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【神坂一作品】スレイヤーズ他 第12話YouTube動画>1本 ->画像>2枚


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1 :  四界の闇を統べる王 汝のかけらの縁に従い 
 汝ら全ての力もて 我にさらなる煩悩を与えよ
 闇よりもなお昏きもの
 夜よりもなお深きもの
 妄想の海よ さまよいし存在
 ピンクなりしエロの王
 我ここに 汝に願う
 我ここに 汝に誓う
 我が頭に立ち上りし
 すべてのエロなる妄想に
 我と汝が力もて
 等しく形を与えんことを!

此処は異界桃色次録
スレイヤーズ及び神坂一作品のアレやコレを語る処
我らはいつでもエロの神様の降臨をお待ちしています
※名前欄にガウリナ、ゼルアメなどのカプ名またはリナ陵辱などの作品傾向を記入すること推奨
皆様のアストラルサイド保全のため、宜しくお願い致します



2 : 前スレ
【神坂一作品】スレイヤーズ他 第11話(dat落)
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248280799/
第1話 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1052359978/
第2話 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058501060/
第3話 http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076694890/
第4話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096193234/
第5話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/
第6話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1130901279/
第7話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153750932/
第8話 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179306360/
第9話 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215280917/
第10話 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234359143/
保管庫はこっち
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/
→ENTER→ライトノベルの部屋→スレイヤーズの部屋
尚。百合は
スレイヤーズで百合
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1171445540/
801は数字板へw(現在無いので、必要な方は杖立てて)
※950踏んだら次の杖立てよろしくw

3 : ※表記の注意:
ガウリィ× →ガウリイ
ガーブ×  →ガーヴ
フェブリゾ×→フィブリゾ
魔導師× →魔道士
ついでに一人称:
リナ=あたし
ガウリイ=オレ (つばさ文庫版→俺)
ゼル=おれ or 俺
アメリア、ナーガ=わたし
ゼロス=僕
タリム=わし
岩肌問題は永遠の課題。

「ややこしいところ」や「黄色い布」について語るも良し、
皆等しくマターリと混沌にたゆたって下さいw

4 : ―以上。要請が有ってふっかーつ!させました
実は初めてwな代理人ですた
よって至らぬところはございますが、何分ご容赦の程を
テンプレ他あったら適宜変えていって下さいませ
…では混沌に還り名無しに戻ります○o。.

5 : おおっ、復活してる!
>>1
乙!

6 : 杖キターーーーーーーーーーー
いちおつおっつ

7 : 復活祝いにガウリナ投下してみますよー
スリッパの謎ってことで
エロは軽めかな?

8 : 季節は春
日差しはやわらか暖かく、新緑の森の奥深くにもきらきらとした木漏れ日を届けてくれる
あてもなくのんびりと歩くにはよい季節であるっ!
「要するにまた道に迷ったんだな?リナ」
「・・・・・・うっさいよ」
あたしの旅の連れ、顔と剣の腕は一級品だが、脳ミソくらげのガウリイに、のほほん口調で痛い所を突かれ、
睨みつけるあたし
「まあ、いつもの事じゃないか。素直になれって」
わしわしといつものように頭を撫でながら言ってくる
「だあああああっ!わかったわよ!迷った!迷いました!だから髪をぐしゃぐしゃにすんなーーっ!」
「よーしよしよし」
って聞いてないし!人の話
「あたしは犬じゃなーーーーーいいっ!!」
すぱーーーーーーーーーーん!
静かな森にあたしの繰り出したスリッパとガウリイの頭が奏でる音が響き渡り、驚いた小鳥達が羽ばたいてい
く。そんないつもの風景…・・・のはずだった

9 : 「って〜〜〜。いつも思うが、お前さんそのスリッパどこから出してるんだ?」
「そんなの乙女の秘密よっ!」
たいして痛くもないくせに、情けない顔で聞いてくるガウリイに、スリッパをしまいつついつもの答えを返す
「懐っていっても、何か入ってたらもっとこう膨らみがなあ」
情けない顔から一転、珍しく思案顔のガウリイが近づいてきたかと思うと、後ろから抱きしめられる
「ちょっ、何すんのよガウリイ!放せー!」
暴れるあたしをものともせずに、ガウリイは器用にあたしのマントやショルダーガードを外していく
続いてあたしの上着の胸元を肌蹴させると、その内側に手を入れてきた
「やっ……やめっ、このエロくらげ〜〜〜〜」
「うーーん?どこだ?」
上から覗き込みながら、尚もごそごそと服の中を彷徨う手
「んあっ・・・・・・胸を揉むな〜〜〜〜〜」
「う〜〜〜〜〜ん?」
「んっ・・・・・・あん・・・・・・」
何やら考え込みながら、あたしの胸を揉みしだいてるガウリイ
・・・・・・なんか目的が摩り替わってないか?
そんな事を思っていたら、上着がするりと肩を滑り、足元の草の上へ落ちる
「やっぱり無いよなー」
ガウリイはそう言うと、あたしをくるりと反転させ、草の上へと押し倒す
「なっ!こらっ!無いってわかったでしょっ。これ以上どこ探すっていうのよ?」
胸を両手で隠しながら睨みつけるあたし。でも見下ろしてくるガウリイは全く怯む様子もなく
「そりゃー全身くまなく?」
そう言いながら、既に剣帯は外され、ズボンに手がかかっている
「そんなとこに隠してないってばっ!やめっ・・・・・・んっ!」
ズボンの中に侵入してきた手に弄られて、鼻にかかった声が漏れる
「なあ?どこに隠してるんだ?」
「ぁ・・・・・・んっ・・・・・・やぁ・・・・・・だめ・・・・・・んっ・・・・・・」
耳元で囁かれながら、割れ目をなぞられ息があがる。ガウリイの指が更に奥へ入ってきてあたしは身を捩じらせた

10 : 結局全部脱がされたあたしは柔らかい草の上、荒い息をつき横たわっていた
「・・・・・・ちょっと。なんであんたまで装備外してんのよ?」
「え?邪魔だし。リナも中途半端じゃいやだろ?」
そう言うと鎧と剣を外したガウリイが再び覆い被さってくる。脚を開かされて
「あああっ!!ぅんっ・・・・・・はぁん・・・・・・あっ・・・・・・あんっ・・・・・・」
一気に貫かれて揺さぶられ、あたしにはただ喘ぐことしか出来なかった
春ののどかな森の風景には似合わない、ぐちゅぐちゅといやらしい音と二人の乱れる吐息、そしてあたしの喘
ぎ声が風に溶けていく
「リナ・・・・・・リナっ・・・・・・」
あたしの名前を繰り返しながら激しくなってくる動きにあたしは押し上げられていく
「がうり・・・・・・んっ、は、あっ・・・・・・あたし、もうっ・・・・・・んあっ・・・・・・!!!!!」
背を反らせ、彼が吐き出したものを奥へと呑み込んでいく。やがて弛緩した身体は再び草の上へと沈んだ
「結局わからなかったなー」
再び装備を身につけながら、ガウリイが言う
「・・・・・・わからないままのほうがいい事もあるのよ」
気だるい身体をなんとか起こし、衣服を身に着けながら言うあたし
「んー?それもそーだが、やっぱり気になるじゃないか」
「秘密ったら秘密なのよ!潔く諦めんかーーーーーーーいっ!」
再び森に響き渡るスリッパの快音
「おおっ?!」
はっ!!しまった!つい反射的にっ
スリッパ片手に固まるあたし。探究心再始動の目つきでにじり寄るガウリイ
「うわきゃああああああああああ!!このエロくらげーーーーーーーーー!」
小鳥さえずる平和な森の中、再びあたしの絶叫が響き渡ったのであった
おわり

11 : 以上、失礼しましたーーー

12 : >>6
IDがLOV…Eだ
こいつぁハナから縁起がいいねぇ
>>7
おおナイスSS!最初の神にGJ!
物凄く好みなネタだったわw

13 : >>11
GJ!!
そして、スリッパの謎は、謎のまま、とw

14 : >>1
んおおおお!混沌の桃色魔王の方から来た使者の代理人様ありがとうっっ!
一乙すぐる!
妙なところで落ちてて寂しかったンぬ
>>8
スリッパこそひょっとして混沌から直で出てるんじゃないか?!
謎は謎のままか、ありがとう! 面白かった!

15 : スリッパが混沌から直でって
それなんてドラえ(ry

16 : やはり黄色い布がポケットなのだろうか?

17 : ドラ○もんならぬ、どらまたんか!

18 : 四次元説に同意ノシ
そりかある意味、召喚なんじゃね?
約束された勝利のツッコミw
コピレゾもまっつぁおな高速詠唱とか…

19 : 召喚魔法か
それもありえるな
それかシェーラのドゥールゴーファのように一心同体説

20 : 黄色い布、見た目コインくらいなら入りそうだけど
リナの胸でスリッパなんぞ入ろうものなら、わかりやすくてしかたが
うわなにをs

21 : ここはどのくらいおきに保守ればいいのだろうか?
保守がてら投下しようと思ったら書き上がらなかった

22 : >>21
自分も実はそうw
なかなかH部分に辿りつけないラビリンスorz
何か小ネタが欲しいのだけど、
なにかありませんか?




23 : 小ネタ…
シチュエーションとしては剣の稽古って萌えるな
そこからどうエロくなる(する)かはうーむ

24 : いつもは枝だけど、ある日模擬刀使ってやったら服ひっかかって破れちゃうとか
あれ?呪文で空高く飛んでいくガウリイが…w

25 : すぺしゃるネタだと服溶かすジョージの芋とか
ええい!ゴーレム邪魔だー!と思ったのは内緒だ

26 : おかげさまで即死はま逃れたみたいだが、30だったような…
ネタが落ちてきても形にならず、放置プレイしてたら
そこらうち中ガラクタだらけとかw
小ネタ。お久し振りで萌え(´∀`∩)↑age↑るのとか…
ああ。ココでガラクタになってんよwww



27 : じゃあ触手対リナ×ガウリイで
食人植物の退治の依頼を受けたリナとガウリイ
十数年に一度咲く花で、その度に村人が犠牲になっているので何とかしてほしいと村長
しかし、その植物が喰らうのは依頼主から聞いたのとは違うものだった
ガウリイはアクシデントによって同行出来なくなった
後から明らかになるが、それは依頼主達の策略で
そうとは知らないリナは一人でも何とかなるだろうと単独密林へと向かう
じめっとした密林の中、目的の植物と対峙するリナ
「ちゃっちゃと倒しちゃいましょーか」とリナが呪文詠唱を始めた時、頭上の枝から一匹のナメクジがぽとり
リナの絶叫が響き渡る
その隙をつき、リナへと伸び行く触手数本

28 : ナメクジに涙目になってる間にリナの手足に絡み付く触手
触手に運ばれ吊り鐘型の花の中に放り込まれる
内部は大量の液体で満たされていた
溺れこそしなかったが、少しその液体を飲んでしまうリナ
溶かされてなるものかと呪文を唱えようとして、リナは気づく。自分の舌や身体が痺れている事に
触手に手足を囚われ、首まで浸けられているリナに別の触手が伸びる
それらはリナの服を引きちぎり、身体中を這い回る
服がぼろきれ状態になり、液体が直接触れてきて、リナに新たな変化が起きる
肌を這い回る触手の動きに敏感に反応してしまう
そればかりか体内から沸き上がる耐えられないほどの疼き
無数の触手の攻めと自らの身体の変化に抗おうとするリナへと新たな触手が迫っていた

29 : 他の触手より二回り程太いそれはリナの太股に絡み付くと上へと這い登る
股間へと辿り着き、這い回った後、先の触手達によってぬめる場所を探り当てると、その奥へと押し入っていく
侵入されていく恐怖に怯えながら、ガウリイを呼ぶリナ
しかし、いまだガウリイの姿は無く、疼き続けていた身体にやっともたらされた刺激に喘ぎ声をあげるリナ
そしてそんなリナを攻め立てるべく、触手達は蠢いていった

30 : 「いやっ!ガウリイっ!ガウリイっ!」
太い触手が出入りを繰り返し与えられる刺激に身体を震わせるも、嫌悪感に抗うリナ
依頼主達の妨害により遅れて密林にやってきたガウリイの耳にリナの叫びが届く
急ぎ駆けつけた先には巨大な吊り鐘型の花
リナの気配はその花の中
焦る心を抑えつけ、剣を構える
接近を阻止しようと迫り来る触手の群れを全て断ち斬り本体へと迫るとその大きな茎に斬りつけた
ゆっくり倒れていく植物
リナが囚われている花も横倒しになり地面へ
駆け寄ったガウリイの前に大量の液体に押し流されて出て来るリナの姿があった

31 : とりあえずここまで
続き書けたらまた投下します

32 : >>30の続き投下します。ここからは主にガウリナですが、苦手な方はスルーで
目の前には身体を覆いつくすほどの触手に絡みつかれたリナの姿
「リナッ!」
叫んで駆け寄りもう動かなくなった触手を手で引き剥がす
「がうりぃ・・・・・・?」
弱々しいが、ほっとした様子リナの声を聞き、ガウリイもほっと息を吐く
「リナ、大丈夫か?どこか怪我してないか?」
「怪我は・・・・・・してないと思う」
「そうか。今出してやるからな」
「あっ、ちょっと待って」
「ん?何だ?」
「その・・・・・・服が」
「服?・・・・・・・あ」
ちょうどガウリイが上半身に絡む触手を剥ぎ取った所だった
服は端切れ状態でほぼ全裸に近い姿
「と、とにかくこのままじゃどうしようもないだろ。
それに他には誰もいないんだ。今更恥ずかしいも何も」
「恥ずかしいもんは恥ずかしいのよっ!」
赤くなりぷいっと顔を背けるリナ
少しいつもの元気を取り戻した様子が見られて小さく安堵の笑みを浮かべると
ガウリイは真剣な表情で束縛を取り払いにかかった

33 : 下半身に絡まる触手に手をかけると、もう一度リナから静止の声がかかる
問い返すと何か言い淀み、何でもないと尻すぼみな声が返ってきた
すぐにその理由を知り、目の前の光景に一瞬固まるガウリイ
他の触手とは異質な見た目のものが、リナの体内へと潜り込んでいる
リナをちらっと見やると顔を背けて目を瞑りぎゅっと唇をかみ締めている
どうしたらいいものかと思案しながらそれに手をかけるとリナが呻き、はっと手を止めるガウリイ
「痛いのか?」
傷つけてしまったのかと焦りながら聞くと横に首を振るリナ
「ちがう・・・・・・の痛いんじゃ、なくて」
また言い淀むリナに状況が掴めずにいると、大丈夫だと思うから引き抜いてくれと言われた
万が一傷つけてはと慎重にリナの中からそいつを引っ張り出しにかかる
「んあっ!」
リナがびくんと身体を跳ねらせる
再び驚いて手を止めるガウリイに、大丈夫だとリナ
意を決した様子のリナに、媚薬効果のあるらしい液体を飲み込んでしまったと瞳を潤ませながら告げられ、ゴクリと唾を飲むガウリイ
「あっ、あああっ・・・・・・んくぅっ・・・・・・」
リナの目尻を涙が伝う
案外あっさりとそれは引き抜けたが、僅かな振動でも感じてしまうようで
堪えきれずにリナが叫ぶ。その様子にまたガウリイの喉が鳴った
ガウリイは自分の下半身がヤバイ状況になっているのを自覚していた

34 : 無事だったマントにリナを包み、ガウリイは近くの泉へとリナを抱えていった
自らも着ているものを脱ぐと再びリナを抱えて泉の中へ
リナの体中についたものを洗ってやろうとガウリイが手を滑らせると
その動きのひとつひとつにリナは敏感に反応し、次第にガウリイの手もあやしい動きに変わっていく
「あっ・・・・・ああん・・・・・・がう、り・・・・・・あたしっ・・・・・・お願い、もうおかしく、なっちゃ・・・・・・」
自ら身体をガウリイに摺り寄せリナが強請る
ガウリイは岸辺に広げたマントの上にリナを横たえると正面からその中へ腰を沈めていった
「あああんっ!あっ、あっ、あっ・・・・・・んっ、んあっ、がう、りぃ・・・・・・っ」
動かされて間もなくリナの背がしなりやがて弛緩する
しかし、またすぐに飢えが襲ってくる。リナは無意識に腰をくねらせる
それにガウリイも応え、一層激しく腰を打ちつけていった
「あっ、ああっ、んっ、んっ、ガウリイっ・・・・・・はぁ、ああ・・・・・・すごい…・・・ああ・・・・・・」
自分からも腰を振り、もっとと強請るリナ
いつもと違う積極さにガウリイも自然と煽られていった
再び達したリナの中から一度引き抜くと、うつ伏せにしたリナの腰を持ち上げ、後ろから捻じ込んでいく
「「ひゃうっっ!・・・・・・あ・・・・・・あ・・・・・・んっ!んあっ!あんっ、っはぁ、ああんっ!」
激しく掻き回され突きいれられてリナが喘ぐ。
それから何度目になるのか、ガウリイの手に胸を押し潰されながら達したリナの中へ
ガウリイも自らの熱を放った
気絶してしまったリナが目を覚ますと、傍らに座っていたガウリイが大丈夫か?と聞いてきた
微笑んでもう大丈夫と答え起き上がるリナ
ふと自分を見下ろすとガウリイの上着を着せられていた
リナには大きいので、膝上丈のワンピースのようだった
見慣れている貫頭衣のはずなのに、スケスケのネグリジェなんかより気恥ずかしいとリナは思った
「あの・・・・・・ガウリイ?」
「ん?」
「その・・・・・・ありがと」
照れくささに顔を赤らめつつ、紡がれた感謝の言葉はガウリイにやっと聞こえる小ささだった
俯いてしまった小さな栗色の頭を万面の笑みでくしゃくしゃと撫でるガウリイ
撫でられている頭の主は珍しくおとなしく撫でられていた

35 : 触手×リナ×ガウリイ以上でおわりです
おわり書き忘れた
依頼した一部の村の人は花が人食いではないと知っていて
昔は村から娘を差し出して花を大人しくさせていたが、いつしか旅人を騙して送り込むようになり
運良く花も退治してもらえるか。倒せなくても先に女だけ行かせれば十数年は沈静化と目論んでいたということで

36 : >>35
GJ!!
時代は触手ですねw
このスレも無事、しょくし・・・じゃなくて、
即死判定を逃れたようで、
おめでとうございます。

37 : GJ!
しょく…よりげにお恐ろしきかな、ぬめくじw

38 : なめくじ最強説w

39 : ガウリナ小ネタをひとつ
ガウリイ「うーん。やっぱりまだ小さいなー」
リナ「うにゃああああ!どこ揉んどるかああああ!」
ガウリイ「どこってリナの胸」
リナ「そーでなくて!」
ガウリイ「ん?ここを揉んで欲しいのか?」
リナ「あんっ!ちがっ、やめっ…」
ガウリイ「安心しろよ。オレが大きくしてやるから」
リナ「爽やかに言うなああああ!ああんっ!」
ーー数分後ーー
ガウリイ「リナすまん。お前の胸大きくする前にオレのモノが大きくなっちまった。そーいうことでー」
リナ「何がそーいうことなのよーーーーー!ああっ!あんっ、あんっ、あんっ」
がんばれリナ!育てよリナ乳!小さいままでもかわいいよ

40 : >>39
GJ!
では自分も、
新スレ祝いに小ネタをひとつ。

41 : 【事情】
「無理よ」
手にしていた櫛を鏡台に置き、リナは困惑した顔でオレを振り返った。
最近リナと恋人になった。
おかげで、これまで容易に口にできなかったことを、言ったりしたりできるようになって来たわけだが。
しかしオレはまだ、リナに告げていないことがあった。
そして、ようやくそれを口にしたオレに対し、リナが発した言葉が上記のソレだった。
「でもなあ、リナ」
「無理ったら、無理!」
「でもやっぱり良くないって」
無理といいながらも、さほど怒っている様子はないが、えらく困った顔でリナが首を振る。
「そりゃあ、ガウリイの好みじゃないかもしれないけど。今更じゃない?」
確かに今更だった。
初めて出会った時から、なのだから、もう4年ほどになるかもしれない。


42 : 「や、好みじゃないっていうか、その・・・。
ばつが悪いっていうか。ムラムラするっていうか」
そう、嫌いじゃないんだ。だけど。
「そりゃあさ。女の子の服の事はよく分からないけどな。
オレとしては、やっぱりな? 確かに黄色は膨張色だけど、なんというか、赤の服に黄色は目立つから、その。ついつい、そこに目がいっちまうって言うか。エロいっていうか」
必死に一気に言い切った後、先程にべも無く断られたセリフをもう一度繰り返す。
「なあやっぱり、その黄色いヤツ、やめないか?」
リナの胸は小さい。
その小ささは、服の上から見てもはっきりと判る程で。
そして、ある種の人間に絶大の人気を誇るその、飛んでも走ってもさっぱり揺れることの無い胸は、いつも服の上から黄色い布を巻いてあった。
まるでコレを見てくれ、とでも言うように。
そして、それを目にした人間は皆、一様に思うのだ。
やっぱり小さいなー、と。
まあ、それくらいならオレだとて、それほど目くじらを立てたりはしない。
からかわれたリナの報復が暴走したりしなければの話だが。
だが、しかし。
問題はその下だ。
胸元の黄色に気を引かれた人間は一人の例外もなく、その下にある上着の裾からチラリと見える、同色の部分に目をやって。
眼福とばかりに、ニヤリとするのだ。
それが、最近のオレには耐えられなかった。

43 : いったい何処の誰が、自分の女のあそこを見せびらかしたいと思うだろうか。
世の中にはそういった人種も居ないではないが、あいにくオレはそうでは無かった。
上手く説明できたかどうかわからない。
だが、オレは必死でリナに訴えた。
デザインが気にくわないわけじゃない。
だけど、もっと違う色に変えてもいいんじゃないかと。
だがリナは、そんなオレのセリフを聴きながら、泣きそうな顔で宙をにらんでいた。
「わかったわ。分かれましょう」
「っ!! リナ!?」
か細く告げられた台詞に、言葉を失う。
「どうしてだ、なぜっ!」
「だって、だって」
激高して、声を荒立てるオレに縋るように、リナは泣き崩れながら訴えかける。
「理由があるんだろ? 聞かせてくれ、リナ!」
「だって! コレ、姉ちゃんの手作りなのよ!?」
リナが理由を叫んだ瞬間、世界が凍った。

「えっと、・・・ルナさんの、て づ く り?」
「誕生祝い。姉ちゃん赤と黄色が好きらしくて・・・」
「・・・そっか、それじゃ、仕方ない、か」
がっくりと、オレもリナの前に膝を落とし涙を飲んだ。
「すまん。さっき言ったこと、忘れてくれ」
「うん。ごめん」

その後、リナはルナさんに手紙を書いた。
何をどう書いたのかは知らないが、翌年から例の黄色い布は、若干色調とデザインを換え、胸と局部ではなく、リナの腹と腿に巻かれることになった。
どうやら冷え性対策を理由に、リナがそうして欲しいと頼んだらしい。
そして、その年からルナさんは、オレにも服を送ってくれるようになった。
えらく胸元の開いた白っぽいヤツを。
聞くところによれば、どうやらルナさんは、赤と黄色の他に、白も好きらしかった。
END

44 : ごめん吹いたww
GJ!

45 : >>40
GJ!
黄色い布キターーーーー!
悩めるガウリイワロタw
リナもそういう理由なら致し方ないww

46 : やっぱり女の子は赤よね〜☆
そうそう、あの子は胸がサミシイから、
ちょっとでも大きく見える様に、今年も黄色のセクシー路線でっと。
あら、リナから手紙だわ、久し振りねー♪
んー、なになに?『 姉ちゃん、今年も服をどうも有難う。』
いえいえ、どういたしまして。
『手に取る度に、姉ちゃんの真心が一目一目に感じられて、いつも涙が出そうになります。』
あらあら、リナちゃんってば、この間二人して帰ってきたばかりだって言うのに、もう里心がついたのかしら。
『ガウリイも家族の絆に感動して、泣いてました。』
うふふ。ガウリイさんも、ウチの家族の一員も同然なのに・・・。
『それから、姉ちゃんに内緒の相談があるのですが』
あらら、珍しいわね何かしら?
『次回から、送って貰うお洋服の胸元とお尻周りの布地を、もうちょっとだけ地味にして、
お腹の辺りが温かくなるように、デザイン変更してもらう訳にはいかないでしょうか。
実は最近、腰回りの冷えが心配・・・
というか、ぶっちゃけて言えば、出来ちゃったみたいなので、
ファミリー路線に変更といった風で行きたいのです。
まだ確定では無いので、父ちゃんには秘密にしてて下さい、それから・・・』
えええええっ!
ちょっと、ちょっと、お母さーん!
リナがもう出来ちゃったって!!
あら、父さんいたの?
そうなのよ! リナがね・・・

47 : >>46
本編もおまけもGJ!
そら断れんわなw …おめでたふw

あっちで書かんかったが、二巻以降の装備「ミルク色の貫頭衣」ってのも
かなり危険な代物になってまうなー

48 : そのミルク色の貫頭衣とやらで溺れた事もあったしな…

49 : ミルク色は透けるよね
雨に降られたりしたらもうね

50 : ガウリイ「なあ、リナ。前から聞きたかったんだが」
リナ「なによ?」
ガウリイ「『ややこしいところ』ってどこだ?」
リナ「そ、そんな事言えるわけないじゃない!」
ガウリイ「ここか?」
リナ「あんっ!何触ってんのよ!」
ガウリイ「リナが教えてくれないのが悪いんじゃないか。じゃあここか?」
リナ「やあんっ、違うわよっ!!や〜め〜れ〜!!」
ガウリイ「こーなったらとことん触って確認する。とことんつきあってもらうぞリナ」
リナ「手をわきわきするのやめいっ!メガブラン・・・んーっ!んんーっ!」
ーーーじたばたじたばたーーーーーー

51 : 思い出したが、かつて溺れた後ifを与えてくださった旧き神がいらした
ミルク色も淡い黄色(クリーム)にしても、なんと無防備なことよ
セイルーン入る前に保護者から教育的指導が入ったんだろうな
>>39
gj!ヽ(・∀・)ノシちっぱい!(・∀・)ノシちっぱい!
>>50
gj…えっと、いだいなばっちゃがいってた
「あなたが『ややこしい』と思うところが『ややこしいところ』だって
『たにんの同意がえられるとは限りません』って」

52 : 5月5日にちなんで「子供の日のプロポーズ」ガウリナ投下します
エロないです。ちゅっちゅのみ

53 : あさ、めがさめたらパジャマがだぼだぼだった
おふとんの中には金髪の知らないお兄ちゃんがいて、ぎゅってされてた
あったかーい。なんか安心する匂い。あたしもぎゅってしてみる
この人誰だろう?じーっと見てみた
とーちゃんと同じくらいかっこいいかも?
うわぁ髪がきらきらでサラサラだー。まつげも長ーい
もしかして王子さま?お姫さまでもいけそうね
王子さまならあたし玉の輿に乗っちゃったの?
でもおかしいなあ。昨日は皆におやすみなさいをしてあたしのベッドで寝たのに
そういえばここどこ?あたしの部屋じゃない!
王子さまの部屋にしてはぼろっちいわ
もしかしてあたし可愛過ぎてゆーかいされちゃったの?王子さまは身代金目当て?
それならあたしが助けてあげなくっちゃ!
助けたお礼に金貨がっぽり!じゃなくて玉の輿よっ!
それにしてもゆーかいされたのに、よく寝てられるわねえ。のんき王子だわ
王子さまってキスしたら起きるのよね。あれ?お姫さまだったかな?
見た目お姫さまだからきっとどっちでもいいわよね
というわけでちゅっってしてみた
…おかしい。起きない
王子さまじゃないの?
そんなのずるい!あたしのファーストキスだったのに!
くやしいからもう一回してみた。今度は起きるまでちゅーーっって。負けないわよ!
そしたら今度は目がぱっちり開いた。ふふふ、あたしの勝ち〜!
うわぁ…晴れの日の色みたい
お天気の空色の目の上でおひさま色のまつげがぱちぱちしてる。おもしろ〜い
「誰だよお前」
びっくりしてた眉毛がぎゅってなって聞かれた
なんか怒ってる?
なによ起こしてあげたのに!
「あたしはリナよ。リナ・インバース。あなたは王子さま?」
「へ?王子様?違うぞ。オレはガウリイ。ガウリイ・ガブリエフだ」
「ええええええええ?!王子さまじゃないのーーーーーっ?!」
つづく

54 : 「そんなのずるいっ!あたしのファーストキスかーえーせー!」
「ずるいって言われてもなあ。オレ自分の事王子だって言ったのか?」
「…言ってないけど。でもれでぃのファーストキスを奪った罪は重いのよっ、せきにんとらないとなんだからっ」
「せきにんって何だ?」
「ばいしょーきんとかおよめさんにもらうとかしないといけないのよ。でないと悪人なんだから。悪人にはじんけんがないんだからねっ!」
「じんけんって何だ?」
「…よくわかんない。でも手加減なしに攻撃魔法でぶちのめしてもいいってとーちゃんがいってた」
「ふーん。よくわからんが、お嫁さんならもらってやってもいいぞ」
「ほんと?あ、でもガウリイって王子さまじゃないのよね?あたしの夢は白馬の王子さまの玉の輿なのに。ばいしょーきんでもいーわよ」
「ばいしょーきんって何だ?」
「うーん。よくわかんないけど、とにかく金貨ウン百枚とかがっぽりよ」
「金貨ウン百枚なんてオレ持ってないぞ。そんなにおこづかいもらってねーもん」
「うーん…しょうがないわねえ。じゃあおよめさんで手を打ってあげるわ」
「ほんとか?」
「いーわよ」
うーん。われながらリナちゃんてばふとっばらー
「じゃあ約束な」
おひさまみたいににっこり笑ってまたぎゅってされた
「うん」
胸の中がほわんってなってうれしい気持ちになってあたしもぎゅってした
「けっこんの約束をしたらちかいのキスをするものなのよ」
「そーなのか?」
「そーよ。らぶらぶな二人はそーなんだってエリシーが言ってたもん」
「エリシーって?」
「近所の子」
「へー」
あたしはへへんと胸を張ってちかいのキスを待ちかまえた
…なかなか来ない。
目を開けたらガウリイは、あたしの肩に両手置いたまま顔赤くして固まってた
「もう!何やってんのよ、はやくしなさいっ!」
って言ったら
「お、おう」
ってあわてて言ってちゅってされた
次の瞬間「ぼむっ!」て爆発みたいな音がして…

55 : あたし達は元に戻っていた
…小さくなっていた時の記憶そのままで
「あれ?」
「えーーと?」
二人しばらく呆けた後、お互い真っ赤になった
「なあ、リナ」
まだちょっと赤い頬をぽりぽりとかきながらガウリイが言う
「あによ?」
照れくさいからどうしてもぶっきらぼうな口調になる
「さっきのはどっちからプロポーズした事になるんだ?」
「そ、それはやっぱりあんたからでしょ」
「そっか」
「そーよ」
「じゃあもっかい誓いのキスな」
今度は余裕のキスが降ってきた。やっぱりガウリイってずるい
「小さいリナってめちゃくちゃ積極的だったなー。自分からキスしてくるし」
「あ、あれはまだそーいう事をよくわかってなかったからでっ!」
「オレ達に娘が生まれたら、やっぱりあの小さいリナそっくりなんだろーなー
かわいいなあ」
「…ガウリイ似の娘かもしんないわよ?」
「うーん、リナとの子供ならそれでもいいけどな
両方作るか?よし、早速作ろう今作ろう!」
「作るかじゃなーいっ!朝っぱらから何言ってんのよっ!」
しかし、その後あたしの抗議は実らなかった
おわり

56 : >>47-49
>>51
濡れたミルク色の貫頭衣・・・ロマンを誘う言葉だw
色々透けたりなんだりで、やることやった後のガウリイが、
慌ててリナをうつ伏せにさせたのも頷ける。
>>50
触診ガウGJ!
『ややこしいところ』は『変なところ』と並んでロマンが一杯!
>>52
端午の節句GJ!
なぜか『がっぽりよ』が、えらくツボったw

57 : ほ

58 : 以前ネットで見かけた、踊り子衣装のリナ(いろんなところがスケスケ)はA先生の絵なのかなあ

59 : >>52
流石は見た目だけなら王子様w
良い子供の日でしたgj!

60 : >>58
どんなのだろう?<色々スケスケダンサー
先生発案だとすると本誌上の特集ページか、時々内容とは関係ない萌え絵が載る挿し絵かな?
アイドル服なら短編(すま4)にもあったね
これはへそとか脇とか鎖骨とか乳下とか絶対領域とかリナにしては露出度が高いがスケスケではないか

61 : 踊り子の衣装と聞いて、一番に連想したのは、
リナのディグリー・ローブだった件w

62 : >>61
女の子だから可愛らしくピンクで、ってことらしいから、フリルやリボンつきの甘ロリ風ローブな気もしますが。
「リナ、おまえこういう趣味もあったんだな」
「ぬああ、なに人のタンス勝手に漁ってるかなこのクラゲ頭わっ!?」
「そんなに照れるなよ。結構似合ってて可愛いと思うぞ?」
「え、そ、そう?」
「だから今日はお前にこれを着てもらって新鮮な気分でコスプレHを……」
「結局それが目的かあぁぁっ!」 
というのもいいなあ、とか。

63 : >>60
おちくびと下のヘアも透けてて、恥じらいの表情で全体的にピンクっぽいアラビア系?の踊り子衣装だった。
最初同人絵かな?って思ったけどじっと見てるうちにどっちかわかんなくなったw
すごくかわいかったけど…

64 : >>63
うわ何だそれ。かぶりつきたいぞ
踊り子さんなので手は触れません
>>62
ガウリイ、タンス漁るなww
もっとやれw

65 : こすぷれネタで一本やっつけようと思ったが、
どうもエロい方向に(脳内妄想が)盛り上がれない。
コスプレHの魅力を誰かプリーズ(T_T)

66 : >>65
そらシチュエーション萌えと性格によっては羞恥プレーよ

67 : >>65
普段とは方向性の違う服装であるが故の戸惑いと恥じらい。
「どうせ似合わないわよ」「いや似合ってるぜ」というベタなやり取りもgood。
衣装に合わせた設定を取り入れたイメクラ的シチュエーション。
IFものと異なるのは、あくまで演技なため照れや素の表情が見え隠れしてしまう点。だがそれがいい。
そして半脱ぎ着衣プレイ。
全部剥いでしまうのはコスプレHとしては邪道。フィニッシュはいつものお前が一番、というのもアリだが。


68 : ディグリーローブはあらいずみ絵で挿し絵にあったような?
うーん、どこだったか
コスプレHは潜入捜査の依頼でそこにあった服に
だったら恥ずかしがりやの彼女も着てくれるはず!
正義に燃える彼女はもうノリノリで着るにちがいない
着るまでの過程も色々ありそうだ

69 : あったあった。カラーのやつね。ノースリーブだったきがする

70 : 「なあ、リナ誰もいないぞ」
「そうね、今のうちに…」
「何をするつもりだお前は。目立つのはごめんだぞ」
「人知れず行うといえばやはり正義っ!これしかないわっ!!」
「あーはいはい。テーブルに足乗っけないよーにね
ということで『ほしゅ』」

71 : 「あっ。だめ・・・、ガウリイ・・・」
人っ子一人いないスレの片隅で二人は忍び会っていた。
「なんでだよ、誰もいないし、いいだろ、リナ?」
優しい癖に無遠慮な手が、リナの上着の中に忍び込む。
「駄目だってば、だ、だって、こんな所じゃあ」
誰か来るかも・・・、言い掛けたリナの言葉は首筋への口づけで、吐息となって溶けていった。
「あ・・・・・」
背中から回された手で乳房をやんわりとこねられ、息が上がり始める。
腿を探っていた手が、足の間の密かな部分を目指し、内股をゆっくり滑って来る。
ガウリイの上着の上腕を握り締め、リナはぶるりと震えた。
それは期待と快感、そして・・・。
「オレが欲しい?」
ガウリイの欲望に掠れた低い声に、リナは小さな声で頷いた。
「ほし…」
そんなわけで、ほしゅ。

72 : >>71
しかしスレの片隅でメモリーオーブが二人の様子を静かに受像していたのだった
ふふふ71GJ

73 : リナって抱き枕によさそう

74 : ガウリイって・・・以下同文

75 : ガウリイ「リナは自慢の髪だって言うくらいあって触り心地いいんだよなー
胸も小ぶりだけど敏感だし
尻もいいよなーーーー
パイズリは無理だが今度尻で
…ってリナいつからそこに!?椅子はやめろ椅子h」

76 : あたしリナ=インバースとガウリイはとある遺跡に来ていた
目的はもちろんお宝げっと!
いくつものトラップをなんとかくぐり抜け、おそらくこの扉の奥にお宝があたしを待っているはず!
あたしは期待に胸膨らませ、扉を押し開いた
思った通り、扉の先にはいかにもといった感じの台座がひとつ
そしてその上には淡く黄色の光を放つオーブが乗っていた
あたしは扉の内側に一歩踏み出し…
「リナっ!」
叫び、ガウリイがあたしを抱き締め、体を捻るようにしながら左手へと跳ぶ
ガウリイに庇われながらあたしが見たのは目映く輝くオーブ
その光が一筋の線となり、こちらへ向かい、ガウリイの背へと当たるとその身を包んだ 

77 : あたしとガウリイはそのまま冷たい石の床へと倒れ込んだ
「ガウリイ、大丈夫?」
「う…リナ怪我はないか?」
「あたしは大丈夫よ。それよりもあんた…光ってる」
「えっ?」
そう。ガウリイは黄色い光に包まれていた。そしてその光が次第にガウリイから離れるように移動して何かを形どっていく
やがてその光が収まり、そこに出現したのは
もう一人のガウリイだった

78 : 「リナはオレのだぞ!」
「なんだと?オレのだ!」
「だー!うっさあああああいっ!あたしは誰のものでもないわあああああっ!」
あたしは両手に構えたスリッパで2つの金の頭をどつき、やっとおとなしくなった二人に溜め息をひとつ吐いた
あたし達はオーブを手にとりあえず遺跡近くの町へと戻ってきていた
ここは宿屋の一室、あたしの部屋
さっきから押し掛けてきたガウリイ二人がもう何度目かわからない言い争いをしていてうるさいやらややこしいやら
謎を解明しようと、このオーブについての文献を再度読み返していたのにはかどりやしない
増えたガウリイは一体どういった存在なのか
単なるコピー。某鏡のようにどこかしら相反するものなのか
元に戻す方法は?などなどわからない事だらけで
しかも困った事に遺跡から戻る途中で本物がどっちかわからなくなってしまったのである
まあ、例えば本物のガウリイがあの光によって押し出されたというのであれば、分裂した直後に印をつけておいても意味はないのだが
スリッパ制裁でおとなしくなった二人をじろりと観察する
今のところ、見た目はもちろん行動面でも違いは見られない
うーん。どうしたもんか

79 : わくわくドキドキヽ(・∀・)ノ

80 : 「ふぅ…」
分厚い本を閉じ、天井を見上げる
再度遺跡に関する文献を読み返してみたものの、新たな発見はなかった
「明日図書館で関連書物を漁ってみるしかないかー」
うーんと伸びをして振り向くと、そこにはガウリイズ
「もう一週間だしなー」
「抱きついた時の感触がもう」
「わかるわかる」
何やらこそこそ話をし、二人見つめあいうんうんと頷き合っている
何意気投合してんだか
あんなに仲悪そうだったのに、いつの間に仲良くなったんだろ?
まあ、ぎゃいぎゃいと騒がれるよりはいっか
などと思いながら、調べものの疲れもあり、ぼんやりとガウリイズを眺めていると、そんなあたしのほうへ、二人のガウリイが近づいてきた

81 : がっしと両の肩にそれぞれの手がかかる
『リナ』
うわ息ぴったり。双子か!
いやそーでなくて
ガウリイズから放たれる気配にあたしはなんとなく嫌〜なものを感じていた
「な、なによ?」
思わず身構えて答えたあたしに向けられたのはにっこり笑顔が2つ
…気のせいか怖い。ていうか目の奥!絶対こいつら何か企んでるっ!
その眼差しは盗賊いぢめを見つけた時とどこか似ていて、あたしは反射的に身をすくませた
「あんまり根詰めると体によくないぞ」
「そーだぞ」
「そ、そーね。えっ?ちょっと!」
一人のガウリイが椅子を引き、もう一人がひょいとあたしを抱き上げスタスタとベッドへ
ベッドへ向かう間に椅子を引いたほうがあたしのブーツを脱がせ、ベッドの脇へ
ぽふんとシーツの上へ降ろされたあたしの前にはガウリイ。後ろにもガウリイ
流れるような連携だわーなどと感心してる場合じゃなーい!
こ、こりはやはり…

82 : 「ん〜〜〜!んんん〜っ!」
あたしは前から覆い被さってきたガウリイに口を塞がれていた
深く口づけられ、舌を絡め取られる
後ろ側からはもう一人のガウリイが上着を剥ぎ取り、うなじに舌を這わせながら胸を揉んでいる
「んっ、ふぁっ、ああんっ!」
やっと口を解放されると恥ずかしい声が部屋に響いた
「あ、あんたたち何考えて」
『リナのこと』
「だからハモるなー!っああっ!」
胸の先を強く摘ままれてツッコミもままならない
「だってもう一週間もおあずけなんだぜー」
そう言いながら、前のガウリイは腹部、脇腹へとたどりながらあたしのズボンに手をかけている
後ろ側のガウリイは胸を愛撫しながら背中へと舌を這わせていた
抗う間もなく下半身に纏うものも剥ぎ取られ、脚を割られてそこに顔を埋められる
「あああん!やぁ、だ、めぇ」
「リナ」
後ろから声がかかり、振り向かされて口を塞がれてしまう
喘ぎはくぐもり、代わりに上と下の口からの卑猥な水音が耳を刺激した

83 : 両の口を舌で犯され、胸と尻を愛撫されてあたしは達した
脱力したあたしを二人のガウリイは俯せにすると、一人が腰に一人が肩に手をかけ持ち上げた
「ああああっ!」
後ろから一気に突き入れられて背を反らせるあたし
「くっ…リナ。すげぇ締め付け」
気持ち良さそうなガウリイの声が後ろからしたかと思うと正面からは
「オレはこっちな♪」
楽しそうな声と共に口内に押し込まれた熱く硬いモノ
「ふむっ!むむむ〜〜!」
苦しさに抗議の声をあげるも肩と後頭部を押さえつける手から逃れる術はなかった
「んっ、ふむっ、んっ、んっ、んっ」
膣内と口内でそれぞれガウリイが動き始めた
一人は膣内へ突き入れながら乳房を荒々しく揉みしだいている
もう一人はあたしの髪に指を絡めるようにして後頭部を掴み、口内へ腰を突き込んでくる
あたしも気付けば口の中のモノに舌を絡め、腰を振っていた
「リナ…」
「リナ…」
両方から交互に、そして同時に何度も名前を呼ばれてわけがわからない
苦しくて、でもとてつもなく気持ちよくてやがて襲い来た白い快感にあたしは身を委せた
きつく締め付けたあたしの中にガウリイが熱い息と共に吐き出し
直後には口内でもう一人のガウリイが注ぎ込んだものをあたしは飲み干した
唇の端から飲みきれなかった分が伝い、内股にも同様のものが伝い流れていた
荒い息をつき、シーツに沈むあたしの髪を撫でながら、一人のガウリイがやさしく微笑みかけていた
その姿をぼんやり見上げていると、突如黄色く輝きだし、あたしはハッと目を見開いた

84 : 発光したガウリイの輪郭がぼやけていく
もう一人はと見るとそちらには変化なし
そのまま見守っていると、ガウリイの姿をしていた光は小さい光の珠となり、もう一人の方へと飛び、
その身に当たると吸い込まれて消えた
「ガウリイ?」
「ん?」
「なんともない?」
「うーん…大丈夫みたいだぞ」
「…そう。だったらいいけど」
結局コピーや偽物ではなく、あれもガウリイの一部だったのか?
「結局なんだったのよ…」
「さあなー?」
あたしは再び脱力してシーツに身を沈めた
翌日、謎を解明すべくあたしは魔道士協会の図書館へと赴いた
新たにいくつか見つけた関連書を手に宿屋へと帰る
部屋の前で鍵を取り出していると、勢いよく開く隣のドア
「リナっ!」
「ガウリイ?どうしたのよ?」
「それがなあ…」
言い淀むガウリイにわけがわからず首を傾げていると、ガウリイの後ろからひょっこりのぞく人影が二つ
「リナー」
「リナー」
……………………
バサバサとあたしの手から借りてきた本が落ちていった
でもそんなのもうどーでもいい
「なんかわからんがまた増えた。しかも今度は二人
ってリナっ!」
「リナっ!」
「リナっ!」
床に散らばる本の上に倒れ込み、意識を手放していくあたしの周りで3人に増えたガウリイがわたわたと騒いでいた
「ふふふ…ふふふ…あんたらビスケットかぁぁぁぁ」
事態は収束どころかエスカレートしたまま、あたしの呟きが虚しく廊下を漂っていたのだった

《おわり》

85 : 以上。おそまつさまでした
では名無しに戻ります

86 : ガウリナ3Pwwwww おもろかったw乙乙
個人的に、次回投下時はもうちっとまとめて投下してくれると、全裸大気時間が短くて助かるw

87 : ほ

88 : しゅ☆
80の方乙
うん。リナ頑張れ色々とwww
二スリッパ流闘法とビスケットに大ウケしたわ

89 : >>76
GJ!
ポケットの中のガウリイさん!
やはり増殖するのはデフォですよねw

90 : そう言えば、ガウリイ複数は鉄板だけど、
リナ複数ってのはあまり見ないなあ。

91 : ガウリイ複数だとリナ置いとけば寄ってくるけど
リナ複数だとあっちこっち行っちゃいそうだねw
それを必死に集めに回るガウリイとかw

92 : リナA「あたし盗賊いぢめ〜!」
リナB「じゃああたしは魔道士協会で魔道書読みまくり〜!」
リナC「あたしはこの街の名物食べ尽くすわ」
リナD「なんであたしがガウリイ引き留め係なのよー!」
リナABC「顔真っ赤よリナD。恨むんならクジを恨むのね」
こんなんですか?

93 : 増殖リナ活用法
バスタブにお金入れて浸かるというののリナバージョンでリナ風呂どうよ

94 : もう綾波水槽につっこんどけw

95 : >>94
想像してしまったw
混じってる混じってぷかぷかしてるw

96 : コピーリナちんをお忘れじゃありませんか諸兄
でもそれでもガウリナ3Pだと俺得

97 : あっごめん、鏡に映ったリナらしくないリナを忘れてた
4Pどうぞー

98 : リナ百人隊
坂の上から百人のリナがかけ降りてくるというドッキリ

99 : >>98
某DSのように、108人のミニリナがガウリイにまとわり付いている場面が脳裏にw

100 : 神待ち
ひゃく!

101 : ♪リーナリーナ11匹のリーナ
リーナリーナ11匹のリ、ナ♪

102 : ガウリナ前提のリナ浮気ネタ投下します
苦手な方はスルーーでお願いします

103 : 安宿の一室、階下から微かに聞こえる喧騒
鍵を閉めるのももどかしい様子で部屋に入るなり、あたしは壁に押し付けられた
黒髪短髪、顔はなかなかのハンサム。背はあたしよりやや高いくらいか
彼の名はアラン。とある依頼で一緒になって、依頼終了を祝って酒場で飲み交わした
相手が魔法も使えるとあって話も弾み、杯も進んだ
ほろ酔いのまま、その勢い
「彼氏以外の男も試してみないか?」との誘いに好奇心から乗った
月明かりが僅かに照らす部屋の中、二人の荒い息
貪るようにお互い口付け、身体を弄り合う。脱ぐのも面倒と最小限に肌蹴た状態で行為は進んだ
あたしはいつもの魔道士スタイルではなく、依頼で着た真っ赤なタイトのワンピース
その裾をたくしあげられ、下着の片紐をほどかれて引き下ろされる
片方の足首にそれが引っかかったまま、股間を弄られて腰が揺れた
荒々しく探られたそこは既に濡れていた
這い上がってきた片手が細い肩紐をずらし、胸の膨らみを揉みしだく
「んっ、は、あ、んっ、んっ」
あたしは身悶えながら腰を彼の手に押し付け動かしていた
「ああっ!んっ・・・・・・」
片脚を抱えられ、待ち望んでいたモノを受け入れてあたしは壁に背を添わせ感じる
「んっ、あ、あっ、んっ、っは、ぁ、い、い・・・・・・」
奥まで突き入れられてすぐ始まった腰の動きに合わせてあたしは喘ぎ、自らも腰を動かしていた
「あんた、いい、カラダ、してんな・・・・・・めちゃくちゃ気持ちいい」
あたしの奥へ腰を突き入れながら荒い息の彼が呟き、その動きを速めていく
激しい動きと共に安宿の壁がミシミシと軋む
流石に壊れたりはしないだろうが、その頼りなさが壁の薄さを伝えてきた
おそらく今あたしがあげている恥ずかしい声も廊下まで聞こえてしまっているだろう
頭の隅ではそう思っても、恥ずかしさは募っても気持ちよさに声は抑えられなかった
身体の奥を打ち付ける快感に痺れ、どうでもよくなってくる
乱れる吐息と鼻にかかった声。ぐちゅぬちゅいやらしい音が満たす部屋で彼にしがみつき腰を振るだけ
時間の感覚も朧気な中、ただ気持ちよさを求めてあたしたちはお互いの身体を貪っていた
激しい行為のせいで結合部は泡立ち、掻き出されたものが脚を伝い床をも濡らしていった
「あっ、あっ、あっ、んっ・・・・・・あた、し、もう・・・・・・イッちゃ・・・・・・」
彼の首に腕を回し腰を揺らしながら、迫りくる感覚にあたしは目を瞑り待ち受ける
あたしの声に応えてか、彼の動きが一層激しくなりあたしは一気に押し上げられた
ガクガクと震える身体を反らせあたしは達した
強く締め付けるあたしの中に突き入れたまま、彼が小さく呻く
やがて弛緩したあたしの中から引き抜くと股間へと熱さをぶちまけた
裾を捲くり上げられ、露になった下腹部を白濁したものが濡らしていった

104 : しばらく二人壁に寄りかかり、乱れていた息を整える
やがてあたしを壁に押し付けていた彼が身体を離し、
あたしはまだあまり力の入らない身体を壁にもたれかけたまま、自らを見下ろす
外に出してくれたのはいいけれど、いまだ剥き出しになったままの下半身は白濁にまみれていてすごくいやらしい
茂みからお尻のほうまでおもらししたみたいになっていて、太ももを伝い床にも滴っている
部屋にあったのを持ってきたのか、戻ってきたアランが手にしたタオルであたしの下腹部を拭ってくれた
「・・・・・・エロイな」
「・・・・・・言わないでよ」
力の入りきらない身体を壁に預けて、されるがままに拭われながら、あたしは恥ずかしさに顔を赤らめていた
アランは屈むようにしてぬるついた所を拭っていく
「ん・・・・・・ふ・・・・・・」
拭われる感触と間近で見られている羞恥心とでイッたばかりの身体が再び熱を帯びているのをあたしは自覚していた
無駄とはわかっていても、熱くなりがちな息を唇を噛んで堪える
「やっ、ちょっとやめてよ」
タオルではなく彼の指が直接股間を弄り始めたのに気付いて、あたしは制止をかけた
「でもまた溢れてきてる」
あたしの制止など聞くつもりはないらしく、彼の手は動きを止めなかった
「そんな、ことっ、んあっ!!!」
深く指を突き入れられて、あたしは声をあげる
「まだ足りないみたいだな」
二本の指をぐちゅぐちゅ出し入れしながら楽しそうな声が聞こえてくる
「や、あ。や、め・・・・・・」
拒絶の声とは反対にあたしの腰は既に彼の指に応えていやらしく動き始めていた
「俺もまだ足りない」
アランはニヤリと笑うとあたしを抱え上げ、部屋の中央にあるベッドへと運んだ

105 : 今度は二人とも全て脱ぎ捨て身体を重ねた
「う、あ、ああん!」
大きく脚を開かれ、いきなり入ってきた彼にあたしは枕に頬を擦り付け喘いだ
間を置かず揺すられてあたしは鳴く
自らも腰を揺すり、さっきとはまた違う動きに応えていった
立ち上がった胸の先を舌で攻められ、深く浅く揺すられてあたしはシーツを握り締める
「あっ!ああん!いいの、そこっ・・・」
「ここか?」
気持ちいい所を執拗に攻められ、あたしは声もなくこくこくと頷き身を捩じらせる
やがてまた達したあたしをアランはうつ伏せにすると、後ろから入ってきた
力は入らないあたしとシーツの間に手を入れて、胸を揉みながら腰を叩きつけてくるアラン
肌のぶつかり合う音とあたしの喘ぎ声が薄暗い部屋を満たしていった
そしてまたあたしは限界を迎え、アランはあたしから引き抜いたモノを閉じさせた太股で挟み擦ると吐精した
今度は腹部から胸にかけて白濁が飛び散った
「何度抱いても抱き足りないな。あんたは」
「ありがと。でもだめよ」
やっと行為を終え、お互い服を整えながら交わされる会話
「そうだな。俺も命が惜しいんでな」
「バレたら殺されるかもね」
苦笑交じりの声にあたしも苦笑で答える
「じゃあ俺は一足先に発つことにするよ」
「そう」
「あんたは大丈夫なのか?もしバレても」
「さあね?・・・・・・なによ、心配してくれてるの?」
「一緒に逃げるって手もあるぜ」
冗談か本気かわからない言葉にあたしは首を振って答える
「あたしの旅のパートナーはあいつだけだから」
「そうか」
夜明けにはまだもう少し。静まり返った街角であたしたちは別れた
お互い振り返ることもなく

106 : 「ん・・・・・・」
目覚めると眩しい日の光と鳥の囀り。そして見慣れた腕とぬくもりに包まれていた
「ゆ、め?」
周りを囲う腕の中、身体を反転させると見慣れた厚い胸板と金の糸
「おはよう、リナ。どうかしたのか?」
青い瞳が姿を見せ、まだ少し眠そうな声が問いかけてくる
「変な夢みちゃった」
「夢?どんなのだ?」
「・・・・・・浮気する夢」
「・・・・・・」
しばしの沈黙の後、抱きしめる力が強くなる
「ちょっと、苦しいってば」
「・・・・・・誰とだよ」
不機嫌な声、というより拗ねてるのか?これは
「妬いてるの?」
なんだか可笑しくてからかう様に言うと真剣な声がかえってきた
「当たり前だろ。で、誰とだよ」
「あたしも知らない人よ。依頼で出会って酒場に行ってそのまま酒の勢いで」
「・・・・・・おいおい」
「だから夢だってば。かなりリアルだったけど、ってちょっとガウリイ何してんのよ?」
「そんな夢忘れさせてやる」
「もう朝っ!あんっ、やだってもう!」
「リナが悪いんだからな」
「夢の事までしらないわよ、んあっ、や、めっ」
「あっ、やっ、がう、こわれっ、ちゃ、う」
朝の日差しの中、シーツの上に押し倒されて激しい律動にあたしは喘ぐ
「お前はオレだけのものだからな。誰にもやらん」」
耳元で囁かれたいつもより低い声に背筋がざわめいた
嬉しさなのか恐れなのかもっと他の感情なのかわからなかったけれど
不思議と彼の言葉を否定する気は起こらなかった
答えの代わりに彼にしがみ付き、たまらない気持ちよさに身を任せた
「あっ、あん、がう、り、いい、の、あ、あ、すご、いっ」
やってきた波に脚も絡ませて身を震わせ、奥で解き放たれる熱をあたしは感じていた

そんな夢のことなどすっかり忘れた頃
「・・・う、そ」
あたしは驚きに思わず呟いていた
依頼を受けて訪れたある領主の屋敷の一室
容姿も名前も夢の中とそっくりそのままの彼がそこにいた
<了>

107 : 名前消しつつ退散!
でわっ

108 : >>107
面白かった
お互い同意の上での浮気ネタもいい物だね

109 : ナゴド、0ー0の中、バットがスタンドイン(内野)

110 : ちょwww
青こあらw
>>107
GJ!!!
その後も気になるw

111 : >>107
GJGJ!!
俺も続き気になる…

112 : 保管庫に1個もオゼルの絡みが無かった・・・

113 : オゼルっつ誰だっけとマジで一晩考えたw
エボレボのからくり人形か
ググれよ自分

114 : >>112
つ 言い出しっぺの法則
>>107
gj!
続きの黒ガウ降臨ヨロ!

115 : >>108
>>110-111
>>114
レスありがたい
もっとスルーされるかと
106続き何パターンか考えて書いた一つはエロほとんどなかったので未投下にしてました
>>114
黒ガウリイ展開いいですな
その線で考えてみます

116 : うわぁあああ!! 復活している!!!今更だけど、嬉しい!!

117 : >>116
らっしゃい!(板前風)

118 : 「リナ、なに見てるんだ?」
旅の途中で実家に立ち寄り、リナの部屋で一息ついていた二人。
椅子に座り剣の手入れをしていたガウリイは、リナが本棚の前で何かを熱心に見ている事に気付いた。
自分に呼びかける声で我に返ったリナは、傍らの恋人を微笑みながら振り返る。
「ん、これ。こんな事あったんだな、懐かしいなぁってついしみじみしちゃった」
その手に持っていたものは、赤い表紙に金字で【Memorial】と書かれた本。
「メ…モリアル?日記か?」
「あったとしてもそんなもんあんたに見せるわけないでしょ!!
家族で描いてもらった肖像画とか…記念事の時に描いてもらった肖像画とか色々
小さく印刷したものを入れてあるのよ」
「へぇ〜〜そんなもんあるのか。見せてもらっていいか?」
はい、と手渡されたそれを1ページずつめくると、そこには産まれたばかりの愛らしいリナや
何かの祭り事の時だろうか、花束を持ち満面の笑みを浮かべるリナなどの絵が残されている。
「へぇ〜〜〜〜!!可愛いなぁ」
自分が見た事のない幼いリナの姿を初めて目にし、ガウリイの顔も自然と綻ぶ。
「生まれた時からあたしは可愛いのよ、当然じゃない」
姉とコスモス畑で並んで笑っているリナ
おめかししたおすまし顔で「Happy Birthday」と書かれたケーキを手にしたリナ
熱心に1枚1枚見ているガウリイの手がつと、ある絵で止まった。
「あれ、これ…俺じゃないか」
「あ!!!あああああああ!!!!!!」
 し、しまった!!そこに入れてたのついうっかり忘れてた!!!!
「もっ貰ったのよ!だいぶ前にシルフィールに!!そ、そんで持ち歩くのもなんだかなって
帰ったときにそこに適当に挟んでただけなんだからね、勘違いしないでよね!!!」
自分が失念していた事に対する焦りと、ガウリイの絵を持っていた事が本人に知られた羞恥とで
思わず顔を赤くして必死に弁解するリナ。恋人の肖像を持つ意味の何が勘違いというのか。
そんなリナを見てガウリイは先ほどのそれとは違う、明らかに意地悪な笑みを浮かべる。
「へっえぇ〜〜…シルフィールなんてもう何年も会ってないよなぁ?
そんな昔から俺の絵、持ってたんだな、リナ」

119 :
 くっ…あたしとした事がなんたる不覚っ…!!このくらげにこんな弱点を見られるなんて!!
 しかも弁解も墓穴でしかないじゃないのおおおおおおおおぉぉぉぉお!!!
更なる追撃を想像し身構えるリナ。
しかし、ガウリイはそんなリナを、ふっ…と意地悪さを消した優しげな笑みで見つめる。
「色々、あったなぁ」
「へ?え?あ、あぁ…そうね」
拍子抜けしたせいか、間抜けな声の返事が出てしまった。
「最初出会った時は…
お前がこんなに大事な存在になるなんて、全く予想もしてなかったよ」
出し抜けに殺し文句を言われ、思わず言葉に詰まる。
今度はまた、先ほどとは違う恥ずかしさで顔が赤らみ熱を持つのが分かる。
 ほんとに、このくらげは…恥ずかしげもなく良く人の実家の人の部屋でそんな事言えるわねっ!
「今度さ。二人の絵、描いてもらうか?」
「え?」
「それも小さく印刷してもらって、これに一緒に入れてくれよ
そしてまたいつか二人でそれを見て、懐かしいなぁって笑おうぜ」
全く、この男には敵わない。
言葉の意味を理解し、中々顔の熱が引かないのを悟られるのが嫌で
窓辺に向かい外を眺めながら返事をする。
「ま、それもいーかもね。どうしてもって言うなら、入れてあげてもいいわよ」
ふっと後ろに愛しい男の気配を感じ、その腕が自分を抱きしめる感触に身を委ねる。
「今までも、今も、そしてこれからも、ずっと愛してるよ」

***END***

120 : 大量になったブクマ整理してたらまとめサイト出てきて懐かしいなぁって思わず見に行ったら自分の書いたSS出てきて
うわあああああああああああああああああ状態になって更に思い出して検索してみたら復活してて嬉しくなったのと同時に
その時の恥ずかしい気持ちをしたためた記念小ネタ投下
昔過ぎてもうトリ忘れちゃったよ

121 : >>120
おつ
ほんわか〜

122 : >>117
116です。コメントありがとう!!
>>118
GJ!
ほのぼの〜
こういうのいいね!

123 : >>121-122
レスありがとう、和んでいただけたのなら幸い
あとコテにガウリナって入れるの忘れててごめん
ガウリナだと昔っからベッタベタなあまあまオチしか書けないらしい

124 : 宿の部屋、パジャマ姿でお酒を楽しむリナとガウリイ
ふいにガウリイがリナにキスをし、真っ赤になって固まるリナ
「なななななな何すんのよーーー!あたしのファーストキス返せーーー!」
我に返って起こり出すリナをガウリイはきょとんと見返しながら
「返すのか?」
うーんと考えた後、リナの頭を捉えて今度は深いキス
「んんん〜〜〜!」
散々じたばた暴れるリナの力が抜けきるまでキスは続いて
「っはぁ、はぁ……な、なんで」
息も絶え絶えに問えば
「返せって言うから返したぞ」
にぱっと笑顔満開で言われたリナは脱力しかないのだった

その2
なんとなく勢いに流されるままベッドイン
翌朝シーツを体に巻き付けリナが言う
「乙女の純潔を返せーーー!」
うーんと考えたガウリイは朝からリナを押し倒し再開
「あん!やっ、んっ、んっ、な、んで」
喘ぎながらリナが聞けば、ガウリイは腰の動きを止めぬまま
「娘が出来るまでやろーなー」
とにっこり
リナは気持ちいいので考えるのをやめました
くだらないままおわり

125 : ふと思い付いて思うまま書いた
反省はしていない

126 : 乙女返却方法における、ガウリイの賢さに驚愕w
にしても、(リナに)子どもを欲しがるガウリイってのは、
実になんとも良いモノですねヽ(・∀・)ノ

127 : ほんわかしたのちに萌えたw未来ある話よいですね

128 : ……雨にびしょ濡れになったリナにムラムラくるガウリイを受信した!!
ぺったり張り付いた服とかやらしーよなっ。

129 : しかも、初期はミルク色とかクリーム色を着てたんだぜw
>>124
妙に和むよなぁ。w(*^ー゚)b グッジョブ!!

130 : >>128-129
「あーもうびしょびしょ」
オレ達は突如降ってきた雨に大樹の下へ避難していた
「これはなかなか止みそうにないなー」
「えー?」
辺りは降りしきる雨によって枝の先から向こうは視界が遮られている。まるで雨の中二人取り残されたみたいだ
ふと横を見てドキッとする
リナの今日の上衣はミルク色の貫頭衣だ。それが濡れて肌にぴったり張りつきピンク色の乳首がばっちり透けている
ごくりと思わす喉が鳴る
「どーしたの?」
気付かない様子のリナが不思議そうに声をかけてくる
「あーいや。イチゴミルクが食べたいなーって」
…何言ってんだ?オレ
「はぁ?この寒いのに?あたしはホットミルクが飲みたいわ」
「寒いのか?」
「うーん。ちょっとだけね」
ちょっとと言いながら、自らを抱きしめて身を震わせる姿はかなり寒そうだ。しかもどこか色っぽい
「風邪ひくぞ。早く着替えたほうがいい」
もうたまらん!オレはリナの装備を外しにかかった
「何すんのよ!自分で出来るったら!」
真っ赤になって抗議するリナもかわいいなーと思いながらミルクの下に手を伸ばす
「んあっ、ちょっ、がうり、や、あんっ」
リナのかわいい声を聞きながら寒さで立ち上がった苺を指で摘まむ
しっとりと濡れた肌はより手に吸い付くようで、オレはその感触を楽しんだ
「もうっ!何始めてんのよっ」
そういや着替えさせるんだったな。思い出してびしょびしょの貫頭衣を脱がせる
脱がせたら脱がせたでミルク色の肌に色づくピンク。じっと見てたら肌もうっすら赤みを帯びてきた
うーん。益々イチゴミルクだ。ということで美味しくいただくことにする
「あんっ、ガウリイっ!こんなとこでやだって、あんっ」
「リナがあんまり美味しそうなのが悪いんだぞ。体も冷えちまってるし暖めないとなー」
雨にはあまり濡れていないリナのズボンを脱がせ、中から暖める準備をする
一向に勢いの衰えない雨音の下、オレはリナを抱き上げ胸にむしゃぶりついた
やがて潤んだ所に挿れて抱えたまま揺らすと、リナは細い脚をオレの腰に絡ませたてかわいい声で応えた

131 : >>128-129からこんなの受信したので発信してみた!

132 : あ、最後余計な所に「た」が入ってた
見逃してくれい

133 : ほしゅ

134 : タイトルみた瞬間ピンときたw GJ!

135 : >>130
GJ!
リナはガウリイのホットミルクでおいしくあたたまりましたとw

136 : ほっ、ほっ、ほっ、ほっ、ほっ、ほっ
ランニングしながらちょっととおりますよーーーー

137 : これは王子様ではありません
『おうぢさま』です
エロ無しだが、おうぢさまと美少女という危険物なので避ける人は避けてね

138 :
美女と『おうぢさま』

セイルーン王国の首都、セイルーン・シティ。
白魔術都市または聖王都とも呼ばれるこの町の中心部にある大通りではいつものように様々な露店が軒を連ね、地元の人間や観光客で大いに賑わっていた。
その人混みの中を薄紫色の法衣と深緑のマントを身にまとった、毛先が膝裏にかかるくらいの長い黒髪が印象的な少女が呆然と立ち尽くしていた。
出るところは出て引っ込むところは引っ込むというメリハリの付いた理想的なスタイルと整った顔立ちに、通りを歩く男がチラチラと振り返っている。
その中には彼女連れの男も居たりして「他の女を見るな」と恋人を怒らせたりもしていたが、その原因たる少女は気付くことなく一点を見て固まっている。
彼女の名はシルフィール。シルフィール=ネルス=ラーダといって元々はサイラーグという町に住んでいたのだが、ある事件によって家族諸共町が消滅してしまい現在は此処セイルーンの親類の家で暮らしていた。
シルフィールがこの通りのど真ん中に立ち尽くしているのは何故か?
その訳は彼女の視線の先にこそあった。
「おいっ、アレって殿下じゃないのか?」
「おお間違いないフィリオネル殿下だ!」
彼女の耳に響く町の人の声。皆口々に「王子」「殿下」と叫んでいる。
それは視線の先に居る人物に向けられているようだ。
その人物の周りにはあっという間に人集りができて人々は皆笑顔で話しかけたり握手を求めたりしている。
彼らの求めに“王子”は「うむ、皆も元気で何よりだ」「困ったことはないか?」と気さくに応じて微笑んでいた。
誰が見ても微笑ましい光景であり、またこの国の“王子”が民にどれほど慕われているのか理解させられる光景とも言えるだろう。
だが彼女シルフィールは違った。
正義感溢れる好人物、民のことを第一に考えて行われる政策、身分など一切考慮せず誰とでも気さくに付き合おうとする温かい人柄。
王族とは斯くあるべき。正に王と呼ばれ民を治める立場に在る者の鑑とでも言うべき人物。
それは彼女とてよく理解しているし、凄い人だと尊敬してもいた。
ただ一点を除いて……
「おやぶ〜ん、遊ぼ〜」
「こらこら、いつも言っておるだろう? わしは親分ではない」
「だっておヒゲでお父さんとおんなじくらいで、親分みたいだもん!」
「ワハハそうかそうか、わしはお父さんとおんなじくらいかぁ!」
おそらくはこの近所の子供だろう。顔見知りらしく“王子”のことを親分親分と呼んでいる。
そしてそれは二十歳前という、もう物事の分別が付いて当たり前の年齢であるシルフィールも常に抱いている物だった。
(いやーっ! あの人を王子だなんて呼ばないでぇぇぇっ!)
彼のことを“王子”と呼ぶ人々に心の中で悲鳴を上げるシルフィール。
もしも此処にいるのが知り合いだけなら声に出していただろう。
これだ。これこそ彼女が道の真ん中で固まっていた理由なのだ。
だがそれは無理もないことである。何故ならこの“王子”。子供やシルフィールが言うようにとても王子様には見えないのだから。
暑っくるしーくらいの大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格。
ヒゲ面で四十は越えているだろうそのおっちゃんをどうやったら王子様として見ることができるというのか?
普通に町を歩いているだけなので小ざっぱりした服を着ているが、それなりの格好をさせれば裏社会の、薄汚れた武器と防具を持たせれば野盗の親分に早変わりだ。
だが、例えどのように見えても彼がこのセイルーン王国の国王の息子であり、歴とした王子であることには違いない。
シルフィールが事あるごとに固まってしまうのはその外見と王子という事実のギャップを受け入れられないからだ。
初対面の時など理想の王子様像とかけ離れたおうぢさまの姿に、ショックで気絶してしまったほどである。
それはある種、いつもの光景いつもと同じ日常の一コマと言えた。
シルフィールにとっても、おうぢフィリオネルにとっても、近所の子供や露店のおっちゃんおばちゃんにとっても。
だがこの日は、この日この時だけは違った。

139 :
例えばこの場面。誰かの命を狙う者が居たらどういう具合に見えるだろうか?
人集りの中にいるターゲット。誰とでも握手をする警戒心のない相手。
近づいて斬りつける、攻撃魔法を準備しておいて至近距離で放つ。
暗殺者にとってこれほど容易に事が行える場面もない。
しかしある程度若しくは確実にターゲット自身の実力を知っていた場合はどうか?
察知されるか、あるいは自分より強いなら返り討ちにされる可能性を考慮するだろう。
プロの暗殺者なら尚のこと確実を喫して様子見に入るかもしれない。
だが、もし怨恨の場合は? 逆恨みの復讐を企てる者なら?
それでいて相手の実力を知っていて正攻法ではかなわないなら?
当然人質を取るだろう。幸いにもこの場には人質となる人間などいくらでもいる。
これら全ては狙われる命を持つ者が居ればの話だが、この場には誰の目にも明らかなほど狙うべき価値のある命を持つ者が居る。
言わずと知れた大国セイルーン王国の第一王子フィリオネル=エル=ディ=セイルーンその人だ。
彼はその人柄から他人の恨みを買うことなど皆無と言えるのだが、一方で正義感溢れる彼は野盗や犯罪者を取り締まる側でもあり、一般人なら関わり合いになりたくないそういった者から時として逆恨みされる立場に立っている。
そういった者がこの場に居た。
(笑ってられるのも今の内だフィリオネル!)
フード付きのローブで身を包んだその男は周囲の様子をうかがっていた。
この男、細身に貧相な顔立ちと見掛けこそ小役人といった風情だが、元は一大盗賊団の首領だった男だ。
その見掛けからは想像も付かないが残酷さは折り紙付きで、豪商のキャラバンを襲ったときは慰み者にしようと豪商の婦人を浚おうとして「妻は妻だけは!」と言った主人に「じゃあ全財産を寄越せ」と迫ったあげく、
馬車ごと渡した瞬間「妻は見逃してやる約束だからな。そのかわり……」と言って夫妻の幼い娘を目の前で強姦したのだ。
そして狂乱する夫妻を見て大笑いしながら「命は助けてやったぞ」と言い放ちその場を去るという外道も外道な男である。
その後事件を知ったフィリオネルがアジトに単身乗り込み、二児の親でもある彼の怒りを買って盗賊団はその場で壊滅。
如何に平和主義者の彼であっても娘を持つ親である以上盗賊の行為が許せず、自らの手で制裁を加えてしまったのである。
そんな中、一人逃げ出した男はこの世を謳歌していた自分の全てを奪ったフィリオネルが許せず、復讐しようとしていたのだ。
無論正面から襲撃しても返り討ちにされるのは目に見えていたので人質を取ることにしたのだが、如何せん人質として尤も適していそうな子供はフィリオネルの近くにいて手が出せないときている。
代わりになる誰かはいないかと周りを見渡す男の目に僧侶の正装を身にまとうお嬢様っぽい長い黒髪の美少女が入るのは、ある意味必然と言えた。
それもボーッと突っ立っている彼女の場合、人質にしてくださいとアピールしているようなものだ。
(あの女だ!)
男はコレと決めた少女シルフィールに忍び寄り、後ろから羽交い締めにした。
「キャアアッ!!」


140 :
突然身体を拘束されたシルフィールは首に突きつけられたナイフに悲鳴を上げるも、すぐに冷静さを取り戻す。
(ど、どうすれば…)
しかし彼女の場合如何に冷静さを取り戻そうと訓練された兵士や傭兵、自身の知り合いのリナのように戦闘に特化した技術を持ち合わせていないため、こういう状況下では何もできないでいた。
彼女自身は神官という身でありながらドラグ・スレイブ【竜破斬】という強力すぎるほど強力な呪文を始めとする幾つかの攻撃用の黒魔法や精霊魔法を扱えはするのだが、その呪文を唱える隙がなくお手上げ状態だ。
そうこうしている内に彼女に気付いたフィリオネルが叫ぶ。
「シ、シルフィール殿!」
「おっと、動くんじゃねぇぜフィリオネル殿下」
「む、むううッ」
此方に気付いたフィリオネルの動きを制しようと男はほんの少しだけシルフィールの首筋にナイフを走らせた。
「痛ッ!」
薄皮一枚切られた彼女の傷口から血が滲み、うっすらと赤い線を描く。
「や、やめいッ!」
「そうそう、その焦った顔が見てえんだよ」
事態は膠着どころか悪い方へと進んでいる。皮一枚とはいえシルフィールの首にナイフが食い込んでいる以上下手な動きはできない。
「おぬし……婦女子を人質に取り、あまつさえ傷つけたのだ。よもやこのままで済むとは思っては居るまいな?」
「おお〜怖い怖い。けどいいのかな〜?そんな怖い顔されると俺はびびって力入れちゃうかもよ〜?」
グッとナイフが食い込み更に傷口を広げていく。
「うっ!」
首筋に走る痛みに呻くシルフィールは流石に恐怖を感じて身体が硬直する。
後少しでもナイフが食い込めば動脈を傷つけるかも知れないのだ。
その様子にフィリオネルは内心の焦りを隠しながら、男が先日壊滅させた盗賊団の首領であることを聞かされたことで動かないどころか逆に動いた。
身につけていた護身用のナイフを捨て、陰から見守っていた護衛たちに大声で引くように伝えた上で。
彼の突然の行動に驚く男は、それでもシルフィールにナイフを突きつけたまま姿勢を崩さない。
そんな男に彼は歩み寄りながら両手を大きく広げ言い放った。
「おぬしの狙いはわしの命であろう? 構わぬ……くれてやろう」
「なっ!?」
「で、殿下っ!」
男が驚愕すると同時に事態を見守る民人も声を上げた。
「て、てめえ正気か!?」
「無論だ。わしの命一つでシルフィール殿が助かるのなら、寧ろ本望なくらいだ」
自身の命と引き替えにしてシルフィールを助けようとするフィリオネル。
何故彼がそこまでするのか? それは彼にとってシルフィールもまた守るべき民であるからだ。
ましてや婦女子たる彼女を見捨て、自身の命を優先するなど考えても居ない。
仮にこれがフィリオネル自身よりもずっと強く、セイルーンの民ではないリナやガウリイであっても彼は同じ選択をしていたであろう。
王族にとって何が一番大切か? それは民である。
民こそが国の宝であり命を賭して守るべき者。
そして民というのはこのセイルーンに一度でも関わりを持った全て。その全てが守るべき対象なのだ。
そこに力の優劣、国籍など関係ない。
「そのためならばわしのこの命、十でも二十でも、好きなだけくれてやるわい」


141 :
「フィリオネル…殿下……」
自身の民草に対する真摯な想いを口にするフィリオネルに、シルフィールは胸が熱くなった。
彼は紛うことなき王子なのだ。
このセイルーンの全てを、老若男女問わず愛する王子。
白馬に乗った若くて見目麗しい王子ではないが、その心は想像できないほどの麗しさと高潔さをたたえている。
おそらく世界中の為政者の中でも彼ほどはっきりと民こそ国の宝と言い、行動する者は居ないだろう。
その言葉に心打たれたのは何も彼女だけではない。
周りにいる町の人たちも同じだった。
同時にそれは男に対する非難の目、攻撃的な目へと変化していく。
『みんなのフィリオネル殿下に傷一つ付けてみろ……その瞬間八つ裂きにしてやる』
『死ぬよりも辛い目に遭わせてやる』
その視線に晒された男は気が気でなかった。
周りが怯える、固唾をのんで見守る、それならばやりようはあったしどうにでもできた。
だが、周り全てが自分に対して憎しみの目を向ける。
これは男が経験したことのない事象だった。
(なんだ? なんだよこいつら? 何なんだよ!?)
最早人質を取っているから有利などという状況ではなくなった。
寧ろ人質は役に立たないどころか、自分の行動次第でこの国全体を魔獣の群れに変えてしまう物でしかなかった。
本来、一国の王子を狙う以上死刑は覚悟しなければならないのだが、男の場合「舐められたまま終われるか」というちっぽけなプライドと逆恨みからの行動だったため考えてもいなかった。
それがセイルーンの全国民を敵に回そうとしているのだ。
「ち、ち、ちきしょう! 覚えてやがれ!」
こうなると男がするのはごく単純な行動だけになる。
即ち逃げである。
「キャッ…!」
男は人質にしていたシルフィールをフィリオネルの方に突き飛ばすと、直ぐさま反転して脱兎のごとく逃げていった。
男が人質を手放したのを見て素早く行動するフィリオネルの護衛たちだったが、生憎彼自身の命で下がっていたのと、腐っても大きな盗賊団の首領だった男はある程度の魔道に長けていたためレビテーション【浮遊】であっさり逃げられてしまった。
一方でフィリオネルはというと――
「危ない!」
自分の方に突き飛ばされたシルフィールを身体で受け止め守るように抱きしめていた……


142 :
「ああ、あの、殿…下…?」
解放されたと思えば今度は大きな身体に受け止められたシルフィールは、少々パニックになりながらも自分を受け止め守るように抱きしめる人物フィリオネルに声をかけた。
「おおっ、無事であったかシルフィール殿」
「は、はい……なんとか…」
「しかし首筋を刃物で切られておったであろう?」
先ほど男に切られた首筋には切り傷がついていた。
「だ、だだ、大丈夫ですっ、」
彼女は大丈夫と言うが少し深い傷だったため、未だ絶賛出血中である。
尤も今は別のことで頭がいっぱいになっているので、それほど痛みを感じていないのが幸いだった。
(で、殿下の匂いが、)
そう、今シルフィールとフィリオネルは密着状態なのだ。
当然彼女の嗅覚は彼の匂いをハッキリとらえている。
それは彼の汗の臭い――俗に言う『おやぢ臭』なのだが先ほど彼の民を想う心に触れ、剰え彼女のために命を投げだしてくれた、外見を除いて完璧な王子の姿を目の当たりにしたばかりの彼女には全く嫌悪感を抱かせない物だった。
嫌悪感どころかフィリオネルの匂いを嗅いでいるとドキドキして頭に血が上ってクラクラしてくる。
「いやいや、こんなに血が出ておる。わしに恨みを持つ者の犯行に巻き込んでしまったのだ、このまま帰すわけにもいかん」
「キャ!」
そんな彼女の状態を気にもとめていないフィリオネルは言いたいことだけ言うと、こともあろうに彼女の身体を抱き上げたのだ。
左手で背中を支え、右手を膝の後ろに回して抱え上げるという、所謂お姫様だっこと呼ばれる抱き方で。
「あ、あああ、あの、で、でんか……わたくし歩けますからっ、」
「何を言う、若者が遠慮する物ではない。それにシルフィール殿を抱え上げたくらいで腰を痛めるようなやわな身体はしておらん」
わっはっはと豪快に笑う見た目野盗の親分に(そうじゃないんですぅぅ!)と思いながらも嫌な気はしないシルフィール。
彼女は最近では気絶までいかなくなったものの、苦手であることに違いなかったフィリオネルに密着されているというのに、気持ちが高揚する自分が不思議でならず、また理解できなかった。
こうして王子様ならぬ“おうぢさま”にお姫様だっこされたままフィリオネルの家であるセイルーン城に連れて行かれたシルフィールは手厚い治療を施され、
夕暮れ時になって王宮の近くにある一軒の家、彼女がお世話になっている親類の家に送られ帰ってきた。無論送ったのはフィリオネルだ。
彼は自分の事情にシルフィールを巻き込んでしまったことを彼女の親類に説明し、謝罪するというのもあって共に来たのである。


143 :
「殿下、聞き及んでおります。昼に大通りでお命を狙われたと」
「うむ、それについてだが……」
帰るなり出迎えてくれたシルフィールの叔父グレイは既に何があったか知っていたようなので、話は早いとフィリオネルは深々と頭を下げて言った。
「すまんグレイ! シルフィール殿を傷つけてしまったのだ!」
「や、やめてください殿下っ、」
「そ、そうです、シルフィールもこうして無事なのですから顔をお上げになってください、」
突然の謝罪に慌てて止めるシルフィールとグレイ。
だが彼はそれでも顔を上げない。
「いや、それではわしの気が済まん! 気の済むようにしてくれい!」
人一倍責任感の強い彼は己にも厳しい。
自分への怨恨にシルフィールを巻き込んだことが許せないのだ。
いつまでも顔を上げない彼にそれではと口を開いたのはシルフィールだった。
「一つだけ、お願いを聞いていただけませんか?」
「ふむ、願いとな?」
「はい、それを持ってこのお話は終わりということにしませんか?」
「う〜む、おぬしがそれでよいというのなら何でも言ってくれ」
若干納得がいかない雰囲気のフィリオネルではあったが、本人がそれでいいというならばと願いを聞くことにした。
「で、願いというのは?」
「はい、それでは遠慮なく。わたくしの願い……それは」


144 :
***

数日後、セイルーンの大通りを歩く一組の男女の姿があった。
一人は薄紫色の法衣と深緑のマントを身にまとった、膝裏くらいまで届く長い黒髪が印象的な少女。
もう一方は暑っくるしーくらいの大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格。ヒゲ面で四十は越えているだろうおっちゃんだ。
「しかしこのような願いというか、手伝いで本当によいのか?」
おっちゃんは荷物を持っている。そんなに大きくもなければ重くもない荷物だ。
その荷物はおっちゃんの物ではなく少女の物。
「はい、これでいいんです」
少し嬉しそうにも聞こえる声で返事をした美少女は、むさいおっちゃんの荷物を持っていない左手に腕を絡めた。
気のせいか彼女の顔は紅く染まっているようにも見える。
「う〜む」
唸り続けるおっちゃんことフィリオネルと、美少女シルフィールという妙な組み合わせの男女がこうして歩いているのは彼女のお願いによるものだ。
「買い物に付き合ってください」それが彼女のお願いだった。要するに一日荷物持ちをしてほしいというものだったのだ。
無論こんなことでケガをさせた埋め合わせになるとは到底思えない訳で、フィリオネルはこの後も「また何かあったら言ってくれ」と伝え、この通りでは度々二人の姿が目撃されるようになるのだった。

余談だが叔父のグレイはここ最近シルフィールがボーッとなっているのをよく見掛けるようになった。
それは決まってフィリオネルと出かけた日や、彼が家に訪れた日だったりする。
これについてグレイはそれとなしにフィリオネルに訊ねているのだが「シルフィール殿? いつも明るく嬉しそうにしておるが……何かあったのか?」と要領を得ない返答をもらっており、
明らかに何かに気付いたという様子ではなく、彼女個人の何からしいとの答えに至ったのだが、それが何かは分からないでいた。


145 : アニメのEやRのアイキャッチ、最終回等でフィルさんとシルフィールが一緒にいるところから思いついた

146 : >>145
おつ!
フィル△!
シルフィールは親父さん亡くしてるしなー

147 : 前回の続きでフィリオネル×シルフィール
フィルシルです
おうぢさま×シルフィールという危険物なので注意してね

148 :
美女と『おうぢさま』2

セイルーン・シティの中心部。
王宮近くにあるそれほど大きな邸ではないがつくりのしっかりとした一軒の家の中で、中年の男が二人テーブルを挟んで向かい合っていた。
一人は髪に白いものこそ混じってはいるが、年はそれほどいっているようではなく精々四十半ばから後半くらい。
年齢に比例した風格の持ち主で、なかなか整った容姿を持つナイスミドルな中年男性である。
名はグレイ。此処セイルーンで神官と魔法医を掛け持ちでやっている人物だ。
片やもう一人の男は暑っくるしーくらいの大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格。
年は同じく四十代ではあるものの、繋がった濃い眉毛に剛毛としか呼べないヒゲを蓄えたその迫力ある顔から、見方によっては更に年がいっているようにも感じられる。
アイパッチなど着けたら非常に似合いそうな、誰から見ても野盗の親分にしか見えないだろう男性である。
しかしこの男性、断じて野盗などではない。此処セイルーン王国国王の息子であり長男にして第一王位継承権を持つ歴とした王子様なのだ。
名をフィリオネル=エル=ディ=セイルーンといって、事実上次期国王になられるやんごとなき御方なのである。
実はフィリオネル。グレイに相談事があって公務の合間を縫って王宮を抜け出してきたのだ。
突然の訪問に驚いたグレイは最近フィリオネルとよく出かけている、自身の姪に当たるシルフィールを呼ぼうとした。
シルフィールは先日の一件以来フィリオネルの話をよくするようになり、また休日などに彼が訪れた際は自分から話しかけ接するようになったのだ。
少し前までなら彼が王子と呼ばれるたび露骨に顔を引きつらせていた彼女がだ。
つまり相当な苦手意識を持っていたはずなのに、それが綺麗さっぱりなくなっている。
このことは不思議に思いながらも良い変化だと考えていたグレイは、てっきり姪に用事があって来られたのかと思い口に出したのだが――
「いやいや、今日はおぬしに用があってな」
と止められ、態々呼んでもらってシルフィール自身の時間を邪魔したくないとやんわり断られた。
「そうですか。して、私に御用とは?」
「うむ。実はちと困っておるのだ」
「お困りですか?」
「うむ、実はな……見合いを申し込まれてしまったのだ」

149 :
先日侍従長がセイルーンの隣国にあたる沿岸諸国連合構成国の一国から、外交官を通じて見合い話を持ってきたというのだ。
しかしフィリオネル自身に見合いを受けるつもりはなく断ろうとしたところ、事もあろうに既に先方へと返事を出した後だったらしく、断れなくなってしまったという。
今更断るなどとなれば理由を聞かれるのは目に見えている。場合によっては外交関係を危うくしかねない。
「それに政治の臭いがな」
フィリオネルの言葉に“政略結婚”という文字が頭に浮かんだグレイ。
ヘルマスター(冥王)という大魔族が滅び、この地域を封鎖していた魔族の結界が事実上消滅したことで、結界の外に広がる世界とも行き来できるようになり、
数々の新しい国が発見された現在でも、このセイルーンが大国と呼ばれる国々の中でも上位に位置する国であることにかわりはない。
つまり、そこと縁戚関係を結ぶことができれば、例え小国であってもかなりの影響力を行使できるようになる。
「会ったこともないわしと『結婚を前提としたお見合い』などと言われてはそれしか考えられん。かといって一度受けてしまったものを理由もなく断れば我が国の信用にも関わる」
「それでは、殿下はどのような手を打たれようと?」
「うむ。明確な理由を作ってやればよいと思ってな。仮にわしには心に決めた人がいて内緒にしておいたから誰も知らなかった、とでも言えば断る口実にもなるであろう」
そうすれば全てはフィリオネルの交際を知らなかったが故の手違いとなり、伝えてなかったフィリオネル個人の責任となる。
「し、しかしそれでは殿下が、」
「よいのだ。こうすれば誰にも迷惑はかからん。いや、おぬしと最低でも後一人に直接迷惑をかけることになってしまうかな」
「と、申されますと?」
「そのな、グレイよ。申し訳ないがわしと年が近い、言うなれば我らと同年代の女性を一人、紹介してほしいのだ」
つまりその女性に自分の婚約者ないし恋人という芝居に付き合ってもらえないか?ということだ。
「無論このようなやっかいごとに巻き込む以上、おぬしにも、相手役の女性にも、それなりの礼はさせてもらう」
そう言ってフィリオネルは頭を下げた。
「も、勿体ない…、顔を上げてください殿下、」
「そ、それでは」
「はい、承りました」
「おお! 引き受けてくれるのか!?」
「ただ、ご期待に添えない可能性もありますので、そのときは御容赦ください」
「わかっておる。元々上手くいってもいかなくても、誠心誠意、真心込めて相手を説得し理解してもらうつもりではあった。言葉を尽くせば必ずやわかってもらえるはずだ」
がっはっはと笑うフィリオネルの真心込めて説得という言葉を聞いたとき、グレイの顔は引きつっていたのだが、平和とはなんぞやと語り出した彼が気付くことはなかった……。

150 :
一通り平和について語り終えたフィリオネルが「公務が残っている故これ以上長居するわけにもいかん」と言って帰った後しばらくして部屋にいたシルフィールが顔をのぞかせた。
「あの、騒がしかったようですけど誰か来られていたんですか?」
「ん? ああ、先ほどまで殿下がお越しになられててね」
「えっ、殿下がっ!」 
ついさっきまでフィリオネルが来ていたというのを知った彼女は強い口調で非難する。
「どうしてわたくしを呼んでくれなかったんですか!?」
「い、いや呼ぼうとしたのだが、殿下がシルフィールの個人的な時間を邪魔したくない仰られたのだ。それに用事は私にあってね」
グレイはむくれるシルフィールにフィリオネルの相談内容を話した。
本来第三者に話すような内容ではないのだが、少しでもなだめようと話しても問題ない部分を掻い摘んでだ。
「殿下が……お見合い…?」
「ああ、殿下自身は断ろうと思っているらしいのだが」
フィリオネルが見合いをすると聞いた瞬間、シルフィールの表情が曇る。
だが続いて断るつもりだと聞くと今度はホッと安堵の息をつく。
表情に出ていたように彼女の心はここ最近目まぐるしく変化していた。
切っ掛けは間違いなくあのフィリオネルが襲われた事件のあった日だ。
『わしの命一つでシルフィール殿が助かるのなら、寧ろ本望なくらいだ』
あのときの言葉と守るように抱き締めてくれた彼の大きな身体と匂い。そしてお姫様だっこ。
それらが頭から離れない。
まるでフィリオネルという存在が自分の心に住み着き、刻み込まれたかのように……。
ここしばらくの間ずっと悩んでいたが、未だその理由がわからないでいた。
ただフィリオネルの側にいると嬉しくなり、心が温かくなるのだ。
故に時間さえ合えば会いたくなる。一緒に連れ立って歩いていると心が弾む。
家に訪れて食事を共にするときなど自然と彼の隣に座ってしまい、叔父のグレイや叔母のマリアを驚かせていた。
「それで実は婚約者が居るから見合いは無理だとすることにしたのだよ」
「そう、だったんですか……」
「ただ相手役がね。私や殿下の同年代となると大体は所帯持ちだ。それが問題か」
グレイは神官そして魔法医をしているだけあって交友関係が広く顔も利くのだが、それでも同年代の女性で独身というのは心当たりがない。
いくらなんでも結婚している女性を連れて行くわけにもいかないだろう。
「患者さんの知り合いにいないか聞いてみようと思うが、どこまで力になれるか……」
無論平和主義者たる彼のことだから最悪『真心込めて誠心誠意説得』することで諦めてもらうように持って行くかも知れないが。
今回のことはセイルーン側に非があるため、いつもと同じようにいくとは思えない。
そう悩む叔父に対し、ただ聞くだけだったシルフィールが口を開いた。
「あの、グレイおじさん」
「なんだね?」
「その、殿下の婚約者というのはどうしても同年代の女性でなければいけないのですか?」
「殿下御自身が仰られたことだからな。それに、その方が無理ないと思わないか?」
「……」
同年代の方が無理がない。
そう言いきる叔父に彼女は小さく呟いた。
……そんなこと……ない……
それは自分でも何を言ったか聞き取れず、何を言ったか覚えてもいない無意識下で出た言葉だった……

151 :

「殿下、沿岸諸国連合○○国からの使者が目通りを願っておりますが」
「わかっておる」
見合いの正式な日取りを決めるために使者が来訪したのはフィリオネルがグレイに相談した日から僅か三日後。
グレイの家は王宮のすぐ近くにあるので、相手側に気取られることなく素早く連絡を取ることができたのだが、さすがに三日で協力者を見つけることはできなかったらしく、
「力になれず申し訳ありません」との返事が返ってきただけであった。
「やむを得んか」
この急場では他に打つ手はなく、彼は正面から向かい合うことにした。
しかしこれで良かったのかも知れないとも思う。
下手な小細工をするよりも寧ろ誠心誠意話し合うことこそ彼の真骨頂なのだから。
「しかし、相手のメンツも考えると難しいかもしれんな」
珍しく勢いのないフィリオネルは椅子から立ち上がると、執務室を出て急ぎ足で面会室に向かった。



「フィリオネル王子はまだですかな?」
「は、はい、もう間もなくかと……」
面会室のソファでは沿岸諸国連合○○国の大使が侍従長に愚痴をこぼしながら苛立たしげにふんぞり返っていた。
その理由は今回の見合い話をなかったことにしてくれと伝えられていたからだ。
(冗談ではない! この見合いの後縁談へと持って行き、セイルーンの力を利用して国内を掌握する手筈だったというのに!)
実はこの大使。外交官と大臣職を兼ねているのをいいことに、この見合いを計画して国の乗っ取りを画策していたのだ。
乗っ取ると言っても表向きは一大臣として振る舞い、現国王や次期国王を自分の意のままに操るという傀儡政治を考えていた。
もし意に沿わないことをされたり、事がばれたりしたら「自分はセイルーンとの関係を取り持った。自分のバックにはセイルーンがいる」とでも言って黙らせ、逆らえないようにして好き勝手しようとしていたのだ。
それなのになかったことにと言われて、ハイそうですかと引き下がるなどあり得ない。
だから「納得のいく説明を」「セイルーンは理由もなしに約束を破るような汚い国だと考えざるを得ませんな」と迫って国家間の問題にしようとしている。
そこには義に熱いセイルーンという部分も計算に入れている。
尤も彼自身は「国と国の間にあるのは利用するかされるかだ」という、ある意味政治家らしい考えを持っているため、セイルーンのことを「力持ちのバカ」としか考えていないのだが……
「お待たせして申し訳ない。ちと所用が重なっておったのだ」
これからどうしようかと考えていた大使の元にフィリオネルがやってきて対面する形でソファに座ると開口一番そう言った。
「いいえ、フィリオネル殿下。お忙しいところを失礼したのは此方の方ですので……早速ですが」
おきまりの社交辞令を述べた大使は愛想笑いを消すと早速詰問の姿勢に入った。

152 :
「先達てお受けいただきました我が国の姫とのお見合いの件でございますが、お断りなされるとはどういうことですかな?」
「うむ。それなのだがな、わし自身元より見合いなど考えてもおらなんだのだ」
「ほーう。では、見合いする気もおなりになられないというのに、このお話をお受けになられたと?」
「それについては返す言葉もない。明らかに我が方のミスだ」
フィリオネルは説明する。見合いを断るのは自分にその意志がないこと。話が出たとき手違いで返事を出してしまったことなど、隠すことなく話した――が「それでは理由になりませんな」と一蹴されてしまった。
「殿下、これは外交の話。国と国の話でございます。殿下も一国の王子ならばそこはおわかりかと」
「当然わかっておる。だがな、その気もないというのに見合いをする方が不適切であるとは思わんのか? わしにとってというより其方の姫に対して」
「ぐっ! しかしことはセイルーンの信義に関わってきますぞ!」
そう、一般的な庶民であればその気がなかった聞いてなかったごめんなさいで済む場合もあるのだが、二国間の王族となればそれでは済まない。
相手がフィリオネルと同じような人間であれば「という訳なのだ。申し訳ない」「うむ。誰にでも間違いはある」で終わっていたかも知れないが、彼のような人間は間違いなく少数派。
「むうう」
双方に非はない若しくは相手に非があるというなら彼がいつもしている話し合いが通じる。
そして自身の己が信念をぶつけわかり合うことができる。
だが、此方に非がある以上誠心誠意謝罪したところで相手が受け入れないとなればどうすることもできないだろう。
まさか信念を押し通すために『平和主義者クラッシュ』を放つわけにはいかない。
それでは自身の嫌いなただの暴力だ。
「さあどうなのですフィリオネル殿下! 納得のいくご説明を! これでは外交の場でセイルーンは信義を軽んじている国だと言わざるおえませんぞ!」
どうするんだと身を乗り出して迫る華奢な大使に、どう返答すべきか悩むごつい身体のフィリオネル。
それを見守る侍従長はただオロオロするだけで入り込むことはできない。
(むう、絶体絶命というのはこういうことなのかもしれんな〜)
と、落ち着いているのかいないのか、よくわからない感じでどうしようかと考えていたフィリオネルの耳に、この場に相応しくないソプラノボイスが聞こえたのは正にそのときだった。
「待ってください!」
その澄んだ声に部屋の中の三人が同時に入り口を見ると、そこには薄紫色の法衣と深緑のマントを身にまとった、膝裏にかかるくらいの長い黒髪が印象的な美少女が息を切らせて立っていた。

153 :
「シルフィール殿……!」
「殿下……」
その美少女シルフィールは、大使や侍従長には目もくれずフィリオネルに歩み寄ると、ソファに座る彼の身体に有無を言わさず抱き着いた。
「シ、シルフィール殿!?」
これには大抵のことには動じないフィリオネルもさすがに驚きを隠せない。
こんな場面で出会すことなどないはずの彼女がいきなり現れたと思えば、自分目掛けて抱き着いてきたのだから。
大使も侍従長も目を丸くして固まっている。
「酷いです殿下! わたくしという者がありながらお見合いをなされるなどと!」
「「はあッ!?」」
大使と侍従長、二人の声がハモる。何が何だか訳が分からないといった風情だ。
それはそうだろう。誰が四十がらみでヒゲ面のむさいおっさんと、若くて清楚な美人巫女さんがそのような関係にあるなどと考えるだろうか?
かくいうフィリオネルも同じで目を丸くしていたのだが、顔を上げた彼女がウインクをしたことで理解した。
その目が語っている。話を合わせろと。
「う、うむ、すまん……シルフィール殿に迷惑がかかってしまうかもしれんと思い黙って居ったのだ。無論断るつもりだ」
辻褄を合わせるためにそう言ったフィリオネルは、抱き着く彼女の長い黒髪に指を絡めて撫で梳いていく。
みだりに女人の髪を触るものではないのだが、これくらいはしておかないと大使の目を誤魔化すことはできないだろうと考えたからだ。
一方でシルフィールは髪を撫でられながら頬を赤らめ、彼の胸に顔を埋めている。
叔父のグレイに連絡が来たとき偶然にも聞いていた彼女は脇目もふらずに飛び出して、王宮に入れてもらうとフィリオネルが居るであろう面会室に飛び込んできたのだ。
城に簡単に入ることができたのは、最近フィリオネルと連れ立っているのを方々で目撃されていたことで門番が「殿下の親しい御友人なら大丈夫だろう」と判断して通したためである。
来たはいいがどうすればいいのか考えてなかった彼女は、とにかく自分がフィリオネルの婚約者だと勢いのままに抱き着いたという訳である。
後は彼に目配せをして合わせてもらえばいけると。
フィリオネルは説明する。この人はシルフィール=ネルス=ラーダ殿といって自分の婚約者なのだと。
彼女は一般家庭の方なので、あまり騒ぎを大きくしたくないが故に誰にも伝えていなかった。頃合いを見て発表しようと思っていた。
そんなときにこの話が来てしまい、不幸な行き違いが重なってしまったのだと。
「と、いうわけなのだ大使殿。わしはシルフィール殿を愛しておる」
『愛している』と言ったとき、彼女の顔が熟れたトマトのように真っ赤になっていたのだが、幸か不幸かフィリオネルは気付かない。
「彼女を裏切るわけにはいかんのだ」
だからこの見合いを受けるわけにはいかない。お引き取りを。
そう告げる彼に対し、今まであんぐりと口を開けて呆けていた大使は唇を引きつらせて返答を始めた。
但し、それはフィリオネルが望むものとは違い、彼の返事次第で余計に話を拗らせてしまうものだった。

154 :
「な、なるほど、そういうことでしたか、それならば致し方在りますまい。しかし、本当に婚約者なので?」
そう言う大使は口にこそ出さないが
(ウソつくんじゃねーッ! お前みたいなヒゲ面のおっさんとこんな美人が婚約者であってたまるか!!)
もしこれを口にしていたところで誰も非難しないであろう。
それこそ散々嫌みを言っていた相手である侍従長と「意見が一致しましたな」と握手していたかもしれない。
「無論だ」
「そうですか。ならばその証拠を見せていただけますかな?」
「なに!?」
「婚約者同士であるという証拠です。外交の場ではたまにあるのですよこういった小芝居が。ああ、何も大国セイルーンの第一王子ともあろう御方がそのようなことをなされるはずはないと確信しておりますが、念のためにです」
そうすれば国への言い訳もできますからなあと言う大使に「む、むう」と唸るフィリオネル。
もし偽りであるとバレれば本当に立場が悪くなる。かといってシルフィールを責める訳にもいかないのだ。
彼女は彼の力になれればとこうして駆けつけてくれたのだから。
フィリオネルがふとシルフィールを見ると、先ほどまでとは違って不安げな表情を浮かべていた。
このままではせっかくの彼女の思いまで無駄にしてしまう。そう考えた彼は申し訳ないと思いつつも意を決して言葉を紡ぐ。
「証拠を見せればよいのだな?」
「はい」
「わかった。ならばお見せしよう……」
フィリオネルは小さな声で呟いた。
『すまんシルフィール殿』
「へ?」
シルフィールが間の抜けた声を上げた瞬間髪を撫でていた彼の手にグッと力が入り、彼女を身体ごと引き寄せると――
「んうッ!?」
その瑞々しい唇を豪快なヒゲを蓄えた唇によってふさいだのだ。
「んンンン――ッッ!?」
突然行われたフィリオネルからの口付けに、シルフィールの瞳が大きく見開かれる。
何が起こったかわからないといった感じだ。
だが、確かに自分の唇はふさがれている。何に? 感じるのは湿り気を帯びたぬめった感触……これはなにか?
自分の目の前にいる人物のなにかだ。
アップになった厳ついヒゲ面の男の顔、ともすれば精悍な顔つきにも見える顔は目と目が僅か数センチの距離。
鼻は僅かに触れ蓄えられたヒゲに至っては彼女の鼻や頬、口周りにちくちくした感触を与えていた。
(くち…びる…ッ、で、殿下の……わた…くしの……唇…が…ッ)
思考が混乱する中、自身とフィリオネルの唇が重なり合っていることを認識させられたシルフィールは、突然の事態にその身を硬直させながらも彼の口付けをただ受け入れるだけで抵抗しない。

155 :
そしてフィリオネルの方もこうしてキスをしているからこそ間近にある彼女の目が驚愕に見開かれているのがよくわかったが、彼は心を鬼にして触れ合わされたままの唇を啄んでいく。
仕方がないとはいえこのようなことをしてしまい非常に心苦しかった。
止めてしまえば彼女に望まぬ接吻を強要し続けることもなくなるし、直ぐさま謝ることもできる。
謝ったくらいで許されることではないが、この“悪いこと”を続けるのは彼の正義の道に反している。
これ以上娘のように可愛いシルフィールを、信頼できる友人である彼女を傷つけたくない。
だが現実は非常だ。中途半端に止めてしまえば大使の疑念を晴らすことができないため彼は止めるに止められないのだ。
「ふっ…んうっ……っ」
そうやってフィリオネルの心に罪悪感が蓄積していく一方で、シルフィールは全く違う反応を見せていた。
唇を啄みながら粘膜同士の触れ合いを楽しむかのように行われる口付けに、驚愕に固まっていたシルフィールの身体から力が抜けていく。
暖かな彼の唇が自分の唇を貪る感触が酷く心地いいものに感じ、拒否しようとか逃げようとかいう気にならない。
彼の想いと彼女の想いが逆方向に向かいながらもキスは続く。
そんな口付けが一分と少しに渡って行われた後、フィリオネルはシルフィールの唇を舌でこじ開けた。
「ンンっ!?」
そして彼女の口内へ舌を差し入れるとまずは下の歯茎をなぞり、続けて上の歯茎、口の中全体、最後に彼女の舌に絡ませて慈しむように味わう。
フィリオネルの舌に自らの舌を絡め取られているシルフィールは力の入らない手を動かして、彼が彼女の身体を抱き締めるのと同じように彼の広い背中に腕を回して抱き着いた。
「んっ…あむっ……んちゅ…ちゅっ……ちゅる」
そして彼女自身も自ら唇を押しつけ粘膜の暖かさを求める。
「ンンっ、はむっ、ちゅっ、ちゅぱっ……」
絡み合う舌を伝ってフィリオネルの唾液がシルフィールの口の中へ、シルフィールの唾液がフィリオネルの口の中へ次々と流れ込み、混ざり合っていく。
混ざり合った唾液はそのまま喉の奥へと入っていき、食堂を通って胃の中へ。
互いの身体を優しく抱き締め合い続く、深くそして熱い口付けは始まってから三分……いや五分は続いていただろう。
顔と唇の角度を変えながら幾度も幾度も繰り返される四十がらみのヒゲ面のおっちゃんと、長い黒髪の美人巫女さんの口付けはある種背徳的な光景にも見えた。
当初は呆気にとられてそれを見ていた侍従長(男)がエッチなものさえ感じさせる二人の口付けにゴクンと生唾を飲み込んで見入り始めた頃、一人状況に取り残されていた大使の肩がぷるぷると震えだした。
それを横目でちらりと見たフィリオネルは大使の様子に気付き、シルフィールの唇からゆっくりと離れ解放した。
「んふぅ……」
ゆっくり離れる彼と彼女の唇の間を混ざり合った二人の唾液が伸び、架け橋となって繋いでいる。
粘り気があるため中々切れずに糸を引いて伸び続ける。
シルフィールはその糸の先にある精悍さを持つ顔をジッと見つめていた。
彼女の頬は上気して紅く染まり、目は熱に浮かされ潤みきっている。
名残惜しげに伸びていた唾液は切れてしまったが、二人は互いの背に腕を回して未だ抱き合ったままだ。
(殿下……)
ドキドキと早鐘を打つ心音が耳に聞こえてきそうであった。

156 :

「わっはっは、見せつけてしまったかのうシルフィール殿」
「は…はい……」
小芝居を再開させるフィリオネル。
彼の様子だけを見れば茶番に感じただろう小芝居も、彼の胸に寄りかかったまま抱き着くシルフィールの熱に浮かされた表情を見れば『婚約者同士』というのが本当なのだという十二分の説得力を持たせるものになっていた。
「さて大使殿、今ごらんになられた通りなのだが……これでもまだ納得いきませんかな?」
「い、いえ、た、大変仲がお宜しいようで、言葉もございません……」
「それでは見合いの件、なかったということで宜しいか?」
「は、はい、わかりました……」
(く、くそ、ふざけるな! こ、この私をコケにしやがって!)
だが『婚約者』というのが本当だとわかったところで、納得いかないのが大使だ。
なにせこれで国の乗っ取りが全ておじゃんになってしまったのだから。
(こ、こんな、こんな品位の欠片もないような強烈なヤツに私の計画が……!)
それ故、原因を作った(と勝手に決めつけているだけ)フィリオネルを逆恨みしてしまった大使は、即興で思い付いたことを実行しようと考えた。
「フィリオネル殿下」
「なにかな?」
「実はこの話とは別に内密の御相談がありまして、この後お時間があれば付いてきていただくわけにはいかないでしょうか?」
「ふむ。まあ此度のことは此方に非がある故、都合は付けさせてもらうが」
「では後ほど……くれぐれもお一人で願います」
「うむわかった」
そう言い残して大使が出て行くと同時にフィリオネルはシルフィールの身体を離すととても綺麗な、これぞ完璧なお辞儀というくらいに頭を下げて謝罪した。
「申し訳ないシルフィール殿!事もあろうにおぬしの唇を承諾もなく奪うなどと許されぬ、卑劣な行為をしてしまった!」
とんでもないことをしてしまった。如何様な罰も受けようと捲し立てるように言うフィリオネルにシルフィールは慌てて彼の肩を掴むと、グッと力を入れて押し上げた。
「シルフィール殿…?」
「あ、あの、わたくし本当に気にしていません……お、お役に立てて光栄なくらいですッ、」
にっこりと優しげな笑顔を浮かべるシルフィールの頬は未だ紅くキスされたことを気にしていたが、それは嫌だったからではない。
寧ろとても嬉しかった。未だわからないのだが、フィリオネルになにかをされて嫌な気になることはないのだ。
特に今の口付けは……。
それを彼にわかってもらいたいと必死に言い含める。
「ふ〜む、そうか。しかし詫びを」
「いりません! そんなこと言う殿下はキライです!」
何かある度に詫びだ謝罪だ、そんのものはいらないのだ。
ただ今まで通り側にいてほしいだけなのにわかってくれないフィリオネル。
あーでもないこーでもないと続けるむさいおっさんと美人巫女さんの遣り取りを見ていた侍従長はため息を付きながら――
「痴話げんかはお部屋で願います」
一言呟き応接室で何をやっているんだと二人共叩き出した。

その後、話は平行線をたどったもののフィリオネルの「それでは今度温泉にでも招待しよう」というところで決着した。
その際顔を真っ赤にして「お、温泉… 殿下と温泉…」と恥ずかしそうにしていたのだが、そうかと思えば一転目を細めて
「またお詫びですか?」と迫ったシルフィールが異様に怖く感じたフィリオネルはただ行きたいだけと言って、実際は詫びの部分もあったが誤魔化すのだった。

157 :


シルフィールを家まで送り届けたフィリオネルは、大使との約束通り指定された場所に来ていた。
そこはセイルーン郊外にある人気のない森の中だ。
「お待ちしておりましたよフィリオネル殿下」
鬱蒼と茂る木々の奥から件の大使は姿を見せた。
「そこに居られたか。いや〜このような森の中だと聞いたので場所を間違えたかと思ってしまったわい」
脳天気に笑うフィリオネルに大使は表の顔を捨て、邪悪な笑みを浮かべるとなにやら呪文を唱え始める。
周りの木々がざわめき、地面に魔方陣が描かれていく。
「こ、これはッ!」
「殿下、いやさフィリオネル! 貴様には我が野望の生贄となってもらおう! いでよ我が友レッサーデーモンベルロッグ!!」
大使が叫ぶと魔方陣が一層の輝きを放ち、その中心から頭部に大きな角を二本持った三メートルを超える巨体を誇る悪魔のような獣が姿を現した。
大使にベルロッグと呼ばれたこの巨大な魔物はレッサーデーモンといって、最下級とはいえ本来人間には太刀打ちできない魔族である。
そこそこの実力を持つ魔道士でも苦戦することがあるというのに、碌に魔法も使えない者では話にならない。
「ふはははッ、驚きましたかな?」
「ぬううう〜ッ、このような化け物を呼び出すとは、おぬしなにを考えておる!」
「簡単です。殿下にはここで死んでいただく、それだけですよ」
大使は語る。
曰く今回の見合いはセイルーンと関係を持つためのもの。
「縁談をとりまとめた自分にはセイルーンがバックについている」と言って、自国を裏から支配するつもりであったこと。
それをフィリオネルに邪魔され(思い込んでるだけ)破綻したこと。
ならばと彼を郊外に誘い出し、復讐も兼ねて殺害したのちレッサーデーモンには帰ってもらって「襲われていた王子を助けようと化け物を倒したが手遅れだった」と宣伝することにしたというのだ。
「王子を助けようと果敢に戦った私は英雄となり、地位も名誉も約束される! という寸法です。そういうわけで我が野望の礎となってください」
彼が手を動かすと今まで立っているだけだったレッサーデーモンが動き始めた。
ゆるりゆるりと、フィリオネルの方に歩いてくる。
「恐怖で声も出ませんか?」
わはははと勝ち誇り、微動だにしない彼を嘲笑する大使――だったが。

158 :
「おのれッ! もはや勘弁ならーん!!」
突如声を張り上げるフィリオネル。
「己が贅をつくすという、ただそれだけのために自国の民や王、姫君まで利用し、更には我がセイルーンすらも利用しようとしたあげくに失敗したとなればこのような化け物の力を借りようなどとはッ!
 如何にわしが平和主義者で暴力が嫌いとはいえもはや許せぬッ! 成敗してくれるからそこに直れいッ!」
一気に捲し立て、怒りを露わにした平和主義者フィリオネルは、恐ろしいデーモンに向かって駆け出すと――
「平和主義者クラァァァーッッシュ!!」
と叫んでデーモンの懐に飛び込み、その太くたくましい腕を力の限り振りかぶって強力なパンチを繰り出した。
『ガァァアアッッ!』
そのパンチは少々の打撃など物ともしないはずのレッサーデーモンの骨をまるで陶器のようにたやすく打ち砕いた。
「んなアホなァァァ!」
自分が思い描いた結果とはまるで違う光景に悲鳴を上げる大使。
当たり前だ。どこの世界に武器も装備していない素手でレッサーデーモンの肋骨を砕いたりできる人間がいるというのか?
それは既に人間ではない。
混乱をよそにフィリオネルは助走を付けて跳び蹴りを放つ。
「人畜無害キィィィーック!!」
強烈な蹴りが突き刺さったデーモンの身体が勢いよく後ろに吹っ飛び、斜線上に居た大使の身体に激突。
大使を巻き込みながら背後の大木に激突したデーモンは事切れ、押しつぶされた大使の身体はトマトをつぶしたように赤い物やピンク色の物などをまき散らしてぺしゃんこになっていた。
その様子を目にしたフィリオネルは
「愚かな、悔い改めずに自決するとは……」
などと言い実に残念だと呟くのだった……

159 :


その日の夜。
シルフィールは久しぶりに子供の頃の夢を見ていた。
その夢は彼女が父エルクに怒られ、泣きながら家を飛び出して帰れなくなったときのものだった。
「お父さま〜、お父さま〜、」
ひっくひっくとしゃくり上げながらこの場に居ない父を呼ぶシルフィール。
もう町は夕暮れ時で、あと30分もすれば日が落ち真っ暗になるだろう。
一人取り残される寂しさに涙をこぼして泣き続ける彼女の滲む視界に、大きな手が差し伸べられたのはそのときだった。
「お父さま〜ッ」
父の身体に泣いて抱き着いたシルフィールは、頭を撫でる父の手の温もりに次第に涙が引いていく。
そして父におんぶされて共に家路についた。
オレンジ色の西日の中、ふと気がつけば今まで子供だった自分の身体が大人になっていた。
服も当然子供の頃着ていた可愛らしい物ではなく、薄紫色の法衣と深緑のマント。
そして気付く。父の背中はこんなに大きかっただろうか?
「お父さま…?」
呼びかけるシルフィールの声に振り向いた顔は父ではなかった。
ヒゲを蓄えているところは父と同じなのだが綺麗に整えられた父のヒゲに対して、振り向いた男性のは豪快な伸びっぱなしのヒゲだったのだ。
風貌も優しげな父とは違い、一言で言えば厳つく怖い。
だが、そんな外見にもかかわらずとても暖かな目をしている。
「もうすぐつくからな」
声も酷いだみ声だ。だけどその声がとても優しい。
この人は誰なのだろう?
知らないおじさんだというのに、自分はこの人を好ましく思っている。
さっきまで自分と居た父はどこへ?
シルフィールが西日の差す方向、オレンジ色の光を振り返ると――――そこに父は立っていた。
父は此方を見て微笑みながら手を振っている。
彼女が手を振り替えすと父は一層笑みを深めて自分たちを見送っている。
自分と、自分をおぶっているおじさんを。

160 :
「おじさま」
「んっ?」
「おじさまはお父さまですか?」
変なことを聞いている。自分でもそう思う。
だが父のようでいて、それでいて父とは違う暖かさを持ったこのおじさんのことをどうしても知りたかった。
「わはは、わしにはもう二人の娘がおる。だが、お嬢ちゃんが望むのなら父になってもかまわんぞ?」
そう言って笑うおじさんの言葉はとても嬉しく思えたし、魅力的にも感じた。
だが――
その魅力的な言葉に返事をすることはなかった。
自分の父は、あのオレンジ色の暖かな光の中にいる父だけ。
その代わりは誰にもできないし、求めてはいけない。
その代わりに別の質問をしてみた。
「おじさんにはお嫁さん……いますか?」
「居る……というよりも居った。今はもうゆっくり眠っておるよ……」
おじさんはそう言って少し寂しげに微笑んだけど、やはり優しく温かい。
昔は居たけど今はもう居ないというおじさんに、彼女は思い切って聞いてみた。
「それじゃ……わたしがお嫁さんになってもいいですか?」
するとおじさんは先ほどとは違って明るく豪快に笑う。
彼女はこの笑い方のほうが好きだ。
「おぬしがか? わはは、これはよい! ずいぶん小さくかわいらしいお嫁さんじゃわい!」
小さいと言われてムッとする。自分は大人になったはずなのにと。
だが、この人の前では小さいのかも知れない。
ドワーフをそのまま大きくしたようながっしりした体格に、倍以上も年が離れているこの人にとっては。
「すまんすまん、おぬしは立派な“れでぃ”だ」
「なんだかバカにされてるような気がします」
「そうかの?ならばお詫びに」
「お詫びなんかいりません!」
したことなんてないはずなのに、つい最近したかのような話を変だな?と思ったシルフィールがもう一度後ろを振り返ったとき、そこに父の姿はなかった。

161 :
翌日、なにか大切な夢を見たはずだというのにすっかり忘れてしまったシルフィールが町を歩いていると、最近仲良くなったヒゲ面で大柄のおっちゃんが酒場の前で女性に話しかけられているのを目にした。
「寄ってってくださいよ〜」
「いかんいかん。昼間から酒を飲むのはわしの正義に反する」
「そんなこと仰らずに〜」
客引きの女性は彼の腕に自分の腕を絡めて引っ張っていこうとしている。
相手が女性であるというのもあって無理に引きはがせないでいる彼の姿は、シルフィールの目から、いや離れた位置にいる者の目からは「入ろうか? どうしようか?」と迷っているようにも見えた。
それも女性に手を引かれてデレッとしながら。尤もこれは彼女の思い込みなのだが。
「……」
それを見ていたシルフィールは意識してなのかどうか、早歩きでおっちゃんに近づくと――
「なにしてるんですか!?」
と客引きの女性から強引に引っぺがして彼の手を取って引きずっていった。
「シルフィール殿、今日は別に用はないのでは……」
「なんですかッ!?」
「い、いや、なんでもないぞ……」
約束はしていないというのに強制的に引っ張っていく彼女の妙な迫力に押されて黙って従うおっちゃんだったが、何故自分に対し怒っているのかわからないため、
宥めようとしてまた怒らせるという悪循環に陥った散々な一日だった。

162 : 終わり
>>146
フィルさんに父を感じつつ、一方で異性としての好意もってとこかな?
書けたら次あたりに一線を越えてみたいが難しい

163 : 危険物投下乙乙www
これは楽しいなおいw

164 : 意外な組み合わせで面白かった
続編も期待!

165 : >>162
GJ!
美女と野獣面白かった
フィルさんがかっこよく見えてきたw

166 : 夏。
暑い。
即ち、タンクトップ。
タンクトップで相棒を悩殺しあう、ガウリイ&リナを受信した。

>>162
GJ!

167 : >>166
「おーい、リナ入るぞー」
うだる暑さの日、隣の部屋のドアを叩いた
「開いてるわよー」
「お?涼しいなこの部屋」
「弱冷気の呪文かけてるから。でもあっついわよ」
こちらに足を向けてベッドに寝転がったまま、読んでいる魔道書から目を離さずんいリナは答えた
ってオイ。その格好は反則だろーーーーー!
オレは心の内で叫んだ。口に出したら間違いなく炎天下の中へ吹っ飛ばされる
リナの服装はいつもの魔道士姿ではなく、上はノースリーブ、下はホットパンツ
いつもは隠されている細い手足が無防備に曝け出されている
そんな格好で鍵もかけずに。自覚あるのか?こいつは
あー脚をパタパタするな。押え付けたくなるじゃないか
「ガウリイ?」
不思議そうに振り返ったリナの声にはっとして平静を装う。あぶねー、あぶねー
「あーでもオレの部屋よりは全然涼しいぞ」
「そーお?」
また視線が本に戻ってしまった。ちょっと面白くないので腹いせに珍しいリナの姿を堪能しようと決めた
リナの足元、ベッドサイドに腰掛けると間近にホットパンツから伸びる細く白い脚
ノースリーブの脇からは、胸元がのぞいている
いや、胸元どころか胸の先までチラチラと見えている
「これはヤバイだろーー」
「ん?」
きょとんと見上げるリナ。やっぱりわかってないな。盗賊いぢめといい、ったく……
「あのな」
「なによ?」
「お前無防備過ぎるぞ。この辺とか、この辺とか」
言って脇の隙間から胸を、もう片方の手で太ももを撫でてやった
「あんっ!ちょっ、ガウリイ!このすけべくらげ!」
リナは顔を赤くしてバタバタ暴れるが、たいしたことではない
あー胸も脚も触り心地最高だ
柔らかい胸とすべすべの脚を堪能してるうちにリナが大人しくなっていた
大人しいというよりこれは
「……がうりぃ」
潤んだ目で乞われてホットパンツの隙間から指を潜り込ませるとそこはかなり濡れていた
「んあっ」
指を動かしてやると気持ち良さそうに身体を捩る
オレは指を引き抜くとホットパンツを引き下ろし、後ろから一気に突っ込んだ
涼しかった部屋の中、二人汗を滴らせ激しく肌をぶつけ合う
着たままのノースリーブも汗で肌に張り付いていた
その内側で触っている胸や肌にも汗が常に這い伝っていき、その跡を指でなぞると小さい身体が撥ねた
リナの中に捻じ込む度に声が煽り立てる
「あっ、あっ、がう、り、イッちゃう、イッちゃうよぅ、あ、ああっ」
その声に応えて一層腰の動きを激しくし胸とクリを責めると腕の中で身体が震え強く締め付けてきた中へと吐精した
「もうっ……せっかく涼しかったのに」
呪文をかけ直し、再び涼しくなった部屋でリナが怒った口調で言う
顔はかなり赤いからホントに怒ってるのではなさそうだ
「でも汗をかくのも気持ちいいもんだろ?」
オレはそう言ってリナの機嫌を直すため、階下に冷たいジュースをもらいに行った
おしまい

168 : >>166
すまん!「悩殺しあう」のは受信できなかったーーー
汗をかいたあとは水分をしっかりとりませう

169 : >>168
タンクトップリナGJ!

170 : GJ!GJ!
うおぉー!たくさんの投稿嬉しすぎるww
ゼルアメ、ゼロフィリも読みたいわぁ

171 : ゼルアメいいね!
スレイヤーズで一番好きなCPだわ
夏は海水浴や、ホタル観察会、花火に祭り、突然の通り雨などネタになりそうなイベントが盛りだくさんだね!

172 : 「アメリア」
「ゼルガディスさんっ!?セイルーンに来てたんですか?」
「ああ、ついさっきな。聞いてくれ。岩肌問題が解決したんだ」
「ええっ!?本当ですか!!おめでとうございますっ!
……言われてみればどことなく質感が違うような」
「実はシメサバと合成したんだ」
「し、シメサバ、ですか?」
「ああ。引いてダメなら足してみろっていうわけでな。試してみるか?」
「…はい!」
◇◇◇◇◇◇
「あっ、あんっ、あんっ、ゼルガディスさんっ、い、い…すごくきゅんきゅんしますぅ」
「アメリアっ…」
「ああああっ!旨味が広がりますぅぅぅ」

という夢を見たのは視察で海沿いの街を訪れた時のこと
「またもうすぐ会えますよね?」
予感めいた想いを胸にわたしはきらめく海に向かって呟いた

173 : シメサバ…
チョイスが渋いですね
酢が効いてます

174 : シメサバはドラマCDの夢オチネタですな。
ついでにオットセイとか種馬とか触手とかも足しちゃえ。

175 : シメサバ...
ウロコをどう始末したのかが気になるw

176 : 息抜きの小ネタ
ただし! 危険物指定なのでよろしく。
子ネタ 海の美女と『おうぢさま』


177 :
どこまでも広がる大海原。その蒼い世界を見渡せる砂浜に一人の女性がたたずんでいた。
流れるような漆黒の長い髪をした華奢な女性は、ひと目で高級素材とわかる蒼いドレスと、装飾品の数々をその身に纏っている。
見た目淑やかさとか静謐さを感じさせる美しい容貌と佇まいは、何処かの国の姫、または貴族の令嬢といったところか? 
本格的な夏が訪れる前であるせいか浜辺には人っ子一人いないが、もし海水浴客で埋め尽くされる時期ならば、ナンパな男たちが取り合いを始めていることだろう。
「いい風ですわぁ〜」
のんびりと、そして丁寧な口調でそう呟いた女性の髪が海から吹き付けてくる風に煽られ宙を流れるように靡く。
「永い時の中、たまにはこうして何も考えずに海を眺めるというのもいいですわね」
どう見ても二十歳ほどにしかみえない女性が口にする台詞ではないが、連れ合いが居るわけではないため突っ込まれることもない。
本来ならばこの女性、こんなところでのんびりしていられるような立場ではないのだが、ここ最近色々とありすぎて暫くはすることがないのだ。
故に散歩だの行楽だの、普段しないことをしているのである。
ただ、こんな王侯貴族が着るような豪華なドレスを纏って、砂浜に立つ姿は異常なくらいに目立つ。
本人はいつもの服装であるせいか気にしていないようだが、ある職業に就いている者にとっては極上のカモ。
今の時代、そんな輩はどこにでも現れる。
そして此処にも三人、その職業に就いている者達が――
「姉ちゃん」
後ろから聞こえた声に思わず振り向く女性。
その目に薄汚れた皮製の胸当てや、所々やぶれた服を着た巨漢の男とひょろっとした男、背の低い男の三人組が映る。
「?」
彼女はキョロキョロと周りを見渡した後、首をかしげて彼らに背を向け、再び海から来る風と雄大な蒼い景色を楽しみだした。
「コラ姉ちゃんッ!無視すんじゃねぇ!!」
当然そんなことをされたら誰でも怒る。
それがこういう職業の人達なら尚のこと。
尤も、彼女は態と無視したわけではない。

178 :
「あら? わたくしに声を掛けておられましたの?」
「他に誰が居るんだよ!?」
「いえ、独り言かと思いましたので」
そう、別に無視したわけではない。自分に声を掛けられたと思わなかっただけなのだ。
こういった輩に知り合いなど居ないし、関わり合いになること自体ないのだから。
つまり一切悪気はないのである。
しかし、彼女に悪気はなくても男達がどう受け取るかは別。
「ふざけんじゃねえぞッ! 何所の国の王女様かお貴族様か知らねえが、見下しやがってッ!」
「見下す? わたくし、見下してなどおりませんわ」
見下すもなにも、足下に石ころが落ちていてそれを気にする者などいないだろう?
彼女からすればこの男達などその程度の存在でしかない。
「んなことどうでもいいんだよ! 有り金全部出せ……で済ませてやろうと思ったがその態度が気にいらねえ。幸い姉ちゃんは美人だし、俺様の慰み物にしてやらあ」
確かに彼女は美人だ。それも極上の美人。
慰み物にしたあとに人買いにでも売ればさぞや高く買い取ってくれることだろう。
貴族だろうが王女だろうが金になればそれでいいと考える彼らは、その場から動かない彼女ににじり寄っていく。
ここまでくれば自分がどうなるか? どういう目に遭い、どのような運命が待っているかわかるもの。
それなのに彼女の表情は変わらない。
にこにこと温かい微笑みを崩さない。
しかし最悪の結果へ突き進むだけだというのに変わりなく、間もなく陵辱の限りを尽くされることになる。
彼女はそれをよくわかっている。
わかっているからこそ笑うのだ。
絶望に落ちるその過程。それを楽しもうとしているのだ。
無論、気が触れたわけではない……
そして男達に取り囲まれ、彼女の微笑みが一層深まったとき――――救世主は訪れた。

179 :
「待て待て待てぇぇぇいッッ!!」
突如響き渡る雷のような大声。
彼女を取り囲む男達の凄む声とは比べものにならない大きさだ。
「一人のか弱き女性を男三人で取り囲み、非道な行いと共に汚そうとする傍若無人なその振る舞い、断じて見過ごすわけにはゆかぬ!!」 
女性を含むその場の四人が声のする方へと振り向くと、大きな岩の上にたくましい肉体を持った大柄の男が一人腕を組んで立っていた。
蒼いマントに全身黒タイツ。胸には赤いXの文字と、どこぞのヒーローオタクのような格好をした男が。
「な、なんだテメエはッ!?」
「仮に謎のヒーローXとでも名乗っておこう……。即刻ご婦人を解放するならばよし。そうでなければ天に変わって成敗してくれる!!」
謎のヒーローXと名乗った男は一人。此方は三人。
「フザケンナやっちまえぇぇぇッ!」
負けるわけがないと判断した男達は、いいところを邪魔された怒りもあって力任せに飛びかかっていった。
「正義の光あるところ、悪が栄えることはなぁぁぁいッッ!!」
男達が飛びかかるのと同時に自身も岩から飛び降りると、身体ごとぶつかっていくヒーローX。
「明日の平和のために受けよ、平和主義者クラッシュロイヤルスペシャルサンダーッッ!!」
訳の分からない必殺技の名前を叫びながら巨漢の男に繰り出されたXの強烈なラリアット。
まともに食らった相手は軽々と吹っ飛んで頭から岩に激突。動かなくなった。
Xは残る二人の間を素早くすり抜けると、口を開けてポカンと立ち尽くす女性を横抱きにして抱え上げる。
「へ!? な、なんですのッ!?」
「暫し御容赦願いたい」
抱き上げられて混乱する女性に一言断りを入れたXは、脚に力を入れて天高く飛び上がる。
「とうッ!」
「きゃあああッッ」
訳が分からないままお姫様だっこされた女性は空中で悲鳴を上げる。
別に高いから怖いとかではない。これが何百何千メートルの高さであっても恐怖など感じないのだから。
ただ、経験したことのない状況に、ある意味酔わされていたのだ。
そしてXの身体が跳躍の頂点にたどり着き、自由落下を始めたところで次なる必殺技を繰り出すべく両足を突き出し叫んだ。
「受けよ! みんな友達キック&キィィィィッック!!」
両足を交互に突き出し、起用としか言えない蹴りを残った二人に叩き込んだ彼はそのまま着地。
そして立ち上がると同時に一言――
「これぞ平和の真髄!!」
すると蹴りを叩き込まれて微動だにせず立っていた男二人がその場に崩れ落ちた……。

180 :
悪を成敗したXは抱いていた女性を下ろすと何も言わずに背を向け、歩み始めた。
ヒーローは多くを語らない。その背中が物語っている。
「お待ちください…」
そんな彼を呼び止める女性。
彼女の胸は今、経験したことがないこの出来事にときめいていた。
「せめて、せめてお名前を」
彼はXとしか名乗っていない。
もちろん彼女が“本気”で調べればすぐにも正体が判明するであろう。
が、それでは意味がないし、そんなことはしたくなかった。
「故あって本名は名乗れぬがフィル……親しき者はそう呼んでいる」
言いながら彼は口元を隠していたマスクを下げ、素顔を露わにした。
「フィル…さま……」
彼の名を聞いた彼女は数度その名を呟く。
「また、お会いできるでしょうか?」
「わからぬ。わからぬが……また、此処を訪れることもあるであろう」
「では、そのとき……わたくしと…その……」
恥ずかしいのか指の先を合わせてもじもじする彼女にフッと笑いかけた彼は
「うむ。では次にお会いするとき、貴殿をエスコートさせていただこう」
それだけ言って今度こそ振り返ることなく歩み始めた。
彼の微笑みにときめく胸を押さえて返事ができないでいた彼女は、未だ自らの名を告げていなかったことを思い出して去り行く背中に想いを込めて叫んだ。
「フィルさま! わたくしはッ、わたくしの名はダルフィンッ!! 忘れないでくださいましねッッ!!」
彼女、ダルフィンの目にはもはやフィルの姿しか映っていない。
周りで気絶している職業野盗の男達など石ころどころか、存在すら見失われているほどだ。
それがどれほど幸運なことか気付かないだろう男達は、目を覚ましていたらこれ幸いにと再び襲いかかっていただろう。
無論彼女、ダルフィンに……
おそらく一生分の運を使い果たしただろう彼らを余所に、胸の前で手を組み合わせたダルフィンは去り行くフィルの背中を見送っていた……。
「フィルさま……」

181 :
世界の何処かにある某所。

「恋ですわ! わたくし恋をしてしまいましたの!!」
白いドレスを着た金髪の女性は訪れていた同僚の話にうんざりしていた。
何せ来るなり「一目惚れをした」だの「素敵な殿方に出会いましたの」などと、聞きたくもない話をされるのだから。
誰かに助けられる必要など微塵もない強大な力を持つ同僚は、生まれて初めて助けられたことで恋をしてしまったらしいのだ。
「昔から変わったところがあるのは知っていたが、本当に変わっていたのだな。大丈夫なのか?」
「心配無用、痛くもかゆくもありませんわ。わたくし悟りましたの。愛は存在を越えてしまうものなのだと!」
愛というのは自分たちと相容れぬ感情。
といいつつ、過去に例がないとは言えないため「そういうこともある」と認識していたが、まさか自分と同格の存在が誰かに恋をするなど考えてもみなかった。
だが、それ以上に変わっていると思ったのは美的センス。
素敵だ格好いいだと騒ぐ同僚にどういう人物か聞いてみて呆れた。
大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格。
ヒゲ面で四十は越えているだろうヒーローオタクの男だというのだから。
「ま、まさか、いえ……そんなはずは……」
真っ赤になった両頬を押さえて「やんやん」と言いながら頭を左右に振る同僚を気持ち悪いと思っていた彼女は、同僚の話を聞いていつもの張り付いたような笑顔を引きつらせている直属の部下に目を向けた。
「知っているのか?」
「い、いえ、この目で見たわけではないのでなんとも、」
「そうか」
「フィルさまとデート……」
煮え切らない返事をする部下に、彼女はとりあえず鬱陶しい色惚けの同僚を叩き出すよう命令するのだった。
「僕がディープシー様を? 無理ですよォォォォーーッッ!!!」

182 : 感想ありがと!
一応フィルシルとフィルダルは繋がってないということで
繋がってたらこんな感じ
「ひ、ひるふぃーるほの、頬がいひゃいのらが、なぜに…」
「なんだかイライラします…」
シルフィールは帰ってきたフィリオネルの頬を引っ張ってしまう
何故かイライラするのだ。
げに恐ろしきは女の感であった……

183 : なんという危険物…www
今まで想像もしたことないわwwもっとやれw

184 : まさかエロパロスレでフィルさんのロマンスをこんなに拝めるとはwww
楽しすぎるわ

185 : それもロマンスの相手がシルフィールに海王様ってww
この先どうなるのか想像できん
とくに海王様はwww

186 : ランツと誰かの話がひとつくらいあってもよさそうだと思ったがないなw
女好きだから誰とでもいけそう
リナ、エリス、シルフィール

187 : >>186
ナーガを忘れてる。

188 : >>187
ナーガあるならルナもいけるな
ふらりと立ち寄ったリアランサーで一目ぼれ。つきまとうランツ
リナが帰ってくるとスポットと仲良く犬小屋に
・・あれ?

189 : フィルさんと嫁(ナーガの格好)の話とかも気になる

190 : 美女と『おうぢさま』3と4話投下
これは王子様ではありません『おうぢさま』です
おうぢさまことフィリオネル×シルフィール、フィルシルという危険物なので避ける人は避けてね。

191 :
美女と『おうぢさま』3

「ええっとだな……これと、これをもらえるか?」
「まいどあり〜!」
此処セイルーン・シティの大通りは、いつものように大勢の人で溢れかえり、大いに賑わいを見せていた。
流石は世界でも指折りの大都市、たまに事件が起こったりする物の治安は非常に良く、観光客も安心して過ごせる街である。
その人混みの中、とある雑貨店にて一人の男性がせっせと買い物をしていた。
この人物、暑っくるしーくらいの大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格と蓄えられた口髭が相まって、一見するとその筋の者にしか見えないが、何を隠そうこのセイルーンの王子様なのだ。
といっても、素性を知る者=セイルーンの国民や友人などを除けば、誰もが皆信じないであろう。それくらい世間一般の『王子様』像からかけ離れた外見をしている。
そんな王子ことフィリオネルが平日の昼間に買い物をしているのは、昨日と今日、二日掛けてやる書類仕事を今日の午前中に終わらせてしまったからだ。
他の仕事はないかと聞いても「とくにありませんのでお休みください」と言われ、手持ち無沙汰になった彼は街を散策しようと護衛も付けずに出てきたのである。
尤も彼の場合護衛を付ける必要性など皆無なのだが……。
「おっと忘れてた。殿下殿下、これサービスです」
「ん? これは……福引き券か?」
「ええ、そこの角でやってます。良ければやってみてくださいよ」
「これはかたじけない。しかし、わしはこの手の物はあまり当たったことがないからなぁ〜」
もらった福引き券は一回分。
元より簡単には当たらないのが福引きである。
一発勝負では絶望的だ。
「そうそう当てられたら商売上がったりですからね〜」
「それもそうか」
暫しの談笑を終えたフィリオネルは福引き券片手に露店立ち並ぶ通りの角まで行くと、それを係の者に手渡した。
「これはこれはフィリオネル殿下。ようこそお越しくださいました」
「お越しくださったので、是非とも当たらせてほしいんじゃがなぁ〜」
「それをやったらイカサマですよ」
「むむっ、それはイカンな。自ら悪の道に進んでしまうところであったわ」
冗談とも半分本気ともとれる台詞を吐いたフィリオネルは、早速回転式抽選器の取っ手を握るとまずは逆方向に回して内部の玉を混ぜ、次いで反対に回して玉を吐き出させようとしたが、
あまりに勢いよく回転させたため出る寸前で玉が内部に戻ってしまうというアクシデントが起きた。
「ち、ちょっと殿下、壊れちゃいますよ、」
「おお、すまんすまん。つい力が入ってしまってな」
ただ、係の者からは見えなかったようだが、一瞬出かけた玉の色は白――ハズレの色だったのだ。
フィリオネルには持ち前の動体視力で見えていたため、内心ホッとしているのだが、これは明らかにズルと言えるだろう。
本来一回分だというのに、二回回すのと同じなのだから。
しかし彼は(出かけて引っ込むとはまた変わった作りをしておるのだな)などと、自分に都合のいいように受け取った。
いつものことながらイイ性格をしている。
「よし今度こそっ!」
今度は先ほどと違ってゆっくり回す。
ガラガラと玉の混ざる音が聞こえ、穴から顔を覘かせトレイに落ちたのは――銀色に光り輝く玉。
明らかに当たりを示す色である。派手さがないぶん一等でないのはわかったが、上位等級であるのは間違いない。
「銀色……おめでとうございます殿下! 二等賞――ミプロス島ペア温泉優待券ですっ!!」
ちなみに一等は数々の勇者や大魔道士を輩出することで有名な、ゼフィーリア王国一周の旅という物だった。


192 :
「ミプロス島といえば、世界温泉ガイドブックで紹介されている温泉の中でも五指に入るほど有名な温泉地ですぞ」
「ほう、名前は知っておったがそれほどに有名なのかぁ」
王宮に戻ったフィリオネルが福引きで当てた優待券のことを話したところ、世界各地の温泉に詳しいという侍従長が事細かに教えてくれた。
なんでも世界温泉ガイドブック五つ星の中の五つ星 全温泉ファンあこがれの的らしく、マニアの間ではチケットが高値で取引されているほどなのだという。
「それにペアならば丁度宜しいではないですか。確かシルフィール殿でしたかな? 殿下の御婚約者の……あの方をお誘いしては?」
ペアチケットならばシルフィールを誘ってみてはどうかと提案する侍従長。
真相は知っているというのに、ご丁寧にも婚約者などと付け足して。
これにはさしものフィリオネルも慌てて否定した。
「違う違うシルフィール殿は親しい友人だっ! というよりもおぬしあの場に居ったのだから知っておるだろうに……」
「無論冗談でございますよ」
「あまりたちの悪い冗談を言わんでくれい……。事情を知らぬ者が聞いて居ったらまたシルフィール殿に迷惑がかかってしまうではないか」
これ以上彼女に迷惑を掛けてしまったら顔を合わせられなくなると言うフィリオネルだが、侍従長は「大丈夫でしょう」と他人事のように返答している。
だが彼は大丈夫とは考えない。若く見目麗しい嫁入り前の娘と、自分のようなさえない(本気でさえないと思ってる)中年男が妙な噂を立てられれば、彼女にとって迷惑以外の何物でもないだろう。
まあこれはフィリオネルがそう思い込んでいるだけで、当のシルフィールが迷惑だと思うかはまた別である。
侍従長は第三者の視点から二人の関係を見た上でこう述べたのだが、どうやら伝わらない様子だった。
「まあ、いずれにせよこの間の見合い騒ぎで世話になっておるから、礼も兼ねて温泉にでもと誘ってはいたが……」
「決定ですな。では有休の手配をしなければならないのでクリストファ殿下にもお伝えしておきましょう」
クリストファというのはセイルーン王国第二王位継承者であり、スマートな美形中年とフィル王子とは似ても似つかない容姿を持っているが、正真正銘血の繋がった弟である。
フィリオネルがお忍びの旅などで不在の際に、彼に代わってセイルーンの政治行政を動かしているのがそのクリストファ王子なのだ。
「頼む。わしの方もシルフィール殿に伝えてくるとしよう」

193 :


フィリオネルは早速王宮のすぐ近くにあるシルフィールの家――正確には彼女の叔父グレイの家を訪ねた。
城壁を隔ててすぐの場所に立っているため、ある意味彼とシルフィールはお隣さんでもある。
彼は家の門をくぐり玄関前までくると、狼の頭をかたどったドア・ノッカーを数度打ち鳴らした。
「は〜い」
中から聞こえたソプラノボイスと共に開かれた扉から顔を覗かせたのは、薄紫色の法衣と深緑のマントを身にまとった、膝裏にかかるくらいのストレートの長い黒髪が印象的な少女。
言わずと知れたシルフィールだ。
「あっ、で、殿下!」
シルフィールは訊ねてきた客がフィリオネルだとわかると、一瞬上擦った声になる。
といってもそれはセイルーンの王子というやんごとない身分の方が訪れたからという物ではなく、親しい友人、または想い人に会えて嬉しいという感じの物だが。
どちらかと言えば前者よりも後者的な感じがする声の響きだ。
「ど、どうぞお上がりください」
「うむ。では失礼する」
「来た以上上がっていくよね?」とでも聞こえてきそうな弾んだ声で招き入れるシルフィールに、フィリオネルも「当然」とばかりにお邪魔した。

「さあどうぞ。座ってください」
「おお、これはすまぬ」
客間に通されたフィリオネルにお茶を差し出したシルフィールは、もはや定位置と言ってもいい彼の隣に座った。
「ところでシルフィール殿、グレイは?」
「おじさんは今往診に行っています。多分すぐに帰ってくるとは思いますけど……おじさんに御用ですか?」
シルフィールの叔父グレイは神官と魔法医の兼業をしているため、時折患者さんの家に往診に出かけることがある。
グレイとフィリオネルは昔からの友人であるため、彼女は叔父に用事があるのかと思ったのだ。
無論、今日用事があるのはシルフィールにだが。
「ん? いや、用事はシルフィール殿にだが」
なんですか?という彼女にフィリオネルはミプロス島の温泉優待券を差し出した。

194 :
「ど、どうされたのですかこのチケット!?」
それを見たシルフィールが驚きの声を上げる。どうやら彼女もミプロス島の温泉チケットがレア中のレアだというのを知っていたようだ。
ならば話は早いと経緯を説明する。
「実はな、今日大通りで買い物をしておったら福引き券をもらって挑戦してみたのだが……結果これが当たったというわけなのだ。いや〜運がよかったわい」
「そ、そうだったんですか」
「この間シルフィール殿と温泉に行こうと話しておっただろう? それで誘いに来たという訳だがどうかと思「行きますっ!」おおうっ!?」
話を遮る形で返事をしたシルフィールは、目を輝かせて彼の方に身を乗り出す。
滅多に手に入らないミプロス島の温泉チケット。それが目の前にあって、それも彼女にとって気になる人からの誘いなのだから興奮するのもムリはない。
それにより隣り合って座っているため、ただでさえ近かった二人の身体が更に近くなったのもまた当然と言えた。
「あっ……」
「むう……」
温泉に誘われたことが嬉しかったからか、勢いのまま彼に迫るような感じになってしまったシルフィールはふと我に返ったが、時既に遅し。
目と鼻の先、唇が触れそうなほどに二人の距離は近くなっていた。
片やフィリオネルも物理的距離が限りなくゼロになってしまったため、思わず身体を硬直させてしまい、言葉も出せなくなってしまう。
これが今まで何もなければ「わっはっは、ここまで喜んでもらえるとは誘ったかいがあったというものだわい」などと笑い飛ばせていただろう。
だが、この距離感で思い出したのは、あの芝居の時の熱い口付け。
シルフィールも同じく舌を絡ませ合い行われた、深く熱いキスの味を思い出し、固まってしまった。
「……」
「……」
見つめ合う二人の顔がゆっくりと近づいていく。
フィリオネルも、またシルフィールも、共に意識した物ではない。
それが証拠に口付けを交わしたことを思い出した後は何も考えていなかった。ダメだとか、こんなことをしてはいけないとか、恥ずかしいとか。
ただ身体が勝手に引き合っていくのだ。
まるで引力があるかのように。
分かたれた物が元の形に戻ろうとするかのように。
10センチほどあった唇の距離が徐々に徐々に狭まっていく。
9センチ、8センチ、7センチ……
シルフィールの紅色に染まった頬と潤んだ瞳が。
豪快なヒゲを蓄えたフィリオネルの顔が。
瞳の中に映る互いの顔がゆっくりと近づいていく。
やがてそれが1センチとなり、あと一秒もしない間に重なろうかというそのとき――
「ただいま〜」
シルフィールの叔父グレイが往診を終えて帰ってきた……

195 :
「おお、これは殿下。お見えになられていたのですか」
「う、うむ、まあ…な……」
歯切れの悪いフィリオネル。
グレイの帰宅の声と同時に我に返ったフィリオネルとシルフィールは、電光石火の勢いで身体を離して居住まいを整えていたため、結果的に気付かれることはなかった物の、気まずくなってしまった。
何故自分たちはあのようなことをしてしまったのか?
グレイが帰ってこなければ、あのまま唇を重ねてしまっていたのだろうか?
そんなことばかり思い浮かんで、互いの顔をチラチラ見ては視線を逸らすという行為を繰り返していた。
ただそこはそれ。持ち前の明るさと勢いに任せて再び話し始めたフィリオネルは、グレイも交えてシルフィールを誘いに来たことを伝える。
「というわけなのだ」
「殿下は働き過ぎですからね。丁度いい機会です、ゆっくりと英気を養ってきてください。それとシルフィールのこと宜しくお願いします。シルフィール、くれぐれも失礼のないようにな」
「も、もうっ! 子供ではないのですからわかっています!」
「そうじゃそうじゃ、シルフィール殿は立派な“れでぃ”であるからなぁ」
「殿下も何か発音がおかしくて不愉快ですっ!」
フィリオネルのおかげで話を上手く進めることが出来たため、気まずくなっていたシルフィールも次第に笑顔を取り戻し、終始穏やかに談笑を続けることが出来た。
ただ、今度は子供扱いされて別の意味でもやもやしてしまったのだが……。



「むっ? いかん、すっかり話し込んでしまったわい」
楽しければ話は続き、楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
外はすっかり日が落ちて、空には月が昇っていた。
「さて、わしはそろそろお暇させてもらうとしよう」
「もう帰るんですか?」
少し寂しげに言うシルフィールだったが、さすがにこれ以上長居するわけにもいかないだろう。
それに帰って旅の準備もしなくてはいけないし、クリストファにも挨拶をしておかなければならない。
「シルフィール殿も準備があるだろう?」
「はい……」
わかってはいてももう少し一緒にいたいと思うシルフィール。
そんな彼女の頭にぽんっと大きな手が乗せられた。
大きくて温かいフィリオネルの手がシルフィールの頭を撫でる。
「んっ……」
頭や髪を撫でられる感触が酷く心地いい。
もう少しこの感触を楽しみたいと思うシルフィール。
しかし、これでは我が儘を言う子供を言い聞かせる父と娘の構図だ。

196 :
「や、やめてくださいっ、わたくしは子供じゃないんですからっ!」
「わははは、すまぬ、つい…な」
あの感触をただ受け入れるだけでは本当に子供扱いされ続けそうで嫌だった。
彼女は思う。子供ではなく大人として接してほしいと。
そもそも、もうすぐ二十歳になる彼女はもう立派な大人なのだから。
倍以上も年が離れているせいか、どこか子供のような扱いをされているようで気になってしまうのだ。
実際のところフィリオネルにそんなつもりはないのだが、ここしばらくの交流においてシルフィールの中に芽生えた小さな灯火。
自分自身でも気付かない淡い想いがそれを許さなかった。
「殿下――」
呼びかけられたフィリオネルの一瞬の隙を突いたシルフィールはつま先立ちになると――
「んうっ!?」
蓄えられたヒゲの下にある彼の唇を強引に塞いだ……。
温かく濡れた唇の感触を共有したのは僅か一秒にも満たない瞬きほどの一瞬であったが、それをした側された側、双方に無限の時間を思わせた。
しかし一瞬は一瞬。
すぐに離れ唇を押さえたシルフィールはいたずらが成功したように微笑むと。
「わたくしを子供扱いした罰ですっ」
そう言い放って自分の部屋へと逃げていった……

一部始終を見ていたグレイとその妻マリアは目を丸く見開いて互いを見た後、もう一人の当事者たるフィリオネルに向き直る。
だが「むう、これはシルフィール殿に一杯食わされてしまったな」と言い、がっはっはと豪快に笑う彼を見て、「そ、そのようですね、」と答えるのが精一杯。
そして「これはシルフィールと殿下、二人の間のことだ」として口を挟むことはせずに、生温かい目で見守るのだった。
一方、何食わぬ顔で平然としていたフィリオネルはというと――(う、う〜む、年甲斐もなくドキッとしてしまった……)などと、意外に動揺していたのだが気丈に振る舞い、帰宅の途についた。

197 : 続けて第4話

198 :
美女と『おうぢさま』4

「ミプロス島行きの船が出るぞォ〜っ!」
とある国の港町。
此処からはあらゆる国、街、地域へと渡る船が数多く出ている。
同時にそれらの地域から入ってくる船も。
そうなると必然的に人の出入りが激しくなる物で、ただの港町であるというのにもかかわらず、大きな国の首都と変わらないくらい活気があった。
「早く早く、ミプロス島行きの船が出ちゃいます!」
そんな中を薄紫色の法衣と深緑のマントを身にまとった、神官、巫女さんといった出で立ちの長い黒髪の美少女が、ヒゲ面で四十は越えているだろう暑苦しい大柄のおっちゃんの手を引っ張っていた。
美少女の名はシルフィール=ネルス=ラーダ。見掛けの通り巫女さんである。
「シ、シルフィール殿、そんな急がんでも間に合うじゃろう、」
彼女に腕を引っ張られているおっちゃんは、その体格が災いして進みにくそうに人混みをかき分けている。
この、男なら思わず振り返る美人巫女さんシルフィールと比較すると、全くの正反対に位置した人相の悪い、野盗の親分みたいな風貌のおっちゃん、名をフィリオネル。
とてもそうには見えないが、これでも聖王国セイルーンの王子様なのだ。
尤も、四十がらみのヒゲ面で、ドワーフをそのまま大きく引き延ばしたようながっちりした体格と、人相の悪さから『親分』と呼んだ方がしっくりくるくらいだが。
彼はこう見えて大の暴力嫌いで自他共に認める平和主義者でもあったりする。
まあ平和主義と言いつつ悪党には鉄拳制裁も侍さない辺り、口の悪い友人たちは『最凶の平和主義者』などと呼んでもいるが……
とにかく、絶対にあり得ないだろうこの超アンバランスな組み合わせの二人が急いでいるのは、ミプロス島行きの船に乗るためだ。
何のために?それは簡単。ミプロス島に行くということは当然温泉に行くため。
世界温泉ガイドブック五つ星の中の五つ星。世界中の温泉ファンあこがれの的。
そんな有名温泉地のペアチケットを商店街の福引きで当てたフィリオネルが、最近仲良くなった、また世話を掛けているシルフィールを誘って計画した温泉旅行がここにいる理由である。
「乗ります、乗りま〜すっ!」

199 :


無事船に乗れた二人は出港してすぐ食堂に来ていた。
なにせ船の出港時間に遅れそうだったから昼食を食べていないのだ。
夕食にはまだ早い時間のため、人の少ない食堂は広々としていて、好きな席に座れるような状態である。
指定席など特にあるわけではないため、二人は窓側の席に着くと早速注文して運ばれてきた食事に手を付けていく。
「ふむっ、旨いっ! さすがと言ったところじゃな!」
かなりいい食材を使っているらしい豪勢な料理に、フィリオネルは満面の笑みを浮かべた。
ただ、彼はセイルーンの王子。そこで出される料理というのはここより豪勢な物のはずなのだが、「贅沢じゃなぁ」などと口にしている。
無論、現在彼と尤も親しい間柄にあるシルフィールはその理由を知っている。
「普段質素倹約に励んでいるのですから、こういうときくらいハメを外してもいいんじゃないですか?」
そう、質素倹約。これが理由である。
フィリオネルは普段贅沢をしない。別に金がないわけではない。
ハッキリ言えばセイルーンは豊かな国であり、その頂点に立つ王族は皆お金持ちだ。
だが、彼自身は「王族たる者、常に民と共にあるべきだ」と言って、世間一般の標準的な暮らしをするよう心がけている。
彼のその姿勢を見習う形で結構な数の貴族たちも贅を尽くすような生活は控えているのだ。
その分、不要な財政支出は抑えられるし、全くないとは言えないが不正が横行したりすることも極めて少ない。
まあ、不正役人の元には夜な夜な謎のヒーローが現れて、懲らしめているという、ホントかウソか真偽のほどは定かではない噂が立っているのだが……
これもまた彼が国民に慕われる理由の一つであるだろう。
「そうじゃなぁ、せっかくの旅行であるし……シルフィール殿の言うようにここはハメを外してみるか」
そう言った彼は、いま注文していた料理の三倍はあろうかという追加オーダーを頼んだ。
運ばれてきた料理の数々、主に量を見たシルフィールはさすがに言葉を失う。
「ん? 食べぬのか?」
「い、いえ、わたくしはこれで…」
「そうか。わしも大概少食ではあるが、シルフィール殿は輪を掛けて少食じゃな」
「し、少食……ですか…?」
そこそこ広いテーブルを埋め尽くす皿の数にシルフィールは(どの辺りが少食なのですか?)と思ったが、「ほれ、リナ殿やガウリイ殿なら、この倍は食べておるだろう?」という彼の言葉に何も言い返せない。
確かにリナやガウリイならこれの倍、下手をすると三倍は食べるだろう。それは彼女もよ〜く知っていた。
目の前で上品さの欠片もない食べ方をしている彼よりも、更に豪快に口の中に料理を突っ込む姿を何度も見ているのだから。
加えて「思えばグレイシアもリナ殿と同じぐらい食べておったな」という話に、もはや基準が違うということを思い知らされた。
「ほれ」
そんなことを考えていたシルフィールの前に、良く焼けて芳ばしい香りを漂わせている柔らかそうな肉が差し出された。
「えっ?」
「この船一押しの肉らしい。一口ぐらいいけるであろう?」
「は、はい、いただきます、」
本当はフィリオネルの豪快な食べっぷりを見てお腹いっぱいなのだが、差し出されて断るのも失礼だと思った彼女は、彼が持つフォークに刺さる一口サイズの肉にかぶりついた。
「おいしい…」
口の中に入った肉を噛むと柔らかい感触と共に肉汁があふれ出して彼女の舌を刺激する。
ほどよく脂の乗った肉は旨味成分たっぷりで、料理が得意であるからこそ味に敏感でもある彼女を納得させるに十分たる物だ。

200 :
「シルフィール殿の舌を唸らせるとは大したものだ。どれ、わしも……」
「あっ、」
彼女の反応に流石は一押しの品だと褒めたフィリオネルが、自分も食べようと新しい肉をフォークに突き刺し、口元に運ぼうとしたところ、肉を指したフォークをシルフィールに奪い取られてしまったのだ。
「まだ肉はあるのだから、わしから取らんでもよいではないか」と言う彼に対する彼女の返答は――
「あ…、あ〜ん」
母親が子供に食べさせるようにやる「あ〜ん」だった。
「シ、シルフィール……殿……?」
戸惑うフィリオネル。しかし彼は気付いていない、先ほど彼がシルフィールにフォークを刺しだし、手ずから食べさせたのと同じ行為なのだということを。
彼女はただ、フィリオネルがしたのと同じ事をしているだけなのだ。
尤も、こんなことをしている彼女も羞恥心で顔を赤く染めているが。
「あ〜ん」
どうやら引き下がりそうにない彼女にフィリオネルも「あ、あ〜ん」と言って、差し出された肉にかぶりつき、口の中に放り込んだ。
この微笑ましい、見方を変えれば犯罪チックな二人の遣り取りを見ていた食堂にいる数少ない独り身の男たちは、声をそろえて叫んでいた――「ふざけんなぁっっ!!」
まぁ、四十がらみのむさいおっさんと、黒髪の美人巫女さんが互いに「あ〜ん」などとやっていれば、そうなるだろう。
そんなモテない君たちの呪詛を一身に浴びたフィリオネルは、彼らの心の叫びに全く気付いていない。
無論、シルフィールについては言うまでもなく、完全に二人だけの世界に入ってしまっていた。
「う、うむ……旨い…な……」
口の中に入った軟らかい肉を租借し、飲み下したフィリオネルは戸惑い一変、いつもの笑みを見せた。
彼が食べてくれたことでシルフィールも微笑み返したくなるような満面の笑みを浮かべる。
「まさかこの歳になって『あ〜ん』などとされるとは思わなかったぞ」
「お、お嫌でしたか?」
「い、いや、子供の頃、同じ事を母上にされたのを思い出してな」
「お母様ですか?」
「うむ。思えばシルフィール殿は母上のように優しく美しい。わしがもっと若ければとっくに求婚しておるところだ」
「まあわしなど歯牙にも掛けられぬであろうが、それとわしはマザコンではないぞ」と冗談混じりに笑うフィリオネル。
彼がかつて求婚し求め、また求められたのは亡き妻ただ一人であったため、暗に自分は女性と縁がないよと言っているのだが、実際のところ彼の人柄に惹かれていた女性は結構いたのだ。
ただ彼が鈍くて察知できなかっただけである。
その魅力に気付き、いま尤も近い存在であるシルフィールは――
「そ、そんなことありません! で、殿下はその、とても、素敵な方だと……思います……」
「う、うむ……そうか…」
勢いのまま、次いで消え入りそうに彼の自虐的な言葉を否定する。
ご自分のことをそのように仰るのはやめてください。殿下は素敵な人なんです。そういう彼女に、フィリオネルは言葉が詰まってしまった。
同じく、自分で言っておきながらこちらも恥ずかしさのあまり俯くシルフィール。
「さ、さっさと食事を終わらせて、今日は早めに寝るとするかっ、」
「そ、そうですね、」
気恥ずかしい空気を吹き飛ばすように残りの皿を平らげたフィリオネルは、シルフィールと二人食堂を後にすると、明日に備えて早めの眠りに就くのだった。
翌日。
無事ミプロス島に到着した二人は、早速宿泊予定のホテルにチェックインしたのだが、一つ問題があった。それは寝泊まりする部屋が同じ部屋ということ。
ペアチケットだから当然なのだが、フィリオネルとしては如何に親しいとはいっても男女で同じ部屋には泊まれないと支配人に交渉するつもりであった。
無論、別途で料金を払い、別の部屋を借りれないかと。
しかし当のシルフィールが「わたくしは大丈夫です」と言って彼を引きとどめ、結局「おぬしがよいのならば」と同じ部屋に泊まるという形になったのだ。

201 :


「この時間帯ならばさすがに誰もおらんだろう」
その夜、草木も眠るという深夜。
フィリオネルは一人、広々とした温泉に浸かって日頃の疲れを癒していた。
何もこんな真夜中に一人で入ることはないと思うが、混浴だと聞けば仕方がないというものだ。
実のところ彼自身は気にしていない。というかとっくの昔に気にするような年齢は過ぎている。
だが彼や彼の年代、高齢の方などは気にしなくとも、若者の中には混浴と聞いて躊躇したり気にする者も多い。
折角の五つ星の温泉をそんなことで満喫できないなど大損である。
だからこそ彼はそういう者たちのことも考え、態々誰も来ないであろう時間帯を見計らって入ったのだ。
彼一人がそうしたところで意味がないのはわかっていたが、人がどうではなく自分がどうするかが大事だ。
「しかし、打ち身切り傷火傷に打撲などに効能があるというのは大したものじゃなぁ。流石は五つ星中の五つ星温泉といったところか」
更には肌を滑らかにする効果があり、美人の湯とも呼ばれているらしい。
「まぁ、美人の湯というのはわしには関係ないがな」
それでもシルフィールを誘って正解だったと彼は思う。
彼女は二十歳前の年頃の女性である。
美しくなりたい、綺麗になりたいと思うこともあるだろう。
「尤も、シルフィール殿は何もせんでも美しいと思うが」
性格よし、器量よし、料理は上手いという凡そ女として完璧をぶっちぎっているような彼女の場合、欠点を探す方が難しい。
「不思議なものじゃな。あれだけ完璧なシルフィール殿に浮いた話一つないのだから……それとも、今尚ガウリイ殿を諦められんということか」
ガウリイ=ガブリエフ。フィリオネルの友人の一人にして凄腕の剣士。
付き合いが長いからこそ知っている。シルフィールがガウリイに想いを寄せていることを。
ただ、彼の側にはもう席はない。その席には同じく度々世話になった友人リナ=インバースがいるから。
フィリオネルとしては今一番親しい友人であるシルフィールの応援をしてあげたいのだが、こればかりは難しいと言わざるを得ない。
リナとガウリイがゴールインしたという話は聞かないものの、おそらくは時間の問題だろう。
「う〜む、ままならんものだわい」
フィリオネルは本気で心配していた。娘のように可愛い大切な友人のことを。
ただそれが既にあさっての方向にずれていることに気付かない。
確かにシルフィールはガウリイに想いを寄せていた。彼女の心にはガウリイが“住んでいた”
そう住んでいたであって“住んでいる”ではない。
今現在、シルフィールの心には別の人物が住んでいる。
それは彼女自身気づき掛けていて気付けないでいる人物だ。
何故ならあまりに近すぎるから。近すぎて見えていないから。
だから気付けない。でも気付き掛けているのは確かだ。
その証拠に彼女の行動の、言動の、行為のあらゆる部分に表れているではないか。
そして、それはフィリオネルにも言えること。
自分の心に今、ある一人の女性が住んでいることに全くといっていいほど気付いていない。
それは亡き妻が住んでいるのと同じ場所だというのに……。
彼の場合も所々表出してはいるのだが、元よりそっち方面に鈍いせいか彼の方がより重傷といえた。

202 :
「んおっ、なんじゃ?」
そんな鈍感中年の鼻先を、青白く光る玉が通り過ぎた。
「おお、これは!?」
その指先ほどしかない小さな光の玉は彼の周りをふよふよと飛び回っている。
一見すると蛍のように見えるが、明滅していない上、青白い光を放つ蛍など聞いたことがない。
「フェアリーソウル……」
「んむっ!?」
飛び回る光の玉を目で追っていた彼が声の方、後ろを振り向くと、誰もいなかったはずの湯煙の中に女性が一人立っていた。
膝裏まであるまっすぐな長い黒髪に、大きく育ったメロンのような胸を二つ持った、恥ずかしげに、それでいて優しい微笑みを浮かべた女性が。
「きちゃいました」
「い、いや、来るのは自由だが、その……身体、隠さんでもよいのか?」
彼女、シルフィールはタオルこそ持っているが、それを身体に巻かず手に持ったままだ。
つまりフィリオネルから見ると、その揉み応えのありそうな大きな胸と、彼女の秘密の園がバッチリ見えてしまう。
「殿下はその……いやらしい目で見たりはなされないと思いましたので……見ませんよね?」
「む、無論だっ、男子たるものみだりに女性の肌を見るなど以ての外だ」
過去にちょっとしたアクシデントでリナの裸を見てしまったことは伏せておく。
「あの、隣に座ってもよろしいでしょうか?」
「う、うむ、遠慮する必要はない」
「で、では、失礼します……」
フィリオネルの隣に腰を下ろしたシルフィールは、態となのか身体を触れ合わせるように寄りかかった。
「殿下の身体……とても大きいのですね……それに、とてもたくましいです」
「ま、まあ若い頃から鍛えておったからな」
フィリオネルは魔法が使えない。
聖王国、魔法大国セイルーンの王子としてこれは致命的だ。
魔法が使えて当たり前の王族の中で、彼はある意味異端児とも言えた。
幼い頃ヒーローに憧れていた彼は、自分が魔法を使えないことに酷く落ち込んだことがある。
魔法が使えれば困っている人や助けを求めている人を助け、悪者を懲らしめることが出来るのにと。
だが、あるとき気付いたのだ。
「そうだ、僕にはこの身体がある! この身体を鍛えて悪者をやっつける力を身につければいいじゃないか!」
そのときから彼は毎日身体を鍛え、戦士や傭兵に稽古を付けてもらったり、独学で格闘技を学んだりして遂には魔法こそ使えないものの素手で魔族と渡り合うまでになったのだ。
「しかしな、所詮力とは暴力だ。そんなもので悪党を倒し続けても真の平和は訪れぬ。故にわしは暴力を捨て、誠心誠意話し合うことでセイルーンを、やがては世界を平和にしてみせると誓ったのだ」
時には行き過ぎてしまったり、許せない分からず屋の悪党には鉄拳制裁も侍さないが、彼が心から平和を愛しているのは確かだ。
そんな彼の幼き日の話を聞いていた彼女は、彼は昔からずっと同じなのだと気付いた。
正義感溢れる真っ直ぐな人で、率先して困っている人を助け、悪人たちを懲らしめる。
自分の負の部分さえも糧にして、己が信念を貫き通す。
「殿下は……、殿下は、昔から変わらないのですね」
「自分で決めた道じゃからなぁ」
「変わらないで……くださいね……ずっと、ずっとわたくしの大好きな殿下のままで……いてくださいね」
「世界をひっくり返すようなことでもないかぎり、わしは変わらんわい」
朗らかに笑うフィリオネルを見ていると、次第にシルフィールの緊張がときほぐれてきた。
緊張がとれるのはいいこと。いいことのはずなのに今夜のシルフィールは様子がおかしい。

203 :
「……」
「ん? どうしたのだ?」
突如無言で立ち上がったシルフィールに、いぶかしげな声を上げたフィリオネル。
が、なにかを考える暇さえなかった。
ちゃぷん!
響く水音と共にシルフィールのお尻がフィリオネルの膝の上に降ろされたのだ。
子を持つ父親なら一度は経験があるだろう、胡座をかいた膝の上に子供が座るという体勢。
フィリオネルとシルフィールはいまその体勢になっていた。
「……」
そして彼女がそうしたように、彼もまたシルフィールの身体の前に腕を回し、守るように抱き締める。
抱き締められた彼女はその厚くたくましい胸板に身体をあずけてもたれかかった。
お湯の中も、湯から出ている上半身にも、シルフィールの長い黒髪がまとわりつき、そこから漂う甘い香りがお湯の匂いと共にフィリオネルの鼻を擽る。
本来なら興奮してドキドキしたり、また性的な部分が刺激されたりするはずなのに、二人ともそのような感じにはならないでいた。
しばらくの間、何も言わずにジッとするだけの二人。
五分、十分、刻一刻と時は過ぎゆく。
一体どれくらいの時間そうしていたのだろうか?
ふと気付くと温泉の中は疎か、外に広がる森も含めて視界一面が青白い光の玉に包まれていた。
「フェアリーソウル」
それまで無言だったシルフィールが小さく呟く。
「死んだエルフの魂とも、妖精の魂とも言われているんです……」
フィリオネルは何も答えずただ彼女の話に耳を傾ける。
「一説には……死んだ人間の……魂とも……」
とても悲しそうに聞こえる彼女の声。
この、実に幻想的で美しい光景の中、彼女は何故そのような声で話すのか?
妙なところで聡いフィリオネルにはもうわかっていた。
答えを言っているようなものだったから、彼女が温泉に入ってきたときの「フェアリーソウル」と呟いたその瞬間に。

204 :
(死んだ者の魂…か。そういうことであったか……。シルフィール殿はお父上のことを思い出しておったんじゃな……)
シルフィールの父エルクは、サイラーグ壊滅の事件で亡くなっている。
遅れて行きはしたが当事者の一人でもあるフィリオネルも詳細についてはしっていた。無論、その犯人についても……
しかし、既にその犯人は亡く、亡くなったサイラーグの者たちも、彼女の父も……生き返ることはない。
(ふむ)
こんなとき、普通ならばどうするか? 簡単だ。何も言わずに抱き締めてあげればいい。彼女の悲しみは、彼女自身にしかわからないのだから。
だが、フィリオネルは違った。
シルフィールの悲しみはシルフィール自身にしかわからない?
結構だ。そんなことは当たり前。これでも人生四十余年、伊達に何も考えずに生きてきたわけではない。
数多くの死も、同じだけの生も、嫌と言うくらい見てきている。大切な者との、愛する者との別離さえも……
そしてその悲しみも喜びも本人にしかわからないもの。
彼が妻を殺されたときの悲しみも、自身にだけしかわからないと理解しているからこそ、彼女が父を失った悲しみもまた、彼女だけのものとわかるのだ。
間違っても「シルフィール殿の悲しみ、わしにもわかる」などとは言えない。
そんな分かったようなことを言うくらいなら、前述のように黙って抱き締めてあげるべきだ。そして余計なことは言わずジッとしていればいい。
そうすれば彼女は自分の中で折り合いを付け、またいつもの優しい微笑みを浮かべることだろう。
ただ、その前には多少の涙を流すかも知れない。身体を震わせて嗚咽をあげるかも知れない。
当然彼は見ないし聞かないことにするだろう。きっと見られたくないはずだ。
幸いにも体勢的に彼女の背中と髪しか見えないのだから。
だが、そんな彼にも一つだけわかっていることがある。
それは…………彼女、シルフィールの父の気持ち、いや考えか?
自身が愛する可愛い娘には、いつ如何なるときでも笑っていてほしい。
それが無理ならせめて泣いてほしくはない。それも親である自分が原因で泣かれるなど苦痛以外の何物でもない。
二人の娘を持つ父親だからわかるのだ。彼女の父の、親としての気持ちが。
だからこそ彼は、普通に考えて倫理的にも、また男としても最低の行為に手を染めた。
(シルフィール殿のお父上は怒ると思われるが、ここは勘弁してくれい)

205 :
むにゅっ!
「ひゃうっ!」
彼の取った行動は、彼女の身体の前に回していた腕を外して、両手の平をよくぞここまでと言えるほどに育った二つのメロンを掴むという、最悪の行動だった。
「で、でん、か?」
「おおう、シルフィール殿の胸は実によく育っておるなぁ」
お湯に浮くほど大きな柔らかい胸。
それを覆い尽くす大きな手の平で、包み込むように掴んだまま優しい手付きで揉みし抱いていく。
「はあっ! あ、ああっ、殿…下、やめ…っ、」
「そのように無体なことを言う物ではない。このような大きく柔らかい胸を惜しげもなく晒しておいて……」
少し上がった抗議の声を、彼は敢えて無視する。
いつもならすぐ止めていただろう。それ以前にこのようなことしたりしないが。
「はっ、あうっ、んうっ、」
フィリオネルはシルフィールの胸を下から持ち上げるようにしてすくい上げるように揉む。
決して力を入れたりせずに、あくまで優しく。
「ふっ、あぁっ、で、でん、かぁ、」
「ん? どうだ? 気持ちいいであろう?」
苦手なくせに下卑た言い方をするフィリオネルだが、シルフィールは全く暴れたりしないで好きなように胸を揉ませている。
そう、まるで彼のこの行為を受け入れているかのように。
「んっ、ふああっ、」
彼のしている胸を揉みし抱くという行為、それが本意ではないことなど彼女にはわかっている。
以前キスをしたくらいであそこまで罪悪感を感じ謝罪するような彼が、こんなこと出来るわけがないのだから。
「あっ…んううっ……」
本当に、本当に性欲のまま胸を揉んでいるのならば、このように優しく気遣う感じで揉むはずがない。
これではただ気持ちよくしてもらっているだけ。
そう、優しく気遣い、泣きそうになっていた自分を泣かせないようにと。
だからこそ彼女はフィリオネルに惹かれるのだ。彼のことが気になってしまうのだ。
彼女を守ろうと必死になってくれる彼に……
それに、初めて男性に胸を揉まれた、いや触られたというのに、ちっとも嫌な気がしない。
それどころかフィリオネルに胸を触られているという事実に、不思議なことに高揚感と嬉しさを感じるのだ。

206 : ールは胸を揉まれるのとは違う新しい感覚に、高い声で悲鳴を上げる。
「そ、そんな…っ、い、いやぁっ!」
「嫌と言われても止めぬぞ?」
態とらしく言いながら、フィリオネルは摘んだ乳首を指で転がしていく。
「んっ…あぁンっ、」
ちねったり捏ねたり、強弱を微妙に変えながら乳首をいじり続けるフィリオネルに、甘く熱っぽい声で応えるシルフィール。
続けられる愛撫にフィリオネル自身は憎まれ役的な行為に徹しているつもりだが、もしここに第三者が居れば一発で気付いただろう。
合意の上でしているようにしか見えないと。シルフィールは明らかに受け入れているのだから。
やがてそのフィリオネルの優しい行為は終わりを告げる。彼女の身体の震えと共に。
「んぁぁあああ〜〜〜〜っっっ」
ビクビクッと、大きく震えたシルフィールの身体。
密着しているからこそわかる痙攣とも思えるその震えに、フィリオネルは彼女の胸を解放した。

207 :
片や自分の意図を気付かれているとは思っていないフィリオネルは、両手の平を胸に乗せたまま、円を描くように揉み始めた。
「んっ、きゃうっ、ああっ、」
「シルフィール殿、どんな感じだ?」
「き、気持ちいい……です」
その言葉を示すようにシルフィールの大きな胸の頂にある乳首が紅く充血し、勃起してきた。
如何に彼の意図を察しようと、身体の方は女としての反応を示すものだ。
その勃起した乳首は手の平全体で捏ねるように胸を揉む彼にもすぐ伝わる。
「乳首が勃っておるな? けしからん、実にけしからんぞシルフィール殿?」
「も、揉まれたらっ、感じるのはっ……当たり前……ですっ、」
「ふむ、まあ正論ではあるな。じゃが何を恥ずかしがる必要がある? わしとシルフィール殿の仲ではないか?」
そう言いながら彼は胸を持ち上げたまま、勃起した乳首を人差し指と親指で摘み、指先に力を入れてコリっと捏ねてみた。
「ひううっ!?」
シルフィールは胸を揉まれるのとは違う新しい感覚に、高い声で悲鳴を上げる。
「そ、そんな…っ、い、いやぁっ!」
「嫌と言われても止めぬぞ?」
態とらしく言いながら、フィリオネルは摘んだ乳首を指で転がしていく。
「んっ…あぁンっ、」
ちねったり捏ねたり、強弱を微妙に変えながら乳首をいじり続けるフィリオネルに、甘く熱っぽい声で応えるシルフィール。
続けられる愛撫にフィリオネル自身は憎まれ役的な行為に徹しているつもりだが、もしここに第三者が居れば一発で気付いただろう。
合意の上でしているようにしか見えないと。シルフィールは明らかに受け入れているのだから。
やがてそのフィリオネルの優しい行為は終わりを告げる。彼女の身体の震えと共に。
「んぁぁあああ〜〜〜〜っっっ」
ビクビクッと、大きく震えたシルフィールの身体。
密着しているからこそわかる痙攣とも思えるその震えに、フィリオネルは彼女の胸を解放した。

208 :
「ハア、はぅぅ…」
男の人の手によって初めてイかされたシルフィールは、彼のたくましい胸板に身体を預けたまま荒くなった息を整えていた。
そんな彼女の様子を見て一応の満足を得たフィリオネルは、湯に濡れた彼女の髪を撫でながら呟く。
「済まぬ…な……」
それは謝罪の言葉。
如何に慰めようと、正しいと思ったことをしたとしても、彼女の身体を弄んだことには変わらない。
だからこそ行為を終えた以上、一言謝るのだ。
尤も、納得ずくで行為を受け入れていた彼女にとっては、謝られる覚えはないのだが。
「ハア、ハア、わかっていました……」
「なっ、なに!?」
「わたくしを……元気づけようとしてくれたのでしょう?」
「うっ!?」
「殿下、わかりやすいんですもの」
クスクス笑うシルフィールに、自分的には渾身の演技をしたつもりであったフィリオネルは、バツの悪そうな表情を浮かべた。

209 :
「殿下はきっと、どんなに修行をなされても詐欺師さんにはなれないでしょうね?」
「む、むう、失礼な! わしは人を騙すような悪人には決してならぬ!」
相変わらず無駄に元気なフィリオネルの気に充てられたシルフィールは、先ほどのような悲しい声を出してはいない。
切っ掛けを作ったフェアリーソウルはまだ辺りを漂い続けているというのに。
「綺麗ですね……」
「うむ。最高の秋の風物詩じゃな」
シルフィールが言っていたようにフェアリーソウルには悲しい言い伝えがあるのだが、同時にこの季節、大量発生することで旅人に幻想的な光景を見せることでも有名な秋の風物詩でもある。
特にミプロス島には数多く生息しており、温泉と一緒に楽しもうと観光客が押し寄せる一因にもなっているのだ。
「殿下」
「ん?」
「来年もまた……ここに来てみたいです」
「来年か……そうじゃなあ、今回のように温泉を満喫することはできんかもしれんが、それでもよいか?」
再三言うが、ミプロス島の温泉チケットはレア中のレアである。
場末の宿でも大概値が張るというのだから、そうそう手に入らない。
しかし、シルフィールが言っているのはそんなことではない。
彼女はフィリオネルの胸にグッと身体を押しつけ、上目遣いに彼を見つめた。
「殿下が一緒なら、なにもいりません。わたくしとまた、フェアリーソウルを見に来ましょう……」
誰が呼んだか約束の島。
それは家族、恋人、この島で出会った人との約束なのか?
それとも死んだ者たちの魂と言われるフェアリーソウルとの約束なのか?
いずれにせよ、ここに一つの約束が出来た。
シルフィールにとってはフィリオネルとの。
フィリオネルにとってはシルフィールとの。
大切な、大切な約束が。
飛び交うフェアリーソウルは、きっと来年も二人を出迎えることだろう。
一年先というのは短くも長い年月。
そのとき、二人の関係がどのようなものになっているのか?
それはまだわからない。
ただ一つ言えるのは、今よりもっと仲良くなっている。
そんな確信を持った二人は、肌を触れ合わせたまま、青白い光の玉が織り成す幻想的なショーを楽しんでいた……

210 : 終わり
途中の投下ミス申し訳ない……一線越えられなかったなかった。
次こそは!
感想ありがと。
ダルフィンのお話は小ネタだったんだけど、行けそうなら続き考えてみる。
フィルさんの嫁、もう少し語られてたらな……
ランツならエリスを悲しい結末から救ってくれそうだよな。

211 : GJGJ!
おっぱいを優しく包んであげつつ悪振るフィルさん、漢だw

212 : 捕囚

213 : 捕囚ってなんかエロい

214 : 乙!
二人の関係は順調に進んでいる感じかWW
ところでミプロス島のホテルってフィルさんの娘さんの泊まったとこ?

215 : ほしゅほしゅ

216 : >>210
GJ
面白かった

217 : ほしゅほしゅ

218 : 捕囚なリナ
捕囚なアメリア
捕囚なシルフィール
捕囚なルビア
捕囚なアリア
捕囚なミリーナ
捕囚なメンフィス
捕囚なナーガ
捕囚な銘酒うらりょん
捕囚な付け合わせのパスタ
攻め方それぞれ萌えるす

219 : 虜囚なガウリイが抜けてます先生!

220 : >>219
水の代わりに大量のピーマンをドドドドッと流しこm

221 : 捕囚なリナだと「さあ、卵を産め」しか出てこないw

222 : そこでなめくじですよ

223 : >>220
ピーマンの代わりに小さいリナをドザザーっと大量に流し込んでみたり

224 : >>219
>>220
>>223
チビリナ虜囚から抜け出せなくなるガウリイw

225 : >>221
ガウリイ「なあ、オレの子を産め」
…ぷろぽぉずか

226 : ほ

227 : れ

228 : ぐ

229 : す

230 : り
スレ世界にも「魅了」の呪文あるんだよな?
何巻か忘れたが名前が出てたような

231 : >>230
魅了の呪文あったね〜
長編に出てたかは覚えてないけど、あらい●み版コミックスには確実に出てた。

232 : >>230
本編に出てきたかどうかは定かでないけれど、
すぺしゃるのような気がする。
アニメ雑誌かえんさいくろぺでぃあで傀儡の呪文と並んで載っていたような気も。


233 : >>231-232
そうだーー
コミックにあったね
うろ覚えの記憶で本編の傀儡の呪文(レゾが使った時)の所で名前だけ出てきたように思ってたけど記憶違いだったw
やっぱりすぺしゃるかな

234 : 暑くてとける

235 : うん。溶ける。

236 : ふおおおおおおお!
某所つぶやきにリナ耳カムカムくらげがああああああ

237 : >>236
早速見に行った!
これは萌える。

238 : リナたんのみみたぶ美味いかがうりん
左手の行方も果てしなく気になる

239 : 携帯の待ち受けにしたw
うかつに開けないw

240 : あれはカプッとるだけじゃなくレロってるとみた

241 : レロっとされて最初は「にょわあぁぁ!?」と奇声上げつつも責め続けられるうちに目がトロンとしてくるリナちんまで想像した。

242 : 宿の一室、背負っていた荷を下ろして見やった先にはこちらに背を向けているリナの姿
最近新調した旅装はまだちょっと見慣れなく、同時に新鮮でもあった
衣擦れの音と共にリナの肩からマントが外される
以前までの大きなショルダーガードはなく、普段から小さな肩を際立たせている
これは以前と同じ、丸く大きなイヤリングを外す仕草が妙に色っぽく感じられて、自然と足はリナへと向いていた
「リナ」
「うにゃあっ!」
細い腰をさらって引き寄せると、空いた右手で触り心地のいい髪を撫で、こめかみの辺りからかき上げてやるとかわいい耳と白い首筋が姿を表した
……美味そうだ。いただきます
「にょわあぁぁ!?」
やわらかな耳朶をはむっとくわえてやると、騒がしい声と共に軽く暴れ出すが、頭と腰に回した手で逃してはやらない
唇の端でそのやわらかさを楽しみながら、口の中でその縁に舌を這わせると、腕の中の身体がビクンと跳ね、少しおとなしくなった
薄く開けた視界の先では下唇を噛み、息を詰めて堪えている姿
声出さない気だな
耐えて小さく身を震わせる様子もそそるが、かわいい声も聞きたい
それならと食んだ耳朶を舌先で遊ぶ
ねっとりと這うように
チロチロとからかうように
次第にリナの息があがっていくのが楽しくて執拗に同じ所を攻めていると、
ついに耐えきれなかったのか、かわいい唇が開かれ、はっと深い吐息に押し出されるように
「あっ!」
という高い声が零れ出た
「んっ、は、あ、がうり…」
くたりとオレの胸にその背を預け、舌の動きに甘くかわいい声が応えてきた
やっぱり全部食べたいな
オレは腰に回していた左手をその下へと滑らせた

243 : ムラムラしてとりあえずここまで妄想した!
反省はしていない
とわけのわからない供述をしてみる
新装版コスチューム、胸の所どーやって脱がせバインダー?
下は生足チラ見え?

244 : >>243 ごちです!

245 : ほしゅ

246 : ほ

247 : ほ

248 : ほ

249 : っ

250 : と
な夏過ぎて妄想も広がらない
秋になればー

251 : 保守ついでに少しだけ書いてみる。
俺がリナにこんな気持ちを抱いているとは本人には気付かれてはいまい。
最初は、どんぐり目のペチャパイのただの子供だと思っていた。
……いや、良く考えてみると最初からそうでもなかったかもしれない。
自分でもよく分らないが。
リナは胸が小さい事を出会った当初から気にしている。
未だにそのことでからかえば、すぐにやり返してくるし、飛び蹴りも食らわしてくるし、一回言えばいつまでも根に持つ。
ドラゴンが火を噴く勢いで俺に迫ってくる。
リナには口では敵わない。
なぜかよくわからんが、ある時から怒り狂ったリナに迫られてギャアギャア喚かれると興奮するようになってきた。
怒って無視されても、なぜか興奮する。
機嫌を損ねて半日口をきいてもらえなかった時には、不安になった瞬間リナに襲いかかりたくなった。
さすがにまずいと思っている。
自称保護者を名乗っておきながら、陰ではそんな彼女に欲情している。
からかうのは大人げないとも思うが、怒った瞬間のリナが俺を見る目が好きだった。
出会った当初は15歳だった。
まだ子供だと思っていたが、不思議と惹きつけられた。
ゼルがディスの奴もリナが気に入ったらしい。
胸が小さかろうが、色気があろうがなかろうが、あまり関係ないらしい。
あの話し方、自信たっぷりな態度、何より自分を信じ抜く生命力の強さに惹かれる。
「ちょっとガウリイ! あんた、何、ぼけぇ〜っと人の顔見てにやついてんのよ!」
次はどっちの街行こうかってさっきから言ってんの!!
目的地、あたしにばっかり考えさせないで、少しは考えろこのくらげっ!!
小さな身体のどこからそんな元気な声が飛び出すのか、
リナの甲高いキンキン声が、ますます俺の身体を刺激する。
「……お前さんの行くところ」

252 : ワンテンポ置いて、リナの「へ!?」という素っ頓狂な声が辺りに響いた。
「お前さんの行くところに、俺はどこでもついてくぜ」
ちょ、ちょ、ちょっとガウリイ!
あんたいきなり何言ってんのよ!
アンタ、なんかへんなもんでも食べたんじゃないでしょうね!?
うろたえるリナが可愛い。
正直、脈はある気がするが、本人に自覚がまるでないように見える。
どう攻めたらいいか分らない。
「だいたいねー! あんた一体いつまであたしにつきまとって……」
「一生、かもな」
「!!
……やぁね! アンタ、ほんと、どうしちゃったのよ!?」
リナの顔が真っ赤になってる。
もうひと押し、してみるか……?
そう思いながらも、つい、いつもの癖でからかっちまった。
怒りだすリナに首を絞められ、下半身が反応してきた。
最近は寝る前にリナを頭の中でグチャグチャに犯し尽している。
この甲高い声で喚かれたり、悲鳴をあげられたりしながら、
泣きながら感じているリナを抱く妄想ばかりが浮かぶ。
身長差もリアルに考え、様々な体位まで具体的に映像で思い浮かべてしまう。
恥ずかしがる胸を刺激してやったり、いいポイントを擦り上げて、アッアッアッアッ!と短いキンキンとした喘ぎ声をあげる細身のリナに挿入しているところを想像するだけでまずい事になる。
リナの声を聞いているだけで、深夜の妄想が目の前に広がって、
道端で押し倒したくなる衝動に駆られる。
そろそろまずいなと思っている俺の前で、両腰に手を当てたリナがこちらを見上げて何か言ってくるが、
その声や唇や身体が目の前で揺れ動いているように見えて、俺にはリナが何を言っているのか分らなかった。
「ちょっ! ちょっとガウリイ!!」
気がつけばその顎を持ち上げてリナの目を覗き込んでいた。

253 : ガウリイの忍耐力(?)には脱帽する。
いつまで手を出さない気だ。ガウリイ。
スレイヤーズ懐かしいな! ガウリイの脳内想像してみたけどガウリイ難しいなw
保守完了。

254 : 神キターーー
ガウリイヤバスwww
タガ外れかけとるw
我慢はいかんぞ、それ行けガウリイ

255 : >>251
GJ!!!!!
アブナイ人一歩手前なガウリイの妄想がたまらん。
ぜひ続きを!!!
こちらも生殺しっす!!

256 : >>253
GJ!GJ!
壊れかけのガウリイ短い描写だけどエロいよエロいよ

257 : ほしゅってみる

258 : ほし

259 : ゅ

260 : 神様かもん!

261 : ほしゅ

262 : う授業

263 : で

264 : っ

265 : ほけん

266 : 体育?

267 : の実施てすと

268 : リナとアメリアがいつもおしとやかなシルフィールの馬鹿笑いが見たくなって
影縛りで動けなくした後にくすぐって笑わせまくる
こんなんどうだろう?

269 : >>268
謎の仮面女が
「笑い方がなっていないわね!おーっほっほっほ!」
と乱入してくると予想

270 : アメリアって母親の形見の装備一式には見覚えないのかな?
あの一見悪の魔道士ルックを着て正義を高らかに語るアメリアも見てみたい
貸してやれナーガ

271 : アメリアにも似合うかもしれんな、まだ15歳だったんだっけか
…意外と鏡コピーのナーガに当惑するアメリアとかもいいかもしれん

272 : >>270
「あうう、やっぱりまだ成長が足りないですぅ〜」
「ほっほう? つまり自分はまだまだ発展途上だと抜かしやがるわけですかフフフ」
「リ、リナさん、顔がマジ怖いです……」
という情景が思い浮かんだ。

273 : >>272
アメリア逃げてーーーーーー!
しかしサイズが及ばないのなら逃げる間にずり落ちるな

274 : えろえろしいえろがみたい

275 : ゼルアメも読みたい!

276 : ほしゅ

277 : ほしゅ

278 : hosyu

279 : ガウリナ前提ガウリイ×ルナとか読んでみたいと思うこの頃……ルナ攻めでもいーよ。

280 : 姉妹で3pうわなにをするすぽっとあせふ

281 : ペットいれて4Pで

282 : バター犬ディルギアか

283 : ルナを姐さんと呼び、獣らしく後ろからヤるスポットか
「姐さんもっとぶって〜!」とムチを手にするルナに懇願するスポットか

284 : >>283
どちらにしろ下僕なのは間違いない。

285 : ルナ姉さんに寝取られるのか!
リナの未熟な性技を実地(ガウリイとのセックス)で鍛えるルナ

286 : 「あっ……」
ガウリイの裸体を見て、リナがぱっと目を逸らした。
その頬がりんご色に染まる。
月明かりの下、ガウリイの青い瞳がじっとリナを見詰める。
とまどったように顔を逸らすリナの初(うぶ)さに、ガウリイの口角が上がった。
「……リナ……」
ため息混じりの声に、喜びの感情が滲み出ていた。
いやいやするように首を振るリナの顎を持ち上げると、そのまましばらくしげしげと見詰め、
軽く唇を啄む。
幾度か触れるだけのキスを繰り返した後、ガウリイはふっと息を吐いた。
リナの耳元に。
それだけでヒクリと身をすくませるリナの顎を再度持ち上げて、今度はねっとりとしたキスを始める。
もう片方の手はリナの上半身を行き来し始め、衣服の上から指で形をなぞり始める。
膨張し始めた突起を探り当てたとき、リナから悲鳴が上がった。
だがそれも、すぐに深いキスに飲み込まれる。

287 : 巨乳のくせになにも知らないアメリアに戸惑うゼルもおいしいよね

288 : >>287
アメリア「ゼルガディスさんっ!パイズリって何ですか?」
ゼルガディス「……そ、それは……」
アメリア「ケチケチしないで教えて下さいよぅ」
ゼルガディス「……来い。教えてやる」
アメリア「えーー?ここじゃダメなんですかー?」
ゼルガディス「ああ。俺の部屋で実際に教えてやる」
アメリア「はいっ!宜しくお願いしますっ!」
こうですか?わかりませ
あんまし戸惑わずに連れてっちまったw

289 : でもいきなり実地で指導するんじゃなくて
だいたいどのようなものか言葉で説明したあと説教から入りそう
でも結局ムラムラして襲ってしまうとか

290 : ゼムラディス!

291 : ※エロ無しです。
−−−−お使い−−−−

 冷たい雨がしとしとと降り続けている。
 揺れる木の葉の間から落ちてくる雨の雫が肩を濡らす。
「止みそうにないな」
 隣に目を向けず呟くのは、深く被ったフードから覗く銀色の髪をしたゼルガディス。
「そうですねぇ……うぅ、さむっ…」
 小柄な体に黒髪、大きな瞳を空に向けた少女はアメリア。
彼女とゼルガディスの二人は、リナに頼まれた書物を受け取るために滞在していた村から
3〜4日程かかる町へ移動している最中だったが、不意に訪れた雨雲に足を止められていた。
少し冷たい空気を含んだ秋の雨は、アメリアの体を少しずつ冷やしていく。
肩に羽織った外套も湿り気を増し、雨を防ぐには至らない。
いつ魔物が襲ってくるかも判らぬ道中に備え、出来るだけ体力、魔力は温存しておきたいところなのだが…。
「すぐ止むかと思っていたが…少し待っていろ レイ・ウィング!」
 言うが早いか翔封界の術を詠唱し空高く飛び立つゼルガディス。
 彼自身の魔力、精神力の高さからあっという間にその白い影は木々に阻まれ見えなくなった。
「…はぁ…」
――せっかくのゼルガディスさんとの二人旅なのに、ついてないなぁ…。
 一人になったアメリアは、安心してため息をつく。
密かに、誰にも悟られないように、アメリアはゼルガディスを好いていた。
自身の身分を理解出来ぬほど、彼女は子供ではない。
そしてその身分から、彼に悟られた時彼を困らせる事も、彼女は理解していたから。
「待たせた。少し移動するが雨の凌げそうな場所があったぞ。」
 数分の後、スタッと軽やかな音を立てて着地したゼルガディスはアメリアに移動するよう視線で合図する。
「あ、はい!有り難うございます、ゼルガディスさん」
 前に立ち歩くゼルガディスに小走りで追いつくアメリア。
その背中を見失わぬように。一つの動作でも、瞳に焼き付けるように。

292 :
「ここだ」
 ゼルガディスが翔封界で見つけた場所は、先ほどの頼りない木から歩いて10分ほどの距離ではあったが
目的地とは全く違う方向だったので通りがかりでは気付かない位置にあった。
 キメラの自分とは違い、生身の人間であるアメリアを先に小屋へ入るよう促す。
「あ、有り難うございます…。うわぁ、思ったよりしっかりした小屋だったんですね」
先に中へ入ったアメリアは率直な感想を漏らした。
「そうだな。狩人の休憩小屋かなにかだろう」
 板を打ち付けただけのような簡易さではあるが屋根もあり、壁に備えられた棚には何枚か布や毛布が畳んで置いてある。
真ん中には囲炉裏もあり、奥には薪もある様子から、冬場主に利用されているのであろう。
「これでも巻いておけ」
「うわっぷ」
 続いて中に入ったゼルガディスは棚から毛布を一枚取り、アメリアに放り投げる。
きょろきょろと中を見ていたアメリアは、頭で毛布を受け取る形になってしまった。
「旅の相方に風邪でも引かれちゃ困るんでな」
 ぶっきらぼうな物言いでも、アメリアには自分を気遣ってくれている事が伝わり、つい顔が綻んでしまう。
「…有り難うございます」
 その言葉には返事をせず、薪を囲炉裏に並べ、火を熾す準備を進めるゼルガディス。
「ファイアー・ボール」
 魔力を抑え、小さい火炎球を指先に生み出し薪に火を付けると、ほんのりと小屋の中が明るくなった。
そうしている間にも雨音は一向に収まる気配もなく、むしろより激しさを増したような感がある。
「うわぁ、あったかいです〜」
 外套を外し毛布を羽織ったアメリアは、嬉しそうに囲炉裏の側にすとん、と座った。
「全く面倒な事を頼まれたもんだな。いきなり雨に降られるなんてついてない」
 アメリアとは反対側の壁に背を預け、座りながら愚痴るゼルガディス。
「あはは…でもリナさんの頼みを断ると後が怖いですからねぇ」
――それがなくても、ゼルガディスさんは優しいからきっと断らないと思いますけど。
 心に浮かんだ言葉は、そっと飲み込む。
後に何か違う言葉を続けようと思ったが、現状雨の話以外特に話題があるわけもなく
また、いつ止むとも知れぬ雨の話をしても無意味にしか思えない。
 元々口数が少ないゼルガディス相手に会話は弾まないので、降り続く雨の音だけが小屋の中には響いていた。

293 :
「…すぅ…すぅ…」
 止まぬ雨音のみの静かな沈黙の中、違う音がアメリアの耳に届いた。
見る物もなく、ただ揺れる炎を見詰めていた目線を起こし音の正体を確かめると
壁にもたれたままゼルガディスが転寝をしているようだ。
 この小屋を見付ける為に少なからず魔力を使ったのだし、キメラとは言え体力回復の為に睡眠を欲したのだろうか。
滅多に見る事の出来ないゼルガディスの寝顔を目の当たりにし、アメリアは思わず頬が緩んでしまう。
――あ、そういえばゼルガディスさんは寒くないんでしょうか…
 よくよく考えると自分にだけ毛布を渡し、ゼルガディスは濡れた服のままでその場に座ったきり動いていない。
いくら嬉しかったとはいえそんな事に気付けなかった自分に少し幻滅し、細心の注意を払って音を立てないよう
そっと立ち上がり、棚から毛布を一枚取り、再びそっとゼルガディスの側へ歩み寄る。
――起きませんように…
 心の中で念じながらゼルガディスに毛布をかける。
「……」
「!」
 毛布がかかった瞬間、ぴくっとゼルガディスの肩が動いたように見えた。
――…こっ、これ以上動いたら起きちゃう……?
 仕方ない、と自分に言い聞かせその場に座る。
 隣にはゼルガディス以外、誰も居ない。
 ドキン、ドキン、と鼓動が早くなるのを感じる。
 そっと右に目線を向けると、端正な顔立ちながら、難しく目を瞑っているゼルガディス。
普段の無表情な彼から比べると幾分か険しさも薄れているようにも見え、それでいて辛そうな表情にも見え…
 じっと見詰めていると、アメリアの胸がぎゅぅっと苦しくなった。
 色々な苦しみを抱え、一人を好むゼルガディス。
 自分の体を呪い、その運命から抜け出さんともがくゼルガディス。
 そんな全てが、愛おしいのだ。

 …ちゅっ…

「………!?」
 自らのとった行動に思わず口を押さえ、毛布で顔を隠す。
――わ、わたし一体何をっ…!!??
 ちらり、と毛布の隙間から隣を見るが、ゼルガディスが起きた気配はない。
――良かったぁあああ…気付かれてない、ですよね、大丈夫…のはず!
  でも恥ずかしすぎて顔を上げられません!うあぁぁあああ、うあぁぁあああぁああああああ!!!
 ぎゅうっと毛布の中に顔を埋め、必死に自分を落ち着かせている間、隣の気配が動かない事に安心し
また、普段なら絶対起こらないであろう自分の行動にパニックになった事も手伝い、いつしかアメリアも疲れて眠りに落ちていた。
「…………」

294 :
「おい、アメリア」
「ふえっ?」
 自分を呼ぶ声に目を開けると、そこには見慣れないものが。
――…なんだろう、この白い布…
「雨も止んでいる、いい加減起きて欲しいものなんだがな」
声のほうに顔を向けると、自分を真上から覗き込むゼルガディスがそこに居た。
「ぜっゼゼゼゼゼルガディスさん近いです!!!!!!!!!」
 慌てて毛布を被り顔を背けるが
「近いと言われても、お前が枕にしているそれは何だと思っている」
「えっ…ふわぁぁあああぁあああああああ!!!!!」
 先ほど目にした見慣れぬ白い布とは、他の誰でもないゼルガディスの脚であった。
 その事実に気付いた瞬間、ずざっっと音が付く勢いでアメリアは飛び起きる。
「…人の膝の上で勝手に寝ておいて悲鳴を上げるとは、お前も中々に失礼なやつだな」
「ごっごめんなさい、わ、わたしあのっ、えっと、あの、ごめんなさい!」
 怒っているのかと更に慌てて泣きそうになりながら謝っていると
「…冗談だ。ほら行くぞ。だいぶ時間を無駄にした」
 頭をぽん、と叩かれ笑いをこらえた声が上から降ってくる。
「…はい!」

 火の後始末などを終え小屋から外に出ると、雨はすっかり上がり木々の隙間から差し込む陽の光が心地良い。
「それにしてもゼルガディスさん意地悪です、寝顔を見た上にからかうなんて!」
 並んで歩きながら、アメリアは先ほどのいたづらに文句を言う。
「断りもなく人の膝を枕にしたやつの言うセリフだとは思えんな」
 ニヤリ、と意地悪な笑みを浮かべて目だけで隣を見やる。
「うぅ…」

――まぁ、その前の仕返しでもあるがな。
 果たして。
 『彼』は本当に眠っていたのだろうか?

 ・・・二人のお使いはまだ始まったばかり。

295 : キターーー!

296 : ※エロまで行けなかった。
−−−−お使いU−−−−

「今日はここで宿を取るか」
 リナのお使いの旅2日目の夕方に辿り着いたのは小さな村だった。
 辺りから漂う夕食の支度の匂いが空腹を刺激する。
 昨日は通り雨にあい、あまり行程が進まなかった為仕方なく野宿だったので
宿のふかふかの布団を想像しただけでアメリアの足は軽やかになる。
「宿はどこでしょう…あ、あそこに看板が出てますね。わたし行ってきます!」
 ゼルガディスはその風貌から、訝しがられる事が多いので普通の宿などは入り辛い。
 4人で旅をしている間にその事情を把握しているアメリアは、さっと一人宿に入って行く。
「こんばんは。2人なのですが部屋は空いてますか?」
 村とその宿屋の規模に見合った、申し訳程度の小さなカウンターの側に腰掛けた宿の亭主らしき人物へ問う。
「ああ、ちょうどさっき空いたよ。今女房が片付けてるからここに記帳して隣で食事でもしてきな」
「はい、有り難うございます!」
 小さな宿屋なので運がいい。この時期は冬に備え旅の商人も多いだろうし、すぐに満室になるのだろう。
 すらすらと記帳し、外で待つゼルガディスの元へ声をかけに戻る。
「ちょうど空いていたそうです!お隣が食堂らしいので、ご飯にしませんか?」
「わかった」

 普段の4人(といってもうち2人は規格外)の食事とは違い、静かに夕飯をとった後、宿へ戻って部屋へと行くと
「…アメリア」
「…はい」
「…鍵は一つか」
「…はい」
「……どう部屋を頼んだらこうなる?」
「さぁ…」
 ドアを開け、所在無げに立ちすくむ二人の男女。
 目の前にはセミダブルらしきサイズのベッドが一つ。
 他には、テーブルと、2人掛けの長椅子。
 明らかに、カップル向けの部屋である。
「2人って、言ったんですけど…」
「……」

297 :  それだけならば、女性同士、はたまたそういう関係の男女、と思われても仕方があるまい。
大抵宿屋の主人というのは、相手が言わなければそう解釈するものだ。
 4人で旅をしてそれなりに長いとは言え、元々旅慣れしているリナが大体宿などはいつも決めていたのだ。
慣れていないアメリアに任せてしまったゼルガディスの落ち度とも言える。
「俺はここで寝よう。先に風呂でも行って来い」
 そう言い、長椅子に腰掛け外套を外すゼルガディス。
「えっ、だ、ダメです、ゼルガディスさんがベッドで寝てください!」
「お前は俺が、女に椅子で寝れと言うような男に見えるわけか?」
「そ、そういうわけじゃないですけど…」
 困ったように俯くアメリアを見て、ふと意地悪をしたい心が疼く。
「それとも、一緒に寝るか?」
 ニヤリ、と笑い、反応を待つ。
「…?………!!!!!?????」
 言葉の意味を理解したアメリアの表情が一変する様をじっくりと観察する。
「いっ、いっ、いぢわる、です!お風呂!!行って来ます!!!!」
 くるり、と踵を返し、部屋から出るアメリア。
 一人残ったゼルガディスは、予想通りの反応に満足げに笑みを浮かべていた。

――もう、もう、もう、ゼルガディスさんいぢわるすぎなんです!!
 元々、いつもとは違う2人旅で、特に何か期待していたわけではないが。
 普段見れないゼルガディスを見せられ、激しい鼓動が胸を打つ。
 もっと何時も通りに振舞いたいのに、2人きりという事実に直面すると、それもままならない。
――こんなんじゃ、だめだ。もっとわたし、普通にしないと。気付かれたら、困らせちゃう。
 簡素な浴室で熱いお湯を頭から浴び、気持ちを落ち着かせる。
 顔をごしごしっと擦ると、唇に指が当たった時に昨日自分がとった行動を思い出す。
 少し硬い皮膚に当たった自分の唇を、そっと撫でる。
 あの時のことは、きっと気付かれていないはずだ。
 今思い出しても、なぜあんな行動に出てしまったのか分からない。
 ただ、顔を見詰めていたら、胸が苦しくなった。
 そして気付いたら、体が動いていたのだ。
 思い出すだけで顔が熱くなり、訳の分からない恥ずかしさが自分を襲う。
 結局気持ちを落ち着かせるため、普段より長い入浴になってしまった。

298 : 「遅くなりましたー…」
 そっとドアを開け部屋に入ると、小さな明かりの傍らでまたゼルガディスが長椅子に座ったまま目を閉じていた。
「ゼルガディスさん?」
 声をかけるが、反応はない。
――寝ちゃってる、のかな?
 昨日と似たシチュエーションがそこにあり、またアメリアの心臓はドキン、と跳ねる。
――う…、今日は大丈夫、絶対、大丈夫!
 ベッドからそっと毛布を拾い、側へと歩み寄る。
 落ち着け、と自分に言い聞かせ、ゼルガディスに毛布をかけ離れようとすると、何かに腕を引っ張られ
バランスを崩したアメリアはそのまま後ろへと倒れこんだ。
「ふわぁああっ!」
「今日は何もしないのか?」
「えっ、あれ、起きてたんですか?」
 ゼルガディスの膝に座り込む形で倒れこんだアメリアは、取り敢えずゼルガディスが起きていた事に驚き
「ん?何もって…?」
 改めて問われた言葉の意味を考えた。
「今日は、何も、しないのか?」
 アメリアに言葉の意味が伝わるようになのか、一語つづ区切って再び問うゼルガディス。
もちろんその顔は、アメリアが言うところの『いぢわるな顔』というやつだ。
「今日、は…って?え?えっ?えぇっ??」
「ん?」
「というかこの体勢っちっ近すぎ、ます!」
 倒れた体勢そのままに、ゼルガディスの右腕はアメリアの左腕をしっかり掴み
またゼルガディスの左腕は足を押さえている。
「キスするんなら近いほうが良いだろう」
「ふぇっ!?」
「昨日は寝込みを襲われたようだからな。今日も襲われるようならお仕置きが必要かと考えていたんだが、残念だな」
 全く残念そうではない口振りでさらっと恐ろしい事を言う。
 一体ゼルガディスはどうしたのか。
 膝に抱えられたまま混乱するアメリアは、何かを言おうとしても、口がパクパクと金魚のように動くだけで
言葉が出てこない。

299 : 「き、きききのっおっおきっ…」
「勝手に寝てると勘違いしたのはお前だろう」
「だ、だって、黙ってて、静かであの、その」
「ほう。セイルーン王家の人間は、相手が黙ってて静かで寝てると思ったら寝込みを襲っても良いのか」
「そっそんなの、正義じゃ、ないですぅ…」
 混乱した頭で自分に何が起きているのか必死に考えるアメリア。
しかし、目の前にいるゼルガディスはいつものどこか遠くを見ている瞳とは違う熱っぽいそれで
自分をしっかりと見詰めていて、その熱さが自分に向けられている、と思うだけで顔に血が上り
益々何も考えられなくなる。
 アメリアにとっては、この状況そのものが既に十分すぎるお仕置きだ。
 自分の腕を掴むゼルガディスの力強い腕。少し動けば、顔が触れ合いそうになるほど側にあり。
 かつてこれほどゼルガディスと密着したことがあっただろうか?
 今まで必死に隠してきたこの目の前にいる男性への想いが、今にも溢れださんとばかりに膨れ上がる。
「は、離して、くださいっ…!」
 小さな体でその腕から逃れようと懸命にもがくが、力で敵うはずもなく。
「まだ俺の質問に答えてもらってないんでな」
「質問って、な、なんですかっ」
「…今日は、何もしないのか?」
 耳元で三度繰り返されるその言葉。
「お前は、頬で、足りるのか?」
 もう一度、ささやくように問われる。
 昨日ほんの一瞬、唇に触れた、少し硬い皮膚の感触。
 必死に忘れようとしていたそれを、他でもない本人から阻まれるとは。
「あれはっ…!わ、わたしも、なんでなのか、分からなくて…!」
 こんな事を面と向かってなど言えず、顔を背けたまま、懸命に言葉をつむぐ。
 そうする事がここから開放される唯一の方法だと言わんばかりに。
「ただ、気付いたら、しちゃってたんです。だから、足りるとか、足りないとか、今日はしないとか
そんなんじゃなくて、本当に、分からないんですぅ…」
 本当に、そうなのだ。何故あんなにも体が衝動を抑え切れなかったのか。
 何故、あんな行動をとってしまったのか。
 アメリア自身、全く分からなかった。
 ただ、とにかく無性にゼルガディスが愛おしい、と。
 そう思った瞬間、無意識に動いてたのだ。
 ほとんど最後のほうは泣きながらそう告げると、腕を拘束していた力がふっと緩んだ。
「分からない、か。便利な言葉だ」
「…え?」
「俺が何故こんな行動をしたのかも、お前は分からない。そういうことだな」
「えっ…と、はい、それも本当に分かりません」

300 :  素直に頷くアメリアを見、どこか諦めたような、もしくは観念したのか、という表情を浮かべるゼルガディス。
「じゃあ、俺がこれからする事の理由もお前は分からない」
「え……ん、んっ?」
 不意にゼルガディスの唇がアメリアのそれを覆った。
「ん…んーーーーー!!!!」
 予想外すぎるその行動にアメリアはばたばたと腕を動かすが、腕の拘束が解けたのもそのはず。
ゼルガディスの腕はアメリアの体をしっかりと抱き締め、更に動けなくなっていた。
「んっ…はぁ…ゼル…んっ」
 息継ぎの為にずれた隙間から言葉を吐き出そうとするが、再び塞がれため息のようにしか声が漏れない。
「ゼル……ィスさ…、めっ…」
「何がだ?」
 小さくもれた否定の声に、アメリアの唇は少し開放される。
「こう、はぁ、いうのは、ふぅ、すきな、ひとと…はぁ、じゃ、ない、とっんん!?」
 そこまで言わせたところで再び塞ぐ。
 奥へ逃げようとするアメリアの舌を、自分のそれで絡めとり、唾液を吸い取る。
「んん…ぅっ…」
 たっぷり5分は経っただろうか。アメリアの反応を存分に堪能し、やっとゼルガディスは自分の唇を離した。
「じゃあ、お前が俺にキスしたのはなんでだ?」
「ふぇ…?」
 やっと開放され、自分の腕の中でぐったりとしているアメリアに再び問う。
「好きな人と、じゃないとダメなんだろう?」
「あ……」
「これでも随分と、我慢していたほうなんだがな」
 そこまで言われて初めてアメリアは気付いた。
 寝込みを襲われた事を本気で怒っていたわけでもなく。(お仕置きは本当かもしれないが)
 必死に自分が隠そうとしていた気持ちは、無意識のあの行動に出た時、ゼルガディスが起きていた事で
既に隠す事が不可能になっていたのだった。
 それでも困らせる事が怖くて言葉に出して伝えることは出来なかった。
だから、「何故体が動いたのか分からない」という事だけを考えた。
「お前が何を考え、言えない理由にしているかは分かっているつもりだ」

301 :  ドクン、と頭の奥で心臓の音が跳ねる。
「ずっと……俺も、お前と同じように思っていたからだ」
「ゼルガディス、さん…?」
「だがその俺の枷を取っ払ったのは…分かるだろう?」
 ぎゅっと、アメリアを支えている腕に力が入る。
 お互い同じ気持ちで居たのか。ずっと。
 自分が悩んでいた事と同じ事を、相手も悩んでいた。
 そう思った時、アメリアの心の枷も、ふっと消えてしまった。
「…ごめんなさい、わたし…っ」
「謝るな」
「……だいすき、です…」
「ああ」
 言葉は短いが、自分を抱き締める腕に更に力が入り、ゼルガディスの胸元に頭が押し付けられると
その鼓動の早さが、言葉以上に彼の気持ちを表していた。
――…でも、ほっぺの仕返しが唇なんて…やっぱり、ゼルガディスさんはいぢわるだ…
 そんな事を考えながらゼルガディスの心臓の音を聴いていると、次第にアメリアの意識は夢の中へと落ちていった。
「すぅ…すぅ…」
「………この状況で寝るのか」

頑張れゼルガディス。

302 : うわお、にやにやするの来てたー!
乙乙続き続き!

しかしゼル、可哀そうだなw
その状況で寝るのかww

303 : ああああ!ついにゼルアメ神降臨キター!
待ってました!

304 : 寝起きが一緒のベッドというお仕置きを敢行するんだゼル

305 : >>304
自分におしおきしてどーするw

306 : ※本番?なにそれおいしいの?
−−−−お使いV−−−−

 チチチチチ…
「ん…」
――うーん、朝…?
 柔らかい布団の感触。温かいぬくもり。
――気持ち良いです…もうちょっと。
 ごろり、と寝返りをうつ。と、頭の下に枕とは違う硬い感触がある事に気付く。
――ん?
「ふわぁぁぁぁああああああああああああああっっっっ!!!!????」
 目を開けたアメリアの前にあったものは。
 ゼルガディスの端正な寝顔。
「……もう少し静かに起きる事は出来んのか、お前は」
 が、一瞬で眉間に皺を寄せた険しい表情に変わった。
「ゼッゼゼルガディッなっなん」
 一体何がどうなって一つのベッドでゼルガディスと共に寝ていたのか。
 目の前にある混乱のあまり、昨夜の事はアメリアの頭から綺麗さっぱり抜けていた。
 覚えていない事を察したゼルガディスは、ニヤリ、と笑みを浮かべ早速アメリア苛めを開始する。
「…案外(寝相が)激しいんだな、アメリア」
「はげっ!?はっ!!??えっ?????!!???」
「誰がはげだ。そんなに離れるな、こっちへ来い」
 後ずさりしてベッドの端ぎりぎりまで離れたアメリアの腕を取り、自身へ引き寄せ抱きしめる。
「ふぇっ!?」
 そして軽いキス。
「思い出したか?」
「おっ、思い出す、って、あのっ」
「まだ足りんか」
「えっ…んんっ……んっ…は、ぁ」
 こちらは一晩中無邪気な寝顔に我慢させられていたのだ。
これくらいは良いだろう、とばかりに混乱したままのアメリアの唇を味わう。
「ん、うぅ…も…ぉっ……ゼ、ゼルガディスさ、えっちですぅ…」

307 :  隙間から途切れ途切れに抗議の言葉を吐き出すアメリアの声は、まるで逆効果なものだった。
「誘ってるとしか思えんな、そんな声で言われると」
「ちっ違います!!!もぉおお!!!!!朝ですよ、起きるんですっ!!」
 甘い優しい腕の中の誘惑を断ち切ろうと、枕をゼルガディスの顔に押し付けその隙に立ち上がる。
 自分の前で見せられる新鮮な反応にクックックッと笑いながら、ゼルガディスは再び問う。
「で、思い出したか?」
「おっ…思い出しました!おかげさまでっ!!」
 先ほどの甘い甘いキスで赤くなった顔は、更に赤くなる。
 そうだ。昨夜アメリアは、ゼルガディスに想いを告げたのだ。
 そしてそのゼルガディスもまた、同じ想いである事を明かしてくれた。
 まるで夢のような出来事で全く実感が湧かなかったのだが、今のゼルガディスの態度がそうではない、と
はっきり現実の物であることをアメリアに確かめさせた。
「それは何よりだ。寝込みを襲われなかった事も感謝して欲しいものだがな」
 頭をガシガシと掻きながらベッドから立ち上がり、またニヤリ、とアメリアを見やる。
 これは全く本当に、我ながら感心するのだ。
 布越しに伝わるアメリアの温もり、柔らかさ。薄っすらピンク色の唇が、呼吸に合わせて吐息を吐き出す様。
 時折寝返りを打ってはまた振り返り、ぎゅうっと抱きついてくるわけで。
 それらを目の前に、一晩の間お預けを食らっていたわけなのだから、ゼルガディスは最高に寝不足なのだ。
「ねこっ…襲うって、まだそれ引っ張るなんていぢわるです!!顔!!洗ってきますっ!」
 体は成熟していてもまだまだ中身はそちらには疎い。
 勘違いしてプンプンという音を頭上に浮かべ、部屋から出て行ったアメリアを見、困ったものだ、と
思案しながらゼルガディスも身支度を整え出した。

 想いが通じ合い、また側に居るという状況で、相手の全てを欲するというのはエゴなのだろうか。
 その瞳が自分以外を映すのが許せない。その腕が自分以外に触れるのが許せない。
 その姿を自分以外が見る事すら、許したくない。自分だけが見ていれば良い。
 しかしまた、互いの間には決して無くす事の出来ない一つの壁もあり、更に自分にはどうしても譲れない
一つの目的、生きる意味もある。
 だが、それがあったとしても、この愛しい存在が自分から離れる事は考えたくない。
「――ね。…聞いてますか?ゼルガディスさん」
 物思いに耽っていたゼルガディスは、その声でふと我に返った。
「すまん、全く聞いてなかった」
「今日はお天気も良いですしね、ぼーっとしちゃいますよね。ふふ」
 正直に詫びるゼルガディスに怒る事もなくにっこりと微笑むアメリアを見、抱き締めたいほど愛おしさがこみ上げてくる。
 さすがに人通りの多い街中では、それは出来ないが。
「運良く馬車が通ったおかげで予定よりだいぶ早く街に着いちゃいましたね、って言ったんですよ」

308 :  リナからのお使いに出て3日目の今日は、目的地である街の一つ手前のこの街が目標だった。
 徒歩であったなら陽が落ちる寸前ぐらいに着く予定だったのだが、アメリアの言うとおり
旅の商人の馬車が二人の側を通りがかり、少しの買い物と引き換えに馬車に乗せて貰えたのだ。
 ここから更に次の街へ行くには確実に夜半過ぎになる。一人ならどうとでもなるが、今はそうではない。
 まだ早い時間ではあるが宿を決め、アメリアにせがまれ仕方なく街中をぶらりと散策しているところだった。
 本来なら日の明るいうちからこのような場所を出歩くような事はしたくないのだが、逆にこういう時、こういう
ふと立ち寄った旅先の街でもないと2人で街をぶらつくという事も出来ない。
「あ、あれなんだろう、うわぁ。見た事ないのがいっぱいあります!」
 くるくると良く動く表情と小柄な体。珍しいものを見付けては立ち止まり、美しいものを見ては感動する。
 そんなアメリアの後ろについて歩いていると、その仕草を微笑ましくも思うが、見たくないものまで見えてしまう。
 艶のある美しい黒髪、少し日に焼けた肌に浮かぶ頬の赤み。大きな瞳を黒々と縁取る長い睫毛。ぱっと見でも美少女だ。
 更に小柄な体躯には不釣合いにも思える、女を強調する膨らんだ胸。くびれた腰。細い腕。
 そして。
 それらを下種な目で見る、通りがかりの男共の視線。
「アメリア」
「うわっ、は、はい?」
 花屋の店先に並んだ色取り取りの花を眺め、香りを楽しんでいたアメリアの腕をぐいっと掴み、無言で歩き出す。
「あ、あの、ゼルガディスさん?」
「宿へ戻るぞ」
「えっ?まだ明るいですよ?」
「だからだ」
「えぇ…?」
 アメリアにとっては何が『だから』なのかが分からないが、それ以上問うのも難しい表情に気付き、大人しく着いて行く。

「あの…やっぱり気分が悪かったですか?」
 部屋に入るまで無言だったゼルガディスに、アメリアが問う。
「そうだな」
「すみません…わたし、嬉しかったから全然気付かなくて」
 今日も一部屋だが、ベッドはきちんと2つある。昨日の失敗を生かし、マスクをしっかり付けてゼルガディスが部屋を頼んだ。
その片方のベッドに腰掛け、ゼルガディスは外套を外しながら立ったまま謝るアメリアを見た。
 恐らく、あまり出歩きたがらないゼルガディスを無理に連れ出した事に対して反省しているのであろう。
「そっちじゃないんだがな…アメリア、ここに座れ」
 前半は小さく独り言のように言うと自分の隣を指し、促す。落ち込んでいるアメリアは素直にそれに従い、静かに座った。
「楽しんでいるお前を見ているのは全く苦にはならん。いくら見ていても飽きない程見ていたいとも思う。
俺が気分を悪くしたのは、そんな事じゃない」
「え?」
「俺は自分で思っていたよりも相当なやきもち焼きらしい」
 優しく、アメリアを抱き寄せる。
「ゼルガディス、さん…?」
「お前を俺以外のやつが見るのが、こんなにも腹立たしく思うなんてな」

309 :  ぎゅぅっ…と両腕に力を込め、小さな体を抱き締める。
「ゼルガディスさん…顔を、見せてください」
 腕の力を抜き正面からアメリアを見据えると、ちゅっと軽く口付けられる。
「わたしは、ゼルガディスさんが…だいすきです。この顔も、髪も、腕も。
…普段隠れている、優しさも、全部」
 今度は、アメリアがゼルガディスを抱き締め、胸元に顔を埋めて問う。
「どうしたら、安心して貰えますか?」
「…お前の全てが欲しい」
「……アメリアは、もうとっくにゼルガディスさんのものです」
 背中に回した腕に力を込めながら言うと、その言葉でゼルガディスの心臓の音が一際強く跳ねた。
と、抱きついた格好のまま体が倒される。
「わっ…あ?」
 ゼルガディスの冷たい唇がアメリアの熱い唇に触れる。
「ん…ふ…ぅんっ……んん…っ、は、ぁ…」
「そんなセリフを吐かれたら、もう止まらんぞ」
 一旦唇を外し、アメリアの紅潮した顔を見詰め、つぶやく。
「えっ……ぁ、あっ!」
 唇、頬、耳たぶへと吸い付きながら移動し、軽く啄ばむ。
 柔らかい耳たぶに舌を這わせ、吐息を吹きかけながら反応を確かめていく。
「あ、あっ!ゼッ…や、そこ、なんっぁあ、変…です…うっぅんっ…ああぁっ」
 ぴちゃ、ぴちゃと舌と唾液の音が自分の耳元で響き、余計にいやらしく感じてしまい、また自分の口から漏れる声が
まるで別人が出しているような声に聞こえアメリアの羞恥をくすぐる。
「ゼ、ルガ…ディス、さ、やっ…変な、声っ…あ、出ちゃ…う、んぁ、はっああっ」
「もっと聞かせろ」
 そう言いながら、ゼルガディスの手は服の上からでも柔らかいアメリアの胸に触れる。
「あっ!!」
 優しく円を描くように乳房を撫で、そっと先端を摘むと一際高い声がアメリアから発せられた。
耳元や首筋はゼルガディスの唇、胸には手の平から与えられる絶え間ない愛撫で、何も判らないままの
アメリアの感情を昂ぶらせて行く。
「あっ、あぁ!あっ、ふ…ぁああ、あっあ、やぁ…ああっは、だっ…あぁ、め…ああ、あぁああ!」
 体をビクビクッと震わせゼルガディスの服をぎゅっと握り締めた後、アメリアの体から力が抜ける。
「あぁ…は…はっ…ふ…ぅ…」
「イったのか?」

310 :  目を薄く開け、ぼぅっとした表情で浅く呼吸をするアメリアの顔を覗き込み、ニヤリと笑いながら問いかける。
「イったって、なん…はぁ、です…か…。わかん…な…ふぅ、です、けど…なん、だか凄くて…」
「じゃあもっと凄くしてやろう」
 言うが早いか、ゼルガディスは手をアメリアの胴衣の裾から差し込み、今度は直にそのたわわな乳房に触れる。
「あぁあっ…」
 首の辺りまで胴衣を捲り上げ、胸元、乳房の横等にちゅぅっと音を立てて吸い付き、小さく赤い印を付けていく。
そして今度は赤く尖り始めた先端には触れないよう、柔らかい部分を丹念に愛撫する。
「ん…んんっ…あ、はぁ…あぁ…」
 片方は下から抱えあげるように乳房を揉み、またもう片方には口付けを繰り返す。
次第に乳首の赤みが増し、触ってくれ、と言わんばかりに膨らむがそこには触らない。
「あぁ…ゼルガ…ディス、さっ…、あぁあっ…そこ…ぉ」
「どこだ?」
「うぅ…っ」
 触って欲しい感情が込み上げて来るが、恥じらいからはっきり口に出すことが躊躇われるアメリア。
もちろんゼルガディスにはそれが判っているが、やっと自分によってよがり、甘いため息を漏らすアメリアを見られるのだ。
 もっと色んな表情を見たい。この少女を、少女の顔から女の顔にするのは自分なのだ、と確かめるために。
 もっと色んな声を聞きたい。自分に与えられる刺激に喜び、自分を求めて、耐え切れなくなるほど切なく狂おしい声を。
「も…いぢ…わる…っ」
「じゃあ、どうして欲しいか言え」
「もっと…っここ……っして、ください…」
 ゼルガディスの手に自分のそれを添え、胸の先端へと導く。
 口に出すのは流石に厳しいか、と内心苦笑したが、その仕草がたまらなく可愛らしかったので十分だろう。
「仰せのままに、いやらしいお姫様」
 ニヤ、と笑み、その赤く熟れた乳首を口に含み強く吸うゼルガディス。
「はっ…!あぁ、ああっあ、あぁあぁあん」
 やっと与えられた刺激に、アメリアの背中が弓なりにしなる。
 もっと、とねだるように胸を突き出し、ゼルガディスの唇、舌の動き一つ一つに激しく反応する。
 口の中に含んだまま舌先で先端をくるくると舐めたり、また軽く歯を立ててみたり。
 空いている片方の乳房も、しっかりと愛撫する。指先で乳首を軽く弾いたり、きゅっと摘んだりしていると
またアメリアの息が荒く、浅くなり、熱が増すと再びビクンビクンッと体を震わせた。
「あぁ、ゼルッ……さ…ぁ、ふぁ…すごい、きもちい…っふあぁあっあぁぁああああ!」
「胸だけでイクなんて、本当にいやらしいお姫様だな」
 ぐたり、としたアメリアの耳元にささやき、薄く開いた唇に軽く口付ける。
「らっ…て、すご…は…あ、あっ!?」
 何かを言おうとしたアメリアは、次のゼルガディスの行動にまた驚きの声を上げた。
 腰の紐を寛げ、さっと手を差し込み下着の上から秘所に指を食い込ませると、そこはしっとりと濡れていた。
「あぁ、はぁあぁあああ、やぁ、そんっなと…こぉぉっ」

311 :  イヤイヤをするように首を振り、動きを止めようと手を動かすが、初めてで2度も絶頂を迎えた後に力が入るはずもなく
頼りなくゼルガディスの腕に手を添えるだけの形になってしまう。
 回復するまで待つほど甘くはない。足に力が入らぬうちにと腰の部分に手をかけ、下着と共に一気に脱がす。
「やぁっ…」
 拒否の声を上げるが、足を閉じさせないようにゼルガディスは股の間に素早く入り込み、太ももを肩の上へと配置させた。
「こんな、の、恥ずかしいっ…ですぅう…」
「恥ずかしいお前を見るのがイイんだ。足を閉じるなよ?髪が刺さって痛いのはお前だ」
「うぅ…いぢわる……」
 顔を真っ赤にし、手で必死に隠すアメリアを股の間から満足そうに眺め、目の前のご馳走へと視線を移す。
 薄い痴毛の下に、柔らかそうな赤い実が隠れている。そこにふぅっと息を吹きかけるとびくんっと腰が跳ねた。
「なっ、なんですかっいまの!!??」
「お前の一番敏感なところ、だ」
 そう言い、今度はペロリ、とそこを舐める。
「ふゃぁあっ!?」
――初めてだろうし、あまり強くするのは可哀相だろうか。
 少し思案したが、ゼルガディスさんのものだ、と言ったのはアメリア自身だ。全てを頂くとしよう。
 ちゅぅっと音を立て、隠れた実に吸い付くと唇の中にそれを含み、舌を尖らせてつつき、または舌を広げねっとりとねぶる。
「あぁああっ!?あっはぁあぁ、ふっうぅうんっくぁ、はぁあ、あああぁああぁあぁっ!!」
 一つ一つに激しく体が震え、腰が動き、足をびくんと動かすが、閉じるな、と言われた事も既に頭にないのだろう。
 時折髪に触れ、アメリアの白い太ももに赤い筋が刻まれていくが、痛みよりも初めて与えられる快感のほうが強い今
そんな事はアメリアの頭には全く入らない。
「あぁあ、あぁあああっんっぁあ、あああぁあああ、だめっ、だめっ、また、あぁっはっああああああああ!!」
 2回も達した後でより敏感になっていたアメリアは、クリトリスへほんの少しの刺激でもあっさりと達してしまう。
しかし今度は、そこでゼルガディスが止まる事はなかった。
「あぁあぁあああ、うぁ、あぁ、ふぅ…あぁ、はぁあぁああ!」
 更なる刺激から逃げようとする腰をしっかりと掴み、赤い実へ刺激を与え続ける。
「っ…あ――――――――――!!!」
 甲高い声を上げびくびくっと何度か痙攣した後、アメリアの体はぐったりと動かなくなった。


312 : 「ん……」
 どれぐらい経っただろうか。アメリアが目を覚ました時は既に辺りは暗く、ランプの明かりだろう仄かなオレンジ色が
視界に入ってきた。
「起きたか?…すまない、やりすぎた」
 隣から聞こえる声にゆったりと顔を傾けると、心配そうに自分を覗き込むゼルガディスの顔がランプに照らされていた。
「だいじょうぶ、ですよ」
 安心させるように優しく微笑み、ゼルガディスの頬に手を添える。
 ゼルガディスはその手を左手で掴み、そっと口付けた。
「このまま眠れ。側についててやる」
 アメリアの額にも口付けし、腕枕をしている右手で頭を撫でると、アメリアは幸せそうに頷きそのまま眠りに落ちた。
――まだ旅は続くからな。今日はここまでで勘弁しといてやろう。
 そんな恐ろしい事をゼルガディスが考えている事も知らないで。

−−−−−−−−−−−−−−−
>>304-305
まるで後ろから覗き読まれてたかのようなレスに思わずにやりとしました。

313 : WAFFLE

314 : ゼルアメ好きだ!読んでてにやにやしてしまうw

315 : ゼルアメいいね!
読んでて一番萌えるカッポーだ

316 : 保守がてらに…。
喜んで頂けて嬉しいです。
続きを書きたいのですが右腕の調子がすこぶる悪く、時間がかかってしまいそうです。
楽しみにしてくださってる方がいらっしゃったら、気長に待って頂けると有り難いです。
神の降臨を心待ちにしております。

317 : お大事に
無理すると治るものも治らないからな

318 : >>316
続きwktkしながら気長に待ってます!
お大事にねー。

319 : ほし

320 : そういちろう

321 : ケインwww

322 : ゼルアメの方お大事に
右腕早く治りますように
ガウリナいきます
エロ未満

323 : リナ「Trick or Treat!お菓子くれないと暴れちゃうぞ〜!」
ガウリイ「リナはいつも暴れてるじゃないか。どうどう」
リナ「誰が暴れ馬かっ!減らず口叩いてないで大人しくお菓子を寄越しなさいよガウリイ」
ガウリイ「…お前悪人っぽいぞそれ」
リナ「失礼ね!あたしにはちゃんと人権あるわよ」
ガウリイ「胸はないけどな!」
リナ「朗らかに言うなああああっ!インバースストラッシュ!!!」
ガウリイ「ぐはあっ!」
リナ「ふっ、雉も鳴かずば射たれまいに
って違うわよ!お菓子ちょーだいガウリイ。くれないと」
ガウリイ「もう暴れてるじゃないか」
リナ「ぐっ…こ、細かい事はいーからとっととお菓子出しなさいよ」
ガウリイ「ない」
リナ「へ?」
ガウリイ「ないぞ。全部食っちまった」
リナ「えーーーーっ!?ガウリイのけち」
ガウリイ「だから暴れていいぞ」
リナ「は?」
ガウリイ「お菓子ないから好きなだけ暴れていいぞ。ほれ」
リナ「……いや、えーと。そう言われるとその……」
ガウリイ「暴れないのか?」
リナ「う〜〜〜」
ガウリイ「じゃあオレが代わりに暴れるかな」
リナ「は?ちょ、どこ連れてくのよーー!?」
ガウリイ「どこだろな〜♪」
リナ「うにゃあああああ!ニヤニヤやめれーーー!」
ガウリイ「暴れちゃうぞ〜♪」
おわり

324 : アメリア「Trick or Treat?お菓子くれないとせいぎしちゃいます!」
ゼル「正義なのか。お前らしいな」
アメリア「せいぎですっ!」
ゼル「だがすまん。生憎だが菓子の持ち合わせはない」
アメリア「じゃあせいぎします!」
ゼル「目立つ事はやらんぞ」
アメリア「大丈夫です!じゃあゼルガディスさん服を脱いでください」
ゼル「はぁ?」
アメリア「ですから、せいぎしますから服を脱いでください」
ゼル「な、なぜ正義をするのに服を脱ぐ必要があるんだ?」
アメリア「正義じゃありません!性技ですっ!」
ゼル「なっ!?」
アメリア「セイルーン王室に代々伝わる性技を実践して差し上げますっ!」
ゼル「どんな技だそれは」
アメリア「ですからこれから実践してみせますから!さあさあ脱いで脱いで」
ゼル「自分で脱げるから引っ張るなー!」
おわり
くだらなくてすまんw

325 : 笑ったww
せいぎってwwwwお姫様wwwwwwwww

326 : >325
ふと思い付いてついふらふらと書いてしまったw
ウケてくれてありがと
ほしゅほしゅ

327 : w

328 : ほしゅってみる

329 : ズーマ→リナありそうでなかったな保管庫に

330 : 保管庫のルナすぽっとはなかなかに良かった

331 : 今、保管庫を漁ってるけど名作もあるな
続編が出ないままの名作も多い

332 : >>331
続編待望されたままそのままってのあったなあ

333 : ネコ耳のやつ好きだ
あと前のにはタイトルついてないけど欲情シリーズ?も好き

334 : みゃー

335 : ほ

336 : し

337 : ……このあとどう書き込むか悩む……

338 : >>337
作品投下すればいいよ!

339 : 書いてると現代では普通にあるものが、あれもないんだよなーこれもないんだよなー
これの由来はとか考えてしまう

340 : >>339
なんかわかるー。どこまで道具を書くべきか(笑)

341 : どこぞの魔道士協会の試作品とか言えば大抵のアイテムは何とかなると思う。
触手攻撃するスイートポテトとかミニサイズのコピーホムンクルスとかあるんだし。

342 : >>341
そこらへん考えるのが楽しい場合もあるな
逆にティッシュやコンドームみたいな普通のありそうでないものの扱いが難しいw

343 : >>342
その手の衛生用品は、あるのと無いのじゃあキャラの貞操観念とかが、根本から変わってくるから、突き詰めて考えると結構面白い。

まあティッシュは端切れで、普通に代用出来そうだが。

344 : ほしゅ

345 : 割りと有名なMAD



346 : 『おうぢさま』シリーズの新作がそろそろ読みたいっす

347 : ほしゅ〜

348 : 王子様シリーズ私も好きです
まさか殿下に悶える日がくるとはww

349 : 王子様シリーズ私も好きです
まさか殿下に悶える日がくるとはww

350 : 随分熱烈なファンとみた。

351 : 大事なことは二回言わないとね

352 : ほ

353 : し

354 : 芋?

355 : あけおめ★
姫はじめ期待してるよ〜

356 : 寒いので、体であっため合う話が読みたいですね!

357 : >>356
「とゆーわけで、よろしくねゼル」
「ばっ、バカ言うな! そういうことはガウリイの旦那とでもしてろ!」
「ううん、あなたじゃなくちゃ……駄目なの」
「リ、リナ?」
「まずはあたしがファイヤーボールでゼルをしっかり温めるでしょ。
 そしてそのゼルから出る熱で、あたしはヌクヌクあったまりつつモチを焼く。
 あ、ミカン焼いても美味しいのよ?」
「俺をダルマストーブの代わりにするな!」
とかそういう話?

358 : >>356
>>357
「あ、リナそんなとこに居たのか。
お。旨そうなもん食ってるなあ。
オレにも一口くれよ」
「やーよ。
これは正当な労働の報酬なの。
呪文唱えるんだって意外と労力が掛かるんだから。
あんたはなんにもしてないじゃない」
「フーン。そんなこと言って良いのかな?」
「なによ。あんたも何かしたってゆうの?」
「可愛いリナちゃんのために、せーっかく!」
「だからなんのことよ。」
「おんじゃく。貰っといてやったのに。」
「へ?
だから温石。女将に頼んで寝床に入れといてもらってやったぞ。
最近寒くってよく眠れないって言ってただろ?」
「へえ、ガウリイのくせに気が利くわね。
むう。仕方がないわね。
一口だけよ。」
「くせにって・・・。おお美味いなこれ。」
「そうでしょって、
ああ、そんなに!一口だけよ、一口だけっ!」
「お、焼きみかんも絶品だな〜」
「だから、一口だけだってば!」
「んじゃ、美味しい焼き餅でお腹が一杯になったところで、そろそろ寝ましょうか」
「そうだな」
「あ、ゼル、ありがとう!ご馳走さま、また頼むわね!」
「ゼルガディス、有り難うな!旨かったぜ!」

「ふう。お腹一杯!」
「食った食った!」
「やっぱり正月はお餅よねー」
「おう!」
「ガウリイのお陰で今夜は暖かいお布団で眠れるし。言うことないわね〜。」
「お前さんすぐ冷えるんだからちゃんと温かい格好して寝るんだぞ。」
「あー、うん。そうなんだけどね。
一昨日、宿に腹巻き忘れて来ちゃって・・・。」
「おいおい。大丈夫か?」
「うん。替えが何枚かあるから」
「ならいいが。
しかしなあ。
そもそもなんで部屋が別々なんだ?同じ部屋ならオレがちゃんと暖めてやるのに。そうすりゃ温石なんか要らないだろうに」
「だって、あんた一緒だといっつも、なかなか寝かしてくれないじゃない」
「今度から気をつけるって」
「んなこといって、この前だって!」
「いや、あれはお前さんが・・・」

フェードアウトして行くバカップルの声に、
今だ熱気冷めない某残酷な魔剣士は無言で呻いた。

359 : >>357
>>358
まさかそうくるとは……
なにげにひどいガウリイがよい!
ゼル、がんばれ。これからも人間ストーブとして役に立ってくれ。
楽しませて頂きました〜!
ありがとうございます!

360 : 自分で書いといてなんだけど、ゼルやんが岩なのは外皮だけで、実は内臓は生じゃなかったっけ?
それから一部、台詞に鍵カッコが抜けてました、すみませんorz

361 : リナ「程よく焼けたゼルを鍋に投下
ニャラニャラにニギタケ〜」
アメリア「お魚もいれましょ〜!ラハニムにヌンサ〜」
ガウリイ「なんだ闇鍋か?目玉栗の踊り食いだ!」
ゼル「うがああああ!早く元の身体に戻りたーい!」
謎のコーラス「♪やっみにかーくれっていっきーる
ゼル!ゼラス(様)ゼロ〜ス♪」
ゼル「誰が溶解人間だ!ダグハウトー!」

という初夢をみたゼル

362 : ある冬の夜、あたしの部屋のドアをノックする音
「ガウリイ?何よせっかく暖まりかけてきたとこなのに」
スリッパを通して冷気を伝えてくる床に震えながら
毛布をかぶったままドアを開けると、入ってきたガウリイが言った
「リナ、寒いんだ。暖めてくれ」
「は?珍しいわね、あんたが寒がるなんて。風邪でもひいたとか?」
毛布から手を出し、ガウリイの額へと伸ばすと、届く前にそれを捕まれ引き寄せられた
あっという間に毛布もろとも抱き上げられ、ベッドへと運ばれてしまう
気がつけば仲良く毛布の中で
ガウリイの手はあたしのパジャマの中
「やんっ、がうり」
抗いも虚しく、毛布の中パジャマは脱がされて脚の間で蠢く指
準備が整ったとみるやわけ入ってくるモノ
暖める必要ないじゃない!と言いたいが、言葉にはならず揺さぶられる動きにあわせて腰を振ってた
身体の中をいいだけ擦り、更に奥まで熱で満たすと、ガウリイは満足そうな表情であたしを抱き込み眠りについた
いまだあたしの中で暖めたまんまなのが気になるけど、あたしも引き込まれる眠りに身をまかせた
おわり

363 : >>361
>>362
GJ!
寒い夜にはやっぱりこれですね。

364 : ほしゅ

365 : 倉庫が更新されてる!
管理人様、ありがとうございます!

366 : ほんとた!更新されとる

367 : 見て来た!
更新されてるヽ(・∀・)ノ
有難うございます、管理人さん!

368 : ほしゅヽ(・∀・)ノ

369 : 元ネタはグリム童話の「つぐみのひげの王様」でガウリナいきます
ある国にリナというとてもわがままなお姫様がおりました
ある日、リナ姫は姉である女王ルナに呼ばれ、こう言われました
「隣の国の王子からぜひにと言われてるから、結婚なさい」と
「隣国の王子って言ったら『くらげ王子』って噂のバカ王子じゃない!絶対いやあああああああ!」
思わず本音を絶叫してしまったリナは、直後はっと口を手で抑えますが、既に遅し
恐る恐る視線を上げたその先には、ニッコリと微笑む姉の姿
その瞳の奥から放たれるものに、リナは背筋を凍らせました
「あ、あの姉ちゃ…お姉さま、いえ陛下あのその」
慌てふためくリナを見下ろし、ルナ女王は静かにこう告げました
「隣国の王子が嫌なら今度物乞いにきた一番みすぼらしい男と結婚なさい」
「うぇっ!そ、そんなああああああ」
「今度のは決定事項よ。リナに拒否権はなし」
愕然とするリナ姫とは対象的に、ルナ女王はどこか楽しげに言い放ちました

370 : それからまもなく城にやってきたみすぼらしい男とリナは結婚させられ、国を追放されました
仕方なくリナは男の後をとぼとぼ歩いていきました
行く先には豊かな森や賑やかな街。
リナの前を歩きながら男は言いました
「これらはみんなくらげの王様のものさ」
リナ姫は「こんな事ならくらげの王様と結婚しとけば良かったわ……」と心の中で呟きましたが今さらどうにかなるわけでもありません
ただ男の後ろでため息をつくしかありませんでした

371 : 追放はされたものの、その時に幾ばくかのお金を渡されていた二人は、小さい町で宿屋に泊まりました
リナは部屋に入ってから気付きます
「一部屋……?」
「夫婦なんだから当たり前だろ?」
まだ状況を把握出来ず呟くリナに軽く答えた男は、リナをひとつしかないベッドに押し倒します
「なっ!?何すんのよっ!んんっ……」
不意の出来事に動揺しながらの抗議もあっさり唇で塞がれてしまいました
「新婚の夫婦がベッドの上でする事なんて決まってるだろ?」
意地悪い口調の男はその唇をリナの首筋へと滑らせていき、知らない感覚にリナの背筋がぞくりと震えました
「や、あ…」
すくむ身体を楽々と押さえ込むと、男はリナの着衣を取り去っていき、顕になった肌を貪っていきました
男の拘束から抜け出せないまま、リナは初めて与えられる感覚に翻弄されていきました
最初は頭の上で押さえつけられていた腕も解放されていて、男の与える刺激に耐えるようにシーツを掴むだけでした
「んっ、あん…ん…」
いつしか男の動きに甘い声で応えるようになったリナの中へ男は身を沈めていきました
「!?…ぁあああっ!」
戸惑い強張るリナの中に一気に突き入れると、男はリナを抱き締めます
痛みの中、リナが薄く開けた瞼の先にはこれまで見たことがない綺麗な蒼い瞳が熱い光を放っていました
リナは自分がこの時初めてまともに夫となる男を見たのに気付きました
そしてこんなふうにされながらも、熱い瞳にもリナを扱う仕草にもどこか優しいものが感じられる事に、リナは戸惑っていました
「んっ、んっ、あっ、んっ…」
男の腰の動きに合わせてリナは声を漏らし、痛みと新たな感覚に耐え、男の肩にしがみつきました。
そして男の動きが次第に激しくなっていくと、リナはもう何も考えられなくなっていきました

372 : リナは翌日になってから知りましたが、男はガウリイといいました。どこか抜けた所はありましたが、よく向き合ってみると人が良く、リナは惹かれていきました
リナもガウリイもよく食べるほうだったので、所持金はすぐに心許なくなりました
リナはくらげの王様のお城の調理場で働き口を見つけました
何かと口煩い上司にもこめかみをぴきぴきさせながらも何とかこらえ、今日もこっそり料理の余りを手持ちの壺に入れていました
今日、お城ではパーティーが開かれていて料理もいつもより豪華です
「今日はピーマンも入ってないし、大好物もあるからガウリイ喜ぶかな〜」
夫の喜ぶ顔を思い浮かべていたリナに料理長が呼びかけました
「王様がお呼びだぞ」
「へっ!?」
何で王様がこんな所に?まさか料理の事がバレた?でもこれ余りだしっ!食べ物を無駄にするなんて万死に値するのよっ!!!
などとリナがパニクっていると、後ろから腕を引かれ、リナの手から壺が滑り落ちました
「あああああ!あたしたちのお夜食があああああ!」
リナは腕を振りほどき、壺が床に落ちる前に飛び付いて事なきを得ました
壺を抱え、涙目で振り向いたリナは、文句を言おうとした口をぱくぱくさせました
なぜならそこには立派な格好をした夫がいたからです
「…………な、何で?」
「いやあ。ルナさんの計画でな。騙しててすまなかった」
リナの夫となったみすぼらしい男ガウリイは、『くらげの王様』だったのです
ルナの「ちょっとこらしめてやりなさい」の一声に隣国の王様も逆らえず、ひと芝居うったのでした
そしてちょっぴりわがままが治ったリナ姫はくらげの王様と正式に結婚していつまでもしあわせにくらしました
おしまい

373 : 以上おそまつしたー

374 : >>373
GJ!
くらげ王ご夫妻は、残りもののお夜食を仲良く競い合って食べたに違いないw

375 : >>374
感想ありがとです
最初の方王じゃなく王子になっとるううううorz
読み返したんですが見落としてました
直後に即位した事にでもしといてください

376 : >>375
どんまい。
きっと、くらげ王子のお父さんもくらげだったのでしょう。
そしてそのお父さんもお亡くなりになり、
ガウリイ即位。
これ以上身分を偽って居られなくなったので……という流れで脳内補完w

377 : ほしゆ

378 : ホシュ

379 : ほしゆ

380 : そして昨日は

381 : 昨日は?

382 : ほしゅ

383 : 寝ぼけてミスった・・・・ほしゅ

384 : hosh

385 : 保守

386 : ほしゅ

387 : ほしゅ

388 : ほーしゅ

389 : なんか書きたい。
誰かネタプリーズ!

390 : >>389
デカメロンみたいなのおなしゃーす

391 : >>390
さんくすでございます。
デカメロン。面白ろそうなのでガウリナで何か出来ないか考えてみます。
語感からとっさにナーガを連想したのは自分だけじゃないはずw

392 : わくてかわくてか

393 : まだかなまだかな♪

394 : ほしゅ

395 : ほしゅ

396 : ほしゅー

397 : ガウリイ「なあリナ」
リナ「ん〜?なにー?」
ガウリイ「胸がでかくなる方法教えてやろうか?」
リナ「なっ!?なんですって!?どうすんのよなにすんのよとっとと教えなさいよ!!!」
ガウリイ「お、おちつけどうどう」
リナ「これが落ちついていられるかーーー!?
で、どうすんのよ?」
ガウリイ「まずは服を全部脱いでだなー」
リナ「ふむふむ。脱いだわよ」
ガウリイ「次は脚を開いてー」
リナ「開いてー?」
ガウリイ「よく濡らして〜」
リナ「ああんっ!やっ、あん!」
ガウリイ「挿してよく擦る!」
リナ「あん、んっ、んっ、あぁん!」
ガウリイ「胸を揉み舐めつつ発射するとー」
リナ「あああああああっ!!!!!」
ガウリイ「運が良ければ約10カ月後にはぼいーんのばいーんだそうだぞ」
リナ「…………それなんかちがうと思ふ」

398 : >397
あっさりだまされすぎです、リナさん(笑)

399 : >>397
ムネ以外もふくらむけれど、良いのだろうかリナさん的には。

400 : 胸以外もふくらんで相対的にあまり変化がわからないとw

401 : ほしゅなんだよ。

402 : 保守

403 : 神様。
ガウリイにいじめられてないちゃって、しかも泣くのもかわいんだー!ってさらにガウリイにいじめられるリナが読みたいです。

404 : >403
ちょっとガウリイ変態入ってしまったので、お望みのものとは遠いかもしれないが、書いてみましたよ
おもちゃ系苦手ならスルーで

405 : リナと賭けをした
盗賊いぢめを阻止出来たらオレの勝ち。出し抜けたらリナの勝ち
負けた方は一日相手の言うなりになること
そして勝負はオレの勝ち
というわけでオレは企みを実行すべく、リナの眠る部屋のドアを開けた
「リナ」
「……ん〜?」
まだ半分夢の中らしいリナの身体を抱き起こすと後ろ抱きにしてベッドに座る
「おはようリナ」
「ん〜〜。まだねむいー」
「眠いなら寝てていいぞー」
「うにゅー」
まだ寝惚け中のリナは暖かさを求めてか、オレの胸にすり寄ってくる。猫みたいだなー
横抱きになったリナの腰を浮かせてパジャマの下を下着ごと脱がせる
まだ起きる気配はない。
露になった秘所へと手を滑らせて準備を開始する
「ん……ん、は…ぁ」
いつものようにまさぐっていると、リナが小さく啼き始める
「ん……な、に?ちょっとガウリイ何やってんのよ朝っぱらから!やっ、あぁんや、ぁ」
やっと目を覚ましたリナが暴れ出すが、力の差もありたいした抵抗にはならない
細い腰を捕まえてくちゅくちゅといいだした所を攻める
「今日一日はオレの言う事何でも聞くんだろ?」
「うっ…そういえば。ちっ、くらげの癖に覚えているとわっ」
「聞こえてるぞ〜。お前さては踏み倒す気だったな?」
「ぐっ、そ、そんなことないわよっ!」
否定しても目を合わせない時点でバレバレなのになー
リナって意外とわかりやすいんだよなー。そこがかわいくて更にいじめたくなるんだが
そろそろ用意も整ったようなので傍らに置いていた袋からオレはある物を取り出すと、リナの目の前に翳してみせた
「リナ、これ何だかわかるか?」
リナはキョトンとした表情でそれをマジマジと見つめるが、わからないらしい
「じゃあ実践な」
大きさはオレの指より二回り程太く、長さはやや長いくらいの棒状のそれをリナの濡れた所に射し込んだ
「ひゃあっ!やぁっ、何なのよそれっ!やだっ、取ってってばっ!ガウリイ!」
「大丈夫だって。害はないから」
涙目で暴れるリナを宥めて言ってやると潤んだ目が見上げてくる
「植物の一種らしいけどな。わりと昔からその手の店で売られてるもんだぞ」
「ふーーん。その手の店ねえ……」
「オ。オレは今まで使った事なんてないぞ!リナに使ったらどーなるかなー?と思っただけで」
ジト目で睨まれてしまい、思わずいらぬ弁解をしてしまう
まあ、かつて本格的な物はは拷問や調教にも使われたらしいが、そこは伏せておく
「えーと、ここをこうしてだな」
説明書の通りに棒から伸びる根のようなものを割れ目に沿わせて剥いた肉芽に這わせると吸い付くように絡み付いた。瞬間リナの身体がビクンと震え、オレの胸元をぎゅっと掴んだ
「オレがいいっていうまでこれ着けたままな」
「ええっ!?嫌よこんなのっ!」
「大丈夫だって。服着れば外からはわからないし」
そう言って下着を履かせてやると不服そうながら『約束』の手前、強気には出られないようだ
涙目で睨んでは来るが迫力はない。むしろそそる
「じゃあ飯食いに行こうぜ。腹減ったろ?」
「……うー。わかったわよ」
しぶしぶといった感じでいつもの服に着替えるリナを見ながら、これからどういぢめてやろうかとオレは考えを巡らせていた
つづく

406 : >>404
403です。
ありがとうございます!
おもちゃネタ、むしろ楽しみです!!(笑)
しかも「つづく」ですか! 続きを楽しみにまっています〜!

407 : >>404
wktk

408 : >>405のつづき書けたんで投下いきます

今日の朝食はオレ逹にしてはかなりおとなしいものだった
オレが何度もリナの皿から掠め取っても、気付いてない様子だった
さっき着けてやったアレが気になるのだろう
うーん。ちょっとつまらん。朝メシの後にするべきだったか
「なあ、リナ」
「……なによ?」
あー、かなり怒ってるな。
恐ろしいので明日の自分の身はあえて今は考えない事にして、この後街を見て回ろうと持ちかけた
リナは一瞬嫌そうな顔をしてから、悔しそうに唇を噛んで俯き、少し考えてからきっ!と顔を上げてこう言った
「いいわよ。行ってやろうじゃないの!」
負けず嫌いなリナらしく、口調は強気なのに、こっちをまっすぐ見つめる瞳は悔しそうに潤んでるのがかなりかわいい
これ本人は気付いてないんだろーなー
まあ、そこは気付かないフリをしてリナを促し、オレ逹は街へと繰り出した

409 : 朝の忙しない表通りを離れ、人気のない裏通りへとリナを誘い、ポケットに入れていた物を操作する
「あっ!?や、あ、んっ……」
リナの身体がビクンと震えた
思わず漏れ出た声を抑え込んで近くの壁に背をもたれて目を瞑り何かを堪えている
「な、何なの?こ、れ」
息を乱しながら聞いてくるリナにポケットの中の物を見せて答えてやる
「さっき挿れたやつな、これで操作出来るんだ
細かく振動したり、くねくね動いたり」
「なっ…何よそれええ!」
「何って大人のオモチャ?」
「そうじゃなくてっ!やっ、ぁ、早く止めてよ、んぁ、なんか、ヘン……は、ぁ」
リナの息が上がり、またきゅっと目を瞑ると、オレの服にしがみついてきた
「これな、最初振動させる時に媚薬効果のある樹液を放出するんだ」
「なによそれええええ!?」
「だから大人のオモ」
「だーーかーーらーー!」
「あんまり騒ぐと誰か来ちまうぞ?」
「うっ……」
「こんなカオのリナ誰かに見せたくないもんなー」
紅潮した頬に手をやり言うと
「だったらこんなトコでこんな事しないでよっ!やっ!ああっ!」
「これが『くねくねモード』な。どんな感じだ?リナ」
「や、あ、こんな、ん、う……」
もう自分では立っていられないらしいリナの腰を引き寄せるとオレの胸に額を押し付けてくる
必死に刺激に耐えている様子のリナを仰向かせ、唇を塞いだ
「んっ、ふ、ぅ、んぅん」
深く重なった唇からくぐもった喘ぎが漏れる
リナの舌が何かを求めるようにオレの舌にすがってくる
それに応えてお互いを絡ませ合い、口内を犯していき、リナが達しそうな様子を見てポケットの中のスイッチを切った
「はぁ、はぁ、な、んで?」
泣きそうな顔で訴えてくるリナ
「ん?どうした?」
とぼけてやると、悔しそうに唇を噛んで目を逸らしてしまった
「……なんでもないわよ」
素直じゃないなあ。まあそこがいいんだが。いぢめ甲斐もあるしな
裏通りを抜け、今度は市の賑わう通りへ
リナはオレに半ば支えられながら俯きがちに歩いていた
オレの背中に回された手は服をぎゅっと掴んでいる
「リナ、大丈夫か?」
「大丈夫かじゃないわよ、誰のせいよ誰の!ひゃうっ!」
まだ大丈夫そうなので再びスイッチを入れてやる
一応雑踏の中なので微弱で
必死に声を堪えて睨みつつ、しがみついてくる姿がかなりヤバい
オレが先に白旗上げちまいそうだ
一人ではマトモに歩けそうもないリナを片手で抱き上げると、雑踏を離れて街外れの森へと向かった

410 : 木々に囲まれ、少し開けた草地の上にリナを降ろしてやろうとすると、より一層しがみついてくる
「リナ?」
「や、ぁ…」
市場からここへ来るまでの間、媚薬と弱い振動に悩まされたせいか、かなり限界のようだ。そろそろか?
「どうして欲しいんだ?リナ」
「っは…ぁ」
耳元で囁いてやると小さく身体を震わせて吐息を漏らす
「どうして欲しい?」
もう一度問うと今度は答えが返ってきた
「おねがい……」
「ん?」
「お願い、足りないの」
「何が足りないんだ?」
「欲しい、の」
「何が欲しいんだ?」
もう泣きそうになっているリナがちょっと可哀想になるが、ぐっと堪えて問い返すと、リナは片手をそろそろとオレの股間へと滑らせた
「……ガウリイのこれが欲しいの、お願い」
リナの大きな瞳から涙が一筋零れた
ちょっといじめ過ぎたかな
涙を唇で拭ってやり、草の上へ押し倒した
下半身だけ一気に脱がし、挿れていた物を引き抜く
肉芽に絡んだ部分はそのままで微弱な振動を送り込んでいる
「あああああっ!」
どろどろに蕩けている中にオレを突き挿れると、それだけで達したらしく、リナは大きく仰け反りがくがくと身を震わせた
キツい締め付けの後、くたりと草の上に沈んだリナを休ませる間もなく、オレは激しく動き始めた
「あっ!ダ、メ、あた、しあぁっ!やっ、またイッちゃ……」
リナの細い腰を掴むオレの手を握りしめ、リナが喘ぐ
「リナ、腰の動き、すげーやらしいぞ」
「やぁ、言わない、で。んっ、勝手に、動いちゃう、のっ、ダ、メ、あ、ん、気持ち、良過ぎ、て」
「そんなに、いいのか?」
「んっ、んっ、いい、の。がうり、いい、あっ、がうり、また、きちゃ、う、がうりぃ、っ!!!」
今度は声も無く背を反らしリナは達した
何度も締め付けてねだるソコにオレは腰を押し付け、その奥に全てぶちまけた
おわり

411 : そいでは名無しに戻ります〜
保守がてらってことでご容赦ください

412 : GJ!!

413 : GJ!

414 : GJ!!

415 :  撫でられた感覚に目を開く。
 まだ寝ている意識の中降ってくるこそばゆさ。
 きらきらした髪がまたくすぐったい。
 耳元で名前を呼ばれて、耳たぶに湿った感覚があると鼻にかかった変な声が出た。
 それに嬉しそうな息をかけ、でっかい手はあちこちなでまわす。
 可愛いとか、大事だとか……愛しいとか。
 言葉の代わりに手とか唇が伝えてくる。
 びくんっと体が跳ねると出る声に嬉しそうに笑う彼。
 ふわふわした半覚醒の意識はとろとろと溶けた意識になる。
 ぶっとい腕にしがみ付くと、それはするりと背中に回る。
 ぎゅーっとされて、熱い息をもらう。
 そのまま妙に濡れた音がして最大の衝撃が。
 何度めでも慣れないそれはつい高い声が出る。
 たぶん気持ちいい。
 変になりそうで、変になってるようで、切なくて──幸せで。
「がうっ……り」
 名前を呼ぶと、珍しく余裕の無い返事がくる。
 それがこの状況ではちょっと嬉しい。
 小さな呻き声に合わせてやぱ何度目かわからないその感覚。
 とろとろした意識はまたふわふわとして頭を撫でる感覚にまた意識を離す。
 なんだか凄く幸せなんだけども──</p>
<p>「あう……」
 朝になると毎度泣きたくなるのがお約束である。
 お腹とか腰とかなんだか重痛いし。
 ……こんな肌じゃ共用風呂には行けやしないし。
「おはよ」
 のほほんと上がる声にはスリッパをぶつける。
「ちったあ加減しなさいよっ」
 小声で怒鳴れば、痛がりながらも意地悪な笑い声がして
「もう一泊するか?」
 なんてのんびり言い除ける。
 そりゃ急ぐ旅じゃあないけども。
「あたし部屋帰る!」
「おうっ。今日も寒いといいな」
 朝に似合う爽やかさで、とても爽やかじゃないことを言うばか。
 再度スリッパをぶつけてあたしは部屋を出た。

416 : つまらない短文で失礼しました

417 : >>415
神キターーーー!
GJ!
リナ、観念ひと部屋にしろw

418 : >>415
GJ!!!
リナがかわえぇええ!!

419 : >>415
GJ!
寒い夜はガウさん、次の日もとっても幸せという図式っすね!

420 :  ──春になったというのに夜は寒い。
 普段ならば、ぬくい人間湯タンポの所に潜り込むのだが……
「…………」
 恨めしく睨んだ壁は夕闇を返し、部屋はジリジリと寒さを増して来た。
 久しぶりにやられすぎた今朝からろくに顔を合わせてない。
 ……というかしんどくて今まで寝てしまった。
 ガウリイとそーゆーことをするようになってからまだ日は浅い。
 いわばあたしは素人なのだ。
 それを真夜中に半ば叩き起こされたばかりか、気を失うまでって……。
 自称とはいえ保護者としてどーなんだろーか。
 間違ってるよーな気がする。
 じんわりと冷えてきたのでせめて広いお風呂でのんびり暖まりたいが、それもちょっぴり障りがある。
 パジャマの襟から自分の胸元に目を落とし、頭を掻き毟りたい衝動を堪えた。
 そこに無数に散らばる虫食われにも似た赤い点々。
 いわゆる、まあ、あれだ。
 きすまーくとかいうやつだ。
 この感じだとたぶん、首筋とか背中にもあるんじゃなかろうか……。
 偶然なのか計画的なのか、幸いしっかり装備を着ければ見えないだろうけども、大浴場は無理である。
 ついでにしっかり着替えて食堂まで行く気力もない。
 寒いしお腹減ったしで、湧いてくる殺意につい枕を壁にぶん投げた。
 向こう側でそれが聞こえたのだろう。
 少しの間と剣を置くような音がして、こんこんっと壁にノックがある。
「起きたのか?」
「起きたわよ」
 のほほんっとした声には不機嫌に返す。
「腹は?」
「すんごくへった」
 苦笑含みになった声に再度同じ調子で返す。
 また少しの間があってのほほんとした声がした。
「こっちこないか?」
 ……呪文を呟かなかったあたしを誉めたい。
 ジロッと壁を睨んでいると更に苦笑した気配。
「何もしないぞ」
 ……嘘っぽい。
「そっちシャワーないんだろ?」
 ないとも。大浴場で済ます予定だったし。
「お前さんがシャワー浴びてる間にメシ貰ってくるぞ?」
 なんと返すか考えている間にくるるっとお腹の虫が鳴いた。ひもじい。
「……本っ当に! 今日は手出さない?」
「おう」
 なんだか楽しそうな響きは信用ならないが、背に腹は代えられない。
 すんごくお腹すいた。
「……じゃあ行くわ」
 嬉しそうな響きを聞いてからあたしは着替えを持ってマントを羽織ると部屋を出る。
 パジャマじゃ赤いのがチラチラ見えて恥ずかしい為だ。
 ドアに近付くとノックをする前にそれは開く。
 半日ぶりに顔を合わせた彼は嬉しそうに笑ってあたしの頭をかきまぜた。

421 :  警戒した様子の問答をした後、リナはやはり警戒したようでマントの前をしっかり閉じて入ってきた。
 なんとも言えない衝動は頭を撫でて誤魔化す。
 確かにやりすぎた気がしなくもない。
 しばらく撫でていると警戒心も薄れたようで、リナはベッドに着替えを放り投げて転がった。
「お腹すいたぁぁ……」
「おう。ほぼ一日寝てたもんなぁ……」
「誰のせいよ?」
 じとっとした目は笑って誤魔化した。
 お前さんのせいだとかありがちなことを言いたいが、それをしたらきっと宿がなくなる。
「まー……メシ頼んでくるな?」
「んむ。ガウリイの奢りだからねっ」
「……おう」
 少々不穏なことを聞いたが今日は仕方ない。
 渡された財布を持って部屋を出るとドアを閉めた後から安堵の息が聞こえた。
 ……完全にその手の信用はなくしてしまったらしい。
 けれどオレは仕方ないだろう? と苦笑できる。
 自分で思っていた以上にオレはリナが欲しい。
──信用してるもの。嫌がるようなことはしないでしょ?──
 今より更に寒い時期にさも当然という風に言われたそれ。
 今なくした信用は多分それに入らない、むしろいらない信用だ。
 オレじゃなく保護者に対する信用なら余計なものでしかない。
 シャワールームのドアの音で足を動かして息を吐く。
 ──以前はそれすらなくしたくなかった。
 なくしてもいいと知ったのは少し前だ。
 痛いと泣かれて止まったところに止めるなという叱咤をもらってわかった。
 あれ以来段々遠慮がなくなってる自覚はある。
「……しょーがないだろー」
 ついぼやく。
 思っていたより欲しがっていた分、我慢も蓄まってた。
 おかげで今は自制が利きづらい。
 おまけに抱けば抱いた分だけもっと欲しくなる。
 首を振って思い出してしまった余計なそれを追い出した。

422 :  まだ人の少ない食堂にメニュー全部という注文をして待っていると知ってる気配がした。
「兄貴?」
「おう、久しぶりだな」
 目を向けると似合わない髭は止めたらしいランツが顔を輝かせていた。
 随分久しいが今はあんまりありがたくない。
「あれ? リナ嬢ちゃんは?」
「部屋で待ってるぞ」
 言うとランツは首を傾げる。
「部屋?」
「オレの部屋で食うって話になってな」
 そう言うとヤツは人の悪い笑みを浮かべた。
「ほー、へー、なるほど」
 顎を撫でつつ頷くランツに嫌な予感がする。
「そりゃあ、飲むしかないっすね!」
 やはり。
「うーん……」
「ついにってな所でしょ? 久しぶりだしそこら辺ぜひ祝わねーと!」
 間違ってはいないが、リナの機嫌を激しく損ねそうだ。
 断る理由を探すが上手い言い訳は思いつかない。
「これも縁じゃねぇかっ」
 あつかましく言って邪魔はしないと続けるが……
「今は虫の居どころが良くないんだよなぁ……」
「ほぉー? そりゃ尚更からか……いや、挨拶しとかねーと!」
「へたなことすると町がなくなるぞ?」
「重々承知してるさっ!」
 へらへらと笑ってランツは続ける。
 そうこうしている間に置く場所が無いから一度持っていけと厨房から怒られてしまった。
「……これ以上ヘソ曲げさせないでくれよ?」
「わかってるって」
 オレが釘刺すのにもランツは軽く頷いて酒を持った。
 仕方ないと息をつく。
 少し穏やかじゃない気分で部屋に向かった。

423 :  シャワーを出て暫く。
 ご飯がまだ来ないので、布団にくるまってゴロゴロしてみる。
 なんだかんだでガウリイの匂いがするそこは落ち着くのだが、昨晩のあれが脳裏にちらつき、なんともそわそわする。
「うー……」
 その、そーゆーの自体は嫌じゃないのだ。
 翌日まともに動けないとか──
「……ぐっ」
 胸元に目を落としてつい呻いた。
 ──こーゆー痕跡は困るが。
 っつーか恥ずかしい。
 ちょっぴりサイズの大きいパジャマは微妙に隠し切れないし。
「リナ」
 そうやはりあたしが頭を掻き毟りたい衝動と戦っていると、ドアから美味しそうな匂いと共にガウリイの声がした。
「すまん、開けてくれ」
 何となくマントを羽織り直しそこに向かう。
 ドアの向こうの気配が一つでないのに首を傾げ、前を合わせてから開いた。
「ランツ!?」
「よお。久しぶりだな」
 そこにいたのは随分前にとある事件で関わった傭兵のランツだった。
 人好きする童顔と、赤毛の彼は似合っていなかった髭を剃ったらしい。
「下で偶然会ったんだ」
「へー……本当偶然ね。元気してた?」
「おうっ」
「相変わらずおねーちゃんのお尻追いかけ回してるの?」
「う。まあ、後にも先にもトレイの角で殴られたのはあんただけだけどな」
 そんな古い話根に持っていたとは……。
「あれはわざとじゃないわよっ」
「まー今考えると魔法じゃなかったってだけマシだよなぁ……」
「そーよっ! あれが外だったらあなた黒焦げだったんだから」
「馬鹿言えっ! あーゆーのは屋内だからやるんじゃねーかっ」
 そんな断言した彼は腕は悪くないのにとても残念な奴だと思ふ……
「そーゆーのは後でいいんじゃないか?」
 ガウリイがテーブルに料理を並べながら言うのにあたしたちは昔話を止め席に着く。
 席と言っても椅子が足らないのであたしは結局ベッドに戻ったわけだが。
「まだ来るからな」
 その隣にガウリイが座ると、ランツはニヤリと笑った。
「……何よ?」
「いやいや」
 カップにお酒を注ぎながらランツは首を振る。
 まあ、確かにちょっと隣との距離は近いけども……。
 それ以上突っ込まれないので、そのままカップを受け取り再会を祝した乾杯をする。
「まーイイ女になったよな」
 ランツがカップを傾けながら言うのにあたしはシチューを掬いつつ答える。
「とーぜん! またお尻触ったりしないでよっ」
「しねーよ。どんな目に合うかわかったもんじゃねぇ」
「やーね。今度は遠慮なく吹っ飛ばす程度よ」
「中身は変わってねーな」
 食べるのに忙しいあたしに呑みながらランツは喉で笑う。

424 :  そうそう性格まで変わらないもんである。
 そこに階下からしたベルの音を拾ってガウリイが立つ。
 追加料理ができたらしい。
「ああ、おれが行くよ」
 それを制してランツが立つとガウリイは少し安堵したように腰を下ろした。
「……食べないの?」
 見てれば先ほどからあまり食が進んでいない。
 覗きこんだ目はなんだか不穏である。
「どうしたの? 全部食べちゃうわよ? 一日分なんだから」
 手を止めずに言うと彼は苦笑する。
「機嫌直ったのか?」
「……そもそもそんなに悪くないわよ」
 なんというか、恥ずかしいのと空腹が重なっていたのだ。
 開き直ると落ち着くもんである。
「そっか」
 わしわしと頭に置かれた手はやや乱暴に動く。
「たべにくいっ」
 ぺいっと払いのけると、何かに納得したらしくようやくガウリイも食べだす。
「マント、外すなよ?」
「言われなくともっ」
 レタスで腸詰めを包みつつ言われたそれに頷いてから疑問を持った。
 が、聞く前にランツが戻ってくる。
「もう一回分あるらしい。相変わらずすげー量だな」
「今日一日食べてないもん」
「へえ? そいつぁまた珍しいんじゃねーか?」
「まあ、いろいろあんのよ」
「ほー。そりゃマント着込んでる理由かい?」
「……ま、まあそんなところね」
 痛い所を突かれつつも平静を装い照り焼きを口に放り込むあたしに、ランツはニヤリと笑う。
「見えてるぜ、首の」
 かしゃん。とついフォークを落とした。
「どうした?」
 あたしの動揺っぷりに、不思議そうにしつつも原因には気付かないらしい犯人。
 腹立たしいのでピーマンの肉詰めを押しつけておく。
「まあ、いつかいつかと思ったが良かったじゃねーか」
 しししっと笑うランツにどう答えていいかわからず、ピーマンに青ざめたガウリイを見る。
 嫌そうな顔でピーマンを返そうとするばかりで頼りにはならないようだ。
 いや、期待はしてなかったけど。
「……何よ?」
「めでてぇなと」
「なんで?」
「そりゃ──」
 再度響いたベルの音。
 今度こそピーマンから逃げるようにガウリイが出ていく。
「……で?」
「ああ、兄貴がやっっっと気付いて、ようやく女にする気になったんだなぁと」
「? なにそれ」
「あの人はあんたを子供だって思い込むのに必死だったからなぁ……」
「子供って……」
「おー。まーなんだっけか? ゼルの旦那なんかより女扱いしてたけどな」
 ぽりょっと頬を掻く。
 そんなのはあたしにはわからないが男同士ならでは何かがあったのかもしれない。
「──なあ。ところでよ。バレてるんだからマント脱げば? 邪魔臭くねーか?」
「うーん……」
 飲み物がお酒なせいか確かに少々暑くはなってきたが。
「……脱がせてやろーか?」
「冗談っ! 自分で脱ぐわよっ!」
 質の悪い冗談に、売り言葉に買い言葉というヤツで、あたしは留め金を外す。
 それとドアが開くのは同時だった。

425 :  ささやかな嫌がらせから逃げ、料理を持って帰ると目の前が赤くなった。
「おかえり」
 軽い挨拶は上滑りする。
「……おう」
 なんとか平静を装いつつも、イライラは止まらない。
 空の皿と入れ替えに並べた料理にまだ目を輝かせているリナはわかってないだけだ。
 そういう無防備な姿はオレ以外に見せるなと思うのはまだ伝わらないだろう。
 だぶついたパジャマ姿。
 リナはランツの鼻の下には気付いていない。
 際どいところをチラチラと見つつ、オレと目が合うとランツはデレッと無邪気に笑う。
 こいつは今のところこれ以上妙なことはしないとわかってるだけに苦い気分で酒を煽った。
 なにも気付かずに談笑しながら皿を空けて行くリナ。
 アルコールのせいか、ほんのり染まった肌や潤んだ目が、まだ湿っている髪が男にどんなものに見えるか女にはわかっていないんだろうなぁ……。
 重たく息をついてから、オレも残った皿を片付けだす。
 つまらない独占欲とかいうんだろう。
 本当に、我慢が利かなくなっている。
「セイルーンならまた近々行く予定だけども、あなた前にあたし達といるといくつあっても命が足りないとか言ってなかった?」
 上滑りする会話の中、聞き捨てならない話を聞く。
「あの時はおれも若かったからよ。東に行くならおれもついて行きてぇな、と」
「まー、まだディルスじゃ野良デーモンも出るって言うし。一人じゃ心許ないってのはわからなくもないわよ」
 暫く道連れになりたいという申し出。
「本気か?」
「おう。そーだ兄貴」
 なにを思ったかランツは剣を抜き、金貨を出す。
 水平な刃。
「はっ!」
 気合い一つと共にそれは斬られる。──いつだったかオレが見せたように。
 渡されたその断面はまだ拙いが、並みの一流を超えたのは確かだ。
「へぇ、頑張ったのね」
「まーな、これで多少は足ひっぱらねーんじゃねーか?」
「足引っ張るも何も、最近これでも平和なのよ? 仕事って言えば野良デーモン退治とか護衛位だしさ」
「へぇ?」
「だからまあ、ついて来ても構わな……」
 ぽんっとつい肩を叩いた。
 はっとしたようにリナは言葉を切る。
「セイルーンまでならね」
 言い直したそれにランツは意地の悪い笑みを見せた。
「邪魔はしねーよ、仕事もまあ、そっちも」
 ぼぼぼっと赤くなるリナを楽しげに見てからランツは席を立つ。
「ドラまたも可愛くなったもんだ」
 カップの底の酒を飲み干しくつくつと笑った奴にリナがフォークを投げようとするのをオレが慌てて止める。
「止めないでガウリイっ」
「ばかっお前それ刺さるぞっ」
「おー、おっかねぇ、じゃあまた明日」
 そんなやり取りを見やってランツが出るとそのドアにしっかりフォークは突き立った。

426 :  じとっとそれを見る。
 ……照れ隠しで仲間を殺しかねない。
「何よー?」
「あのなぁ……ゼルとかならまだしも」
「へーきよ、フォークが頭にさくっとした位じゃ人間死なないわよっ」
 どーゆー理屈だ。
「まーいいけどな……」
「いいなら離してよ。クリーム溶けちゃう」
 テーブルの上に残すはデザートのみ。
 …………
 デザートのみ?
「オレのフライは?」
「さくっとしっとりと、コクがあってソースもしつこくなく美味しかったわよ」
「こら」
 当然という顔で言うリナ。
 腕を押さえられている自覚は無いらしい。
「全部食べちゃうわよって言ったじゃないっ」
 言っていた。確かに言っていた。
 けどもいつの間に。
 唇を尖らせた顔を眺めることしばし。
 人の分は食うし、言い付けは守らないし
 無防備に他の男と仲良くするし。
 いじめてもいいだろう。ちょっと位。
「ガウリイ?」
 デザートを気にするリナにいっそ清々しい気分で笑う。
「ひゃうっ」
 そのまま耳に齧りついた。

427 :  どれが彼の怒りを買ったのか。
 やぱピーマンのついでにフライも食べてあげたのは良くなかったのかもしんない……。
 ケーキセットのクリームから角が消え始めているというのにガウリイは手を離すどころか耳に甘噛みなんぞしてくれる。
 つい出た変な声に更に笑う保護者はちょっと恐い。
「今日は手出さないって……」
「……仕返しは別じゃないか?」
 ちくりと訴えれば朗らかに不穏なことを言うそれ。
 器用に片手であたしの両腕を押さえこみつつにっこり笑う。
 まずい。非常にまずい。
 明日からランツも同行する以上、今朝のよーなことは困るし、何よりケーキが食べられないっ
「や、その、フライ食べちゃったのは謝るわっ!」
「ほー?」
 さわさわっと指が首筋を動く。
 ぞくぞくっとしたそれはなんとか堪えるが、バレているだろう。
「まーフライだけでなく」
「ぴ、ピーマンのことも謝るっ」
「……それもあったか」
 うあっ。余計なこと言った!
 ぷつぷつとボタンを外す音は思考を空転させてくる。
「や、えと、ごめんってば」
「……どれを?」
「えーと……んっ」
 胸を齧られてまた変な声が漏れる。まずい。
 つつつっと舌が耳元まではい上がるとまたぞくぞくした。
 耳元で熱い息がしてくらくらする。
「もうちょい自覚してくれ」
「……へ?」
 目をやると熱を持った目にぶつかる。
 それが閉じると噛み付くように口を塞がれた。
 なにを自覚しろというのか……
 口だけで全部食べられるような錯覚に流され、ぼやけて来た頭では考えもまとまらない。
 息が苦しいけれど、自由になった腕は彼の首に巻き付き離さない。
 腰の辺りから広がる甘い痺れはあたしの思考を酔わす。
 息継ぎの度に漏れる声と、手に合わせて跳ねる体にガウリイは笑う。
 霞む視界とぼやけた頭。
 キツく抱き締められて──
「ケーキ、食うんだろ?」
 楽しそうに言われたのはそれだった。
 うわぁ……

428 :  ポンポンっと頭を撫でて、離したかと思うとお茶の用意なんぞ始めるガウリイ。
「……食べるわよっ」
 てろんとしてしまったクリームを見つつ何とも言えない悔しい気分でフォークを握る。
 つい零したため息はやるせない熱を持っている。
 気を抜くとぼやける脳ミソで口に運ぶケーキは苦い。
「どうした?」
 これがつい先ほどあんなキスしてきたのと同一人物なんだろーか。
 いつも通りに笑って首を傾げるガウリイ。
「……なんでもない」
「──そうか」
 含みある声で頷いて、ランツが置いていった酒瓶を振ると目線で飲むかと聞いてくる。
 無言でお茶を飲み干し差し出すと、苦笑しながら注いでくれた。
「オレ皿返してくるから、部屋戻ってていいぞ?」
「……うみゅ」
 なんでそんな平気そうなのか。
 あたしが最後の一欠けをお腹に納めると、いつも通りに頭を一撫でして部屋を出ていくガウリイ。
 つい重たいため息をつく。
 苦いお酒を一気に飲んでそれを誤魔化し、布団に包まる。
「自覚っへあによ?」
 ……お酒が回ったよーだ。
 ベッドでゴロゴロしながらイマイチピンと来ないそれを考えているとドアが開く音がして、小さく笑う声を聞く。
「……逃げる時間はやったからな?」
 やはり朗らかに言われた不穏な内容。
 ──考えるべきことを間違えたよーだ。

429 :  部屋に戻って、やはりまだいたリナに声をかけると見るからに焦ったようだった。
「えと……」
 赤い顔と少々ぼやけた目付き。
 ちらっと先ほど酒を注いだカップを見るとそれは空になっている。
「なんだ……酔っ払いかぁ……」
「よっへらい!」
「呂律回ってないぞ?」
「う……」
 ベッドに座るとあからさまに肩を竦めるリナ。
「で? 酔ってないならどうして欲しいんだ?」
 耳に向かって小さく聞けば、小さく体を震わせて固まる。
 返事は元々期待していない。
 なんとも難しい色を灯した瞳で上目遣いに見てくる。
 怯えと期待を混ぜたような色だ。
「その……」
 言い訳を開きかけた唇を塞ぐと直ぐに目は力を無くす。
 先ほどの行為で下地はできているのは知っている。
 首筋をくすぐって小さく跳ね続ける体を宥めるように撫でると耐えきれないという風に声を洩らした。
「どうする?」
 そこで聞けば暫く視線を彷徨わせてから呟く。
「……やら」
 ──素直じゃない。
「わかった」
 しっかりしがみ付いてる腕を外して転がって目を閉じる。
「がうり?」
「おやすみ」
 呂律が回らない声に苦笑して見せて、頭を撫でると困り切った様子でもじもじしだした。
「あの……」
 左腕にしがみ付いてくるが黙っておく。
「その……」
 ぐりぐりと肩の辺りに額を擦り付けてくるが黙っておく。
「えと……あー……」
 更に黙って寝たふりしていると頬に唇……ではなく齧られた。
「……をい」
 違う。何か違う。
 リナらしいと言えばらしいが。
「何がしたいんだ、お前さん?」
「……うー」
 涙目で訴えるが、わからないふりをする。
 仕返しはまだ終わってない。
「ん?」
 笑ってやると、気まずそうに目を反らし、真っ赤な顔で目を閉じて口を開いた。
「やめちゃやだ」
 小声のそれで許すことにした。
 ──というか実際のところ我慢の限界を迎えた。

430 :  この男はいつからこんな根性悪だっただろーか?
 あたしの言いたいことなんかみーんなわかっているという顔で笑ってるくせに聞いてくる。
 そして非常に残念なことにあたしもこいつが言いたいことはだいたいわかっている。
 要は言わせたいのだ。
「やめちゃやだ」
 あなたが欲しいと。
 聞いてすぐ嬉しそうな顔で笑い、今度はいつも通りに口付けてくる。
 優しいけど、自分のものだと主張したがるようなそれ。
 あたしはあたしのもんだが半分位はあげてもいい。
 応えるつもりで舌を動かすがくすぐったくて、全身痺れてくるそれは上手くいってるかは謎である。
 ──そか。
 でっかい手や優しい唇はやはり言葉がなくとも明確に伝えてくる。
 ──知ってはいたがばかなやつ。
 けど気持ちはわからなくもない。
 ランツとは言え、他の男とガウリイを差し置いて会話を楽しんだり、まあ、パジャマ姿なんか見せたのが気に食わなかったのだろう。
「──ね」
「おう」
 お互い荒くなった息の合間に、理性が溶け切る前に伝えておく。
「あたしは基本的にあたしのもんだわ。──けどあんたのもんよ」
 手加減なしに入って来たのに理性が飛ぶのと同時に喜色を含んだ声が耳元でする。
「知ってるぞ」
 ……ちぇ。
 悔しいけど、こいつもあたしのもんだから──
 しがみ付くと力強く返ってくる。
 ──なんのかんの言いつつやっはり幸せだなぁなんて思うのだ。

431 :  結局やりすぎた気がする朝。
「あう……」
 隣でリナの涙声を聞き頬を掻く。
「……おはよ」
 少々気まずい気分で声をかけるとやはりスリッパの洗礼を食らう。
「また増えてるじゃないっ」
 白い肌に所有権を主張する赤い染みは確かに増えてしまった。
「……いいじゃないか」
 目を落としてから言うと赤くなって目を反らす。
 オレにもある赤い染みはリナが付けた。
 ヒリヒリする背中は多分傷だらけだし。
「まあ……寝不足じゃないのが救いね……」
 気怠そうに言ってため息をつく。
「昨日は早かったからなぁ」
「やかましい」
 スリッパを追加され、苦く笑うと、リナは荷物を取りに行くとベッドを出て寒そうに震えた。
 寒そうにしながら服を着るのを眺めつつぼんやり声をだす。
「部屋一つでいいんじゃないか?」
「うーん……それはちょっと都合が……」
「都合?」
「盗賊いぢめとか……あ。」
「……ほー?」
 ──ちゅん、と窓の向こうで鳥が鳴く中、ひゃんっ、と腕の中でリナが鳴く。
 かろうじて昼過ぎに旅立つことはしたものの、次の宿に着く前にリナはオレの背中で寝ることになった。
「まあ、いいんだけどよ」
「すまん」
 呆れた様子のランツに苦笑して、なかなか進まない旅路が始まった。

432 : 無駄に長くてすみません
邪魔じゃなければまた続けるかもしれないです
GJくださった方ありがとうございました!

433 : >>432
続きキターーーーーーーー!
GJ!
クリームの角があああああああorz
ガウリイ、全部赤くすれば怒られないと思うぞ!

434 : >>433
GJありがとう
クリームは時計代わりとリナデザートルートの名残ですねー
──
 ケーキからクリームを取った。
 甘い声を溢したリナの口に運び手を離す
 ぺちゃっと胸元に落ちて潰れるケーキ。
「ちょっ! 何してんのよ!」
「いや、フライの代わりにデザートはオレが食おうかと」
 スポンジを拾いつつ言えばリナはわからないという顔をする。
 リナの体温でとろりと流れるクリーム。
 それを塗り混むように舐め取ると、リナは唇を噛んで震えた。
──
的な
食べ物粗末にしちゃだめなのでやめました

435 : >>434
GJ!

436 : >>434
そのパターンもなかなかエロペロリ
「スポンジとクリームとリナはガウリイがおいしくいただきました」
なら問題なしかとw
ただ食い物の恨みで後からガウリイがリナにこてんぱんされるおそれありw

437 : −−−−お使い最終話−−−−
 
 茜色に染まり始めた空と、開けた窓から入ってくるのは港町特有の潮の香りのする心地よい風。
リナからの頼まれ物を無事に受け取った後、日暮れが近いので適当な宿を取り
ゼルガディスとアメリアは思い思いに寛いでいた。
「ゼルガディスさん、夕食はどうしますか?
ここの1階も食堂でしたけど、港町だけに海鮮料理専門の食堂とかも良いですよねぇ」
 剣を研いでいたゼルガディスに、旅着からゆったりした服に着替えていたアメリアが問う。
「特になんでも構わんが、俺としてはゆっくりしたい」
「じゃあ1階で済ませちゃいましょうか」
 傍目にはぶっきらぼうにしか受け取れない言葉だが、アメリアは臆する事無くにっこりと微笑みゼルガディスを見る。
 彼があまり表に出たがらない事は理解しているし、ゆっくりしたい、という言葉の裏側には
アメリアが疲れているだろうからゆっくりさせたい、という気遣いが隠れている事も理解しているからだ。
 そしてゼルガディスも、アメリアが理解している事を知っているので余計な事は言わない。
 研いでいた剣を鞘に納め、それを合図に二人並んで部屋を出た。

「うーん、やっぱり港町のお料理はいつもと違って新鮮です、お腹いっぱい」
「そうだな」
 二人で一部屋、という状況はまだ落ち着かないけれど、ゼルガディスの側は落ち着く、そんな矛盾。
 緊張を悟られないよう、アメリアは窓辺に置かれた小さなテーブルに飲み物を置き
揃いの椅子に腰掛けて外を眺める。
 外は夕焼けから夜に変わる、ほんの短い間の黒と赤のグラデーションを映す。
「海が見えないのが残念な景色だな」
 ゼルガディスは片手にグラスを持ち、アメリアの背後から外を眺める。
「そうですね…海沿いの宿は全部埋まっちゃってましたし、それでもここも凄く綺麗です」
 ことん、とぶどうジュースの入ったグラスを置き、アメリアはゼルガディスを見上げて微笑む。
「わたし、きっと…絶対、この景色を忘れません」

438 :  用事が片付いた今、後は帰るだけの道程なのだ。
 この旅が終われば、次はいつ二人で旅をする機会があるかも解らない。
それ以前に、ゼルガディスが一所に留まるはずもなく、次にいつ会えるかも、解らないのだ。
 二人で同じ景色を見、同じ時間を共有しているこの瞬間の一つ一つが、アメリアには宝物だった。
 今までは、ひっそりと想いを馳せるだけで良かった。でも、これからは……。
 そんな事を考えていると、アメリアの瞳から一滴、涙が零れる。
「アメリア?」
 明かりを灯していない部屋は薄暗く、アメリアの表情は見えない。
黙り込んだアメリアを気遣うような声が上から降りてきた。
「…なんでもありません」
 普段通りを装った声は、それでも微かに震える。
俯いたアメリアの頬にゼルガディスの指が触れ、そのまま抱きしめられた。
「…いつも側にいる、なんて言葉は守れないし言えない。守りもしない約束をする主義じゃない」
「…はい」
 ゼルガディスはそういう人だ。
それも解っていて惹かれたのはアメリアなのだから、それを責める必要もないし、出来ない。
「だが、お前と会わずに居られるというわけでもない」
 腕に力を込め、優しく頭を撫でる。
「旅の合間には必ず会いに行く。セイルーンに」
「……はい、待ってます」
 顎に手をかけ、そっと上を向かせ唇を重ねる。最初は軽く。次に、深く舌を絡ませしっとりと。
「ん…、ふっ…」
 ぴちゃ、くちゅっといやらしい音と共に甘ったるい吐息も漏れる。 
アメリアの腕はゼルガディスの首下にしがみつき、もっと、とねだるように身体を引き寄せる。
「はぁ…ん、ゼル…さ、ぁ…ふっ…」
「まったく、麻薬みたいなお姫様だな」

439 :  ふっと苦笑し、くったりしたアメリアを抱き上げベッドへ移動し横に寝かせ、更に唇を貪る。
唾液を絡ませ、歯列をなぞり、存分にアメリアの甘い口内を味わう。
舌と舌が触れるたび、アメリアの口から吐息が漏れ、身体がびくん、と震える。
 愛しい、と思った。小さな身体も、真っ直ぐ自分を見つめる潤んだ瞳も、全て。
 こんなに焦がれ、欲してしまうとは。もっと自分は自制の聞く人間だと思っていた。
 少しずつ部屋着の留具を外し、胸元を顕わにしていく。
瞼、眦、頬、耳元と一つ一つ口付け、首筋に一際強く吸い付く。
「あっ、あぁっ…」
 赤い印をしっかりとそこにつけ、胸元へと唇をずらしそこにもまた吸い付き印を刻み込む。
俺のものだ、という証を。
 柔らかい乳房を撫でながら、唇での愛撫もしっかり繰り返す。
ピンク色の先端は次第に赤みをまし、硬く尖ってきたそれを口に含み強弱を付けて吸うと
その度に身体が激しく反応し、口から喘ぎ声が漏れ出す。
「あぁ、んっあ、はぁっんんんっ…んっ、んんんっあぁあっあっ、そこ、あっん、だめ…ですぅっ」
 だめと言われては仕方がないので唇をそっと離し愛撫を中断する。
「えっ……?」
「だめ、なんだろう?」
「う……」
 熱で潤んだ瞳が恨めしそうにゼルガディスを見上げる。
 その表情があまりにも可愛いので、つい意地悪をしたくなってしまう。
「どうして欲しいんだ?」
「うぅ…だ、めじゃない…です…」
「なにがだめじゃないんだ?」
 さらに問うと、次は泣きそうな顔になる。
「…もっと、……してください」
「だめって言ったりしてって言ったり、わがままなお姫様だな」
 にやり、と笑って再び唇を膨らみに這わせると、待ち望んでいたかのように身体が震えた。
「はぁっん!」
 ちゅうっと音を立てて乳首を吸い上げ、舌先でころころと弄ぶ。
「あ、あっ、ああぁっ、はぁ、ああぁっあっ、も、ぉ…んぁああっ、ああぁああ!」

440 :  激しく吸い上げ、軽く歯を立ててやると、一際激しく身体が波打ち、次に力が抜ける。
唇を外し指先で先端を弄りながら、目を瞑っているアメリアにそっと口付ける。
「ここを触られるのが好きだな、アメリアは」
「うぅ…ゼルガディスさんが上手なんです…」
「じゃあこっちはどうだ?」
「えっ?」
 言うが早いか、既に太ももまで捲くれていたスカートの裾から手を差し入れ秘所をつん、とつつく。
「ひぁっ!?」
「少し濡れてるな」
「そんな事、言われても…」
 潤んだ瞳でゼルガディスを見上げる。
 すっと指先を太ももに這わせ、指の腹で優し撫で回すとアメリアの口から再び甘いため息が零れる。
「ん…っは…ぁ…あっ」
 太ももから少しずつ付け根に向け、指を動かす。唇は柔らかな乳房を軽く食み続け、赤い花びらを刻む。
下着の紐を寛げ、秘所の窪みへ指を這わせるとびくんっと腰が跳ねる。
「っ……」
 乳房への愛撫を休ませて顔を上げアメリアを見ると、次の感覚に耐えるかのように硬く目を瞑りじっとしている。
再び先端に口付け、舌先で転がし震えるアメリアの反応を楽しみながら、少しずつ指先を窪みへ埋めていく。
「あっ、あっ…あぁ、あっ…!」
 初めて異物が進入するであろうそこは、微かな潤みを帯びてはいるものの指をそれ以上進ませられず
唇を乳房から外し、身体をずらして太ももの間に顔を埋め、恥丘に隠れたアメリアの実を舌先で探る。
 探し当てたそれにちゅぅっと音を立てて吸い付くと、激しくアメリアの腰が震えた。
「は…っああああああああっ!」
 指は変わらず窪みを優しく撫で頑なに進入を拒むそこを解す。
小さな実を唾液でじっくりと濡らし舐め、アメリアの身体を熱く火照らせる。

441 :  再びアメリアの身体が震え、何度目か解らない絶頂を迎える。
熱くなった身体はくたり、と力を失うが構わず窪みへの愛撫を続ける。
先ほどとは違いだいぶ潤みが増え、ゼルガディスの指の進入を助けているので、小さく音を立てアメリアに聞かせる。
「聞こえるか?お前が濡れている音だ」
「やっ…言わないでください…恥ずかしい、です…」
 硬く尖ってきた実から唇を外し、次は窪みへと舌を這わせる。
ぴちゃ、くちゅっと音をわざと立て、舌先を中へと差し込み震えている肉を解していく。
「あぁ、はぅ、ん…ああ、あぁあっああ、なんか…っすご、変…ですぅ…」
 甘いアメリアの声と、濡れたいやらしい音が部屋に静かに響く。
「ゼ…さっ…、あぁ、もう…わたしまた…っおねがい、です…っ」
 絶頂への限界が再び訪れたのであろうアメリアが、言葉を必死に吐き出す。
その言葉を聞いてゼルガディスは身体をずらし、アメリアに優しく口付けた。
「俺も、そろそろ我慢の限界だ」
 口付けながら自身の腰紐を寛げ、固くなったモノを取り出しアメリアの濡れた窪みへそっと這わせる。
「痛かったら我慢せず言うんだぞ…」
「え…っ…あ――――――っ!!」
 ぐっと先端を押し込むが、やはりその中はきつく異物に怯えるかのように押し出そうと力が入っている。
口付けを繰り返し、少しずつアメリアの緊張を和らげていく。
「あ…あっ…うぅ……」
 眦に涙が滲み、目は硬く閉じられている。やめたほうがいいだろうか、と一瞬頭を過ぎった。
「やめ…ないで、くださ…っ」
 思考を読み取ったようにアメリアが呟く。

442 : 「ひとつに、なれるのは…嬉しい、から…っは、やめ…ないで…っ」
「アメリア…」
 少しずつ、少しずつアメリアの中に自身を埋めていく。
「あぁ、うっ…ぅうっ…ちゃんと…っぜんぶ、ゼルガディスさんを…わたしに、入れてください…」
 進むたびに苦しそうな声がアメリアの口から漏れる。
 濡らした指先でアメリアの実を撫で、痛みが少しでも紛れるように快感を与えると
痛みに耐える声に少しずつ甘いため息が混じってきた。
「はぁ…あぁ、んん…あ、ふっ…」
「…全部入ったぞ」
 そう言い、舌でアメリアの涙を掬い取る。
「あぁ…っはい…」
 そのままの姿勢で指先のみがアメリアに刺激を与え続ける。少しずつアメリアの腰が動き、中の滑りが増える。
「初めてで自分から腰を動かすのか?まったく、いやらしいお姫様だな」
「あぁ…やぁ、言わないで…っ」
 耳元で囁くように言葉を吐くと、アメリアの中がきゅぅっと締り熱を増した。
腰を回すように軽く動かすと、先ほどまでの窮屈さが薄れ、アメリアの腰も同様にびくん、と震える。
 力の入らない腕を必死に伸ばし、ゼルガディスに抱きつく。
「ゼル…ィスさ…、だいすき…っです…」
「っ……すまん…我慢、出来そうにない」
「へ…?」
 言うが早いか、ゼルガディスは腰の動きを開始する。
ただでさえ今まで抑えていた情熱が、欲望が、アメリアの些細な一言やしぐさで枷を外されてしまうのに
この状況で、そんな赤みを帯びた艶っぽい表情で、そんな言葉を吐かれれば我慢など出来るはずもない。
「ふぁあっ!?あぁっ、あぁあっ!あっ、ふっ…あ、ら…めぇっ…ああっあああぁあ!」

443 : ――――こんなにもたなかったのか、俺は。
 深い呼吸を繰り返しすやすやと横たわるアメリアの髪を撫でつつ、ゼルガディスはひそかに自分にショックを受けていた。
「…ん…むにゃむにゃ」
 こんな可愛い、愛しい生き物が相手なのだから仕方ない。という事にしておこう。
 無邪気に眠るアメリアのそっと頬に口付け、自分も眠りに入る。
 明日からの帰りの道中も、しっかりいじめさせて貰おう。
 離れている間でも、自分を忘れられないくらいしっかりアメリアに自分と言う存在を刻み込んでおくのだ。
 と、心で思いながら。

−−−終わり

やっと腕の調子が良くなり、かつ引越しなどを終えて環境が落ち着いたので続きを投下出来ました。
間がだいぶ空いてるので忘れられてるかもしれませんがorz
全てのゼルアメファンの皆様へ…。

>>415
ハァハァハァハァハァハァ( *´д`)

444 : 待ってましたよーーー!!
GJです!!!

445 : ほしゅー

446 : 保守

447 : >>443
おかえりなさい!待ってましたーー!
GJでーす!

448 : スカイリムをやりたいのですが、オススメのを教えてくださいませ
主にゲームとニコニコ動画を見るためだけに使います

449 : 見上げれば前方に山脈が見える。
あの山のどこかに、彼女が求めるものあるという。
リナは胸元に伸ばされた大きな手を押し止め、首を振った。
今夜こそ、あそこに行き着かなければならないのだ。
だが。
ガウリイの手は大きい。
その腕に肩を抱かれるだけで、彼女の全身を暖かくくるまれた心地がする。
「リナ」
そして、耳朶を擽る低い声も、身体の奥底に響くようなそれは、耳元で囁かれる度にリナの身体を跳ねさせた。
たった二音。
なのに、そのたった二音だけで、もう身体が熱くなる自分に、リナは泣きそうになる。
宝石の護符を兼ねた耳飾りの着けられた薄い耳たぶを、意味ありげにそっと口づけている金髪の男、彼女の相棒の腕から逃げ出せるものなら逃げ出したい。
だが、逃げまわった後に来るものをその身で知ってしまった今では、その時の記憶はリナの心を竦ませ身体を濡れさせた。
「ガウリイのばか」
つぶやいた彼女の声の殆どは、すでに泣き声だった。
「馬鹿でいいさ、リナが一緒だし」
涙目で見上げる少女に、言外に依存と愛情そして束縛を滲ませ、彼女の全てを支配する男は、喉の奥で嬉しげに笑った。

探求の旅は始まったばかり。
(保守完了!)

450 : 80歳到達記念か!?

451 : >>450
エベレストw
いや、スカイリムって何かと思ってしらべたら、ゲーム紹介の画像に山脈とかががあったもんで。
でもよく考えたら、それも影響してるのは間違いないですww

452 : これは王子様ではなく『おうぢさま』シリーズの危険物です。
この話ではおうぢさまは登場しませんがフラグは既に成立済み。
というわけで危険なフィリオネル×ダルフィン、フィルダルなので要注意。

453 : 海の美女と『おうぢさま』2


ライゼール帝国西方沖に広がる魔の海の名を持つ海域。
その海域には地図には無い島と、王族や貴族が住まうような豪奢な作りの宮殿が一つ建っていた。
宮殿の名は【海王宮】
「はァ……」
王侯貴族が住むに相応しい外観に比べて、内部は深い海を思い起こさせるような薄暗く蒼い光で満たされた宮殿の最奥で玉座に腰掛けた女性が愁いを帯びた表情で溜息を付いていた。
膝下にまで届く流れるような漆黒の長い髪。ひと目で高級素材を使用して作られたことをわかる蒼いドレス。派手ではないものの、しっかりしたデザインの装飾品や宝石類などをその身に纏う華奢な女性。
絶世の美女。深窓の令嬢。数々の言葉で称えられるに相応しいほど人間離れした美を持つ彼女は、一人、疼く胸を押さえている。
「今日もあの方にお会いすること叶いませんでしたわ……」
女性の名は海王【ディープシー】ダルフィン。
その名を知る者が聞けば恐れおののき恐怖し、また、平伏して命乞いでもしたくなるような強大な力を持つ魔王の腹心たる高位魔族である。
しかしながら、今の彼女はある病に冒された、か弱い女性でしかなかった。
「フィルさま……ダルフィンは貴方様にお会いしとうございます」
病名は【恋煩い】医者に掛かろうが神に願おうが魔王に縋ろうが治療法の無い不治の病を治す事が出来るのはこの世で唯一人。フィルという名の彼女の想い人だけ。
初めて彼と会ったのは広い海を見渡せる砂浜。そこで野盗たちに襲われ、慰み者にされようとしていたところを、颯爽と現れた彼が助けてくれたのだ。
海王という強大な魔の存在である自分が誰かに助けられる、それも人間などという矮小な存在にお姫様抱っこされて救出されるなど思ってもみなかった彼女は、
自分を抱きかかえたまま高く跳躍した彼の腕の中で瞬く間に恋に落ちてしまったのである。
本来魔族という存在は愛・友情・希望といった生を謳歌する為にあるような感情とは無縁であり、滅びを望む彼らとは決して相容れぬもの。
彼女たち魔族が好み食するのは絶望や恐怖といった滅び・死へと向かう感情なのである。
だが、極希にだが、人間の自堕落な感情を好み、滅びを望むのではなく生を謳歌するような変わり者も存在していた。
つまり海王【ディープシー】ダルフィンはその生を謳歌する感情に目覚めてしまったのだ。
彼女の場合も元々の性質なのか、フィルに恋心を抱くようになっても痛みや苦しみは感じていなかった。寧ろ基礎的な力が大きくなっているくらいだ。
今の彼女は魔王の腹心の中でも最強の力を持つ冥王【ヘルマスター】フィブリゾと変わらぬほどの力を持っていると推測される。
ダルフィン自身は『これこそわたくしのフィルさまへの愛が成した奇跡ですわ!』と豪語していたが、実際の所は彼女がその変わり者の魔族と同じであるというだけの話だ。

454 : ただ彼女ほどの強大な力を有する魔族がこれでは大問題である筈だが、ガーヴの離反とフィブリゾ消滅により向こう数百年、下手をすると千年単位の時間を掛けて新たな計画を立てなければならなくなった為、
現状においてはさしたる問題は発生しなかった。
というより問題があったところで元々大きかった力がより強大化してしまった彼女に対抗できる存在がいないというのが大きい。
同格の存在である獣王【グレータービースト】ゼラス・メタリオムや、覇王【ダイナスト】グラウシェラーより強くなってしまったのだから推して知るべし。要するにもう放置しておくしかないのである。
ゼラスなどは『あれは唯の色ボケだから放っておけ』という始末で、どうでも好きにしろ状態であった。
そんな海王ダルフィンが恋い焦がれているのは、大柄の、ドワーフをそのまま大きくしたようながっちりとした体格に、ヒゲ面で四十は越えているだろうヒーローオタクの男なのだから変わり者としか言えないだろう。
しかし可哀想なことに彼女は初めての邂逅以来その想い人であるフィルに会えないでいた。
あの邂逅を果たした砂浜で別れるとき『また会えますか?』と尋ねた彼女に彼は『分からぬが、いつの日かまた此処を訪れるときもあるだろう』といった。
ダルフィンはその言葉を信じて毎日のようにあの浜辺に足を運んでいるのだが、終ぞ彼は姿を現すことなく、ただ悪戯に特だけが過ぎていく。
だったら力でも何でも使ってフィルの素性を調べ上げて直接会いに行けばいいのだが、恋する乙女であるダルフィンは少しばかり臆病になっている。
自分の事を忘れられているのではないだろうか? 仮に会えたところでいつまでも待ち続けている鬱陶しい女と思われるのではないだろうか?
「ああ……フィルさま。わたくしはどうすれば宜しいのでしょうか?」
何もない空間に向かって呟いたところで答えなど返ってこない。
『――様』
此処に思い人が居る筈はないのだから。
『――王様』
しかし、彼の声を聴きたい乙女は何処にいるとも知れない相手に問い掛けることくらいしか思い付かないのである。
「海王様ッッ!!!」
「きゃあッ!!」
物思いに耽りながらも聞こえていた遠くから響く誰かの声。
それは多分幻聴だと気にもしていなかったダルフィンであったが、無視し続ける、正確には聴いてもいない彼女に腹を立てた声の主は、不敬だと思いながらも主の耳元で声を張り上げていた。
「な、な、な、なんですのリクス!?」
「何ですのではありません海王様。先ほどからお呼び立てしておりますのに無視なさるので」
声を掛けてきたのはダルフィン自身が創造した直属の部下。
華奢な体躯の彼女とは似ても似つかぬ、右目に大きな刀傷を持った筋骨隆々の如何にも戦士といった感じの女性。海将軍【ジェネラル】リクスファルトだ。

455 : 「あら、それはゴメンナサイ。少し物思いに耽っておりましたので」
「…………また、例の海王様をお助けしたという人間ですか?」
「え、ええ……そうですわ」
考えていることを言い当てられてしまった彼女は頬を赤らめると指先を併せてもじもじし始めた。
「ところでわたくしに何か御用ですの?」
「用件は、海王様が抱かれるそのお悩みについてです」
部下とは言え心の内を言い当てられたダルフィンは羞恥心から話を逸らそうとしたが、実はリクスファルトの用事というのがこの事についてだとは思わなかった。
一体自分の恋について何の用事があるというのだろうか? 未だ部下の様子に気付かないダルフィンは小首をかしげる。
「海王様……それほどまでにフィルなる人間をお想いならば、何故自ら動いて会いに行こうとなされないのですか? …………正直言うと、今の海王様を見てると無性に苛つく」
「リクス……」
後半から敬語を取りやめて地の口調に直すリクスファルト。
「アンタはオレやヒュレイカーの創造主だ。だから人間を愛そうが、それこそ自分の目的のために魔族を離反しようが文句言わずに付いていく。だが、今の臆病になってる姿は頂けないな」
「……」
語気を荒げるリクスファルトの言葉を彼女は黙って聞いている。
彼女は不敬、無礼を承知でずけずけと言ってのける、がさつながら真っ直ぐなこの部下を嫌いではない。
「オレは強いアンタに憧れと尊敬を抱いてる。それがどうだ。こんなとこでどうしようどうしようって不安に苛まれて自分から行動も起こさず、何もない空間にその人間を思い浮かべて寂しそうにしてやがる。
 そんなに好きなら当たって砕けるぐらいの覚悟を持って自分から会いに行けばいいだろ」
「で、でも、もし忘れられていたら……それに何とも思われていなかったらと考えるとわたくし怖くて」
恋というのは活力にもなり得るが、同時に臆病にもさせる。ダルフィンは今その両方を併せ持つような状態であった。
だが、リスクファルトとしては、そんな主のウジウジした姿など見たくなかったのである。
「オイオイ、そんなもの百も承知の上だろうが。オレは愛だ恋だの感情は正直理解できないが、1回会ったくらいで何もかも上手くいくなんてことが有るわけ無いってのは分かってる。
 海王様がその人間をどれだけ好きで、助けられたときの事が忘れようとしても忘れられない強烈な記憶として焼き付いてるとしても、その人間にとっては大したことない話で直ぐ忘れる程度の出来事だったのかも知れないだろ?
 その上でアンタはその男に惚れた。だったら待ち続ける鬱陶しい女になってウジウジするよりも、自分から会いに行ってその男に告白でも何でも……は無理か、とにかく、ダルフィンって女が居るってことを覚えて貰う
 覚えさせてみせるぐらいの行動起こせよ」
だから思うところをズバッと言い切った訳だが、部下からの思わぬ苦言と叱責を受けたダルフィンは暫しぼーっと考え込んでいた。
「わたくしは……」
だがそれも束の間、一度目を閉じ玉座から立ち上がった彼女は、自分を叱咤激励してくれた部下の手をギュッと握り締める。
「ありがとうございますリクス! わたくし貴女の言葉に目が覚めましたわッ! 今更ながらに気付かされました。持つべき者は信頼の置ける部下ですわね」
「お、おお、」
「そう、待っているだけではダメなのです! わたくしから会いに行くくらいの、交際を申し込むくらいの気概でなければフィルさまのお心を射止めるのは不可能……。
 フィルさまがどうお思いなのかではなく、わたくしがフィルさまを愛する気持ちこそが大切なのですわッ!」
さっきまで沈み込んでいた気分はどこへ行ったのか? 拳を振り上げたダルフィンは己を鼓舞するように叫んだ。
「待っていてくださいましフィルさまッ! ダルフィンは必ずや貴方様の元に参りますッ!」
「その人間は別に待ってないとは思うが……まあ、いいか」

456 : ◇
「で? 何のようだ色ボケ」
またぞろやってきた色ボケ魔族に辟易とした様子で言ったのは白いドレスを着た金髪の女性。
ダルフィンと同格の存在であり同じ魔王の腹心、獣王【グレータービースト】ゼラス・メタリオムである。
彼女は恋煩いにかかったダルフィンを極力避けていた。生を謳歌する発言ばかりするので聴いていると疲れるのだ。
「先に言っておくがお前のお惚気話はお断りだぞ」
「あら。恋する乙女を前にして無粋ですわね」
(誰が恋する乙女だ。五千年近くも生きていて乙女もないだろう……)
というのは流石に同じ女性人格を持つゼラスは思っても口にしない。
仮に直属の部下である男性人格を持つ魔族、獣神官【プリースト】ゼロスがそんなことを口にしたらぶっ飛ばすところだ。
「早く用件を言え」
「もうッ、ゼラスったらわたくしのフィルさまへの想いを聴くのがそんなにもお嫌ですの?」
「キッパリ言うが別に興味もない話を進んで聴いてやるほどお人好しではない」
「はァ〜、わかりましたわ。用というのは他でもありません。ゼロスちゃんを少しお貸し頂けないかと思いまして」
「ゼロスを? 何の為にだ?」
うふふ、と含み笑いを浮かべるダルフィンに怖気が走る。
「もちろん、フィルさまにお会いする為に決まっておりますわ♪」
彼女が言うにはゼロスはフィルなる人物に心当たりがあるらしいと部下の海神官【プリースト】ヒュレイカーから聞いたとのこと。
であるならば、ゼロスに事の真相を問い質して、そこからフィルに会うための道筋を付けたいという訳だ。
ダルフィンの長話(主にフィルへの愛)を聞かされるのが嫌なゼラスは早速ゼロスを呼び出した。
「何用でしょうかディープシー様」
「ズバリお聞き致しますわ。ゼロスちゃん、貴方はフィルさまについて何か御存じですわね?」
ゼロスにビシっと指を突き付けるダルフィン。
まるで尋問のようである。
「い、一応、心当たりはありますが…」
「本当ですの!?」
「ま、まあ、」
自分に迫る恋愛エネルギーを持った大魔族に冷や汗を浮かべながら、ゼロスは分かる範囲。心当たりのある人物の名を口にした。
「おそらくディープシー様がお探しの人は、フィリオネル・エル・ディ・セイルーン。聖王国セイルーンの第一王子ですよ」
「フィリオネル……それがフィルさまの御名……」
そしてセイルーンの王子様なのだという。
「や、やはりあの御方は……わたくしをお迎えに来られました白馬に乗った王子様だったのですわね……」
手を組み合わせて目を瞑りながら今時誰もしないであろう妄想に耽る恋する乙女――海王【ディープシー】ダルフィン。
気味が悪くて仕方ないゼラスと、愛の賛歌に冷や汗を流し続けるゼロスは、自分の世界に入ってしまった彼女から目を逸らすと深い深い溜息を付くのであった。

457 : 終わり。
エッチ無くてゴメンね。

458 : 危険物投下乙wwww
実は地味に面白いので続きを求めていたw
また投下してオクレヨン

459 : ほしゅ

460 : 保守

461 : ほ

462 : 新作まだ?

463 : 降臨を待ってます……!

464 : ほしゅ

465 : おうぢさまシリーズ
フィルシルでもフィルダルでもいいんで続き待ってます。
でも久しぶりにフィルシルみたいなーと思います。

466 : 保守

467 : ……ガウリイとゼルに同時にかわいがられるリナがみたい。

468 : >>467
真剣に3P検討してみた。
岩肌は一先ず置いておき、
今、ゼルのすね毛問題で悩んでる。
首から下は、ツルツルという事で良いのか。
無精髭は生えないのか。
Hしてる最中に枕元に針山が動いてたら、色んな意味で怖くて落ち着いて出来ないよとか。
解決方法は全身脱毛しかないのかとか。
それはちょっとあんまりだろとか。
この問題が自分の中で解決(納得)出来たら、貞操観念はシチュで誤魔化せる自信があるのに。
皆はどう思う?

469 : >>468
467です。
ぶはっ、とものすごく吹き出した!
そうね、そうね、針金問題あるね!考えちゃだめなことだけど、真剣に考える気持ちわかるなぁ……
あと下の毛はどうなってるんだとか考えると限りない。
ゼル不憫……
枝毛処理にペンチつかってるってのは、薄い本かなんかで見たなぁ。
岩肌だから、体毛は薄いか、生えないのかもしれない、と言うことにしておこうと思う。

470 : >>468
パラレルや現代版にする手もあり
あとは1日だけ元に戻れたとか

471 : >>469
>>470
閃いた!
原作遵守で、すね毛問題を解決出来るかもしれません!
ただ、エロくなるかは微妙なので、
もうちょっと検討してみます。

472 : おっさんとリナの絡みは興味ない?

473 : >>472
注意書あればどんな組み合わせでもあり

474 : ちょっと長い、かもしれません。

****

「ふぁ……っっ」
 月明かりすら差し込まない部屋に、抑えきれない声が密やかに響く。
 粗末なベッドの上で、華奢な身体が快楽にくねった。
 前を肌けたパジャマからは小振りな胸がのぞき、暗闇の中で白く浮かび上がる指先が、つんと突き出た乳首を弄ぶ。
 何もつけていない下半身は大きく開かれ、どろどろに溶けた秘処には男根を模したもの――いわゆる大人のおもちゃが押し込まれたまま、無機質な振動を繰り返していた。
その少し上では、硬く膨らんだクリトリスを細い指が擦りあげる。
 甘い矯声の漏れる唇は紅く塗れていて、昼間の強気な少女からは想像できないほどの色気を醸し出していた。
 ここにもし男がいれば、即むしゃぶりつきたくなるほどの艶姿だ。
 しかし、部屋に男の姿はなく、少女は――リナは、何かに付き動かされるまま、自らを快楽に追い立てた。

 はじまりは、ほんの小さな好奇心だった。
 二週間ほど前のこと。
 宿の部屋でいつものようにガウリイと明日の予定について話していて――いったい何が発端だったのか、セックスの話になった。
 まだ、自分は体験したことのない未知の世界。
「ねぇ」
 と、リナはガウリイに言った。
「あたしとセックスしてみない?」
 ガウリイは一瞬、なぜかひどく厳しい顔をし――しかしそれは、すぐに薄い笑みに消える。
「いいぜ。リナがしてみたいんなら」
 にぃ、と笑った顔は、自称保護者とは明らかに違う――見たことのない男の顔をしていた。
 ぞくり、と身体が震えたのを覚えている。
 そうして、リナはガウリイに抱かれた。
 普段の態度からは考えられないほど、ガウリイは激しくリナを攻め立て、熱い塊で容赦なく彼女を貫いた。
 熱に浮かされたような夜。
 けれど――――
 あんなに激しく自分を抱いておきながら、翌日の彼は、何事もなかったかのようにいつも通りで。
 リナは思いっ切り肩すかしを食らった気分だった。
 だが、ほっとしたのも事実。
 関係を変えるつもりはない。
 自称保護者と被保護者。
 気の合う旅の連れ。
 相棒。
 それ以外は別にどうでもいい。
 体を重ねはしたが、それ以上を求められても困る。
 だから、関係は一夜で終わり。

 なのに。

475 :  一度快楽を覚えたリナの身体は、彼女の意思とは関係なく、夜になると刺激を求めて疼くようになった。
 夜、ベッドに入ると、あの時のことを思い出して身体が熱くなる。
 きゅうっとアソコがひきつり、イヤらしい蜜を吐き出す。
 最初の二日間は我慢できた。
 三日目からは自分の指で慰めるようになった。
 七日もすぎる頃には指だけでは我慢できず、こっそりとソレを――自分を慰めるための道具を買い求めた。
 もう、処女ではないと言う気安さもあった。
 初めて挿入する時はさすがにためらったが、自分の指よりも遙かに太いソレが与える快感に、リナはうっとりと酔いしれた。
 ――しかし、それも最初の数日だけ。
 おもちゃの刺激は単調で、物足りなくなるのはあっという間だった。
 もっと違うものが欲しいと――そう、思ってしまった。
 同時に、気づく。
 ――内側から自分を苛む、激しい飢えがあることを。

「あふ……っ、あ、あ、やぁんっ、もっとぉ……! もっと奥にほしいのぉ……っ」
 涙さえ流しながら、ここにはいない男に甘く強請る。
 身体を焼き尽くすようなこの疼きを、ただ癒して欲しかった。
「あんっ、あぁ、あ、あ、……うりぃ……がう、りい……っ……!」
 ああ――足りない。
 全然足りない。
 あの時の快楽は、こんなモノではなかった。
 自分の細い指ではなく。
 冷たいおもちゃでもなく。
 あの、熱くて太いモノがほしい。
 一度だけ自分を貫いた、あの塊。
 あれで、もう一度――ああ、違う。何度でも。
 何度でも、何度でも、気が遠くなるくらい。
 思い切り打ちつけて、奥まで抉って、ぐちょぐちょにかき回して――犯してほしい。

476 :  細い指が痛いくらいに立ち上がったクリトリスをさらに激しく擦りあげ、胸の先で主張する乳首に爪を立てる。
 振動を最大にしたおもちゃが、リナの中を激しくかき回す。
 シーツは溢れる蜜を受け止めきれず、いくもの小さな水たまりを作った。
「……んっ、がう、り……」
 想像の中で自分を犯す男の名を呼ぶ。
 秘処がぐちゅぐちゅと音を奏でる。
 閉じた瞼の裏で、ガウリイが嗤った。
「がうり……ガウリイがうりいがうりいがうりい……っっ、ふ、あ、あ、あ――――っっ」
 思考が真っ赤に染まる。
 ナカが激しく痙攣し、おもちゃをきつく締めあげる。
 ごぽりと秘処が蜜を吐き出す。
 待ち望んだ絶頂にリナは激しく硬直し、やがてぐったりとベッドに横たわった。
 絶頂の余韻に浸り、熱の籠った吐息をつく。
しかし、余韻が冷めるのは一瞬だ。
その後には、どうしようもない虚しさだけが残った。
 シーツの上で虚しく振動を続けるおもちゃを、ぼんやりと見つめる。
 例え一時でも、彼女を飢えから解放してくれるそれ。
 しかし今夜は、それでもう一度自分を慰める気にはならなかった。
 だって――足りない。
 気づいてしまった。
 とっくの昔に気づいている。
 自分が欲しいのは、こんなモノじゃない。
 もっと。もっと――――
 ゆっくりと視線を移す。
 そこには無機質な宿の壁。
 その――薄い壁の向こうには。
 ――――――ガウリイが、いる。

477 : 「どうしたんだ、こんな夜中に」
 その夜、部屋を訪れたリナを、ガウリイはあっさりと中に招いた。
 パジャマ姿でベッドに腰掛け、こちらを見つめてくる青年の態度は、本当にいつも通りで、リナは泣きそうに眉を歪める。
 毎晩毎晩――この男は、自分が何をしているか知っているはずなのだ。
 宿屋の薄い壁程度では、彼女のよがり声など丸聞こえだっただろう。
 それらをすべて黙殺し、なんでもない顔で自分に接する男。
 見て見ぬ振りをするのは、彼なりの優しさかもしれないと思ったこともある。
 けれど、それは自分に女としての魅力がまったくないと言われているようで――抱いたのは、単に義務だったと言われているようで、今はひどく悲しかった。
「……あの、ね」
 身につけたパジャマの裾をぎゅっと握りしめる。
 我慢できずにガウリイの部屋に押し掛けたものの、口にするのは勇気がいった。
 あの時はあんなにあっさり抱いてくれと言えたのに。
 ――本当に、自分は何も知らなかった。
「……あの、実は……」
 ためらうリナの耳に届いたのは、小さく喉を鳴らす音。
「なんだ」
 え、とリナは顔を上げた。
 発せられた声は間違いなく彼のものなのに――まるで別の男のようだ。
「我慢できなくなったのか、リナ」
「……っっ!」
 目を見開く。
 全身が一気に冷えた。
 背筋を冷たい何かが駆け抜ける。
 ガウリイは嗤っていた。
 暗く陰になった表情の中で、かろうじて、形のいい唇が笑みの形につり上がっているのが見えた。
 唐突に――気づく。
 ガウリイは見て見ぬ振りをしていたのではない。
 ……していたのかもしれないが、少なくともそれは、優しさからではない。
 ガウリイは――待っていたのだ。
 リナが自ら、彼の部屋に訪れるのを。
 だが……今さらそんなことに気づいてなんになる?
「オレに抱かれたいんだろ、リナ」
 逆光の中、差し出されたガウリイの手が、わずかな月明かりにぼんやりと浮かび上がる。
 知らず、こくりと息を呑んだ。
 獲物を前に舌なめずりをするケモノの姿を見た気がした。
 ゾクゾクと背中が何かの予感に震える。
 頭のどこかがしきりに警告をならす。
 この男の手を取ってはいけない――取ってしまえば、何かが壊れる。
 ああ――けれど。
「おいで」
 甘い蜜のようにねっとりと絡みつく声。
 拒否するには、その誘惑はあまりに大きすぎて。
 のろのろと――まるで何かに操られるように、リナは差し出された手に、自分の手を重ねた。

478 : 「……はむっ、ん、んん、ぷぁ、うんっ、あふぅん……っ」
 少女の喘ぎ声に、微かな水音が重なる。
 ベッドの上で腹這いになり、男の下腹部に顔を埋めた少女を、魔法の灯りが煌々と照らし出していた。
 凶悪なまでにそそり立つ肉棒を小さな口が銜え込み、熱心に舐めしゃぶる。
 呑みこみ切れずに少女の口からあふれ出た涎が、ちゅぷちゅぷとイヤらしい音をたてた。
 その間――男の指は、少女の首を飾る首輪から伸びる鎖を、じゃらじゃらと弄ぶ。
 従属を示すそれは彼女の肌の白さと相まって、存在を声高に主張した。
 青い瞳がおかしそうに眇められる。
「いいぞ、リナ……袋も舐めてくれよ」
「ふぁ、あ、う……んっ」
 男の――ガウリイの言葉に、リナはえずきながら小さくうなずいた。
 涎で濡れ光る肉棒を舌で辿り、ゆっくりと舐め下ろす。
 やがて、肉棒の両脇で存在を主張する果実にたどり着くと、おいしそうに口の中に迎え入れた。
 独特の感触のそれを舌の上で転がし、舐めて、きゅ、と吸い上げる。
 肉棒に添えたままの手は、幾度も剛直を優しくしごきあげる。
 まるで、愛しくて仕方ないのだと言うように。
「んはぁ……」
 うずくまるリナの奥から蜜が溢れ、とろりと白い股を伝う。
 リナはもどかしそうに腰をくねらせた。

 優しく、強引に――抗うことのできない快楽で、男は少女を縛りつけた。
 そして少女は、それを自ら望んで受け入れた。
 熱く太い肉棒でナカを抉られ、犯される悦楽。
 二か月が過ぎる頃には――少女は夜毎に男の腕の中で溺れた。
 あの夜、操られるように取った手。
 それは、強固な鎖となってリナをがんじがらめに絡め取った。

479 : 「ん、がうりい……っ」
 はぁ、としゃぶっていた剛直から顔をあげ、蜂蜜の甘さで男の名を唇に乗せる。
 その瞳は潤んで艶を増し、白々とした光に極上のワインのように揺れた。
 男を誘う、女の目だ。
「なんだ」
 ふ、とガウリイは唇をつり上げた。
「もう我慢できないのか?」
「……そ、なのぉ……ね、……シて……?」
 強請るように、赤黒く膨れ上がった肉棒を白い手が優しく撫でさする。
 うっすらと微笑むリナは、ひどく卑猥だった。
「ね……? これ、ちょうだい?」
 上目遣いに見上げながら、小さな舌が鈴口をほじる。
 溢れ出た透明な先走りを、舌がおいしそうに舐め取った。
「……ったく……おねだりがうまくなったなぁ、リナ」
「んっ」
 さも可笑しそうに笑い、ガウリイはリナの身体をゆっくりと押し倒した。
 淡く色づいた裸体がシーツに沈み込む。
「……いいぜ。足、開けよ。お望み通りにしてやるから」
「あんっ、うれし……っ」
 リナは軽く足を浮かせると、膝の裏に手を入れた。
 そのまま、両足を左右に押し開く。
 熱く潤んだ場所が空気に触れてひやりと冷える。
 リナからは見えないが、ぐちょぐちょに濡れたアソコがぱっくりと口を開けている様が、ガウリイの目にさらされているはずだった。
 わかる。
 視線が痛いほどに注がれている。
 アソコがうれしそうにひくつき、こぽりと蜜をこぼした。
「触ってもないのにドロドロじゃないか」
 笑みを含んだ声は、どこまでの熱く――それにも関わらず、氷の様に冷たい。
「しゃぶっただけで感じたのか。やらしい女だな」
 言葉でなぶられ、小さく身体が震えた。
 待ちきれずに、ゆるりと腰が揺れる。
「……がうりい……」
 濡れた声が甘く強請る。
 早く、熱いモノで奥まで貫いて欲しかった。
 滾る精でナカを満たして欲しかった。
 願いが通じたのか、間を置かず、熱い手が膝の上をすべる。
 そのまま、さらに足を大きく開かされた。
 犯される期待に呼吸が速くなる。
 ――直後、期待にひくつく秘処を、男の骨ばった指がずぷりと音さえたてて貫いた。

480 : 「……あ!?」
 びくんっと身体を跳ね上がった。
 下半身を襲う強い刺激に、リナは背筋を震わせる。
 けれどこれは、待ち望んでいたモノではなく――
 ガウリイが喉を鳴らした。
「わかるか、リナ。リナのココ、いきなりオレの指を三本も飲み込んでるぞ」
「あ、や……っんふっがう、り……っ」
 くつくつと笑いながら、男は指でリナのナカを激しくかき回した。
 栗色の頭がイヤイヤと、力なく左右に揺れる。
「あんっ、ちがっ……ち、がう、のぉ……っっひぁあんっ」
「何が違うんだ? 気持ちいいんだろ? ほら、さっきよりも締め付けがきつくなったぜ。
 ココだってほら――こんなにカチコチじゃないか」
「あひぃっ!」
 雷に打たれたような衝撃に、華奢な背が仰け反る。
 いやらしい蜜を吐き出す秘処のすぐ上でぷくりと膨れ上がったクリトリスを、ガウリイの舌がねっとりと舐めあげたのだ。
「は、はひ……っ、あ、あぅん……っなめちゃ、だめぇえぇえ……っ」
 悲鳴混じりの嬌声が、口をついて溢れた。
 軟体動物のような舌が、ちゅるちゅるとクリトリスに絡みつく。
 優しく吸い上げられたかと思えば、まるで思い出したかのように歯を立てられる。
 その間も秘処を犯す指はぢゅぷぢゅぷと音を立てながら激しく蜜をかき回し、リナのイイところをこれでもかと擦りあげた。
 びくびくと華奢な腰が激しく痙攣を繰り返す。
 絶え間なく与えられる刺激。
 いくつもの快楽が、容赦なく彼女を襲う。
 じらされ、馴らされた身体が昇りつめるのに、時間はかからなかった。
 きつく閉じた瞼の裏で、白い光がチカチカと瞬く。
「……あああっ、やぁっ、あうぅうん、らめっ、らめぇ……っっ、イクのっ、がうりっイっちゃうぅううっっ」
 きゅうっと舌がクリトリスをきつく吸い上げた。
 同時に、ナカを蹂躙していた男の指が、クリトリスの裏側――リナの弱い場所を強く引っ掻く。
 快楽が体を突き抜ける。
 紅く濡れた瞳を見開き、リナは声もなく、激しく身体を痙攣させた。

481 : 「んんっ……がうり……いっ、ひあ、あ、あっ、あふぅうううっっ」
 あれからどのくらい時間が過ぎ、何度、指と舌だけでイカされたのか。
 何度目かの絶頂に、リナの細い身体がきゅうぅぅうっと反り返る。
「あ、あ……あ……」
 緊張と弛緩。
 ベッドの上に力なく投げ出された両手が、むなしくシーツをかいた。
 だが、それだけだ。
 ガウリイのたくましい腕に押さえつけられたままの脚は、閉じることすらできない。
「……がう、り、おねが……っ、もぉ……っ」
 リナの頬を涙が伝う。
 何度もイカされたが、まだ一番欲しいものを与えられていない。
 イキ続けているのに、飢えが満たされない。
 ずっと身体の中でくすぶり続ける熱。
 気が狂いそうだ。
「どうした、リナ。気持ちよくないのか?
 ……そんなワケないよなぁ? あれだけイキまくっといて」
 喉を震わせて笑う男は悪魔のようだった。
 自分を堕とす、美しい悪魔。
 ああ――それでも。
 緩慢な仕草で首を振る。
 喘ぎすぎて掠れた声で、リナは懇願した。
「ちが、……の、ほし、のぉ……っ、がうり、の……おねが、いぃぃい……」
 我慢、できない。
 もう――きっと、狂っている。

482 :  咽び泣くリナをガウリイは涼しげな顔で見下ろしていたが、突如、その首輪を強く引いた。
「ぁうっ」
 じゃらりと鎖が鳴り、息が軽く詰まる。
「……違うだろ、リナ」
 男の口元にうっすらと酷薄な笑みが浮かぶ。
「お願いする時は、どうするんだった?」
「あ……ご、ごめん、な、さ……」
「リナ、どうして欲しい? 言ってみな」
 焦点を結ばない瞳が男を映す。
 身の内を苛む熱に浮かされて、リナはその言葉を口にした。
「……お、奥、まで……奥まで、犯してくださ……ご主人さまぁ……」
「何で犯してほしいんだ?」
「あっ、ご主人、さまのモノ、でぇ……いっぱいいっぱい、あたしのナカ、をっ、ぐちゃぐちゃに、かき、まわして、くださいぃぃい……っふああ?」
「欲しいのはコレか?」
 いやらしくひくつく入口に押し付けられた熱の固まり。
 身体が震えた。
 早く――犯して欲しくて。
「……そ、そうですぅっ、あっあっ」
「は……ほんと、リナはイヤらしいなぁ……」
「あ……ひぁああああああんっっ」
 ずぶ、と熱くとろけた場所が膨れ上がった剛直を呑み込む。
 狂うほど待ち焦がれたもの。
 身体が――心が、満たされる。
 この、熱い固まりに貫かれ、抉られるのを、どれだけ待っていたことか。
 嬉しさのあまり柔らかな肉が剛直に絡みつき、きつく締めあげる。
 その感触を楽しむように、ガウリイはゆっくりと腰を引いた。
「あっ、あっ……抜いちゃ、いやぁ……っ」
 遠のく刺激に、細い腰が無意識に男を求めて浮き上がる。
 しかし、完全に肉棒が抜けてしまう直前、ガウリイは激しく腰を打ちつけた。
「ひああぁあっ!!」
 ぶつかる肌が鋭く鳴り、溢れる蜜が卑猥な音をたてる。
 その勢いでリナを壊そうとでも言うように、さらに質量を増した肉棒が彼女のナカを何度も穿つ。
「あぅっ、あっ、あっ、すご……っ、すごいぃいっ!! 奥、奥まで……っ、届いてるぅっがうりぃいっっ」
 熱く太い固まりが奥を突き上げる感覚に、リナは悶えた。
 肉壁を力強く擦りあげていく感覚もたまらない。
「見ろよ、リナ」
 促され、うっすらと瞼を開けたリナの目に飛びこんできたのは。
 高く掲げられた自分の脚と、それを押さえつける、ガウリイの逞しい腕。
 そして、その間でぐちょぐちょになった秘処に、赤黒い肉棒が激しく出し入れされる様だった。
「あ……あぁっ……」
 リナは唇を震わせた。
 その光景はお世辞にも美しいとは言えず、むしろグロテスクでさえある。
 だが、そこから目が離せない。
 どう考えても無理としか思えない太さの肉棒が、自分のアソコをぐちゃぐちゃにかき回している。
 根本近くまで押し込まれたかと思うと、トロトロの蜜を肉の傘でかき出しながら姿を現す。
 肉棒はしろっぽく濁った蜜にまみれ、部屋の明かりにテラテラと輝いていた。
 これ以上ないと言うほど卑猥な光景に、きゅぅん、と胸が高鳴る。
 今。
 自分はガウリイに犯されている。

483 : 「……くっ……どうだ、リナ」
「あっ、ふぁんっ、すごぃっ……すごいのぉっ……もっと、もっと犯して……っ犯してくださいぃいぃいぃぃん……っっ」
 膣の奥まで潜り込んだ剛直が、ぐりぐりと中をかき回す。
 何度も抉り、肉壁を容赦なく擦りあげる。
 その度に溢れ、かき出されたいやらしい蜜が、ぢゅぷぢゅぷと激しく音を立てて飛び散る。
 繋がる部分はぐちゃぐちゃで、蜜がリナのアナルにまで流れ出していた。
 混ざってどちらのものか分からなくなった白濁が、シーツにいくつもシミを作る。
「あぁん、いい、の……っ、ご主人、さまぁ……っご主人さまぁっっ」
 涎すら垂らしながら恍惚の表情で快楽を強請るリナ。
 腰を妖しくくねらせ、男を嬉しそうに銜え込む様は、どうしようもなく女――いや、メスだった。
 男に犯されて悦ぶメス。
 ほんの数か月前の、プライドの高い、潔癖だった少女の姿など、どこにもない。

 どれほどの間、男の逞しい肉棒で犯され、啼かされたのか。
 ガウリイから流れ落ちた汗が、ぱたりとリナの肌の上で弾けた。
 は、と男が短く息を吐く。
 狂乱の終わりが近い。
「リナ……っ、ナカに出すぞ……っ」
「ふぁあぁぁ……はいっ、あっ、出してくださ……あはぁあああっっ」
 これが最後とばかりに、剛直が激しく最奥を穿つ。
 その激しさにリナは一気に絶頂に達し、剛直をきつく締めあげた。
 ガウリイはそれさえ振り払うように、もう一度腰を打ち付け、膣の奥深くまで剛直を潜り込ませる。
それはこれ以上ないというほど膨れ上がり――ドプッとリナのナカに激しく精を迸らせた。
「ひぃいいいんっ!」
 濡れた瞳が大きく見開かれる。
 火傷してしまいそうなほど熱い男の精が、勢いよく流れ込んでくる。
 あまりの勢いに、華奢な身体がびくん、びくんと痙攣を繰り返す。
 肉壁がひくつき、その一滴まで搾り取ろうとでも言うように未だ硬さを失わない男に絡みついた。
 たまらない。
 たまらない。
 この、言葉にはとてもできない快楽。
「あっ……出てるっ、出てるぅ……がうり、の……っ、あついの出てるぅぅぅ……」
 リナは夢中で腰を男に押し付けた。
 注ぎ込まれるモノを、一滴たりとも逃したくない。
 彼女の願いに応えるように、剛直がさらに奥を目指して潜り込む。
 甘く濡れた唇から恍惚のため息がこぼれた。
 もっともっと、熱い精で満たして欲しかった。
 自分のすべてが、ガウリイでいっぱいになるくらい。
「……く、ふぅう……っ」
 ガウリイが深く、満足そうな息を吐く。
 それがたまらなく嬉しい、とリナは思った。

484 : 「……ぁはあ、ん」
 何度も何度も、断続的にそそぎ込まれる大量の精。
 自分のナカを満たしていくソレに、リナはうっとりと目を閉じる。
 嬉しい。
 深い満足感に、胸が震えた。
 そうして、明日もガウリイの肉棒で抉られ、精を注ぎ込まれる自分の姿を想像する。
 ああ――
 こうやって、自分はずっとガウリイに犯され続けるのだ。
 それは……――――
 リナは無邪気な子どものような笑みが浮かべた。

 それは。
 たまらなく幸せなことだ。

end

485 : 以上です。
連投、失礼しました

486 : >>485
神きたあああああああ!
調教GJ!
なんという我慢大会

487 : >>485
GJ!
ガウリイ初回目でリナに薬かなにかを仕込んでるんじゃ?
一瞬見せた厳しい表情の理由が気になる。

488 : GJ!!

489 : 485です。
読んでくださって、ありがとうございました。
>>487
初回でクスリ使ったかどうかは不明ですが(笑)、
ガウリイ的には、あっさり「セックスしよ」とか言われたんで、
結構腹立ててるというか。
じゃあ、こっちも利用してやれ、的な。
最初はともかく、あとの1週間はなんか使ってるかもですね。
……あ。それもいいな……

490 : ほしゅ!

491 : 3pにチャレンジ中の人です。
ゼル語りが長くてなかなかHに突入しません。
そしてふと思ったのですが、原作ゼルはアニメで誇張されてるような針山ではなく、実際はウールタワシなのかなと。
皆さんどう思われますか?
これなら枕元に置いておいても、うっかり寝返りを打つ度に血まみれにならないデスよね?
でも多分、こすると危険デスが。

492 : ウーwルwww たわしwww
とりあえずあげてみてくれ、きっと面白いと思うんだwww

493 : 何か薬品でもかかってウールたわしになっちゃった設定にしたらいいんじゃねw

494 : 原作では見た目硬質みたいな描写はあるけどどの程度なのかね?
アニメみたいにテーブルや床に突き刺さるくらいに硬くて鋭利だと、いつも被ってるフードもボロボロになるんじゃ?とは思う
魔法で加工して布に耐久力持たせてる可能性もあるか

495 : 髪の毛の倍ぐらい太い手芸用チタン製ワイヤーでも、一本一本はそんなに硬く感じないからなあ。
斜めに切って先端を鋭く尖らせれば、そりゃ刺さりもするでしょうが。

496 : ゼルが髪の毛を投げて武器?に使った記憶があるんだけど、
あれはアニメだけだったっけ?
それはそうと、原作ゼルの汗腺や循環器系はどうなってるんだろう。
飲みモノの描写しかなかった気がするのだけれど、もしかして胃液出てない?
でも、体温も内臓もあるんだよね。
あ、岩人形と邪妖精が混じってるって事は、実際は呼吸も食事も不要なのかもしれん。
いや3p書いてて、ゼルって唾液出てるのかなと思ったら、だんだん不安になって来て。
表皮が石なら汗は出ないよね?!
あったかいけど、汗臭い匂いもしないよね?!
間違えてないよね?!
ゼルの体臭は森の苔の香りデス、とか描いたらゼル様のファンに怒られますか?

497 : >>496
表皮は硬いが内臓口内は普通で
メシも人間と同じもの食うし、食わなきゃ餓死もするはずだぞ
深く斬られれば血も出る
汗腺はなさそうだな
足裏にもないだろうから舌出すか冷却呪文か
まあ暑さには強くて汗かかなくてもOKなのが妥当か

498 : ほしゅ

499 : 3Pまだかな

500 : ほっしゅー

501 : 外伝1巻「セイルーンの王子」表紙のナーガが輪チラしてるように見えるのは気のせい?

502 : >>501
パクって隠し持ったチェリーです

503 : まとめ更新されてる!!
管理人さん、ありがとうございます!!

504 : ニコ生で萌えた職人再臨しないかな

505 : ガウリナスレが外部にあったので読んでいたが
ガウリナはイイよなぁ…原作4巻ちょっと読み直してくるわ

506 : >>505
ガウリナのめくるめく世界にいらっしゃーい☆
良かったら文芸板にも来てくれると嬉しい。

507 : >>504
ちょっとまってください!

508 : 萌えた人キテターーーーーーーーー!

509 : >>507
正座して待ってますヽ(・∀・)ノ

510 : いや、このスレ止まるぞそれ…

511 : ほしゅりまする

512 : ほしゅ

513 : 誰か居ませんか?

514 : >>513
なんだい?

515 : 二人しかいない事実。

516 : ほしゅ

517 : ほ

518 : し

519 : ゅ

520 : ☆

521 : ほしゅ

522 : ちょっ!セイムになってるよw

523 : タリムとルビアがどうしたって?

524 : ほ

525 : しゅしゅしゅしゅしゅ

526 : スレイヤーズ関連のスレッドで唯一監視しているスレッドだ
他はもっと廃れてるんだろうな

527 : そんな訳ないだろw

528 : 設定だけとかエロなしとか書きかけのはあるんだが
すまんな

529 : おうぢさまシリーズも希望
年の差婚までみたいです

530 : ネタでもいいよぅ。
投下きぼう!

531 : >>529
おうぢさまシリーズの年の差婚には2パターンあるな
1:おうぢさまとシルフィール
おうぢさま四十代シルフィール二十歳くらいで二十歳差
2:おうぢさまとダルフィン
おうぢさま四十代ダルフィン五千歳で約四千九百六十歳差www

532 : ☆

533 : 「ゼルガディスさん、だいぶ寒くなってきましたね!」
「あぁ」
「あったかい物が恋しい季節になってきましたよね!」
「あぁ」
「お鍋とかー、シチューとかー、手袋とかー、セーターとかー」
「あぁ」
「…ぬくぬくの毛布とかー」
「あぁ」
「…もう!さっきから『あぁ』しか言ってないですけどわたしの話し聞いてますかっ!?」
「あぁ」
「…絶対に聞いてないです!!」
「…はぁ。聞いてるよ。ほら、こっちこい」
(ぎゅぅうっ)
「はわわわわわわわっ」
「こうして欲しかったんだろ?」
「もう…ずるいです…」
保守

534 : >>533
GJ!
ゼルアメのこの手のシチュは萌える萌えるw
でもって温石的な意味でもゼルが温めてしまえと思うのは>>358が頭をよぎったからだろうか…w

535 : GJ
まだまだ廃れるスレではないよ
神坂さんも頑張って復活してほしい

536 : ほしゅ

537 : 533のがうりなばーじょん
「あーーーーっもう寒い寒い寒い寒いさむーーーーーーーいっ!!」
「そうかぁ?」
「なんで朝晩一気にこんな冷え込むのよ、あたしは寒いのが大っっ嫌いなの!!」
「そこまでないけどなぁ」
「あんた頭だけじゃなくて体まで鈍いのね、呆れるを通り越して感心するわ」
「体まで鈍い、ねぇ…」
「な、何よ…(ぎくり」
「そこまで言うなら試してみようか、な?リーーナちゃん」
「ちょっ、なんで脱がす!?寒いって言ってるでしょ!ちょっ、なんであんたまで脱いでんの!?」
「なんで、とか分かってて分からない振りはずるいよなー?」(ごそごそ
「あっ、だめっこら、ガウリイどこさわっ、やめなさ…っあ、あ…はぁんっ」

「あったかくなったろ?」
「…ばかくらげ」
保守

538 : >>537
GJ!
寒さ対策にも温め合いによい季節ですなあ(*´ω`*)

539 : ☆

540 : ★

541 : ゆ

542 : ☆

543 : ほしゅ

544 : 3Pはまだかぇ?

545 : ★

546 : ナーガによる理想の一モツ探し旅
気にいった男とやってヤってやりまくり、理想の男を探す旅。
理想の男に出会ったらやらなければいけない古代の秘薬を使った影響で
そんなやりまくり道中旅。
やった後、その男のことがどうでもよくなり男を捨てる。
理想が高すぎるためか、一回目はいいけど二回目には捨てるパターンだが最終的には
で、ショタに引っ掛かり、教えたことを実行自分好みに仕上げるパターンに。
ショタによる教育の結果、ナーガは鎖で飼われ、自分好みの女にさせられてしまう。
「先生、せんせ、貴方は理想の女性です」
「ああ……いい……イイ……もっと、もっとよ」
ショタに飼われ、孕まされてもやりまくるって話はどうよ?

547 : >>546
ナーガは色んなものに好かれまくるから、多種多様な種族でハーレム(とナーガは思ってる)もいいな
もやしが基のキメラに調教するつもりがされちゃうナーガ

548 : >>547
> もやしが基のキメラに調教するつもりがされちゃうナーガ
それなんてにょろにょろ触手?

549 : ナーガに合格扱いされた者達の失楽園、魔物も魔族も人間も集められる場所が
浮かんだぞ。実質ナーガはやられまくりだが。
締め付けがゆるくなったらリカバリィと後ろにつっこむことで回復、
これでナーガに子どもができても超有能なものになりそうだ。
スタイルから性格まで。エロい意味で

550 : ナーガ以外の女性キャラは特定の相手がいるから想像できにくいな。
ナーガは一人身で自由奔放そうだが、凌辱ネタで考えると思いつきにくい。

551 : ナーガは血を使えば
ナーガの崇拝者ってほぼもれなくあらぬ方向に暴走するよな
召喚したら踏まれるし

552 : ほしゅ

553 : フィリオネルさまぁん
続きまってますよう

554 : ☆

555 : 変な夢見たから保守ついでに書き込んでおくわ。
なんとリナとガウリィの結婚。
バロック様式の絢爛豪華な山脈にそびえる古城。
しかしそこに現れるなんかの敵。
魔族か何かかなぁ、ガウリィが操られてしまう。
仲間たちもやられたのか、下見に来てただけなのか、何故かゼロスだけしかいない。
魔法使い二名で剣士に挑むという、近付かれたら終わりっぽい雰囲気。
(ガウリィが強化されてるのかゼロスがあんまり本気じゃないのか、なんかそんな感じ)
で、ガウリィをぶっとばして敵もぶっとばして、仲良く式(の予行)
…をよそに、リナは魔法的ないわくだの伝承だかのある高そうなアクセサリーに心を奪われてましたとさ。
問題はこれをどうエロにするか…。

556 : >>555
それを序盤にして、事件後の新婚初夜をメインにしてはどうだろう。
実はいわくありげなアクセサリーに淫乱の呪いが掛かっていて、
初めてなのに自分からあーんなことやこーんなことまでしてしまうリナとか。

557 : >>555
ゼロリナなのかガウリナなのか、それが問題だ。
出来ればガウリナでヨロシク☆
ヨロシクついでに、ガウリイさんのイの文字を
大きい方にしてくれると、脳内修正が省けて嬉しい。

558 : そのいわくありげなアクセサリーがぢつは敵のボスで
アクセサリーと見せかけて変形しエロな道具になりリナを襲う展開と予想

559 : いわくありげなアクセサリー、婚約指輪でもよさそうだ。
純愛路線で逝くなら
お互いのシンクロ率を高めるアクセサリー。以心伝心伝わってしまう。
ガウリイがやりたい、という気持ちを受け取り、エッチな気持ちに。
そのままベットインでやっちゃう。という展開。式の最中に浮気な視線やらにも
筒抜け。リナのHな気持ちを受け取りいきなり「やろう」と襲ってくるガウリイ。
どうのこうのいいながら受け入れてしまうリナの展開もいける。
凌辱路線で逝くなら
このアクセサリーを装備し、試練を受けると二人は永遠に結ばれると言い伝え。
実際は人間を魔族化するアクセサリー、尽きぬ性的快楽のまま行動してしまう。
強引に襲ったり、負の感情を吸収し魔族化が進む。
つまり、逆レイプ、NTR、レズ、男性の尻を犯すリナ、という展開。
一度襲った者は魔族化リナの支配下に置かれる。
支配下におかれたガウリイが愛の力か何かで許容量以上のエロでアクセサリーを破壊、
ハッピーエンドへという展開とかな

560 : ★

561 : ほしゅ

562 : ☆

563 : ★

564 : (☆人☆) ぼいーん 
ボインはリナのためにあるんやないんやでー

565 : ほしゅー

566 : ★

567 : がうりなぷりーづ!

568 : 神様こないかな?
王道のカップリング以外の人でも投下してほしい

569 : ★

570 : ほし

571 : なんか今朝方ガウリナエロ萌えシチュを思いついた気がするのに思い出せないよお

572 : ★

573 : >>571
ぜひ思い出して!

574 : ほしゅ

575 : せっかくだから雪の話とかな・・・・・・

576 : ふむ。
かまくらの中で、
チュッチュらぶらぶのガウリナ…とか、か。

577 : ほしゅ

578 : pp

579 : 雪といえば
遭難しかけてセオリー通り暖めあう
雪合戦でふざけあって背中に雪入れたりしたら大変なことになっちゃう
など

580 : 遭難はよいですね!!
萌えるよ!!!!

581 : そーなんだよね!

582 : ビュオオオオオオオ

583 : 誰だ、でっかいトカゲのおっさん呼んだのは。

584 : 凍えるシルフィールを優しく抱き締めて温めてあげるおうぢ様とかも観たいなぁ

585 : >>584
イエティ!もとい体格からしてばっちり風雪から守ってくれそうだ
ピバーク

586 : ☆

587 : ほしゅ

588 :  ほがらかな陽気を浴びながらのんびりと歩く、金髪碧眼の美男子が隣の少女に声をかける。
「リナー、だいぶあったかくなってきたな」
「そうねぇ」
 リナと呼ばれたその少女は、風にあおられ柔らかくけぶる赤茶のロングヘアーをそっと抑えつつ隣の男に返事をした。
大きな瞳を縁取る睫毛の長さからも美少女なのが伺える。
「外で食う飯がうまいよな」
「あー、そうね」
 食事は先の街で済ませたはずだが…と思いつつ意図の分からない男の言葉に相槌を打つリナ。
「てことでそろそろ腹が減ったなぁって」
「え、ガウリイあんたさっき食堂であんだけ食べてきたじゃないの」
 何を言ってるんだこの男は、と言わんばかりにその長身を見上げ呆れた表情を浮かべる。
「うん、でも別腹って言うだろ?」
 呆れたリナに満面の笑みを浮かべて返答するガウリイ。
「???」
「いっただっきまーす♪」
「えっ、きゃぁ????」
 言うが早いか、ガウリイはリナを引き寄せそのまま草むらへ倒れこむ。
 ドサッと言う音と共に自分の体の上にリナを抱え込み、空いている手で腰の辺りを柔らかく撫でるガウリイ。
「あっ、ちょっ、こら!」
 もちろんリナは非難の声をガウリイに向けるが、そ知らぬ顔でガウリイの手は腰から腹、腹から胸へと登っていき
リナの胴衣のボタンを寛げ指先を肌へと這わせる。
「外で食う飯はうまいって同意しただろ?」
 にやり、と笑みを浮かべ、指の腹で柔らかい乳首をするすると撫でると、リナの瞳は潤んで艶を帯びた声で吐息を吐き出した。
「あっ、んん、もぉ…あっ、あん、だめ、おっぱいいじっちゃだめぇ…」
 ガウリイは自分の上で小さく反応するリナをいとおしげに見つめ、すっと上体を持ち上げリナの可愛い乳首に舌を当てると更に大きく体がしなる。
「あぁあっあ、はぁあ、ああぁん、あっ、あっも…お、だめ、舐めちゃ…あぁ…ああん」
 ぴちゃ、ぴちゃっと音を立て硬く尖ってきた乳首を吸い、また舐めあげる。
「あん、あっ、はぅ…んんんっ、あぁ…だめぇ、こんなとこなのに…きもちいいよぉ…」
「こんなとこだからこそ、余計気持ち良いんだろ?」
 胸元に強く吸い付き赤い花を散らし、その跡を満足げに見てリナの頬にも口づけた。
 いつしかリナの胴衣ははだけてしまい、その白い肌は興奮で薄っすらと桜色に染まって青空に映えている。
「んん…もぅ、ばかがう…もっとちゃんとキスして」
 ねだるように言うリナの顎をすっと持ち上げ、ねっとりと舌を絡ませてキスをする。
 二人の耳にはぴちゃ、くちゅっと粘り気を持った音と、遠くで聞こえる鳥のさえずりしか聞こえない。
「なぁ、どうして欲しい?」
 一旦唇を離し、とろんとした表情のリナに問いかけるガウリイ。
「…馬鹿…もっとちゃんとしt省略されました、続きを読みたい方はガウリナ大好きと書き込んでください。

589 : ガウリナ大好き☆
>>588
続きwktk

590 : ガウリナ大好き!!!!!!!
>>588続きおねしゃす

591 : ガウリナ大好きです

592 :うふ〜ん

593 : ガウリナ大好きっす!!!
>>588
続きをぜひ!

594 : すまん、ちゃんと読んでくれる人が居たとは思わずwwww
ってことで続き書いてきた!
「…馬鹿…もっとちゃんとして…意地悪しないで」
 その言葉を聞くや否や、ガウリイはリナの背中を支えていた手を再び腰へと降ろし
小さいながらも弾力のある尻の肉を柔らかく撫で上げた。
「んっ…」
 ガウリイの胸元へ顔を埋め、ぎゅっとその服を掴み次に来る感覚に期待を高めるリナ。
尻から回り込むように手をその窪みへと滑らせ、指先にくいっと力を込めると小さなリナの身体は一際びくんっと弾ける。
「はあぁっ…!!」
 指先にしっとりした感触を確かめ、ガウリイはニヤリ、と笑んだ。
「もうこんなになってる。やらしいなぁリナは」
「仕方ないじゃない…あたしをそうしたのはあんたでしょ」
 その回答に満足したガウリイは、そのまま指を窪みに沿って前後に動かし始める。
「あぁあ、あぁん…はぁ、んんん…っあ、あん…」
 布越しにでもくちゅ、くちゅっと粘りを持った音が響き始め、リナのソコが十分に潤ってきた事を示した。
「がう…がう、ナカも…ぉ、ナカも、触ってぇ…」
 ガウリイの服を掴み、力が入らなくなってきた自身の体を必死に支えるリナ。
 開いている片手でガウリイはリナの身体を浮かせ下着もろとも衣服を剥ぎ取り、再びその窪みへの愛撫を始める。
「あぁっ!はぁあああぁああんっ」
 ぐいっと2本の指を一気にリナの中へと挿入させると、リナの表情は恍惚とし悦びの声を上げた。
「あぁ、あっ、あ、がう、きもちい…きもちいよぉ…」
 ぐちゅぐちゅと音を立てながら指の動きを加速させてやると、リナの膣内は指の感触を逃さんばかりに締め付けを強くし、ガウリイの服を掴む指にも更に力が篭る。
「あぁあ、あぁ、あっはぁあ、あっ、がう、がう、いっちゃう、あたし、いっちゃう…!
あぁ、だめっあっぁあっ、あぁあああぁ、あっはぁ――――――っ!」

595 :  ぎゅううううっと一際強い膣内の締め付けとともに、リナの身体がびくびくびくっと痙攣する。
 くたり、とガウリイの身体にしなだれ、はぁ、はぁ、と荒い呼吸を繰り返すリナ。
「リナはこんなところで指だけでイっちゃうくらいやらしくなっちゃったな」
 ぺろり、と指を伝う滴を舐め取りながらガウリイは自分の腰紐を緩め、硬くなった自身を取り出し
まだ朦朧としているリナの身体を支え、一気に自分をその中へと侵入させた。
「あぁああああああああああああああああぁああっ!!!」
「これで終わりじゃないぞ、リナ?なんせ俺はまだ全然食べてないんだからな」
「だめ、だめ、がうり…おっきいの、あぁ、待ってぇ…動いちゃ、だめぇ…」
 達したばかりのリナの膣内はまだ軽く痙攣を繰り返し、ガウリイのソレを程よく刺激する。
「だめじゃないだろぅ?こんなに喜んでるじゃないか、リナの中は」
 言うが早いか、リナの腰をしっかりと抱え込み下から突き上げると、再びリナの口から悲鳴にも似た喘ぎ声が溢れ出す。
「あぁ!あっ、ふあ…あぁああっ!あん、あっあっぁあっ、あぁああああ!」
「中だけじゃなくリナだって喜んでるだろう?まだだめって言うのか?…ん?」
「もぉ…いぢわる…ぅう…ぁああ、がう…ああ、きもちいぃのぉ…!」
 突き上げられるがままだったリナは次第に自分も腰を動かし、ガウリイのソレをしっかりと銜え込みその熱さ、硬さを味わい始めた。
「はぁ、あはぁ…、あっ、ぁあああぁ、がうり、がうりい、らめぇ…!もう、またいっちゃうよぉ…!」
「もうイっちゃうのか…?リナはほんとやらしーなぁ」
 あまりの快感にリナの唇はだらしなく開き、絶えず嬌声を漏らしている。
「らって…ぁあ、あっああ、がうの、すご…っ、あぁあ、きもちい…の…ぉ!
ふぁあ、はぁあああっあっあぁあああああああぁあああ!!」
 言うが早いかリナの身体は再び激しく痙攣し、先ほどよりもきつく膣内はガウリイを締め付けた。
「っく…ぅ…」
 思いがけずその締め付けが強すぎたのか、ガウリイは達さないよう顔を顰めて堪える。
「ぁ……はぁ…あん…」
 短時間に2度も達したせいか、リナの身体からは力が抜けぐったりとガウリイにもたれかかった。
 それでもガウリイはそのまま休む事を許さず、一旦自身から引き抜いたリナの身体を反転させ
地面に広げた服の上へと四つんばいにさせ再び背後から突き入れた。

596 : 「ふぁあああああああああああっ!?」
「今度は俺の番、な?」
 首筋にちゅぅっと軽く吸い付き、リナの腰をしっかりと抱え激しく前後に突き立てる。
「あぁあ、あああぁうっ!ふ、うぁあっ、あっ、あぁあああっ!あっ、んぁああああああぁあ!!」
 ぱんっぱんっと肉と肉がぶつかり合う音が響き、リナの膣内はその激しさに再び肉壁を凝縮させガウリイのソレを締め付けた。
「がう、ぁあ、ああ、うぅっあああ、がう、あぁ、すごいの、がうり、あぁ、らめ、すご…っがうりいい!」
 ガウリイは自身への締め付けを感じ、リナが三度達した事に気付くが動きを止めてやるつもりもなく。
何度も何度も腰をリナの尻肉へと打ち付ける。
「ふあぁああ…あぁあ、はぁああ、あぁああ、がう…くぁ、あぁあ」
 快感により弛緩しきったリナの唇からはだらしなく涎が垂れ、突っ伏したガウリイの服へと染みを作った。
「リナ…イくぞ…っ!」
 その言葉と共にガウリイの動きがより激しさを増し、力を失ったリナを強く揺さぶる。
「あぁぁああ―――――――――――――――!!!!」
「っ…く…うっ……!!」
 どくっどくっと音が響き、リナの膣内はガウリイの分身で満たされていく。
「あぁ…あ…がう…あ…」

 しばらく後、自分の半分ほどの華奢な少女から頭をはたかれつつ歩く男女の姿がそこにあった。
「もーーーーーーーーーー!!替えの下着がいくつあっても足りゃしない!!!このばかくらげ!!」

─────────
お粗末さまでした

597 : 神

598 : >>596
ありがとうありがとう
ガウリナ大好きだ!!!!

599 : >>596
なんというGJ

600 : >>596
神きてたああああああああああああああああああぐあ
GJ!
春はあおかんやうやう白くなりゆくウチマタどらまた

601 : 喜んでいただけてなにより保守

602 : >>596
ありがとうございます!
ガウリナ幸せですよ!!

603 : >>596
春だからサカってるガウリナキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
GJGJGJ

604 : やっぱり、リナの相手はガウリイが一番。
おいらはゼロリナは完全否定派。
むしろNEXTのあのワンシーンでここまで展開されている事に驚いてる。
ゼロス個人は好きなんだけどね。

605 : ここは神坂一作品ならどんなカップリングもありなんだから
苦手なのはスルーはしても排除はなしだよ

606 : 俺はゼルリナが一番好きだけどな

607 : 枯れ木も山の賑わいと申しまして、
排除しようにも…
寂しい…

608 : 別にNEXTからの発想が一般化してるんじゃなく、長く続いているせいで王道ばかりじゃ既存のSSとネタが似通っちゃうから
ここはあえて変わったカップリングで、と考える人が出てきてるだけだと思う。
あのワンシーンって言われても全く思い当たらないし。

609 : 頬だか口だかにキスしたとかしないとかのシーンじゃなかったかな?
確かみんなで着ぐるみ着てた

610 : アニメ関係なく原作描写で好きになってる人もたくさんいるんじゃね>ゼロリナ
自分は原作描写でゼルリナが好き

611 : ゼルシルが読みたいんだが。
がっつりゼルシル。
だれあかぁあああああ!!!

612 : 原作ではゼルはリナに惚れていたな
ガウリイが見抜いているのが凄い

613 : ゼルはガウリイよりも、恋愛力(男子力?)というか、異性に関する感度は高い、
平たく言えば、気が多い気がする。
キメラ化してなかったら、港々に女の居るタイプ。(レゾGJ)
それを踏まえて、ゼルシルは大層良いと思います。はい。
>>612
ガウリイは無意識部分での観察眼がすごいから。
行動は朴念仁な癖にw

614 : フィルシルが、おうぢさまが読みたい

615 : ゼフィーリア国家に適当嫌がらせとして適当に創った適当ザナッファー500000000000匹を適当に放り込んだら適当にドラゴン狩りの代わりに適当ザナッファー狩りが流行しますか?適当ザナッファーは超新星爆発と同じ威力のビームを吐き出すスペックでお願いします。

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1352294669/560
こいつの独り言を神坂一先生への質問メールを送るか・・・・
ゼフィーリア最強厨ざまああああああWWWWWWWWW
魔族糞雑魚厨ざまああああああWWWWWWWWWWWWW

616 : 注意:これは王子様×シルフィールではありません。
おうぢさま×シルフィールという激物です。

617 : ミプロス島温泉旅行より帰還して暫く。
最近では休みの日処か平日の公務上がりであってもお茶の時間と食事を共にしたり、夜のセイルーンシティを散策したりと毎日のように二人で過ごすようになった
セイルーン第一王子フィリオネル=エル=ディ=セイルーンと、今は滅びてしまったがサイラーグという街の巫女頭を勤めていた少女シルフィール=ネルス=ラーダ。
王子と言いつつ暑苦しい程の大柄で、ドワーフをそのまま大きくしたような体格のヒゲ面四十代男と
薄紫色の法衣と深緑色のマントを身にまとった、膝裏にまで届く長い黒髪が印象的な美少女というアンバランスな組み合わせの二人。
誰がどう見ても野盗の親分と攫われたお姫様な構図にしか見えないのだが、そんな二人は今や公私共に仲の良い友人同士という間柄であった。
しかし、二人を良く知る王宮の人間やレストランの店員などにはとても友人で片付けられるような仲には見えないという。
特にシルフィールがお世話になっている彼女の叔父グレイと、王宮でフィリオネルの身の回りの世話をしていた男性クロフェル侯。
そしてフィリオネルの実弟でセイルーン第二王位継承者クリストファ=ウル=ブロッゾ=セイルーンの三名は、二人の仲が最早単なる『親しき友人』では片付けられない程に距離が近いと考えていた。
つまり、周りの近しい人間からはそう見える程の仲となる訳だが、当人達はと言えば全くと言って良いほどに互いの距離の近さに気付いていない。
どうして毎日会いたくなるのか?
ふと考え事をしている時に彼は、また彼女は、今何をしているのだろうかと考えてしまうのか?
それは暗に友人以上の何かを相手に対して抱いているという深層心理からのサイン以外の何物でもない。
幾ら親しいと言っても『友人』の範疇に入るならばそこまで相手を想う事は無い筈だというのに、未だ持って気付かないのだ。
淡い物故にと言ってしまえばそれまでなのだが……。

そんな宙に浮いた様な関係が続く二人はその日も食事を共にして別れる。
「馳走になったなシルフィール殿」
「いえ、殿下のお口にお合いでしたら宜しかったのですが」
「何を言う。シルフィール殿の心の籠もった料理が口に合わん訳がなかろう? 此処最近で一番の御馳走と言えばシルフィール殿の料理と決まっておるのだからなぁ」
「で、殿下、」
食事はシルフィールが作った物だ。国賓を招いて行われる晩餐会やミプロス旅行で出て来たような豪勢な料理では無論ないが、フィリオネルからすれば亡き妻が作ってくれた手料理と同等の物と断言できる程の御馳走であった。
(思えば不思議な物だ。妻の料理に感じていた物と同じ物をこうして食せる日が再び訪れようとはな)
かつて暗殺者ブーレイに襲われ非業の死を遂げた己が妻を思い出し、微笑みの中に一抹の寂しさを滲ませる。
二度と感じられないあの味を思い出させる彼女の料理は何よりの楽しみとなっていたが、同時に妻がいないという寂しさをも思い出させてしまうのだ。

618 : そのとき、不意に温かい癒しの温もりが感じられた。
「んお・・?」
「……」
シルフィールだ。
「シルフィール殿…?」
誰にも、そう例え娘であるグレイシアやアメリアにさえも気付かせる事のない心の奥底にある寂しさを、シルフィールだけには感じ取られてしまう。
これは彼女と過ごす時間の中で気付いたのだが、彼女は誰も気付かない寂しいという感情を滲み出させた時、決まって抱きしめてくれるのだ。
最初の内は偶然だと考えていた。聖王国セイルーン、この世界でも指折りの大国の王族である自分は本当の心を相手に悟らせる程迂闊ではない。
それも悲しみなどという時によっては隙となり得る感情など誰にも知られてはならない。事実、彼の持つ悲しみに気付いたのはシルフィールの他には誰一人として存在しないのだ。
明るい笑顔の正義の味方が付けている仮面の下にある素顔。これに気付く事ができるのはシルフィールもまた最愛の父を喪っているが故なのかも知れない。
彼の心を見抜いたのはこの世で唯一人だけだった。亡き妻、彼女はフィリオネルの総てが手に取るように分っていた。
そして今再び、その頂きに到達しようとする女性が現れた。それが親しき友人シルフィールだった。

シルフィールには分っていた。フィリオネルがあの微笑みを浮かべているとき、その心には嬉しさと寂しさが入り混じっているという事を。
気付くようになったのはミプロス島旅行の時。未だ父を喪った悲しみに囚われている自分の事を慰めようとしてくれた彼の優しさに触れた時からだ。
彼にもまた自分と同じ様な悲しみが心の奥底に眠っているのだと。それでいて常に明るい自分で居る。
持って生まれた生来の楽天的性格と、基本的に過去を振り返らず未来を視る人であるからこそなのだろう。
それでも時折ほんのひとかけらだけ見せる寂しさ。此を感じ取れるようになったシルフィールは自然と彼に抱き着いて自分の温もりで癒せないかと試みてしまうようになった。
打算などない本心から自分の事を温かく包み込んでくれる彼を、今度は自分が癒せないかと。
「殿下、わたくしで宜しければいつでも殿下のお側に――」
「シルフィール殿……」
深い意味はない。ただ、何かあれば自分を呼んで欲しい。シルフィールの厚意にフィリオネルは同じ厚意を持って返す。
「わしもだ。シルフィール殿が寂しいとき、わしはいつでも側に居よう」
互いの傷の舐め合いをしているようにも思えるが、そうではない。
二人は唯共に過ごして居たいだけなのだ。
一緒に居ると楽しい、嬉しい、そして熱い感情を心に灯される。だから一緒に居たい。
ただそれだけ。
別れ際、明日の休日もまた二人で何処かへ出掛けようと約束を交わしたフィリオネルとシルフィールはそっと身体を離し帰路へと付く。
明日が楽しい一日であるようにと願いを込めて……。

619 : 美女と『おうぢさま』5


翌朝。
「んん〜〜っ! よく眠れたが、ちぃとばかり早く起きすぎたかのぅ」
シルフィールと出かける約束をしたこの日、いつもより少しだけ早起きをしたフィリオネルはベッドの上で大きく腕を上げながら起き抜けの身体を伸ばした。
「ん? なんじゃ?」
平日休日関係なく誰よりも早起きをして王宮の庭にて朝の体操をするむさいヒゲの王子は、何やら感じた違和感に怪訝な顔となる。
何かおかしい。体調が悪いとか精神的に落ち込んだとかそんな物では無く、何か違和感を感じるのだ。
「……元気過ぎるのではないか?」


違和感の正体は直ぐに判明した。
時間にして10分ほど放置しておかしいと気付いた。
フィリオネルは男である。誰がどう見ても男である。
男には生理的な症状として朝勃ちというものがある。
具体的に言えば男の象徴である股間に付いた肉の棒状の性器。
男性器、ペニス、それが大きくそそり立つといった生理現象だ。
しかし、それは10分も20分も勃ち続ける物では無く、大抵は直ぐに治まるもの。
であるにも関わらず一向に萎まない。
欲求不満が過ぎるのかとも考えられるが毎日自分で処理している為その辺りはぬかりない。
それなのに一時間、二時間と時が経っても一向に治まる気配を見せないのだ。
この様な状態ではシルフィールに会えないと使者を出して謝罪に向かわせた物の、流石に昼を過ぎても治まらないそれを病気か何かと判断したクリストファ王子は
王宮に居る白魔法の使い手という使い手を集めて治療を試みたが僅かたりとも効果が無く途方に暮れる。
しかし、この奇妙な症状の正体は意外な処から判明する事となる。

620 : *

「ハッハァっ! ざまあみろフィリオネル!」
数日後、以前セイルーンの街中でシルフィールを人質に獲りフィリオネル殺害を計画した盗賊団の元首領だった男が、隠れ潜んでいたセイルーンシティ内部において
大規模な儀式魔法を使用した事で潜伏場所が判明し、衛兵によって連行されてきたのだが、その際男はフィリオネルに呪いを掛けたと言ったのだ。
その呪いとは性的象徴が延々勃起したままになるという淫魔の類が操る呪いの一種であった。
解呪方法はただ一つ。それは呪いの指定する性的欲求の上限を超えた性行為による強制解呪。
大凡三日三晩、七二時間にも渡る性交を行わなければならないという、フィリオネルにとっては不可能と言える解呪難易度であった。
なぜならば――。
「清廉潔白で正義の味方たるフィリオネル殿下様が、よもや呪いを打ち破る為に女を抱いたりしないわなァ!」
そう、正義の味方であるフィリオネルは、正義の味方であるが故に自分の都合となる呪いの解除の為に女性を抱くなど出来ないからだ。
フィリオネルが持つ正義を愛する高潔な心を逆手に取られた訳である。
性質が悪い事に王族である彼の場合、勃起したままでは国同士の会談も行えないとなってしまう。
まさか勃起した状態で他国の要人と会ったりする訳にもいかず、かといって自分の都合で女性も抱けない。
男としては本来フィリオネルを殺してやりたいと考えていたが、勃起王子と世の中から呼ばれるようにしてやった方が屈辱を味合わせてやれると考えこの様な呪いを掛けるに至ったのだ。
これを知ったクリストファやクロフェル侯、王宮はどうにか女性を抱いてくれないかと迫ったが、当然フィリオネルは拒否した。
「それはできん! わしの都合で女人を抱くなど、それも三日三晩抱き続けるなどわしの正義が認めぬ!」
頑なに拒否する彼に別の解呪法を模索するもやはりそうそう都合良くあるわけもなく時間だけが過ぎてゆく。

そして呪いを掛けられてから一週間が過ぎた頃、フィリオネルを心配していたシルフィールは王宮を訪れクリストファ王子とクロフェル候に一体何があったのかと詰め寄っていた。
「あの日、会えないと断られてよりもう一週間、殿下はわたくしにお会いしてくださいません!」
約束をすっぽかされた事を怒っているのでも会えない寂しさからの行動でもない。
あの約束事は絶対に破らないフィリオネルが約束をすっぽかし会えなくなる事情を抱えている。
それが心配で居ても立っても居られなくなり、叔父グレイが引き留めるのも無視して王宮へ真相を問い質しに来たのだ。

621 : 不敬だ失礼だと考えている余裕など全く無い彼女の様子をリナ辺りが目にすれば、以前彼女が恋い焦がれていた男性であるガウリイを思い行動する姿と重なって見えたであろう。
清純で大人しいのが魅力と言えるシルフィールであったが、彼女は神官や巫女という職業にありながら想った相手のためだと考えれば
黒魔法最強のドラグ・スレイブ(竜破斬)さえ修行して身に付けてしまう非常識さを発揮する事とてある。
そんな普段は常識人、今は非常識人となっているシルフィールに詰め寄られたクリストファ王子とクロフェル候は――
「シ、シルフィール様…、それは、その非常に説明しづらいと申し上げますか……、困りましたな…、」
「あ、義姉上、とにかく落ち着き下さいっ、これには深いわけがありまして義姉上にお話しするのは躊躇われると申しますか…、」
「どうしてです! 殿下にもしもの事が有ればわたくしっ…! わたくしはっ!」
たじろぎ目を逸らし、困り果てながらも彼女の気迫に負けて事の真相を話してしまう。
以前はシルフィールへの敬称が『殿』であったクロフェル候が、此処最近は『様』と呼んでいる処にセイルーン王宮内部でシルフィールがフィリオネルに取って何なのかという事に対する一種の答えとなっているのだが
自分が周りからどういう扱いを受けているのか全くと言って良いほど分からないシルフィールは『様付けをやめてください!』といつもなら注意する処、今日はそれどころではないと彼の胸ぐらを掴まん勢いだ。
神官・巫女の癖にドラグスレイブまでもを使いこなす、実はセイルーンでも一,二を争う魔法の使い手である彼女。怒らせたり誤魔化したりするのは得策ではない。
それに、ひょっとするとこの方ならばという思いがクロフェル候の頭を過ぎった。当人達が己の気持ちに気付かなくとも二人の間にある感情が恋慕の情であると気付いている彼は
『近い将来必ずやフィリオネル殿下の后となられる』と確信しているこの見目麗しい女性に託すことにしたのだ。
無論、シルフィールの事を『義姉上』と呼ぶクリストファ王子も同意見である。
シルフィールは彼に付いても『あ、義姉上などとわたくしは、そんな、』と顔を真っ赤にして呼び方を変えて欲しいと言っていた。
しかし、フィリオネルとは似ても似つかないスマートな美形中年は『兄上と御婚約なされたのですからシルフィール殿は私にとって義姉となりますよ』と笑顔で返されるという
以前あったフィリオネルと沿岸諸国連合構成国の姫君とのお見合い話を破断させるために打ったお芝居上の『婚約者』の件を持ち出され、躱されている。
無論のこと言うまでもなくクリストファがシルフィールを『姉』と呼ぶのも、クロフェル候その他の王宮関係者と同じく前妃様を亡くされて以来永らく一人身であった兄フィリオネルと結婚し、彼女が必ずセイルーン王妃になるという確信あってのこと。
決して芝居がどうのという話ではなく、真剣にシルフィール様こそがフィリオネル王子の妻となられる方であると皆が考えているのだ。
フィリオネルの前妃、クリストファにとって亡き義姉以外で初めて兄の心の奥深くへと入り込んだ女性なのだから。
前妻を亡くして以来埋まる事が無かったフィリオネルの心の隙間を着実に埋めて行っている女性なのだからと。
これは既に病に臥せっている現セイルーン王、フィルやクリスの父も承知していて知らぬは本人たちのみとなっていた。
皆待っているのだ。二人が結ばれるそのときを。
故に彼らはフィリオネルが盗賊団の元首領だった男に呪いを掛けられたこと。その呪いが性的な呪いであること。
解呪には三日三晩七二時間もの間、女性と交わり続けなければならないことなど包み隠さず総て話した。
フィリオネルに掛けられた呪いを解けるのは、他でもないシルフィール唯一人であるとの思いを託して。

622 : 「そ、そん、な、」
絶句するシルフィール。無理もない。そんな状態に置かれているなど想像も出来なかったのだから。
そして、何より気になってしまったのはフィリオネルが女性と交わったのかという部分。
「それが、殿下は御自身の事情で第三者の女性をお抱きにはなれないと」
『殿下が抱かれる可能性がお有りな女性はシルフィール様ただお一人であろう』これを口にしなかったクロフェル候だが
そんな事を聞かされずともシルフィールはほっとする。不思議なことに交わらなければならない状況下において彼が誰とも交わっていないと聞いて安堵してしまうのだ。
それではダメだと分っていても、どうしてもフィリオネルが誰かと抱き合っていると想像すると嫌な気分になる。
だが現実に彼は誰も抱いていない。彼が女性を抱いたのはもうずっと昔に死に別れとなったお妃様以外に居ない。
(……何か……嫌です)
誠実な彼らしくとても素晴らしいことだと思ったシルフィールであったが、同時に今度は彼の亡妻に付いてもやもやした物を抱いてしまう。
(わたくし……どうしてしまったのかしら……殿下の事を思うと、自分が分からなくなる…)
「あのっ! 殿下は、フィリオネル殿下は寝室に居られるのですね?!」
何か良く分からない物を吹っ切るかのように二人へ問い質した彼女は、王宮を掛けていく。
あの広くて温かい父と同じ背中を持つ、そして父へ抱く感情とは別の何かを抱いてしまったあの心優しい王子様の元へ……。

623 : *

とにかく安静に寝ているしかない。寝ていて治癒力が高まれば気合いで吹き飛ばしてやろう。
そう考えていたフィリオネルは暗幕で閉ざされた光のない自室で目を瞑っていた。
(ん? 誰か入ってきおったのか?)
ふと気配を感じた。静かに締まる扉の音と誰かが近付いてくる様子。
真っ暗闇である為誰かは不明であったが、殺気も感じぬとあらば水を変えに来たメイドか様子を伺いに来た侍従か。
「すまぬな、わし個人の事におぬし等の手を煩わせて」
労をねぎらい言葉を掛けるも返事はなく、ベッドの直ぐ脇まで来たところで気配が止まり、絹が擦れる様な音がした。
しゅる……ぱさ…
(何をしておるんじゃ…?)
暗闇の中で目を懲らすも閉ざされた暗幕が総ての光を遮っている為良く見えない。
そうこうしている間にも絹擦れの音は続き、やがて聞こえなくなる。
そして気配の主がそっと話し掛けてきた。
「殿下…」
この声、さえずるように響く高いソプラノボイスは良く知っている声だ。
「シルフィール殿…か?」
最近ずっと一緒に過ごしながらもこの一週間のあいだ声すら聞いていなかった女性。
心優しく心配性な彼女の事、恐らくクリスかクロフェルに自分の容態を聞き出して見舞いに来てくれたのだろう。
そう考えたフィリオネルが約束を破った事を謝罪しようと口を開き掛けた時。
“ライティング”
「うぬっ!?」
彼女が唱えた明かりを付ける魔法によって生じた閃光に目が眩む。
それも僅かな間で燭台に火を灯した彼女がライティング(明かり)を消すと、眩い閃光が消え蝋燭の明かりに照らされた彼女の姿が視界に捉えられた。

624 : 眉が隠れるくらいで切り揃えられた前髪に、膝裏まで届く長い黒髪。
大抵の男なら一瞬で恋をしてしまうであろう程に整った容姿を持つ二十歳くらいの女性。
間違いなくシルフィールである。
唯、いつもと違うのは首から下。
「ぬおおおおっ!? シルフィール殿っ! おぬしなにをっ!」
いつも着ている薄紫色の法衣と深緑のマントが無い。あるにはあったがそれは彼女の足下に脱ぎ捨てられており衣服の役目を果たしては居ない。
脱ぎ捨てられた衣服の代わりに彼の目の前にあったのは、薄いピンク色の乳輪と乳首を持つ豊かに実った二つの大きな果実。
なだらかな腹部に細く括れた腰部。すらりと伸びた手足。それら総てが外気の元に曝され燭台の蝋燭に照らされている。
美の女神すら裸足で逃げ出してしまいそうな程に美しいシルフィールの生まれたままの姿。
羞恥に紅く染まった頬には淑女らしい彼女の恥じらいを見て取れたが、それならば何故裸なのかと問い質したくなる。
そんなフィリオネルであったが、彼が何かを口にするよりも早く彼女は言葉を紡ぎ出す。
此処で裸になった理由と、これから行う事について。
「殿下の身体を蝕む呪い・・・ このわたくしが解呪致します」
呪いを解く。即ち、性交を行うという事だ。
「な、なにを言うておるっ! わしの事におぬしを巻き込む訳には――」
その様な事はさせられないと大慌てで止めるフィリオネルであったが彼女は彼を遮って自分の考えを口にした。
「いいえ、これは殿下の事でもあると同時にわたくしの事でもあります」
「なに? それはどういう」
「殿下に呪いを掛けたのはわたくしを人質に獲った盗賊。であるなら、この呪いはあの事件の続きではありませんか?
 それに、わたくしは神官・・・また、巫女として呪いに犯された人を放置しておくことなど出来ません」
つまりこれは事件の当事者の一人となったシルフィール自身の事でもある。
フィリオネルに掛けられた呪いを解くのはあの時彼に護られた自分の役目であり、これは自分とフィリオネル二人の問題であるというのだ。
そして、神官であり巫女である自分は呪いに犯された人間を見て黙って見過ごせないと。
「む、むう、しかしじゃな、その…シルフィール殿は意味が分かって居るのか? 解呪をするとはわしとおぬしが」
今度は此方も恥ずかしくなるフィリオネル。豪快だが女性を大切にする彼らしい優しさであった。
そんな彼の優しさを受けて紅くなった頬を更に染めたシルフィールは意を決して口にする。
「わ、わかって、います……、ですが他に方法が見つからない以上、こうするより他ありません…、」
もう覚悟は決めている。フィリオネルを助けるために此処に来た。
無論彼は別の解呪法を捜そうとしていた筈。でも止まらない。
止めたくない。彼の呪いは自分が解くのだ。自分が解きたいのだと。

625 : 「それにこのままではセイルーンの皆さんが悲しみます。殿下の笑顔、殿下の明るい声、聞きたいと思っておられる方は殿下御自身が想像なさって居られるよりも多いのですから」
わたくしもその一人です。そう笑顔で告げたシルフィールにフィリオネルは掛けていた布団を大きく剥がし、ベッドを開けた。
それが意味するのは一つだけ。彼は自分の言葉を、自分との性交を受け入れてくれたのだ。
(殿下……)
脇に立っていたシルフィールは楚々とした仕草でベッドへ上がり、つい先程まで彼が身体を横たえていた場所で仰向けとなる。
まだ少し彼の匂いと温もりが残っている。しかし、今度はその温もりを己の身を持って受け止めるのだ。シルフィールはそれを思うと胸の奥が熱くなってくる。
(女であるわたくしが…男である殿下を受け止める)
彼女からは見上げる形となったフィリオネルもまた一糸纏っていない。
割れた腹筋。盛り上がった大胸筋。筋骨隆々と呼ぶに相応しい鍛え抜かれた男の肉体。
すっと視線を下ろすとがっしりした彼の身体付きに見合う逞しい男の象徴が塔の様にそそり立っていた。
「シルフィール殿、一つだけ言っておく。わしは生半な気持ちで女人を抱く事は出来ぬ。おぬしの覚悟を聞いた故、そして民を思うが故に交わる覚悟を決めた」
本心からの言葉である。
「それも相手がシルフィール殿であるからこそ性交を行う覚悟が出来た。わしの四十と少しの人生で女人を抱くのはこれで二人目だ」
一人目は当然彼の亡妻だ。が、同時に彼は妻との死別以来初めてとなる性交を行おうと決めた。
それは相手がシルフィールという親しき仲にある女性であり、彼女の神官・巫女としての覚悟や思いも考慮した上でだ。
だがやはりシルフィールであるというのが大きい。
これがもし見ず知らずの女や王家に仕えている女ならばやはり彼は抱かなかったであろう。
不思議なことに彼女だけは別なのだ。フィリオネルは気付き掛けている。シルフィールは既に亡妻が居るその場所へと、彼の心の大切な場所へと深く入り込んできているのだと。
そうでなければ幾ら申し出てくれたとはいえ抱こうなどとは考えない。

626 : 「おぬしの大切な物を奪うと同義であるが故、早々に交わらぬと決意が鈍ってしまうやも知れぬ」
それでも決意が鈍りそうになる。こんな華奢な中年男である自分がシルフィールのような若く美しい女性を本当に抱いても良いのだろうかと。
つまり、前戯等の準備や愛撫をしている余裕はない。
一度決意が鈍ってしまえばもう抱けない事は必定。勢いのままに抱かなければならないのだ。
「それでも、わしと交わってくれるか?」
シルフィールの翠色の澄んだ瞳を見つめて優しく語りかける。
瞬きをせず彼を見つめていた瞳をふっと閉じると、彼女はこくりと小さく頷いた。

「うむ…」
覚悟の頷きを受け取ったフィリオネルはシルフィールのすらりと伸びた脚を左右に開き、抱え持つ。
己が身体は彼女の脚の間に割り込ませ、そそり立つ男根をゆるりと近付けていく。
くちゅ
「んあっ」
先に向けて尖った形をした亀頭部が準備さえ出来ていない秘所に押し当てられる。
ぴくっと身体が反応し、予期せぬ声が口から零れた。
フィリオネルはシルフィールの反応を見て押し当てた割れ目に沿う形で男根を前後させる。
ほんの少しでもいい。彼女の身体をリラックスさせることが出来たならと。
すり…すり…
「ふぁぁ…っ、ふぁ…、」
挿入を思い描いていた彼女は股間部を優しく擦られる感触に息を吐きながら小さな声を漏らした。
前戯無しで始めるといったのに少しの猶予を与えてくれた彼の心遣いに感謝する。
受け入れる覚悟は出来ていてもあんな大きなペニスが渇いている処に入ればきっと激痛が走るに違いない。
割れ目に沿っての僅かばかりのこの愛撫がどれ程身体を弛緩させてくれた事か。
股間をなぞる温もりに身体の奥が熱を帯び始め、少しではあるが愛液を染み出させてきた。
「では行くぞシルフィール殿、良いか?」
「は、い、」
これを敏感に感じ取ったフィリオネルは今度こそ男根に角度を付け、愛液の出始めたシルフィールの秘所にゆっくり挿入していった。

627 : ずぷぅぅ
「んっああ…!」
入り込んだのはまず亀頭先端部からエラの下まで。
愛液の湧出で少しだけ開いていた膣口が大きく広げられる感触にシルフィールの背中が浮いた。
やはり痛みはある。元よりサイズが大きい立派な男根を穢れの知らない清らかな膣に前戯も無しで挿れるのだから当たり前だ。
だがフィリオネルは彼女の膝を抱えたまま止まることなく腰を押し出し男根を埋め込んでいく。
ずぶぅぅぅ
「はあッ! うっ…ううっ!」
閉じていた膣道が進み来る硬い肉に犯されぱっくり割れていく。
大海を割るように左右に押し広げられ熱い肉が侵入してくる。
ぶちっ、何かが切れる感触も亀頭の端と襞の強い摩擦に流され痛いと感じる暇すらない。
精々股間を引き裂くような痛みの中に紛れて、結合した性器の隙間から紅い血が流れ落ちるのが彼女の処女が喪われたのだと物語っているのみ。
じゅぷん
「――っっんん!」
シルフィールの中へ入っていった男根は最深部へと辿り着いてこれより精を放つ亀頭部の先端が入り口に吸い付き、まるで子宮とキスをしているかの如き形となった。
如何にも大量の精が作り出されて居るであろう大きな陰嚢が彼女の膣口下に押し付けられ、股間同士も一つにくっつく。
「あ…ん……はぁ…、はぁ…、」
「今わしの物がシルフィール殿の中に総て入ったぞ。苦しかったであろうがよく我慢してくれた」
「はぁ…、はぁ…、はい、わかり、ます…、わたくしの中に…、殿下が…、とても…とても熱く…。大きな……」
下腹部の奥に感じる大きな異物による圧迫感。生まれて初めて味わう男性器が収まった感触に震える唇を動かして答えるシルフィール。
「痛くないか?」
心優しい彼の気遣いにふるふると首を振った。
本当はかなり痛く苦しい。だが自分でも良くわからなかったが彼と身体が一つに繋がっているこの瞬間がたまらなく嬉しいのだ。
まるで自分の身体がこの瞬間が訪れる事をずっと待ち望んでいたかのように。

628 : 「そうか……。わしも、わしも実に心地良い。シルフィール殿の中はとても温かく癒される」
フィリオネルも同じだ。シルフィールの中に入り、こうして身体を一つにした今、言い知れぬ幸福感に満たされている。
燭台の明かりに照らし出されるシルフィールを見る。扇状に広がった黒く長い髪は艶やかで光沢を帯び、翠色の綺麗な瞳が涙に潤んでいた。
頬に射した赤みは先程までの比ではなく、初めての挿入による苦痛故か冷や汗のような物が白いきめ細やかな肌に浮かんでいる。
豊かな乳房の膨らみの頂点では薄いピンク色の乳輪の中心である乳首が勃起し自己主張していたが、フィリオネルはその胸の片方左の乳房にそっと手を置いた。
「んッ」
大きな手の平で乳房に触れられたシルフィールは肌への接触に反応しながらも切なげな表情でフィリオネルを見つめ続ける。
「綺麗だな……本当に綺麗だ」
乳房をやわやわと揉みし抱く。陶器に触れるように優しく、それでいて大きく円を描きながら親指と人差し指で尖った乳首を摘む。
「は…あっ……っ」
初めて男の人に胸を揉みし抱かれた彼女は優しい愛撫に溜息のような声を漏らす。
続いて右胸も同じ様に揉みし抱かれ両の乳房が弄ばれる。
「……っ…ち、乳首は、ああっ…そん、な……」
「シルフィール殿の乳首、こりこりしておる。感じておるのか」
シルフィールの大きな二つの乳房がごつごつした彼の手に揉まれ、形を変えては元に戻るを繰り返す。
「少し味わうが良いか?」
「は、はい…、」
ぢゅる
「ふああっ!」
手を離し揉みほぐした乳房にかぶりつくフィリオネル。
舌で尖った乳首を突き、ちろちろ舐めながら乳輪を吸うと肌に濡れた舌が這うのを感じた彼女が驚きに震えた。
更に乳首を吸われたことで接近した豪快な口髭が膨らみを撫で、ざらざらくしゃくしゃとした硬い髭の感触が肌を襲う。

629 : 「あ、ンっ……殿下、舌で…舐められた、ら……っ、わたくし……っ、」
尚も硬くぷっくり膨らんだ乳首を口に含んだまま舌で転がして母乳を飲むように吸っていると、吸い出そうとする行為とは真逆の湧出という現象を膣の中に入っている男根に感じたフィリオネルは
静かに乳房より唇を離した。唾液に塗れた乳首が充血して平時のピンクよりも赤みを帯びた色となっており、もっと吸い続けて欲しいと主張しているようにも見える。
だが、己に掛けられた呪いを解く為にはその一点を追い続けるわけにも行かない。肝心なのは性的欲求を満たすこと。
中に挿れたままで停止させている男根を動かし、しっかりとした性交を行う。それが何より肝心な行為。
その為に純潔を捧げてくれた彼女に、彼は応えなければならないのだ。
「始めるぞ」
一言告げたフィリオネルは総てを内部に収めた状態の男根を動かし始めた。
ず…ぢゅ、
「あっ…ああッ――!」
胸への愛撫に続いてのゆっくりとした腰の動きに今度は大きく喘ぐシルフィール。
ぴったり着いていた粘膜同士がぷちぷちと引き剥がされる痛みに耐えかねてベッドに投げ出していた手でシーツを掴む。
「あッ…はあッ……んっ…あっ…」
ゆっくりとした動きだが重量級の肉体を持つフィリオネルが動くと如何に造りの頑丈なキングサイズのベッドでもきしみを立てる。
そのきしみに紛れて響くのは、性交をしている証しとでも言うべき淫らな水音と腰のぶつかる音。そして――
「ああっ…、はうっ…、んっ…ンンっ…っ、ふうっ…、はっ…あァ…、」
旋律のように心地良い響きとなっている高いソプラノボイスの艶めかしい声。
「シルフィール殿、苦しくは…辛くはないか?」
「はァっ、あ…ん…、い、いいえ、わたくしは…、辛く…ありませんっ、」
馴染ませる為にと優しく静かな動きで行われるフィリオネルの抽挿がシルフィールの痛みを最小限に抑えている。
ゆっくり撫で擦れ合う生殖器同士の粘膜は愛液に塗れて滑りも良く、程良い痛みと気持ち良さの比率と成って彼女の身体を駆け巡っていた。
電撃魔法を身体の内側から浴びせられているようにも感じる性的な痺れと疼きが、背筋を走り抜け彼女を高みへと導いていく。

630 : 同じくフィリオネルも久しく忘れていた女性との交わりに興奮を覚えていた。
(忘れておったわ… 女人との交わりが、これ程までに心地良く…、素晴らしき物であるということを)
眼下にいるのはかつてそれを味合わせてくれた亡妻ではない。
だが、今や亡き妻と変わらぬくらい大切だと思える女性。
薔薇色に染まった頬。開かれた口より溢れ出る熱い吐息と喘ぎ。
突き込みの振動に合わせて大きく跳ね、揺れている豊満な胸。
シーツに広がった黒く長い髪は艶やかで、その美しき肢体に浮かんだ汗が身体を伝い流れ落ちる。
目に映るシルフィールの総てが、彼の性的欲求を満たしていく。
「くっ、ううっ、出すぞっ、出すぞシルフィール殿っ!」
「あッ! ああッ! んんッ! でッ…でん…かァ…ッ!」
身体の奥から込み上げてくるのはかつてグレイシアとアメリアを授けてくれた時と変わらぬ濃く熱い、煮えに煮えた生命の源。
それを出しても良いかと訊ねるのではなく、出すと宣言する。
生半な気持ちで女性を抱けない、抱くのならば最後の最後まで。それがフィリオネルの男としての在り方。
子供が出来てしまったらどうするかなどの引け腰な性交など出来よう筈が無いと。
故に彼の相手は限られてしまうのだ。自らが受け入れ、また己を受け入れてくれる相手に。子を作りたいと無意識でも思える相手に。
それが妻であり……そして……シルフィール=ネルス=ラーダという女性……。
宣言と共に一際深く打ち付けて、シルフィールの子宮口を突き上げた。
腰はしっかり押さえて、互いの股間を強く押し付け合う形で。
どくぅ!
総てを吐き出した。
「ああっ――!!」
瞬間、男根から沸き上がってきた熱い精がシルフィールの子宮へと注がれる。
どぷぅ…どぷ・・・
「んッ…アア…! 殿下の…熱い……ッ わたくしの…ッ、奥に…注が…れッ……、ッ…ァァァ…、」
(溜まっていく…、身体の奥に注がれる殿下の熱い精子が……、わたくしの中に溜まっていく……、)
抱えられた腰の間にフィリオネルの身体がある。彼の股間と自分の股間は重なり、結合部は隙間さえ見出せないほど深く深く一つになっている。
ピンと伸ばされた脚、そのつま先はベッドの上に突き立てるような格好となりぴくっ、ぴくっ、と痙攣していた。
どく…どく……
「うっ…ぅぅ…!」
心音のように脈動する男根からは絶え間なく精が吹き出し、生命の源を送り込む。
入り込んでくる精は下腹部奥に溜まっていくのが知覚できるほどに濃く熱い。
それをただ受け入れるだけのシルフィールは熱に浮かされた瞳をフィリオネルに向けた。
彼も彼女と見つめ合い黙って射精を続けている。
やがて絶え間なく続いていた射精は収まり、初めての時の終わりを告げる合図となった。

631 : *

「わしの為にとせんでも良い交わりをよう頑張ってくれたなシルフィール殿……なんと言って詫びればよいか」
三日三晩、七二時間もの長時間に渡ってひたすら交わり続けたシルフィールとフィリオネルは、腕の中でぐったりしている彼女の髪を指で梳きほつれを直していた。
指に絡まり擦り抜けていく髪の毛は水分を多量に含んでいる。それは彼女と、そして彼の発汗量を物語っている。
七二時間もの間性交をしていたのだから当然と言えば当然であり、頑強な身体を持つ彼とは違ってシルフィールは途中何度も気を失う程に体力を消耗していた。
無論、合間合間に10分〜20分の休憩を挟みリカバリィを掛けながら行っていたが、それでもこれだけの長時間交わっていたのだから魔法の腕はずば抜けていても体力の方はそんなに無いシルフィールには大変であった。
だが、そんな彼女の健気な献身のお陰でフィリオネルに掛けられていた呪いは解けたのだ。
猛り通しであった男根が今は萎んでいるのが何よりの証明である。
「はァっ…、はァ…っ、いいえ、……わたくしは、殿下の呪いが…、解けさえすれば…、」
「うむ。お陰で呪いも解けたようだわい。………礼を言う」
フィリオネルは献身的に支えてくれた親しき友人……いや、大切な女性の唇を奪う。
「んっ…」
不意のキスであったがシルフィールは受け入れる。
いつぞやの熱い口付けではなく唇を触れ合わせただけの軽いキスであったが、あの時以上に切なく、心の籠もった口付けに感じたのは気のせいではないだろう。
「シルフィール殿、少し休んだら風呂に入ろう。わしが背中を流す」
「そんな…、殿下にその様な事をさせる訳には…、」
「構わん。わしがおぬしの背中を流したいのだ」
「殿下…」
「ああそれと言い忘れておったがフィルと呼んでくれぬか? わしはおぬしに殿下と呼ばれておると何やらもの悲しくてな…」
彼は梳いていた彼女の長い髪を一房、指に絡めて鼻を近付け香りを嗅いだ。汗に濡れていてもとても良いフローラルな香りが鼻腔を擽る。
「フィル…様。フィル様」
「おお、それでもよい。これからシルフィール殿は『殿下』禁止じゃな」
「ふふふ…。フィル様、悪戯が成功した子供みたいですね」
子供のように笑うフィリオネルに柔らかな微笑みを浮かべて頷いたシルフィール。
二人は互いの身体を強く抱きしめ合ったまま眠りに就いた。
お互いの温もりを感じて安堵し、この温もりを決して離したりしないようにと……。

その後、三日が過ぎたことで様子を見に訪れたクリストファは裸で抱きしめ合ったまま仲睦まじく眠る二人の姿に。
「ゆっくりとお休みください兄上。そして義姉上もさぞお疲れになられたことでしょう。今暫くの間、兄上の腕の中でゆるりとお休みください」
そう囁き、二人の寝室の扉をそっと閉めた。

632 : *

翌日、薄紫の法衣と深緑のマントといういつもの服装に着替えたシルフィールは、付き添ってくれたフィリオネルと二人で叔父グレイに四日間も城に泊まっていた経緯を話した。
理由を聞いたグレイは突然の事に放心状態。つまり三日三晩呪いを解く為に行った行為を責任感の強いフィリオネルが包み隠さず話したのだ。
「グレイ…?」
「はっ!? い、いえ申し訳御座いません、少し気が動転してしまいまして、」
「すまぬな。大切な姪御殿を…」
「い、いいえ、シルフィールが自主的に行ったのなら私は何も。それに神官・巫女として呪いに苦しむ方を救うのは寧ろ正しい行いです。まして、それが殿下のようなお立場の方なれば」
「そう言ってくれると助かる」
再度深々と頭を下げた彼はこの四日間で溜まってしまった仕事を捌かねばならないと思い立ち上がる。
しかし、その彼の服の裾をぐっと掴む者が居た。
「シルフィール殿?」
「あの、フィル様。宜しければフィル様のお仕事のお手伝い、わたくしに出来る事がお有りなら」
フィリオネルは三日三晩性交をして疲れている。これはシルフィールも同様であったが此処まで来たら最後まで彼の力になりたいと思った訳である。
「う〜む、シルフィール殿のお気持ちは有り難いのだがなあ」
申し出は嬉しい。だが政治的な仕事ばかりなので精通していない者では出来ない事が多い。
といって折角申し出てくれたのを断るのも何か嫌……というより、今暫く彼女には側に居て貰いたいと思ってしまっているので何か無いかと頭を悩ませた。
これを見ていたグレイはふと気付いた。
シルフィールがフィリオネルの事を『殿下』ではなく、『フィル様』と呼んでいることに。
二人の手が恋人繋ぎとなっていることに。

知らず知らずの内に大きく仲を発展させていくむさい髭面おうぢフィリオネルと、長い黒髪の美人巫女さんシルフィール。
二人は今日も共に過ごす。いつもと変わらぬ日常と、大きく変わった想いを胸に……。

633 : フィル汁、じゃなかったフィルシルきたあああああああああああああ!
GJ!

634 : 待ってましたー!!!
GJ!!フィルシル!

635 : このスレで視てからフィルシル好きになったんだ…!きてくれて嬉しい!

636 : やべえ
美人巫女さんとむさいオッサン王子のカップリングがこんなにいいとは・・・
フィルシル最高

637 : ほしゅ

638 : 確か原作では王子の顔見て失神してたような

639 : >>638
そこでSANチェックをファンブルして面食いからオヤジスキーになったんですよきっと。

640 : >>638
ショック療法、出会いは最悪からの好感へ転換
逆にあるあるありえる

641 : フィルシル最初の話が「その人を王子とか呼ぶなぁ!」な感じになってるね
そこで身を挺して助けられたことから好意が芽生えている

642 : ほしゅ〜

643 : ガウリナ顔射プレイみてーなー

644 : がうっしー「がうじるぶしゃー!」
りなもんわたわたわたわた

645 : ちょうどエロいのを作っているけど、ガウリイの語りが長くて、なかなか進まない。
>643のリクエストにこたえられそうなのに。

646 : >>645
643です! うぉおおおお!!楽しみ!すごく楽しみ!!待ってる!!超待ってる!!!
>>644
……見た瞬間、あまりにいろんなものを想像して、逆に頭が真っ白になった……

647 : フィルシル素敵過ぎた。マジ乙です。大好き。

648 : ガウリナ投稿します。
初めてエロパロ書いたので、ちょっと自信がありませんが、
OKな方はお読みくださーい。
あ、今回、フェラのみで挿入はありません。

649 : 暇つぶしのゲームに、リナはオレが勝てると思っていなかったのだろう。
傭兵時代に興じたカードゲームがこんな所で役に立つとは思っていなかった。
「リナ」
名前を呼ぶとビクリと反応を示す。
「オレの勝ちだよな。約束通りそこに書いてあること・・・してくれよな」
少しばかり意地悪な顔つきになっているに違いない。
顔を赤くして下に俯いている、羞恥心の強い彼女が普段だと絶対にやってくれないフェラチオを要望してみた。
リナと男女の関係になって数か月経つ。
予想以上にリナに嵌ったのはオレの方だった。
普段の態度から、リナが処女だってのはわかりきっていた。
惚れた女を抱くのは、今までのセックスとはまるで違い、快感度がケタ違いだったのはオレ自身予想外で。
単純にリナの反応好かったり、中の具合がいいのを含めても、心身ともに良かった。
最近は、少しずつ変わった体位とかも試してみたりとか、楽しめることも増えてきたが、まだまだリナからリードするなんてことはしてくれなかった。
だから今回、暇つぶしのゲームでリナから持ち出してきた賭けに乗ってみた。
賭けの内容は、お互いに紙に書いて渡す。
負けたらそこに書いてある内容の要望を聞く。
「リナ」
ゆっくりと名前を呼ぶと気まずそうに顔を上げるリナ。
顔を真っ赤にしながら、かすかに目元が潤んでいる。
「・・・本当にするの?」
「賭けを持ち出したのは、お前さんだぞ?」

650 : *
風呂上りで、パジャマ姿で、真っ赤になっているリナは、普段ならこのまま押し倒して襲いたいくらいだが、せっかくのチャンス。
「・・・・・・わかった。どうすればいい?」
「そうだな。まず、リナが考えてしてみてくれないか?普段、オレがしているように、気持ち良いと思うことをやってみるんだ」
伝えてベットに足を伸ばして待ってみると、顔を赤くしながら、目線をこちらにちらりとして、深呼吸。
何度か繰り返し、急に気合を入れたような表情になる。
こうゆうウブな所は最初から変わらないのがたまらなくかわいい。
ようやくズボンに手をかけ寛げて、オレのモノにリナの小さな手が触れる。
普段なら、すでに隆起した状態でしかリナが目にすることはない。
さすがにまだ半立ち程度。
少し不思議そうに見ていたが、先端に軽くキスをし、筋から舌を這わせると、背中にゾクゾクと甘いしびれが走る。
「っは・・・」
自然に声が出るくらい、初めてしてもらうわりに、リナは巧い。
小さいリナの口にはデカすぎるモノに唾液をいっぱい濡らしながら、亀頭、筋、裏筋まで丁寧に舐めあげて、時折指先を濡らした状態で棹や袋を刺激して、それだけでもかなりモノを堅くさせる。
「ん・・・おっき・・い・・・」
「リナっ・・・咥えてっ・・・くれ・・」
「・・・ん」
鈴口の先走る汁を舌でチロチロと舐めてから、モノを口に含める。
さすがに全部は入りきらず、根元は微妙な力加減で擦られていく。
「ぅあ・・・。リナ・・・凄い」

651 : *
ジュプジュプと泡が立つくらい激しく擦られて、ふと顔にかけてみたい衝動に駆られた。
そろそろ限界近いオレの状況を知ってか、舌を万遍なく擦り付けられて、完全に限界だった。
「くぁぁ・・・リナァ!」
「んぅ〜!」
リナの頭を抱えてより激しくのどの奥まで届く勢いで衝いて、わざと出す寸前で勢いで口から外した。
ビュルルルッ!ビュク!ビュク!
「きゃぁ!!」
オレの白濁した液が見事にリナの顔にぶっかかると、口元をぬぐいながらペロリと舐めるその姿が異様にエロくてゾクゾクとする。
「・・・苦い」
「悪い。かかっちまったな」
わざとかけたと思われたら、この後がお預けになるから、わざとじゃない風を装っておかなきゃな。
「なぁリナ・・・凄く良かった。もう、オレ我慢出来ない」
「ん・・・あたしも・・・」
初めてさせたフェラがこんなにも巧かったなんて、これからもっと教え込んだら、楽しみだと思いながら、今夜もリナに嵌っていった。

652 : 終わり方が中途半端だったりしますが・・・
リナ側だったり、続きだったり考えられたら書きたいとは思います。
リクエストがあって、時間が取れたらになりますが。
楽しんでいただければ何よりです。
では、名無しに戻ります。

653 : >>652
がうっしーキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GJです!
その後の二人の合体!合体!も、是非っ

654 : 神きたあああああああああ!
>>652
GJだっしー!

655 : >>653 >>654
652です。ありがとうございます。
現在ちょこちょこと続き書いてますので、もう少々お待ちくださいm(_ _)m

656 : >>655
チャーハンに紛れたピーマンのかけらを選り分けつつ待ちます

657 : 652です。賭けの続きをUPします。
お心を広い方、お楽しみ頂ければ幸いです。

658 : 「ガウリイ、タオル取って」
せっかくかけたオレの白濁した液体を渡したタオルで拭かれてしまう。
ただ、思ったより嫌がられていないので、ホッとした所はある。
・・・・・そのうち、また偶然を装ってかけてみるかな。
「・・・ねぇ。ガウリイ・・・」
「ん?どうしたリナ?」
耳まで真っ赤にしながら、もじもじとする姿もかわいいとか思ってしまうのは、惚れた弱みなんだろうか。
「・・・・・その、さ・・・顔にするのって・・・その・・・好きなわけ?」
バレてましたか。ギクりと心の中で焦りつつ、平静を装って聞いてみると、
「なんでそう思ったんだ?」
「さっき、ものすごく嬉しそうな表情してたの・・・だから、そうゆう事・・・前からしたかったのかなって・・・」
だぁぁぁぁぁぁぁ!!!ちくしょー!なんて可愛いんだ!
あの、リナ=インバースがこんなにいじらしいなんて、オレだけが知っているなんて、本当に嬉しいぞ!!!
「リナ・・・オレ、もう限界だ。本当に可愛すぎる」
「きゃん!」
言うやいなや、早速リナの唇にキスを送り、何度も軽いバードキスを与えながら、手はパジャマを脱がしていく。
いつみても、白くて滑らかな肌。
戦いに明け暮れているのに、こんなに触り心地の良い肌で、手に収まる本人にとってはコンプレックスな胸も感度が良くて、よく通る声で啼くのがいい。
「ん・・・ふぅ・・・ガウリ・・・イ」
弱い耳を舐めて、首筋に舌を這わせる。
「んひゃぁ・・・あ・・・はぁ・・ん」
「リナ・・・リナ・・・」
馬鹿みたいにリナの名前を呼びながら、小ぶりの胸を揉んでいくと先端の飾りが硬さを増していく。
「あぁん!ダメぇ・・・気持ちいいの。ガウリイ・・・」

659 : リナの右胸の飾りを舌先で転がしたり、吸い付いたり、つついたりすると善がる声が高くなり、もっと反応を引き出したくなる。
「ひぁん!あ、はぁ、あぁ・・・」
ビクビクと刺激を与える度に、反応するリナ。
空いてる手で左の胸を揉んだり、肌を触り、感触に酔いしれる。
「ねぇ・・・あぁ・・ガウ・・・リイ・・・一緒に・・・気持ちよく・・・なろ?」
一瞬、自分の耳を疑ったが、聞き間違いではなさそうだ。
じんわり、リナの言葉がオレの中に沁み渡り、体を起こす。
「・・・いいのか?リナ」
「さっき・・・ガウリイがすごく気持ちよさそうだったから、その・・・もう一度してあげたいなって・・・」
「リナ・・・・あぁ、一緒に気持ちよくなろう」
深くリナに口づけて、舌先を絡め、お互いの唾液が混じり合った後、お互いの方を向きながら横向きになり、リナはオレのモノを、オレはリナの秘所に手を添える。
先ほどのフェラでコツを掴んだのか、丁寧に亀頭からエラ、筋の部分を舐めあげていき、それだけで硬さを増していく。
リナにリードされているような感覚もするが、オレもリナの薄い茂みをかき分け、割れ目に舌を這わせる。
「ぅぅん・・・あぁ」
いつもより濡れているリナの秘所の蜜は、ほんの少し舐めるだけで、溢れてくる。
割れ目のビラビラした部分を軽く噛んだり、舐めたりすると奥からもっと蜜が湧き出てきて、咥えられているモノにリナの反応が心地よい刺激になって、オレの背中にもゾクゾクと甘い痺れが走っていく。
秘所の中に指を入れ、腹側のイボイボを擦りながら、リナの豆も同時に舌で刺激すると、リナの体がビクビクと反応し、咥えられていたモノからも口が離れて、喘ぐ声が漏れる。
「あぁ!・・・ガウリ・・そぇ・・らめぁ・・・!イっちゃう!・・・イちゃうの〜!!・・・・あぁぁぁ〜!!!」
背を反らせて、中の指がキツイくらいにギュウギュウに締め付けられ、ゴポリと蜜が噴出してく。
指先をペロリと舐めると、濃くで粘つく蜜が舌に絡む。
ハァハァと息を切らし、オレの足を枕に、息をついているリナに近づき、蜜のたっぷりついたオレの指を口に入れる。
「リナ、舐めて」
「ん・・ふっ・・・はっ・・・」
チュプチュプと可愛い舌で指を舐められている。そんな光景だけで、イキそうになるなんて、オレも心底惚れこんでいるな。
体制を変えて、リナの腰を持ち上げ猫のポーズのごとく、尻を後ろに突き出させ、オレの物を間に入れて足を閉じる。
「いやぁ、ガウリイ・・・」
オレを欲しがっているリナの要望は聞かず、モノを動かし、リナの割れ目に沿って引っかけるように擦ってく。
「あ、あん・・・ね・・・ぇ・・うぅん・・意地悪・・・しないでぇ・・・」
擦り付けたモノがあっさりと愛液まみれになり、フェラで刺激されていたオレのモノはあっという間にリナの中に入りたい欲望に駆られている。
素直にリナが欲しがる姿もゾクゾクして、もっと焦らそうとした気持ちも吹っ飛んだ。

660 : ズプリとリナの中にモノを押し進めると、くちゅりと音を立ててあっさり奥まで飲み込まれる。
子宮の奥に亀頭の先端が当たり、それだけで達しそうな勢いだ・・・
フェラで一回イってるっていうのに、リナの中のイボイボが棹の部分を絶妙に締め付けたりするもんだから、何度も持っていかれそうになる。
尻肉の柔らかさを堪能しながら、子宮の奥をぐりぐりとかき混ぜては、衝いていく。
「あぅ!ぁはぁぅ!・・・ああ・・・あん」
光悦とした表情をしながら喘ぐリナを繋がったままの状態で横にし、太ももを片方持ち上げたまま浅い挿入に切り替えると、締め付けがより深くなって、オレもイキそうになるのを何とか堪える。
「ガウリイ・・・!ガウリイィィィィィ!!あぁ!!」
ビクビクと全身に力が入り、どうやらイったようだ。
スベスベの太ももに舌を這わせて、リナの汗を味わい、オレの限界も近い。
グイとリナの体を持ち上げ、向かい合わせで座った形にもっていく。
どうやら今まで色々試してきたが、この体位がリナは好きらしい。正常位もどうやら好きなようだが、顔を見てお互いに密着出来るのがお気に入りのようで、これをしない日は、ちょっと拗ねたような表情をしていることに、多分リナ自身気が付いていない。
トロンとした目をしたリナが、口をパクパクさせ、喘ぐ声とキスをねだる仕草がまた堪らない。
「んふ・・あ・・む・・・んぅ」
上も下もジュプジュプと泡立ちながら、お互いの腰を動かして昇り詰めていく。
イったばかりのリナにはきついかもしれないが、オレも気持ち良すぎて、リナの中をかき混ぜて擦れさせてイク快感は止められない。
「あぁぁぁぁ!もぅ・・ダメぇぇぇぇ!!!」
「く・・・はぁ・・・リナ・・・リナァ!」
モノがリナによって激しく締め付けられて、オレもリナの奥へと激しく放たれる。
「あぁぁぁぁ!・・・ガウ・・リイ・・・」
「リナ・・・」
ビクビクと放ち終え、リナと一緒にベットに倒れこむ。
名残惜しくて、放った後も少しこのまま繋がれた状態にして今にも眠りそうなリナの髪をなでて時を過ごす。
堪らなく幸せな瞬間だ。
本当はまだまだしたい所だが、今日のリナはもう限界のようだし、このまま眠りにつくとするか。
「ん・・・」
スリスリと無意識にすり寄るリナを抱き寄せながら、繋がったままの状態でオレも欠伸をひとつし、そのまま眠りについた

661 : またまた短いもので申し訳ありません。
楽しんでいただければ何よりです。
では、また名無しに戻ります。

662 : エロいな。実にいい。

663 : >>661
きたーーーーーーーーー!
GJ!GJ!

664 : ほしゅ

665 : ほす

666 : ほしゅー

667 : 皆に聞く!ちっぱいは好 き で す か ?

668 : >>667
ぺったんじゃなければ
大きさよりも形と感度よ

669 : 大きいほうがいいな。リナよりもナーガ派wwwww
スレイヤーズの世界はリナですら他の世界に比べれば大きかった気がする。
絵的にwwww

670 : 挿絵はともかく、
小説のリナもかなり「小さい」だけで、まったく無い訳じゃないから。
高層ビルじゃなく平屋なだけで、更地ってわけじゃあない、から。たぶん。

671 : シルフィールのおっぱいも大きいけど、熊の手みたいに大きいおうぢ様の手の平ならすっぽり収められそう

672 : ほしゅ

673 : 保守

674 : 汗だくえろください。

675 : ゼロフィリほしー

676 : ほす。

677 : ほしゅ

678 : 暴風で閉じ込められた廃屋でえろ。みたいなの読みたい。

679 : えろ分ください

680 : ほしゅ

681 : このスレのフィルシルを視てシチュエーションを妄想

フィルさん隣国に表敬訪問へ向かう
警護兼救護要員として同行するシルフィール
本当は次期セイルーン王妃となるの確実っぽい彼女の隣国への面通しって意味もあったが本人もフィルさんも知らない王宮サイドの独断
フィルさん一行途中で大嵐に合う
フィルさんとシルフィールだけはぐれて近くの森にある無人の小屋へ
雨は酷くなる一方で近くに雷が落ちる
雷に驚いたシルフィール
フィルさんに抱き着く
フィルさんしがみつくシルフィールを優しく抱き寄せて頭を撫でてあげながら落ち着かせる
雨は続くよどこまでも
楽しい談笑をしながらも会話が途切れたときにふと王宮での行為を思い出してしまう
びしょ濡れの二人服を脱いで火を灯す
都合よく小屋にあった毛布一枚で二人仲良くくるまる
裸同士で肌を触れ合わせて温もっていると次第に性交したときのことを強く意識
そして冷えた体を温めようと理由をつけてシルフィールが提案
フィルさん戸惑うも目を潤ませながら泣きそうになった彼女に負けて…………
明け方にはハートマークを飛び交わせて仲良く寄り添う二人がいた

とかよさそうな

682 : ほす

683 : ほしゅ

684 : ほしゅ

685 : フィルシルの人って海王のSSも書いてたよな?
シルフィールと海王がフィルさん巡って火花散らす修羅場も見てみたかったりする今日この頃

686 : 陵辱系のガウリナみたいなー

687 : 保守

688 : ほしゅ

689 : 神降臨しないかなー

690 : 保守

691 : 保守

692 : ほしゅ

693 : ほ

694 : クレイジーサイコレゾ
あ、そんなのあえて書かなくても赤法師さんはクレイジーでサイコですね……はい

695 : 「ゼルガディスさん!とりっく・おあ・とりーとです!!」
「なんだそれは」
「知らないんですか?はろうぃんっていうお祭りで、お菓子をくれなきゃいたづらするぞー!って意味なんですよ!」
「ほう。菓子なんぞ持ち合わせておらんからいたづらとやらをしてもらうとしよう」
「ふぁっ!?」
「なんだ?すると言っておきながら出来んのか。じゃあ俺がしてやろう」
「あっ、ちょっだ、だめですっ!んっ…あ、ぁあ…」
「どうした?もっとして欲しいのか?」
「そ…そんな…ぁ…」
「ちゃんと言わないと分からんぞ」
「うぅ…ほ…ほし…
ほしゅ」

696 : ほしゅー

697 : 保守

698 : ほす

699 : ほしゅー

700 : 保守

701 : 1月アンソロジーと2月ブルーレイBOX発売記念ほしゅ

702 : ほしゅ

703 : 保守

704 : 姫始めとかいかがっすか。

705 : ほしゅ

706 : ほ

707 : アンソロはエロパロのネタにするには難しい話でしたね……。
ガウリイがザングルスみたいな事を言い出す捏造記録だと、キャラが原型を留めてないし。

708 : 小説作家さんのアンソロもいいが、コミカライズのアンソロも見たい

709 : コミカライズアンソロみたいっすねぇ

710 : コミックアンソロは昔2冊くらい出ていたよーな。
「ファンの女魔道士たちに正の感情(好き好きエール)を送られ続けてゲッソリやつれたゼロス」
というネタを伊藤勢が書いていた記憶が。

711 : あらいずみ先生の同人誌が再販されたので購入。
うまいこと妄想をかきたてるセリフが多いというか…
ガウ「言っとくけどニャンニャン経験ほーふだぜ!」→リナがびっくりして涙する場面が可愛かった。
結局ネコの着ぐるみオチなんだけどw
リナもガウリイの過去とか知ると嫉妬するのかなー

712 : 嫉妬すると思う
リナの性格的に考えて十中八九間違いないかと

嫉妬といえばフィルシルのシルフィールもフィルさんの亡くなった奥さんに嫉妬したりするんだろうか?
シルフィールもあれで結構嫉妬深いし

713 : ただただ懐かしい
アンソロ復活で来ました
以前はエロ小説も投稿してたのですがこの機会にもう一度書こうかな
リナの黄色い布はいいよね
心が洗われるよ

714 : >713
( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカーマ
自分も投稿してたよ!
何スレあたりで書いてました? 自分は8〜10話スレ
あの頃が一番活気があった気がする

715 : おお、仲間みっけ。
>>714
あの頃は職人さんもロムも多かったよね。

716 : ほしゅ
最近脳内で、ちっぱい祭りを開催してる。
ガウさんがリナさんを何気に剥いてみて、
予想外のそのなだらかさに、衝撃受ける!宗旨替えする!みたいなやつ。

717 : 誰もいないようなので、投下。
ガウリナです。エロいシーンはあまりなく、ぬるい上に短いですが。

夜空に広がる暗雲が、月の姿を押し隠す。
それまで見えていた世界が、急に闇の中へと消えていき、リナは少しだけ安堵した。
そのため息が聞こえたのだろう、少し先の闇の中から、くすりと笑う声が聞こえる。
「どうした、リナ?」
聞こえてきたのは、落ち着いた声。
それは、普段の彼となんら変わらなくて、そのことが逆に怖くなる。
「なんでも言うこと、聞くんだろ?」
「……」
ぎゅっと、リナは唇を噛んだ。
それは、彼女から言い出したことだった。
だけどまさか、こんなことを強要されるとは思わなかった。
森の中にある、もう随分昔に人こら忘れられた廃墟。
そこにリナを連れてきたガウリイは、彼女の前に腰掛けると、こう命令したのだ。
服を脱げ、とーー。
震える手で、リナは自分の服に手を伸ばした。
廃墟と言っても、すでに屋根は落ち、壁も半分以上崩れている。
外にいるのとなんら変わりない。
冷たい夜気が頬を撫でる度、リナの決心は鈍った。
ガウリイはなにも言わない。急かすこともなく、ただリナを見詰めている。
意を決したように、リナは上着を捲った。
日焼けなんて知らない白い肌が、闇の中で光るように生える。
小さな胸は微かに震え、見ているものの嗜虐心を多いに煽った。
休まず、リナはブーツを脱ぎ捨てる。
手袋も外し、ズボンに手をかけ、そこで止まった。

718 : 「どうした?」
いつまで立っても動き出さないリナに、ガウリイは穏やかに声を掛ける。
リナはなにも言えず、それでも縋るような目でガウリイを見た。
闇の中で、ガウリイが微笑む。
姿は見えないのに、リナには確かに、そんな気がした。
「どうしたんだ、リナ?」
繰り返し、ガウリイが問い掛ける。
分かっている癖に、白々しく聞いてくるのは、止める気がないのだろう。
リナが自分から、止めて欲しいと言えないのが、分かっているのだ。
目を閉じて、リナはそっとズボンを下にずらした。
その場にスボンを落とすと、彼女はガウリイの方へと正対する。
一糸纏わぬ姿の彼女に、容赦なく突き刺さる視線。
体が震える。しゃがみたい衝動を、リナは唇を噛んで耐えた。
と、不意に前方から音がして、リナはハッと顔を上げる。
闇の中から、鈍く光る金髪が、ゆっくりと揺れながら近づいてきた。
「頑張ったな、リナ」
「がう、りい…」
優しくそう言われ、リナはガウリイを見上げる。
もうこれで終われる。そんな期待は、しかし耳元でそっと囁いたガウリイの台詞で、消し飛んだ。
「これで終わりじゃないだろ、リナ」
「……えっ?」
「そこに座って、リナ」
にこにこと、穏やかに微笑むガウリイは、リナの背後の崩れかけた壁を指差した。
嫌だと言いたいのに、声が出ない。
固まっていると、ガウリイに抱きかかえられ、リナは強制的に壁の上へと座らされた。
「な、に…?」
少し高い壁の上に座ると、ガウリイよりも視線が上に来る。
見下ろした先のガウリイは、にっこりと微笑むと、リナの足の間を指差した。
「自分で広げて見せて」
「なん、て…」
「そしたら、今日のことはチャラにしてやるから」
優しいガウリイの声は、いつもと変わらなくて。だから余計に、この異常な状況が浮き彫りになる。
暗闇の中、狂気に光る青い瞳が、怪しく揺れた。

719 : 続きが見たいー!
ゼロフィリもみたいなあ

720 : 漫画版はガウリイがリナにセクハラ三昧してたけど(胸触ったり生乳見たり)
片思いの相手にあれは大したもんだよな
一回くらいおかずにしてひそかな罪悪感にかられる…なんてこともありそう

721 : あらいずみ先生の原画展の特典絵が…!
なにあのガウリナ!!
ここ思い出してつい来ちゃったよ

722 : なんかアダルトなコースター(゜Д゜;)

723 : この密着感は大人の関係になった後だなw

724 : 三種類全てガウリナがいいっ!と思ってしまう(。ノωノ)熱々コースター最高(∩´∀`∩)
ガウリイの目が今までにない色気がありますね...

725 : ガウリイの胸筋すごいな…うまいこと乗っかるリナかわゆす

726 : >>723
こりゃヤッた後だな!
そう思って久しぶりにここ覗いたら、
同じ事考えた人が結構居てびっくりした。

>>717
GJ!
遅レスだけど、続きプリーズっ

727 : ガウリイ、リナをモノにして満足しきってる顔に見えるw

728 : 新コースター、まさかのゼルリナ…!
リナのドギマギした表情がガウリナコースターと対照的で萌えるw
ゼル→リナに目覚めそう。

729 : ゼルリナまさかの壁ドンw萌えたわー
ガウリナといいすごいな

730 : あらいずみ先生の個人誌でもゼルは壁ドンしてたなw
先生的に壁ドンキャラなのかな。
確かにガウリイではあまり想像できないけど…

731 : 先生のツイッターにコースター2枚の下書きバージョンが!
最初は結構表情が違ったんだな

732 : 熱々コースター、まさかのヴァルフィリがえろすぎてあらいずみ先生GJとしか言いようがない

733 : ラスト誰やろね

734 : レボリューションとかで一緒いた絵があったしまさかまさかのフィルシルだったりして

735 : コースター絵、フィリアにこんな色気あったっけ?と思ったけど
よく考えたらあらいずみ絵フィリアってあまり見たことなかったかも。
ガウリナやゼロリナのでもそうだったけど、ちょっとした手の位置や指先までエロいとはさすがエロ出身だけある。

736 : 漫画版の「ペチャパイじゃないやーい……」で当時かなり興奮した覚えが。

737 : ヴァルの股間が…なわけだが、竜族って人間の姿にも欲情できるものなんかね。
巨大なドラゴンの姿のままでやってたら周囲から丸見えな気がするw

738 : つか、ブレスかますか羽ばたいて吹っ飛ばすかで終わりな感じが
人間とかに観られても小さいから判らないとは思うけど

mmp
lud20160324140902c
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