されし妖魔よ。そういえば去年の夏、西の廃城を巡回しておったらな。不意にいやな気配がして、振り返ったのだが誰もいない。面妖なと思いつつも先へ進んだのだが、気配がついてくる。
 いやだのぅ恐ろしいのぅと思いつつも御役目を放り出すわけにもいかず。意を決して進むのだが、耳元でひったひったと音がする。あぁこれはアレだ悪霊だな、と──」

829 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/16(日) 14:11:52.94 ID:/MrDmmyF
(これは、説明ではどうにもならんな)
 戦車を前にして何故か怪談話を始めてしまった衛士たちを前に、柘植は言葉でどうにかすることを諦めた。
 パラン・カラヤ衛士団の男たちにとって、目の前の物体は想像の埒外に過ぎた。彼らには目の前にある鉄の塊が地を走るなどとは、到底信じられないのだ。
 なまじ『通詞の指輪』でニュアンスが伝わるだけに始末が悪い。この世界で車を動かすには、何かで曳くか、魔術的な力を使うしか無い。彼らは自分たちが知る理で、目の前の物体を理解しようとした。
(その結果が『魔獣でぃーぜる』か)
 
 柘植は、ケーオワラートたちに声をかけた。
「我が国の言葉には『百聞は一見に如かず』とあります。この90式を実際に動かしてみせるのが、手っ取り早いでしょう」
「よかろう」と、ケーオワラートも同意した。衛士たちは「動かす」という柘植の言葉に、まだ胡散臭そうな態度だ。ただ一人、従者のカルフだけが期待を隠さない表情で、ケーオワラートの背後に控えていた。
 彼は従者という立場から、戦車に触ることも質問することも出来ず、そわそわと立ち尽くしていた。

「では、ケーオワラート団長殿。ひとつこいつの乗り心地を試してみませんか?」
「こやつに乗るのであるか?」
「はい。残念ながら定員は3名なので、団長には窮屈な体勢を我慢いただくことになりますが──宜しいですか?」
 柘植の提案に、ケーオワラートは面白い、という顔をした。
「他に何名か乗ることは可能ですが……」
 柘植はそう言って他の衛士たちを見たが、彼らは団長ほど戦車に興味を示してはいなかった。「どうせ、動くものか」という態度もあからさまである。ただ一人、カルフ少年だけが、大きな瞳を輝かせて柘植を見ていた。
「あー、ケーオワラート団長殿?」
「何であろうか?」
 二人の大人は、ことさら厳めしい表情を作った。互いに視線を合わせ、心中で密かに苦笑する。
「我が『90式戦車』の馬力ならあといくらか乗せられるのですが、どうも部下の方々は乗り気では無いようですな」
「うむ。そのようであるな」
「──!」
 カルフは、一生懸命に視線で訴えている。従者である彼は、勝手に名乗り出ることは許されていない。ただ、彼の顔を見れば「ぼく乗りたいです!」と墨で大書されたような有り様だ。
「うーん。では、お一人だけですか」
「まぁ、やむを得まい。いささか得体の知れぬ代物であるからな」
「誰か、志願者はいませんかねぇ」
 意地の悪い大人二人は白々しい会話を交わしている。カルフはぴょこぴょこと跳ね始めた。柘植は駐屯地祭を思い出した。根来二曹が、いい加減にしたらどうです? という表情で言った。
「柘植一尉、意見具申。ここは従者の彼に体験してもらうのはどうです? 未来の衛士に我々を知ってもらうのは良いことだと思います」
「なるほど」
 柘植は、ケーオワラートを見て「宜しいですか?」と視線で尋ねた。彼は白い歯を見せ大きく頷いた。
「ふむ。カルフがもし乗りたいと申すのであれば、よかろう。ただ、乗りたがるかどう──」
「し、志願します! 異国の魔獣に乗れるとは光栄ですし、わたくしは団長の従者でありますので、常にお側に控えるべきであり、その、あの!」
 顔を真っ赤にして、間髪入れずカルフは志願した。その尻尾があったら全力で左右に振っているだろう姿に、周囲で眺めていた偵察隊員たちが爆笑する。
 ケーオワラートも、笑いを堪えながらしかつめらしく許しを与えた。見かけより面白みの有る御仁だな、と柘植は思った。

830 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/16(日) 14:13:45.00 ID:/MrDmmyF
「では、お二方は砲塔の上へ」
 柘植の指示を受け村上三曹は操縦席に滑り込み、根来二曹はケーオワラートとカルフの二人を砲塔へと導いた。二人は慎重な動作で砲塔へと登った。カルフが辺りを見渡しため息を漏らす。ケーオワラートが、
「良い眺めだな……」
と言った。カルフが砲手席、ケーオワラートが車長席である。カルフは最初身体を入れるのに躊躇した。魔獣が中に居るものと思ったらしい。中を恐る恐る覗き込み、ようやく安心したようだった。
 便乗者がキューポラから半身を出している。柘植は車長席の横につく。よく機甲学校の教官が付く指導ポジションだ。ヘルメットを被りインターコムで部下に準備を確認する。
 天候は快晴。眼前にはなだらかな平原が広がる。空気が澄んでいるせいか、驚くほど遠くまでよく見えた。聞き慣れない鳥の声がどこかで鳴いている。細やかな振動が足元から響く。毎度のことだが柘植はこの眺めが大好きだった。
「村上、根来準備いいか?」
『エンジン快調、履帯の緩み有りません。ばっちし』操縦手の村上がおどけた声で答える。
『FCS良好。準備よし……ちと狭いですが』根来も答えた。

「では、ケーオワラート団長殿。出発します。少々揺れますよ」
「心得た」
 微かに緊張したケーオワラートの返事を聞いた柘植は、インターコムに向けてはっきりとした声色で命令を下した。


「操縦手、優しく行けよ。前進用意──前へ!」

831 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/16(日) 14:14:50.87 ID:/MrDmmyF
後半分あるのですが、ひとまずここまで。
また夜にでも。

因みに今回戦闘はありません。

832 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 15:36:12.38 ID:0Wt077fI
乙でした。

殺人ブレーキは止めてあげてくださいwww

833 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 17:17:37.61 ID:+1cdm2K2
やめてください ろっこつがおれてしまいます

834 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 17:26:37.30 ID:UdWlM2LY
乙です
そりゃ戦車みせても攻城車程度にしか思われんだろうなぁ…

835 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 19:17:32.73 ID:YvqMHSO3
エネルギーの変換という概念が限りなく薄いんだろうな。
もし無理矢理にでも説明するなら、粉挽き水車をベースに筋道立てられれば情報の片ぐらい鱗は理解してくれるか?

836 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 21:01:24.76 ID:kKJ+mgZv
>>823
その手の作品の作者は「差別は最悪だ」みたいなことを言って、身分社会やら後進性やらなんやら批判しているけれど
実のところ、彼らの「遅れた世界」への差別感情の裏返しでしかないように思えてくるんだよね


なんつーか、植民地拡大の先頭に立っていたキリスト教の聖職者ってこんなノリだったのかなぁって

837 :創る名無しに見る名無し:2013/06/16(日) 22:21:56.20 ID:wkWSb6jU
続きマダー

838 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 00:15:54.06 ID:vJiuweV7
乙でした。江戸はおろか、戦国時代の人間でもまだ理解してくれたでしょうね。
工夫すれば異世界でも出来たものが、便利過ぎる魔術の恩恵で理解出来なくなったというか。
話が異世界だけで完結していれば、別に悪いことでもないのですが。

>>836
嫌いな制度・価値観の連中をヘイトするのも、神の視点でこそなしうることだからなあ。
その世界にはその世界の常識、あちらだけのことなら叩かなくてもと思う。
「間違った価値観を修正してやろう」というのは、島戦争のローリダと変わりない。

839 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:20:51.57 ID:L+yj6nyE
お待たせしました。

>>832
>>833
制動力はまかせろーバリバリ  

>>834
>>835
>>838
彼らにはこんな重たいものを動かす動力について、信じがたいようです。

では、投下します。

840 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:22:07.69 ID:L+yj6nyE
 90式戦車のエンジンが出力を上げる。大きな音と共に、一際濃い排気煙が吹き出した。周囲で眺めていた衛士たちがとっさに身構える。一人は手を腰の曲刀に伸ばした。彼らには目の前の戦車が眠りから目覚めた魔獣に見えているのかもしれない。
 ごろりと起動輪が回る。履帯が軋む金属音が鳴った。50トンの車体が、じわりと前に進む。最初はゆっくりだった速度は、村上三曹の慎重な操縦を受け、徐々に力強さを増していった。
「う、動きよった」
「おお、タィヤーグ・ノ・リヴスの護り在れ」
 衛士たちの驚く声はたちまち後方に流れていった。履帯がマルノーヴの大地に爪を立て、泥を跳ね上げた。地面の凹凸をものともせず、90式戦車が前進する。
 柘植は車長席のケーオワラートを見た。その顔は、さすがに驚きを隠さない。
「真に動いておるな、このような重く大きな車が。信じられんが、我が身は確かに此処にある」
 カルフはといえば言葉も無いようだ。口をぽかんと開いて、あちこちを見回していた。
「操縦手、前方1000のボサを回って戻る」
『了解』


「ツゲ殿、これが『戦車』か。凄まじきものであるな」
 ケーオワラートは感に堪えないという様子だ。身に纏う長衣が合成風にたなびいている。
「まるで鉄の竜だ。かくも巨大な代物をこのような速さで走らせるその魔術、我には想像もつかん。貴殿の国は余程魔導が進んでおるのだな」
「はい」柘植は素直に頷いた。ニヤリと笑う。
「ケーオワラート団長殿。この戦車は今の3倍速く走れますよ」
「何!? 3倍だと? 軽騎兵並みではないか……うむぅ、この巨体が騎馬並みの速度で迫れば、重装歩兵の戦列など薄絹よりも容易く破られよう」
 90式戦車は時速約20キロで丘を下る。低木の茂みを履帯が噛み砕く。大きな窪みもものともしない。柘植はサービスとばかりに砲塔を左右に旋回させた。
「いかがですか?」柘植が尋ねた。
 キューポラの縁に手をかけ彫像のように微動だにしなかったケーオワラートは、前を見つめたまま答えた。
「この眺め、まるで我が身が巨竜になったかと思うほどだ。ツゲ殿、一つ伺いたいのだが、貴国にこの『戦車』はどれほどあるのか?」
「我が国全体では、およそ数百」柘植は曖昧に答えた。
「数百! この鉄竜が数百か?」
「ええ、私の中隊には18両あります」
「そうか……」
 ケーオワラートは黙り込んだ。下を向き肩を震わせている。柘植はその態度を訝しんだ。
「……フフ」
「ケーオワラート団長殿?」
「むはははははははははははッ!」
 突然ケーオワラートは大声で笑い出した。愉快で仕方がないかのようだった。
「うわはははははははははははッ! ツゲ殿よ。貴殿の国は何ということを考えるのだ。鉄の竜が地を駆け、あらゆるものを薙ぎ倒す。それが数百頭だと? 
 見よカルフ、この景色を。帝國の重装歩兵も、重騎兵も、魔術士の放つ雷や火球でさえもものの数では無いぞ。学べよ! うわはははははははははははッ!」

 戦車の威力を少しは分かってもらえたようだ。この時柘植はそう思った。直後に車体が岩に乗り上げ小さく跳ねたため、そちらに気を取られた柘植は、ケーオワラートが碧空を見上げ、静かにつぶやいたことに気付かなかった。

「あの時、この『戦車』が我らにあれば……」
 ケーオワラートの顔は、寂寥感と自責に暗く沈んでいた。一人、カルフだけが気遣うように彼を見つめていた。

841 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:23:10.34 ID:L+yj6nyE
 硬質な音を内包した轟音が、見る者の耳朶を激しく打った。一拍遅れて生暖かい空気と共に、衝撃波が眼球を歪ませる。初めて見る戦車砲の射撃は、彼らの目を眩ませるのに充分な威力を持っていた。
 90式戦車から放たれた120o多目的対戦車榴弾は、標的とされた1500メートル先の廃馬車を容易く貫通し、背後にあるバックストップ代わりの丘で炸裂した。轟音と共に土砂が噴き上げられる。
 土煙が晴れると、廃馬車はバラバラに砕けていた。
 
「おおおおお、なんたる威力!」
「こ、腰が抜けた。何ちゅう音だ」
 すでに衛士たちは戦車の威力に心を奪われていた。団長を乗せ軍馬より速く駆ける90式戦車の姿は、彼らに衝撃以上の何かをもたらしていたのだった。
 そして、射撃訓練が始まった。
 ある者は轟音に腰を抜かし、ある者はその威力に目を見張った。ケーオワラートですら、二、三度頭を振り「信じられん」と呟いたほどだった。カルフに至っては、惚けたような顔で地面に座り込んでしまっていた。

 衛士たちは喜び、口々に戦車を讃えた。乗員たちも愛車を褒められ嬉しくない筈がない。すぐに両者は打ち解け、飯を食いながらの交流が始まった。

「おーい、カルフ君」根来二曹がカルフを呼んだ。
 カルフは、車体側面のスカートをのぞき込むのを止め、振り返った。
「何でしょうか?」
「君、戦車は好きかい?」
「はい! 今日一日でとても好きになりました。どれだけ見ていても飽きません」
 子供らしい素直な答えに、根来は笑顔を浮かべ、雑嚢から何かを取り出した。インスタントカメラだ。

「じゃあ、良い物をあげよう。ちょっと戦車の前に立ちなさい」
「? こうですか?」カルフは小首を傾げつつもちょこんと戦車の前に立った。
「皆さんも写真、いかがです?」
「何だそれは? 写し身?……いや、遠慮する」
 根来の誘いは、腕組みした衛士たちに断られてしまった。カルフもやや恐ろしいようだ。根来はカメラを構えた。
「じゃあ、撮るぞ。ほらもっと笑えよ。そうそう──チーズ」
 カシャリ。
 チープな音がして、小さな写真が繰り出された。根来は指で摘まんだそれをパタパタと振りながら、カルフの所に歩く。

842 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:24:19.08 ID:L+yj6nyE
「根来さん、何でそんなものを?」村上が尋ねた。
「同期に聞いたんだ。海外でモテるにはコイツがいいんだと──ほい」
 根来から写真を受け取ったカルフは、怪訝な顔をして彼を見上げた。
「黒い紙? 何ですかこれは?」
「いいからいいから。暫く眺めてごらん」
「は、はぁ」
 すると、暫くして徐々に画が浮かび上がってきた。90式の隣で、固い笑顔を見せる少年の姿。カルフはそれに気付くと震える手で写真を持ち、もう一度根来を見上げた。
「こ、これは私ですよね!? ネゴロさまは魔術士だったのですか? 凄い! 私が『戦車』と写っている」
「あげるよ」
「え?」
「君にあげる。記念になるだろ?」
 固まった。数秒間の後、根来二曹の言葉が彼の脳細胞に浸透しきると、カルフは華のような笑顔を満面に浮かべ、飛び上がって喜んだ。
「ありがとうございます! 凄い凄い! 家宝にしよう! 見てくださいジュンジーヤさま。これ私なんですよー」
「ほ、ほう。これは……」

 遠巻きにしていた衛士たちも、写真を覗き込んで驚きの表情を浮かべた。根来は満足気にその様子をみている。村上が言った。
「凄い威力っすね」
「だろう? ここまで喜ばれるとは思わなかったけどな」
「魔術士扱いですよ? 見てくださいカルフ君尊敬の眼差しでこっちを見てます。今度貸してください」
「ナンパに使う気だろ」

 カルフはクルクルと回りながらいつまでも喜んでいる。根来がそんな姿を眺めていると、ふと90式の前に三人の人影が立ったのに気付いた。
 衛士たちであった。何かを訴える目つきでこちらをじっと見ている。ヒゲ面の三人が黙って立っている姿に、根来は気圧された。だが、衛士たちは何も言わない。
「……えっと」
 堅太りの衛士が左手を曲刀に添え、右手を腰に当てて立っている。
「……その」
 細身の衛士は両腕を組み胸を張っている。
「もしかして」
 ジュンジーヤと呼ばれた中年の衛士は、口ひげを撫でつけ、90式の車体に肘を置き、片手を顎に添えた。
「……撮ってほしい、とか?」

 こくり。

 三人の衛士は揃って恥ずかしそうに頷いた。

843 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:24:57.48 ID:L+yj6nyE
「パラン・カラヤ衛士団というのは、つまり『パラン王国衛士団』なのですよね。王国はどの辺りにあるのですか?」
 柘植は、大騒ぎする部下たちを眺めながら、ケーオワラートに聞いた。ケーオワラートは少し逡巡する素振りを見せた。やがてゆっくりと話し出した。
「その通り。我らはパラン王国近衛衛士団であった。王国はブンガ・マス・リマより遥か南方にある豊かな島国、であったよ」
「であった?」


「王国は滅びたのだ」


「! それは……」柘植は絶句した。ケーオワラートは苦い笑顔を浮かべ静かに言った。
「良いのだ。今より十年前、聡明なるカラ・マレファ陛下の元、王国は平和に栄えていた」
 そこで、ケーオワラートは小刻みに震えだした。気が付けば額にびっしりと脂汗を浮かべている。
「だが、あの日。あの忌まわしい『ものども』が、冥い海より王国を襲った。我らは何も出来なかったよ。国と国王陛下をおめおめと喪った我らは、辛うじて大陸までたどり着いた。思えば何故生き延びてしまったのか……」
「……」
「生き恥を晒した我らは、屍に等しかった。だが、そんな我らを救って下さったのが、先代のブンガ・マス・リマ参事会議長閣下だ。彼は我らを励まし、叱咤し、目的を与えてくれた」
 ケーオワラートの瞳に力が戻る。彼は柘植の目を真っ直ぐ見つめて言った。
「ツゲ殿、貴殿の軍は臣民を護るためにあるのであったな?」
「はい。我々自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国民の生命と財産を守る為に存在しています」
 柘植が答えると、ケーオワラートは大きく頷いた。
「我らも同じだ。我らは恩に報いる為にも、身命を賭してブンガ・マス・リマを護る」
 ケーオワラートのゴツゴツした両手が柘植の両肩に置かれた。
「貴殿の軍は強い。だが心せよ。喪うは容易く、護るは難い。ひとたび喪えば取り返しはつかぬ。貴殿にはそのような思いをして欲しくないでな。努々油断は禁物ぞ」


「義勇軍が北へ向かうぞ!」
 誰かが叫んだ。その声に導かれ街道に目をやると、そこには北へ向けて進軍を開始した、ブンガ・マス・リマ市義勇軍の姿がある。兵の隊列と荷馬車が長蛇の列を組んでいた。
 側面を守るべく、馬に乗った冒険者たちがパーティー単位で左右を固めている。彼らは手を振る自衛官たちに応え、手にした得物を振りかざすと、北へ向けて歩みを進めていった。

「彼らは勝てますかね」
 柘植がふと漏らした言葉に、ケーオワラートが返した言葉は、微かに震えているようだった。


「──勝つ。彼らは勝たねばならんのだ」

844 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/17(月) 00:26:45.82 ID:L+yj6nyE
以上です。

次回、戦火が商都に及ぶところまで進められればと思います。

御意見御質問御感想お待ちしております。

845 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 02:37:33.39 ID:CjiR63zi
『ものども』?
クトゥルフかな?(震え声)

846 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 07:48:38.70 ID:u+0AElWN
乙です
でもこの後、仲悪くなるんだよねー
やっぱり期待を裏切っちゃうのかな

847 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 23:00:28.50 ID:vJiuweV7
乙です
人外の生物だろうが、国が出来る規模の島を襲ったきっかけはなんだろうか

848 :創る名無しに見る名無し:2013/06/19(水) 23:19:49.88 ID:dPgQX0la
島戦争、ノドコールでの反乱を無視すればローリダはゴリ押しで自衛隊を叩き出せていたそうだが
ローリダ大破して軍事力を見せても19世紀レベルの国に舐められている点といい、あの世界の日本は動きが鈍すぎるな
悠長すぎて何がしたいのか分からん。平和国家()?無理だろ

849 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 00:03:42.65 ID:WeIUomgC
他作品のお気楽動員に慣れ過ぎてるだけじゃないか ?

850 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 03:35:39.65 ID:YZ+v/T39
アメリカがいない、核の傘が無いのに、核を保有したキチガイ国家が弾道弾開発。
いつ本土にブチ込んでくるか分からない状況なのに、能天気過ぎだな。
日本が核を保有しないと抑止力が働かないんだぞ。

851 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 04:06:40.83 ID:jn/6x1gI
開発と運用のコストを考えると気が遠くなるけどな
そもそも日本単独だと実験場にも不自由する
確立済みの技術で海水ウランは採れてもコストが問題
原発からのプルトニウムだってMOxの需要もあるだろう

852 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 05:47:20.95 ID:YZ+v/T39
相互確証破壊や、実際に核兵器をブチ込まれた際に発生するであろう莫大な人的被害、損害を許容してまで
核保有の開発運用費用を切り捨てられるか、という事だ
島戦争の世界だと、核の開発と運用コストをケチった結果、それ以上の莫大なコストを支払わされる未来が待っていそうだ
ただより高い物は無い

853 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 06:25:48.36 ID:HRmwCc0J
>>851
>そもそも日本単独だと実験場にも不自由する
外洋ででもやればいいじゃないの。

>確立済みの技術で海水ウランは採れてもコストが問題
そもそも、ウラン鉱山を確保していないなら、海水から取るしかなくなる…。

>原発からのプルトニウム
あれは同位体の所為で爆弾には使えないらしいがね。

854 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 06:38:45.33 ID:MIYav9YW
作者が核=悪とか、馬鹿な考えしてるとしか思えんのよね。

855 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 07:02:53.61 ID:YtFOM6yc
再生可能エネルギー=善ってパターンとか核=悪とか、結論から入る人って多いよね

856 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 09:14:07.28 ID:/hqVjV2y
島戦争、日本人はあんなもんだと思うけどなw
実際にミサイルが飛んでこないと動かないだろ

857 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 09:31:24.79 ID:L7/+IWLe
>>854
だって日本人の大半がそう考えてるじゃん。
日本人という集団を描こうと思ったら、
どちらか左右に寄り過ぎないほうがリアリティがある訳だから、そういう描写になるだろ。

858 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 12:15:34.13 ID:yZfmCSIb
少なくても海中、海上核実験は悪だと思う、本土に核攻撃でも受けない限り世論も理解しないだろう。
個人的にも日本が中国みたいに他国に汚染水垂れ流して知らん顔するような国に成って欲しくない。
つーか怖くて魚食えなくなるわ!

859 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 13:05:32.25 ID:HRmwCc0J
>>850
既存の防空体制で十分防げると考えているとか、でなけりゃ核兵器体系の装備運用に回せるだけの資源が無いか。
そういう解釈も出来なくはない。

…作中で検討すらされていない言い訳にはならんだろうが。

>>858
島世界の食用魚がどんなのだかわからんという点をお忘れなく。(作者が何にも言及していないから)
放射性元素や重金属を溜め込む性質の魚が普通にいるかもしれない。

860 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 17:30:57.60 ID:MIYav9YW
>>857
いや、リアリティがない。
アメリカという後ろ盾の居ない世界で、戦争した敵国が核を保有するのに核を持たないというのは、論理的にも感情的にも説得力が無い。

861 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 18:01:03.28 ID:fSrpHBL8
核はどうでもいいけど情報収集が。作者が感想でHUMINTやってませんっていちゃったし。
情報の過半はオープンソースからの入手だというのに。

862 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 19:30:02.40 ID:MZntnhBI
投射手段まで含めた核開発なんて大事過ぎて軍事関係者でも嫌がりそうだしな
ミサイル迎撃などでで極力お茶を濁そうと考えてるのかもよ
つか、平時の予算で可能なのかね核兵器開発

863 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 19:55:04.36 ID:YZ+v/T39
まぁお茶を濁した結果「ただより高いものはない」結末になったら自業自得の本末転倒だけどな

864 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 21:19:08.70 ID:O+xxNSJp
>>854
馬鹿な考えかどうかはさておき、ああ作者は本当に戦後民主主義が好きなんだなと思う
あれは信仰まで行かなくても信奉と言えるレベル

日本製携帯電話が普及しているのに、専用の諜報を行っていないなら、やらな過ぎだな

865 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 23:03:21.42 ID:X5Eu133P
ところでこのニュースは既出?
6月23日(日)に資料掲載用及び作品宣伝用にHP「合資会社 すたじおユニットハウス(本社機能)」を立ち上げます。まずはTIW関連の資料掲載用スペースとしての利用を計画しております。

しかし島戦争って2006年に書かれた作品なんだよな
あの頃の誰もが7年後の日本がこんなことになってるなんて予想できなかったろうな・・・

866 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 23:25:31.50 ID:HRmwCc0J
>>861
ご近所(ローリダの近隣諸国)の噂話くらいは聞いて回っていると思いたいが…それもやってないと?
うへぇ。

867 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 23:31:05.94 ID:O+xxNSJp
>しかし島戦争って2006年に書かれた作品なんだよな
2006年って、秋篠若宮(悠仁)御生誕、荒川静香金メダル獲得、デンマークでムハンマド風刺画事件、
ヒズボラがイスラエルにロケット弾をぶちこみまくり反撃も熾烈、フセイン処刑の年だな。

この間の新聞で、何がきっかけだったか忘れたが回顧されていた。

868 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 23:41:39.45 ID:MIYav9YW
>>862
ミサイル防衛を自前で構築するより安上がりだよ。
早期警戒衛星に複数の偵察衛星、電波に人を使った情報収集。
ミサイル防衛はこれらが有ってこそ成り立つ、今も日本はアメリカにおんぶに抱っこ。

島根県レベルのGDPしかない北朝鮮にできる事を、出来ないというのはちょっと説得力が無いよ。

869 :創る名無しに見る名無し:2013/06/20(木) 23:49:25.11 ID:fSrpHBL8
>>867
2006年の10大ニュース(国内)
>【1位】安倍政権が発足 憲法改正や教育改革に意欲

たぶんこれだろう。

870 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 00:47:36.53 ID:tK110ydK
>>868
相手が核持ってるから大人しくする国なら核武装で終わりで良いけどね

自爆覚悟で攻撃する可能性がある国ならミサイル防衛を整備するしかないだろ

871 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 01:06:35.96 ID:rzrXCKbl
それは、核という報復手段あってこそでしょ

872 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 02:26:00.67 ID:5KNXnLyj
>>871
向こうの弾だってタダじゃない以上、"調達できるだけの核兵器を全部つぎ込んでも、こっちの防空網を破れる可能性は十分に少ない"という状況に持ってゆければあるいは…。
まあ、こっちも核ミサイルを配備したほうがわかりやすくて良いけど。


…理想だけ言うなら、先制核攻撃をかましてローリダの丸焼きを作るのが一番だが、流石に文字数が稼げないだろうし、これはないか。

873 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 02:47:05.89 ID:8R/UkCnS
ある程度の抑止力は発揮するだろうが、相互確証破壊の抑止力に比べれば劣る。
それに一発でも本土に核兵器を叩き込まれたら大損害を被る以上、やはり報復手段は必須。

874 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 06:41:56.33 ID:98BHLdad
>>868
>島根県レベルのGDPしかない北朝鮮
10年ほど前は新潟県レベルと言われていたのに、そんなに落ちたのか
どの道無理ゲーなことに変わりは無いが

>島戦争
駐在員や巡視艇相手に虐殺かまされたんだし、報復・敵地攻撃論が盛り上がらないのが不思議

どの道拡大主義を続けるローリダは財政を始めとして破綻する気がするけど

875 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 07:24:14.89 ID:L6twoBn/
拡大主義で破綻ってのも繋がりがよく分からん
英米だと破綻してたっけ

876 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 07:27:11.81 ID:WxAcwc3/
防衛だけじゃ何もならないんだけどなぁ
一方的に撃ち続けられるだけじゃ、いずれ守る側がやられるのは自明の理
日本の専守防衛だってアメリカという矛があるからこそ機能してるんだし

あと弾道ミサイル迎撃システムに過剰な期待抱いてる人がいるみたいだけど、あれはないよりはマシ程度に考えてたほうがいいよ

877 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 07:45:53.89 ID:Df09eFMm
実際に過剰な期待を抱く主権者が作中で多数派なら納得なんだけどね

878 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 10:03:30.90 ID:hTypIRWz
islands warの日本は今の日本と大して変わってないからね。
ノイテラーネには海外派兵反対のプロ市民がいたし、
紛争勃発で日本人が殺されてもなお対話を求める声は少なくなかったし。
これらがおかしいという感想を抱くのは理解できるけど、
それは作者がおかしいんじゃなくて、今の日本が、戦後の日本がおかしいんだよ。
作者はそのおかしさをきちんと書いてるだけ。

879 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 11:14:47.37 ID:5KNXnLyj
>>878
>islands warの日本は今の日本と大して変わってないからね。

その辺が一番不思議といえば不思議な点だ。
転移後しばらくは、誰も彼も相当にろくでもない目にあっていた(食料も資源も入ってこなくなったから)だろうに
…それでも理想に酔う連中がここまで多いのはどういうことなんだか?
すきっ腹を抱えていたら、理想に酔ってはいられないと思うのだけど。

880 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 11:38:12.08 ID:8R/UkCnS
これはもう実際に本土に核をブチ込まれなきゃ駄目かもわからんね

881 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 13:06:40.60 ID:5y1RYVNa
>>876
現実世界の俺たちに忠告されても… >ないよりはマシ程度に考えてたほうがいいよ

>>880
核アレルギーが残ってるのに核攻撃再びなんて事態に至ったら今度は過剰反応してローリダ更地にしちゃう可能性が

882 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 13:51:38.87 ID:91DuK5oE
>>878氏の意見には俺もそう思ってた

そもそもあのプロ市民共って
現代の実態は在日とか半島シナ畜どもなんだろ?
だいたい「本国」と切り離されて更に要らん動きとるとは…
よほど命が要らんのか、命をかけて「少しでも日本の為になら事or少しでも損害を与える事」を
遂行しようとしてるのか…
気違い・狂人の考える事は理解できんわ

仮に日本人だったとしても異世界転移の影響とかで
理想も減ったくれも無い筈なんだが?…

883 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 19:34:26.99 ID:rzrXCKbl
核って、使う事を考えたらコスパ最高なんだよね。
一発で都市を更地にできる。
通常の爆弾で同じ事をしようと思ったら、10倍じゃすまない火薬と投射手段と維持費がかかる。

884 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 20:20:27.78 ID:WxAcwc3/
抑止力という使わない(使えない)兵器として考えたとしても、コストパフォーマンスはかなりいいよ
核と同じだけの抑止力を核以外で代用しようとしたら、いったいいくらかかることやら

あと、抑止力を持たなかった場合に発生するであろう諸々の費用を考えても、核のお安さがわかるはず
「使わずに済んだ金」がなかなか見えずらいから、抑止力として「使った金」に目がいってしまい、高いと感じるのは仕方のないことなのかもしれんけど

885 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 20:32:35.30 ID:kF2jmkaA
戦略核って仮に開発/配備/維持できる国力あっても基軸通貨国レベルでないと負担できないほどコスパ低そうな印象が

886 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 20:39:28.07 ID:UZCwIG43
まあ核保有で予算が~というのは現代戦に
対応しようとするからなんだけどね
いきなり保有した事のない弾道弾やサイロを作ればそりゃ財政が厳しいだろと

転移後の世界なんて米国の核の傘もないし
周辺国なんて核兵器自体を録に知らないんだから保有するハードルはかなり低くなる

887 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 20:55:05.85 ID:grT1RKOs
よし、デイジーカッターばら撒きで汚物(ローリダ)を消毒だぁ
放射能も無いし、あらっ、エコ?

888 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 21:15:09.25 ID:rzrXCKbl
デイジーカッターとか大した事ない。

889 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 21:52:57.68 ID:98BHLdad
>>875
植民地経営は、後から振り返って見れば結局赤字を生んでいた
搾取するだけの近世レベルならまだしも、近代になってまともに開発すると維持費の方がかかる
反乱を鎮圧出来ても、それを何度も繰り返していると損の方が多い
それより、商売で有利に立ちつつ資源・権益を得ておいた方が得

近代になって敗戦国でもない列強が植民地政策を手放したのは、何も道徳が進んだとか、反乱軍
に勝てなくなったからじゃない
本国+aだけ残した方が上手く発展出来ることに気付いたからだ
ローリダの場合、宗教感情もあってそんな「不合理」な政策を止められないのが悲劇かつ喜劇
そもそも、まだ赤字を生むこと自体に気づいていないと思うが

890 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 22:00:10.63 ID:u3OlavwF
出血勝負だと赤字だから悪い、とは言えんわな
より多くを相手に負担させれば済む
つか、破綻ちがいじゃね?

891 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 22:44:26.66 ID:g9QaRBZw
>デイジーカッター
確かに通常爆弾としては最強クラスだけど、おおざっぱに言って、しょぼい核爆弾≧最強の通常爆弾 みたいな感じだからな
大枚はたいて核開発に手を出す国家が後を絶たないわけだ

そういやローリダって核保有国だけど原子力関連の技術については?なんだよな
島国であれだけの海軍を持ってるんだから原潜を保有していてもおかしくないのにしょぼいディーゼル潜しかないし、
原発があるっていう描写もない(ひょっとして総合的な原子力関連技術では日本のほうが上?)
あと核爆弾の存在が国家の上層部にしか知らされていないのも疑問
普通なら北朝鮮みたいに「我が国は核保有国である!」と内外にアピールして国威発揚の材料にしたり、
周辺諸国に対する外交カードとして活用するはずなのに、逆に出し惜しみしているような感じがするのは気のせい?

892 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 22:52:03.35 ID:XwJj4IFK
原子力推進機関の開発で過去にその存在が暴露しそうになるほど派手に失敗したり
極秘開発予算が嵩んで元老院で追求されるほどになって、停滞・封印、とか

893 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:27:23.54 ID:98BHLdad
>>890
あのローリダの要領の悪さで、日本(+aの皆さん)の方が先に破綻するのは考えにくい。

原潜はアメリカですら、熱心な上申と上層部の理解があって1954年にようやく完成した代物。
ローリダにアメリカみたいな化け物級の生産力や経済力があるようにも見えないし、仮に核技術が公開されていても
原潜にまで振り分ける余裕はないんじゃないかな。

894 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:29:27.00 ID:WxAcwc3/
デイジーカッターって文字通り草刈だぞ
威力は距離の三乗で減衰するので、あまり広範囲の効果は見込めない
その点はサーモバリック弾頭も同じかな
創作物でやたらと高威力に描かれることが多々あるので、なんとなく勘違いされてる感じ
それにでかいから運用も難儀するしね
戦略爆撃(絨毯爆撃)するのであれば、デイジーカッターを搭載するスペースor重量によく使用される普通の爆弾複数詰め込んだ方がまだマシ
まぁ一発の威力た高い爆弾は、使いどころがないわけでない
しかし、戦略爆撃に使うには向かないね

あと、一番効率がいいであろう通常爆弾は焼夷弾やナパーム弾かな
火災は勝手に被害を広げてくれるからね

895 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:30:47.05 ID:8R/UkCnS
そーいやローリダってキチガイの割には二部で最後の最後まで原爆使うの躊躇ってたね。
蛮族は皆殺しだヒャッハー! って使いまくってきてもおかしくなかったと思うんだが。

896 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:48:35.63 ID:qnwNj7LH
まさかウラン型だったりしないよな。
あれだとコストが馬鹿高くなるが。

897 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:56:01.48 ID:XwJj4IFK
保有数が少ないんだろう

アメリカみたいに1945年時点ですでにファットマン型を月産1発ペース体制確立とか
超チートな国家じゃなかったと

898 :創る名無しに見る名無し:2013/06/21(金) 23:59:00.70 ID:g9QaRBZw
>>892
ローリダ版「むつ」ですか・・・ガクガクブルブル

899 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 05:49:59.26 ID:V1g2MC5j
日本人って基本的に喉元過ぎれば熱さ忘れる性格だからなあ
でも核は開発のための予算がついててもいいと思うがな

900 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 11:11:33.95 ID:NP6/PRx1
実在の人物として、AKBに続いてホリエモンと田母神さんが出て来たな。
田母神さんが「諸外国に配慮する必要がなく、核を保有する危険な武装勢力が存在する。
何故この期に及んで日本は核を保有しないのか!」と言っていることは想像に難くない。

901 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 13:08:27.37 ID:cJhf17H7
>>891

>「我が国は核保有国である!」と内外にアピール
 これは相手国が「核兵器!放射能怖い!都市一つ吹っ飛ぶ!」って理解されてこそだからなー
 どっちかと言うと「かくへいき?何それ美味しいの?」状態の国には外交カードにならないようなw

902 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 15:21:22.33 ID:/3YQyMMR
>>901
>「かくへいき?何それ美味しいの?」
銃というものを全く知らない相手に銃を突きつけても脅しにはなりませんからね・・・
ひょっとして島戦争の世界で核兵器のヤバさをちゃんと分かっているのって日本だけ?
保有国であるローリダ自身よく分かってなさそうですし、核攻撃を受けたノドコール人にしても
「体験」はしたけれど、それだけで核兵器や放射能の危険性を一から十まで理解したかと言われれば?ですし
(ノドコール入りした日本人がいろいろ教えた可能性はありますが)

903 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 15:44:38.42 ID:NP6/PRx1
正規の国交のないローリダでも日本の雑誌を入手している以上、メディア展開もしている日本
が核兵器の情報を他国(の一般人)に広めていないとは思えない
その状態で日本と不仲のローリダと親密かつ日本に特別の態度をとっていないカロゼリアって
よっぽど度胸があるのかアホなのか単に作者が考えていないのか

904 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 16:42:44.23 ID:sz/QS1E2
島戦争で右翼の経済観を批判するシーンがあるけど、作者の考える理想の経済状況ってどんなもんなんだろう
ブロック経済していなくても、日本が経済力、技術力で他国を圧倒している以上、円高なんて避けられないと思うのだけど。

905 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 20:06:26.91 ID:2qR3NNH1
むしろ基軸通貨になる可能性のほうが高いよね

核兵器に対する認識とかはむしろローリダはちゃんと核実験してるのか疑問に思う
実験をしていれば自ずと危険性も解るはずなんだけどね
なんかポンと開発された印象がする
まるで何者かから供給されたような

906 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 20:50:43.21 ID:A+aspeO9
基軸通貨化はできるだけ避けたい。
アメリカが衰退してるのも基軸通貨による世界のドルベース自由市場化が原因のひとつだし。
あれのせいでアメリカ企業は工場をアメリカから撤退させ続けて雇用を奪い続けてる。
日本は主要通貨だからまだマシな状況で落ち着いてるけど。

907 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 21:20:35.38 ID:nHMvb2Cm
>実験をしていれば自ずと危険性も解るはずなんだけどね

確かにそうだが、ローリダの場合は時間が足りないのだと思う
アメリカやソ連だって、危険性を認識するのにけっこう時間かかったよ
専門家はともかく、他はでっかい爆弾としか認識してなかった
だから核で土木工事しようとか、核爆発後に歩兵突撃訓練とかやっちゃったんだよ

908 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 21:25:40.82 ID:fr4dcLjd
性急な開発で、携わった科学者が全滅してたりして。

909 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 22:21:35.84 ID:/3YQyMMR
そういった悲惨な事故が重なったから核兵器が封印されてしまったのかも
そして全ては闇から闇へ・・・

>カロゼリア
軍のトップはローリダの操り人形
国内に(実質的な)ローリダ軍が駐屯(しかも自由に動き回れる)
ローリダに基地を提供(予定)
国家財政は借金漬け
財界・官界(&軍の一部)は日本の操り人形
最大の債権国は日本

皇太后一派は対立する2つの国を競わせて美味しいとこ取りを狙っているつもりなんでしょうが
どう見てもアホの子としか言い様がない・・・自国を戦場(予定地)にしてどうするのやら
(なんとなく李朝末期を思わせるのは気のせい?)

910 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 22:59:09.58 ID:vlnAessL
うわぁ……カロゼリアもなんか色々と終わってるなぁ……
自分は元気だと思ってるけど、実際は病院のベッドで寝たきり状態って感じ

911 :創る名無しに見る名無し:2013/06/22(土) 23:39:29.79 ID:NP6/PRx1
>実験をしていれば自ずと危険性も解るはずなんだけどね
一応、モーロックの国(?)を実験場にして、モーロックたちに被害が出ている。
周辺諸国にも被害を出している連中だし、あのまま核汚染で絶滅しても構わないが。

だが、ローリダ軍部は実験場にしている土地のことを元老院に報せていない。
それどころか、軍部も大半の人間が知らない。終わっている。

カロゼリアは、自分より強い相手に学んで明治日本になるか、清になるかだな。
まともな感覚があれば、日本ほか列強に学ぼうとするところ。
特殊部隊編成中の南方の「小国」の方が、まだ小国ゆえか現実が見えている。

912 :創る名無しに見る名無し:2013/06/23(日) 21:53:10.18 ID:XzBF6tnQ
ローリダの核保有数は
1期か2期に「片手て数えるほど」とあったので
最大5発と言う事かな?

913 :創る名無しに見る名無し:2013/06/23(日) 22:42:54.20 ID:wHW6BDLr
スカイツリーのテロも派手なことになってきたな
早くも邦人2〜30人の死者か

914 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 01:07:33.17 ID:pRxv+WVg
>>913
kwsk

915 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 07:46:23.69 ID:crLVapKB
異時空国家日本

916 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 07:54:34.54 ID:REVTyKNw
>>904
確かに、逆輸入商品にアホみたいな関税でも掛けない限り、
水が高くから低くに流れるように、低開発地域への金の流れは止められないと思う
(その国が内紛でもしてない限りは)。

実際、日本もそうやって第二次大戦から復興してきた所もあるからな。

そんな流れの中で少しでも出来ることといえば、それを日本ないしは日本企業の手で
行って、その国に少なからず影響力を残すことくらいだろうなぁ。

917 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 10:48:11.12 ID:+mUbRksX
ローリダ、ローリダって定期的に沸くな

918 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 11:57:42.84 ID:zP+MnSxw
定期更新しているからな

919 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 15:30:03.32 ID:lyI4coly
ここのスレ民はロリコンだからしょうがない

920 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 19:48:21.42 ID:Qh3/HjrU
あれ?
誰も否定しないな

921 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 21:21:19.76 ID:lW02MCsh
ただでさえ投下の少ない中、毎週更新してる異世界召喚(召喚かどうかは微妙だが)モノだからな
別にスレ違いってことはないだろう

922 :創る名無しに見る名無し:2013/06/24(月) 22:02:51.78 ID:7VZ33v5y
けど一時的に間借り中でなかったっけ「小説家になろう」で

923 :914:2013/06/25(火) 01:02:47.03 ID:LJACb6rJ
>>915
読んだ、面白かった!

924 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 01:03:19.26 ID:3TqKWgct
なろうで近代軍隊や自衛隊、日本の異世界転移なんて腐るほどあるぞ

925 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 08:39:29.95 ID:g4DZWkn0
大方糞ばっかやん

926 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 09:55:54.88 ID:3TqKWgct
否定はしないw

927 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 13:30:43.85 ID:odNpEyCE
玉石混合なだけやから(震え声)

928 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 16:08:23.92 ID:d2bRnW5G
宝探しだって、簡単に宝が見つかるわけじゃないだろ?
スコップで掘って掘って掘りまくって、その先に宝石は見つかるものなんだよ!

929 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 16:11:11.15 ID:QsCSRT51
いつの時代だよ
今時はカリホルニウム252でも使って地中探査してササッと見つけるんだよ

930 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 19:13:23.19 ID:g4DZWkn0
なろうにカリホルニウム252があるとでも?
前時代的な奴隷労働しかないんだぜ

931 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 20:20:45.91 ID:BpkPy3zC
スコップすらない可能性も・・・
>>896
爆発時の描写を見るにインプロージョン型の模様
>>922
>>865・・・の予定だったがトラブルで遅れてるみたい

932 :創る名無しに見る名無し:2013/06/25(火) 21:49:35.39 ID:TXxrB8Np


933 :創る名無しに見る名無し:2013/06/26(水) 01:05:30.70 ID:SX9Lb+qj
トラブルで遅れてるだけなら待てば良い話だな

934 :創る名無しに見る名無し:2013/06/26(水) 01:33:13.56 ID:30NERK7J
カリホルニウム♂

935 :創る名無しに見る名無し:2013/06/27(木) 01:11:55.46 ID:puC/Whki
グレザール帝国に対する全面核攻撃はまだですか?

936 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 01:22:20.66 ID:FFwy0+4M
いつ行われるかは神(作者)のみぞ知る
続き、もうダメなのかな・・・

937 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 11:44:58.50 ID:CZGAcwzR
The Islands Warの新参者たち2が不適切な表現があったって作者が消したんだけど
キャッシュ持ってる人いませんか?どんなのだったか読みたい。

938 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 15:26:56.42 ID:Ojf2T9XQ
あーなんか次郎乏しめてたり典型的なキモオタが出てたがそれが原因か?
なんか今回の島戦争ネタに走り過ぎてるような気がするな、作者の自由だが

939 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 17:09:35.47 ID:FFwy0+4M
たしかに今回の話は色々とやり過ぎてたなw
まあ作者も反省してるし次の話からはまともな路線でやるんじゃない?
あと新しいホームページ、明日の夜から見られるようになるな

940 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 18:05:45.05 ID:BFDRcNn9
と、乏しめて?

941 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 20:52:44.84 ID:eKl8ZqDT
>>940のレスで初めて知ったが「とぼしめる」って誤用なんだな

942 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 20:53:59.17 ID:eKl8ZqDT
>>939
7月30日じゃね?ホームページ開設

943 :創る名無しに見る名無し:2013/06/29(土) 21:26:02.17 ID:FFwy0+4M
ホントだ来月だorz
一ヶ月間お預けかよ・・・

944 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 08:32:28.31 ID:bpwicvBG
燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾?)でエルフの村を根こそぎ消滅させた話があったけど、石積みのお城は破壊できるんですかね。
ゲートではレーザーJDAMらしき爆弾で石積みの建物を吹き飛ばしてたけど、あんな風に影も形も無くすくらいの破壊はFAEBで可能?

945 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 09:40:15.41 ID:1fZSEuFc
サーモバリック爆弾ではちょっと難しい
レンガ作りの建物を、圧力で崩壊させるくらいならできるだろうけど、でかい石積んだ建物だと……
吹き飛ばすには内部で爆発させないとね

946 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 13:21:02.51 ID:LimPpn4/
さて、やっとSAT対エルフの第2ラウンドか



昔の商業作品でSATと竜騎士団の戦いの奴再販しないかな
あれが対ファンタジーの走りと思ってたけど

947 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 16:24:21.13 ID:bpwicvBG
>>945
うーん……コンクリの建物と違って積んでるだけだから、崩すなら簡単かなあと思ったんだが、無理なのか。
燃料気化爆弾とかはあくまで森を吹き飛ばして平地を作ったり、密集体形とってる突撃してくる歩兵や騎士にしか効果ないか。

948 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 18:34:08.58 ID:m1inFu9Y
>>947
とはいえ全くの無駄じゃない。
可燃構造物は潰せるし、衝撃波やら炸裂音で中に居る奴をかなりビビらせられるだろう。
米軍辺りから拝借して、戦闘しかけるより失われる人命は少なかったとか言い訳に使えそう。

949 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 22:35:36.94 ID:Dg2JsTUR
>>SATと竜騎士団の戦いの奴
高橋敏也の「精霊騎士シリーズ」のこと?
あれなら俺も出して欲しいけど十五年以上前の作品だし作品を出したところ(ビクター)は
出版業界から撤退しているし、色々と厳しいんじゃないかな?

950 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 22:43:08.18 ID:LimPpn4/
最近は『宇宙戦艦ヤマモトヨーコ』やリヴァイアサン戦記とかも別会社で復刊、新作が出てるくらいだから期待しちゃうのだよ


最後の90式戦車部隊の転移援軍なんか胸熱だし

951 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/06/30(日) 23:11:49.50 ID:urIU0tJB
>>946
>>949
や、懐かしい題名がでましたね。
実家の本棚に並んでいます。大好きなシリーズでした。

952 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 23:32:38.51 ID:Dg2JsTUR
たしかに同じ時期に出された作品が復活したとなればチャンスは有るよな
作者も健在だし、うん・・・いけるかも知れない
ただこの人って今自作PC関連の仕事ばかりしているから続きはちょっと難しいかも

>>転移援軍
あれは確かに熱い展開だった

953 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 23:49:16.90 ID:CRU2TrwY
ネームバリュー違い過ぎないかね

954 :創る名無しに見る名無し:2013/06/30(日) 23:50:23.51 ID:CRU2TrwY
精霊騎士シリーズラストが微妙だったような記憶があるなー

955 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:jqeb/45R
>>ネームバリュー
それを言われてしまっては・・・でもブームに乗っかれば奇跡が起こるかも?
(アノ作品が漫画になるそうですし・・・いいのかマジで?)
>>ラスト
確かにあれだけやらかせば異世界の国々&異世界に関わった国々で色々ともめそうですけど
そういう描写はなかったですな
作者は続きを書くつもりだったのか、それとも国際情勢より個人の描写を優先したのか・・・

あと話は飛びますが、島戦争の作者の暫定事務所が出来てましたね
(七月三十日の件は書き間違いで、ホントは六月三十日だったのかな)

956 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:uwm+YOeK
スロリアって思ったよりちっちゃいんだな

957 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:k5RlLDer
90年代前半は、冷戦の終了、湾岸戦争、北朝鮮の台頭

自衛隊にしてもPKO問題で微妙な時期だったし、オウム事件や阪神大震災前で国民の目が冷たかった頃だ。

続編書きづらいにもほどがあるんじゃないかな?

958 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:wCte8pf7
とりあえず、ノルラントとローリダに挟まれてる公国がカワイソス

959 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:T+/KoJBs
http://flyingfrancepan.sitemix.jp/kakudaizu002.html
南極と北極が繋がってる…だと…?
それとも日本が実は極点に位置してるのか?

960 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:1zAuhQlc
>>959
地図は地球の半面を表してるとして考えれば
南極大陸は無さそうなんで地球を半周すれば繋がってなくもないw
地図に表されて無い面はたぶん全部海ww

961 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:we/zO/Xb
PRG図法だな。
ワイルドアームズがこんなだった。

962 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:HLcNz6gh
閉じた宇宙論だっけ?

昔のRPG世界って3D化すると内側に閉じてる世界なんだってね

963 :創る名無しに見る名無し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:xsGnJxOZ
スデアネス公国の位置が・・・
そりゃ日本の参戦を防衛計画に入れたくもなるわな

964 :創る名無しに見る名無し:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:Y4LmnwjL
惑星じゃなくてリングワールドみたいなデカい構造物なのかな?<<島戦争ワールド

965 :創る名無しに見る名無し:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:63DcNfzg
>>962
せいぜいドラクエ世界の惑星の形がトーラスって程度で、閉じた宇宙論とか話が飛躍しすぎだろ何言ってんだ

966 :創る名無しに見る名無し:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:D/rtUUb9
自衛隊と言えばまた韓国がやらかしたな
http://2ch-k.net/20130423420001

967 :創る名無しに見る名無し:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:hnNxsWB5
ここはスタジオゆにっとはうすの宣伝スレかw

968 :創る名無しに見る名無し:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:xCDSMQ21
じゃあある程度読めて定期的に更新してる作品教えてよ(´・ω・`)

969 :創る名無しに見る名無し:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:4INSBGV/
ハイテク兵器 vs 剣と魔法
ゼロ戦才人(´・ω・`)

970 :創る名無しに見る名無し:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:bESBpKoC
敵は圧倒的な科学力と軍事力、それに比べてこっちの頼みの綱は伝説の勇者様ってか? ケッ、ありがたい話だぜ!

971 :創る名無しに見る名無し:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:4INSBGV/
小説家になろうにいけばいっぱいあるよ(´・ω・`)

972 :創る名無しに見る名無し:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:YQ8AtbYf
ゼロ戦才人っておいw
まあ7年ぶりに本編再開&9ヶ月ぶりに作者ウェブサイト復活ともなれば
島戦争関連の話題で盛り上がるのも仕方がないのではないかと

973 :創る名無しに見る名無し:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:BwyxZj1O
宣伝乙

974 :創る名無しに見る名無し:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:sdgOgzRp
>>971
じゃあ文章を読むのが苦痛じゃなくて最低でも月1で更新してるのをピックアップしてよ(´・ω・`)
それも一緒に語れば宣伝じゃないんだろ?(´・ω・`)

975 :創る名無しに見る名無し:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:xgpVI0Dd
太田豊史雄>>>∞>>>兵隊脚気殺し鴎外www>>>倫敦ノイローゼ漱石www>>>
人妻横取り谷崎www>>>毒自殺芥川www>>>ガス自殺川端www>>>
不倫心中太宰www>>>自殺ホモ三島wwwwww

諸君! Googleで太田豊と入力すると
鴎外が書いた舞姫の主人公太田豊太郎が検索候補の2番目にくる
一番目は、そう! 太田豊史雄大先生だ!
太田豊史雄>>>>>>>(分厚い壁)>>>>>>>森鴎外
なのは確定的に明らかである!!!

976 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:zdFjqOQb
ご無沙汰しております。
今晩辺り、次スレにでも続きを投下できたらと思います。

そらのいくさやアルトラム王国の物語の続きを期待しつつ。

977 :創る名無しに見る名無し:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:MVrcdGzd
>>970
ファンタジー世界から見れば、小銃は「先端から見えない攻撃が放たれる魔法の短槍」か、
黒色火薬あるいは魔法による砲がある世界なら、「超小型で連発が効く砲」になるのかな。

978 :石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:k8fluyTW
自前でスレ立て出来ませんでした。

最近スランプというか、自分の文章が分からない感じです。あと、異世界に行くと気をつけないと自衛隊が蚊帳の外になりっぱなしですね。

すみません頑張ります。

979 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:SwwF77RN
>>977

ルーントルーパーズの世界だと、大砲あるけど銃は正体不明の魔法扱いだったね
銃と大砲だと前者の方が難易度が低い(材料・資金・製作・運用等)はずのに、銃がないのに大砲が存在する世界の歴史にちょっと興味がある

980 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:VI66nqnA
小火器は魔法があるので威力の強い大砲(重火器)があるんじゃね

981 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:hEtNdiaz
>>979
歴史的にみるなら、大砲のほうが登場が早い

982 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:SwwF77RN
大砲の登場は13世紀
対して銃の登場は8世紀〜9世紀といわれてますよ

983 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:RZJ5mFXT
その銃、音で脅かす手投げ弾みたいなのか槍飛ばすやつの事?

984 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:78PMurOh
ところで最近は、自衛隊の部隊や国ではなく、隊員個人が転移するものが増えてない?
気のせいかな?

985 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:sGW++CkT
昔はそういうのの方が多かったよね

986 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:f2RUmzgI
>>982
ウィキにはそう書いてあるね。携帯する必要があり重量制限から難度の高い鉄製の銃が先で
難度の低い青銅でも運用できる大砲が後発になってる。
 現代人視点だと大砲の方が製造が容易に思えるが、当時には銃が先行する事情があったんだろうね。

987 :創る名無しに見る名無し:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:V2zPEEWP
>>984
それってなろうでってこと?
あそこは書く層読む層から考えて主人公重視の作品が多いからね

988 :創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:3oK/9Kt6
書く方も大人数は大変だから一人でチートしてる方が楽
ついでに設定も元がある自衛隊とかじゃなくて独自の魔法とかの方が楽

989 :創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:jaud1kW6
次スレ立ててきた

自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第76章
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1373291272/

990 :創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:n5oa60jS
>>989
乙でござんす
素で忘れとったわ次スレが要るって

991 :創る名無しに見る名無し:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:McgnxQ9f
>>4を見る限り、現代日本の自衛隊でなくとも構わないっぽいな

992 :創る名無しに見る名無し:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:f6Rx7Bga
ハイテク兵器 vs 剣と魔法
この組み合わせは中二病を満足させる要素が詰まっている
みんなもどんどん書こう!
これからの架空戦記は異世界だ

993 :創る名無しに見る名無し:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:V9XraE1t
旧日本軍や米軍とかを主役にするのなら>>1に出ている分家にそういうスレがあるのでそちらの方が良いのでは?

994 :創る名無しに見る名無し:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:cuuLPCpB
分家ってちゃんと管理されてないっぽいし

995 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:YWsthIpC
昔はもっとしっかりとしていたんだけどね
以前島戦争ネタで住民がヒートアップしていた時は釘を刺して
問題が起きる前に予防するなんてこともやってたんだけど・・・

今は広告の消去すらままならない状態だしなぁ

996 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:lDzRcLT6
削除依頼スレに広告が投稿されたまま放置とか

舐められてる上に管理人も放棄の一歩手前

997 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:zVgVAaEj
まとめwikiを自分らで新たに作ったらいいかな

998 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:s9EOJwa9
作ったwikiの管理が割と早期に放棄されそう

999 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:7sOwgu9K
999

1000 :創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:7sOwgu9K
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第76章
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1373291272/

1001 :1001:Over 1000 Thread
             /■\
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           /,/-_-_-_-_-_\     同じ阿呆なら
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